JPH0636161A - 光電式煙感知器 - Google Patents

光電式煙感知器

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JPH0636161A
JPH0636161A JP21226992A JP21226992A JPH0636161A JP H0636161 A JPH0636161 A JP H0636161A JP 21226992 A JP21226992 A JP 21226992A JP 21226992 A JP21226992 A JP 21226992A JP H0636161 A JPH0636161 A JP H0636161A
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conductive resin
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Hiroaki Sasaki
宏明 佐々木
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Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド機能を有し、しかも腐食によって煙
の監視に影響する内壁面の形状が変化することのない暗
箱を備えた光電式煙感知器を目的としている。 【構成】 暗箱は、その内面側が非導電性の樹脂によっ
て、その外側が導電性樹脂によって、一体成形により形
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光電式煙感知器に関
するもので、特にシールド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光電式煙感知器は、発光素子から発せら
れた光が暗箱内に進入した煙によって反射され、その微
少な散乱光を受光素子で検出し、その受光出力を増幅回
路で増幅し、増幅出力で火災判断したり、もしくはアナ
ログ・デジタル変換器でデジタル信号の物理量信号に変
換し、火災受信機や中継器等の受信部に送出するように
なっている。
【0003】このため、電磁ノイズが感知器内に侵入す
ると、誤報を生じたり、実際とは異なる物理量信号を受
信機に送出したりする。
【0004】この電磁ノイズによる誤報や異なった煙の
物理量信号の送出を防止するため、暗箱を導電性樹脂で
構成し、暗箱にシールド機能を持たせた光電式煙感知器
が実開平2−111896号によって提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この実開平2−111
896号の光電式煙感知器は、暗箱全体が導電性樹脂で
構成されているので、優れたシールド特性を有してい
る。
【0006】しかし、暗箱全体が導電性樹脂で構成され
ているので、温泉地や工場等、腐食性ガスの発生しやす
い場所などで用いた場合、導電性を得るために樹脂に混
入した金属粉や金属繊維等の導電性物質が腐食を受け
る。このため、外気に接する暗箱の内壁面や外壁面が腐
食されて凹凸を生じ、この凹凸が徐々に大きくなる。
【0007】この結果、煙が侵入していない時の、発光
素子の発光時に暗箱内壁面で生じるノイズ光が、凹凸の
発生、並びにその進行により徐々に増加し、いわゆる感
度の狂いが生じ、正常な火災監視が行われなくなる問題
がある。
【0008】しかも、この感度の狂いは、煙検出に直接
影響する暗箱内壁面の形状の変化によるものであるた
め、暗箱を新しいものに交換しない限り、回復されない
欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の点に
鑑み、シールド機能を有し、しかも腐食によって煙の監
視に影響する内壁面の形状が変化することのない暗箱を
備えた光電式煙感知器を目的とするものである。
【0010】このため、この発明は、本体の下面側に、
電気回路部品が搭載されたプリント基板と、発光素子と
受光素子が設けられ煙が流入する暗箱とが、順次に設け
られ、前記プリント基板と暗箱とを囲うカバーが前記本
体に着脱自在に係合されてなる光電式煙感知器におい
て、前記暗箱は、その内面側が非導電性の樹脂によって
形成され、その外側が導電性樹脂によって形成されてな
ることを特徴とするものである。
【0011】また、前記暗箱は、前記発光素子と受光素
子が設けられ下面が開放された光学台と、前記光学台の
下面の開放部を覆う蓋体とで構成され、かつ、前記暗箱
の光学台は、その上面部分が導電性樹脂によって、その
下面部分が非導電性樹脂によって、一体成形され、てな
ることを特徴とするものである。
【0012】また、前記暗箱は前記プリント基板の下面
に載置固定されるとともに、前記プリント基板の上面側
にはシールドケースが設けられ、前記暗箱の導電性樹脂
部分は前記シールドケースに、直接、もしくは、前記プ
リント基板の配線パターンを通じて、接続されてなるこ
とを特徴とするものである。
【0013】
【作用】煙が流入する暗箱の外側もしくは上面部分が導
電性樹脂で形成され、煙監視に直接影響する暗箱の内壁
面は腐食に強い非導電性樹脂で形成されているので、温
泉地や工場などの環境の悪い場所で使用しても、暗箱の
内壁面は腐食性ガスなどによって腐食されることがな
く、また、外側もしくは上面部分の導電性樹脂により良
好なシールド性が得られる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の1実施例を図1、図2によ
り説明する。
【0015】図1は第1の実施例で、10は光電式煙感
知器、11は本体、12はカバーである。
【0016】20は、発光制御回路、増幅回路、火災判
別回路もしくはアナログ・デジタル変換器やマイクロコ
ンピュータ等の回路部品(図示を省略)が搭載されたプ
リント基板である。このプリント基板20は、フック1
3によって本体11の下面側に取り付けられている。
【0017】30はプリント基板20の下面に搭載固定
される暗箱、31は、発光素子22や受光素子23が設
けられるとともに、周壁がラビリンスで構成された光学
台、32は光学台31の下面の開放部を覆う着脱自在な
蓋体である。この光学台31は、プリント基板20に面
する側の上面部分33が導電性樹脂によって、暗箱内壁
面を含む下面部分34が非導電性樹脂によって一体成形
により形成されているとともに、上面部分33に光学台
31をプリント基板20に取り付けるための係合片35
が設けられている。また、蓋体32は、光学台31の下
面部分34と同様に、非導電性樹脂によって形成されて
いる。また、36は光学台31の上面に設けられた、上
面部分31で囲われた凹部である。
【0018】40はプリント基板20の上面側に設けら
れたシールドケースである。このシールドケース40
は、その鍔部41に設けられた係合孔42を、プリント
基板20の挿通孔24を挿通した光学台31の係合片3
5に係合させることによって、プリント基板20に設け
られたアース線25に圧接される。これにより、アース
線25と、光学台31の上面部分33の導電性樹脂と、
シールドケース40との間の導通がなされる。
【0019】なお、図1において、14はカバー12の
煙流入口、15は図示しない感知器ベースとの電気的並
びに機械的に結合するための刃金具、26は受光素子2
3用のシールドカバー、34’は発光素子22や受光素
子23のリード線が導電性樹脂でなる上面部分33に接
触するのを防止するために下面部分34を上方に延長し
た部分である。
【0020】このように構成したことにより、プリント
基板20上に設けた増幅回路等の電気的ノイズの影響を
受けやすい回路部品は、暗箱30の光学台31の導電性
樹脂でなる上面部分33とシールドケース40とによっ
て電磁シールドされるので、誤動作を防止できる。ま
た、煙監視に影響のある暗箱30の内壁面となる光学台
31の下面部分34は、非導電性樹脂によって形成され
ているので、腐食性ガスに晒されても腐食されることが
ない。また、凹部36で囲われたプリント基板20の下
面も、チップ部品等の回路部品の電磁シールドされた取
り付け面として使用することができる。
【0021】なお、この実施例では、光学台31とシー
ルドケース40とを、光学台31の係合片35によって
電気的に接続するようにしたが、光学台31の係合片3
5をプリント基板20のアース線25に係合させて接続
し、シールドケース40をプリント基板20上の他の部
分でアース線25に接続するようにしてもよい。
【0022】図2は第2の実施例で、第1の実施例と共
通の部分は同一符号を付し、また、本体11とカバー1
2は図示を省略している。
【0023】この実施例では、光学台31は、その上面
部分33と外側壁部分、すなわち外面側33’を導電性
樹脂で、その内側部分である内面側37を非導電性樹脂
で、一体成形により形成されている。また、蓋体32
は、その外面側38を導電性樹脂で、その内面側39を
非導電性樹脂で一体成形で形成されている。
【0024】このように構成したことにより、暗箱30
は、その内面側37、39は非導電性樹脂で、また、そ
の外面側33’、38は導電性樹脂で構成されるので、
暗箱30内を電磁シールドすることができ、受光素子2
3をシールドすることができる。また、煙監視に影響の
ある暗箱30の内面側37、39は非導電性樹脂なの
で、腐食性ガス等によって腐食されて凹凸を生じること
がない。
【0025】なお、上記各実施例において、プリント基
板の下面全面をシールドする必要がある場合には、暗箱
もしくは暗箱の上面部分にプリント基板全面を覆うよう
な導電性樹脂でなる鍔体を設ければよい。
【0026】
【効果】この発明によれば、煙が流入する暗箱の外側も
しくは上面部分が導電性樹脂で形成され、煙監視に直接
影響する暗箱の内壁面は腐食に強い非導電性樹脂で形成
したので、温泉地や工場などの環境の悪い場所で使用し
ても、内壁面は腐食性ガスなどによって腐食されること
がなく、また、外側もしくは上面部分の導電性樹脂によ
り良好なシールド性を有する暗箱を備えた光電式煙感知
器が得られる効果がある。
【0027】また、暗箱がシールド性を有するので、プ
リント基板の下面側にベタアース等の広い面積のシール
ドパターンを設ける必要がないので、プリント基板の両
面を有効に利用することができる効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 光電式煙感知器 11 本体 12 カバー 13 フック 20 プリント基板 21 回路部品 22 発光素子 23 受光素子 24 挿通孔 25 アース線 30 暗箱 31 光学台 32 蓋体 33 上面部分 33’、38 内面側 34 下面部分 35 係合片 36 凹部 37、39 外面側 40 シールドケース 42 係合孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の下面側に、電気回路部品が搭載され
    たプリント基板と、発光素子と受光素子が設けられ煙が
    流入する暗箱とが、順次に設けられ、前記プリント基板
    と暗箱とを囲うカバーが前記本体に着脱自在に係合され
    てなる光電式煙感知器において、 前記暗箱は、その内面側が非導電性の樹脂によって形成
    され、その外側が導電性樹脂によって形成されてなるこ
    とを特徴とする光電式煙感知器。
  2. 【請求項2】本体の下面側に、電気回路部品が搭載され
    たプリント基板と、発光素子と受光素子が設けられ煙が
    流入する暗箱とが、順次に設けられ、前記プリント基板
    と暗箱とを囲うカバーが前記本体に着脱自在に係合され
    てなる光電式煙感知器において、 前記暗箱は、前記発光素子と受光素子が設けられ下面が
    開放された光学台と、前記光学台の下面の開放部を覆う
    蓋体とで構成され、 かつ、前記暗箱の光学台は、その上面部分が導電性樹脂
    によって、その下面部分が非導電性樹脂によって、一体
    成形され、てなることを特徴とする光電式煙感知器。
  3. 【請求項3】前記暗箱は前記プリント基板の下面に載置
    固定されるとともに、前記プリント基板の上面側にはシ
    ールドケースが設けられ、前記暗箱の導電性樹脂部分は
    前記シールドケースに、直接、もしくは、前記プリント
    基板の配線パターンを通じて、接続されてなることを特
    徴とする請求項1または2に記載の光電式煙感知器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003141652A (ja) * 2001-10-31 2003-05-16 Nohmi Bosai Ltd 光電式煙感知器
KR100453489B1 (ko) * 2001-04-24 2004-10-15 마츠시다 덴코 가부시키가이샤 화재 감지기
JP2010231614A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Nohmi Bosai Ltd 火災感知器
JP2018088203A (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 ニッタン株式会社 火災感知器
JP2019008522A (ja) * 2017-06-23 2019-01-17 能美防災株式会社 煙感知器

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