JPH0636688Y2 - 犬・猫用便器 - Google Patents

犬・猫用便器

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JPH0636688Y2
JPH0636688Y2 JP8286090U JP8286090U JPH0636688Y2 JP H0636688 Y2 JPH0636688 Y2 JP H0636688Y2 JP 8286090 U JP8286090 U JP 8286090U JP 8286090 U JP8286090 U JP 8286090U JP H0636688 Y2 JPH0636688 Y2 JP H0636688Y2
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明 一宮
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はペットとして飼育する犬・猫のための便器に関
し、特に屋内の使用に好適な犬・猫用便器に関する。
(従来の技術) 一般に、愛犬・愛猫家にとって犬・猫を屋内で飼育する
場合に最も面倒なのが、糞尿(以下排泄物という)の処
理である。従来広く用いられてきた犬・猫用便器として
は、浅底のダンボール製箱の中に砂を敷き詰めておき、
砂が汚れたら新しい砂と交換するようにしたもの、或は
箱の深さ方向途中に多数の穴を有する目皿状の中敷板を
設けると共に、該中敷板に砂を載せたもの等が知られて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述した従来技術の便器はいずれも砂を使用
しているために、次のような欠点がある。第1に、犬・
猫は排泄時には砂の上に乗るが、この際手足が汚れる結
果、家屋内が不衛生になることや、家屋内に悪臭が残る
ことである。第2に、砂は汚れた状態に応じて新しい砂
と交換しなければならず、また汚れた砂は捨ててしまう
ものであるため、砂の購入費が嵩むことである。第3
に、排泄物が混入した砂は重量が重くなるため、新しい
砂との交換作業が面倒であるし、汚れた砂を屋外に簡単
に捨てることはできないことであり、特に市街地では汚
れた砂の処分に困るという問題がある。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑み、動物の習性を
鋭意研究した結果なされたもので、犬・猫の習性を利用
することによって犬・猫に抵抗感を与えることなく使用
させることができ、しかも処分が面倒な砂を使用しない
ようにした犬・猫用便器を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために構成された本考案の手段
は、底板と側板とによって平面略長方形の容器状に形成
され、内側は上方が開口した受容部になった便器本体
と、前記受容部を横切るように該便器本体の長手方向略
中間に位置して前記側板間に着脱可能に架設された横長
帯板状の踏板部と、前記便器本体の受容部内に敷設さ
れ、開口縁側が該便器本体の側板上側縁に取外し可能に
係止された排泄物収容袋と、該排泄物収容袋が取着され
た便器本体の側方及び前方に位置して前記踏板部より所
定高さ上方を囲むように配設され、後方が出入り口にな
った囲い板部とからなる。
(作用) 踏板部に乗った犬・猫は三方が囲い板部で囲まれて姿が
外部から隠されるから、習性上安心して排泄することが
できる。また、踏板部は便器本体の長手方向に位置して
あると共に、囲い板部によって便器の横幅が狭く規制さ
れて犬・猫は自由に横向きになれないから、尿を便器本
体上に突出した状態になり、排泄物は排泄物収容袋内に
入る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳述する。
図において、1は平面略長方形の容器状をなし、内側は
上方が開口した受容部2になった便器本体で、該便器本
体1は底板3と、長手方向中間に位置して上側縁に嵌合
凹部4A、4Aが形成された左、右側板4、4と、一対の
前、後側板5、5とから構成されており、その横巾は家
屋内で飼育する犬・猫の体格に対応させて、体長より短
く、実施例では約23cmに設定してある。
6は上面が細かい凹凸からなる砂状踏面6Aに形成され、
長手方向両端に嵌合突片6B、6Bが突出形成された平板状
の合成樹脂製踏板部で、該踏板部6は犬・猫の4本足が
乗る程度の前後幅を有する横長帯板状をなしており、各
嵌合突片6Bを左、右側板4、4の各嵌合凹部4Aに嵌脱可
能に嵌合することにより、受容部2を横切るようにに便
器本体1に架設される。次に、7は例えばポリエチレ
ン、ビニール党の非通水性材料からなる排泄物収容袋
で、該排泄物収容袋7は、上部の開口縁7A側には該開口
縁7Aを絞って閉塞するための口紐8が周方向に挿通さ
れ、底部7Bが便器本体1の受容部2の深さよりも若干深
く形成されている。
一方、9は便器本体1の左、右側方及び前方の3面を囲
むように配設された囲い板部で、該囲い板部9は便器本
体1の前、後側に位置する一対の連結板10、10と、該連
結板10、10の長手方向両端に対向して立設された左、右
側囲い板11、11と、該左、右側囲い板11、11の前端に連
結された前側囲い板12と、左、右側囲い板11、11、の内
面に沿つて前記連結板10、10間に連結された一対の摺接
板13、13とから構成されており、前記前側囲い板12に対
向する後方開口は出入口14になっている。
そして、前記囲い板部9内には便器本体1を摺接板13、
13を介して矢示A方向に摺動可能に嵌装出来ると共に、
各左、右側囲い板11、11及び前側囲い板12は踏板面6か
ら上端までの高さLが、踏板部6上に乗った犬・猫の視
界を防げることができる程度、実施例では12cmに設定し
てある。
本実施例は上述の如く構成されるが、次にその作用につ
いて説明する。
まず、囲い板部9内から便器本体1を引き出し、該便器
本体1から踏板部6を取り外しておく。次に、開口縁7A
側を拡開状態にした排泄物収容袋7を受容部2内に入
れ、底部7B側を敷きつめるように広げた後、便器本体1
から上方に突出する開口縁7A側(第2図参照)を外側に
折返して各側板4、4、5、5の上端縁に被せることに
より、便器本体1に排泄物収容袋7を取り付ける。しか
る後、便器本体1の各嵌合凹部4Aに踏板部6の各嵌合突
片6Bを嵌合する。これにより、排泄物収容袋7は上部側
2か所で便器本体1と踏板部6との間に挟持できること
になり、便器本体1から脱落するのを防止できる。
叙上の如くして便器本体1に排泄物収容袋7を取り付け
たら、該便器本体1を囲い板部9内に第1図に示す状態
に挿嵌することにより、本実施例の犬・猫用便器が組み
付けられる。
さて、当該便器の実際の使用に当たっては、犬・猫に慣
れさせるために初めの2〜3回は飼い主が踏板部6の上
に犬・猫を載せてやることが必要であるが、その後は出
入口14を介して犬・猫自ら踏板部6上に乗るようにな
る。
そして、踏板部6が前後方向には幅狭に形成されると共
に左右は側板11、11に囲まれて窮屈感があるため、犬・
猫は排泄の際には便器本体1の前後方向に頭(尻)を必
ず向ける結果、尻を踏板部6から受容部2の上方に突出
した姿勢を取る。かくして、踏板部6が排泄物で汚れる
事態を防止できるし、排泄物は必ず排泄物収容袋7内に
収容することができる。
また、犬・猫は排泄時は外敵に対して無防備になるため
に極めて高い警戒心を持つが、本実施例の便器は三方を
側板11、11、12で囲うことにより犬・猫の視界を防げる
ように構成してあるから、犬・猫は逆に外部から隠れた
状態になって安心感を持っ結果、前述の如く2〜3回の
習慣付けを行なうだけ自発的に使用するようになる。
しかも、本実施例の踏板部6上面は砂状踏面6Aに形成し
てあるから、犬・猫に砂の上で排泄する感覚を持たせる
ことができ、習慣付けに極めて大きな効果がある。
最後に、排泄物収容袋7が汚れたら、前述とは逆の手順
で該収容袋7を便器本体1から取り外し、開口縁7A側を
口紐8で絞り、2〜3回巻き付けて閉塞することによ
り、手を汚したりすることなく排泄物の処分を極めて容
易に行なうことができる。
なお、本実施例では合成樹脂を用いることによって踏板
部6に砂状踏面6Aを一体に形成するものとして述べた
が、踏板部6を木で形成し、その上面に砂状のエンボス
加工を施した台紙を交換可能に載置するように構成して
もよい。また、排泄物収容袋7には口紐8を取り付けた
が、口紐8は必ずしも設けなくともよい。更に、1個の
排泄物収容袋7を受容部2内に配設するものとして述べ
たが、踏板部6の前後側に小型の2個の排泄物収容袋を
配設してもよいものである。
最後に、本考案における囲い板部は踏板部に乗った犬・
猫の横向きの動きを抑制する働きを持つものである。従
って、本考案の便器を小柄の犬・猫に使用させる場合に
は、別個に幅方向一対の側板を用意し、該各側板を踏板
部の長手方向両側に適当な感覚を保った状態で立設し
て、小柄の犬・猫が横向きにならないように規制しても
よい。また、或は飼育する犬・猫の体格に適合した横幅
の便器を用いることにより、最良の効果を得ることがで
きる。
(考案の効果) 本考案は以上詳述した如くであって、排泄物収容袋を取
り付けた便器本体の長手方向方向中間に踏板部を架設
し、該踏板部の三方上方を囲い板部で囲うことにより犬
・猫が外部から隠れるように構成したから、犬・猫は安
心して使用することができると共に、尻を便器本体の受
容部上に突出した姿勢で踏板部に乗るから、排泄物を排
泄物収容袋内に確実に収容することができる。従って、
犬・猫の手足が汚れるのを防止できる結果、屋内が不衛
生になったり悪臭が残るのを確実に防止できるし、砂を
使用しないから維持費も低減できると共に、汚れた砂の
処分に困るといった問題を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る犬・猫用便器を一部を破
断にして示す全体構成図、第2図は便器本体と踏板部と
排泄物収容袋の分解斜視図、第3図は一部を破断にして
示す囲い板部の外観斜視図、第4図は犬が便器を使用し
ている状態の説明図である。 1……便器本体、2……受容部、 6……踏板部、7……排泄物収容袋、 9……囲い板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板と側板とによって平面略長方形の容器
    状に形成され、内側は上方が開口した受容部になった便
    器本体と、前記受容部を横切るように該便器本体の長手
    方向略中間に位置して前記側板間に着脱可能に架設され
    た横長帯板状の踏板部と、前記便器本体の受容部内に敷
    設され、開口縁側が該便器本体の側板上側縁に取外し可
    能に係止された排泄物収容袋と、該排泄物収容袋が取着
    された便器本体の側方及び前方に位置して前記踏板部よ
    り所定高さ上方を囲むように配設され、後方が出入り口
    になった囲い板部とから構成してなる犬・猫用便器。
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