JPH0636405Y2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JPH0636405Y2 JPH0636405Y2 JP1987079042U JP7904287U JPH0636405Y2 JP H0636405 Y2 JPH0636405 Y2 JP H0636405Y2 JP 1987079042 U JP1987079042 U JP 1987079042U JP 7904287 U JP7904287 U JP 7904287U JP H0636405 Y2 JPH0636405 Y2 JP H0636405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- air conditioner
- radiation panel
- heat exchanger
- indoor heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は輻射パネルを使用した空気調和機に関する。
（従来の技術および考案が解決しようとする問題点） 圧縮機から吐出された冷媒を輻射パネルに供給し、その
輻射パネルから放熱される輻射熱を暖房に使用するよう
にした空気調和機が提案されている。
輻射パネルから放熱される輻射熱を暖房に使用するよう
にした空気調和機が提案されている。
ところが、上記輻射パネルを室内熱交換器と直列に接続
した場合においては、ガス領域配管部分が長くなり、し
かも一般に輻射パネルにおいては運転中に多大の冷媒量
が溜らないように、パイプ径が小さくしてあるために圧
力損失が大きくなり、冷媒循環量の減少、EER（空気調
和機の熱効率を表すのに、一般には、エネルギー効率比
EER（Energy Efficiency Ratio）が用いられる。ここ
に、空気調和機の能力をＱ（kcal/h）、入力を（ｗ）と
すると、EER＝Q/Wである。以下、空気調和機の熱効率を
表す意味で、EERを用いる。）の低下を招き、十分な輻
射熱量を得ることができない。
した場合においては、ガス領域配管部分が長くなり、し
かも一般に輻射パネルにおいては運転中に多大の冷媒量
が溜らないように、パイプ径が小さくしてあるために圧
力損失が大きくなり、冷媒循環量の減少、EER（空気調
和機の熱効率を表すのに、一般には、エネルギー効率比
EER（Energy Efficiency Ratio）が用いられる。ここ
に、空気調和機の能力をＱ（kcal/h）、入力を（ｗ）と
すると、EER＝Q/Wである。以下、空気調和機の熱効率を
表す意味で、EERを用いる。）の低下を招き、十分な輻
射熱量を得ることができない。
本考案は上述のような欠点に鑑みてなされたもので、圧
力損失が大きくなるのを防止することによって、冷媒循
環量の減少およびEERの低下を防止することができる空
気調和機を提供することを目的とする。
力損失が大きくなるのを防止することによって、冷媒循
環量の減少およびEERの低下を防止することができる空
気調和機を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕 （問題点を解決するための手段） 本考案は暖房運転時に、圧縮機から吐出された冷媒を輻
射パネルを経由して室内熱交換器に供給するようにした
空気調和機において、上記輻射パネルの蛇行する冷媒管
路の断面積を大きさを、上記室内熱交換器の冷媒管路の
断面積以上の大きさとしたことを特徴とする空気調和機
に関する。
射パネルを経由して室内熱交換器に供給するようにした
空気調和機において、上記輻射パネルの蛇行する冷媒管
路の断面積を大きさを、上記室内熱交換器の冷媒管路の
断面積以上の大きさとしたことを特徴とする空気調和機
に関する。
（作用） 暖房時において、圧縮機から吐出された冷媒は、冷媒流
路を通って、輻射パネルおよび室内熱交換器内を順次流
れ、放熱を行なう。ここで輻射パネルの冷媒管路の断面
積を室内熱交換器の管路の断面積以上の大きさとしてあ
るため圧力損失が小さくなり、冷媒循環量を十分確保で
きる。
路を通って、輻射パネルおよび室内熱交換器内を順次流
れ、放熱を行なう。ここで輻射パネルの冷媒管路の断面
積を室内熱交換器の管路の断面積以上の大きさとしてあ
るため圧力損失が小さくなり、冷媒循環量を十分確保で
きる。
（実施例） 以下、添付図面を参照して本考案の一実施例について説
明する。
明する。
第３図は、空気調和機における冷凍サイクルを示す図で
あって、圧縮機１には四方切換弁２を介して輻射パネル
３、室内側熱交換器４、減圧装置５、および室外側熱交
換器６が順次環状に接続されている。
あって、圧縮機１には四方切換弁２を介して輻射パネル
３、室内側熱交換器４、減圧装置５、および室外側熱交
換器６が順次環状に接続されている。
しかして、暖房時においては、圧縮機１から吐出された
冷媒が四方切換弁２を経て輻射パネル３および室内熱交
換器４に送られ、そこで放熱作用を行なって室内の暖房
作用を行ないその後、減圧装置５および室外熱交換器６
等を経て圧縮機１に還流される。
冷媒が四方切換弁２を経て輻射パネル３および室内熱交
換器４に送られ、そこで放熱作用を行なって室内の暖房
作用を行ないその後、減圧装置５および室外熱交換器６
等を経て圧縮機１に還流される。
第１図は本考案における空気調和機の構成図であるが、
輻射パネル３内に設けられた冷媒管路7aは第２図に示す
ように蛇行して設けられている。また、輻射パネル３と
直列に接続された室内熱交換器４内に設けられた冷媒管
路7bも同様に蛇行して設けられており、輻射パネル３の
冷媒管路7aが室内熱交換器４の冷媒管路7bに連通接続さ
れている。さらに、輻射パネル３の背面には断熱材８が
設けられ、輻射パネル３の内方への放熱を断熱する。こ
こで、輻射パネル３内の冷媒管路7aの断面積の大きさ
は、室内熱交換器４内の冷媒管路7bの断面積以上の大き
さとなっている。
輻射パネル３内に設けられた冷媒管路7aは第２図に示す
ように蛇行して設けられている。また、輻射パネル３と
直列に接続された室内熱交換器４内に設けられた冷媒管
路7bも同様に蛇行して設けられており、輻射パネル３の
冷媒管路7aが室内熱交換器４の冷媒管路7bに連通接続さ
れている。さらに、輻射パネル３の背面には断熱材８が
設けられ、輻射パネル３の内方への放熱を断熱する。こ
こで、輻射パネル３内の冷媒管路7aの断面積の大きさ
は、室内熱交換器４内の冷媒管路7bの断面積以上の大き
さとなっている。
しかして、暖房時において圧縮機１から吐出された冷媒
は冷媒管路７を通って、輻射パネル３内の冷媒管路7aお
よび室内熱交換器４内の冷媒管路7bを順次流れ放熱す
る。この時、輻射パネル３内の冷媒管路7aの断面積の大
きさを室内熱交換器４内の冷媒管路7bの断面積の大きさ
以上としたことにより、ガス領域配管部分が長くなるに
もかかわらず圧力損失を小さくでき、冷媒循環量の減少
を防止し、さらにEERの低下を防ぐことができる。
は冷媒管路７を通って、輻射パネル３内の冷媒管路7aお
よび室内熱交換器４内の冷媒管路7bを順次流れ放熱す
る。この時、輻射パネル３内の冷媒管路7aの断面積の大
きさを室内熱交換器４内の冷媒管路7bの断面積の大きさ
以上としたことにより、ガス領域配管部分が長くなるに
もかかわらず圧力損失を小さくでき、冷媒循環量の減少
を防止し、さらにEERの低下を防ぐことができる。
本考案は上述のように、輻射パネル内の冷媒管路の断面
積の大きさを、室内熱交換器内の冷媒管路の断面積の大
きさ以上としたことにより、ガス領域配管部分が長くし
かも蛇行する輻射パネル内の冷媒管路の圧力損失が小さ
くなり、冷媒循環量を十分確保でき暖房能力の低下を防
止でき、運転時の消費電力を軽減してEERを向上するこ
とができる。また、輻射パネルはガス域で使用するた
め、空気調和機全体に封入するガス量を軽減することが
でき、割安である等の効果を奏する。
積の大きさを、室内熱交換器内の冷媒管路の断面積の大
きさ以上としたことにより、ガス領域配管部分が長くし
かも蛇行する輻射パネル内の冷媒管路の圧力損失が小さ
くなり、冷媒循環量を十分確保でき暖房能力の低下を防
止でき、運転時の消費電力を軽減してEERを向上するこ
とができる。また、輻射パネルはガス域で使用するた
め、空気調和機全体に封入するガス量を軽減することが
でき、割安である等の効果を奏する。
第１図は本考案における空気調和機の構成図、第２図は
第１図中Ｉ−Ｉ矢視図、第３図は輻射パネルを設けた空
気調和機の冷凍サイクル図である。 １……圧縮機、２……四方切換弁、３……輻射パネル、
４……室内熱交換器、５……減圧装置、６……室外熱交
換器、７……冷媒管路、7a……冷媒管路、7b……冷媒管
路、８……断熱材。
第１図中Ｉ−Ｉ矢視図、第３図は輻射パネルを設けた空
気調和機の冷凍サイクル図である。 １……圧縮機、２……四方切換弁、３……輻射パネル、
４……室内熱交換器、５……減圧装置、６……室外熱交
換器、７……冷媒管路、7a……冷媒管路、7b……冷媒管
路、８……断熱材。
Claims (1)
- 【請求項１】暖房運転時に、圧縮機から吐出された冷媒
を輻射パネルを経由して室内熱交換器に供給するように
した空気調和機において、上記輻射パネルの蛇行する冷
媒管路の断面積を、上記室内熱交換器の冷媒管路の断面
積以上の大きさとしたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987079042U JPH0636405Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987079042U JPH0636405Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63188421U JPS63188421U (ja) | 1988-12-02 |
| JPH0636405Y2 true JPH0636405Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=30928542
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987079042U Expired - Lifetime JPH0636405Y2 (ja) | 1987-05-26 | 1987-05-26 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636405Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5232152U (ja) * | 1975-08-28 | 1977-03-07 | ||
| JPS63185023U (ja) * | 1987-05-21 | 1988-11-28 |
-
1987
- 1987-05-26 JP JP1987079042U patent/JPH0636405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63188421U (ja) | 1988-12-02 |
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