JP3189409B2 - フラットディスプレイ及びその製造方法 - Google Patents

フラットディスプレイ及びその製造方法

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JP3189409B2
JP3189409B2 JP22527892A JP22527892A JP3189409B2 JP 3189409 B2 JP3189409 B2 JP 3189409B2 JP 22527892 A JP22527892 A JP 22527892A JP 22527892 A JP22527892 A JP 22527892A JP 3189409 B2 JP3189409 B2 JP 3189409B2
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electron emission
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2209/00Apparatus and processes for manufacture of discharge tubes
    • H01J2209/38Control of maintenance of pressure in the vessel
    • H01J2209/385Gettering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2329/00Electron emission display panels, e.g. field emission display panels

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一主面に電子放出源を
有する基板と一主面に蛍光面を有する基板を電子放出源
と蛍光面が対向するように対向させてなるフラットディ
スプレイ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字や映像等の画像による情報の表示装
置としてディスプレイ装置がよく用いられているが、近
年では、小型,薄型のディスプレイ装置が求められてお
り、液晶を用いたものや蛍光体を用いた薄型の平面ディ
スプレイ装置が提案されている。上記平面ディスプレイ
の代表的なものとしては、フィールド・エミッション・
ディスプレイ(Field Emission Dis
play、以下、FEDと略する。)が挙げられる。
【0003】上記FEDは、微小冷陰極等の電子放出源
が画素に応じてマトリックス状に配列されてなる2次元
電子放出源を形成した基板と、ブラックマトリックスを
境として色区分された蛍光体が形成された基板とを、前
記2次元電子放出源と蛍光面が対向するように対向させ
たものであり、2次元電子放出源から電子ビームを蛍光
体に照射して蛍光体の発光によって基板上に表示を行う
ものである。
【0004】FEDは、次のような工程を経て製造され
る。先ず、ガラス等よりなる基板の一主面にスラリー
法,印刷法,電着法等の手法により蛍光体を塗布し蛍光
面とし、蛍光面の周囲にフリットを塗布し、加熱処理を
施し基板上の有機物を焼結させる。それと同時に、外部
に貫通する排気孔を端部に有する基板の一主面に、微小
冷陰極が画素に応じてマトリックス状に配列されてなる
2次元電子放出源を形成する。そして、これら2つの基
板を蛍光面と2次元電子放出源が対向するようにフリッ
トをスペーサーとして空間を有して向かい合わせる。接
合部にフリットを配して加熱処理を施した排気管を基板
の排気孔に合せフリットシールする。該排気管から基板
間の空間の排気を行う。この際、排気を促進するために
基板に加熱処理を施しながら排気処理を行う。基板間の
空間の真空度が所定の真空度に達した後、排気管中にゲ
ッターを配した排気管を封止し、FEDを得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来ディス
プレイ装置に用いられていたCRT等の電子管において
は、電子放出源と蛍光面間の空間に必要な真空度は10
−3〜10−4Pa程度であり、あまり高い真空度は必
要とされず、また空間が広いことからゲッターの飛散領
域も広く、多少のガスの発生により真空度が変化するこ
とはあまりなかった。一方、FEDは非常に薄型のディ
スプレイ装置であり、電子放出源と蛍光面間の空間、す
なわち基板間の空間に必要とされる真空度は10−6P
aと非常に高く、基板間の空間が非常に狭いことから、
微量のガスの発生によって真空度が大きく変化してしま
う。基板間の空間の真空度が低下すると、電子放出源で
ある微小冷陰極を汚染してしまい電子ビームの放出に支
障をきたし、FEDの寿命の低下を招いてしまう。
【0006】しかしながら、上述のような製造方法でF
EDの製造を行った場合、排気孔が基板の端部にしか設
けられていないこと及び基板間の空間が狭いことから排
気効率が悪く、排気速度が遅い上に到達真空度が低い。
また、排気管中にゲッターを配して排気管を封止する
が、排気孔が基板の1ヶ所しか設けられていないため、
封止後に基板間に発生したガスがゲッターにより吸収さ
れるには時間がかかってしまう。さらに、基板の一主面
に形成される蛍光面を構成する蛍光体が粉末であるた
め、排気管の封止後に電子ビームの照射によりガスを発
生する。このようなことから、FEDの基板間の空間の
真空度を高く保つことは困難であり、FED内の真空度
の低下がFEDの寿命の低下を招いてしまう。
【0007】そこで、本発明は従来の実情に鑑みて提案
されたものであり、フラットディスプレイ内の到達真空
度を高め、真空度を高く維持することのできるフラット
ディスプレイ及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、一主面に電子放出源を有する基板と一
主面に蛍光面を有する他の基板とを電子放出源と蛍光面
が対向するように対向させてなるフラットディスプレイ
において、一主面に電子放出源を有する基板の一側縁に
沿った電子放出源の設けられていない部分に複数の貫通
孔が一列に穿設され、これら貫通孔に連通する排気管が
設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
【0010】
【0011】また、本発明は、一主面に電子放出源を
し、一側縁に沿った電子放出源の設けられていない部分
に複数の貫通孔が一列に穿設された基板と、一主面に蛍
光面を有する他の基板とを、電子放出源と蛍光面が対向
するように空間を介して対向させ、該基板間の空間に対
し加熱排気処理を施した後に排気管を封止するフラット
ディスプレイの製造方法において、排気管を封止する前
に真空度が10−6Paになるまで電子放出源より電子
ビームを蛍光面に照射した後、排気管中にゲッターを配
して排気管を封止するようにしたものである。
【0012】さらには、本発明においては、上記電子放
出源が微小冷陰極であっても良い。
【0013】
【作用】FEDのような薄型のフラットディスプレイに
おいては、フラットディスプレイ内に必要とされる真空
度が高い上、フラットディスプレイ内の空間が狭いため
微量のガスの発生によって真空度が大きく変化してしま
い、フラットディスプレイの電子放出源である微小冷陰
極を汚染し、フラットディスプレイの寿命を低下させて
しまう。
【0014】
【0015】本発明においては、一主面に電子放出源を
有する基板と一主面に蛍光面を有する他の基板とを電子
放出源と蛍光面が対向するように対向させてなるフラッ
トディスプレイにおいて、一主面に電子放出源を有する
基板の一側縁に沿った電子放出源の設けられていない部
分に複数の貫通孔が一列に穿設され、これら貫通孔に連
通する排気管が設けられているため、フラットディスプ
レイ内を排気する際の排気効率が良好であり、フラット
ディスプレイ内の到達真空度を短時間で高めることがで
きる。この際、排気管内にゲッターを配すれば、さらに
フラットディスプレイ内の排気効率を高めることがで
き、フラットディスプレイ内で発生したガスを効率良く
吸収することが可能であり、フラットディスプレイ内の
真空度を高く維持することができる。
【0016】
【0017】また、本発明は、一主面に電子放出源を有
し、一側縁に沿った電子放出源の設けられていない部分
に複数の貫通孔が一列に穿設され、これら貫通孔に連通
する排気管が設けられた基板と、一主面に蛍光面を有す
る他の基板とを、電子放出源と蛍光面が対向するように
空間を介して対向させ、該基板間の空間に対し加熱排気
処理を施した後に排気管を封止するフラットディスプレ
イの製造方法において、排気管を封止する前に真空度が
10−6Paになるまで電子放出源より電子ビームを蛍
光面に照射した後、排気管中にゲッターを配して排気管
を封止するため、蛍光面に含まれるガスを予め排出して
おくことになり排気管封止後に蛍光面よりガスが発生す
ることが少なくなり、フラットディスプレイ内の真空度
を高く維持することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。実施例 1 本実施例においては、本発明を適用したフラットディス
プレイの実施例について説明する。本実施例のフラット
ディスプレイは、図1に示すように、蛍光面3が一主面
に形成された基板1と2次元電子放出源4が一主面に形
成された基板2を蛍光面3と2次元電子放出源4が向か
い合うように対向させた、いわゆるFEDである。な
お、基板1,2は、基板1の蛍光面3周囲に配されるフ
リット6により基板1,2間に空間を形成しながら接合
されている。本実施例のフラットディスプレイの拡大図
を図2に示す。上記蛍光面3が形成される基板1は、蛍
光面3の発光を外部から見ることができるような材料、
例えばガラス等により形成される。また、蛍光面3はブ
ラックマトリックス7を境として色区分された蛍光体
8,9,10(例えば赤・緑・青)によって構成されて
いる。一方、2次元電子放出源4は、上記蛍光面3の蛍
光体8,9,10に対応する位置にマトリックス状に配
されている。上記2次元電子放出源は、図3に示すよう
に、基板2上に電極11が形成され、その上にマイクロ
チップカソード11aが形成され絶縁層12を介してマ
イクロチップカソード11aに対応する位置に穴13a
を有するゲート金属層13が配されて構成されるもので
ある。本実施例のフラットディスプレイにおいては、2
次元電子放出源4とゲート電極13に情報に応じて電圧
が印加され、これにより2次元電子放出源4から電子ビ
ームが蛍光面3に照射され、蛍光面3の発光により基板
1に画像が形成される。
【0019】また、本実施例のフラットディスプレイに
おいては、図1に示すように基板2の2次元電子放出源
4の形成されていない部分に複数の貫通孔2aが穿設さ
れており、基板2の2次元電子放出源4の設けられてい
ない面の貫通孔2aに対応した位置に例えば断面半円状
の棒状のゲッター容器5が設けられ、内部にゲッターが
配されている。上記貫通孔2aの設置数及び大きさは基
板2の強度を損なわない範囲であれば良いが、貫通孔2
aの開口部がゲッター容器5の開口部内に収まるように
形成されている。なお、貫通孔の直径は5〜10mmが
望ましく、多数設ける場合には5mm未満でも良い。ま
た、ゲッター容器5の形状であるが、上記の断面半円状
のものの他に断面四角形のもの、舟型のもの等が挙げら
れ、上記のような棒状のものの他にI型,コ型等のもの
が挙げられ、2次元電子放出源4の妨げとならない形状
であれば良い。また、ゲッター容器5内部に封入するゲ
ッターとしては、蒸発型,非蒸発型,蒸発型と非蒸発型
の混合タイプの何れを用いても良く、蒸発型としてはバ
リウムゲッター等が挙げられ、非蒸発型としてはTi+
(Zr−Al),Ti+(Zr−V−Fe),Ti+M
o等が挙げられる。ゲッターの形状は、リング型,棒
型,ワイヤー型等何れの形状であっても良い。上記ゲッ
ターのゲッター容器5への取付け方法であるが、ゲッタ
ー容器5外部よりゲッターの活性化が可能であり、かつ
ゲッターがゲッター容器5に接触しないように取りつけ
てあれば良い。例えば、ゲッター容器5内両端部に固定
板を設け、これにワイヤーを渡らせ、該ワイヤーにゲッ
ターを固定することによりゲッターがゲッター容器5に
接しないようにゲッターを取りつける等の手法が挙げら
れる。ゲッターのゲッター容器5への取付けは、ゲッタ
ー容器5を基板2に接合する前に行えば良い。なお、蒸
発型のゲッターを用いる場合には貫通孔2aを通じてゲ
ッターが基板1,2間の空間に拡散することのないよう
に貫通孔2aにシールド板等を設ける必要がある。
【0020】本実施例のフラットディスプレイにおいて
は、基板の2次元電子放出源の設けられていない部分に
複数の貫通孔が穿設されており、基板の2次元電子放出
源の設けられていない面の貫通孔に対応する位置にゲッ
ター容器が設けられており、これにゲッターを配するた
め、多量のゲッターを収納することができ、かつ基板間
の真空空間でガスが発生しても複数の貫通孔よりゲッタ
ー容器内に収容されゲッターにより迅速に吸収されるた
め、フラットディスプレイ内の真空度を高く維持するこ
とができ2次元電子放出源を汚染しにくく、フラットデ
ィスプレイの寿命を向上させることが可能である。ま
た、本実施例のフラットディスプレイのゲッター容器は
形状が偏平であるため、フラットディスプレイの厚さを
薄くすることができる。
【0021】さらに本実施例のフラットディスプレイに
おいては、図4に示されるように基板2の2次元電子放
出源4の形成されない部分に穿設される複数の貫通孔2
aを連通するように排気管14を設けても良い。上記貫
通孔2aの設置数及び大きさは前述のように基板2の強
度を損なわない範囲であれば良いが、貫通孔2aが排気
管14の開口部内に収まるようにし、貫通孔2aの内径
が7〜10mmが望ましい。上記排気管14は図5に示
されるように、断面半円状の舟部15と管部16によっ
て構成され、管部16の端部16aは排気管14封止時
に密閉される。排気管14の形状は、特に限定されるも
のではなく、例えば図6に示されるような切り欠き部1
7aと管部17bにより構成される排気管17、図7に
示すような研磨部18aと管部18bを有する排気管1
8が挙げられる。また、図8に示されるようにゲッター
収納部19aと管部19bにより構成される排気管19
を用い、ゲッター容器として使用しても良い。この際用
いられるゲッターは前述のように、蒸発型,非蒸発型,
蒸発型と非蒸発型混合タイプの何れでも良く、形状も特
に限定されない。また、ゲッターの取付け方法も前述の
ようにゲッター容器外部よりゲッターの活性化が可能で
あり、かつゲッターがゲッター容器に接触しないように
取りつけてあれば良い。
【0022】上記のような排気管14の設けられるフラ
ットディスプレイは次のような製造方法により製造され
る。すなわち、図9に示されるように基板1の一主面に
蛍光面3を形成し、その周辺部にフリットシール6を配
する。基板2の一主面に電子放出源4を形成し、2次元
電子放出源4が形成されない位置に複数の貫通孔2aを
形成する。また、排気管14の舟部15の開口部15a
にフリット20を形成する。そして基板1と排気管14
に加熱処理を施した後、図10に示すように基板1,2
を蛍光面3と2次元電子放出源4が向き合うように、か
つ蛍光面3の色区分された蛍光体とマトリックス状の2
次元電子放出源4の位置が合致するように対向させ、基
板2に設けられた貫通孔2aに対応する位置に排気管1
4の舟部15が位置するように排気管14を基板2に対
向させ、基板1,2、排気管14を接合させる。この
後、接合された基板1,2に加熱を施しながら排気管1
4の管部16の端部16aより排気を行う。排気が十分
になされた後(到達真空度10−6Pa)排気管14を
封止する。
【0023】本実施例のフラットディスプレイにおいて
は、基板に複数の貫通孔が穿設されているため、排気時
に基板間の空間中の空気が流れ易く、排気効率が良好で
あり、短時間で高い真空度を達成することができる。ま
た、排気管の形状が偏平であるためフラットディスプレ
イの厚さを薄くすることが可能であり、該排気管の破損
が発生しにくく、フラットディスプレイの耐久性を向上
させる。さらに、該排気管を上記のようにゲッター収納
部と管部により構成されるものとした場合には、ゲッタ
ーを排気管内に封入すれば良く、基板間の真空空間でガ
スが発生しても複数の貫通孔よりゲッター容器内に収容
されゲッターにより迅速に吸収されるため、フラットデ
ィスプレイ内の真空度を高く維持することができ2次元
電子放出源を汚染しにくく、フラットディスプレイの寿
命を向上させることが可能である。
【0024】実施例 2 本実施例においては、本発明を適用したフラットディス
プレイの製造方法の実施例について説明する。本実施例
のフラットディスプレイの製造方法は、図11に示され
るように基板21の一主面に蛍光面23を形成し、その
周辺部にフリット25を配する。基板22の一主面に電
子放出源24を形成し、2次元電子放出源24が形成さ
れない位置に貫通孔22aを形成する。また、吸引部2
6と管部27により構成される排気管25の吸引部26
の開口部26aにフリット28を形成する。そして基板
21と排気管25に加熱処理を施した後、図12に示す
ように基板21,22を蛍光面23と2次元電子放出源
24が向き合うように対向させ、基板22に設けられた
貫通孔22aに対応する位置に排気管25の吸引部26
が位置するように排気管25を基板22に合わせ、基板
21,22、排気管25を接合させる。この後、図13
に示されるような加熱排気装置を用い、接合された基板
21,22及び排気管25に加熱を施しながら排気管2
5の管部27の端部27aより排気を行う。排気が十分
になされた後(到達真空度10−6Pa)、図12に示
されるように排気管25内にゲッター28を配した排気
管25の封止を行う。
【0025】上記加熱排気装置は、図13に示されるよ
うに、加熱炉31とチャンバー32,ターボ分子ポンプ
33,電磁弁34,ロータリーポンプ35,電離真空ゲ
ージ36よりなる排気系37により構成される。なお、
加熱炉31内にはプリベーク・チップオフ治具39が配
されている。接合された基板21,22及び排気管25
は排気系37に接続される治具38により保持されて加
熱炉31内に配されている。上記プリベーク・チップオ
フ治具39は図14に示すように、本体40の上下端に
中央に貫通孔41a,42aを有するガイド蓋41,4
2が設けられ、本体40内部には加熱装置としてコイル
状に巻回されたリボンヒーター44が配され、その周囲
には炉材43が配されて構成されており、プリベーク・
チップオフ治具39中央を排気管25の管部27がガイ
ド蓋41,42及びリボンヒーター44にガイドされて
貫通する構造となされている。なお、本実施例の加熱排
気装置においては加熱装置としてリボンヒーターを用い
ているが、ガスバーナーを用いても良い。
【0026】よって、上記加熱排気装置により基板2
1,22の加熱排気処理を行う際には、加熱炉31によ
り加熱を施しながら排気間25を介して排気系37によ
って排気を行う。この際の加熱排気処理は図15に示さ
れるような加熱サイクルにより行われる。該加熱サイク
ルは、5〜6℃/minで室温から350〜400℃ま
で昇温させる加熱工程a、350〜400℃で30〜6
0分保持する保温工程b、5〜6℃/minで350〜
400℃から室温に冷却する冷却工程cにより構成され
ている。本実施例のフラットディスプレイ製造方法にお
いては、上記加熱サイクルの冷却工程c中に排気管25
の加熱排気処理を行うものである。本実施例によって製
造されるフラットディスプレイにおいては、基板21,
22間の空間が非常に小さいことから、若干のガスの発
生が真空度を大きく低下させてしまう。そこで、排気管
25に加熱脱ガス処理を施し、排気管25表面付近に含
まれるガスも排気し、排気管25封止後の真空度の低下
を防止しようとするものである。この際、排気管25の
容積は基板21,22間の空間と比較して大きいため、
排気管25より排出されるガスが基板21,22間の空
間の真空度に影響を及ぼさないように排気管25の加熱
脱ガス処理を行う必要がある。すなわち、本実施例にお
いては、上記のように基板21,22間の空間の排気が
略終了している加熱サイクル中の冷却工程c中に排気管
25の加熱排気処理を行っている。排気管25の加熱排
気処理は、排気管25の材質の軟化温度をTsとする
と、Ts〜Ts+100℃程度の温度条件下で数分間行
うことが望ましい。加熱排気処理温度が軟化温度Ts未
満であると、排気管表面付近に含まれるガスが十分に排
気されず、Ts+100℃よりも高いと、排気管に変形
が生じ管径の縮小を起こし排気効率を低下させてしま
う。例えば、排気管が軟化点530℃の鉛ガラスにより
形成されている場合には530〜630℃で加熱脱ガス
処理を行い、硬質ガラスである軟化点785℃のホウケ
イ酸ガラスの場合には785〜885℃,軟化点821
℃のホウケイ酸ガラスの場合には821〜921℃で加
熱脱ガス処理を行えば良い。
【0027】そこで、上記のような加熱排気装置を用い
て、排気管の加熱排気処理と到達真空度の関係を調査し
た。排気管として軟化点785℃のホウケイ酸ガラス管
を用い、加熱温度785〜885℃で約3分間の排気管
の加熱排気処理を図15に示されるような加熱サイクル
中冷却工程cにおいて3回繰り返して行った。なお、到
達真空度は図13に示される加熱排気装置中の電離真空
ゲージ36にて測定した。加熱排気処理を繰り返す際、
一回の処理を終える毎に図14に示されるプリベーク・
チップオフ治具39中のリボンヒーター44の電源を切
り、初期状態まで冷却した後に再び加熱排気処理を施す
こととした。結果を図16に示す。この時、1回目と2
回目の処理は3分間行い、3回目の処理を3分40秒間
行い、排気管の封止を行った。図16に示されるよう
に、排気管に加熱脱ガス処理を施すことにより真空度が
上昇し、また、加熱排気処理の回数を重ねる毎に到達真
空度が高くなり、安定してくることがわかった。
【0028】次に、上記加熱排気装置を用い、排気管と
して軟化点785℃のホウケイ酸ガラス管を用い、加熱
温度785〜885℃で約3分間の排気管の加熱排気処
理を図15に示されるような加熱サイクル中冷却工程c
において3回繰り返して行ったものと、加熱サイクルの
冷却工程中排気管の加熱処理を行うことなく同時間排気
処理を行ったものの到達真空度の比較を行った。図17
に結果を示すが、3回目の排気管の加熱排気処理時の到
達真空度の変化を図中実線で示し、同時間排気処理のみ
を行った場合の到達真空度の変化を図中破線と一点鎖線
で示す。図17中に示されるように、排気管の加熱排気
処理の有無により到達真空度に大きな差が見られた。
【0029】本実施例のフラットディスプレイの製造方
法によれば、蛍光面と2次元電子放出源の形成された2
枚の基板と排気管を接合した後、これらに所定の加熱サ
イクルによって加熱排気処理を施す際、上記加熱サイク
ルの冷却工程中において排気管の加熱脱ガス処理を行う
ため、基板間の空間の真空度に影響を及ぼすことが少な
く排気管表面付近に含まれるガスを排気することがで
き、排気管封止後の基板間の空間、すなわちフラットデ
ィスプレイ内の真空度を高く維持できる。また、排気管
の加熱脱ガス処理後ゲッターの加熱脱ガス処理を行い排
気管を封止するため、封止後ゲッターを効果的に働かせ
ることができ、フラットディスプレイ内の真空度を高く
維持できる。よって、フラットディスプレイの寿命を向
上させることが可能である。
【0030】さらに、本実施例のフラットディスプレイ
の製造方法においては、図12に示すように一主面に蛍
光面23の形成される基板21と一主面に2次元電子放
出源24の形成される基板22を蛍光面23と2次元電
子放出源24が向き合うように対向させ、基板21,2
2と排気管25を接合し、基板21,22に加熱排気処
理を施した後に、基板22に接続される電源より基板2
2に形成される図示しない電子放出源に電圧を印加し、
2次元電子放出源より電子ビームを基板21に形成され
る図示しない蛍光面に照射し、排気処理を行ってもよ
い。そして、排気が十分になされた後(到達真空度10
−6Pa)、排気管25中にゲッター28を配した排気
管25を封止する。
【0031】基板21,22の加熱排気処理を行う際に
は、図15に示されるような加熱サイクルにより行われ
る。本実施例のフラットディスプレイ製造方法において
は、上記加熱サイクルにより加熱排気処理を施した後、
電源より基板22に所定の電圧を印加し、基板22上の
2次元電子放出源24より電子ビームを基板21上の蛍
光面23に照射し、蛍光面23より排出されるガスを排
気する。本実施例によって製造されるフラットディスプ
レイにおいては、基板21,22間の空間が非常に小さ
いことから、若干のガスの発生が真空度を大きく低下さ
せてしまう。ところが、一方の基板21上に形成される
蛍光面23を形成する蛍光体が粉末であるため、電子ビ
ームの照射により蛍光体に含まれるガスが放出され、真
空度を低下させる原因となっている。そこで、基板2
1,22の加熱排気処理の後に基板21の蛍光面23に
基板22の2次元電子放出源24より電子ビームを照射
し、蛍光面23中のガスを排気し、基板21,22間の
空間、すなわちフラットディスプレイ内の真空度を高く
維持しようとするものである。この際、基板21,22
間の空間の真空度に影響を及ぼさないよう、また、電子
ビームの不必要な照射は蛍光面23に損傷を及ぼす可能
性もあるため電子ビームの照射は徐々に行う必要があ
る。電子ビームの照射は真空度が2桁変化する程度を目
安に行えば良い。また、電子ビームの照射前に排気管2
5中に配したゲッターを、予め一部活性化しておき、蛍
光面23からのガスの発生による2次元電子放出源24
の損傷を防止しても良い。
【0032】そこで、蛍光面に電子ビームを照射し、蛍
光面からのガスの発生の様子を調査した。すなわち、真
空中で蛍光面に電子ビームを照射した際の真空度の変化
の測定を行った。測定装置は、図18に示されるよう
に、チャンバー51にターボ分子ポンプ52,電磁弁5
3,ロータリーポンプ54よりなる排気系55が接続さ
れたものであり、チャンバー51内には一主面に図示し
ない蛍光面を形成したガラス56と電子ビーム源57が
蛍光面と電子ビーム源57が対向するように配されてお
り、チャンバー51にはチャンバー51内の真空度を測
定できる真空ゲージ58と電子ビーム源57およびガラ
ス56に接続される電極端子59が配されてなる。上記
測定装置にて測定を行う際には、排気系55によりチャ
ンバー51内の排気を行い所定の真空度に達した後、電
極端子59より電子ビーム源57に所定の電圧を印加
し、また電子ビームの方向を制御するために、ガラス5
6にも電圧を印加し、電子ビームを蛍光面に照射し、そ
の際の真空度の変化を真空ゲージ58により測定を行
う。
【0033】本実施例においては、ITO付きガラスに
蛍光体を50×50mmの大きさに塗布して蛍光面を形
成し、これを430℃で1時間熱処理を施して蛍光面中
の有機物を燃焼させ、更に脱ガスの為に真空度10−5
Pa,450℃の雰囲気中で6時間処理を施して、蛍光
面の形成されたガラス56を得た。このガラス56を図
18に示されるようにチャンバー51内に配し、排気系
55によって真空度10−6Paになるまで排気を行
い、電子ビーム源57より蛍光面の形成されたガラス5
6に電子ビームの照射を行った。照射条件は、蛍光面電
圧が100V,ビーム量が15mA,照射面積が25.
0cm2 であった。その際の真空ゲージ58によって
測定された真空度の変化を図19に示す。図19の結果
から、初期段階において電子ビームの照射によって蛍光
面より発生したガスにより真空度が大きく変化している
ことが確認された。上記測定装置においては、チャンバ
ー51として容積3リットルのチャンバーを用い、かつ
ターボ分子ポンプ52で300リットル/分の排気速度
で排気しており、図19の結果を考えあわせると、電子
ビームの照射により蛍光面からかなりのガスが発生して
いることがわかる。
【0034】本実施例のフラットディスプレイの製造方
法によれば、蛍光面と2次元電子放出源の形成された2
枚の基板と排気管を接合してこれらに所定の加熱サイク
ルによって加熱排気処理を施した後、蛍光面に電子ビー
ムの照射を行う。排気中に蛍光面に含まれるガスを排気
することができ、基板間の空間、すなわちフラットディ
スプレイ内の真空度を高く維持できる。また、真空度を
高め、排気管の封止後ゲッターを効果的に働かせること
ができ、フラットディスプレイ内の真空度を高く維持で
きる。よって、フラットディスプレイの寿命を向上させ
ることが可能である。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明においては、一主面に電子放出源を有する基板と一主
面に蛍光面を有する他の基板とを電子放出源と蛍光面が
対向するように対向させてなるフラットディスプレイに
おいて、一主面に電子放出源を有する基板の一側縁に沿
った電子放出源の設けられていない部分に複数の貫通孔
が一列に穿設され、これら貫通孔に連通する排気管が設
けられているため、フラットディスプレイ内を排気する
際の排気効率が良好であり、フラットディスプレイ内の
到達真空度を短時間で高めることができ、フラットディ
スプレイ内の真空度を高く維持することができ、電子放
出源を汚染しにくいためフラットディスプレイの寿命を
向上させることができる。この際、排気管内にゲッター
を配した場合には、さらに排気効率を高めることがで
き、フラットディスプレイ内で発生したガスを効率良く
吸収し、フラットディスプレイ内の真空度を高く維持す
ることができ、フラットディスプレイ内の真空度を高く
維持することができ電子放出源を汚染しにくいためフラ
ットディスプレイの寿命を向上させることができる。
【0036】
【0037】
【0038】また、本発明は、一主面に電子放出源を有
し、一側縁に沿った電子放出源の設けられていない部分
に複数の貫通孔が一列に穿設され、これら貫通孔に連通
する排気管が設けられた基板と、一主面に蛍光面を有す
る他の基板とを、電子放出源と蛍光面が対向するように
空間を介して対向させ、該基板間の空間に対し加熱排気
処理を施した後に排気管を封止するフラットディスプレ
イの製造方法において、排気管を封止する前に真空度が
10−6Paになるまで電子放出源より電子ビームを蛍
光面に照射した後、排気管中にゲッターを配して排気管
を封止するため、蛍光面に含まれるガスを予め排出して
おくことになり排気管封止後に蛍光面よりガスが発生す
ることが少なく、フラットディスプレイ内の真空度を高
く維持することができ、フラットディスプレイの寿命を
向上させることが可能である。
【0039】本発明のフラットディスプレイ及び本発明
のフラットディスプレイの製造方法によって製造される
フラットディスプレイにおいては、フラットディスプレ
イ内が高真空状態に保たれるため、電子放出源から電子
ビームを取り出しやすく、蛍光面の輝度を向上させるこ
とができ、良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフラットディスプレイの一実
施例を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用したフラットディスプレイの一実
施例を示す拡大図である。
【図3】本発明を適用したフラットディスプレイの一実
施例の2次元電子放出源を示す拡大図である。
【図4】本発明を適用したフラットディスプレイの他の
実施例を示す斜視図である。
【図5】本発明を適用したフラットディスプレイに配さ
れる排気管の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明を適用したフラットディスプレイに配さ
れる排気管の他の例を示す斜視図である。
【図7】本発明を適用したフラットディスプレイに配さ
れる排気管のさらに他の例を示す斜視図である。
【図8】本発明を適用したフラットディスプレイに配さ
れる排気管のさらに他の例を示す斜視図である。
【図9】本発明を適用したフラットディスプレイを製造
する工程を順次示すものであり、一対の基板の一主面に
それぞれ蛍光面,フリット及び2次元電子放出源を形成
し、排気管にフリットを配する工程を示す斜視図であ
る。
【図10】一主面に蛍光面及び2次元電子放出源の形成
された一対の基板と排気管を接合する工程を示す側面図
である。
【図11】本発明を適用したフラットディスプレイの製
造方法を工程順に示すものであり、一対の基板の一主面
にそれぞれ蛍光面,フリット及び2次元電子放出源を形
成し、排気管にフリットを配する工程を示す斜視図であ
る。
【図12】一主面に蛍光面及び2次元電子放出源の形成
された一対の基板と排気管を接合する工程を示す側面図
である。
【図13】接合された一対の基板と排気管に加熱脱ガス
処理を施す加熱排気装置の一構成例を示す模式図であ
る。
【図14】加熱排気装置のプリベーク・チップオフ治具
の一構成例を示す模式図である。
【図15】加熱排気処理の際の加熱サイクルを示す図で
ある。
【図16】排気管に加熱脱ガス処理を施した際の到達真
空度の変化を示す図である。
【図17】排気管に加熱脱ガス処理を施した場合と排気
処理のみを施した場合の到達真空度の変化を示す図であ
る。
【図18】真空度測定装置の一構成例を示す模式図であ
る。
【図19】蛍光面に電子ビームを照射した際の真空度の
変化を示す図である。
【符号の説明】
1,2,21,22・・・・基板 3,23・・・・・・・・・蛍光面 4,24・・・・・・・・・2次元電子放出源 5・・・・・・・・・・・・ゲッター容器 6,25・・・・・・・・・フリット 14,25・・・・・・・・排気管 31・・・・・・・・・・・加熱炉 37・・・・・・・・・・・排気系 39・・・・・・・・・・・プリベーク・チップオフ治
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−299129(JP,A) 特開 昭64−48347(JP,A) 実開 平4−40458(JP,U) 実開 平2−57548(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 31/12 H01J 9/385

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一主面に電子放出源を有する基板と一主
    面に蛍光面を有する他の基板とを電子放出源と蛍光面が
    対向するように対向させてなるフラットディスプレイに
    おいて、 一主面に電子放出源を有する基板の一側縁に沿った電子
    放出源の設けられていない部分に複数の貫通孔が一列に
    穿設され、これら貫通孔に連通する排気管が設けられて
    いることを特徴とするフラットディスプレイ。
  2. 【請求項2】 排気管内にゲッターが配されていること
    を特徴とする請求項1記載のフラットディスプレイ。
  3. 【請求項3】 電子放出源が微小冷陰極であることを特
    徴とする請求項1または2記載のフラットディスプレ
    イ。
  4. 【請求項4】 一主面に電子放出源を有し、一側縁に沿
    った電子放出源の設けられていない部分に複数の貫通孔
    が一列に穿設され、これら貫通孔に連通する排気管が設
    けられた基板と、一主面に蛍光面を有する他の基板と
    を、電子放出源と蛍光面が対向するように空間を介して
    対向させ、該基板間の空間に対し加熱排気処理を施した
    後に排気管を封止するフラットディスプレイの製造方法
    において、排気管を封止する前に真空度が10−6Pa
    になるまで電子放出源より電子ビームを蛍光面に照射し
    た後、排気管中にゲッターを配して排気管を封止するこ
    とを特徴とするフラットディスプレイの製造方法。
  5. 【請求項5】 電子放出源が微小冷陰極であることを特
    徴とする請求項4記載のフラットディスプレイの製造方
    法。
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