JPH0636950Y2 - 合成繊維製ペン先 - Google Patents
合成繊維製ペン先Info
- Publication number
- JPH0636950Y2 JPH0636950Y2 JP1987051472U JP5147287U JPH0636950Y2 JP H0636950 Y2 JPH0636950 Y2 JP H0636950Y2 JP 1987051472 U JP1987051472 U JP 1987051472U JP 5147287 U JP5147287 U JP 5147287U JP H0636950 Y2 JPH0636950 Y2 JP H0636950Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- writing
- synthetic fiber
- line
- tip
- thick
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Pens And Brushes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は合成繊維製ペン先に関し、特に方向性に関係な
く、文字用そして細幅と太幅の線幅のアンダーライン用
に共用可能である多機能ペン先に関する。
く、文字用そして細幅と太幅の線幅のアンダーライン用
に共用可能である多機能ペン先に関する。
（従来の技術） 一般的に、線幅が細幅の文字用と線幅が太幅のアンダー
ライン用とに大別され、前者は略砲弾形状（第４図およ
び特開昭52-143118号公報参照）で、後者は丸棒の表側
と裏側を先端面が矩形状を呈するように研削した構成
（第５図、第６図、実開昭60-185号公報参照）か、四角
棒形状である。
ライン用とに大別され、前者は略砲弾形状（第４図およ
び特開昭52-143118号公報参照）で、後者は丸棒の表側
と裏側を先端面が矩形状を呈するように研削した構成
（第５図、第６図、実開昭60-185号公報参照）か、四角
棒形状である。
（考案が解決しようとする問題点） ところで、両者ともに文字用、アンダーライン用として
夫々専用に作られていて、共用可能には工夫されていな
いため、現状では便宜的に共用しているものの次の問題
があって好ましくない。
夫々専用に作られていて、共用可能には工夫されていな
いため、現状では便宜的に共用しているものの次の問題
があって好ましくない。
すなわち、前者は文字用に作られており、先鋭状の筆先
端部分で方向性の制限を受けずに丸点や細い線幅の文字
そしてアンダーラインについても筆記可能であるが、太
い線幅のアンダーラインを書こうとしてペン先を寝かせ
ると、その仰角が30度まで深くなった状態で線縁に乱れ
が生じ、便宜的に太幅のアンダーラインを書くことはで
きても線縁の乱れは避けられない。
端部分で方向性の制限を受けずに丸点や細い線幅の文字
そしてアンダーラインについても筆記可能であるが、太
い線幅のアンダーラインを書こうとしてペン先を寝かせ
ると、その仰角が30度まで深くなった状態で線縁に乱れ
が生じ、便宜的に太幅のアンダーラインを書くことはで
きても線縁の乱れは避けられない。
一方、後者は太幅のアンダーライン用に作られており、
矩形状の筆先端部分で太幅のアンダーラインを線縁の乱
れなく筆記可能であり、加えて筆先端部分の短辺側のエ
ッヂで細幅のアンダーラインをも筆記可能であるが、そ
の使い分けが難かしい。すなわち、方向性の制限がある
ために、太線および細線とも安定した筆記線幅を得にく
く、特に、エッヂを使っての筆記はカスレが生じたり、
引掛りがあって筆記しにくい。
矩形状の筆先端部分で太幅のアンダーラインを線縁の乱
れなく筆記可能であり、加えて筆先端部分の短辺側のエ
ッヂで細幅のアンダーラインをも筆記可能であるが、そ
の使い分けが難かしい。すなわち、方向性の制限がある
ために、太線および細線とも安定した筆記線幅を得にく
く、特に、エッヂを使っての筆記はカスレが生じたり、
引掛りがあって筆記しにくい。
さらに、構造的に研削加工が複雑で、所要の寸法精度に
保つのが難しく、筆感が同じ定形状に成形し難い問題、
さらに研削工程が二乃至三工程になるため生産コストが
割高になる問題をも避けられないでいる。
保つのが難しく、筆感が同じ定形状に成形し難い問題、
さらに研削工程が二乃至三工程になるため生産コストが
割高になる問題をも避けられないでいる。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、方向
性の制限がなく、丸点や細い線幅の文字そしてアンダー
ラインおよび太い線幅のアンダーラインを、いずれも安
定した線幅にその線縁の乱れなく筆記することのできる
ペン先を提供することを目的とする。
性の制限がなく、丸点や細い線幅の文字そしてアンダー
ラインおよび太い線幅のアンダーラインを、いずれも安
定した線幅にその線縁の乱れなく筆記することのできる
ペン先を提供することを目的とする。
（問題点を解決するための手段） 本考案は斯る目的を達成するために、集束状の合成繊維
製棒状体を研削して、小径状基部の先側の筆記部を括れ
部を経た略円錐形状に形成してあることを特徴とする。
製棒状体を研削して、小径状基部の先側の筆記部を括れ
部を経た略円錐形状に形成してあることを特徴とする。
（作用） 筆記面に対して、筆記部の筆先端部分がどの方向でも点
接触して、丸点や連続筆記による細い一定の線幅の筆線
を描ける。
接触して、丸点や連続筆記による細い一定の線幅の筆線
を描ける。
そして、括れ部が筆記部を拡大頭部状に分割且つ独立さ
せて、この筆記部における円錐形状の斜面部分がどの方
向でも、その周囲の全ての面部分の筆先端部分と斜面基
端部分とを直線的に結ぶライン上で線接触することによ
り、連続筆記による太い一定の線幅の筆線を描ける。
せて、この筆記部における円錐形状の斜面部分がどの方
向でも、その周囲の全ての面部分の筆先端部分と斜面基
端部分とを直線的に結ぶライン上で線接触することによ
り、連続筆記による太い一定の線幅の筆線を描ける。
（実施例） 以下図面を参照して本考案の実施の一例を詳細に説明す
る。
る。
図中Ａはペン先であり、このペン先Ａはその筆記部１を
括れ部２の先に略円錐形状に成形している。
括れ部２の先に略円錐形状に成形している。
筆記部１は適宜の円錐形状に、その筆先端部分３を先鋭
状又は図面に示す丸頭状に成形して、細い一定の線幅の
筆線を筆記可能とすると共に、筆先端部分３から基端線
部分４までの斜面部分５長さと頂角を夫々任意に選択し
て、所要の太幅の筆線を所要の筆角で筆記可能に成形し
ている。
状又は図面に示す丸頭状に成形して、細い一定の線幅の
筆線を筆記可能とすると共に、筆先端部分３から基端線
部分４までの斜面部分５長さと頂角を夫々任意に選択し
て、所要の太幅の筆線を所要の筆角で筆記可能に成形し
ている。
括れ部２は、筆記部１を拡大頭部状に分割且つ独立状に
整えると共に、斜面部分５と基端縁部分４を経て連成す
るようにして、線縁に乱れのない太幅の筆線を筆記可能
にしている。
整えると共に、斜面部分５と基端縁部分４を経て連成す
るようにして、線縁に乱れのない太幅の筆線を筆記可能
にしている。
そして、ペン先Ａの材質は合成繊維製のもので、研削加
工によって容易に製作可能で且つ研削工程は一回ですむ
ため生産コストが低い。
工によって容易に製作可能で且つ研削工程は一回ですむ
ため生産コストが低い。
第１図に例示したペン先Ａは、合成繊維製丸棒体から筆
記部１を括れ部２の先に円錐形状に研削形成している。
記部１を括れ部２の先に円錐形状に研削形成している。
第３図に例示したペン先Ａは、合成繊維製丸棒体から筆
記部１を括れ部２の先に円錐形状に研削成形すると共
に、斜面部分５にリング状溝６を研削成形してある。特
に、この態様では、二本の平行状筆線を筆記可能であ
る。さらに、リング状溝６を境として前後の斜面部分５
の長さ比を違えることにより、細幅と太幅の線幅を同時
に筆記できるため、デザイン文字等についても自在に筆
記可能である。
記部１を括れ部２の先に円錐形状に研削成形すると共
に、斜面部分５にリング状溝６を研削成形してある。特
に、この態様では、二本の平行状筆線を筆記可能であ
る。さらに、リング状溝６を境として前後の斜面部分５
の長さ比を違えることにより、細幅と太幅の線幅を同時
に筆記できるため、デザイン文字等についても自在に筆
記可能である。
（考案の効果） したがって本考案によれば次の利点がある。
方向性について一切の制限を受けずに、丸点そして細
線と太線をその線幅が安定して且つ線縁に乱れなく自在
に筆記することができ、文字用そしてアンダーライン用
に共用できる。
線と太線をその線幅が安定して且つ線縁に乱れなく自在
に筆記することができ、文字用そしてアンダーライン用
に共用できる。
形態が意匠的にも斬新で独特の趣きを持ち、商品価値
が高く、特にファンシー商品用に好適である。
が高く、特にファンシー商品用に好適である。
第１図は本考案ペン先の一実施例を示す正面図。第２図
は左側面図。第３図は他の実施例を示す正面図。第４図
乃至第６図は従来品を示す斜視図である。 図中 Ａはペン先 １は筆記部 ２は括れ部
は左側面図。第３図は他の実施例を示す正面図。第４図
乃至第６図は従来品を示す斜視図である。 図中 Ａはペン先 １は筆記部 ２は括れ部
Claims (1)
- 【請求項１】集束状の合成繊維製棒状体を研削して、小
径状基部の先側の筆記部を括れ部を経た略円錐形状に形
成してなる合成繊維製ペン先。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987051472U JPH0636950Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 合成繊維製ペン先 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987051472U JPH0636950Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 合成繊維製ペン先 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63161778U JPS63161778U (ja) | 1988-10-21 |
| JPH0636950Y2 true JPH0636950Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=30875766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987051472U Expired - Lifetime JPH0636950Y2 (ja) | 1987-04-03 | 1987-04-03 | 合成繊維製ペン先 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636950Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007008352A1 (de) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | J. S. Staedtler Gmbh & Co. Kg | Spitze für Schreib-, Zeichen- und/oder Markiergeräte |
| FR3036260B1 (fr) * | 2015-05-20 | 2017-06-16 | Oreal | Applicateur cosmetique |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52143118A (en) * | 1976-05-21 | 1977-11-29 | Yoshito Kiriyuu | Writing pen tip |
| JPS55110281U (ja) * | 1979-01-26 | 1980-08-02 | ||
| JPS60173951U (ja) * | 1984-04-27 | 1985-11-18 | 東洋紡績株式会社 | 減力用筆 |
| JP2599637Y2 (ja) * | 1993-07-19 | 1999-09-13 | 多摩川精機株式会社 | フォトカプラ試験装置 |
-
1987
- 1987-04-03 JP JP1987051472U patent/JPH0636950Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63161778U (ja) | 1988-10-21 |
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