JPH0636140B2 - 舞台視聴用映像表示装置 - Google Patents

舞台視聴用映像表示装置

Info

Publication number
JPH0636140B2
JPH0636140B2 JP6067090A JP6067090A JPH0636140B2 JP H0636140 B2 JPH0636140 B2 JP H0636140B2 JP 6067090 A JP6067090 A JP 6067090A JP 6067090 A JP6067090 A JP 6067090A JP H0636140 B2 JPH0636140 B2 JP H0636140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
image
display
seat
viewer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP6067090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03260695A (ja
Inventor
英文 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP6067090A priority Critical patent/JPH0636140B2/ja
Publication of JPH03260695A publication Critical patent/JPH03260695A/ja
Publication of JPH0636140B2 publication Critical patent/JPH0636140B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 A.発明の目的 1)産業上の利用分野 本発明は、舞台視聴者(たとえば、舞台で行われる各種
の公演の観客、または舞台で行われる講演の聴衆等)
に、必要な映像を舞台の実際の情景に重ね合わせて視認
させるための舞台視聴用映像表示装置に関する。
なお、前記「舞台」は、各種のショー、アトラクショ
ン、イベント、公演、講演等を視聴者の前で行ったり演
じたりする場所を意味するものとする。また、前記「必
要な映像」としては、公演者の背景の情景の映像または
講演内容の理解に役立つ情報の映像等がある。
2)従来の技術 従来、舞台で公演を行う際、公演内容に合わせて雰囲気
をかもし出すために建物や情景パネル等の各種大道具、
小道具または雪や霧等の演出道具等が使用されていた。
また、従来舞台上で講演を行う際、講演内容を分かり易
くするための資料等の情報の表示には映写機やプロジェ
クタ等が使用されていた。
3)発明が解決しようとする課題 ところで、前記舞台上での公演において大道具、小道具
等を使用すると、情景が変わる際にそれらを片付けたり
セットしたりするために移動させる必要がある。そし
て、その移動には時間と労力がかかり、面倒であった。
また、雪や霧等は舞台効果が大きいが、情景を変える際
の片付けが大変であった。さらに、イメージキャラクタ
や架空の物体等を空に舞うような状態で舞台に現すこと
は困難であった。
また、前記舞台上での講演において映写機やプロジェク
タを使用して前記資料等の情報を表示すると、講演会場
が広い舞台には舞台から離れた視聴者席の聴衆はその情
報を視認することが容易でないという問題点があった。
また、耳の不自由な人にのみ文章を表示したり、外国語
の講演等において翻訳の必要な人にのみ翻訳を表示した
り、することは不可能であった。
本発明は、前述の事情に鑑み、舞台で各種公演を行う際
舞台の情景を速やかに変化させることができるようにす
るとともに、舞台上で講演を行う際講演内容の理解に役
立つ情報を聴衆が容易に視認できるようにすることを課
題とする。
B.発明の構成 1)課題を解決するための手段 前記課題を解決するために、本発明の舞台視聴用映像表
示装置は、映像が表示される表示面を有する光学的映像
表示手段と前記表示面から出射した映像表示光を所定の
方向に投光する光学部材とを備えた映像投光装置と、視
聴者が舞台を前方に視認できるように配置された視聴者
席の前方近接位置に設けられ前方からの光線を後方に透
過させるとともに前記映像投光装置から投光された映像
表示光を前記視聴者が視認できる方向に反射または回折
するコンバイナとを備えたことを特徴とする。
2)作用 前述の特徴を備えた本発明の舞台視聴用映像表示装置に
おいては、前述視聴者席の前方に近接して配置されたコ
ンバイナは、前方の舞台からの光線を後方(視聴者席の
在る方向)に透過させるとともに前記映像投光装置から
投光された映像表示光を視聴者が視認できる方向に変向
する。したがって、視聴者席の視聴者は、舞台の実際の
情景に前記映像表示光を重ね合わせた状態で視認するこ
とができる。
したがって、公演している舞台で必要な所定の大道具、
小道具、演出道具等を前記映像で表示すれば、実際に舞
台に配置する道具類の数が少なくなるので、情景を変化
させる場合に移動させる道具類の数が少なくなる。
また、講演内容の理解に必要な情報を前記映像で表示す
れば、講演の聴衆はその情報を容易に視認できる。
3)実施例 以下、図面により本発明の実施例を説明する。
第1〜3図は本発明の一実施例の構成説明図、第4図は
その使用状態の一例を示す図、である。
第1,2図において、観客席(すなわち視聴者席)とし
ての座席1は高さ調整用のノブ式のアジャスタ2および
前後位置調整用のハンドル式のアジャスタ3を備えてい
る。
座席1の前方には座席1に近接した位置に映像投光装置
収納ケース4が配設されている。この映像投光装置収納
ケース4の上面にはコンバイナCが配設されており、そ
の左右両側面には効果音楽や演技者の音声等を鳴らす補
助スピーカ5(第1図において右側の1個だけ図示され
ている)が配置されている。また、映像投光装置収納ケ
ース4の前記座席に面する位置には、チケット挿入口
(たとえば、指定席券等の挿入口)6および前記補助ス
ピーカ5の音量調節用のボリュームツマミ7等が配設さ
れている。なお、前記コンバイナCの傾斜角度を電動モ
ータ等により調節可能に構成することも可能であり、そ
の場合には、角度調節用のツマミを前記座席に面する位
置に配設すれば良い。
前記映像投光装置収納ケース4内に収納された映像投光
装置Kは映像表示手段としてのCRTディスプレイDと
光学部材Aとを有している。光学部材Aは凹レンズA
1、凸レンズA2およびミラーA3を有している。そし
て、前記CRTディスプレイDの表示面には後述の表示
信号出力手段Sから出力された表示信号に応じた映像が
表示されるようになっている。
前記CRTディスプレイDの表示面から出射した映像表
示光Lは、光学部材AによりコンバイナCに投射され、
その一部はコンバイナCを透過するが残部は反射して座
席1の視聴者Pにより視認される。
前記表示信号出力手段Sは、中央制御部S1と、前記各
座席1に対応してそれぞれ1個づつ配置された表示信号
出力回路S2とから構成されている。前記中央制御部S
1は表示情報制御部8および客席管理表示部9を備えて
いる。また、前記表示信号出力回路S2は、前記表示情
報制御部8から伝送された表示データが書き込まれる表
示メモリ10を備えている。表示メモリ10に書き込ま
れた前記表示データは、CRTコントローラ11により
発生される前記CRT表示管Dの走査に同期した読出し
アドレス信号により読出される。表示メモリ10から読
出された表示データは、並直変換器12によりシリアル
データに変換され増幅器13を介してCRT表示管Dに
供給されるように構成されている。また、前記CRTコ
ントローラ11の電源14に接続されたスイッチ15
は、前記チケット挿入口6に指定席券等にチケットが挿
入されたことを検出するチケット検出回路16によって
オンとなるように構成されている。すなわち、チケット
挿入口6にチケットが挿入された場合にCRT表示管D
に表示が行われるように構成されている。そして、前記
符号10〜16で示された構成要素から前記表示信号出
力回路S2が構成されている。
そして、この実施例では、前記符号1〜7,C,Kおよ
びS等で示された構成要素から舞台視聴用映像表示装置
Hが構成されている。
次に、前述の構成を備えた本発明の実施例の作用につい
て説明する。
第4図に示すように、本発明の舞台視聴用映像表示装置
Hは、その座席1の視聴者が前方に舞台20を眺められ
るように配置して使用される。舞台20上には適当な道
具(図示せず)が配置され、演技者21の演技が行われ
る。前記座席1の視聴者は舞台上の演技をコンバイナC
を通して観賞する。
一方、座席1に着席した視聴者が前記チケット挿入口6
にチケットを挿入すると、それがチケット検出回路16
によって検出される。このとき、前記客席管理表示部9
には、その座席が視聴者に占有されたこと(空席でない
こと)が表示されるとともに、前記スイッチ15は、オ
ンになる。スイッチ15がオンになるとCRTコントロ
ーラ11が作動し、前記舞台20の情景が変わる度に、
前記表示情報制御部8から新しい情景を表示するための
表示データが、前記各表示信号出力回路S2の表示メモ
リ10に伝送され、記憶される。そして、前記各座席1
の前方近接位置に配設された前記各映像投光装置KのC
RT表示管Dの表示面には新しい情景の映像が表示され
る。CRT表示管Dの表示面から出射した映像表示光L
はレンズ系Aを透過してコンバイナCに入射する。そし
て、コンバイナCに入射した映像表示光Lは、一部はコ
ンバイナCを透過するが、残部は反射して視聴者(すな
わち、観客)Pの眼に至る。この映像は、前記レンズ系
Aにより遠方に虚像を結ぶため、あたかも舞台20上に
背景22が存在するかのように観客(座席1の視聴者)
に視認される。
前述の実施例によれば、舞台の大道具、小道具等を前記
映像によって表示することにより、舞台設備を簡素化す
ることができる。このため、大道具を設置する時間や人
手を節約することができる。
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行う
ことが可能である。
例えば、前記映像投光装置収納ケース4は、前の座席の
背もたれ部に一体的に連結して配置することも可能であ
り、また、コンバイナを折り畳めるように構成すること
も可能である。また、前述のようにチケット挿入口にチ
ケットが挿入されない場合は映像が出ないようにするこ
とにより、改札を不要にすることも可能である。さら
に、前記映像としては種々の映像を表示することが可能
であり、雪や霧等これまで表現が難しかったものを、容
易に表現することが可能である。さらにまた、雲の上や
海の中等幻想的な場面を表現することも可能である。そ
して、架空のキャラクタや物体等を登場させたり、アニ
メの主人公と共演したり、空中に物体を浮遊させたりす
ることも可能である。そしてまた、これまで舞台に持ち
込めなかったもの、たとえば、生きた猛獣、泳ぐ魚、大
形の車等を登場させることも可能である。そしてさら
に、演技者自信の映像を演技者に重ね合わせて表示する
ことが可能である。この場合、過去を回想するシーン等
を効果的に表現することができる。そしてさらにまた、
文字や記号の映像を舞台に表示することが可能である。
その場合、タイトル、字幕スーパー、せりふ、楽譜等を
表示することができるので、耳の不自由な人や外国の人
でも舞台の公演を楽しむことができるようになる。
また、本発明は舞台上の講演において、聴衆に講演内容
の理解を助けるような情報を視認させるのに使用するこ
とも可能である。さらに、前記映像表示手段として、C
RTディスプレイの代わりに、液晶ディスプレイ、プラ
ズマディスプレイ等を採用することも可能である。
C.発明の効果 前述の本発明の舞台視聴用映像表示装置は、座席の視聴
者に、前記映像表示光を舞台の実際の情景に重ね合わせ
た状態で視認させることができる。したがって、公演し
ている舞台で必要な道具類を前記映像で表示すれば、実
際に舞台に配置する道具類の数を少なくすることができ
るので、舞台上の情景を素早く変化させることができ
る。また、講演内容の内容に関する資料等の情報の映像
を表示した場合には、聴衆は、その情報を容易に視認す
ることができるので、講演内容を理解するのが容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の舞台視聴用映像表示装置の一実施例の
斜視図、第2図は同実施例の要部断面図、第3図は同実
施例の表示回路部の説明図、第4図は同実施例の使用状
態の説明図、である。 A……光学部材、C……コンバイナ、D……映像表示手
段(CRTディスプレイ)、H……舞台視聴用映像表示
装置、K……映像投光装置、L……映像表示光、P……
視聴者(観客)、S……表示信号出力手段、 1……座席、20……舞台、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像が表示される表示面を有する光学的映
    像表示手段と前記表示面から出射した映像表示光を所定
    の方向に投光する光学部材とを備えた映像投光装置と、
    視聴者が舞台を前方に視認できるように配置された視聴
    者席の前方近接位置に設けられ前方からの光線を後方に
    透過させるとともに前記映像投光装置から投光された映
    像表示光を前記視聴者が視認できる方向に反射または回
    折するコンバイナとを備えた舞台視聴用映像表示装置。
JP6067090A 1990-03-12 1990-03-12 舞台視聴用映像表示装置 Expired - Lifetime JPH0636140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067090A JPH0636140B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 舞台視聴用映像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6067090A JPH0636140B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 舞台視聴用映像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03260695A JPH03260695A (ja) 1991-11-20
JPH0636140B2 true JPH0636140B2 (ja) 1994-05-11

Family

ID=13148994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6067090A Expired - Lifetime JPH0636140B2 (ja) 1990-03-12 1990-03-12 舞台視聴用映像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0636140B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3621299A4 (en) * 2017-05-01 2020-04-01 Sony Corporation INFORMATION PROCESSING DEVICE, INFORMATION PROCESSING PROCESS AND PROGRAM

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03260695A (ja) 1991-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5685625A (en) Apparatus and method for creating optical illusion effects
US5886818A (en) Multi-image compositing
JP2916076B2 (ja) 画像表示装置
US4738522A (en) Method and apparatus for coordinated super imposition of images in a visual display
US20080144175A1 (en) Display Device For Producing Quasi-Three-Dimensional Images
KR20040076308A (ko) 빔프로젝터를 이용한 멀티스크린 동영상 구현장치
WO1993015430A1 (en) Apparatus and method for creating a real image illusion
US5418579A (en) Multiplanar image display system with plural display units
CN111312119A (zh) 一种沉浸式互动显示系统
US5313276A (en) Method for preparing three dimensional images and audiovisual system for displaying thereof
JPH0535192A (ja) 展示装置
CN111312118A (zh) 一种沉浸式互动显示系统
JPH0636140B2 (ja) 舞台視聴用映像表示装置
JP2818835B2 (ja) 都市シミュレーションの形成方法
JP2867668B2 (ja) 舞台視聴用映像表示装置
CN211699657U (zh) 一种沉浸式互动显示系统
JP2001330916A (ja) 視覚表示方法および装置
JP2005315994A (ja) 講演装置
JPH09311383A (ja) 映像表示システム
CN211699658U (zh) 一种沉浸式互动显示系统
JP2614685B2 (ja) 疑似空間創出装置
JPH1049033A (ja) 疑似動画ホログラム再生システム
CN1211333A (zh) 在前后两个平面上显示运动图象的装置
JPH10153945A (ja) 投写レンズ及びこれを用いた画像表示装置及び該装置を備えた知覚統合化システム
JPS6473382A (en) Display device for flight simulator