JPH0636618B2 - ダイヤルパルスの認識装置 - Google Patents

ダイヤルパルスの認識装置

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JPH0636618B2
JPH0636618B2 JP15993986A JP15993986A JPH0636618B2 JP H0636618 B2 JPH0636618 B2 JP H0636618B2 JP 15993986 A JP15993986 A JP 15993986A JP 15993986 A JP15993986 A JP 15993986A JP H0636618 B2 JPH0636618 B2 JP H0636618B2
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務 高橋
俊二 佐藤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話交換機に関し、特にダイヤル式電話機にお
いて、回線接続後入力したい数値に相当するダイヤル番
号を廻すことにより、受信側でそのダイヤルパルスによ
って生ずるインパルス応答信号を検出し、ダイヤル番号
を認識するダイヤルパルス認識装置に関する。
〔概要〕
本発明は、ダイヤル式電話機のダイヤルパルスを検出し
そのダイヤル番号を認識するダイヤルパルスの認識装置
において、 あらかじめ上記ダイヤル式電話機からの既知のダイヤル
パルスの入力によりその立ち上がりおよび立ち下がりに
より生ずるインパルス応答信号を検出しその計数結果を
基準値として記憶手段に格納しておき、通話時に上記ダ
イヤル式電話機から入力される未知のダイヤルパルスに
ついてそのインパルス応答信号を検出しその計数結果と
上記基準値とによりそのダイヤル番号を判定することに
より、 いかなる場合においてもダイヤル番号を正確に認識でき
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、ダイヤル式電話機のダイヤルパルスを検出しその
ダイヤル番号を認識するダイヤルパルスの認識方法およ
びその装置としては、ダイヤルパルスのインパルス応答
の周期性を検出して認識するものがある(例えば、特願
昭60−65354号)。
ここで、ダイヤルパルスのインパルス応答信号とは第2
図(a)のダイヤルパルスに対する第2図(b)のような応答
信号を示し、ダイヤルパルスの立上がりおよび立下がり
によって生ずる信号をいう。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のダイヤルパルスの認識方法およびその装
置は、ダイヤルパルスのインパルス応答の周期性を検出
するため以下のような欠点がある。
ダイヤルパルスの仕様は、例えば昭和53年2月社団法
人電気通信協会発行の「電話交換信号方式」第329頁に
よれば、下表のようになっている。
上記の仕様からメーク率の標準値33%に対するメーク時
間のばらつきは10ppsの場合 第1区間の+側の最大値 その他の区間+側の最大値 仕様なし −側の最大値 またブレーク時間のばらつきは、 +側の最大値 仕様なし −側の最大値 となる。
一般に交換機では継電器でダイヤルパルスを受信するの
で、継電器の動作時間、復旧時間に合わせてダイヤルパ
ルスのブレーク時間、メーク時間の最小値のみが規定さ
れており、最大値は規定されていない。このため第2図
(a)に示すダイヤルパルスの各区間の時間は、平均イン
パルス速度から求めた値より+50%以上の区間がでる可
能性が有る。このように、特定の区間の時間長が50%を
超えると、前後の区間と重複するため周期性の検出は不
可能である。
また、交換機の2線・4線変換部の反響損失が無限大
ではないので、送信側で送ったダイヤルパルスのインパ
ルス応答信号は、第3図に示すように、主信号経路41a
と反響損失により2線・4線変換部20を一巡する不用信
号経路42aとにより第2図(b)に示すように主信号41と、
主信号41より遅れた不用信号42が受信される場合があ
る。このときの受信波形は第2図(b)に示すようにな
り、最初に受信した信号を立下り、次に受信した信号を
立上りと一義的には決定できない。
本発明の特徴は、上記の欠点を除去することにより、ダ
イヤルパルスの特定の区間の時間長が50%以上変動した
場合、または2線・4線変換部の反響損失による不用信
号が入った場合においても、そのダイヤル番号を正確に
認識できるところのダイヤルパルスの認識方法およびそ
の装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、回線接続後に到来するダイヤル式電話機のダ
イヤルパルスの立上がりおよび立下がりにより発生する
インパルス応答信号を検出し検出出力を発生する検出回
路と、この検出回路の検出出力を計数する計数回路とを
含むダイヤルパルスの認識装置において、既知のダイヤ
ルパルスを上記検出回路に入力したとき上記計数回路の
計数結果を基準値として格納する記憶部と、未知のダイ
ヤルパルスを上記検出回路に入力したときの上記計数回
路の計数結果と上記記憶部に格納された上記基準値とに
よりそのダイヤル番号を判定する判定部とを含むことを
特徴とする。
〔作用〕
本発明は、あらかじめダイヤル式電話機から既知のダイ
ヤルパルス、例えば「0」発信を入力し、そのダイヤル
パルスの立上がりおよび立下がりで生ずるインパルス応
答信号を所定区間例えば10区間にわたり検出して、その
検出された計数値(上記区間数で割った平均値)を基準
値として記憶手段に格納しておく。そして通話時に、上
記ダイヤル式電話機から通話したい未知のダイヤルパル
スが発信されたとき、そのインパルス応答信号を検出し
その計数結果と上記基準値とにより、例えば、この計数
結果を上記基準値で割ることにより、そのダイヤル番号
を判定する。
従って、特定の区間の時間長が50%を超える場合であっ
ても、既知ダイヤルパルスの検出により上記基準値を算
出することでその影響は除外される。また、2線・4線
変換部の反響損失に基づく不用信号による影響も同様に
上記基準値の算出により除外される。
かくして、いかなる場合においてもダイヤル番号を正確
に認識することが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例としてのダイヤルパルスの認
識装置を示すブロック構成図、第2図(a)〜(c)はその動
作を示すタイムチャート、第3図は本実施例を含むシス
テムの概要を示す説明図である。
第1図において、本実施例のダイヤルパルスの認識装置
10は、ダイヤル式電話機のダイヤルパルスによるインパ
ルス応答信号を検出する検出回路11と、この検出回路11
の出力を計数する計数回路12と、既知のダイヤルパルス
を検出回路11に入力したときその検出回路11の計数結果
を基準値として格納する記憶部13と、 未知のダイヤルパルスを検出回路11に入力したときその
計数結果と記憶部13に格納された上記基準値とによりそ
のダイヤル番号を判定する判定部14と、計数回路12の出
力を記憶部13または判定部14に切り替える切替器15と、
制御部16とを含んでいる。
次に、本実施例の動作について説明する。検出回路11
は、第2図(b)に示すダイヤルパルスのインパルス応答
信号が、あるしきい値VHを越えたとき論理値「1」を
出力し、しきい値VHを越えた後でしきい値VL以下にな
ったとき論理値「0」を出力する。すなわち検出回路11
の出力信号は第2図(c)に示すように、上記しきい値
H、VLに対応して出力されるパルス信号になる。
既知のダイヤルパルスを入力する場合(以下、学習モー
ドという。)、切替器15は端子aとbを接続する。この
とき検出回路11の出力を計数回路12で計数し、計数結果
を基準値として記憶部13へ格納する。
未知のダイヤルパルスを入力する場合(以下、認識モー
ドという。)、切替器15は端子aとcを接続する。この
とき、計数回路12の計数結果は判定部14に入り、学習結
果としての上記基準値結果が入っている記憶部13の出力
と比較し、認識結果が判定部14から出力される。
例えば学習モードでは、ダイヤル式電話機30からダイヤ
ル「0」を発信すると、インパルス応答信号は第2図
(b)に、検出回路出力信号は第2図(c)に示す信号にな
り、第1区間から第10区間までの合計の計数結果は40に
なる。これにより1区間の計数値すなわち基準値は4と
なる。
認識モードでは、計数結果を上記の基準値4で割って求
めた商が認識結果となり正しい値が得られる。
制御部16は検出回路11の出力を監視してダイヤルパルス
の始端、終端の検出、学習モード、認識モードのモード
切替、計数回路12のリセット等の制御を行う。
また、本実施例において、検出回路11の出力間隔は、イ
ンパルス速度10ppsで最大100ms程度、インパルス速度20
ppsで最大50ms程度で、ダイヤルとダイヤル間のミニマ
ムポーズは、10ppsで650ms、20ppsで450msなので、検出
回路11の出力間隔が100ms以下の場合は、計数回路12の
計数を継続し、450ms以上の場合を終端とすることがで
きるので、インパルス速度によらないで認識することが
できる。
本発明の特徴は、第1図に示すダイヤルパルスの認識装
置10において記憶部13、判定部14を設け、あらかじめダ
イヤル式電話機からの既知のダイヤルパルスの入力によ
りインパルス応答信号の検出による計数結果としての基
準値を記憶部13に格納しておき、通話時に入力される未
知のダイヤルパルスの検出による計数結果を上記基準値
を用いてそのダイヤル番号を判定することにある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、既知のダイヤルで学習す
ることにより、ダイヤルパルスの特定の区間の時間長が
50%以上変動した場合、または2線・4線変換部の反響
損失による不用信号が入った場合でも認識できる効果が
ある。さらにインパルス速度によらないで認識できる効
果が付加される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのダイヤルパルスの認
識装置を示すブロック構成図。 第2図(a)〜(c)はその動作を示すタイムチャート。 第3図は本実施例を含むシステムの概要を示す説明図。 10…ダイヤルパルスの認識装置、11…検出回路、12…計
数回路、13…記憶部、14…判定部、15…切替器、16…制
御部、20…2線・4線変換部、30…ダイヤル式電話機、
41…主信号、41a…主信号経路、42…不用信号、42a…不
用信号経路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線接続後に到来するダイヤル式電話機の
    ダイヤルパルスの立上がりおよび立下がりにより発生す
    るインパルス応答信号を検出し検出出力を発生する検出
    回路(11)と、この検出回路の検出出力を計数する計数回
    路(12)とを含むダイヤルパルスの認識装置において、 既知のダイヤルパルスを上記検出回路に入力したとき上
    記計数回路の計数結果を基準値として格納する記憶部(1
    3)と、 未知のダイヤルパルスを上記検出回路に入力したときの
    上記計数回路の計数結果と上記記憶部に格納された上記
    基準値とによりそのダイヤル番号を判定する判定部(14)
    と を含むことを特徴とするダイヤルパルスの認識装置。
JP15993986A 1986-07-07 1986-07-07 ダイヤルパルスの認識装置 Expired - Lifetime JPH0636618B2 (ja)

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JPS6314595A JPS6314595A (ja) 1988-01-21
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JPS6441597A (en) * 1987-08-07 1989-02-13 Takeshige Fujitani Method for detecting dial pulse
JP2843583B2 (ja) * 1988-12-23 1999-01-06 アエロテル リミテッド パルス検出システム及びパルス検出方法

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