JPH063581A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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Publication number
JPH063581A
JPH063581A JP4161070A JP16107092A JPH063581A JP H063581 A JPH063581 A JP H063581A JP 4161070 A JP4161070 A JP 4161070A JP 16107092 A JP16107092 A JP 16107092A JP H063581 A JPH063581 A JP H063581A
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JP
Japan
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area
focus detection
defocus amount
focus
optical system
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Application number
JP4161070A
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English (en)
Inventor
Yosuke Kusaka
洋介 日下
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • Focusing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 撮影画面内に設定された複数の焦点検出エリ
アの中から、最終的なデフォーカス量を決定するために
用いられる焦点検出エリアをエリアごとに選択可能にす
るとともに、すべての焦点検出エリアにおける焦点調節
状態を表示可能な自動焦点調節装置を提供する。 【構成】 焦点検出手段101の各焦点検出エリアごと
に、その焦点検出エリアで検出されたデフォーカス量を
最終的なデフォーカス量の決定に使用するか否かを選択
する選択手段104と、使用を選択された焦点検出エリ
アのデフォーカス量に基づいて最終的なデフォーカス量
を決定するデフォーカス量決定手段102と、最終的な
デフォーカス量に基づいて撮影光学系100を駆動する
駆動手段103とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画面内の複数の焦
点検出エリアで検出されたデフォーカス量に基づいて撮
影光学系の焦点調節を行う自動焦点調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影画面内に設定された複数の焦点検出
エリアの中から1つのエリアまたはすべてのエリアを選
択し、選択された焦点検出エリアで検出されたデフォー
カス量に基づいてレンズ駆動を行う自動焦点調節装置が
知られている。
【0003】また、撮影画面内に設定された複数の焦点
検出エリアの中から任意のエリアを選択し、選択された
焦点検出エリアで検出されたデフォーカス量に基づいて
レンズ駆動を行うとともに、選択された焦点検出エリア
に対応する表示部材によってそのエリアの撮影光学系の
焦点調節状態を表示する自動焦点調節装置も知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の自動焦点調節装置には次のような問題がある。
前者の自動焦点調節装置で、複数の焦点検出エリアの中
から1つのエリアを選択して焦点検出を行う場合、主要
被写体が選択された焦点検出エリアを外れると、主要被
写体に対して焦点検出ができなくなってしまう。例え
ば、遠景にある背景をバックにして手前の人物を主要被
写体として撮影する場合、複数の焦点検出エリアの中か
らこの主要被写体に対応する1つの焦点検出エリアを選
択しても、主要被写体である人物が移動すると、選択し
た焦点検出エリアを外れてしまう。その結果、選択した
焦点検出エリアで遠景にある背景の焦点検出を行い、検
出結果のデフォーカス量に基づいてレンズ駆動を行うの
で、主要被写体である人物がピンボケになる。
【0005】また、前者の自動焦点調節装置で、複数の
焦点検出エリアの中のすべてのエリアを選択して焦点検
出を行う場合、主要被写体以外の被写体を一部の焦点検
出エリアで捕捉し、そのエリアで検出されたデフォーカ
ス量に基づいてレンズ駆動を行うことがあり、その結
果、主要被写体がピンボケになる。例えば、すべての焦
点検出エリアのデフォーカス量の中で、最も近距離を示
すデフォーカス量を最終的なデフォーカス量として決定
する場合には、画面の左半分に近距離にある花を前ボケ
に入れて、画面右半分の中距離にある主要被写体を撮影
すると、近距離にある花にピントが合い、主要被写体が
ピンボケになる。
【0006】さらに、後者の自動焦点調節装置では、選
択された焦点検出エリア以外のエリアの焦点調節状態が
確認できない。例えば、手前の人物に対応する焦点検出
エリアを選択してその人物に撮影レンズを合焦させた場
合には、遠景にある背景が撮影レンズの焦点位置におけ
る被写界深度に入っているかどうかの確認ができない。
【0007】本発明の目的は、撮影画面内に設定された
複数の焦点検出エリアの中から、最終的なデフォーカス
量を決定するために用いられる焦点検出エリアをエリア
ごとに選択可能にするとともに、すべての焦点検出エリ
アにおける焦点調節状態を表示可能な自動焦点調節装置
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて請求項1の発明を説明すると、請求項1
の発明は、撮影光学系100の予定焦点面に設定された
撮影画面内に複数の焦点検出エリアを有し、それぞれの
焦点検出エリアごとに撮影光学系100の焦点調節状態
を示すデフォーカス量を検出する焦点検出手段101
と、複数の焦点検出エリアで検出された複数のデフォー
カス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定するデ
フォーカス量決定手段102と、このデフォーカス量決
定手段102で決定された最終的なデフォーカス量に基
づいて撮影光学系100を駆動する駆動手段103とを
備えた自動焦点調節装置に適用される。そして、各焦点
検出エリアごとに、その焦点検出エリアで検出されたデ
フォーカス量をデフォーカス量決定手段102に使用さ
せるか否かを選択する選択手段104を備え、デフォー
カス量決定手段102は、選択手段104によって使用
させることを選択された焦点検出エリアのデフォーカス
量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定することに
より、上記目的を達成する。
【0009】クレーム対応図である図2に対応づけて請
求項2および請求項3の発明を説明すると、請求項2の
発明は、撮影光学系200の予定焦点面に設定された撮
影画面内に複数の焦点検出エリアを有し、それぞれの焦
点検出エリアごとに撮影光学系200の焦点調節状態を
示すデフォーカス量を検出する焦点検出手段201と、
複数の焦点検出エリアの中から任意の焦点検出エリアを
選択する選択手段203と、この選択手段203で選択
された焦点検出エリアのデフォーカス量に基づいて撮影
光学系200を駆動する駆動手段204と、複数の焦点
検出エリアのそれぞれに対応する表示部材を有し、それ
ぞれの焦点検出エリアのデフォーカス量に基づき、すべ
ての焦点検出エリアにおける撮影光学系200の焦点調
節状態を表示する表示手段202とを備え、これによ
り、上記目的を達成する。
【0010】また、請求項3の発明は、撮影光学系20
0の絞りを設定する絞り設定手段205と、複数の焦点
検出エリアで検出された各デフォーカス量が、絞り設定
手段205で設定された絞りに応じた撮影光学系200
の焦点深度内にあるか否かを判別する判別手段206と
を備え、表示手段202Aは、判別手段206で焦点深
度内にあると判別されたデフォーカス量を検出した焦点
検出エリアに対し、その焦点検出エリアに対応する表示
部材で撮影光学系200の合焦表示を行うようにしたも
のである。
【0011】
【作用】請求項1の自動焦点調節装置では、各焦点検出
エリアごとに、その焦点検出エリアで検出されたデフォ
ーカス量を最終的なデフォーカス量の決定に使用するか
否かを選択し、使用を選択された焦点検出エリアのデフ
ォーカス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定す
る。
【0012】請求項2の自動焦点調節装置では、各焦点
検出エリアに対応する表示部材で、各焦点検出エリアで
検出されたデフォーカス量に基づき、すべての焦点検出
エリアにおける撮影光学系200の焦点調節状態を表示
する。
【0013】請求項3の自動焦点調節装置では、絞りに
応じた撮影光学系200の焦点深度内にあるデフォーカ
ス量を検出した焦点検出エリアに対し、その焦点検出エ
リアに対応する表示部材で撮影光学系200が合焦して
いることを表示する。
【0014】
【実施例】図3〜22により本発明の実施例を説明す
る。図3は実施例の構成を示す。カメラボディ1には、
撮影光学系2と絞り3とを備えた着脱可能なレンズ鏡筒
4が装着される。レンズ鏡筒4の撮影光学系2を通過し
た被写体からの光束はハーフミラーから成るメインミラ
ー5へ導かれ、このメインミラー5によってファインダ
ー6およびサブミラー7の2方向へ分割される。
【0015】ファインダー6には被写体からの光束によ
ってファインダー像が形成され、撮影者により観察され
る。メインミラー5からファインダー6までの光路中に
は、表示用LCD(Liquid Crystal D
isplay)8が設けられ、この表示用LCD8によ
って撮影画面内に設定された焦点検出エリアや、その焦
点検出エリアにおける撮影光学系2の焦点調節状態など
がファインダー像に重畳して表示される。
【0016】一方、サブミラー7へ導かれた被写体から
の光束の一部は、サブミラー7によってカメラボディ1
の底方向に偏向され、焦点検出部9へ導かれる。焦点検
出部9は、フィルム10の面と共役な撮影光学系2の予
定焦点面11に設定された撮影画面に9個の焦点検出エ
リアを有し、各焦点検出エリアごとに撮影光学系2の焦
点調節状態を示すデフォーカス量を検出する。このデフ
ォーカス量は、撮影光学系2によって形成された被写体
像面と予定焦点面11との光軸上の距離である。
【0017】フィルム10の前面には、シャッター12
と画面規制用LCD13が設けられる。この画面規制用
LCD13は、画面規制撮影モードが選択されたとき
に、撮影画面内に設定された撮影領域以外の部分が露光
しないように被写体からの光束を遮光する。なお、表示
用LCD8および画面規制用LCD13はLCDドライ
バ14により駆動され、シャッター12はシャッター駆
動部15により駆動される。
【0018】情報記録部16は、種々の撮影情報ととも
に、画面規制撮影モードにおける撮影領域に関する情報
をフィルム10に磁気的に記録する。なお、これらの情
報をフィルム10に光学的に記録してもよい。操作部1
7は、撮影モード選択ボタン、撮影領域選択ボタン、焦
点検出エリア選択ボタンなどのカメラの各種操作部材
と、各操作部材の操作を検出するスイッチから構成され
る。これらの操作部材およびスイッチについては後述す
る。
【0019】マイクロコンピュータ18は、カメラの種
々のシーケンス制御や演算を行うとともに、複数の焦点
検出エリアで検出された複数のデフォーカス量に基づい
て最終的なデフォーカス量を決定し、この最終的なデフ
ォーカス量に基づいてレンズ駆動回路19を制御してモ
ータ20により撮影光学系2を移動させる。さらにマイ
クロコンピュータ18は、画面規制撮影モードが選択さ
れると、撮影光学系2の焦点位置において最も近距離に
ある被写体が被写界深度に入るように、絞り駆動回路2
1を制御してモータ22により絞り3を駆動する。
【0020】図4,5により、焦点検出部9について説
明する。焦点検出部9は、9個の焦点検出エリアのそれ
ぞれに対応する9個の焦点検出ブロック91〜99から
構成される。図4は焦点検出ブロック91の構成を示
す。なお、他の焦点検出ブロック92〜99も図4と同
様な構成を有するので、ここでは焦点検出ブロック91
を例に上げて説明する。
【0021】焦点検出ブロック91は、開口部91aを
有する視野マスク91b、コンデンサーレンズ91c、
一対の絞り開口部91d,91eを有する絞りマスク9
1f、および一対の再結像レンズ91g,91hから成
る焦点検出光学系と、一対の受光部91i,91jを有
するCCDなどのセンサー91kとから構成される。焦
点検出光学系は、撮影光学系2により形成された被写体
の1次像を、一対の受光部91i,91j上に一対の2
次像として再結像させる。なお、視野マスク91bの開
口部91aは、上述した予定焦点面11の近傍に配置さ
れており、この開口部91aによって撮影画面上に焦点
検出エリアが設定される。
【0022】一対の絞り開口部91d,91eは、コン
デンサーレンズ91cによって、撮影光学系2の射出瞳
近傍の面23の光軸24に対して対称な一対の領域2
5,26に投影されており、この領域25,26を通過
した被写体からの光束により視野マスク91b付近に被
写体の1次像が形成される。視野マスク91bの開口部
91aに形成された被写体の1次像は、コンデンサーレ
ンズ91c、一対の絞り開口部91d,91e、および
一対の再結像レンズ91g,91hによってセンサー9
1kの一対の受光部91i,91jに導かれ、受光部9
1i,91j上に一対の被写体の2次像が形成される。
受光部91i,91jは、それぞれ複数の画素から構成
され、一対の被写体の2次像の光強度分布に応じた電気
信号を出力する。焦点検出部9は、この電気信号に基づ
いてこの焦点検出ブロック91に対応する焦点検出エリ
アのデフォーカス量を検出する。
【0023】焦点検出ブロック91〜99は、図5に示
す撮影画面27内に設定された9個の焦点検出エリア9
1m〜99mのそれぞれに対応して、図6に示すように
予定焦点面11上に配置され、対応する各焦点検出エリ
ア91m〜99mのデフォーカス量を検出する。
【0024】図7は操作部17の詳細を示す。なお、シ
ャッターレリーズボタンなどの通常のカメラの操作部材
については図示および説明を省略する。撮影モード選択
ボタン31は、撮影画面の全範囲を用いて撮影を行う通
常撮影モードと、撮影画面内に撮影領域を設定してその
撮影領域を用いて撮影を行う画面規制撮影モードとを選
択する操作部材であり、通常撮影モードを示すポジショ
ンNまたは画面規制撮影モードを示すポジションPを指
標31aに合せることによっていずれかの撮影モードを
選択することができる。この撮影モード選択ボタン31
には不図示のスイッチが連結され、このスイッチから撮
影モードに応じた信号が発せられ、マイクロコンピュー
タ18へ出力される。
【0025】エリア選択ボタン32は、撮影画面27に
設定された9個の焦点検出エリア91m〜99mの中か
ら、最終的なデフォーカス量を決定するために用いられ
る焦点検出エリアを設定する操作を許可するか否かを選
択する操作部材であり、オン状態とオフ状態があり、オ
ン状態で設定操作が許可され、オフ状態で設定操作が禁
止される。なお以下では、最終的なデフォーカス量を決
定するために用いられる焦点検出エリアを有効エリアと
呼び、最終的なデフォーカス量を決定するために用いら
れない焦点検出エリアを無効エリアと呼ぶ。このエリア
選択ボタン32には不図示のスイッチが連結され、この
スイッチからオン状態またはオフ状態に応じた信号が発
せられ、マイクロコンピュータ18へ出力される。
【0026】エリア選択ダイヤル33は、撮影画面27
に設定された9個の焦点検出エリア91m〜99mの中
から、すべてのエリアまたは任意のエリアを選択する操
作部材であり、A,1,・・・,9個のポジションがあ
る。ポジションAを指標33aに合せると9個の焦点検
出エリア91m〜99mがすべて選択され、ポジション
1を指標33aに合せると焦点検出エリア91mが選択
され、以下同様にポジション2〜9のいずれかを指標3
3aに合せると対応する焦点検出エリア92m〜99m
が選択される。このエリア選択ダイアル33には不図示
のスイッチが連結され、このスイッチから選択された焦
点検出エリアに応じた信号が発せられ、マイクロコンピ
ュータ18へ出力される。
【0027】ここで、通常撮影モードについて説明す
る。エリア選択ダイアル33でポジションAが選択され
た場合は、撮影画面内のすべての焦点検出エリア91m
〜99mが有効エリアとして選択され、表示用LCD8
は、図8に示すようにすべての焦点検出エリア91m〜
99mに対応する領域を太線の枠で囲ったエリアフレー
ム91n〜99nで表示する。この状態でエリア選択ボ
タン32をオフ状態にすると、すべての焦点検出エリア
91m〜99mが有効エリアとして設定され、表示用L
CD8は9個のエリアフレーム99n〜99nをそのま
ま継続して表示する。マイクロコンピュータ18は、9
個の焦点検出エリア91m〜99mで検出されたデフォ
ーカス量の中から、最も近距離を示すデフォーカス量を
最終的なデフォーカス量として決定する。さらにマイク
ロコンピュータ18は、決定されたデフォーカス量に基
づいて撮影光学系2の駆動量および駆動方向を算出し、
レンズ駆動回路19を制御して撮影光学系2を合焦駆動
する。
【0028】なお、9個の焦点検出エリア91m〜99
mにおける焦点検出の結果、最も近距離を示すデフォー
カス量が第1の所定範囲内(例えば、±50μm)にな
った場合は、マイクロコンピュータ18は、デフォーカ
ス量が第2の所定範囲内となっている焦点検出エリアを
抽出し、図9に示すように表示用LCD8によってそれ
らの焦点検出エリアに対応したエリアフレーム内を半透
明状態にして合焦していることを表示する。ここで第2
の所定範囲は、第1の所定範囲より大きく、絞り3の絞
りによって決定される被写界深度内の範囲である。図9
では、手前の人物に合焦したので、エリアフレーム91
n,97nが半透明状態に表示される。
【0029】エリア選択ダイアル33でポジションA以
外が選択された場合は、そのポジションに対応する焦点
検出エリアを有効エリアとして設定するか、またはすで
に有効エリアとして設定されていれば設定を解除するモ
ードとなる。ON/OFFボタン34は、エリア選択ダ
イアル33により選択された1〜9のポジションに対応
する焦点検出エリア91m〜99mを、有効エリアとし
て設定または解除する操作部材であり、操作するごとに
設定と解除とが切り替る。
【0030】エリア選択ダイアル33で1〜9のいずれ
かのポジションが選択されると、表示用LCD8によっ
て選択ポジションに対応する焦点検出エリアのエリアフ
レームが太線の枠で点滅表示される。この状態でON/
OFFボタン34を操作すると、その焦点検出エリアが
無効エリアであれば有効エリアとして設定され、すでに
有効エリアとして設定されていれば設定が解除されて無
効エリアになる。有効エリアとして設定されると、表示
用LCD8によって点滅中のエリアフレームが太線の枠
で点灯表示され、無効エリアになると、太線の枠で点滅
中のエリアフレームが細線の枠で点灯表示される。これ
らのエリアフレームは、エリア選択ボタン32をオフに
して有効エリアの設定または解除を終了してもそのまま
継続して表示される。
【0031】図10は焦点検出エリア93m,96mが
有効エリアとして設定された場合を示し、それらのエリ
アに対応するエリアフレーム93n,96nが太線の枠
で表示され、その他の焦点検出エリアに対応するエリア
フレームが細線の枠で表示されている。
【0032】このように、エリア選択ダイアル33で所
望の焦点検出エリアを選択し、表示用LCD8を見なが
らON/OFFボタン34でそのエリアを最終的なデフ
ォーカス量を決定するために用いるか否かを設定するよ
うにしたので、焦点検出を行うエリアを任意に選択でき
る。
【0033】また、エリア選択ボタン32をオフにして
有効エリアの設定または解除を終了しても、表示用LC
D8によるエリアフレームの表示を継続するようにした
ので、有効エリアと無効エリアとを確認でき、有効エリ
アの変更がしやすくなる。
【0034】なお、エリア選択ボタン32をオフにした
ときに、有効エリアのエリアフレームだけを継続して表
示し、無効エリアのエリアフレームを消灯するようにし
てもよい。そのようにすれば、有効エリアを設定または
解除するとき以外は無効エリアのエリアフレームが表示
されないので、撮影画面27内のファインダー像が見や
すくなる。
【0035】撮影者によって有効エリアが任意に設定さ
れた場合、マイクロコンピュータ18は、有効エリアが
1つであればそのエリアで検出されたデフォーカス量を
最終的なデフォーカス量として決定する。一方、有効エ
リアが複数設定された場合は、それらのエリアで検出さ
れたデフォーカス量の中で最も近距離を示すデフォーカ
ス量を最終的なデフォーカス量として決定する。さらに
マイクロコンピュータ18は、決定されたデフォーカス
量に基づいて撮影光学系2の駆動量および駆動方向を算
出し、その駆動量および駆動方向に従ってレンズ駆動回
路19を制御して撮影光学系2を移動させる。
【0036】なお、上述したように、焦点検出の結果、
最も近距離を示すデフォーカス量が第1の所定範囲内と
なった場合は、マイクロコンピュータ18は、デフォー
カス量が第2の所定範囲内となっている焦点検出エリア
を抽出し、それらの焦点検出エリアに対応したエリアフ
レーム内を図9に示すように半透明状態にして合焦して
いることを表示する。このとき、無効エリアであっても
デフォーカス量が第2の所定範囲内にあれば、その無効
エリアのエリアフレーム内を半透明状態に表示する。
【0037】このように、有効エリアを任意に設定する
モードでは、最終的なデフォーカス量を決定するために
用いる有効焦点検出エリアを複数個設定できるので、任
意の複数の被写体に合焦させることができ、意図した写
真撮影が可能になる。例えば、最至近に主要被写体以外
の被写体がある場合でも、そのエリアを無効エリアにす
れば、最至近位置にある被写体以外の主要被写体を複数
の焦点検出エリアで検出させることができる。また、撮
影画面の右半分に被写体がある場合には、撮影画面の右
半分の複数の焦点検出エリアで焦点検出することもでき
る。
【0038】また、無効エリアの焦点調節状態をファイ
ンダー画面で確認できるので、表示を見ながら絞りを調
節して主要被写体以外の被写体を焦点深度内に入れるか
否かを設定することができる。
【0039】次に、画面規制撮影モードについて説明す
る。撮影モード選択ボタン31をPポジションにした場
合は、画面規制撮影モードが選択される。画面規制撮影
モードでは、撮影画面27内に予め設定された複数の撮
影領域の中からいずれかを選択し、その撮影領域を用い
て撮影を行う。撮影領域選択ボタン35は、撮影画面2
7内に設定された上、中、下、対角の4つの撮影領域の
中からいずれかを選択する操作部材であり、上、中、
下、対角の4つのポジションを指標35aに合せて選択
する。
【0040】中ポジションが選択された場合は、図11
に示すように、表示用LCD8によって撮影画面27の
上帯部27Tと下帯部27Bが半透明に表示され、撮影
領域の中央帯部27Cでのみ鮮明なファインダー像が観
察される。そして撮影時には、画面規制用LCD13
が、撮影画面27の中央帯部27Cだけを露光するよ
う、に上帯部27Tと下帯部27Bへ入射する被写体か
らの光束を遮光する。
【0041】上ポジションが選択された場合は、図12
に示すように、表示用LCD8によって撮影画面27の
中央帯部27Cと下帯部27Bが半透明に表示され、撮
影領域の上帯部27Tでのみ鮮明なファインダー像が観
察される。そして撮影時には、画面規制用LCD13
が、撮影画面27の上帯部27Tだけを露光するよう
に、中央帯部27Cと下帯部27Bへ入射する被写体か
らの光束を遮光する。
【0042】下ポジションが選択された場合は、図13
に示すように、表示用LCD8によって撮影画面27の
中央帯部27Cと上帯部27Tが半透明に表示され、撮
影領域の下帯部27Bでのみ鮮明なファインダー像が観
察される。そして撮影時には、画面規制用LCD13
が、撮影画面27の下帯部27Bだけを露光するよう
に、中央帯部27Cと上帯部27Tへ入射する被写体か
らの光束を遮光する。
【0043】対角ポジションが選択された場合は、図1
4に示すように、表示用LCD8によって撮影画面27
の右部27Rと左部27Lが半透明に表示され、対角線
上の撮影領域27Sでのみ鮮明なファインダー像が観察
される。そして撮影時には、画面規制用LCD13が、
撮影画面27の対角線上の撮影領域27Sだけを露光す
るように、右部27Rと左部27Lへ入射する被写体か
らの光束を遮光する。
【0044】このように、撮影画面27内に複数の撮影
領域を設定し、撮影領域選択ボタン35で選択するよう
にしたので、被写体の分布状況に応じて最適な撮影領域
を選択できる。
【0045】さらに、不図示の多重露光機構と連動して
動作させれば、同一のフィルム画面上に複数の撮影領域
の画像を多重露光することもでき、特殊な撮影効果を上
げることができる。
【0046】また、撮影画面27の対角線上に撮影領域
27Sを設定することにより、上帯部27T、中央帯部
27C、下帯部27Bよりも長い撮影領域を形成するこ
とができる。
【0047】画面規制撮影モードにおいて、エリア選択
ボタン32がオン状態にされ、エリア選択ダイヤル33
でポジションAが選択された場合は、撮影領域選択ボタ
ン35で選択された撮影領域内のすべての焦点検出エリ
アが有効エリアとして設定される。例えば、撮影領域と
して中央帯部27Cが選択された場合を例に上げて説明
すると、中央帯部27C内の焦点検出エリア91m〜9
3mが有効エリアとして設定され、図15に示すよう
に、表示用LCD8によって有効エリアのエリアフレー
ム91n〜93nが太線の枠で表示され、他のエリアフ
レームは表示されない。この状態でエリア選択ボタン3
2をオフ状態にしても、中央帯部27Cの撮影領域の表
示とエリアフレーム91n〜93nの表示は継続され
る。
【0048】中央帯部27Cの撮影領域が選択され、且
つその撮影領域内のすべての焦点検出エリアが有効エリ
アとして設定された場合、マイクロコンピュータ18
は、撮影領域内の焦点検出エリアで検出されたデフォー
カス量の中で、最も遠距離を示すデフォーカス量を最終
的なデフォーカス量として決定する。さらにマイクロコ
ンピュータ18は、決定されたデフォーカス量に基づい
て撮影光学系2の駆動量と駆動方向を算出し、その駆動
量と駆動方向に従ってレンズ駆動回路19により撮影光
学系2を移動させる。
【0049】またマイクロコンピュータ18は、最も遠
距離を示すデフォーカス量Daと最も近距離を示すデフ
ォーカス量Dbに基づいて次式により絞りFを決定す
る。 F=|Da−Db|/K ・・・(1) ここで、Kは定数であり、約30μmである。なお、絞
りFの最大値は絞り3の制御可能な最大値Fmaxに制
限される。
【0050】また、中央帯部27Cの焦点検出エリア9
1m〜93mのデフォーカス量が上述した第2の所定範
囲内であれば、それらの焦点検出エリアに対応したエリ
アフレーム内を図11に示すように半透明状態に表示し
て合焦していることを示す。図11では背景の風景に合
焦したが、手前の人物も焦点深度内に入っているのでエ
リアフレーム91n〜93nが半透明状態に表示され
る。
【0051】なお、撮影領域内の複数の焦点検出エリア
で検出された複数のデフォーカス量に基づいて最終的な
デフォーカス量を決定する際、最も遠距離を示すデフォ
ーカス量Daと最も近距離を示すデフォーカス量Dbの
中間デフォーカス量Dcを最終デフォーカス量として決
定するようにしてもよい。中間デフォーカス量Dcは次
式により算出される。 Dc=(Da+Db)/2 ・・・(2) この場合、絞りFは、最も遠距離を示すデフォーカス量
Daと中間デフォーカス量Dcに基づいて次式により決
定する。 F=|Da−Dc|/K ・・・(3)
【0052】なお、(3)式により算出された絞りFが
絞り3の制御可能な最大値Fmaxより大きくなった場
合は、絞りFをFmaxに制限するとともに、中間デフ
ォーカス量Dcを下記(4)式または(5)式により算
出する。 Dc=Da−Fmax×K ・・・(4) Dc=Db+Fmax×K ・・・(5) ここで、上記(4),(5)式では前ピンを−、後ピン
を+と定義している。(4)式は遠距離の被写体が少な
くとも被写界深度に入るようにしたものであり、(5)
式は近距離の被写体が少なくとも被写界深度に入るよう
にしたものである。
【0053】マイクロコンピュータ18は、(2),
(4),(5)式のいずれかにより決定された中間デフ
ォーカス量Dcに基づいて撮影光学系2の駆動量および
駆動方向を算出し、その駆動量および駆動方向に従って
レンズ駆動回路19により撮影光学系2を移動させる。
【0054】なお、焦点検出の結果、中間デフォーカス
量Dcが上述した第1の所定範囲内となった場合は、マ
イクロコンピュータ18によりデフォーカス量が第2の
所定範囲内となっている焦点検出エリアを抽出し、表示
用LCD8によりそれらのエリアに対応するエリアフレ
ームを図11に示すように半透明状態に表示して合焦し
ていることを示す。
【0055】画面規制撮影モードにおいて、エリア選択
ダイアル33でポジションA以外の焦点検出エリアが選
択された場合は、撮影領域選択ボタン35で選択されて
いる撮影領域内の複数の焦点検出エリアの中から、最終
的なデフォーカス量を決定するための有効エリアを選択
するモードとなる。表示用LCD8は、エリア選択ダイ
アル33により選択されたポジションの焦点検出エリア
に対応するエリアフレームを太線の枠で点滅表示する。
なおこのとき、エリア選択ダイアル33で撮影領域外の
焦点検出エリアが選択された場合は、その焦点検出エリ
アに対応するエリアフレームは表示されない。
【0056】このモードでは、上述したようにエリア選
択ダイアル33とON/OFFボタン34によって、撮
影領域内の任意の焦点検出エリアを有効エリアに設定で
きる。なお、撮影領域外の焦点検出エリアは有効エリア
として設定できない。表示用LCD8は、有効エリアと
して設定された焦点検出エリアに対応するエリアフレー
ムを太線の枠で表示し、無効エリアに対応するエリアフ
レームを細線の枠で表示する。例えば、中央帯部27C
が撮影領域に選択され、且つ、焦点検出エリア92m,
93mが有効エリアとして設定された場合は、表示用L
CD8は、図16に示すように上下帯部27T,27B
を半透明表示するとともに、有効エリアに対応するエリ
アフレーム92n,93nを太線の枠で表示し、エリア
フレーム91nを細線の枠で表示する。
【0057】このように、エリア選択ダイアル33で撮
影領域内の所望の焦点検出エリアを選択し、表示用LC
D8を見ながらON/OFFボタン34でそのエリアを
有効エリアとして設定または解除するようにしたので、
撮影領域内の複数の焦点検出エリアの中から任意に有効
エリアを設定できる。
【0058】また、エリア選択ボタン32をオフ状態に
して有効エリアの設定または解除を終了しても、表示用
LCD8によるエリアフレームの表示を継続するように
したので、有効エリアと無効エリアとを確認でき、有効
エリアの設定変更がしやすくなる。
【0059】なお、エリア選択ボタン32をオフにした
ときに、有効エリアのエリアフレームだけを継続して表
示し、無効エリアのエリアフレームを消灯するようにし
てもよい。そのようにすれば、有効エリアを設定または
解除するとき以外は無効エリアのエリアフレームが表示
されないので、撮影画面27内のファインダー像が見や
すくなる。
【0060】画面規制撮影モードにおいて、撮影領域内
の複数の焦点検出エリアの中から任意のエリアを有効エ
リアとして設定した場合、マイクロコンピュータ18
は、設定された有効エリアが1つであればそのエリアで
検出されたデフォーカス量を最終的なデフォーカス量と
して決定する。一方、有効エリアが複数個設定された場
合は、それらの焦点検出エリアで検出されたデフォーカ
ス量の中で、最も遠距離を示すデフォーカス量を最終的
なデフォーカス量として決定するか、または、最も遠距
離を示すデフォーカス量と最も近距離を示すデフォーカ
ス量との中間のデフォーカス量を最終デフォーカス量と
して決定する。そして、決定された最終的なデフォーカ
ス量に基づいて撮影光学系2の駆動量および駆動方向を
算出し、その駆動量および駆動方向に従ってレンズ駆動
回路19により撮影光学系2を移動させる。
【0061】なお、上述したように、検出された最終的
なデフォーカス量が第1の所定範囲内となった場合は、
マイクロコンピュータ18によりデフォーカス量が第2
の所定範囲内となっている焦点検出エリア(無効エリア
を含む)を抽出し、表示用LCD8によりそれらの焦点
検出エリアに対応するエリアフレーム内を半透明状態に
表示して合焦していることを示す。
【0062】このように、画面規制撮影モードにおい
て、撮影領域内に設定された複数の焦点検出エリアのデ
フォーカス量の中から、最も遠距離を示すデフォーカス
量を最終的なデフォーカス量として決定するようにした
ので、画面規制撮影モードの撮影対象となる頻度が高い
遠景に対して確実にピントを合わせることができる。
【0063】また、最も遠距離を示すデフォーカス量と
最も近距離を示すデフォーカス量との中間デフォーカス
量を最終デフォーカス量として決定してもよく、その場
合は、遠景とともに手前の人物にもピントを合わせるこ
とができる。
【0064】さらに、手前の被写体のデフォーカス量と
背景のデフォーカス量との差に応じて絞りを設定するよ
うにしたので、遠景とともに手前の人物にもピントを合
わせることができる。
【0065】さらにまた、画面規制撮影モードにおい
て、撮影領域内の焦点検出エリアで検出されたデフォー
カス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定するよ
うにしたので、撮影領域内の主要被写体に対して確実に
ピントを合わせることができる。
【0066】上述した実施例では、設定された撮影領域
以外の範囲が露光されるのを防止するために、画面規制
用LCD13を用いて被写体からの光束を遮光するよう
にしたので、どのような形状の撮影領域でも容易に設定
できる。
【0067】なお、画面規制用LCD13の代りに、画
面規制枠のような遮光部材をフィルム10の前面に挿入
して画面規制撮影を行うようにしてもよいし、シャッタ
ー12自体の動作により露光領域を制限するようにして
もよい。
【0068】また、露光領域を制限せずに、撮影画面全
体で撮影を行い、情報記録部16によって画面規制撮影
モードにおける撮影領域に関する情報をフィルム10に
磁気的に記録する。そして、ラボにおけるプリント時に
記録情報を再生し、撮影領域に関する情報に従ってプリ
ント処理を行うようにしてもよい。
【0069】エリア選択ボタン32は、オン状態でエリ
ア選択操作が可能になるとして説明したが、ON/OF
Fボタン34と同じように操作するたびにエリア選択動
作が可能な状態と不能な状態とを反転するようにしても
よい。
【0070】また、操作部17の不図示のレリーズボタ
ンを2段押しボタンで構成し、1段目の半押し時にオン
する半押しスイッチと2段目の全押し時にオンする全押
しスイッチを設けて、両スイッチがオフしているとき
は、撮影光学系2の駆動を禁止し、エリア選択ボタン3
2の操作にともなうエリア選択動作を可能とする。一
方、半押しスイッチがオンしたときは、エリア選択ボタ
ン32の状態に関わらずエリア選択動作が不能な状態と
し、最終的なデフォーカス量に基づいて撮影光学系2の
駆動を許可するようにしてもよい。
【0071】図17,18はマイクロコンピュータ18
で実行される制御プログラムを示すフローチャートであ
る。これらのフローチャートにより、実施例の動作を説
明する。マイクロコンピュータ18は、カメラの電源が
投入されるとこの制御プログラムの実行を開始する。実
行開始後のステップS1で、撮影モード選択ボタン31
により画面規制撮影モードが選択されているか否かを判
別し、画面規制撮影モードが選択されていればステップ
S2へ進み、そうでなければ図18のステップS21へ
進む。ステップS2では、撮影領域選択ボタン35で選
択されている撮影領域に従って、LCDドライバ14を
制御して表示用LCD8により撮影領域以外の範囲を半
透明状態に表示させるとともに、上述したエリア選択ダ
イアル33およびON/OFFボタン34により設定さ
れている撮影領域内の有効エリアに対応するエリアフレ
ームを太線の枠で表示し、撮影領域内の無効エリアに対
応するエリアフレームを細線の枠で表示する。
【0072】ステップS3において、焦点検出部9によ
り撮影領域内の焦点検出エリアで焦点検出を行い、続く
ステップS4では、撮影領域内の有効エリアで検出され
たデフォーカス量の中で、最も遠距離を示すデフォーカ
ス量を最終的なデフォーカス量として決定するととも
に、撮影領域内の有効エリアで検出されたデフォーカス
量の中で、最も遠距離を示すデフォーカス量Daと、最
も近距離を示すデフォーカス量Dbとに基づいて(1)
式により絞りFを算出する。ステップS5では、最終的
なデフォーカス量が上述した第1の所定範囲内であれ
ば、撮影領域内の焦点検出エリアのデフォーカス量の中
から上述した第2の所定範囲内にあるデフォーカス量を
抽出し、その焦点検出エリアに対応するエリアフレーム
内を半透明状態に表示して合焦していることを示す。
【0073】ステップS6で、最終的なデフォーカス量
に基づいて撮影光学系2の駆動量および駆動方向を算出
し、その駆動量および駆動方向に従ってレンズ駆動回路
19により撮影光学系2を移動させる。これによって、
撮影光学系2は遠景にある被写体に合焦する。ステップ
S7で、シャッターレリーズボタンがレリーズされてい
るか否かを判別し、レリーズされていればステップS8
へ進み、そうでなければステップS1へ戻る。ステップ
S8では、絞り駆動回路21を制御して絞り3を上記ス
テップで算出された絞りFに設定する。この絞りFは、
最も遠距離を示すデフォーカス量Daと最も近距離を示
すデフォーカス量Dbとに基づいて算出したので、至近
距離にある被写体が遠景に合焦した撮影光学系2の焦点
深度内に入り、近距離にある被写体にもピントが合せら
れる。
【0074】ステップS9において、撮影領域選択スイ
ッチ35で選択されている撮影領域に従ってLCDドラ
イバ14を制御し、画面規制用LCD13により撮影領
域外への露光を規制する。続くステップS10では、画
面規制撮影モードにおける撮影領域に関する情報を情報
記録部16を介してフィルム10へ記録する。ステップ
S11で、メインミラー5およびサブミラー7を撮影光
路から退避させ、シャッター駆動部15によりシャッタ
ー12を駆動して撮影領域に対する露光を行う。露光が
終了したら、メインミラー5およびサブミラー7を撮影
光路に復帰させる。さらにステップS12で、不図示の
フィルム給送装置によりフィルム10の巻上げを行い、
ステップS1へ戻る。
【0075】ステップS1において画面規制撮影モード
ではないと判別された時は、通常撮影モードであると判
断して図18のステップS21へ進み、エリア選択ダイ
アル33およびON/OFFボタン34により設定され
ている撮影画面27内の有効エリアに対応するエリアフ
レームを太線の枠で表示し、無効エリアに対応するエリ
アフレームを細線の枠で表示する。なお、前回、画面規
制撮影モードが選択され、撮影画面27内のいずれかの
範囲が半透明状態に表示されたままであれば、その表示
をクリヤする。ステップS22では、焦点検出部9によ
り撮影画面27内のすべての焦点検出エリア91m〜9
9mで焦点検出を行い、続くステップS23で、有効エ
リアに設定されている焦点検出エリアで検出されたデフ
ォーカス量の中から、最も近距離を示すデフォーカス量
を最終的なデフォーカス量として決定する。ステップS
24で、最終的なデフォーカス量が上述した第1の所定
範囲内であれば、検出された複数のデフォーカス量の中
から上述した第2の所定範囲内にあるデフォーカス量を
抽出し、その焦点検出エリアに対応するエリアフレーム
内を半透明状態に表示して合焦していることを示す。
【0076】ステップS25において、最終的なデフォ
ーカス量に基づいて撮影光学系2の駆動量および駆動方
向を算出し、その駆動量および駆動方向に従ってレンズ
駆動回路19により撮影光学系2を移動させる。これに
よって、撮影光学系2は至近距離にある被写体に合焦す
る。ステップS26で、シャッターレリーズボタンがレ
リーズされているか否かを判別し、レリーズされていれ
ばステップS27へ進み、そうでなければ図17のステ
ップS1へ戻る。ステップS27では、設定されている
絞り値に応じて絞り制御を行ってステップS28へ進
み、メインミラー5およびサブミラー7を撮影光路から
退避させ、シャッター駆動部15によりシャッター12
を駆動して撮影画面全体に露光を行う。露光が終了した
ら、メインミラー5およびサブミラー7を撮影光路に復
帰させる。さらにステップS29で、不図示のフィルム
給送装置によりフィルム10の巻上げを行い、図17の
ステップS1へ戻る。
【0077】上述した制御プログラムでは、画面規制撮
影モードにおいて複数の有効エリアで検出されたデフォ
ーカス量の中から、最も遠距離を示すデフォーカス量を
最終的なデフォーカス量として決定したが、最も遠距離
を示すデフォーカス量と最も近距離を示すデフォーカス
量との中間値を最終的なデフォーカス量としてもよい。
その場合は、図17の制御プログラムのステップS4,
S5,S8をそれぞれ図19のステップS4A,S5
A,S8Aに変更する。なお、他のステップについては
図17に示すフローチャートと同様であり、説明を省略
する。
【0078】図19のステップS4Aでは、撮影領域内
の有効エリアで検出されたデフォーカス量の中で、最も
遠距離を示すデフォーカス量Daと最も近距離を示すデ
フォーカス量Dbとに基づいて、上述した(2),
(4),(5)式のいずれかにより求められたデフォー
カス量Dcを最終的なデフォーカス量として決定する。
また、デフォーカス量Daと中間デフォーカス量Dcと
に基づいて(3)式により絞りFを算出する。ステップ
S5Aでは、最終的なデフォーカス量Dcが上述した第
1の所定範囲内である場合、撮影領域内の焦点検出エリ
アのデフォーカス量が上述した第2の所定範囲内にあれ
ば、その焦点検出エリアに対応するエリアフレーム内を
半透明状態に表示して合焦していることを示す。ステッ
プS8Aでは、ステップS4Aで算出された絞りFに従
って絞り制御回路21を制御し、絞りFを設定する。
【0079】図20,21は、有効焦点検出エリアの設
定情報を読み取るための割り込みルーチンを示す。エリ
ア選択ボタン32をオン状態にするとマイクロコンピュ
ータ18に割り込みがかかり、マイクロコンピュータ1
8は図20に示す割り込み1ルーチンの実行を開始す
る。なお、この割り込み1は、図17に示す制御プログ
ラムの電源投入後に行われる初期化処理の段階で許可さ
れる。
【0080】まずステップS41で、ON/OFFボタ
ン34の操作により起動される割り込み2を許可する。
続くステップS42で、撮影領域選択ボタン35により
選択されている撮影領域を表示用LCD8により表示ま
たはクリアする。また、現在有効エリアとして設定され
ている焦点検出エリアのエリアフレームを太線の枠で表
示し、無効エリアとして設定されている焦点検出エリア
に対応するエリアフレームを細線の枠で表示する。さら
に、エリア選択ダイヤル33の現在の選択ポジションに
対応したエリアフレームを太線の枠で点滅表示する。ス
テップS43では、エリア選択ボタン32がオフされて
いるか否かを判別し、オフされていればステップS44
へ進み、オン状態のままであればステップS42へ戻
る。ステップS44では、ON/OFFボタン34の操
作により起動する割り込み2を禁止して図17〜18に
示す制御プログラムへリターンする。
【0081】ON/OFFボタン34が操作されるとマ
イクロコンピュータ18に割り込み2がかかり、マイク
ロコンピュータ18は図21に示す割り込み2ルーチン
の実行を開始する。ステップS45において、エリア選
択ダイヤル33の現在のポジションに対応した焦点検出
エリアの設定情報を反転する。すなわち、すでに有効エ
リアとして設定されていればそれを解除し、無効エリア
であれば有効エリアとして設定する。その後、この割り
込み2が発生したときに実行していたプログラムへリタ
ーンする。
【0082】以上の処理により、エリア選択ボタン3
2、エリア選択ダイヤル33、ON/OFFボタン34
の操作に応じて焦点検出エリアごとの有効エリアの設定
/解除を行うことができる。
【0083】図22は、ON/OFFボタン34と同様
にエリア選択ボタン32を、操作ごとにエリア選択動作
が可能な状態と不能な状態とを反転するようにした場合
の割り込み1ルーチンである。エリア選択ボタン32が
操作されるとマイクロコンピュータ18に割り込み1が
発生し、マイクロコンピュータ18は図22に示す割り
込み1ルーチンの実行を開始する。実行開始後のステッ
プS51で、図21に示す割り込み2が許可されている
か否かを判別し、許可されていればステップS52へ進
み、許可されていなければステップS54へ進む。ステ
ップS52ではON/OFFボタン34の操作により発
生する割り込み2を禁止し、続くステップS53で、表
示用LCD8により、エリア選択ダイヤル33の現在の
ポジションに対応したエリアフレームの点滅を終了させ
る。一方、ステップS54では、ON/OFFボタン3
4の操作により起動する割り込み2を許可し、続くステ
ップS55で、表示用LCD8により、エリア選択ダイ
ヤル33の現在のポジションに対応したエリアフレーム
の点滅を開始させる。以上の処理を終えると、この割り
込み1が発生したときに実行していた図17〜18に示
す制御プログラムへリターンする。
【0084】以上の処理により、マイクロコンピュータ
18が図17,18または図19に示す制御プログラム
を実行中でも、割り込みにより有効エリアの設定または
解除を行うことができるので、有効エリアを変更したと
きに変更後の有効エリアのデフォーカス量をすぐに検出
して表示したり、検出したデフォーカス量に基づいてす
ぐに撮影光学系を駆動でき、即応性が向上する。
【0085】なお、撮影画面内に設定される撮影領域の
形状は上述した実施例に限定されない。また、焦点検出
エリアの個数および配置は上述した実施例に限定されな
い。
【0086】以上の実施例の構成において、焦点検出部
9が焦点検出手段を、マイクロコンピュータ18がデフ
ォーカス量決定手段および判別手段を、レンズ駆動回路
19およびモータ20が駆動手段を、エリア選択ボタン
32、エリア選択ダイアル33およびON/OFFボタ
ン34が選択手段を、表示用LCD8が表示手段を、絞
り駆動回路21およびモータ22が絞り設定手段をそれ
ぞれ構成する。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、各焦点検出エリアごとに、その焦点検出エリアで
検出されたデフォーカス量を最終的なデフォーカス量の
決定に使用させるか否かを選択し、選択されたエリアの
デフォーカス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決
定し、そのデフォーカス量に従って撮影光学系を駆動す
るようにしたので、主要被写体の多少の動きや手ぶれが
あっても主要被写体を確実に捕捉でき、意図した主要被
写体だけに確実にピントを合せることができる。また、
請求項2の発明によれば、各焦点検出エリアに対応する
表示部材で、各焦点検出エリアで検出されたデフォーカ
ス量に基づき、各焦点検出エリアにおける撮影光学系の
焦点調節状態を表示するようにしたので、選択されなか
った焦点検出エリアにおける焦点調節状態も確認するこ
とができ、撮影画面全体の焦点調節状態に応じて絞りな
どの撮影条件の設定が容易になる。さらに、請求項3の
発明によれば、絞りに応じた撮影光学系の焦点深度内に
あるデフォーカス量を検出した焦点検出エリアに対し、
その焦点検出エリアに対応する表示部材で撮影光学系が
合焦していることを表示するようにしたので、撮影光学
系の現在の焦点位置における撮影画面内の複数の被写体
に対する焦点調節状態が確認でき、絞りなどの撮影条件
の設定が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】クレーム対応図。
【図3】一実施例の構成を示すブロック図。
【図4】焦点検出ブロックの構成を示す図。
【図5】撮影画面に設定された焦点検出エリアを示す
図。
【図6】焦点検出ブロックの配置を示す図。
【図7】操作部の詳細を示す図。
【図8】撮影画面内のエリアフレームを示す図。
【図9】通常撮影モードにおけるエリアフレームの表示
例を示す図。
【図10】有効エリアおよび無効エリアの表示例を示す
図。
【図11】撮影領域として中央帯部が選択された場合の
ファインダー画面を示す図。
【図12】撮影領域として上帯部が選択された場合のフ
ァインダー画面を示す図。
【図13】撮影領域として下帯部が選択された場合のフ
ァインダー画面を示す図。
【図14】撮影画面の対角線上の撮影領域が選択された
場合のファインダー画面を示す図。
【図15】中央帯部の撮影領域内のすべての焦点検出エ
リアが有効エリアとして設定された場合の撮影画面の表
示例を示す図。
【図16】中央帯部の撮影領域内の一部の焦点検出エリ
アが有効エリアとして設定された場合の撮影画面の表示
例を示す図。
【図17】マイクロコンピュータで実行される制御プロ
グラム例を示すフローチャート。
【図18】マイクロコンピュータで実行される制御プロ
グラム例を示すフローチャート。
【図19】他の制御プログラム例を示すフローチャー
ト。
【図20】マイクロコンピュータの割り込み1ルーチン
を示すフローチャート。
【図21】マイクロコンピュータの割り込み2ルーチン
を示すフローチャート。
【図22】図20に示す割り込み1ルーチンの変形例を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 カメラホディ 2,100,200 撮影光学系 3 絞り 4 レンズ鏡筒 5 メインミラー 6 ファインダー 7 サブミラー 8 表示用LCD 9 焦点検出部 10 フィルム 11 予定焦点面 12 シャッター 13 画面規制用LCD 14 LCDドライバ 15 シャッター駆動部 16 情報記録部 17 操作部 18 マイクロコンピュータ 19 レンズ駆動回路 20,22 モータ 21 絞り駆動回路 23 面 24 光軸 25,26 領域 27 撮影画面 27T 上帯部 27C 中央帯部 27B 下帯部 27S 対角線上帯部 27R 右部 27L 左部 31 撮影モード選択ボタン 31a,33a,35a 指標 32 エリア選択ボタン 33 エリア選択ダイアル 34 ON/OFFボタン 35 撮影領域選択ボタン 91〜99 焦点検出ブロック 91m〜99m 焦点検出エリア 91n〜99n エリアフレーム 101,201 焦点検出手段 102 デフォーカス量決定手段 103,204 駆動手段 104,203 選択手段 202,202A 表示手段 205 絞り設定手段 206 判別手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系の予定焦点面に設定された撮
    影画面内に複数の焦点検出エリアを有し、それぞれの焦
    点検出エリアごとに前記撮影光学系の焦点調節状態を示
    すデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、 前記複数の焦点検出エリアで検出された複数のデフォー
    カス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定するデ
    フォーカス量決定手段と、 このデフォーカス量決定手段で決定された前記最終的な
    デフォーカス量に基づいて前記撮影光学系を駆動する駆
    動手段とを備えた自動焦点調節装置において、 前記各焦点検出エリアごとに、その焦点検出エリアで検
    出されたデフォーカス量を前記デフォーカス量決定手段
    に使用させるか否かを選択する選択手段を備え、 前記デフォーカス量決定手段は、前記選択手段によって
    使用させることを選択された焦点検出エリアのデフォー
    カス量に基づいて最終的なデフォーカス量を決定するこ
    とを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. 【請求項2】 撮影光学系の予定焦点面に設定された撮
    影画面内に複数の焦点検出エリアを有し、それぞれの焦
    点検出エリアごとに前記撮影光学系の焦点調節状態を示
    すデフォーカス量を検出する焦点検出手段と、 前記複数の焦点検出エリアの中から任意の焦点検出エリ
    アを選択する選択手段と、 この選択手段で選択された焦点検出エリアのデフォーカ
    ス量に基づいて前記撮影光学系を駆動する駆動手段と、 前記複数の焦点検出エリアのそれぞれに対応する表示部
    材を有し、それぞれの焦点検出エリアのデフォーカス量
    に基づき、すべての前記焦点検出エリアにおける前記撮
    影光学系の焦点調節状態を表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とする自動焦点調節装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の自動焦点調節装置にお
    いて、 前記撮影光学系の絞りを設定する絞り設定手段と、 前記複数の焦点検出エリアで検出された各デフォーカス
    量が、前記絞り設定手段で設定された絞りに応じた前記
    撮影光学系の焦点深度内にあるか否かを判別する判別手
    段とを備え、 前記表示手段は、前記判別手段で前記焦点深度内にある
    と判別されたデフォーカス量を検出した焦点検出エリア
    に対し、その焦点検出エリアに対応する表示部材で前記
    撮影光学系の合焦表示を行うことを特徴とする自動焦点
    調節装置。
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