JPH0635972U - プローブカード - Google Patents

プローブカード

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JPH0635972U
JPH0635972U JP7090392U JP7090392U JPH0635972U JP H0635972 U JPH0635972 U JP H0635972U JP 7090392 U JP7090392 U JP 7090392U JP 7090392 U JP7090392 U JP 7090392U JP H0635972 U JPH0635972 U JP H0635972U
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JP
Japan
Prior art keywords
probe
thin film
card
probe card
needles
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Pending
Application number
JP7090392U
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English (en)
Inventor
栄造 和田
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Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のプローブニードルを狭いピッチで容易
に形成可能で、さらに複数のプローブニードルをそれぞ
れの電極に確実に接触させる。 【構成】 プローブカード50は複数の開口孔52Aが
形成されたカード板52の一面に可撓性の薄膜56を設
け、プローブニードル54を開口孔52Aの中央に配置
した状態で、薄膜56に設けた。従って、プローブニー
ドル54は、薄膜56を介してそれぞれが個別に開口孔
52Aの軸線方向に変位することができる。このよう
に、薄膜56にプローブニードル54を設けるだけで、
開口孔52Aの軸線方向に変位可能なプローブニードル
54を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はプローブカードに係り、特に半導体素子検査装置に取り付けられて 半導体ウエハに多数形成された半導体素子回路の電気的性能を検査するプローブ カードに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体素子は、ウエハと称される所定大の略円盤形の薄板上を縦横に整列区画 してそれぞれに所要の同一電気素子回路を多数形成することにより製造されてい る。 そして製造されたウエハは、素子を各チップとして分断する前に素子回路の成 形品質を検査すべくウエハプローバと称される半導体素子検査装置で素子個々毎 にその良・不良が判定選別される。この半導体素子検査装置はテーブル及び素子 判定手段から成り、テーブルはウエハを載設して所要時にその素子配列に従った X・Y方向の水平移動とZ方向の上下移動を行う。また、素子判定手段はテーブ ルの上方に配設されていて、プローブカードを有している。プローブカードには プローブニードルが固定されていて、このプローブニードルは各素子の各電極パ ッドに対応する位置に設けられて接触用の針として使用される。これにより、素 子判定手段はプローブカードを介して各素子の回路を順次検査判定する。
【0003】 ところで、一般にプローブカードは図3に示すように構成されている。すなわ ち、プローブカード10は基板11を有し、基板11にプローブニードル12、 12…が設けられている。プローブニードル12、12…の先端部はテーブル1 4に吸着されているウエハ16の各チップ18A、18B点の電極パッドに接触 して、各素子18A、18B点の電極特性が検査される。
【0004】 次に、基板11にプローブニードル12、12…を取り付ける場合を図4に基 づいて説明する。先ず、基板11にプローブニードル12の後端部12Aを基板 11にハンダ付けする。ハンダ付けされたプローブニードル12の中央部12B をブロック11Aに接着する。次いで、プローブニードル12…の先端部12C がウエハ16の各素子18A、18B…の電極パッド13に接触するように、先 端部12Cを研削又は微修正する。これにより、基板11にプローブニードル1 2、12…が取り付けられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
一方、近年1チップに複雑な電気回路が収納されるようになったので、1チッ プの電極パッド数が増大している。従って、電極パッド間のピッチが狭くなり、 さらに電極パッドが小さくなる。このように配設された多数の電極パッドの電極 特性を検査するために、多数のプローブニードル12、12…を狭いピッチで固 定する必要がある。しかしながら、上述した方法では狭いピッチで多数のプロー ブニードル12、12…を取り付けることが困難であるという問題がある。
【0006】 また、プローブカードには図5に示すタイプのものがあり、このタイプのプロ ーブカード20も一般に使用されている。プローブカード20は移動体22を有 していて、移動体22の下端部にはプローブニードル24、24…が取り付けら れている。移動体22は基板24の開口部24A内に配置されると共に可撓性の 樹脂膜26上に載置されている。可撓性の樹脂膜26は基板24の底面に取り付 けられている。また、基板24の表面には板ばね28、28…が取り付けられて いて、板ばね28、28…は移動体22の上端部を押圧している。これにより、 移動体22は可撓性の樹脂膜26を張設した位置に位置決めされた状態で保持さ れる。
【0007】 そして、プローブカード20の場合は、狭いピッチで多数のプローブニードル 24、24…を取り付けることができる。しかしながら、プローブニードル24 、24…は移動体22に一体的に取り付けられているので、電極パッドの電極特 性の検査時に、移動体22が傾斜した状態等になると、プローブニードル24、 24…全部が傾斜する。従って、この場合電極パッドに接触しないプローブニー ドル24が存在するという問題がある。
【0008】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、容易に狭いピッチで多数の プローブニードルを取り付けることができ、さらに、全てのプローブニードルを 各電極パッドに確実に接触することができるプローブカードを提供することを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成する為に、半導体素子検査装置に取り付けられた状 態で、ウエハに形成された半導体素子の電極にプローブニードルを当接して電極 特性を検査するプローブカードにおいて、複数の開口孔が形成された基板と、該 基板の一面に設けられた可撓性の薄膜と、該薄膜に設けられると共に前記開口孔 の中央に配置されたプローブニードルと、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案によれば、半導体素子検査装置に取り付けられた状態で、ウエハに形成 された半導体素子の電極にプローブニードルを当接して電極特性を検査するプロ ーブカードにおいて、このプローブカードは複数の開口孔が形成された基板の一 面に可撓性の薄膜を設け、プローブニードルを開口孔の中央に配置した状態で、 薄膜に設けた。
【0011】 従って、プローブニードルは、薄膜を介してそれぞれが個別に開口孔の軸線方 向に変位することができ、このプローブニードルを薄膜に設けるだけで得ること ができる。
【0012】
【実施例】
以下添付図面に従って本考案に係るプローブカードについて詳説する。図1に は本考案に係るプローブカードの平面図が示され、図2にはそのA−A断面図が 示されている。プローブカード50はカード板52(図2参照)を有していて、 カード板52は円盤状に形成されている。カード板52には開口孔52A、52 A…が形成されている。また、図2上でカード板52の左側の面の周縁には図示 しない複数の端子が設けられていて、これらの端子には後述するプローブニード ル54、54…がそれぞれ電気的に接続されている。さらに、これらの端子は、 プローブカード50が半導体素子検査装置(図示せず。)に取り付けられると、 半導体素子検査装置に電気的に接続される。すなわち、カード板52は基板の役 割を果たす。
【0013】 図2に示すようにカード板52の右側の面には可撓性の薄膜56が付着されて いて、薄膜56はカード板52と同形の円状に形成されている(図1参照)。ま た、カード板52に付着された面と反対側の面の薄膜56には、前述したプロー ブニードル54、54…が設けられていて、プローブニードル54、54…はカ ード板52の開口孔52A、52A…の中央に配置されている。従って、プロー ブニードル54、54…は、開口孔52A、52A…内のそれぞれの薄膜56を 介して、それぞれ単独で開口孔52Aの軸線方向(図2上で矢印方向)に弾性変 位が可能になる。
【0014】 このように、多数のプローブニードル54、54…を薄膜56に設けるだけで 、それぞれのプローブニードル54、54…を単独で弾性変位可能に構成するこ とができるので、多数のプローブニードル54、54…を所望の位置に正確に位 置決めされた状態で容易に配置することができる。 前記の如く構成された本願考案に係るプローブカードの作用について説明する 。
【0015】 先ず、プローブカード50を半導体素子検査装置に取り付けて、多数の素子の それぞれに電気素子回路が多数形成されたウエハを半導体素子検査装置の吸着テ ーブルに吸着する。次に、ウエハの各素子に設けられている各電極パッド60( 図2参照)に接触子54A、54A…を接触させて、各素子の電気回路の良否を 検査判定する。
【0016】 この場合、プローブニードル54は薄膜56に設けるだけで、多数のプローブ ニードル54、54…をそれぞれ単独で弾性変形可能に構成することができるの で、多数のプローブニードル54、54…を所望の位置に正確に位置決めされた 状態で容易に配置することができる。従って、プローブニードル54A、54A …はウエハの各素子に設けられている各電極パッド60に正確に接触される。
【0017】 また、各素子の電気回路の良否を検査判定する際に、オーバドライブ等により 接触子54A、54A…に過負荷が作用しても、各々のプローブニードル54A が個別に弾性変形する。さらに、素子表面の凹凸等により一部のプローブニード ル54Aに過負荷が作用しても、一部のプローブニードル54Aのみが弾性変形 する。従って、その他の接触子54A、54A…は素子に設けられている各電極 パッド60、60…に接触した状態を維持することができる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案に係るプローブカードによれば、半導体素子検査装 置に取り付けられた状態で、ウエハに形成された半導体素子の電極にプローブニ ードルを当接して電極特性を検査するプローブカードにおいて、このプローブカ ードは複数の開口孔が形成された基板の一面に可撓性の薄膜を設け、プローブニ ードルを開口孔の中央に配置した状態で、薄膜に設けた。
【0019】 従って、プローブニードルは、薄膜を介してそれぞれが個別に開口孔の軸線方 向に変位することができる。 このように、薄膜にプローブニードルを設けるだけで、開口孔の軸線方向に変 位可能なプローブニードルを得ることができる。これにより、複数のプローブニ ードルを狭いピッチで容易に形成することができ、さらに、複数のプローブニー ドルをそれぞれの電極に確実に接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプローブカードの平面図
【図2】図1の断面A−A図
【図3】従来のプローブカードを説明する斜視図
【図4】従来のプローブカードの断面図
【図5】従来のプローブカードの他の実施例を示す断面
【符号の説明】
16…ウエハ 18A、18B…素子 50…プローブカード 52…カード板 52A…開口孔 54…プローブニードル 56…薄膜 60…電極パッド

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子検査装置に取り付けられた状
    態で、ウエハに形成された半導体素子の電極にプローブ
    ニードルを当接して電極特性を検査するプローブカード
    において、 複数の開口孔が形成された基板と、 該基板の一面に設けられた可撓性の薄膜と、 該薄膜に設けられると共に前記開口孔の中央に配置され
    たプローブニードルと、 を備えたことを特徴とするプローブカード。
JP7090392U 1992-10-12 1992-10-12 プローブカード Pending JPH0635972U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7090392U JPH0635972U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 プローブカード

Applications Claiming Priority (1)

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JP7090392U JPH0635972U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 プローブカード

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JPH0635972U true JPH0635972U (ja) 1994-05-13

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JP7090392U Pending JPH0635972U (ja) 1992-10-12 1992-10-12 プローブカード

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