JPH0636781A - 燃料電池 - Google Patents
燃料電池Info
- Publication number
- JPH0636781A JPH0636781A JP4190358A JP19035892A JPH0636781A JP H0636781 A JPH0636781 A JP H0636781A JP 4190358 A JP4190358 A JP 4190358A JP 19035892 A JP19035892 A JP 19035892A JP H0636781 A JPH0636781 A JP H0636781A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- separator
- separators
- anode
- fuel cell
- dry seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Fuel Cell (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電解液によるセパレータの外周端部やマニホ
ールドの内端部等の腐食を低減し、電池の寿命を延ばす
ことができる燃料電池を提供する。 【構成】 アノード2とカソード3の2枚の平板状の電
極と、これらの電極の間に挟持された平板状の電解質板
1とからなる複数のセル4と、複数のセルを間に挟持す
るセパレータ10とからなる燃料電池であって、セパレ
ータの間に電解質板を囲むようにドライシール20が挟
持されることを特徴とする。
ールドの内端部等の腐食を低減し、電池の寿命を延ばす
ことができる燃料電池を提供する。 【構成】 アノード2とカソード3の2枚の平板状の電
極と、これらの電極の間に挟持された平板状の電解質板
1とからなる複数のセル4と、複数のセルを間に挟持す
るセパレータ10とからなる燃料電池であって、セパレ
ータの間に電解質板を囲むようにドライシール20が挟
持されることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は燃料の有する化学エネル
ギーを電気エネルギーに直接変換する燃料電池に関し、
更に詳しくは、内部マニホールド型セパレータを用いた
溶融炭酸塩型燃料電池に関するものである。
ギーを電気エネルギーに直接変換する燃料電池に関し、
更に詳しくは、内部マニホールド型セパレータを用いた
溶融炭酸塩型燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】溶融炭酸塩型燃料電池(図7)は、薄い
平板状の電解質板(タイル)1を燃料極(アノード)2
と空気極(カソード)3の平板状の電極で挟んだ単セル
4から構成される。しかし、単セルでは電圧が低い
(0.8V程度)ため、実用上は導電性のバイポーラプ
レート(セパレータ)5を介し多数段に積層した電池と
して用いられる。この積層電池をスタックと呼ぶ。
平板状の電解質板(タイル)1を燃料極(アノード)2
と空気極(カソード)3の平板状の電極で挟んだ単セル
4から構成される。しかし、単セルでは電圧が低い
(0.8V程度)ため、実用上は導電性のバイポーラプ
レート(セパレータ)5を介し多数段に積層した電池と
して用いられる。この積層電池をスタックと呼ぶ。
【0003】また、スタック内の各セルにプロセスガス
を供給する手段として、図8に示すように、スタックの
側面から直接プロセスガスを供給する外部マニホールド
方式(A)と、セパレータ自体に垂直な貫通マニホール
ド8を備え、このマニホールドを介して各セルにプロセ
スガスを供給する内部マニホールド方式(B)とがある
が、スタックの高さ変化やスタック側面の凹凸の影響を
受けない点で、内部マニホールド方式が優れていると考
えられている。
を供給する手段として、図8に示すように、スタックの
側面から直接プロセスガスを供給する外部マニホールド
方式(A)と、セパレータ自体に垂直な貫通マニホール
ド8を備え、このマニホールドを介して各セルにプロセ
スガスを供給する内部マニホールド方式(B)とがある
が、スタックの高さ変化やスタック側面の凹凸の影響を
受けない点で、内部マニホールド方式が優れていると考
えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した内部マニホー
ルド型セパレータ(以下、単にセパレータと呼ぶ)を用
いた燃料電池では、各セパレータ間のガスのシールは図
7における電解質板(タイル)によって行われる。すな
わち、タイルは多孔質のセラミック焼結板に電解液が浸
み込んだものであり、この電解液のセパレータ表面での
濡れによって、ガスのシール(ウェットシールと呼ぶ)
が行われる。この電解液は腐食性が非常に高いため、燃
料電池の運転温度(約650°C)では、ステンレス等
からなるセパレータを短期間に腐食させてしまう。その
ため、セパレータの表面にはアルミナイズ処理等により
耐蝕性の高いアルミナ層等が形成されている。
ルド型セパレータ(以下、単にセパレータと呼ぶ)を用
いた燃料電池では、各セパレータ間のガスのシールは図
7における電解質板(タイル)によって行われる。すな
わち、タイルは多孔質のセラミック焼結板に電解液が浸
み込んだものであり、この電解液のセパレータ表面での
濡れによって、ガスのシール(ウェットシールと呼ぶ)
が行われる。この電解液は腐食性が非常に高いため、燃
料電池の運転温度(約650°C)では、ステンレス等
からなるセパレータを短期間に腐食させてしまう。その
ため、セパレータの表面にはアルミナイズ処理等により
耐蝕性の高いアルミナ層等が形成されている。
【0005】しかし、セパレータの外周端部やマニホー
ルドの内端部等はセパレータの接合のためにアルミナ層
が形成されていない。そのため、タイルから漏れ出た電
解液によりこの部分が激しく腐食し電池の寿命を短く
し、更にはなはだしい場合には、腐食生成物によりセパ
レータ間が短絡する問題があった。本発明はかかる問題
を解決するために創案されたものである。すなわち、本
発明の目的は、セパレータの外周端部やマニホールドの
内端部等の腐食を低減し、電池の寿命を延ばすことを目
的とする。
ルドの内端部等はセパレータの接合のためにアルミナ層
が形成されていない。そのため、タイルから漏れ出た電
解液によりこの部分が激しく腐食し電池の寿命を短く
し、更にはなはだしい場合には、腐食生成物によりセパ
レータ間が短絡する問題があった。本発明はかかる問題
を解決するために創案されたものである。すなわち、本
発明の目的は、セパレータの外周端部やマニホールドの
内端部等の腐食を低減し、電池の寿命を延ばすことを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アノー
ドとカソードの2枚の平板状の電極と、これらの電極の
間に挟持された平板状の電解質板とからなる複数のセル
と、前記複数のセルを間に挟持するセパレータとからな
る燃料電池であって、前記セパレータの間に前記電解質
板を囲むようにドライシールが挟持される、ことを特徴
とする燃料電池が提供される。
ドとカソードの2枚の平板状の電極と、これらの電極の
間に挟持された平板状の電解質板とからなる複数のセル
と、前記複数のセルを間に挟持するセパレータとからな
る燃料電池であって、前記セパレータの間に前記電解質
板を囲むようにドライシールが挟持される、ことを特徴
とする燃料電池が提供される。
【0007】本発明の好ましい実施例によれば、前記ド
ライシールは、隣接するセパレータの表面の間に挟持さ
れる。また、別の好ましい実施例によれば、前記セパレ
ータは外周端部より外側に張り出した延長部を有し、隣
接するセパレータの前記延長部の間に前記ドライシール
が挟持される。ドライシールは、セラミックパッキンで
ある、のが好ましい。
ライシールは、隣接するセパレータの表面の間に挟持さ
れる。また、別の好ましい実施例によれば、前記セパレ
ータは外周端部より外側に張り出した延長部を有し、隣
接するセパレータの前記延長部の間に前記ドライシール
が挟持される。ドライシールは、セラミックパッキンで
ある、のが好ましい。
【0008】
【作用】上記本発明の構成によれば、セパレータの間に
電解質板すなわちタイルを囲むようにドライシールが挟
持されているので、タイルから電解液が漏れ出てもドラ
イシールによりそれ以上の漏れ出しが阻止される。従っ
て、電解液によるセパレータの外周端部やマニホールド
の内端部等の腐食が低減され、電池寿命を延ばすことが
できる。
電解質板すなわちタイルを囲むようにドライシールが挟
持されているので、タイルから電解液が漏れ出てもドラ
イシールによりそれ以上の漏れ出しが阻止される。従っ
て、電解液によるセパレータの外周端部やマニホールド
の内端部等の腐食が低減され、電池寿命を延ばすことが
できる。
【0009】
【実施例】以下に本発明の好ましい実施例を図面を参照
して説明する。図1は、本発明の燃料電池用のセパレー
タの平面図であり、図2は図1のセパレータの周辺部の
部分断面図、図3はアノードガス用マニホールド部を示
す部分断面図、図4はカソードガス用のマニホールド部
を示す部分断面図である。なお、これらの図において
は、上面がカソード側であり、下面がアノード側である
が、本発明はこれに限られるものではなく、上面がアノ
ード側で下面がカソード側であっても良い。
して説明する。図1は、本発明の燃料電池用のセパレー
タの平面図であり、図2は図1のセパレータの周辺部の
部分断面図、図3はアノードガス用マニホールド部を示
す部分断面図、図4はカソードガス用のマニホールド部
を示す部分断面図である。なお、これらの図において
は、上面がカソード側であり、下面がアノード側である
が、本発明はこれに限られるものではなく、上面がアノ
ード側で下面がカソード側であっても良い。
【0010】図1において、セパレータ10は、内部マ
ニホールド型セパレータであり、セパレータの両面中央
部分にカソード3(及びアノード2)を嵌め込む凹部分
があり、上下部分にはセパレータを貫通するアノードマ
ニホールド8aとカソードマニホールド8bが設けられ
ている。この図において上部のマニホールドが入口側で
あり、下部のマニホールドが出口側である。マニホール
ドから供給されたプロセスガス(アノードガスとカソー
ドガス)はカソード3(及びアノード2)の下側(セパ
レータの内側)を上から下に向かって流れるようになっ
ている。
ニホールド型セパレータであり、セパレータの両面中央
部分にカソード3(及びアノード2)を嵌め込む凹部分
があり、上下部分にはセパレータを貫通するアノードマ
ニホールド8aとカソードマニホールド8bが設けられ
ている。この図において上部のマニホールドが入口側で
あり、下部のマニホールドが出口側である。マニホール
ドから供給されたプロセスガス(アノードガスとカソー
ドガス)はカソード3(及びアノード2)の下側(セパ
レータの内側)を上から下に向かって流れるようになっ
ている。
【0011】図2〜図4から明らかなように、セパレー
タ10は、アノードガス用開口6とカソードガス用開口
7を有する平板状のセンタープレート12と、センター
プレート12の上下面に密着して取付けられた可撓性の
コルゲート材13、14と、コルゲート材13、14の
上下に密着して取付けられ、中央部に電極用開口15
a、16a、周辺部にアノードガス用開口6及びカソー
ドガス用開口7を有する平板状のアノードマスクプレー
ト15及びカソードマスクプレート16とからなる。コ
ルゲート材13、14は連続してコの字状に折り曲げら
れた細長い流路を有し、かつコルゲート材の流路は一定
長さごとにオフセットしている。
タ10は、アノードガス用開口6とカソードガス用開口
7を有する平板状のセンタープレート12と、センター
プレート12の上下面に密着して取付けられた可撓性の
コルゲート材13、14と、コルゲート材13、14の
上下に密着して取付けられ、中央部に電極用開口15
a、16a、周辺部にアノードガス用開口6及びカソー
ドガス用開口7を有する平板状のアノードマスクプレー
ト15及びカソードマスクプレート16とからなる。コ
ルゲート材13、14は連続してコの字状に折り曲げら
れた細長い流路を有し、かつコルゲート材の流路は一定
長さごとにオフセットしている。
【0012】図2に示すように、セパレータ10の外周
部でセンタープレート12とアノードマスクプレート1
5及びカソードマスクプレート16とが気密に連結さ
れ、これによりアノード側(下面)とカソード側(上
面)とをセンタープレート12により仕切り、アノード
ガスとカソードガスとの混合を防止している。図示のよ
うにマスクプレートの外周部はプレス加工等によりセン
タープレートの位置まで絞られているのが良い。センタ
ープレートと両マスクプレートとの連結は、任意の手
段、例えば、溶接、ロウ付け、接着、カシメ等によるの
が良い。電極用開口15a、16aにはアノード2とカ
ソード3が嵌め込まれる。アノード2とカソード3の厚
さは実質的にアノードマスクプレート15、カソードマ
スクプレート16と同一であり、これによりセパレータ
の表面を完全な平面とすることができる。また、図示し
ていないが、コルゲート材とマスクプレートとの間に必
要に応じてパンチングプレート等の開孔板を介在させて
も良い。
部でセンタープレート12とアノードマスクプレート1
5及びカソードマスクプレート16とが気密に連結さ
れ、これによりアノード側(下面)とカソード側(上
面)とをセンタープレート12により仕切り、アノード
ガスとカソードガスとの混合を防止している。図示のよ
うにマスクプレートの外周部はプレス加工等によりセン
タープレートの位置まで絞られているのが良い。センタ
ープレートと両マスクプレートとの連結は、任意の手
段、例えば、溶接、ロウ付け、接着、カシメ等によるの
が良い。電極用開口15a、16aにはアノード2とカ
ソード3が嵌め込まれる。アノード2とカソード3の厚
さは実質的にアノードマスクプレート15、カソードマ
スクプレート16と同一であり、これによりセパレータ
の表面を完全な平面とすることができる。また、図示し
ていないが、コルゲート材とマスクプレートとの間に必
要に応じてパンチングプレート等の開孔板を介在させて
も良い。
【0013】また、図3に示すように、アノードマニホ
ールド部8aでセンタープレート12とカソードマスク
プレート16のアノードガス用開口6の内端が互いに気
密に連結され、かつ図4に示すように、カソードマニホ
ールド部8bでセンタープレート12とアノードマスク
プレート15のカソードガス用開口7の内端が互いに気
密に連結されている。センタープレートは図示のように
プレス加工等により変形させておくのがよい。また連結
は、任意の手段、例えば、溶接、ロウ付け、接着、カシ
メ等によるのが良い。これにより、アノードガスとカソ
ードガスとの混合を防止し、かつアノードガスをアノー
ド側に、カソードガスをカソード側にそれぞれ供給する
ことができる。
ールド部8aでセンタープレート12とカソードマスク
プレート16のアノードガス用開口6の内端が互いに気
密に連結され、かつ図4に示すように、カソードマニホ
ールド部8bでセンタープレート12とアノードマスク
プレート15のカソードガス用開口7の内端が互いに気
密に連結されている。センタープレートは図示のように
プレス加工等により変形させておくのがよい。また連結
は、任意の手段、例えば、溶接、ロウ付け、接着、カシ
メ等によるのが良い。これにより、アノードガスとカソ
ードガスとの混合を防止し、かつアノードガスをアノー
ド側に、カソードガスをカソード側にそれぞれ供給する
ことができる。
【0014】図5は、図2に示したセパレータの間に電
解質板(タイル)を挟持した本発明による燃料電池の断
面図である。この図において、燃料電池は、アノード2
とカソード3の2枚の平板状の電極と、これらの電極の
間に挟持された平板状の電解質板すなわちタイル1とか
らなる複数のセル4と、前記複数のセル4を間に挟持す
るセパレータ10とからなる。隣接するセパレータ10
の表面の間にはタイル1を囲むようにドライシール20
が挟持されている。これにより、タイル1から電解液が
漏れ出てもドライシール20によりそれ以上の漏れ出し
が阻止されるので、セパレータの外周端部の腐食を低減
することができる。
解質板(タイル)を挟持した本発明による燃料電池の断
面図である。この図において、燃料電池は、アノード2
とカソード3の2枚の平板状の電極と、これらの電極の
間に挟持された平板状の電解質板すなわちタイル1とか
らなる複数のセル4と、前記複数のセル4を間に挟持す
るセパレータ10とからなる。隣接するセパレータ10
の表面の間にはタイル1を囲むようにドライシール20
が挟持されている。これにより、タイル1から電解液が
漏れ出てもドライシール20によりそれ以上の漏れ出し
が阻止されるので、セパレータの外周端部の腐食を低減
することができる。
【0015】ドライシール20は使用状態においてタイ
ル1の厚さと同一であるのが良い。また、ドライシール
20は、セラミックパッキンである、のが好ましい。更
に、このセラミックパッキンは、ガスのシール性を高め
るために、セラミックの粉末を焼結させ、その空隙に燃
料電池の運転温度(約650°C)で軟化するアルミニ
ウム等の金属、或いはガラス、等を含浸させたものであ
るのが良い。
ル1の厚さと同一であるのが良い。また、ドライシール
20は、セラミックパッキンである、のが好ましい。更
に、このセラミックパッキンは、ガスのシール性を高め
るために、セラミックの粉末を焼結させ、その空隙に燃
料電池の運転温度(約650°C)で軟化するアルミニ
ウム等の金属、或いはガラス、等を含浸させたものであ
るのが良い。
【0016】図3及び図4に示したマニホールド部のガ
スシールにタイルを用いる場合には、図5に示したのと
同様にドライシールをタイルの内側に挟持する。これに
よりマニホールドの内端部の腐食を低減することができ
る。
スシールにタイルを用いる場合には、図5に示したのと
同様にドライシールをタイルの内側に挟持する。これに
よりマニホールドの内端部の腐食を低減することができ
る。
【0017】図6は、図2と異なるセパレータの間に電
解質板(タイル)を挟持した本発明による別の燃料電池
の断面図である。この図において、セパレータ11は外
周端部より外側に張り出した延長部11aを有し、隣接
するセパレータ11の延長部11aの間にドライシール
20が挟持されている。かかる構成によりタイル1の厚
さが変化した場合でも、これに対応して延長部11aが
撓み、ドライシール20のシール性能を保持することが
できる。
解質板(タイル)を挟持した本発明による別の燃料電池
の断面図である。この図において、セパレータ11は外
周端部より外側に張り出した延長部11aを有し、隣接
するセパレータ11の延長部11aの間にドライシール
20が挟持されている。かかる構成によりタイル1の厚
さが変化した場合でも、これに対応して延長部11aが
撓み、ドライシール20のシール性能を保持することが
できる。
【0018】
【発明の効果】上述した本発明の構成によれば、セパレ
ータの間に電解質板すなわちタイルを囲むようにドライ
シールが挟持されているので、タイルから電解液が漏れ
出てもドライシールによりそれ以上の漏れ出しが阻止さ
れる。従って、電解液によるセパレータの外周端部やマ
ニホールドの内端部等の腐食が低減され、電池の寿命を
延ばすことができる。
ータの間に電解質板すなわちタイルを囲むようにドライ
シールが挟持されているので、タイルから電解液が漏れ
出てもドライシールによりそれ以上の漏れ出しが阻止さ
れる。従って、電解液によるセパレータの外周端部やマ
ニホールドの内端部等の腐食が低減され、電池の寿命を
延ばすことができる。
【図1】本発明によるセパレータの平面図である。
【図2】図1のセパレータの周辺部の部分断面図であ
る。
る。
【図3】アノードガス用のマニホールド部を示す部分断
面図である。
面図である。
【図4】カソードガス用のマニホールド部を示す部分断
面図である。
面図である。
【図5】本発明による燃料電池の部分断面図である。
【図6】本発明による別の燃料電池の部分断面図であ
る。
る。
【図7】溶融炭酸塩型燃料電池の模式的構成図である。
【図8】各セルにプロセスガスを供給する手段を示す図
である。
である。
1 電解質板(タイル) 2 燃料極(アノード) 3 空気極(カソード) 4 単セル 5 バイポーラプレート(セパレータ) 6 アノードガス用開口 7 カソードガス用開口 8 マニホールド 10、11 セパレータ 11a 延長部 12 センタープレート 13、14 コルゲート材 15 アノードマスクプレート 16 カソードマスクプレート 20 ドライシール
Claims (4)
- 【請求項1】 アノードとカソードの2枚の平板状の電
極と、これらの電極の間に挟持された平板状の電解質板
とからなる複数のセルと、 前記複数のセルを間に挟持するセパレータとからなる燃
料電池であって、 前記セパレータの間に前記電解質板を囲むようにドライ
シールが挟持される、ことを特徴とする燃料電池。 - 【請求項2】 前記ドライシールは、隣接するセパレー
タの表面の間に挟持される、ことを特徴とする請求項1
に記載の燃料電池。 - 【請求項3】 前記セパレータは外周端部より外側に張
り出した延長部を有し、隣接するセパレータの前記延長
部の間に前記ドライシールが挟持される、ことを特徴と
する請求項1に記載の燃料電池。 - 【請求項4】 前記ドライシールは、セラミックパッキ
ンである、ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電
池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04190358A JP3137146B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04190358A JP3137146B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 燃料電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0636781A true JPH0636781A (ja) | 1994-02-10 |
JP3137146B2 JP3137146B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16256863
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04190358A Expired - Fee Related JP3137146B2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | 燃料電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137146B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7097672B2 (en) | 2002-07-18 | 2006-08-29 | Araco Kabushiki Kaisha | Metal separator for fuel cell and bonding method there of |
JP2007035323A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Toyota Motor Corp | 燃料電池用セパレータ製造方法 |
WO2007120950A2 (en) | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Fuelcell Energy, Inc. | Anode support member and bipolar separator for use in a fuel cell assembly and for preventing poisoning of reforming catalyst |
WO2014133303A1 (ko) * | 2013-02-26 | 2014-09-04 | 주식회사 엘지화학 | 안정성이 향상된 이차전지용 바이셀 및 그 제조방법 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP04190358A patent/JP3137146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2007120950A2 (en) | 2006-04-14 | 2007-10-25 | Fuelcell Energy, Inc. | Anode support member and bipolar separator for use in a fuel cell assembly and for preventing poisoning of reforming catalyst |
EP2013927A2 (en) * | 2006-04-14 | 2009-01-14 | Fuelcell Energy, Inc. | Anode support member and bipolar separator for use in a fuel cell assembly and for preventing poisoning of reforming catalyst |
EP2013927A4 (en) * | 2006-04-14 | 2010-01-20 | Fuelcell Energy Inc | ANODE SUPPORT MEMBER AND BIPOLAR SEPARATOR USED IN A FUEL CELL ARRAY TO PREVENT CONTAMINATION OF THE REFORMING CATALYST |
US7985512B2 (en) | 2006-04-14 | 2011-07-26 | Fuelcell Energy, Inc. | Bipolar separator plate for use in a fuel cell assembly and for preventing poisoning of reforming catalyst |
WO2014133303A1 (ko) * | 2013-02-26 | 2014-09-04 | 주식회사 엘지화학 | 안정성이 향상된 이차전지용 바이셀 및 그 제조방법 |
US9825275B2 (en) | 2013-02-26 | 2017-11-21 | Lg Chem, Ltd. | Bi-cell for secondary battery having improved stability and method of preparing the same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3137146B2 (ja) | 2001-02-19 |
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