JPH0635890Y2 - 補強スリーブを設けたクラウンレス前フォーク材 - Google Patents

補強スリーブを設けたクラウンレス前フォーク材

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JPH0635890Y2
JPH0635890Y2 JP4228286U JP4228286U JPH0635890Y2 JP H0635890 Y2 JPH0635890 Y2 JP H0635890Y2 JP 4228286 U JP4228286 U JP 4228286U JP 4228286 U JP4228286 U JP 4228286U JP H0635890 Y2 JPH0635890 Y2 JP H0635890Y2
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crownless
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bulging
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JP4228286U
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攻二 木村
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攻二 木村
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は補強スリーブを設けたクラウン部のない即ちク
ラウンレス前フォーク材に関する。
従来の技術 クラウンレス前フォークに関しては特公昭59−37136号
公報に開示され、その要旨は一対のさやを管材から成形
し、これらのさやをステムに溶接して成るものである。
考案が解決しようとする課題 本考案はさや材の上端とステムとの溶接面を拡大して、
溶接箇所を強固ならしめるために補強スリーブを設けた
クラウンレス前フォーク材を提案するものである。
課題を解決するための手段 本考案は所定長さの管材の一端を管軸につき直角に近い
角度に折曲げて成る左右一対のさや材をステムの両側に
溶接して成るクラウンレス前フォークにおいて、スリー
ブ2の両側にバルジ成形による対称的な一対の膨出円筒
状突起を形成して該膨出円筒状突起の肩部の傾きをさや
材3,5と同じくした補強スリーブ7を形成し、補強スリ
ーブの膨出円筒状突起をさや材の開口10,11に嵌合して
溶接したことを特徴とする補強スリーブを設けたクラウ
ンレス前フォーク材である。
作用 本考案はスリーブ2の両側にバジル成形による対称的な
一対の膨出円筒状突起7a,7bを形成し、突起7a,7bの肩部
の傾きさや材3,5と同じくした補強スリーブを溶接した
のでさや材と強化スリーブとの面接触を得て、強度に優
れた前フォーク材を得るものである。
実施例 本考案においては、ステムそのものの下方にバルジ成形
を施こして、一対の膨出円筒突起を成形してもよいが、
ステムとは別にスリーブ材を用い、このスリーブにステ
ムを挿入固着した前フォークについて述べる。
第1図は公知のクラウンレス前フォークの外観を示し、
さや3は下端につめ4を有し、さや3の上端はステム1
に溶接されている。
第2図は第1図の前フォークの断面図である。第3図は
スリーブ2に油圧又はゴムによるバルジ成形を施こして
得たる左右両側に夫々一個の膨出円筒状突起7a,7bを有
する補強スリーブ7の外観を示し、第4図はその断面図
である。
従ってスリーブ2はバルジ成形によって補強枢着7とな
り、一のステム1が補強スリーブ7に挿入固着される。
第5図は補強スリーブ7の突起7a,7bをさや3,5の開口1
0,11内に挿入せる状態を示す断面図であり、さや上端8
とスリーブ7の膨出突起7a,7bの肩部との接触面積が増
大し溶接強度も増すことになる。
さや下端9は突起7a,7bのあご部に嵌合している。肩部
にクラウンを設けないフォーク材は、その肩部の強度に
不安があるが、本考案は補強スリーブにより必要な強度
を得ることができる。
上述の油圧バルジ成形法は自転車業界においては、原料
の管材を割型にセットし高圧油を管材内に注入して所要
の膨出円筒突起を成形させる成形法であり、その代表的
成形品は自転車のハンドル直下にあるヘッド・ラグであ
り、あた油圧を用いる代りに、弾性ゴムを管材内にセッ
トし所要の膨出突起を成形する代表的製品は自転車のペ
ダルを支承するハンガー・ラグであり、何れも公知の技
術である。
考案の効果 本考案のクラウンのない前フォーク材はスリーブの膨出
突起部とさや材とが一体であるので、強度に優れたクラ
ウンレス前フォーク材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は公知のクラウンレス前フォークの外観図、第2
図は公知の前フォークの断面図、第3図はスリーブ2に
バルジ成形法を施こして得た2個の膨出円筒突起付スリ
ーブ7、第4図は第3図の断面図、第5図は本考案のス
リーブがさや内に嵌合することを示す断面図。 1…公知のクラウンレス前フォークのステム下部 2…スリーブ 3…さや、4…つめ 5…さや、6…空隙 7…補強スリーブ、7a,7b…円筒突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定長さの管材の一端を管軸につき直角に
    近い角度に折曲げて成る左右一対のさや材をステムの両
    側に溶接して成るクラウンレス前フォークにおいて、ス
    リーブ2の両側にバルジ成形による対称的な一対の膨出
    円筒状突起を形成して該膨出円筒状突起の肩部の傾きを
    さや材3,5と同じくした補強スリーブ7を形成し、補強
    スリーブの膨出円筒状突起をさや材の開口10,11に嵌合
    して溶接したことを特徴とする補強スリーブを設けたク
    ラウンレス前フォーク材。
JP4228286U 1986-03-25 1986-03-25 補強スリーブを設けたクラウンレス前フォーク材 Expired - Lifetime JPH0635890Y2 (ja)

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JPS62155080U JPS62155080U (ja) 1987-10-01
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