JPH0636389Y2 - 繊維用染色機 - Google Patents

繊維用染色機

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JPH0636389Y2
JPH0636389Y2 JP1987102676U JP10267687U JPH0636389Y2 JP H0636389 Y2 JPH0636389 Y2 JP H0636389Y2 JP 1987102676 U JP1987102676 U JP 1987102676U JP 10267687 U JP10267687 U JP 10267687U JP H0636389 Y2 JPH0636389 Y2 JP H0636389Y2
Authority
JP
Japan
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cooling water
dyeing
steam
dyeing machine
pipe
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Application number
JP1987102676U
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JPS647974U (ja
Inventor
吉男 小川
利則 竹沢
Original Assignee
セ−レン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷却水用節水バルブを有する繊維用染色機に関
するものであり特に熱交換器等に用いる冷却水の流量を
効率的に制御するに適する節水バルブを有する繊維用染
色機に関する。
繊維製品の染色に用いる染色機(1)においては一般に
第1図に示すような系統で染液の昇温および冷却用装置
として熱交換器(2)(例 多管式等)を用いている。
染液を昇温する場合には熱交換器(2)の管(3)内に
染液を循環させ管(3)外に蒸気を供給し管(3)壁を
通して蒸気と染液の熱交換を行い、染液を冷却する場合
には蒸気に替えて冷却水を供給し染液との熱交換を行う
ものである。
しかるにここで特に問題点としてあげられることは冷却
時における冷却水の使用法である。一般に冷却水の使用
量(流量)は高温冷却時から冷却完了時に至るまで一定
量であり、排出バルブ(4)における排出水の温度に応
じて冷却水量を制御することなく無駄に使われているの
が現状である。
本考案の目的は上記従来技術の欠点を解消した繊維用染
色機を提供することにある。
本考案の上記目的は染液を昇温する場合には熱交換器の
管(3)内に染液を循環させ管(3)外に蒸気を供給し
管(3)壁を通して蒸気と染液の熱交換を行い、染液を
冷却する場合には蒸気に替えて冷却水を供給し染液との
熱交換を行う多管式熱交換器(2)を有する繊維用染色
機(1)において、冷却水供給部に開閉可能な板状バル
ブ部材を形状記憶合金製コイル及びバイヤスコイルで支
持してなる冷却水用節水バルブを設けたことを特徴とす
る繊維用染色機によって達成される。
次に本考案の実施例の詳細な説明を第2図、第3図、第
4図を基にして述べる。
節水バルブ(5)は第2図に示す如く回転開閉動作可能
に開閉板(14)とこれを支え水温に応じて開閉動作を起
こすための形状記憶合金製コイル(13)および開閉動作
を補助するためのバイヤスコイル(15)から構成されて
いる。従って該節水バルブ(5)の動作としては水温が
設定された値(形状記憶合金変態動作温度)以上の場
合、第3図に示す如く、形状記憶合金の特性を利用し該
開閉板(14)を開動作させるために形状記憶合金製コイ
ル(13)がバイヤスコイル(15)の縮力以上の力で伸動
作を行う。この結果、冷却水は設定温度以上にあっては
常に初期設定流量にて排出されることになる。次に水温
が設定値より低下した場合には形状記憶合金製コイル
(13)の伸力が弱まりバイヤスコイル(15)の縮力によ
って開閉板(14)に閉動作を行わせ冷却水流量を抑え排
出水の温度が設定値以上にならない限り開動作を行わな
い。但しこの閉状態は密閉ではなく若干の冷却水の流れ
は必要である。
また本考案のバルブに用いる形状記憶合金は冷却水の使
用適温によって異なるが染色機の熱交換器用冷却水の場
合には変態動作温度が40〜50℃程度のものが好ましい。
このような形状記憶合金は市販合金のなかから適宜選択
することができる。
以上のように冷却水排出部に形状記憶合金の特質を利用
した節水バルブを利用することで冷却水流量を排水温度
に応じて制御しながら有効に使用することが可能となり
大きな節水効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、本考案の一実施例を示す染色機における染色熱
交換系統図、第2図は本考案による節水バルブ、第3図
及び第4図は該バルブの動作説明図である。 1……染色機、2……熱交換器(多管式)、3……管、
4……排水バルブ、5……節水バルブ、6……スチーム
トラップ、7……ポンプ、8……水供給バルブ、9……
染液輸送管(熱交換器へ)、10……冷却水供給バルブ、
11……スチーム供給バルブ、12……染液輸送管(缶内輸
送)、13……形状記憶合金製コイル、14……開閉板、15
……バイヤスコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】染液を昇温する場合には熱交換器の管
    (3)内に染液を循環させ管(3)外に蒸気を供給し管
    (3)壁を通して蒸気と染液の熱交換を行い、染液を冷
    却する場合には蒸気に替えて冷却水を供給し染液との熱
    交換を行う多管式熱交換器(2)を有する繊維用染色機
    (1)において、冷却水供給部に開閉可能な板状バルブ
    部材を形状記憶合金製コイル及びバイヤスコイルで支持
    してなる冷却水用節水バルブを設けたことを特徴とする
    繊維用染色機。
JP1987102676U 1987-07-06 1987-07-06 繊維用染色機 Expired - Lifetime JPH0636389Y2 (ja)

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JPS647974U JPS647974U (ja) 1989-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116745U (ja) * 1983-01-27 1984-08-07 株式会社協立 ダンパ−装置
JPS59118940U (ja) * 1983-01-28 1984-08-10 株式会社協立 ダンパ−装置
JPS6117581U (ja) * 1984-07-06 1986-02-01 富士重工業株式会社 バルブ装置

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JPS647974U (ja) 1989-01-17

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