JP2007244366A - ネコトイレ用糞便除去ネット - Google Patents

Abstract

【課題】 従来の猫用トイレ処理方法では、始末の際に埃が舞うことにより不衛生になりがちなことと、時間や手間がかかるという問題があった。これらの問題は猫砂に埋もれた糞などを猫砂から探して取り除くために猫砂をあさらなくてはならず、そうすることによって砂が舞い、時間がかかるのである。
【解決手段】 本発明では上へと引き上げるだけのメッシュ状ネットを考案したこの装置を用いることにより、使用者にとって始末を簡潔にし、埃の舞い上がるのを防ぐことができる。
【選択図】図３

Description

本発明は、猫を飼育する一般家庭において、糞便の始末を容易にするためのものであり、砂を入れて使うタイプの猫用トイレに取り付けられるフィルター式装置に関する。

従来の猫用糞便除去には主にスコップを用いたものがある（例えば、特許文献１参照）。
特許公開２００４−２４２６５６

以上に述べた、従来の猫用トイレにおける糞使処理装置においては、スコップで猫砂をあさることにより埃が舞う上に、時間もかかるという問題点がある。

本発明はこのような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、埃を舞うことなく短い時間で簡単に糞などの処理ができることを目的としている。

猫用トイレの底に、このメッシュ状のネットを底から側面にかけて敷いておく。その上から猫砂をのせておく。猫の糞などの始末をするときには、このネットを上へ持ち上げるだけで、糞便のみがネットの上に乗っかるので、そのままゴミとして捨てるだけとなり、汚れていないきれいな砂だけが猫用トイレ内に残るようになっている。

本発明では始末の際に砂を掻きあさることをしなくてもよいため、埃がほとんど舞うことなく、清潔にかつ簡単に猫の糞などを始末することができる。

また、ネットを束ねて持ち上げたときに引っかかった糞などと共にそのままゴミ箱へとまるごと捨てるだけなので始末にかかる時間も短縮できる。

以下、本発明の実施の形態を図１〜４に基づいて説明する。

図においては、浅めの袋の形状をした柔らかくて伸縮注のあるメッシュ状のネットであり、猫用トイレ本体３の大きさに合わせて底から側面にわたり敷いておく。格子状の細かい線はメッシュ状のネットであることを示している。１は底に、２は側面に合わさるようになっている。３は一般的な猫用トイレ本体の断面で、本発明とは関係ないものであるが、本発明は３に取り付けて使うものなので図に示した。４は一般的な猫用トイレで使用する猫砂であり、これも本発明とは関係ないものであるが、本発明は４と併用して使うものなので、図に示した。

以下、上記構成の動作を説明する。一般的な猫用トイレにおいて１が底になるように，２ａ−２ｄ側面になるように合わせてネットを敷く。その上から猫砂を置いておく。始末の際に、２ａ−２ｄを束ねて持ち上げる。

メッシュ状のネットは柔らかい素材であっても丈夫であること、かつ、糞などと分別する必要がなく、環境への配慮が充分にされた素材であることが望ましい。

本発明の実施形態を示す袋状のネット装置で開口部を上として真上から見た図であり、奥行きのある様子を示した このネット装置を一般的な猫用トイレに取り付けた状態で真横から見たＡ−Ａ線断面図 Ａ−Ａ線断面から見たネット装置の使用の過程で、糞などが取り除かれた状態を表している。 処分する際の状態

符号の説明

１ ネット本体の下になる部分で、猫用トイレの底に合わさる。
２ａ−２ｄ ネット本体の側面に当る部分で、猫用トイレの側面に合わさる。
３ 猫用トイレ本体
４ 猫砂
５ 糞便などの汚物
６ 使用者などの手

Claims (1)

1. 猫砂の底へ敷いておけるメッシュ状のネットで、猫のトイレにおける始末の際にこのネットを上に持ち上げるだけで、糞便のみがネット内へ取り除かれるフィルター式の装置である。ネットは数枚重ねておくことができる。

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