JPH0636155Y2 - 屋根材保持装置 - Google Patents
屋根材保持装置Info
- Publication number
- JPH0636155Y2 JPH0636155Y2 JP13242789U JP13242789U JPH0636155Y2 JP H0636155 Y2 JPH0636155 Y2 JP H0636155Y2 JP 13242789 U JP13242789 U JP 13242789U JP 13242789 U JP13242789 U JP 13242789U JP H0636155 Y2 JPH0636155 Y2 JP H0636155Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connecting member
- roof
- holding device
- contact frame
- roofing material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は屋根材保持装置に関し、詳しくは片手操作で
屋根材の取り扱いが可能な屋根材保持装置に関する。
屋根材の取り扱いが可能な屋根材保持装置に関する。
従来、屋根施工において屋根材を屋根下地に留め付ける
場合、一方の手で屋根材を支持し、他方の手に握ってい
るハンマーの頭を屋根材に補助的に添えながら該屋根材
の位置決めを行なうことがなされている。
場合、一方の手で屋根材を支持し、他方の手に握ってい
るハンマーの頭を屋根材に補助的に添えながら該屋根材
の位置決めを行なうことがなされている。
しかしながら、屋根材を両手操作で位置決めすることは
能率面ではマイナスであるから、屋根材を片手のみで取
り扱うことが望まれるが、屋根材が1m近くになると、片
手操作では手首にかかる負担が大き過ぎ、手首を傷めや
すいと共に、逆に操作性が悪くなり能率改善に役立たな
い問題があった。
能率面ではマイナスであるから、屋根材を片手のみで取
り扱うことが望まれるが、屋根材が1m近くになると、片
手操作では手首にかかる負担が大き過ぎ、手首を傷めや
すいと共に、逆に操作性が悪くなり能率改善に役立たな
い問題があった。
また、釘打ち機を使用して屋根材の仮止めをする場合
は、この釘打ち機を保持したまま屋根材を位置決めする
ことはできないので、この場合は完全な両手操作とな
り、一層施工性が悪くなる問題があった。
は、この釘打ち機を保持したまま屋根材を位置決めする
ことはできないので、この場合は完全な両手操作とな
り、一層施工性が悪くなる問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕 この考案は上記の問題点に鑑み、作業者の手首に負担を
強いることなく屋根材を片手操作で取り扱うことがで
き、従って、施工性よく屋根を葺くことが可能な屋根材
保持装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
強いることなく屋根材を片手操作で取り扱うことがで
き、従って、施工性よく屋根を葺くことが可能な屋根材
保持装置を提供することを目的としてなされたものであ
る。
即ち、この考案の屋根材保持装置は、屋根材の一側の角
部に係合される略L字状の固定当て枠と、該固定当て枠
に対向して屋根材の反対側面に当て付けられる可動当て
枠とを有し、両当て枠が軸方向伸縮自在な連結部材によ
って連結されると共に、この連結部材に該部材を伸長状
態に付勢するバネ部材が装備され、かつ上記可動当て枠
と連結部材とに該連結部材を収縮させるための操作用握
り手が設けられてなることを特徴とするものである。
部に係合される略L字状の固定当て枠と、該固定当て枠
に対向して屋根材の反対側面に当て付けられる可動当て
枠とを有し、両当て枠が軸方向伸縮自在な連結部材によ
って連結されると共に、この連結部材に該部材を伸長状
態に付勢するバネ部材が装備され、かつ上記可動当て枠
と連結部材とに該連結部材を収縮させるための操作用握
り手が設けられてなることを特徴とするものである。
次に、この考案の実施例を説明する。
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は実施例の
側面図である。
側面図である。
この考案の屋根材保持装置は、屋根材1の一側における
角部2に係合される略L字状の固定当て枠3と、該固定
当て枠3に対向して屋根材1の反対面4に当て付けられ
る可動当て枠5とを有し、両当て枠3,5が軸方向伸縮自
在な連結部材6によって連結される。この連結部材6は
固定当て枠3側に連結されたロッド7と、該ロッド7に
嵌合されて可動当て枠5側に連結されたシリンダ8との
2重構造とされて、その伸縮により両当て枠3,5が相対
間隔変更可能に連結されると共に、上記ロッド7に套嵌
されてシリンダ8と固定当て枠3との間に介装されてい
るバネ部材9の働きで、連結部材6が伸長状態に付勢さ
れ、さらに固定当て枠3と、シリンダ8とに連結部材6
を収縮させるための操作用握り手10,11が設けられてい
る。
角部2に係合される略L字状の固定当て枠3と、該固定
当て枠3に対向して屋根材1の反対面4に当て付けられ
る可動当て枠5とを有し、両当て枠3,5が軸方向伸縮自
在な連結部材6によって連結される。この連結部材6は
固定当て枠3側に連結されたロッド7と、該ロッド7に
嵌合されて可動当て枠5側に連結されたシリンダ8との
2重構造とされて、その伸縮により両当て枠3,5が相対
間隔変更可能に連結されると共に、上記ロッド7に套嵌
されてシリンダ8と固定当て枠3との間に介装されてい
るバネ部材9の働きで、連結部材6が伸長状態に付勢さ
れ、さらに固定当て枠3と、シリンダ8とに連結部材6
を収縮させるための操作用握り手10,11が設けられてい
る。
なお、可動当て枠5と連結部材6との連結は、当て枠5
に連設したロッド12を上記シリンダ8に挿嵌させると共
に、シリンダ8に螺着させた蝶ボルト13でロッド12を固
定することで、屋根材寸法の変化に対応して両当て枠3,
5間の長さを変更できるようにしている。
に連設したロッド12を上記シリンダ8に挿嵌させると共
に、シリンダ8に螺着させた蝶ボルト13でロッド12を固
定することで、屋根材寸法の変化に対応して両当て枠3,
5間の長さを変更できるようにしている。
この考案の屋根材保持装置によれば、屋根材1に対して
その角部2に固定当て枠3を当て付け、かつ可動当て枠
5を反対側面4に体面させた状態から2つの握り手10,1
1を握りしめ、バネ部材9に抗して連結部材6を収縮さ
せ、固定当て枠3と可動当て枠5とで屋根材1を把持
し、これによって屋根部材1の運搬、位置決めその他を
行なう。
その角部2に固定当て枠3を当て付け、かつ可動当て枠
5を反対側面4に体面させた状態から2つの握り手10,1
1を握りしめ、バネ部材9に抗して連結部材6を収縮さ
せ、固定当て枠3と可動当て枠5とで屋根材1を把持
し、これによって屋根部材1の運搬、位置決めその他を
行なう。
この場合の取り扱い操作は握り手10,11によって屋根材
1を釣り下げた状態で行なえるから片手操作であっても
手首にかかる負担が少なくなる。このため、他方の手で
ハンマーを操作して釘打ちしたり、釘打ち機を操作でき
ることが可能となる。
1を釣り下げた状態で行なえるから片手操作であっても
手首にかかる負担が少なくなる。このため、他方の手で
ハンマーを操作して釘打ちしたり、釘打ち機を操作でき
ることが可能となる。
以上の記載から明らかなように、この考案は、手首に過
剰な負担を強いることなく片手操作で屋根材を正確に、
かつ簡便に位置決めでき、施工性が向上する等の効果を
有する。
剰な負担を強いることなく片手操作で屋根材を正確に、
かつ簡便に位置決めでき、施工性が向上する等の効果を
有する。
第1図はこの考案の実施例の平面図、第2図は実施例の
側面図である。
側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】屋根材の一側の角部に係合される略L字状
の固定当て枠と、該固定当て枠に対向して屋根材の反対
側面に当て付けられる可動当て枠とを有し、両当て枠が
軸方向伸縮自在な連結部材によって連結されると共に、
この連結部材に該部材を伸長状態に付勢するバネ部材が
装備され、かつ上記可動当て枠と連結部材とに該連結部
材を収縮させるための操作用握り手が設けられてなるこ
とを特徴とする屋根材保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13242789U JPH0636155Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根材保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13242789U JPH0636155Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根材保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374726U JPH0374726U (ja) | 1991-07-26 |
JPH0636155Y2 true JPH0636155Y2 (ja) | 1994-09-21 |
Family
ID=31679885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13242789U Expired - Lifetime JPH0636155Y2 (ja) | 1989-11-14 | 1989-11-14 | 屋根材保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636155Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020056231A (ja) * | 2018-10-02 | 2020-04-09 | 日鉄日新製鋼株式会社 | 位置決冶具及びそれを用いる建築施工方法 |
-
1989
- 1989-11-14 JP JP13242789U patent/JPH0636155Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0374726U (ja) | 1991-07-26 |
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