JPH0636534U - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

Info

Publication number
JPH0636534U
JPH0636534U JP7313292U JP7313292U JPH0636534U JP H0636534 U JPH0636534 U JP H0636534U JP 7313292 U JP7313292 U JP 7313292U JP 7313292 U JP7313292 U JP 7313292U JP H0636534 U JPH0636534 U JP H0636534U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grill
opening
heating
door
heating chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7313292U
Other languages
English (en)
Inventor
保志 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP7313292U priority Critical patent/JPH0636534U/ja
Publication of JPH0636534U publication Critical patent/JPH0636534U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 扉を開けることにより焼き網が加熱室内から
開口部外へと進出した際に、進出の勢いで載置面上の焼
き皿が飛び出してしまうのを防止することができると共
に、被加熱物を加熱調理する際、載置面上の最適加熱位
置に位置させて焼きムラを生じさせることのない加熱調
理器を提供する。 【構成】 加熱室12内に、加熱室12の開口部12a
を塞ぐ扉14の開閉に連動して進出退避する焼き網13
を設けた加熱調理器において、焼き網13の開口部側1
2a両側部に、その中央部(中央底部23)よりも上方
に突出して形成されると共に扉14の開放時に焼き網1
3に載置した被加熱物の前方への移動を阻止する係止段
部(周辺高部22)を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、加熱室内に焼き網を有する加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、加熱室内に、加熱室の開口部を塞ぐ扉の開閉に連動して進出退避する焼 き網を設けた加熱調理器が知られている。
【0003】 オーブントースター(加熱調理器)は、本体ケースの加熱室内に、被加熱物を 載置する焼き網を有している。この焼き網は、加熱室の開口部を塞ぐ扉の開閉に 連動しており、扉の開時、加熱室内から開口部外へと進出し、扉の閉時、開口部 外から加熱室内へと退避する。
【0004】 図4に示す焼き網1は、略U字状に形成されて曲部2を上方へ折り曲げた網体 3を並設すると共に、網体3の開放端4を当接させて網体3の外側に幅広コ字状 の線材5を位置させ、更に、線材5の両側から突出させて曲部2近傍に直線状の 線材6を掛け渡すことにより、平板状の枠体を形成している。
【0005】 そして、線材5の中央部7を開口部側に位置する前端とし、網体3の曲部2を 後端として、焼き網1は加熱室内に配置されており、平坦面を形成する上面8を 被加熱物を載置する載置面としている。
【0006】 被加熱物は、上面8に直接載置する他、上面8に載置した焼き皿に収納される ことにより加熱調理される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上面8が平坦面であるために、例えばアルミニウム等から形成 されて平滑な裏面を有する焼き皿にあっては、加熱調理終了後、扉を開けること により焼き網1が加熱室内から開口部外へと進出した際に、進出の勢いで上面8 上の焼き皿が上面8上を滑べって飛び出してしまう虞があるという問題点があっ た。
【0008】 また、被加熱物を加熱調理する際、上面8に載置する被加熱物は、平坦面上に 目で見て見当を付けて位置させることとなって必ずしも上面8略中央の最適加熱 位置に位置させることにならず、扉側に位置させた場合には焼きムラを生じさせ るという問題点もあった。
【0009】 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ は、扉を開けることにより焼き網が加熱室内から開口部外へと進出した際に、進 出の勢いで載置面上の焼き皿が飛び出してしまうのを防止することができると共 に、被加熱物を加熱調理する際、載置面上の最適加熱位置に位置させて焼きムラ を生じさせることのない加熱調理器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る加熱調理器は、加熱室内に、該加熱 室の開口部を塞ぐ扉の開閉に連動して進出退避する焼き網を設けた加熱調理器に おいて、前記焼き網の前記開口部側両側部に、その中央部よりも上方に突出して 形成されると共に前記扉の開放時に前記焼き網に載置した被加熱物の前方への移 動を阻止する係止段部を形成したことを特徴としている。
【0011】
【作用】
上記構成を有する加熱調理器により、焼き網上に載置された焼き皿は、被加熱 物の前方への移動を阻止する係止段部に係止されることとなって、扉を開けると 同時に開口部外へと進出する焼き網から焼き皿が飛び出すのを防止することがで きる。なお、焼き網の中央部は載置面と同一面上にあることから、手を差入れて 焼き皿或は被加熱物を容易に取り出すことができる。
【0012】 また、被加熱物を、焼き網の略中央に位置する載置面上の最適加熱位置に確実 に載置することが可能となって、加熱調理に際して焼きムラを生じさせることが ない。
【0013】
【実施例】
以下、この考案に係る加熱調理器の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0014】 図1に示すオーブントースター(加熱調理器)10は、本体ケース11の加熱 室12内に、被加熱物を載置する焼き網13を有している。
【0015】 加熱室12は、本体ケース11の前面に開口部12aを有しており、加熱室1 2内には、奥行き方向略中央に位置して開口部12aと略平行に、焼き網13を 挟んで上下に二本の加熱用ヒータHが設けられている。
【0016】 また、開口部12aには、開口部12aを塞ぐ扉14が装着されており、扉1 4の開閉に連動して、扉14の開時、焼き網13が加熱室12内から開口部12 a外へと進出し、扉14の閉時、焼き網13が開口部12a外から加熱室12内 へと退避する。
【0017】 焼き網13は、図2に示すように、略U字状の網体15と、幅広コ字状の線材 16と、直線状の線材17とを有している。
【0018】 網体15は、開放端15aを上方に折り曲げると共に、開放端15a側に上方 に屈曲させて形成した段部18を有しており、線材16は、中央部19に、両側 部20からそれぞれ略網体15の間隙幅分離間した位置で、開放端16a側に屈 曲した後下方に屈曲させて形成した段部21を有している。
【0019】 そして、複数個の網体15を同一向きに並設し、網体15の曲部15b近傍下 部に中央部19の段部21を掛け渡すと共に並設した網体15の両外側に両側部 20をそれぞれ位置させて線材16を配置し、更に、線材16の両側部20から 両端17aをそれぞれ突出させて段部18下部に線材17を掛け渡すことにより 、平板状の枠体を形成している。
【0020】 従って、焼き網13には、段部18と、両側部20と、段部21を除いた中央 部19とにより形成された同一面の周辺高部22、及び段部18を除いた網体1 5と段部21とにより形成された同一面の中央底部23が設けられることとなり 、中央底部23は、加熱室12内における最適加熱位置に位置している。つまり 、焼き網13の開口部12a側両側部は、段部21により形成された開口部12 a側の中央部よりも上方に突出して形成されている。
【0021】 この焼き網13は、段部21を開口部12a側に位置する前端とし、開放端1 5aを後端として、加熱室12内に配置されており、平坦面を形成する中央底部 23を被加熱物を載置する載置面としている。
【0022】 なお、中央底部23は、加熱調理時、被加熱物を収納するための焼き皿24を 載置することができる大きさを有しており、中央底部23に載置された焼き皿2 4は、周辺高部22により位置決め固定される。
【0023】 そして、焼き網13の両側部に位置する周辺高部22は、中央底部23に載置 した被加熱物の前方(扉14側)への移動を阻止する係止段部として機能する。 次に、上記構成を有するオーブントースターの作用を説明する。
【0024】 オーブントースター10を使用し、被加熱物を焼き皿24に収納して加熱調理 する場合、図3に示すように、扉14を開けて焼き網13を開口部12aから突 出させ、焼き網13の中央底部23に焼き皿24を載置する。
【0025】 載置後、扉14を閉じて焼き網13を加熱室12内に収納し、ヒータHを加熱 状態として加熱調理する。
【0026】 この際、焼き皿24内の被調理物は、最適加熱位置である中央底部23に確実 に載置することが可能となって扉14から離間することとなり、焼きムラの発生 を防ぐことができる。
【0027】 なお、被調理物を直接焼き網13上に載置する場合も、周辺高部22との対比 で目で見て見当を付け最適加熱位置である中央底部23の略中央部に確実に載置 することが可能となり、焼きムラの発生を防ぐことができる。
【0028】 その後、加熱調理終了により扉14を開けて焼き皿24を取り出す。
【0029】 この際、扉14を開けると同時に、焼き網13が加熱室12内から開口部12 a外へと進出し、進出の勢いで中央底部23に載置された焼き皿24が飛び出し てしまう虞があるが、焼き皿24は、周辺高部22を形成する線材16の中央部 19両端に係止することにより被加熱物の前方への移動が阻止され、進出の勢い に抗して飛び出すことがない。
【0030】 とりわけ、高温度に加熱調理された場合にも、飛び出しを防止することにより 、より高い安全性を確保することができる。
【0031】 なお、焼き網13の前端中央部は、線材16の中央部19に形成された段部2 1により中央底部23と同一面上にあることから、手を差入れて焼き皿24或は 被加熱物を容易に取り出すことができる。
【0032】
【考案の効果】
この考案に係る加熱調理器は、上記構成を有することから、扉を開けることに より焼き網が加熱室内から開口部外へと進出した際に、進出の勢いで載置面上の 焼き皿が飛び出してしまうのを防止することができると共に、被加熱物を加熱調 理する際、載置面上の最適加熱位置に位置させて焼きムラを生じさせることがな い。また、焼き網の中央部は載置面と同一面上にあることから、手を差入れて焼 き皿或は被加熱物を容易に取り出すことができる。
【0033】 また、被加熱物を、焼き網の略中央に位置する載置面上の最適加熱位置に確実 に載置することが可能となって、加熱調理に際して焼きムラを生じさせることが ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る加熱調理器の断面説明図であ
る。
【図2】図1に示す焼き網の斜視図である。
【図3】焼き網の上に焼き皿を載置した状態の斜視説明
図である。
【図4】従来の焼き網の斜視図である。
【符号の説明】
10 加熱調理器 12 加熱室 12a 開口部 13 焼き網 14 扉 22 周辺高部(係止段部) 23 中央底部(中央部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内に、該加熱室の開口部を塞ぐ扉
    の開閉に連動して進出退避する焼き網を設けた加熱調理
    器において、 前記焼き網の前記開口部側両側部に、その中央部よりも
    上方に突出して形成されると共に前記扉の開放時に前記
    焼き網に載置した被加熱物の前方への移動を阻止する係
    止段部を形成したことを特徴とする加熱調理器。
JP7313292U 1992-10-20 1992-10-20 加熱調理器 Pending JPH0636534U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7313292U JPH0636534U (ja) 1992-10-20 1992-10-20 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7313292U JPH0636534U (ja) 1992-10-20 1992-10-20 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0636534U true JPH0636534U (ja) 1994-05-17

Family

ID=13509373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7313292U Pending JPH0636534U (ja) 1992-10-20 1992-10-20 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636534U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7354612B2 (en) High speed baking in novel toasting apparatus
US8069776B2 (en) Toaster
US20240156303A1 (en) Sandwich press for toaster
JPH0636534U (ja) 加熱調理器
JP4237674B2 (ja) 加熱調理器
KR102147753B1 (ko) 빵 제조기
US20060180034A1 (en) Removable heat shield for forming a pattern on toast
EP1547445B1 (en) Tray assembly for microwave oven incorporating toaster
EP3394516B1 (en) Oven system for pressed food items
JPS6110088Y2 (ja)
CN114601350B (zh) 一种能烤披萨的多士炉
JPS645561Y2 (ja)
JPS5854038Y2 (ja) ト−スタ−補助具
JPH089540Y2 (ja) 焼き網付き加熱調理器
JP3760408B2 (ja) オーブントースタ
JPS597877Y2 (ja) 電気調理器
JP3596406B2 (ja) オーブントースター
JPH0438167Y2 (ja)
JP2004215868A (ja) ロースタ
JPS597875Y2 (ja) 電気調理器
JPH0527130Y2 (ja)
JPS5850179Y2 (ja) 焙焼器の焼網装置
JPS5854039Y2 (ja) ト−スタ−補助具
JPS61208445A (ja) オ−ブント−スタ−
JPS5929615Y2 (ja) ト−スタ−