JP2005110651A - 犬猫のフン回収用穴つきスコップ - Google Patents

Abstract

【課題】 犬やネコの放置されるフンを何回排便しても同じ袋を使い簡単に回収でき、手もスコップも汚さずに使用できるようにした、犬やネコのフン回収具を提供する。
【解決手段】スコップ掬い部（１）に開口部（２）を設け、開口部（２）に袋（３）を取り付け、ハンドル（５）に袋固定具（４）とフック（６）を設け、スコップとハンドルは一体にしてなることを特徴とする。
【選択図】 図２

Description

発明の詳細な説明

この発明は、スコップの掬い部底面に穴を設けフン回収用袋の口を広げ取り付け、犬やネコの排泄時におしりから直接フンを回収でき、道などに落下した犬やネコのフンをスコップの先端掬い部でも回収できる犬やネコのフンを回収するスコップに関するものである。

従来、犬の飼い主は愛犬のフンを道端に落とし放置したままか、手に袋をかぶせフンを手でつかみ取るか、スコップなどで道端にフンを移動させるだけである。また、紙でできたスコップなども使用していた。

発明が解決しようとする課題

これはつぎのような欠点があった。
（イ）道端などにフンを放置しておくととても不衛生で悪臭を放ち住民や農家の人の迷惑になり自然環境を汚している。
（ロ）手に袋をかぶせフンを回収する方法は、手にフンの暖かさが伝わりフンの感触が気持ち悪いのである。
（ハ）紙製のスコップは柔らかくフンをきれいに全部回収できないし何回もフンを排泄するときは、その回数分の枚数を、その都度使用しなければならずとても不経済である。
本発明は、以上のような欠点を失くすためになされたものである。

課題を解決するための手段

スコップ掬い部底面（１）に開口部（２）を設け袋（３）を取り付け、ハンドル（５）に袋固定部（４）と吊り下げフック（６）を設けてなる。本発明は、以上の構成よりなる犬やネコのフンを回収するスコップに関するものである。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
スコップ掬い部底面（１）に開口部（２）を設ける。開口部（２）に袋（３）を取り付ける。スコップとハンドル（５）は一体にしてなりハンドル（５）に袋固定部（４）とフック（６）を設ける。
本発明は、以上のような構造でこれを使用するときは、袋（３）をスコップ掬い部底面（１）にある開口部（２）へ袋（３）を入れ袋の口を袋固定部（４）に差し込む。ハンドル（５）を手で持ち犬やネコの排便時おしり（７）にスコップを近ずけ直接フンを受ける。あるいは、地面に落ちたフン（９）はスコップの掬い先端部（１）で掬い取り、スコップに入ったフンは掬い部の開口部（２）から袋（３）へ入るのである。フンを取り終わったら、袋固定部（４）から袋（３）を引抜き袋の口を上方へ上げると自然にフンの入った袋（３）はスコップ掬い部底面（１）にある開口部（２）より下へ落ちるので、その袋をゴミ処理すればよい。

発明の効果

本発明品に袋をセットするだけで、犬やネコのフンを直接取ったり、すくい取ったりすることがでる。掬い取ったフンは袋へ入るので手にフンの熱や感触が伝わることなく、１回の排泄時間にフンを何回でも同じ袋に回収することができる。また、袋をスコップの穴に通しハンドルの袋固定部に差し込むだけで袋を別の部品などを用意し固定するなどのわずらわしさが一切ない。その上袋が、スコップ全体を包み込むのでスコップも汚れず水洗いなどの面倒もなく衛生的で簡単に何度でも繰返し使用できる。使い終わったらハンドル先端のフックで吊るし保管場所をとらず、犬散歩の際はリードなどへ引っ掛けて使用できるので便利である。

本発明の斜視図である。 本発明の実施斜視図である。 本発明の断面図である。 本発明の実施図斜視図である。 本発明の実施図斜視図である。

符号の説明

１ 掬い部
２ 開口部
３ 袋
４ 袋固定部
５ ハンドル
６ フック
７ おしり
８ 人の手

Claims (3)

1. スコップの掬い部底面（１）に穴（２）を設け袋（３）で犬やネコ（７）のフンを回収するスコップ。
2. スコップの掬い部底面（１）に穴（２）を設け袋（３）の口を固定する固定部（４）を設けた請求項１の犬やネコ（７）のフンを回収するスコップ。
3. スコップの掬い部底面（１）に穴（２）を設け袋（３）の口を固定する固定部（４）を設けハンドル（５）に吊り下げ用フック（６）を設けた請求項１の犬やネコ（７）のフンを回収するスコップ。

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