JPH063618Y2 - 低周波ローラー美容器 - Google Patents

低周波ローラー美容器

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JPH063618Y2
JPH063618Y2 JP4230391U JP4230391U JPH063618Y2 JP H063618 Y2 JPH063618 Y2 JP H063618Y2 JP 4230391 U JP4230391 U JP 4230391U JP 4230391 U JP4230391 U JP 4230391U JP H063618 Y2 JPH063618 Y2 JP H063618Y2
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JP
Japan
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roller
conductive
beauty device
metal
insulating
Prior art date
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Application number
JP4230391U
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JPH04128760U (ja
Inventor
上田博
Original Assignee
日栄電機産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、低周波ローラー美容器
に関し、特に皮膚面上をロールさせて低周波パルス電流
を通電させ、マッサージと通電による皮膚への適宜な刺
激で、血行を促進する低周波ローラー美容器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、低周波ローラー美容器は図5に示
すように、導電性の金属ローラ21を絶縁性の二股アー
ム22で回転可能に支持し、リード線23により前記金
属ローラ21に導通して、プラス電源に接続すると共
に、前記金属ローラー21は、周囲表面に図示しないガ
ーゼを巻いて水で濡らし、皮膚面との電気抵抗を減じ導
電性を良好に保つようにしている。また一方、前記金属
ローラー21とは別に、金属棒24にリード線25を接
続し、マイナス電源(アース)側に接続されている。
【0003】そして通電される電源波形は、一般に直角
波(矩形波)、台形波、鋸波、三角波など各種のパルス
波形のものがあるが、中でも直角波(矩形波)が最も効
果的とされ、多く用いられている。電流値については、
安全性、快適性を考慮して適宜選択使用され、通電時間
などについても、過度にならないように留意して使用さ
れる。
【0004】前記従来の低周波ローラー美容器を使用す
るときは、先ず金属棒24(アース側でマイナス側)を
持ち、然る後、プラス側のアーム22を持って金属ロー
ラー21を皮膚面に当ててローリングさせ、マッサージ
と通電により、皮膚を刺激して血行を促進し、または脂
肪の分解を図るなど、美容のために用いられていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の低周波ローラー美容器の場合、金属ローラー21側
と金属棒24側とが別々に構成されているので、使用者
はその二つのものを両手で持たないと操作できず、また
はアース側の金属棒24は使用者が自身で持ち、金属ロ
ーラー21側を他の補助者が持って、その金属ローラー
21を前記使用者の皮膚に当てて操作する必要があり、
そのため操作が複雑、面倒であるという問題点があっ
た。
【0006】また、ローラー21が金属製であり、その
金属ローラー21の周囲にガーゼを巻いて水で濡らすた
め、水の冷感が不快感を伴うという問題点があった。更
に、前記ガーゼの湿り具合が十分でないと、皮膚への通
電が不十分になるという通電量の不安定性という問題点
があった。
【0007】本考案は前記従来のような問題点を解決す
ることを目的とする低周波ローラー美容器を提供しよう
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、導電性を有す
る合成樹脂製の二つの導電ローラーが絶縁ローラーを挟
んで、絶縁性の二股アームに回転自在に保持され、且つ
前記二股アームはその握り部に導電部を備えると共に、
前記導電部ならびに前記各導電ローラーへの通電回路を
切り替える切り替えスイッチを備えるという手段を採用
することにより、上記問題点を解決した。
【0009】
【作用】上記構成より成る本考案によれば、片手で二股
アームの導電部を有する握り部を持ち、切り替えスイッ
チを操作して導電部と導電ローラーへの通電を切り替え
て極性を切り替える。
【0010】
【実施例】
本考案の実施の一例を図について詳細に説明すると、図
1は、本考案美容器の斜視図であり、図中Rは回転可能
なローラーで、該ローラーRは、導電性の合成樹脂より
成る二つの導電ローラー1,2および絶縁性の合成樹脂
より成る絶縁ローラー3とから成っており、前記ローラ
ーRは、絶縁性の合成樹脂より成る二股アーム4の枝杆
5,6に、その両端を回転可能に軸支されている。
【0011】前記二股アーム4の握り部7には、金属製
の導電部8、切り替えスイッチ9、低周波のパルス電源
接続のための電源ジャック10が設けられている。前記
金属製の導電部8は、通常はマイナス(アース)側に接
続され、握り部7を握る際にその握る手(図示せず)と
導通する。また、切り替えスイッチ9は、握り部7を握
ったまま、その手の例えば親指などによって容易に切り
替え操作ができる。この切り替え操作により、前記各導
電ローラー1,2や導電部8との間などの導通や極性の
切り替えが可能であり、また更に前記握り部7の電源ジ
ャック10には、図示しない電源コードが接続される。
【0012】図2は本考案美容器の組立分解斜視図であ
り、二股アーム4の一方の枝杆5には軸孔5aが設けら
れ、また他方の枝杆6には軸孔6aが設けられており、
前記軸孔5aを介して金属製の雄ねじ11が、金属製の
軸受け12の雌ねじ12aに螺合され、その軸受け12
を二股アーム4の一方の枝杆5に確固に固定することが
できる。前記固定された軸受け12には、一方の導電ロ
ーラー1がその軸孔1aを介して回転可能に遊挿されて
いる。前記軸受け12には、前記雄ねじ11を螺合する
雌ねじ12aが一端より中央部近くまで穿設されている
が、中央部より他端までは軸孔12bが穿設されてい
る。前記絶縁ローラー3はその両側中央に夫々軸3a,
3bが突設されると共に、該一方の軸3aに前記軸受け
12の軸孔12bが遊挿されていて、絶縁ローラー3が
回転自在となっている。従って、この絶縁ローラー3
は、前記導電ローラー1とは独立して回転できる。
【0013】二股アーム4の他方の枝杆6に設けられた
軸孔6aを介して金属製の雄ねじ13が、金属製の軸受
け14の雌ねじ14aに螺合され、その軸受け14を二
股アーム4の他方の枝杆6に確固に固定することができ
る。前記固定された軸受け14には、他方の導電ローラ
ー2がその軸孔2aを介して回転可能に遊挿されてい
る。前記軸受け14には、前記雄ねじ13を螺合する雌
ねじ14aが他端より中央部近くまで穿設されている
が、中央部より一端までは軸孔14bが穿設されてい
る。そして、前記絶縁ローラー3の他方の軸3bに、前
記軸受け14の軸孔14bが遊挿されていて、絶縁ロー
ラー3が回動自在となっている。従って、この絶縁ロー
ラー3は、前記導電ローラー2とは独立して回転でき
る。
【0014】すなわち、前記導電ローラー1,2は、絶
縁ローラー3を中心として、左右対称形に構成されると
共に、各ローラー1,2,3は独自に回転可能であり、
中央の絶縁ローラー3によって、左右の導電ローラー
1,2は電気的には互いに絶縁されて、独立構成されて
いる。そして、電気的に独立した各導電ローラー1,2
および導電部8は、切り替えスイッチ9の操作によって
種々に組み合わされ、切り替えが可能になっている。
【0015】図3,図4は、使用方法を示す説明図であ
り、図3は切り替えスイッチ9を図の前方に親指などで
押すようにして切り替え操作することにより、導電ロー
ラー1がプラスに、導電ローラー2がマイナスに切り替
えられたことを示している。そして、握り部7の導電部
8は、電気的にはオフ状態となっている。従って、この
場合、握り部7を持って二つの導電ローラー1,2を自
分の皮膚面に当ててローラーRを回転させると、その皮
膚面を介して両導電ローラー1,2間に通電され、ロー
ラーRのマッサージと通電との刺激によって血行をよく
し、美容効果を上げることができる。
【0016】図4は、切り替えスイッチ9を手前方向に
切り替えた場合の説明図であり、この切り替えにより、
各導電ローラー1,2が同じ極性のプラスに、握り部7
の導電部8をマイナスに極性が設定される。従って、こ
の場合は両方の導電ローラー1,2は電気的には一体化
され、低周波パルスは皮膚面を介して握り部7の導電部
8に通電される。
【0017】前記、図3,図4については、自分の好み
によって、いずれかの方法を選択切り替えて使用する。
【0018】
【考案の効果】本考案は上述のようであるから、プラス
側とマイナス側との部品が一体的に構成され、且つ極性
切り替えが簡単にできるので、一方の導電ローラーをプ
ラスに、他方の導電ローラーをマイナスに切り替えるこ
とにより、他人によって手の届かない部位のマッサージ
をすることができ、然も片手操作で、マッサージや変化
に富んだ通電により刺激を自分の皮膚に簡単に施すこと
が可能であり、血行促進や脂肪分解などによる美容効果
をもたらすことができる。また、ローラーが合成樹脂製
のため、従来の金属製のものと異なり回転マッサージの
際に肌触りが良く、快適な使用ができる。更に、導電ロ
ーラーは導電性を有するのでガーゼに水を含ませて使用
する必要がなく、通電が安定する等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案美容器の斜視図である。
【図2】本考案美容器の組立分解斜視図である。
【図3】本考案美容器の使用状態を示す説明図である。
【図4】本考案美容器の他の使用状態を示す説明図であ
る。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 導電ローラー、 2 導電ローラー、 3 絶縁ロ
ーラー、 4 二股アーム、 7 握り部、 8 導電
部、 9 切り替えスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する合成樹脂製の二つの導電
    ローラーが絶縁ローラーを挟んで、絶縁性の二股アーム
    に回転自在に保持され、且つ前記二股アームはその握り
    部に導電部を備えると共に、前記導電部ならびに前記各
    導電ローラーへの通電回路を切り替える切り替えスイッ
    チを備えたことを特徴とする低周波ローラー美容器。
JP4230391U 1991-05-13 1991-05-13 低周波ローラー美容器 Expired - Lifetime JPH063618Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4230391U JPH063618Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 低周波ローラー美容器

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JP4230391U JPH063618Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 低周波ローラー美容器

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Publication Number Publication Date
JPH04128760U JPH04128760U (ja) 1992-11-25
JPH063618Y2 true JPH063618Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31922835

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JP4230391U Expired - Lifetime JPH063618Y2 (ja) 1991-05-13 1991-05-13 低周波ローラー美容器

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JP2011015874A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Mtg:Kk 美容器
JP6554598B1 (ja) * 2018-09-07 2019-07-31 株式会社レーベン 微弱電流器具

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JPH04128760U (ja) 1992-11-25

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