JP5563727B1 - ペット用トイレ - Google Patents

ペット用トイレ Download PDF

Info

Publication number
JP5563727B1
JP5563727B1 JP2014013840A JP2014013840A JP5563727B1 JP 5563727 B1 JP5563727 B1 JP 5563727B1 JP 2014013840 A JP2014013840 A JP 2014013840A JP 2014013840 A JP2014013840 A JP 2014013840A JP 5563727 B1 JP5563727 B1 JP 5563727B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toilet
main body
bag
pet toilet
pet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014013840A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015139402A (ja
Inventor
征史 伊藤
Original Assignee
有限会社伊藤征史広告事務所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社伊藤征史広告事務所 filed Critical 有限会社伊藤征史広告事務所
Priority to JP2014013840A priority Critical patent/JP5563727B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5563727B1 publication Critical patent/JP5563727B1/ja
Publication of JP2015139402A publication Critical patent/JP2015139402A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housing For Livestock And Birds (AREA)

Abstract

【課題】掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできるペット用トイレを提供する。
【解決手段】(A)複数のパネルと、該複数のパネルを互いに折り畳み可能に接続する1又は複数の折れ部32を有し、複数のパネルのそれぞれに複数の通過孔33を有する簀の子31と、引き上げ時に前記複数のパネルを傾斜させながら吊下可能となるように簀の子31の周縁部又は折れ部32に接続されたリング部34と、リング部34に接続され把持して簀の子31を上げ下げ可能とする持ち手部35とを備えたトイレ砂載置部3と、(B)底部にシートを載置可能な受け部22とを備えた箱形の本体部2と、を有する構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、猫等のペットが排泄を行うペット用トイレに関する。
従来から、ペット用トイレとしては様々なタイプが知られている。例えば、袋状若しくはシート形式でトイレ砂を処理するペット用トイレが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、メッシュボード若しくは袋で排泄物を処理するペット用トイレも知られている(例えば、特許文献2、3、4、5参照)。
実開平6−60338号公報 特開2013−70664号公報 特開2008−141956号公報 特開平3−10755号公報 特開2006−109808号公報
しかし、上述した特許文献1記載のペット用トイレでは、底が網目の容器の上に袋状の通水性シート材がある砂収容袋であるため、スコップ等を用いてトイレ砂の入れ替えをする必要があり、上部枠を外してトイレ砂が収容してあるシートの取り換えを頻繁に取り換えなければならず、また尿が網目の容器やその下の容器を汚しこびりついてしまうため、容器もこまめな掃除が必要となるし、掃除の際に手指が汚れる恐れがあるという問題があった。
また、上述した特許文献2記載のペット用トイレでは、貫通孔を設けた仕切り蓋の下にトイレ砂を敷き詰めた本体があるため、大掛かりとなる上に、シートが使えないため仕切り蓋の掃除が毎回必要となり、スコップ等を用いてトイレ砂の入れ替えをする必要があり、トイレ本体もこまめな掃除が必要となるし、掃除の際に手指が汚れる恐れがあるという問題があった。
また、上述した特許文献3記載のペット用トイレのための排泄物処理材セットでは、容器内に低吸水性と撥水性の部分を有する排泄物処理材の下に液透過性シートそしてさらにその下に高吸水シートを配するものであるため、高吸水シートを交換する度に糞尿が付着して重くなった排泄物処理材を液透過性シートで包んで捨てる必要があり、液透過性シートの下に流れ高吸水シートから外れた尿が容器にこびりついてしまうため、容器もこまめな掃除が必要となるし、掃除の際に手指が汚れる恐れがあるという問題があった。
また、上述した特許文献4記載のペット用トイレでは、ペット出入り口を備えた胴部材を載せたサンドベルマウス部材の下に、挿通孔を有するサンドショベルを載せたサンドトレイを配するため、シートが使えず、糞を処理する際に糞が直接触れるサンドショベルを掃除する必要があり、またスコップ等を用いてサンドトレイ上の砂を掃除する必要があるし、掃除の際に手指が汚れる恐れがあるという問題があった。
また、上述した特許文献5記載のペット用トイレでは、簀子(すのこ)板の下に尿吸収材を敷設した引出部分を配するものであるため、引出のあるケースの作成にコストがかかり、また簀子の上の糞を処理する際やシートの取り換えを行う際に手指が汚れる恐れがあるという問題があった。
上述した特許文献1〜5記載の発明では、掃除に手間がかかったり、掃除をこまめにする必要があったり、スコップ等の道具を必要とし、掃除の際に手指を汚す恐れがあったり、特別なトイレ砂やシートを要し高価となったりするという問題があった。
本発明は、上述したような課題を解決するためになされたものであり、第1の目的は、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできるペット用トイレを得ることである。
本発明の第1の態様は、
(A)
1)それぞれ複数の通過孔を有する複数のパネルと、該複数のパネルを互いに折り畳み可能に接続する1又は複数の折れ部を有する、簀の子と、
2)引き上げ時に前記複数のパネルを傾斜させながら吊下可能となるように前記簀の子の周縁部又は前記折れ部に接続され把持して前記簀の子を上げ下げ可能とする持ち手部と
を備えたトイレ砂載置部と、
(B)底部にシートを載置可能な受け部とを備えた箱形の本体部と、
を有することを特徴とするペット用トイレを提供する。
本発明の第1の態様のペット用トイレによれば、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできる。持ち手部を片手で上げるだけで、手指を汚すことなく衛生的かつワンタッチで、トイレ砂を袋体内に落とすことができる。袋体の取り換えの際も袋体を取り出して捨てるだけで済むので、手指を汚すことなく衛生的で素早く簡単に掃除が完了できる。したがって、掃除の時間を大幅に短縮できると同時に飼い主のストレスも軽減できる。
上述した本発明の第1の態様のペット用トイレは、さらに、(C)前記受け部に載置する水分吸収シートと、(D)前記水分吸収シートを中に入れた状態で前記受け部上に広げて前記本体部の側面上端まで覆う袋本体部と、袋本体部の開口部分を開閉する紐部とを備えた袋体と、を有することが好ましい。上述した本発明の第1の態様のペット用トイレの効果に加え、トイレ砂も水分吸収シートも手を汚さずに容易に短時間で片づけることができ、また、トイレをセットすることも容易に短時間でできる。
上述した本発明の第1の態様のペット用トイレは、また、前記本体部が、側面に前記トイレ砂載置部の周縁部裏面側を載置する設置用段差部を有することが好ましい。上述した本発明の第1の態様のペット用トイレの効果に加え、トイレ砂載置部の下にトイレ砂を収納するスペースができる効果を奏する。
上述した本発明の第1の態様のペット用トイレは、また、前記簀の子が、裏面周縁部に足部36を備えることが好ましい。
本発明の第2の態様は、ペット用トイレに用いるシートセットであって、(E)水分吸収シートと、
(F)前記水分吸収シートを入れる袋本体部と、袋本体部の開口部分を開閉する紐部とを備えた袋体と、
を有することを特徴とするシートセットを提供する。
本発明のペット用トイレによれば、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできる。
本発明の実施例1のペット用トイレのトイレ砂載置部3の(a)載置時の状態を示す斜視図(b)上方に引き上げた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1のペット用トイレの本体部2の斜視図である。 本発明の実施例1のペット用トイレの各部品の組み合わせ状態を示す(a)長手断面図(b)短手断面図である。 本発明の実施例1のペット用トイレの(a)本体部2にトイレ砂載置部3を載置して組み合わせた状態の斜視図、(a)水分吸収シート4を内部に包んだ袋体5の斜視図、(c)袋体5を本体部2にセットした状態の斜視図である。 本発明の実施例1のペット用トイレのセット状態を示す(a)長手断面図、(b)短手断面図である。 本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法の(a)準備段階の説明図、(b)使用段階の説明図、(c)トイレ砂載置部3引き上げ段階の説明図である。 本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法の(a)廃棄段階の説明図、(b)セット準備段階の説明図、(c)セット完了段階の説明図である。 本発明の実施例2のペット用トイレのトイレ砂載置部の(a)載置時の状態を示す斜視図、(b)上方に引き上げた状態を示す斜視図である。 本発明の実施例3のペット用トイレの(a)トイレ砂載置部斜視図、(b)セット状態を示す長手断面図、(c)セット状態を示す短手断面図である。
以下、本発明について、添付図面を適宜参照して実施例を用いて好適な実施の形態を具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
{ペット用トイレ:実施例1}
まずは、図1ないし図5を用いて、本発明の実施例1のペット用トイレの構造について説明する。図1は、本発明の実施例1のペット用トイレのトイレ砂載置部3の(a)載置時の状態を示す斜視図(b)上方に引き上げた状態を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施例1のペット用トイレの本体部2の斜視図である。図3は、本発明の実施例1のペット用トイレの各部品の組み合わせ状態を示す(a)長手断面図(b)短手断面図である。長手断面は、長手方向に平行に切ったときの断面を示し、短手断面は、長手断面と直交する方向の断面である。図4は、本発明の実施例1のペット用トイレの(a)本体部2にトイレ砂載置部3を載置して組み合わせた状態の斜視図、(a)水分吸収シート4を内部に包んだ袋体5の斜視図、(c)袋体5を本体部2にセットした状態の斜視図である。図5は、本発明の実施例1のペット用トイレのセット状態を示す(a)長手断面図、(b)短手断面図である。
本発明の実施例1のペット用トイレ1は、トイレ砂載置部3と箱形の本体部2とを有する。トイレ砂載置部3は、互いに折り畳み可能に接続する折れ部32を有し複数の通過孔33を有する簀の子31と、簀の子31の周縁部又は折れ部32に接続されたリング部34と、リング部34に接続され把持して簀の子31を上げ下げ可能とする持ち手部35とを備える。本体部2は、側面にトイレ砂載置部3の周縁部裏面側を載置する設置用段差部21と、底部にシートを載置可能な受け部22とを備える。持ち手部35は、引き上げ時にリング部34で簀の子31を吊下可能に接続されている。本発明の実施例1のペット用トイレ1は、さらに、受け部22に載置する水分吸収シート4と、水分吸収シート4を入れる袋体5とを有する。袋体5は、水分吸収シート4を中に入れた状態で受け部22上に広げて本体部2の側面上端まで覆う袋本体部51と、袋本体部51の開口部分を開閉する紐部52とを備える。袋体5のサイズは水分吸収シート4として市販のペット用トイレシーツを使用できる程度の大きさが好ましい。折れ部32は複数であってもよい。
簀の子31は板状で、水はけを良くするための通過孔33を多数有する。通過孔33は、トイレ砂6を通過させない程度の孔径である。通過孔33は、尿など水分は通過させる。通過孔33は、小さい穴若しくは細長い孔又は細い溝が好ましい。本実施例では、簀の子31は、折れ部32で屈曲して折り畳み可能とする、それぞれ複数の通過孔33を有する簀の子のパネル31aと簀の子のパネル31bの2枚のパネルであるが、3枚以上のパネルを折り畳み可能に接続してなるパネル群でもよい。折れ部32はパネル同士の接続部分を指し、簀の子31を折り畳んだり平らに展開することができる。なお、図においては簀の子31の厚みは省略して記載している。
本実施例では、リング部34は、簀の子31の周端部のうち折れ部32の両端部に配され簀の子31を折れ部32で屈曲可能に接続している。リング部34は、簀の子31と持ち手部35に接続されているが、少なくともその一方は、リング部34の周方向に沿って回転可能に接続されている。かかる構成により簀の子31と持ち手部35との成す角度は自在となる。持ち手部35を上方に引き上げて本体部2から簀の子31が外れると、簀の子31はリング部34を頂点として下方に垂れる。持ち手部35を持って本体部2に簀の子31をセットする際は、簀の子31の周縁部が本体部2の設置用段差部21に接触すると、垂れていた簀の子31が設置用段差部21の上で展開され載置される。なお、図においてはリング部34の詳細な構成は省略し輪状であること以外は簡略的に記載している。リング部34は、安定性のため、折り畳みする辺の方向に長さを有する筒状のリングであることが好ましい。本実施例では、リング部34を配する位置は、折れ部32の辺上の2か所であるため持ち手部35を引き上げたときに折れ部32で屈曲して両サイドから本体部2内にトイレ砂が容易に落下する。したがって、掃除の際に手を汚すことがない。なお、リング部34を簀の子31の周縁部の2か所に配してもよい。この2か所を結ぶ線は、折れ部32と平行である。その場合、リング部34を配した2か所を結ぶ辺を上側にして下方に簀の子31全体が垂れ、本体部2内にトイレ砂が容易に落下する。したがって、掃除の際に手を汚すことがない。本実施例では、リング部34を配する位置は、折れ部32の両端付近であるため、猫が排泄する際に持ち手部35が邪魔になることがない。図3(b)、図5(b)は、リング部34の取付部分の位置を示すものではない。リング部34は簀の子31の表面上に中心点を有し表面側から裏面側に直角に貫通するリングであることが好ましく、また簀の子31の側面に突出せずに表面側に配していることが好ましい。
本実施例では、持ち手部35が、簀の子31の長辺又は短辺に平行な軸と、該軸の両端から伸びてリング部34に接続される脚とを有する。具体的には、コの字型の金属棒を芯として、軸の部分には手で持ちやすいようプラスチック筒等が巻いてある。リング部34には直接又は金具を介して接続されている。
本体部2は、四角く浅底の器状で、底部である受け部22の周囲は立ち上がった側面で囲まれている。受け部22の周囲は立ち上がった側面内壁は、設置用段差部21の上部ではさらに外側にせり出して立ち上がっている。設置用段差部21は、トイレ砂載置部3を受け部22底面から離隔した状態で安定して保持するために本体部2側面内側に一周設けられた、受け部22に水平な段差部分である。設置用段差部21は、トイレ砂載置部3にトイレ砂や糞などが載った状態でもトイレ砂載置部3を十分支える程度の幅を有する。設置用段差部21を設けることにより、トイレ砂載置部の下にトイレ砂を収納するスペースができる。
水分吸収シート4は高い水分吸収力および保水力を有する素材により形成されることが好ましい。このような素材として、例えばポリマーシート、木材のチップ等が好ましい。袋体5は水分を通さないビニル袋等により形成されることが好ましい。水分吸収シート4は袋体5の内側底部の所定位置に予め固定されて提供されることが好ましい。これにより、本体部2に対する水分吸収シート4および袋体5の位置合わせが容易になり、設置が容易となる。使用後は袋体5に水分吸収シート4とトイレ砂とをともに収容した状態で廃棄可能である。本実施例では、水分吸収シート4と袋体5とはセットになったシートセットで、袋体5は、水分吸収シート4を入れる袋本体部51と袋本体部51の開口部分を開閉する紐部とを備える。持ち手部35は、引き上げ時に前記複数のパネルを傾斜させながら吊下可能となるように設けられている。
(使用方法)
次に、図6ないし図7を用いて、本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法について説明する。図6は、本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法の(a)準備段階の説明図、(b)使用段階の説明図、(c)トイレ砂載置部3引き上げ段階の説明図である。図7は、本発明の実施例1のペット用トイレの使用方法の(a)廃棄段階の説明図、(b)セット準備段階の説明図、(c)セット完了段階の説明図である。
ペット用トイレ1の設置方法は次の通りである。まずは、本体部2の内側から上側まで覆うように袋体5を拡げ、受け部22全体に水分吸収シート4を敷き詰める。次に、持ち手部35を持ってトイレ砂載置部3を上から載せて拡げる。このとき設置用段差部21でトイレ砂載置部3の裏面周囲が支えられる。持ち手部35を本体部2側面に立てかける。最後にトイレ砂6をトイレ砂載置部3の簀の子31の上にばら撒いて簀の子31全体を覆うようにする。
猫7が排泄すると、尿は簀の子31を通過して水分吸収シート4に吸収される。糞は簀の子31のうえのトイレ砂6の中に残る。
掃除をするときには、持ち手部35を持ち上げてトイレ砂6と糞を水分吸収シート4の上に落とす。これにより、手を汚さずに一動作で簀の子31を綺麗にできる。そのまま使用を続けるときは、トイレ砂6と糞を水分吸収シート4の上に落とした後、そのまま簀の子31を戻して新たなトイレ砂6を入れるだけで掃除は完了する。簀の子31を持ち上げそのまま降ろすだけであるので非常に簡単かつ短時間で掃除が完了する。
トイレ砂6と糞を水分吸収シート4の上に落とした後、水分吸収シート4の交換も行う場合は、袋体5の中にすでに水分吸収シート4もトイレ砂6も糞尿も一緒に入っているため、水分吸収シート4やトイレ砂6、糞尿を手で触ることなく、袋本体部51の開口部分を開閉する紐部52を絞るだけで袋体5の中に全てのごみがこぼれることなく収納される。したがって、手を汚さずにごみを捨てることができる。また、片手で持ち手部35を持ち上げた状態でも、もう片方の手で紐部52を引っ張り上げることができるので、スピーディーに、かつ周囲を汚さず掃除ができる。使用時に本体部2が袋体5で覆われているため本体部2が汚れず、拭き掃除等の手間が大幅に軽減される。
予め水分吸収シート4が内部にセットされた袋体5を本体部2の上で拡げて側面に端部を引っ掛けるだけで水分吸収シートのセットが完了する。持ち手部35を持ち上げて本体部2の上に載せる。設置用段差部21の上で簀の子31が展開されてトイレ砂載置部3のセットが完了する。したがって、手を汚さずに簡単にセットができる。
(効果)
本発明の実施例1のペット用トイレ1によれば、上述した構成であるので、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできる。持ち手部を片手で上げるだけで、手指を汚すことなく衛生的かつワンタッチで、トイレ砂を袋体内に落とすことができる。袋体の取り換えの際も袋体を取り出して捨てるだけで済む。また、トイレ砂も水分吸収シートも手を汚さずに容易に短時間で片づけることができ、また、トイレをセットすることも容易に短時間でできる。
従来は、毎回、トイレ砂をスコップ等ですくって捨てて水分吸収シートを取り換え、本体をこまめに洗う必要があったが、本発明の実施例1のペット用トイレ1によれば、トイレ砂や水分吸収シートを別々に掃除する必要がなく、また、その際に汚物が手に触れることもない。したがって、ペット用トイレの掃除の時間を大幅に短縮できると同時に飼い主のストレスも軽減できる。
{実施例2}
本発明の実施例2のペット用トイレを、図を用いて説明する。図8は、本発明の実施例2のペット用トイレのトイレ砂載置部の(a)載置時の状態を示す斜視図、(b)上方に引き上げた状態を示す斜視図である。
本発明の実施例2のペット用トイレは、トイレ砂載置部以外は実施例1のペット用トイレ1と同じである。本実施例において、トイレ砂載置部3´は、簀の子31´が3か所の折れ部32a、32b、32cで折り畳み可能に接続されている、それぞれ多数の通過孔33を有する簀の子のパネル31c、31d、31e、31fの4枚からなるものである。また、トイレ砂載置部3´は、持ち手部35が接続されるリング部34c、34dの位置が、折れ部32でなく簀の子31cの周縁部であって簀の子31´全体の短辺に当たる箇所である。トイレ砂載置部3´は、上述した点以外は実施例1のペット用トイレ1のトイレ砂載置部3と同じである。
本実施例によれば、持ち手部を上に引き上げることによりトイレ砂を本体部に落とすことができ、したがって、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできる。上述した実施例1の効果に加え、持ち手部の脚部分が短くて済むし簀の子を小さく折り畳めるのでコンパクト性に富み、持ち手部が猫の邪魔になりにくい。
{実施例3}
本発明の実施例3のペット用トイレを、図を用いて説明する。図9は、本発明の実施例3のペット用トイレの(a)トイレ砂載置部斜視図、(b)セット状態を示す長手断面図、(c)セット状態を示す短手断面図である。
本発明の実施例3のペット用トイレ1´´は、トイレ砂載置部3´´が裏面側に足部36を有する点、本体部2´が設置用段差部を有しない点以外は、実施例1のペット用トイレ1と同じである。本実施例において、足部36は、簀の子31の裏面周縁部に複数個所設けられた、高さが数ミリから数センチの範囲内の足であって、水分吸収シート4が簀の子31の裏面に接しないように、簀の子31の下に空間を確保するよう配置される。
本実施例によれば、持ち手部を上に引き上げることによりトイレ砂を本体部に落とすことができ、したがって、掃除に道具を要さず、掃除が極めて簡単で衛生的にできる。上述した実施例1の効果に加え、トイレ砂載置部の下にトイレ砂を収納するスペースを設けるために設置用段差部を要しないため本体部の製造コストが安くて済む。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されず、その発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々と変形実施が可能である。また、上記各実施の形態の構成要素を発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に組み合わせることができる。上記実施の形態において、持ち手部はリング部により簀の子の周端部に回転自在に接続されたが、持ち手部が簀の子に対して回転自在となればその接続方法はリングに限定されない。例えば、持ち手部と簀の子の周端部とは、ヒンジにより接続されてもよい。また、実施例3に記載の簀の子の裏面周縁部に足部が設けられた構成は、実施例1のペット用トイレに限らず、実施例2のペット用トイレにも適用することができる。
1 ペット用トイレ
2 本体部
21 設置用段差部
22 受け部
3 トイレ砂載置部
31 簀の子
32 折れ部
33 通過孔
34 リング部
35 持ち手部
36 足部
4 水分吸収シート
5 袋体
51 袋本体部
52 紐部
6 トイレ砂
7 猫

Claims (3)

  1. (A)
    1)それぞれ複数の通過孔を有する複数のパネルと、該複数のパネルを互いに折り畳み可能に接続する1又は複数の折れ部を有する、簀の子と、
    2)引き上げ時に前記複数のパネルを傾斜させながら吊下可能となるように前記簀の子の周縁部又は前記折れ部に接続され把持して前記簀の子を上げ下げ可能とする持ち手部と
    を備えたトイレ砂載置部と、
    (B)底部にシートを載置可能な受け部とを備えた箱形の本体部と、
    を有することを特徴とするペット用トイレ。
  2. さらに、(C)前記受け部に載置する水分吸収シートと、(D)前記水分吸収シートを中に入れた状態で前記受け部上に広げて前記本体部の側面上端まで覆う袋本体部と、袋本体部の開口部分を開閉する紐部とを備えた袋体と、を有することを特徴とする請求項1記載のペット用トイレ。
  3. 前記本体部が、側面に前記トイレ砂載置部の周縁部裏面側を載置する設置用段差部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載のペット用トイレ。
JP2014013840A 2014-01-28 2014-01-28 ペット用トイレ Expired - Fee Related JP5563727B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013840A JP5563727B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 ペット用トイレ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014013840A JP5563727B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 ペット用トイレ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5563727B1 true JP5563727B1 (ja) 2014-07-30
JP2015139402A JP2015139402A (ja) 2015-08-03

Family

ID=51417080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014013840A Expired - Fee Related JP5563727B1 (ja) 2014-01-28 2014-01-28 ペット用トイレ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5563727B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113812346A (zh) * 2021-08-31 2021-12-21 周正霞 一种宠物箱

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4027625A (en) * 1975-05-14 1977-06-07 Wheeler David C Pet commode
US4802442A (en) * 1987-11-09 1989-02-07 Wilson Michael E Cat litter screening device
JPH023249U (ja) * 1988-06-21 1990-01-10
JPH046652U (ja) * 1990-04-28 1992-01-22
JPH0441248U (ja) * 1990-08-04 1992-04-08
JP2012175910A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Iris Ohyama Inc ペット用トイレおよびこれに用いられる処理材回収部材、ならびにペット用トイレの使用方法
JP2013183669A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Kao Corp ペット用トイレ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4027625A (en) * 1975-05-14 1977-06-07 Wheeler David C Pet commode
US4802442A (en) * 1987-11-09 1989-02-07 Wilson Michael E Cat litter screening device
JPH023249U (ja) * 1988-06-21 1990-01-10
JPH046652U (ja) * 1990-04-28 1992-01-22
JPH0441248U (ja) * 1990-08-04 1992-04-08
JP2012175910A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Iris Ohyama Inc ペット用トイレおよびこれに用いられる処理材回収部材、ならびにペット用トイレの使用方法
JP2013183669A (ja) * 2012-03-07 2013-09-19 Kao Corp ペット用トイレ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113812346A (zh) * 2021-08-31 2021-12-21 周正霞 一种宠物箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015139402A (ja) 2015-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8074603B2 (en) Animal waste disposal system
US8235434B2 (en) Uprightly storable fecal matter scooper
US10159214B2 (en) Easy clean animal litter box
US20120118241A1 (en) Pet waste management system
US10638720B2 (en) Litter box wall shield
US9232766B1 (en) Cat toilet seat and training system
KR200484903Y1 (ko) 애완동물용 배변판
KR20110097263A (ko) 좌변식 고양이화장실
JP5665249B1 (ja) ペット用トイレ
JP5563727B1 (ja) ペット用トイレ
US20150334982A1 (en) Combined pet litter box and cleaning sieve
KR20120004948A (ko) 일회용 고양이 화장실
US11224199B2 (en) Hygienic filter and disposal device
JP3127391U (ja) 犬猫ペット用トイレ
JP2007244366A (ja) ネコトイレ用糞便除去ネット
JP6075929B1 (ja) ペット用トイレシート
KR20230054955A (ko) 상부 개방형 고양이 화장실
CN210299030U (zh) 一种翻转式清便鸟笼
CN211832295U (zh) 一种免铲式家用宠物猫砂盆
JP6835456B2 (ja) 老犬介護用尿受け具
KR101174489B1 (ko) 대변 무균 수집기
KR200306175Y1 (ko) 애완동물용 변기
JP2020108351A (ja) マジックハンド状犬の糞取り器
JP2011067116A (ja) 小動物の足洗浄機
CN202282976U (zh) 宠物排泄物的非抛弃型集取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140515

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140612

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5563727

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees