JPH0636877U - 光学的情報記録媒体 - Google Patents

光学的情報記録媒体

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JPH0636877U
JPH0636877U JP074727U JP7472792U JPH0636877U JP H0636877 U JPH0636877 U JP H0636877U JP 074727 U JP074727 U JP 074727U JP 7472792 U JP7472792 U JP 7472792U JP H0636877 U JPH0636877 U JP H0636877U
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optical
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Withdrawn
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JP074727U
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Inventor
泰郎 林
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】利用者に挿入時の操作方法を適切に指示し、管
理や保管等の点での不便を解消する。 【構成】 可視光線に対して一定な透過率を、2つの領
域18,22に分割された光記録層8に持たせる。この
光記録層8の下方に可視情報記録層を形成する。光記録
層8の第1の領域18と第2の領域20とに対応するよ
うにして、挿入方向を示す矢印19,21及び注意書き
と、各々の領域に記録された内容とを可視情報記録層に
印刷すると共に、2つの領域18,20が一見しただけ
で判別できるように2分割線22を境として可視情報記
録層を異なる色で塗り分ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、光ビームにより記録および/または再生が可能な光学的情報記録媒 体に関し、詳しくは可視情報記録層を有する光学的情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
光学的情報記録媒体としては、例えば、光ディスクや光カード等が知られてい る。特に光カードは、クレジットカードと同じ大きさ・同一の形状を保ちながら も、1〜2.5MBという大きな記録容量を有しており、さらには、一枚当りの コストが低い。この様な特徴により、光カードは次世代の情報記録媒体として期 待され、広い応用範囲が考えられている。
【0003】 現在実用化されている光カードの種類としては、予め製造段階で記録(プリレ コード)された情報をユーザーが再生して使用する再生専用型(ROM型;Read Only Memory)のものと、ユーザーが新たに追加記録した情報又はプリレコード された情報を再生して使用する追記型(WORM型;Write Once Read Meny)の ものとがあり、消去可能型も検討されている。
【0004】 この様な光カードは、カードのおもて面(光透過層側からみた面)或いはカー ドのうら面(カード基板側からみた面)を上にして記録再生装置の挿入口に挿入 されて情報の記録再生が行われるのが一般的である。
【0005】 又、光記録層の領域を、カードのおもて面側から見て2分割して、第1及び第 2の領域とした光カードが、特開昭63−7533号公報に開示されている。こ のような光記録層に対して情報の記録/再生を行う時には、以下のように行う。 即ち、第1の領域を記録/再生する場合には、第1の領域を挿入口に向けて光カ ードを挿入口に挿入し、第2の領域を記録/再生する場合には、第2の領域を挿 入口に向けて光カードを挿入口に挿入する。
【0006】 一方、最近では光カード本来の機能のみならず、付加価値としてデザイン性に 優れたファッショナブルな光カード、即ち、可視情報記録層を有する光カ―ドも 要望されている。この様な要望は光カードのみならず、その他の光学的情報記録 媒体に対しても当てはまる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
従来、光学的情報記録媒体である光カードでは、可視情報記録層の形成は、光 学的情報記録媒体のおもて面において光記録層が位置しない領域上と、光カード のうら面の全領域上とに限られている。このため、光カードのおもて面において は、可視情報記録層の形成される領域が非常に小さく、この領域の可視情報の種 類も特定のものに限られてくる。例えば、おもて面を上にして光カードを挿入口 に挿入する場合には、その旨をおもて面に表示する必要があるが、表示される情 報は特定の記号のみに限られてくる。また、カードの種類やその内容等といった 情報を表示するには比較的広い領域が必要なため不可能である。とくに、光学的 情報の記録容量の増大を計るために光記録層の領域を広げた場合には、可視情報 記録層の形成可能な領域が極端に小さくなり、ユーザにとって可視情報を一層判 別しずらくなる。 又、第1及び第2の領域を有する光カードでは、各領域の内容が明記されてい ないと、誤った領域を挿入口に向けて光カードを挿入してしまうことがある。 さらに、おもて面の可視情報が記号やロゴ等だけでは、カードの管理・保管と いった点から見て不便のみならず、デザイン的にもても十分とは言えない。
【0008】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは 、光学的情報記録媒体の光記録層が配置されている領域を含めた全領域を印刷可 能にして媒体の挿入に関する可視情報及び/又は媒体の識別に関する可視情報を 印刷し、媒体の利用者に挿入時の操作方法を適切に指示し、カードの管理や保管 などの点から見た不便を解消する光学的情報記録媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従って本考案による光学的情報記録媒体においては、基板と、光学的手段によ り情報の記録及び/又は再生が可能な光記録層と、前記基板上に配置され、印刷 により形成された可視情報を有する可視情報記録層と、前記光記録層上に形成さ れた光透過層とを具備する光学的情報記録媒体において、前記可視情報記録層に 可視光線が到達するように前記光記録層の可視光線における透過率を一定値以上 とし、前記可視情報記録層に、媒体の挿入に関する可視情報及び/又は媒体の識 別に関する可視情報を印刷することを特徴としている。
【0010】
【作用】
光学的情報記録媒体を光透過層側及び/又は基板側から見ると、媒体の挿入に 関する可視情報及び/又は媒体の識別に関する可視情報が見える。使用者は、こ の可視情報を確認して媒体の挿入・識別を行う。
【0011】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案による光学的情報記録媒体の実施例である光 カードを詳細に説明する。
【0012】 図1は光カード1の長手方向に沿った断面図である。図1において、符号2は 、厚さ0.3mmの白色塩化ビニル板によって形成されたカード基板を示す。こ のカード基板2の上面には、シルク印刷等によって多色刷りの可視情報記録層4 が形成されている。この可視情報記録層4は、カード基板2の上面の全領域に施 されている。この可視情報記録層4上には、厚さ0.4mmのポリカ―ボネイト からなる光透過層6の下面に設けられ、可視光線に対し、ある一定値以上の透過 率のある光記録層8が、光透過性を有する接着剤10を介して配置されている。 この光記録層8は、Te−Se合金をスパッタリングによって光透過層6の下面 に蒸着されているものである。
【0013】 この様にして、カード基板2と、可視情報記録層4と、光記録層8と、接着剤 10と、光透過層6とが積層されて光カード1が形成されている。なお図中、光 カード1のおもて面を符号12で示し、うら面を符号14で示す。
【0014】 図2は光カードを光透過層6の側からみた、即ち光カード1のおもて面12か ら見た上面図である。中央に実線で示す長方形の部分が光透過層6(図1に図示 )を通して見える光記録層8である。この光記録層8の下側に位置している可視 情報記録層4は、光記録層8を通して見ることができる。この可視情報記録層4 の可視情報は、図中点線で示す領域に形成されている。
【0015】 可視情報記録層4は光記録層8を通して見えるため、光カード1のおもて面1 2から可視情報記録層4の印刷情報を見る場合、この可視情報記録層4のコント ラストは光記録層8の光透過率に依存するため、可視光線に対する光記録層8の 光透過率は30%程度となっており、記録/再生の特性に影響しない程度に大き く設定されている。 可視情報記録層4の印刷方法としてはシルク印刷、オフセット印刷、グラビア 印刷などがあり、印刷内容としては文字、図形、マーク、ロゴ等がある。
【0016】 このように光カード1を構成すれば、可視情報記録層4は光記録層8の領域に 無関係に設定することができるため、光カ―ド1のおもて面12からみてカ―ド 全面に可視情報記録層4を設けることが可能となる。また、言うまでもないが、 可視情報記録層4はカード全面に設ける必要はなく、カードの一部だけに設けて も良い。
【0017】 図3は挿入に関する情報を印刷した場合の光カード1を示す上面図である。こ の光カード1の可視情報記録層4には、図示しない記録/再生装置の挿入口への 光カード1の挿入方向を示す矢印16と、この挿入方向に関する文字情報である 「この面を上にして矢印の方向に入れてください」という注意書きとが印刷され ている。これらにより、図3において光記録層8が位置していない領域が狭い場 合でも、挿入方向と挿入面とを使用者に誤り無く伝えることができる。なお、図 3に示す文字情報は上記のものに限らず、「矢印の方向に入れてください」のみ でも良く、また、おもて面12を下にして挿入する場合は「この面を下にして… …」と記入しても良い。また、図4に示すように光記録層8が第1の領域18と 第2の領域20とに2分割されている場合は、これら領域18,20に対応する ようにして、挿入方向を示す矢印19,21及び注意書きと、各々の領域に記録 された内容(図4の場合は小説のタイトル)とを可視情報記録層4に印刷すると 共に、2つの領域18,20が一見しただけで判別できるように2分割線22を 境として可視情報記録層4を異なる色で塗り分ける。この様にして挿入方向を示 す矢印19,21の他に色分けをも施せば、挿入誤りの防止が一層効果的になる 。
【0018】 図5は、カードの種類の識別に関する可視情報を印刷した場合の光カード1の 上面図である。一般的には、再生専用型と追記型とは同一形状なので、可視情報 記録層4に「WROM」等の文字を印刷すれば、両者を容易に判別することがで きる。また、この様な文字の印刷と同時に、可視情報記録層4に再生専用型と追 記型とで異なる着色を施せば、一層区別が容易になり、管理や保管が簡単になる 。
【0019】 図6は、再生専用領域と記録再生領域とが区別されている光カードを示す上面 図である。図6に示す光カード1は追記型であり、光記録層8が図4に示すもの と同様に第1の領域18と第2の領域20とに分割され、さらに各々の領域18 ,20が、大きさの異なる再生専用領域24と記録再生領域26とに分割されて いる。従って、領域は全部で4つあることになる。そして、これら4つの領域は 、全て異なる色で塗り分けられている。この様に4つの領域を全て異なる色に塗 り分けて印刷を行えば、各領域の記録容量が異なるカードを他のカードと峻別す ることが容易になる。
【0020】 図7は、内容の識別に関する可視情報を印刷した場合の光カード1の上面図で ある。図に示すように、可視情報記録層4には、タイトル(光記録層8に記録さ れた情報の内容)や管理番号、或いは発行日等が印刷されている。カード内容や ID情報を可視情報記録層4に文字や記号などを用いて大量に印刷できるので、 ユーザーは印刷表示のみでカードの管理・保管が容易に行えるようになる。また 、図4に示すように光記録層8が第1及び第2の領域18,20というように2 分割されている場合には、上述の可視情報の内容を第1の領域18及び第2の領 域20に対応させて可視情報記録層4に印刷することにより挿入時の誤動作を防 止できる。
【0021】 以上、カードの挿入に関する可視情報、カードの種類や光記録層に記録されて いる情報の内容といったカードの識別に関する可視情報を可視情報記録層4に印 刷する実施例を個々の図面に従って説明したが、これらの情報を組み合わせて印 刷しても良いことはいうまでもない。
【0022】 本考案は上記実施例における光カードに限定されるものではなく、コンパクト ディスク(CD)、光ディスク、レーザーディスク、光磁気ディスク、光テープ 等に、幾多の実施例、変形例が可能である。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、光学的情報記録媒体の光学的記録領域を含めた全領域に、媒 体の挿入に関する記号や注意書きなどの可視情報を印刷することができるので、 ユーザーによる媒体の挿入方向や挿入面の確認が容易になり、挿入誤りによって 媒体が排出された後の再挿入動作といった不便が解消される。特に本考案は光学 的記録領域が2つ以上に分割されている場合にはさらに有効となる。
【0024】 また、媒体の種類、内容、再生専用領域と記録/再生領域に対応させて色分け や文字情報、記号などが印刷加納となるので、媒体の種類別区分けや管理・保管 が容易になる。
【提出日】平成5年6月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 図3は挿入に関する情報を印刷した場合の光カード1を示す上面図である。こ の光カード1の可視情報記録層4には、図示しない記録/再生装置の挿入口への 光カード1の挿入方向を示す矢印16と、この挿入方向に関する文字情報である 「この面を上にして矢印の方向に入れてください」という注意書きとが印刷され ている。これらにより、図3において光記録層8が配置されていない領域が狭い 場合でも、挿入方向と挿入面とを使用者に誤り無く伝えることができる。なお、 図3に示す文字情報は上記のものに限らず、「矢印の方向に入れてください」の みでも良く、また、おもて面12を下にして挿入する場合は「この面を下にして ……」と記入しても良い。また、図4に示すように光記録層8が第1の領域18 と第2の領域20とに2分割されている場合は、これら領域18,20に対応す るようにして、挿入方向を示す矢印19,21及び注意書きと、各々の領域に記 録された内容(図4の場合は小説のタイトル)とを可視情報記録層4に印刷する と共に、2つの領域18,20が一見しただけで判別できるように2分割線22 を境として可視情報記録層4を異なる色で塗り分ける。この様にして挿入方向を 示す矢印19,21の他に色分けをも施せば、挿入誤りの防止が一層効果的にな る。
【図面の簡単な説明】
【図1】光カードの長手方向に沿った断面図。
【図2】光カードの上面図。
【図3】挿入に関する情報を印刷した場合の光カードを
示す上面図。
【図4】光記録層の領域が2分割されている場合の光カ
ードの上面図。
【図5】カードの種類の識別に関する可視情報を印刷し
た場合の光カードの上面図。
【図6】再生専用領域と記録再生領域とが区別されてい
る光カードを示す上面図。
【図7】内容の識別に関する可視情報を印刷した場合の
光カードの上面図。
【符号の説明】
1…光カード、2…カード基板、4…可視情報記録層、
6…光透過層、8…光記録層、10…接着剤、12…お
もて面、14…うら面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、光学的手段により情報の記録及
    び/又は再生が可能な光記録層と、前記基板上に配置さ
    れ、印刷により形成された可視情報を有する可視情報記
    録層と、前記光記録層上に形成された光透過層とを具備
    する光学的情報記録媒体において、前記可視情報記録層
    に可視光線が到達するように前記光記録層の可視光線に
    おける透過率を一定値以上とし、前記可視情報記録層
    に、媒体の挿入に関する可視情報及び/又は媒体の識別
    に関する可視情報を印刷することを特徴とする光学的情
    報記録媒体。
JP074727U 1992-10-27 1992-10-27 光学的情報記録媒体 Withdrawn JPH0636877U (ja)

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JP074727U JPH0636877U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 光学的情報記録媒体

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Effective date: 19970306