JPH0636399U - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0636399U
JPH0636399U JP7063692U JP7063692U JPH0636399U JP H0636399 U JPH0636399 U JP H0636399U JP 7063692 U JP7063692 U JP 7063692U JP 7063692 U JP7063692 U JP 7063692U JP H0636399 U JPH0636399 U JP H0636399U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection cable
power
detector
air conditioner
overcurrent detector
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Pending
Application number
JP7063692U
Other languages
English (en)
Inventor
沢 秀 俊 金
義 仁 簑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7063692U priority Critical patent/JPH0636399U/ja
Publication of JPH0636399U publication Critical patent/JPH0636399U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 過電流検出器を増加することなく、上側接続
ケーブル及び下側接続ケーブルの双方の経路を流れる地
絡電流を検出できるようにする。 【構成】 ひとつのホール電流検出器9を二つの接続ケ
ーブル6,8が挿通しているので、経路A又は経路Bの
いずれを流れる地絡電流も検出できる。また、短絡事故
等の場合は、接続ケーブル6,8の双方に過電流が流れ
るが、電流I1 ,I2 の方向は同じになっているので、
これらは相殺されることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インバータ部とコンバータ部とを結ぶ接続ケーブルに過電流検出器 が設けられている空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンプレッサモータをインバータ制御する空気調和機の場合、インバータ部と コンバータ部とを結ぶ接続ケーブルに過電流検出器が設けられている。そして、 この過電流検出器の電流検出により、インバータ部の短絡事故やコンプレッサの 地絡事故、あるいはコンプレッサのロック状態の発生の防止が図られている。
【0003】 図4は、このような従来の空気調和機の概略構成を示すブロック図である。こ の図において、交流電源1からの交流電力はコンバータ部2により直流電力に変 換された後、インバータ部3により、再度、交流電力に変換されてコンプレッサ モータ4に供給されるようになっている。このとき、インバータ部3は、インバ ータ制御回路5からの制御信号により可変電圧可変周波数制御され、コンプレッ サモータ4の可変速制御を行うようになっている。
【0004】 また、コンバータ部2のプラス出力側とインバータ部3との間は上側接続ケー ブル6により接続されており、その途中に平滑リアクトル7が設けられている。 そして、コンバータ部2のマイナス出力側とインバータ部3との間は下側接続ケ ーブル8により接続されており、その途中に、過電流検出器としてのホール電流 検出器9が取付られている。なお、10は上側接続ケーブル6と下側接続ケーブ ル8との間に接続されている平滑コンデンサである。
【0005】 図5は、ホール電流検出器9の取付状態を示す斜視図であり、リング形状をし たホール電流検出器9の孔部9aを下側接続ケーブル8が挿通した状態となって いる。そして、このホール電流検出器9の電流検出値が一定レベル以上になった 場合、インバータ制御回路5はインバータ部3の出力を停止させるようになって いる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、地絡事故の場合、地絡電流の経路については、図4の点線で示すよ うに、上側接続ケーブル6を辿る経路Aと、下側接続ケーブル8を辿る経路Bの 二つがある。図4の構成では、ホール電流検出器9が下側接続ケーブル8に取付 けられているので、経路Bの地絡電流については検出できるものの、経路Aの地 絡電流については検出することができない。
【0007】 そこで、実開昭62−96736号公報に開示されているように、上側接続ケ ーブルにも過電流検出器を取付ける構成としたものが案出されている。
【0008】 しかし、このように過電流検出器を増やす構成とすると、その分だけコストが アップし、空気調和機全体のコストダウンを充分に図ることができなくなる。
【0009】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、過電流検出器を増加すること なく、上側接続ケーブル及び下側接続ケーブルの双方の経路を流れる地絡電流を 検出することが可能な空気調和機を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するための手段として、交流電源からの交流電力を直 流電力に変換するコンバータ部と、このコンバータ部で変換された直流電力を交 流電力に再変換し、可変電圧可変周波数制御によりコンプレッサモータの可変速 制御を行うインバータ部と、このインバータ部と前記インバータ部とを結ぶ接続 ケーブルが挿通するリング形状の過電流検出器を備え、この過電流検出器の電流 検出により、前記インバータ部の短絡、又はコンプレッサモータを経由して発生 する地絡を検知する空気調和機において、前記コンバータ部のプラス出力側に接 続される接続ケーブル、及びマイナス出力側に接続される接続ケーブルの双方が 、各電流方向が互に同一となるように、前記リング形状の過電流検出器を挿通し ていることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
上記構成では、地絡電流の経路となる二つの接続ケーブルが、供にひとつの過 電流検出器を挿通しているので、地絡電流が二つの経路のうちのいずれを流れた としても、このひとつの過電流検出器により検出することができる。
【0012】 また、それぞれの電流方向が互に同一となるように、二つの接続ケーブルがリ ング形状の過電流検出器を挿通しているので、二つの経路の双方に同時に電流が 流れたとしても、これらが互いに相殺されることはない。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1乃至図3に基き説明する。但し、図4及び図5と 同様の構成要素については同一符号を付して重複した説明を省略することとする 。
【0014】 図1は本考案の実施例の構成を示すブロック図であり、図2はホール電流検出 器9の取付状態を示す斜視図である。これらの図に示すように、上側接続ケーブ ル6及び下側接続ケーブル8の双方が、ひとつのホール電流検出器9を挿通して おり、また、各接続ケーブルを流れる電流I1 ,I2 の方向はホール電流検出器 9に対して互いに同一となっている。
【0015】 したがって、経路A,Bのいずれに地絡電流が流れたとしても、ホール電流検 出器9はこれを検出することができる。
【0016】 また、インバータ部3内での半導体素子による短絡事故が発生した場合、上側 接続ケーブル6及び下側接続ケーブル8の双方に過電流が流れるが、このときの 電流I1 ,I2 の向きは互いに同一方向となっているため相殺されることはなく 、ホール電流検出器は確実な電流検出を行うことができる。ただし、図3の特性 図に示すように、このときのホール電流検出器9の出力電圧は、図4の従来装置 の場合の2倍となるので、インバータ制御回路5は、(I1 +I2 )/2を検出 値として処理することになる。
【0017】 なお、上記実施例では、過電流検出器としてホール電流検出器を用いた例を説 明したが、接続ケーブルを2本挿通できるリング形状のものであれば、他のタイ プのものであってもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、ひとつの過電流検出器に二つの接続ケーブル を挿通させる構成としたので、過電流検出器を増加することなく、二つの経路の うちのいずれかを流れる地絡電流についても検出を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示すブロック図。
【図2】図1における過電流検出器の取付状態を示す斜
視図。
【図3】図1における過電流検出器の特性図。
【図4】従来例の構成を示すブロック図。
【図5】図4における過電流検出器の取付状態を示す斜
視図。
【符号の説明】
2 コンバータ部 3 インバータ部 4 コンプレッサモータ 6 上側接続ケーブル 8 下側接続ケーブル 9 過電流検出器(ホール電流検出器)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流電源からの交流電力を直流電力に変換
    するコンバータ部と、このコンバータ部で変換された直
    流電力を交流電力に再変換し、可変電圧可変周波数制御
    によりコンプレッサモータの可変速制御を行うインバー
    タ部と、このインバータ部と前記インバータ部とを結ぶ
    接続ケーブルが挿通するリング形状の過電流検出器を備
    え、この過電流検出器の電流検出により、前記インバー
    タ部の短絡、又はコンプレッサモータを経由して発生す
    る地絡を検知する空気調和機において、 前記コンバータ部のプラス出力側に接続される接続ケー
    ブル、及びマイナス出力側に接続される接続ケーブルの
    双方が、各電流方向が互に同一となるように、前記リン
    グ形状の過電流検出器を挿通していることを特徴とする
    空気調和機。
JP7063692U 1992-10-09 1992-10-09 空気調和機 Pending JPH0636399U (ja)

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JP7063692U JPH0636399U (ja) 1992-10-09 1992-10-09 空気調和機

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JP7063692U JPH0636399U (ja) 1992-10-09 1992-10-09 空気調和機

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Publication Number Publication Date
JPH0636399U true JPH0636399U (ja) 1994-05-13

Family

ID=13437332

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7063692U Pending JPH0636399U (ja) 1992-10-09 1992-10-09 空気調和機

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JP (1) JPH0636399U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011117658A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Panasonic Corp 空気調和機の通信回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011117658A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Panasonic Corp 空気調和機の通信回路

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