JPH0636903Y2 - タンク - Google Patents

タンク

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JPH0636903Y2
JPH0636903Y2 JP5529290U JP5529290U JPH0636903Y2 JP H0636903 Y2 JPH0636903 Y2 JP H0636903Y2 JP 5529290 U JP5529290 U JP 5529290U JP 5529290 U JP5529290 U JP 5529290U JP H0636903 Y2 JPH0636903 Y2 JP H0636903Y2
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JP
Japan
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tank
insert member
engaging
side wall
parting line
Prior art date
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JP5529290U
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English (en)
Other versions
JPH0415523U (ja
Inventor
満信 松尾
博雄 乾
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Kyoraku Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Co Ltd
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Publication date
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ブロー成形法にて成形されるタンクで、特に
外側面に他の部材に係合するための係合部材を突設した
タンクに関するものである。
〔従来の技術〕
一般に従来の上記タンクの係合突起はタンクの側壁と一
体状にしてブロー成形されていた(例えば実公昭51-104
99号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
係合突起を一体状にしてブロー成形してなるタンクは第
5図に示すように係合突起の両側部に突条a,bを有して
おり、この突条a,bがアリ溝状に形成された他の係合部
材cに係合されるようになっているが、この係合突起が
側壁dと一体状にしてブロー成形されると、ブロー比の
関係から上記突条a,bの先端部が他の部分より薄肉にな
ってしまう。この突条a,b部分は最も力が作用する部分
であるにもかかわらず、このように薄肉になってしまう
ことにより、強度不足はまぬがれなかった。
これに対して上記係合突起をインサート部材にて構成
し、これをタンクの側壁にインサートすることも従来か
ら行なわれている。
ところが、従来のこの技術は第6図に示すように、イン
サート部材eの基部の両側に突条f,fを設けておき、こ
の突条d,dを側壁を構成するパリスンgの膨出にて包み
込むことによりインサートするよううにしているので、
上記突条f,fのパリスンgによる包み込みが、上記した
ように、パリスンgの膨出によるため、第6図に示すよ
うに、包み込み先端部が膨出により薄肉になってしま
い、インサート部材e自体の強度はともかくとして、こ
のインサート部材eを保持するための保持強度に問題が
あった。
本考案は上記のことにかんがみなされたもので、タンク
の側壁より突出する係合突起をインサート部材で構成
し、しかもこのインサート部材をタンクの側壁に強固に
結合することができ、タンクの側壁外面に突設される係
合突起の強度を十分とることができるタンクを提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案に係るタンクは、ブ
ロー成形されるタンクの側壁に、他の係合部材に係合す
る係合突起を突設してなるタンクにおいて、上記係合突
起をタンクのパーティングラインにまたがる位置に突設
すると共に、この係合突起のパーティングラインにて2
分される一方をインサート部材にて、他方のタンク構成
部材にて構成し、この両者をパーティングラインにて接
合した構成となっている。
〔作用〕
係合突起を構成するインサート部材とタンク部材とはタ
ンクをブロー成形する分割金型の型締め力にて押圧接合
される。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図から第4図に基づいて説明す
る。
図中1はタンク、2はこのタンク1の一つの側壁3に突
設される係合突起である。この係合突起2はこれの両側
部に突条2a,2bが設けてあり、フレーム等他の部材に設
けてあるブランケット4に係脱可能に係合するようにな
っている。
上記係合突起2はタンク1のパーティングラインLにま
たがる位置に突設してあり、このパーティングラインL
にて2分される一方をインサート部材5aにて、また他方
をタンク構成部材5bにて構成され、この両部材5a,5bは
インサート部材5aの側面にて接合されている。上記イン
サート部材5aの基部の両側部にはアンダカット部が形成
されていて、この部分がタンク成形時にパリスンに包み
込まれている。
上記係合突起2のインサート部材5aとタンク構成部材5b
との接合位置は、タンク1のパーティングラインと必ず
しも一致するとはかぎらないが、この場合、この部分の
パーティングラインを第1図に示すように折り曲げる。
第2図,第3図はタンク1の成形途中の状態を示すもの
で、図中6,7はタンク1をブロー成形するための分割金
型であり、これの一方の分割金型6の分割面部にインサ
ート部材5aが埋め込み保持されている。そしてこのイン
サート部材5aに対向する他方の分割金型7の分割面部に
は係合突起2の係合突起2の他の部分の形状のキャビテ
ィが形成されている。
しかして上記両分割金型6,7の間にパリスン8を押し出
し、これを分割金型6,7のキャビティ全周にてピンチオ
フする。
このとき、インサート部材5aの側面にタンク構成部材5b
が型締圧力にて押しけられて互いに強固に接合される。
なお上記実施例ではインサート部材5aの基端部の両側に
アンダカット部を設けてこの部分がパリスン8と強固に
結合するようにしたが、タンク構成部材5bとの接合は型
締め力にて極めて大きな力にて押圧されるので、第4図
に示すように、平面状にしてもよい。またこの面を粗面
にしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、タンク1の側壁より突出する係合突起
2を実施的にインサート部材2aにて構成し、しかもこの
インサート部材2aをタンク1の側壁に強固に結合でき、
タンク1の側壁外面に突設される係合突起2の強度を十
分にとることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の実施例を示すもので、第1
図は外観分解斜視図、第2図,第3図はブロー成形状態
を示す断面図、第4図は他の実施例を示す断面図であ
る。第5図は従来例を示す外観分解斜視図、第6図は他
の従来例を示す係合突起にインサート部材を用いた場合
の断面図である。 1はタンク、2は係合突起、5aはインサート部材、5bは
タンク構成部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロー成形されるタンクの側壁に、他の係
    合部材に係合する係合突起を突設してなるタンクにおい
    て、上記係合突起をタンクのパーティングラインにまた
    がる位置に突設すると共に、この係合突起のパーティン
    グラインにて2分される一方をインサート部材にて、他
    方をタンク構成部材にて構成し、この両者をパーティン
    グラインにて接合したことを特徴とするタンク。
JP5529290U 1990-05-29 1990-05-29 タンク Expired - Lifetime JPH0636903Y2 (ja)

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JP5529290U JPH0636903Y2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 タンク

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JP5529290U JPH0636903Y2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 タンク

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JPH0415523U JPH0415523U (ja) 1992-02-07
JPH0636903Y2 true JPH0636903Y2 (ja) 1994-09-28

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WO2012137891A1 (ja) * 2011-04-05 2012-10-11 キョーラク株式会社 衝撃吸収体

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JPH0415523U (ja) 1992-02-07

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