JPH063583A - 自動焦点カメラ及び自動焦点調節装置 - Google Patents
自動焦点カメラ及び自動焦点調節装置Info
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- JPH063583A JPH063583A JP18161392A JP18161392A JPH063583A JP H063583 A JPH063583 A JP H063583A JP 18161392 A JP18161392 A JP 18161392A JP 18161392 A JP18161392 A JP 18161392A JP H063583 A JPH063583 A JP H063583A
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Abstract
を、短時間に行う。 【構成】 複数のセンサ領域に分割され、該センサ領域
が基線長方向に移動可能に構成された焦点検出用のセン
サ手段SNS1と、ズーム位置検出手段ZPRSよりの
ズーム情報に基づいて、前記複数のセンサ領域を移動さ
せるセンサ領域可変手段と、該センサ領域可変手段にて
移動せしめられた前記複数のセンサ領域それぞれの出力
から撮影レンズのデフォーカス量を検出するデフォーカ
ス量検出手段PRS1とを備え、その時のズーム情報に
基づいて、つまり例えばズーム情報が望遠側であれば主
被写体が撮影画面の中央付近にいる確率が高いとして、
各センサ領域を中央付近に移動させ、逆に広角側であれ
ば、主被写体の撮影画面内での位置は特定できないとし
て、各センサ領域をそれぞれ離して位置するように移動
させるようにしている。
Description
割され、該センサ領域が基線長方向に移動可能に構成さ
れた焦点検出用のセンサ手段を持つ自動焦点カメラ、及
び、複数の被写体領域のうち、少なくとも1つの領域を
選択する選択手段を持つ自動焦点調節装置に関するもの
である。
検出用のセンサとして、左右で一対を成すCCD等のラ
インセンサが用いられている。そして、そのラインセン
サについては、そのセンサ領域が分割されているものや
いないものがあるが、多分割されているものでも分割さ
れたセンサ領域はレンズ位置等の情報に関係無くそのセ
ンサ領域は固定された状態である。
来例においては、ズームレンズ等の情報に関わらずセン
サ領域は常に固定であったため、遠近競合を起こし易か
ったり、主被写体がいる可能性が低い場所についても無
駄な演算を行ってしまい、デフォーカスの為の演算時間
に時間がかかってしまっていた。
調節方式の多くは「焦点検出(センサ信号入力,焦点検
出演算),レンズ駆動」のサイクルを繰り返し行うこと
によって、被写体にピントを合わせようとするものであ
る。各サイクルにおけるレンズ駆動量はそのサイクルで
焦点検出を行った時点でのデフォーカス量に基づいてお
り、これはレンズ駆動終了時に焦点検出時のデフォーカ
ス量が解消されることを期待している。
備え、様々な被写体、状況に応じて自動的に検出領域を
選択し、従来の画面中央部以外に対しても焦点調節可能
な装置が数多く提案されている。
対し、自動的に選択された領域が、必ずしも撮影者の意
図した領域とはならない事態は容易に推測される。この
場合、選択領域を変更できないか、出来るとしても、専
用の操作部材を複数用いて選択領域切り換えモードによ
り、選択領域の変更を行わせるといった非常に使い勝手
の悪い自動焦点調節装置がほとんどであった。
置いたデフォーカス量検出を、短時間に行うことのでき
る自動焦点カメラを提供することである。
単な操作で変更することのできる自動焦点調節装置を提
供することである。
領域に分割され、該センサ領域が基線長方向に移動可能
に構成された焦点検出用のセンサ手段と、ズーム位置検
出手段よりのズーム情報に基づいて、前記複数のセンサ
領域を移動させるセンサ領域可変手段と、該センサ領域
可変手段にて移動せしめられた前記複数のセンサ領域そ
れぞれの出力から撮影レンズのデフォーカス量を検出す
るデフォーカス量検出手段とを備え、その時のズーム情
報に基づいて、つまり例えばズーム情報が望遠側であれ
ば主被写体が撮影画面の中央付近にいる確率が高いとし
て、各センサ領域を中央付近に移動させ、逆に広角側で
あれば、主被写体の撮影画面内での位置は特定できない
として、各センサ領域をそれぞれ離して位置するように
移動させるようにしている。
フォーカス量が合焦範囲内であるか否かを判別する合焦
判別手段と、該合焦判別手段にて合焦であることが判別
された後、所定の操作部材が操作されながら焦点調節動
作開始用の操作部材が再度操作されたことを検知した場
合には、選択手段により選択する領域を変更させ、再度
撮影レンズの焦点調節光学系の駆動を行わせる領域変更
指示手段とを設け、選択された領域が合焦状態となった
ことが判別された後、所定の操作部材が操作されながら
焦点調節動作開始用の操作部材が再度操作されたことを
検知した場合、他の領域を選択するべく操作がなされた
と判断して、自動的に他の領域を選択するようにしてい
る。
に説明する。
点カメラの要部構成を示すブロック図である。
を検出、即ち焦点状態を検出して撮影レンズの焦点調節
制御等を行うカメラの制御回路で、例えば内部にCPU
(中央演算処理部),RAM,ROM,EEPROM
(電気的消去可能プログラマブルROM)及び入出力ポ
ート等が配置された1チップマイクロコンピュータであ
り、前記ROM並びにEEPROM内にはAF制御を含
む一連のカメラの制御用ソフトウエア及びパラメータが
格納されている。DBUSはデータバスである。SHT
は、前記制御回路PRSより制御信号CSHTが入力し
ている間、データバスDBUSを介して入力するデータ
を受け付け、該データに基づいて不図示のシャッタ先幕
及び後幕の走行制御を行うシャッタ制御回路である。A
PRは、制御信号CAPRが入力している間、データバ
スDBUSを介して入力するデータを受け付け、該デー
タに基づいて不図示の絞り機構を制御する絞り制御回路
である。DSP1は制御信号CDSPが入力している
間、データバスDBUSを介して入力するデータを受け
付け、該データに基づいて各種撮影情報を表示する表示
回路である。SWS1は、不図示のレリーズスイッチ、
連写モードスイッチ並びに各種情報設定用のスイッチ等
のスイッチ群である。
るアナログ測光信号SSPCは前記制御回路PRS1へ
送られ、該回路にてA/D変換されて前述のシャッタ制
御回路SHT及び絞り制御回路APRを制御するための
測光データとして用いられる。LCM1は、制御信号C
LCMが入力している間、データバスDBUSを介して
入力するデータを受け付け、該データに基づいて後述す
るレンズユニットとシリアル通信を行うレンズ通信回路
で、クロック信号LCKに同期してレンズ駆動用のデー
タDCLを後述するレンズ内制御回路へ伝送し、またこ
の時同時に該レンズ内制御回路から撮影レンズ(後述す
る)の現在位置等のレンズ情報DLCがシリアル入力す
る。BSYは後述する撮影レンズが移動中であることを
カメラ側に知らせるための信号で、この信号が発生して
いるときは前記シリアル通信は行われない。
Sは、シリアル入力したデータDCLに基づいてモータ
MTRを駆動し、撮影レンズを移動させるレンズ内制御
回路で、内部に前記撮影レンズの焦点距離、開放F値等
の情報を記憶しているROMを有している。ZDSはズ
ームレンズ駆動回路で、ズームレンズの駆動を行う。Z
PRSは前記ズームレンズの位置検出をブラシBと位置
検出センサS1,S2,S3,S4からなる位置検出セ
ンサからの出力信号SA,SB,SC,SD,SEをも
とにズームレンズの位置検出を行う回路である。
力する各信号に従って左右で一対を成す1ラインが多分
割され、そのセンサ領域内で分割されたセンサ領域が基
線長方向に移動可能となっている焦点検出用のセンサ列
SR,SLを有する、例えばCCD等のラインセンサS
NS1を制御するセンサ駆動回路である。
フローチャートにしたがって説明する。
制御回路APR,表示回路DSP1及び測光回路SPC
1の動作は、本発明とは直接関係ないので、ここではそ
の詳細は省略する。
内のレリーズスイッチの状態を調べ、該スイッチの操作
が行われたことを検知(ステップ(101))したら、
まず、ズームレンズ位置検出回路で検出されているズー
ムレンズの位置をレンズ内制御回路LPRS1及びレン
ズ通信回路LCM1を介して取り込み、ここでスーム情
報の処理を行い(ステップ(102))、この結果に基
づいてセンサ駆動回路SDR1を介して1ラインのセン
サ領域内を移動可能な多分割されたセンサ領域を駆動す
る(ステップ(103)→(104)、或は、ステップ
(101)→(105))。
置検出した場合には、主被写体がファインダ(撮影画
面)内の中央付近にいる可能性が高いと判断して、セン
サ駆動回路SDR1にて、多分割(ここでは仮に3分割
された状態)された領域を図3(a)に示すような位置
に移動させる(ステップ104)。逆に、ズームレンズ
がワイド側にあると位置検出した場合には、主被写体の
位置はどこか想定出来ないため、分割された領域を図3
(b)に示すような状態に移動させる(ステップ10
5)。
ために蓄積開始信号STRを出力しセンサ駆動回路SD
R1を介して光電変換器SNSを駆動して、2像の信号
A(i),B(i)を得る。
路SDR1及びラインセンサSNS1の各動作を簡単に
説明すると、制御回路PRS1に蓄積開始信号STRが
発生すると、センサ駆動回路SDR1はクリア信号CL
をラインセンサSNS1へ出力し、センサ列SL,SR
の各光電変換部の電荷をクリアする。すると、ラインセ
ンサSNS1は前段に配置されている二次結像レンズ
(図1では省略)によってセンサ列SL,SR上に形成
される光像の光電変換及び電荷蓄積動作を開始する。前
記の動作が開始してから所定の時間が経過すると、セン
サ駆動回路SDR1は転送信号SHをラインセンサSN
S1へ出力し、光電変換部に蓄積された電荷をCCD部
へ転送する。同時に前記センサ駆動回路SDR1は蓄積
終了信号ENDを制御回路PRS1へ出力し、該制御回
路PRS1からCCD駆動クロックCKが入力すると、
センサ駆動回路SDRはCCD駆動信号φ1,φ2を生
成し該信号をラインセンサSNS1へ出力する。CCD
駆動信号φ1,φ2が入力すると、ラインセンサSNS
1はこの信号に従ってアナログ像信号SSNSを制御回
路PRS1へ出力する。これにより、制御回路PRS1
はCCD駆動クロックCKに同期してアナログ像信号S
SNSをA/D変換し、2像の像信号A(i),B
(i)としてRAMの所定のアドレスに格納する。
(i)を格納したら、前記制御回路PRS1は続いて焦
点検出演算を行い、撮影レンズのデフォーカス状態を検
出する(ステップ(106))。この情報は制御信号C
LCM,データバスDBUSによってレンズ通信回路L
CM1へ送出する。レンズ通信回路LCM1は信号BS
Yが入力しなければ、撮影レンズが現在停止しているも
のと判断して、制御回路PRS1より送られてきたデフ
ォーカス情報をクロック信号LCKに同期してレンズ内
制御回路LPRS1へデータDCLを出力する。同時
に、前記レンズ内制御回路LPRS1から入力するレン
ズ情報DLCを得る。この情報は撮影レンズの状態等の
パラメータであり、カメラの撮影動作に用いられる。一
方、前記レンズ内制御回路LPRS1はカメラ本体側よ
り入力するデータDCLに基づいて、モータMTRを駆
動し、撮影レンズを前記データに対応した位置まで移
動、即ちエンコーダパルス信号をEPLの数が前記デー
タに一致するまで移動させる(ステップ(107))。
また、モータMTRを駆動している間、カメラ本体側へ
信号BYSを出力している。
インセンサSNS1を3つの小領域に分割した例で説明
を行ったが、この分割数は特に3分割でも無くとも良
く、4分割等であっても良い。また、この分割された小
領域が互いに交わらず移動しても、交わるように移動す
るものでも構わない。また、この分割された領域の移動
について、本文ではズームレンズがワイド側にいるかテ
レ側にいるかを判別して行っていたが、単焦点のレンズ
や長焦点のレンズ等の使用レンズによって分割された領
域を移動させても良い。
を成す1ラインのラインセンサにおいて、そのセンサ領
域を移動可能に幾つかの小領域に分割し、レンズの焦点
距離情報等によってその分割された領域をセンサ領域上
で移動させ、つまり、例えば主被写体がファインダの中
央付近にいる可能性が高いような、ズームレンズがテレ
側時には図3(a)に示す様に3つの領域それぞれをセ
ンサ領域の中央付近に移動させ、両側でのデフォーカス
演算は極力行わないようにし、逆に、主被写体の位置の
推測が困難な、ズームレンズがワイド側時には図3
(b)に示す様に3つの領域をセンサ領域の左端、中
央、右端となるように移動させ、広い領域を3つの領域
に分割されたセンサによってデフォーカス演算を行う様
にしている為、従来の様に単に1ラインのセンサ領域全
てを用いてデフォーカス演算をするものに比べて、同程
度の精度を保持しながら、そのデフォーカス演算のため
の時間を短縮することができる。
施例に係る自動焦点調節装置の焦点調節光学系の斜視図
を示す図である。
に十字形の開口部MSK−1、両側の周辺部に縦長の開
口部MSK−2、MSK−3を有している。FLDLは
フィールドレンズであり、視野マスクの3つの開口部M
SK−1,MSK−2,MSK−3に対応して、3つの
部分FLDL−1,FLDL−2,FLDL−3から成
っている。DPは絞りであり、中心部には上下左右に一
対ずつ計4つの開口DP−1a,DP−1b,DP−1
c,DP−1dを、また左右の周辺部分には一対2つの
開口DP−2a,DP−2b及びDP−3a,DP−3
bがそれぞれ設けられている。前記フィールドレンズF
LDLの各領域FLDL−1,FLDL−2,FLDL
−3はそれぞれこれらの開口対DP−1,DP−2,D
P−3を不図示の対物レンズの射出瞳付近に結像する作
用を有している。AFLは4対計8つのレンズAFL−
1a,AFL−1b,AFL−4a,AFL−4b,A
FL−2a,AFL−2b,AFL−3a,AFL−3
bから成る二次結像レンズであり、絞りDPの各開口に
対応して、その後方に配置されている。SNS2は4対
計8つのセンサ列SNS−1a,SNS−1b,SNS
−4a,SNS−4b,SNS−2a,SNS−2b,
SNS−3a,SNS−3bから成るラインセンサであ
り、各二次結像レンズAFLに対応してその像を受光す
るように配置されている。
レンズの焦点がフィルム面より前方にある場合、各セン
サ列対上に形成される被写体像は互いに近づいた状態に
なり、焦点が後方にある場合には、被写体像は互いに離
れた状態になる。この被写体像の相対位置変位量は撮影
レンズの焦点外れ量と特定の関数関係にあるため、各セ
ンサ列対でそのセンサ出力に対してそれぞれ適当な演算
を施せば、撮影レンズの焦点外れ量、いわゆるデフォー
カス量を検出する事が出来る。
り、不図示の対物レンズにより撮影または観察される範
囲の中心付近では、光量分布が上下または左右の一方向
にのみ変化するような物体に対しても測距する事が可能
となり、中心以外の視野マスクの周辺の開口部MSK−
2、MSK−3に対応する位置にある物体に対しても測
距する事が出来る。
点調節装置をカメラ内に収納した場合の配置を示したも
のである。
はクイックリターンミラ、FSCRNは焦点板、PPは
ペンタプリズム、EPLは接眼レンズ、FPLNはフィ
ルム面、SMはサブミラー、MSKは視野マスク、IC
Fは赤外カットフィルタ、FLDLはフィールドレン
ズ、RM1、RM2は第1,第2の反射ミラ、SHMS
Kは遮光マスク、DPは絞り、AFLは二次結像レン
ズ、AFPは反射面AFP−1と射出面AFP−2を有
するプリズム部材、SNSはカバーガラスSNSCG及
び受光面SNSPLNを有する前出のラインセンサであ
る。
属反射膜を蒸着した反射面AFP−1を有し、二次結像
レンズAFLからの光束を反射して、射出面AFP−2
に偏光する作用を有している。
置を備えたカメラの具体的な構成の一例を示すブロック
図である。
路で、例えば内部にCPU(中央処理装置)、ROM、
RAM、A/D変換機能を有する1チップのマイクロコ
ンピュータである。PRS2はROMに格納されたカメ
ラのシーケンス・プログラムに従って、自動露出制御機
能、自動焦点調節機能、フィルムの巻上げ・巻戻し等の
カメラの一連の動作を行っている。そのために、制御回
路PRSは通信用信号SO,SI,SCLK、通信選択
信号CLCM,CSDR,CDDRを用いて、カメラ本
体内の周辺回路およびレンズ内制御装置と通信を行っ
て、各々の回路やレンズの動作を制御する。
ータ信号、SIは制御回路PRS2に入力されるデータ
信号、SCLKは信号SO,SIの同期クロックであ
る。
カメラが動作中のときにはレンズ用電源端子VLに電力
を供給するとともに、制御回路PRSからの選択信号C
LCMが高電位レベル(以下、“H”と略記し、低電位
レベルは“L”と略記する)のときには、カメラとレン
ズ間の通信バッファとなる。
“H”にして同期クロックSCLKに同期して所定のデ
ータを信号SOとして送出すると、レンズ通信回路LC
M2はカメラ・レンズ間通信接点を介して、SCLK,
SOの各々のバッファ信号LCK,DCLをレンズへ出
力する。それと同時にレンズからの信号DLCのバッフ
ァ信号をSIに出力し、制御回路PRSはSCLKに同
期してSIからレンズのデータを入力する。
あり、信号CDDRが“H”のとき選択されて、SO,
SI,SCLKを用いて制御回路PRSから制御され
る。即ち、制御回路PRSから送られてくるデータに基
づいてカメラの表示回路DSP2の表示を切り替えた
り、カメラの各種操作部材のオン・オフ状態を通信によ
って制御回路PRS2に報知する。
に連動したスイッチで、レリーズボタンの第1段階の押
下によりスイッチSW1がオンし、引き続いて第2段階
の押下でスイッチSW2がオンする。制御回路PRS2
はスイッチSW1のオンで測光、自動焦点調節を行い、
スイッチSW2のオンをトリガとして露出制御とその後
のフィルムの巻上げを行う。
ータである制御回路PRS2の「割り込み入力端子」に
接続され、スイッチSW1のオン時のプログラム実行中
でも該スイッチSW2のオンによつて割り込みがかか
り、直ちに所定の割り込みプログラムへ制御を移すこと
ができる構成となっている。
ラーアップ・ダウンおよびシャッタばねチャージ用のモ
ータであり、各々の駆動回路MDR1,MDR2により
正転、逆転の制御が行われる。制御回路PRS2から各
駆動回路MDR1,MDR2に入力されている信号M1
F,M1R,M2F,M2Rはモータ制御用の信号であ
る。
走行開始用マグネットで、信号SMG1,SMN2、増
幅トランジスタTR1,TR2で通電され、制御回路P
RS2によりシャッタ制御が行われる。
の制御やシャッタ制御は、本発明と直接関わりがないの
で、詳しい説明は省略する。
期して入力される信号DCLは、カメラからレンズユニ
ットLNS2に対する命令のデータであり、命令に対す
るレンズの動作は予め決められている。レンズ内制御回
路LPRS2は所定の手続きに従ってその命令を解析
し、焦点調節や絞り制御の動作や、出力DLCからレン
ズの各部動作状況(焦点調節光学系の駆動状況や、絞り
の駆動状態等)や各種パラメータ(開放Fナンバ、焦点
距離、デフォーカス量対焦点調節光学系の移動量の係数
等)の出力を行う。
ており、カメラから焦点調節の命令が送られた場合に
は、同時に送られてくる駆動量・方向に従って焦点調節
用モータLTMRを信号LMF、LMRによって駆動し
て、光学系を光軸方向に移動させて焦点調節を行う。光
学系の移動量は光学系に連動して回動するパルス板のパ
ターンをフォトカプラにて検出し、移動量に応じた数の
パルスを出力するエンコーダ回路ENCFのパルス信号
SENCFでモニタし、レンズ内制御回路LPRS2内
のカウンタで係数しており、所定の移動が完了した時点
でレンズ内制御回路LPRS2自身が信号LMF,LM
Rを“L”にして前記モータLMTRを制御する。
が送られた後は、カメラの制御回路PRS2はレンズの
駆動が終了するまで、レンズ駆動に関して全く関与する
必要がない。また、カメラから要求があった場合には、
上記カウンタの内容をカメラに送出することも可能な構
成になっている。
には、同時に送られてくる絞り段数に従って絞り駆動用
としては公知のステッピングモータDMTRを駆動す
る。なお、ステッピングモータDMTRはオープン制御
が可能なため、動作をモニタするためのエンコーダを必
要としない。
ーダ回路であり、レンズ内制御回路LPRS2は該エン
コーダ回路ENCZからの信号SENCZを入力してズ
ーム位置を検出する。レンズ内制御回路LPRS2内に
は各ズーム位置におけるレンズ・パラメータが格納され
ており、カメラ側の制御回路PRS2から要求があった
場合には、現在のズーム位置に対応したパラメータをカ
メラに送出する。
の光を受光する露出制御用のセンサであり、その出力S
SPCは制御回路PRS2のアナログ入力端子に入力さ
れ、A/D変換後所定のプログラムに従って、自動露出
制御に用いられる。
出用のラインセンサSNS2のセンサ駆動回路であり、
信号CSDRが“H”のとき選択されて、SO,SI,
SCLKを用いて制御回路PRS2から制御される。
SNSへ与える信号φSEL0,φSEL1は制御回路
PRS2からの信号SEL0,SEL1そのもので、φ
SEL0=“L”,φSEL1=“L”のときセンサ列
対SNS−1(SNS−1a,SNS−1b)を、φS
EL0=“H”φSEL1=“L”のときセンサ列対S
NS−4(SNS−4a,SNS−4b)を、φSEL
0=“L”、φSEL1=“H”のときセンサ列対SN
S−2(SNS−2a,SNS−2b)を、φSEL0
=“H”、φSEL1=“H”のときセンサ列対(以
下、単にセンサと記す)SNS−3(SNS−3a,S
NS−3b)をそれぞれ選択する信号である。
適当に設定して、それからクロックφSH、φHRSを
送ることにより、信号SEL0,SEL1(φSEL
0,φSEL1)で選択されたセンサ列対の像信号が出
力VOUTから順次シリアルに出力される。
れ各センサSNS−1(SNS−1a,SNS−1
b)、SNS−2(SNS−2a,SNS−2b)、S
NS−3(SNS−3a,SNS−3b)、SNS−4
(SNS−4a,SNS−4b)の近傍に配置された被
写体輝度モニタ用センサからのモニタ信号で、蓄積開始
とともにその電圧が上昇し、これにより各センサ列の蓄
積制御が行われる。
ト用クロック、φHRS、φSHは像信号の読出し用ク
ロック、φT1、φT2、φT3、φT4はそれぞれ各
センサ列対の蓄積を終了させるためのクロックである。
ラインセンサSNS2からの像信号VOUTと暗電流出力の
差をとった後、被写体の輝度によって決定されるゲイン
で増幅された像信号である。上記暗電流出力とは、セン
サ列中の遮光された画素の出力値であり、センサ駆動回
路SDR2は制御回路PRS2からの信号DSHによっ
てコンデンサにその出力を保持し、これと像信号との差
動増幅を行う。出力VIDEO は制御回路PRS2のアナロ
グ入力端子に入力されており、制御回路PRS2は同信
号をA/D変換後、そのデジタル値をRAM上の所定の
アドレスへ順次格納してゆく。
3、/TINTE 4は、それぞれセンサSNS−1(SNS
−1a,SNS−1b)、SNS−2(SNS−2a,
SNS−2b)、SNS−3(SNS−3a,SNS−
3b)、SNS−4(SNS−4a,SNS−4b)に
蓄積された電荷で適正となり、蓄積が終了したことを表
す信号で、制御回路PRS2はこれを受けて像信号の読
出しを実行する。
像信号増幅アンプの読出しゲイン決定のタイミングを与
える信号で、通常上記センサ駆動回路SDR2はこの信
号が“H”となった時点でのモニタ信号VPO〜VP3
の電圧から、対応するセンサ列対の読出しゲインを決定
する。
φVRS,φHRS,φSHを生成するために制御回路
PRS2からセンサ駆動回路SDR2へ与えられる基準
クロックである。
を“H”として所定の「蓄積開始コマンド」をセンサ駆
動回路SDR2に送出することによって、ラインセンサ
SNS2の蓄積動作が開始される。
上に形成された被写体像の光電変換が行われ、ラインセ
ンサSNS2の光電変換素子部には電荷が蓄積される。
同時に各センサの輝度モニタ用センサの信号VP1〜V
P4が上昇していき、この電圧が所定レベルに達する
と、センサ駆動回路センサ駆動回路SDR2は前記信号
/TINTE 1〜/TINTE 4がそれぞれ独立に“L”とな
る。
CK2に所定の波形を出力する。センサ駆動回路SDR
2は基準クロックCK2に基づいてクロックφSH,φ
HRSを生成してラインセンサSNS2に与え、このラ
インセンサSNS2は前記クロックによって像信号を出
力し、制御回路PRS2は自ら出力しているCK2に同
期して内部のA/D変換機能でアナログ入力端子に入力
されている出力VIDEOをA/D変換後、デジタル信号と
してRAMの所定アドレスへ順次格納してゆく。
ンサSNS2の動作については2対のセンサ列を有する
焦点検出装置として特開昭63ー216905号等で開
示されているので、ここでの詳細な説明は省略する。
センサ列対上に形成された被写体像の像情報を受け取っ
て、その後所定の焦点検出演算を行い、撮影レンズのデ
フォーカス量を知る事が出来る。
調節時の動作について、以下のフローチャートにしたが
って説明する。
スのフローチャートである。
制御回路PRS2は図7のステップ(000)から実行
を開始していく。ステップ(001)において、レリー
ズボタンの第1段階押下によりオンするスイッチSW1
の状態検知を行い、オフならばステップ(002)へ移
行し、スイッチSWXの状態検知を行う。このスイッチ
SWXを押しながらスイッチSW1の押し直しが行われ
ると、焦点検出領域の変更を行うのが該第2の実施例の
特徴である。この実施例ではこのスイッチSWXを露出
制御値の補正用スイッチとする。ここで、露出制御値補
正用スイッチSWXがオフならばステップ(003)へ
移行し、全てのフラグと変数を初期化する。露出制御値
補正用スイッチSWXがオンであれば、焦点検出領域の
変更に備え、続くステップ(004)にてフラグSWX
ONを1セットし、スイッチSW1が再びオンされるの
をステップ(001)にて検知する。
1がオンであればステップ(005)へ移行し、カメラ
の動作を開始する。
チ類の状態検知、表示等の「AE制御」サブルーチンを
実行する。サブルーチン「AE制御」が終了すると、次
いでステップ(006)へ移行する。
ーチンを実行する。ここではセンサの蓄積、焦点検出演
算、レンズ駆動の自動焦点調節動作を行う。サブルーチ
ン「AF制御」が終了すると再びステップ(001)へ
戻り、スイッチSW1がオフするまでステップ(00
5)、(006)を繰り返し実行していく。
リーズ動作については記述していないが、レリーズ動作
は本発明と直接関りないのであえて省略している。
行される「AF制御」サブルーチンのフローチャートで
ある。
と、ステップ(010)を経て、ステップ(011)以
降のAF制御を実行していく。
出」サブルーチンを実行する。ここでは焦点検出動作の
ための各センサへの像信号の蓄積、読みだしから焦点検
出演算を行う(詳細は図9及び図10にて後述する)。
域の中からどの領域を選び、そのデフォーカス量を用い
るかを選択する「領域選択」サブルーチンを実行する。
本実施例では、選択領域が全域、即ち自動選択の場合に
露出制御値補正スイッチSWXを押しながらスイッチS
W1を押し直す事により、選択領域が変更できるものと
している(詳細は図11にて後述する)。
ブルーチンを実行する。ここでは、ステップ(011)
で検出されたデフォーカス量の中で、ステップ(01
2)で選択された領域のデフォーカス量に基づいてレン
ズ駆動を行う(詳細は図12にて後述する)。
り「AF制御」サブルーチンをリターンする。
において実行されるサブルーチン「焦点検出」のフロー
チャートである。
ップ(110)を経て、ステップ(111)以降の焦点
検出動作を実行していく。
ンして1回目のAF制御であるか否かを判別し、1回目
である場合にはステップ(112)へ移行し、選択セン
サを初期化する。
「蓄積開始」を実行する。このサブルーチンはセンサの
蓄積動作を開始させるルーチンであり、具体的にはセン
サ駆動回路SDR2へ蓄積開始命令を送出して、ライン
センサSNS2の蓄積動作を開始させ、それとともに上
記センサ駆動回路SDR2からの各センサ蓄積終了信号
/TINTE 1〜/TINTE 4によって制御回路PRS2が
「蓄積完了割り込み」を実行できるように割り込み機能
を許可するサブルーチンである。これにより4つのセン
サSNS−1〜SNS−4がそれぞれ蓄積完了となった
時点で各々の蓄積完了割り込みが実行されることにな
る。
TINTE 4の立ち下がりによって検知することが出来、こ
れらの信号は制御回路PRS2の「割り込み機能付き入
力端子」に接続されている。図9の図中、破線で示され
ているが割り込み制御を表しており、信号/TINTE 1
〜/TINTE 4による割り込みが発生した場合には、同図
のを介して、図10に示した各割り込みルーチンへ制
御が移行する。従って、例えばセンサSNS−1の電荷
蓄積が適正となって、センサ駆動回路SDR2からの信
号/TINTE 1が立ち下がれば、これに応答して図10の
ステップ(150)以降の割り込みルーチンへ移行する
事が出来る。
みルーチンは、センサSNS−1の像信号を入力するた
めのルーチンである。
の像信号を入力後、ステップ(152)にて割り込みル
ーチンをリターンする。像信号の入力は、制御回路PR
S2のアナログ入力端子に入力される出力VIDEO をシリ
アルA/D変換し、そのデジタルデータを所定RAM領
域へ順次格納していくことで達成される。
4の蓄積が終了した場合にも同様な割り込み制御で、そ
れぞれ図10のステップ(153),(156),(1
59)へ移行し、各センサの像信号入力が行われる。
具体的方法については特開昭63ー216905等で開
示されているので、詳細な説明は省略する。
にしているので、図中ステップ(114)〜(126)
の焦点検出演算等の実行中に蓄積完了時点で随時優先し
て処理されることになる。
動作が開始されると、ステップ(114)に移行する。
の焦点検出演算が終了しているかどうか判定し、終了し
ていない場合にはステップ(115)へ移行する。
1の像信号入力の割り込み処理が既に完了しているか否
かを判定し、完了していればステップ(116)に移行
してセンサSNS−1の像信号に基づく焦点検出演算を
実行する。デフォーカス量検出のための具体的な演算方
法は、特開昭61ー160824号公報等に開示されて
いるので、詳細な説明は省略する。
焦点検出演算が終了していない場合或は、ステップ(1
15)でセンサSNS−1の像信号の入力が完了してい
ない場合、或は、ステップ(116)でセンサSNS−
1の焦点検出演算が終了した後はステップ(117)へ
移行する。
9)では上述した処理をセンサSNS−2に対し行う。
(122)ではセンサSNS−3に対して、ステップ
(123),(124),(125)ではセンサSNS
−4に対して、それぞれ上述の処理を行う。
して対応した焦点検出演算が終了したか否かを判定し、
終了していない場合はステップ(114)へ、全て終了
している場合はステップ(127)へ移行する。
3)で蓄積動作を開始させた後は、各センサの像信号が
割り込み処理で読み込まれるのを待ちながらステップ
(114)〜(126)を繰り返し実行して、像信号の
読み込まれたセンサから順次焦点検出演算を行っている
ことになる。
と、ステップ(127)にて、「焦点検出」サブルーチ
ンをリターンする。
実行されるサブルーチン「領域選択」のフローチャート
である。
ップ(210)を経て、ステップ(211)以降の領域
選択動作を実行していく。
であるかを判定する。これは本実施例の主旨である合焦
後の焦点検出領域の変更を行う状態かどうかの判断の1
つである。合焦中でないならばステップ(220)へ進
み、合焦表示を解除して、通常の焦点検出動作を行うの
でそのままステップ(212)へ移行する。
作でデフォーカス検出可能な、しかもより後ピント(焦
点調節光学系の焦点位置より被写体の焦点検出位置が手
前側)の検出デフォーカスを呈するセンサを選択する。
尚、本実施例では焦点検出領域は全て後ピント優先の自
動選択としている。
場合は、ステップ(214)に移行し、先述した露出制
御値補正用スイッチSWXのオン,オフを示すフラグS
WXONの状態を判定する。フラグSWXONが“1”
の場合には、撮影者による焦点検出領域の変更動作と判
断し、次の変更動作に備えステップ(215)にてフラ
グSWXONを“0”にする。
検出動作でデフォーカス検出可能な、しかも最も小さい
前ピント(焦点調節光学系の焦点位置より被写体の焦点
検出位置が後ろ側)の検出デフォーカスを呈するセンサ
を選択する。なぜならば、前回の焦点検出動作では最も
後ピントの検出デフォーカス量に対して焦点調節され合
焦しているので、そのセンサ(この時点での選択されて
いるセンサ)は今回の焦点検出動作では少なくとも合焦
範囲内のデフォーカスしか呈していない。従って、この
センサを除いての後ピント優先の領域選択では、今回の
焦点検出動作で最も小さい(しかし合焦範囲よりは大き
い)前ピントの検出デフォーカスを示すセンサを選択す
れば良い事となる。
るように、今回の焦点検出動作で前ピントを示すセンサ
が無い場合には、領域選択を初期状態に戻す動作を行う
為にステップ(212)へ移行する。
XONが“0”の場合には通常の合焦状態と判断し、ス
テップ(218)にて今回の選択デフォーカスを「0」
とし、ステップ(221)にて合焦表示を行い、その後
ステップ(219)に移行し、この「領域選択」サブル
ーチンをリターンする。
デフォーカス量を今回の選択デフォーカス量とし、ステ
ップ(219)へ移行してこの「領域選択」サブルーチ
ンをリターンする。
ローチャートを示す。
プ(311)においてレンズユニットLNS2と通信し
て、2つのデータ「S」,「PTH」を入力する。
EF、上記S,PTHにより焦点調節光学系の移動量を
エンコーダの出力パルス数に換算した値、いわゆるレン
ズ駆動量FPは次式で与えられることになる。
(312)で求めたレンズ駆動量FPをレンズユニット
LNS2に送出して焦点調節光学系の駆動を命令する。
してステップ(313)で命令したレンズ駆動量FPの
駆動が終了したか否かを検知し、駆動が終了するとステ
ップ(315)へ移行して「レンズ駆動」サブルーチン
をリターンする。
実施例において、焦点検出領域の変更を行うための所定
のスイッチSWXを露出制御値の補正用スイッチと兼用
していた。しかし、カメラのファインダを覗いたままで
操作可能なスイッチであれば基本的に問題ない。例え
ば、露出制御値の固定用スイッチ(AEロックスイッ
チ)や、選択領域変更の専用スイッチを設けて使用する
ことも可能である。
用いた場合、露出制御値の固定動作は解除する必要もあ
る。多点測距に連動した多分割測光の場合などは、選択
領域の変更に伴い最適な露出制御値に改める必要がある
からである。
領域内での自動選択結果から個々の領域への切り換えと
してきた。しかしこれをより簡便に使えるように、撮影
画面内の全領域内での自動選択結果から撮影画面の中央
部分の領域への切り換えのみとしても良い。
おけるサブルーチン「領域選択」のフローチャートを、
図13に示す。
ップ(410)を経て、ステップ(411)以降の領域
選択動作を実行していく。
例と同様に現在合焦中であるかを判定する。合焦中でな
いならばステップ(419)にて合焦表示を解除した
後、通常の焦点検出動作を行うのでそのままステップ
(412)へ移行する。
作でデフォーカス検出可能な、しかもより後ピント(焦
点調節光学系の焦点位置より被写体の焦点検出位置が手
前側)の検出デフォーカスを呈するセンサを選択する。
場合は、ステップ(414)に移行し、スイッチSWX
のオン,オフを示すフラグSWXONの状態を判定す
る。この結果、フラグSWXONが“1”の場合には、
撮影者による焦点検出領域の変更動作と判断し、次の変
更動作に備えて次のステップ(415)にてフラグSW
XONを“0”にする。
点検出領域の中で、前述の実施例と同様にデフォーカス
検出可能でより小さい前ピントの検出デフォーカスを呈
するセンサを選択する。
XONが“0”の場合には通常の合焦状態と判断し、ス
テップ(417)にて今回の選択デフォーカスを「0」
とし、ステップ(420)にて合焦表示を行った後、ス
テップ(418)に移行し、この「領域選択」サブルー
チンをリターンする。
デフォーカス量を今回の選択デフォーカス量とし、ステ
ップ(418)へ移行してこの「領域選択」サブルーチ
ンをリターンする。
影画面内の複数の領域に対し、自動的に選択された領域
が撮影者の意図と異なる場合(合焦表示を見て、或は、
ファインダ内でのピント状態を見て)、所定のスイッチ
(例えば、露出制御値の補正用スイッチや露出制御値の
固定用スイッチ)を押しながらレリーズ釦の第1段階押
下をやり直すという簡単な操作を行うことのみで、ファ
インダ内を覗いたままで選択領域の変更を行うことが可
能となる。
複数のセンサ領域に分割され、該センサ領域が基線長方
向に移動可能に構成された焦点検出用のセンサ手段と、
ズーム位置検出手段よりのズーム情報に基づいて、前記
複数のセンサ領域を移動させるセンサ領域可変手段と、
該センサ領域可変手段にて移動せしめられた前記複数の
センサ領域それぞれの出力から撮影レンズのデフォーカ
ス量を検出するデフォーカス量検出手段とを備え、その
時のズーム情報に基づいて、つまり例えばズーム情報が
望遠側であれば主被写体が撮影画面の中央付近にいる確
率が高いとして、各センサ領域を中央付近に移動させ、
逆に広角側であれば、主被写体の撮影画面内での位置は
特定できないとして、各センサ領域をそれぞれ離して位
置するように移動させるようにしている。
カス量検出を、短時間に行うことが可能となる。
フォーカス量が合焦範囲内であるか否かを判別する合焦
判別手段と、該合焦判別手段にて合焦であることが判別
された後、所定の操作部材が操作されながら焦点調節動
作開始用の操作部材が再度操作されたことを検知した場
合には、選択手段により選択する領域を変更させ、再度
撮影レンズの焦点調節光学系の駆動を行わせる領域変更
指示手段とを設け、選択された領域が合焦状態となった
ことが判別された後、所定の操作部材が操作されながら
焦点調節動作開始用の操作部材が再度操作されたことを
検知した場合、他の領域を選択するべく操作がなされた
と判断して、自動的に他の領域を選択するようにしてい
る。
することが可能となる。
要部構成を示すブロック図である。
ャートである。
斜視図である。
成を示す図である。
主要部分のブロック図である。
全体の大まかな動作を示すフローチャートである。
フローチャートである。
を示すフローチャートである。
る。
すフローチャートである。
示すフローチャートである。
サブルーチンの動作を示すフローチャートである。
Claims (7)
- 【請求項1】 ズームレンズの位置情報を検出するズー
ム位置検出手段と、複数のセンサ領域に分割され、該セ
ンサ領域が基線長方向に移動可能に構成された焦点検出
用のセンサ手段と、前記ズーム位置検出手段よりのズー
ム情報に基づいて、前記複数のセンサ領域を移動させる
センサ領域可変手段と、該センサ領域可変手段にて移動
せしめられた前記複数のセンサ領域それぞれの出力から
撮影レンズのデフォーカス量を検出するデフォーカス量
検出手段とを備えた自動焦点カメラ。 - 【請求項2】 撮影画面内の複数の焦点検出領域のデフ
ォーカス量を繰り返し検出するデフォーカス量検出手段
と、前記複数の焦点検出領域のうち、少なくとも1つの
領域を選択する選択手段と、該選択手段にて選択された
領域でのデフォーカス量に基づいて撮影レンズの焦点調
節光学系を駆動するレンズ駆動手段とを備えた自動焦点
調節装置において、前記選択手段にて選択された領域で
のデフォーカス量が合焦範囲内であるか否かを判別する
合焦判別手段と、該合焦判別手段にて合焦であることが
判別された後、所定の操作部材が操作されながら焦点調
節動作開始用の操作部材が再度操作されたことを検知し
た場合には、前記選択手段により選択する領域を変更さ
せ、再度撮影レンズの焦点調節光学系の駆動を行わせる
領域変更指示手段とを設けたことを特徴とする自動焦点
調節装置。 - 【請求項3】 所定の操作部材は、露出制御値の補正用
の操作部材であることを特徴とする請求項2記載の自動
焦点調節装置。 - 【請求項4】 所定の操作部材は、露出制御値の固定用
の操作部材であることを特徴とする請求項2記載の自動
焦点調節装置。 - 【請求項5】 所定の操作部材は、選択されている領域
の変更用の操作部材であることを特徴とする請求項2記
載の自動焦点調節装置。 - 【請求項6】 領域変更指示手段は、選択手段に選択す
るべく領域として、撮影画面内の中央の領域を指示する
手段であることを特徴とする請求項2記載の自動焦点調
節装置。 - 【請求項7】 領域変更指示手段は、選択手段に選択す
るべく領域として、撮影画面内の個々の領域を順次指示
する手段であることを特徴とする請求項2記載の自動焦
点調節装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP18161392A JP3294636B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | オートフォーカスカメラ |
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JP16907799A Division JP2000028903A (ja) | 1999-06-16 | 1999-06-16 | 自動焦点調節カメラ |
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Family Applications (1)
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JP18161392A Expired - Lifetime JP3294636B2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | オートフォーカスカメラ |
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JP (1) | JP3294636B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100244953B1 (ko) * | 1997-06-12 | 2000-03-02 | 유무성 | 패시브 방식의 자동 초점 조절 장치 및 그 방법 |
WO2010038675A1 (ja) | 2008-09-30 | 2010-04-08 | 富士フイルム株式会社 | 染料含有ネガ型硬化性組成物、これを用いたカラーフィルタ及びその製造方法、並びに固体撮像素子 |
Families Citing this family (1)
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JP4650429B2 (ja) | 2007-01-16 | 2011-03-16 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関のトルク推定装置 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP18161392A patent/JP3294636B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100244953B1 (ko) * | 1997-06-12 | 2000-03-02 | 유무성 | 패시브 방식의 자동 초점 조절 장치 및 그 방법 |
WO2010038675A1 (ja) | 2008-09-30 | 2010-04-08 | 富士フイルム株式会社 | 染料含有ネガ型硬化性組成物、これを用いたカラーフィルタ及びその製造方法、並びに固体撮像素子 |
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JP3294636B2 (ja) | 2002-06-24 |
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