JPH063575Y2 - 空気供給装置 - Google Patents

空気供給装置

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JPH063575Y2
JPH063575Y2 JP1989031873U JP3187389U JPH063575Y2 JP H063575 Y2 JPH063575 Y2 JP H063575Y2 JP 1989031873 U JP1989031873 U JP 1989031873U JP 3187389 U JP3187389 U JP 3187389U JP H063575 Y2 JPH063575 Y2 JP H063575Y2
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JP
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air
deodorant
pump
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mixing means
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JP1989031873U
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康夫 広瀬
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この考案は、例えば床ずれ防止用エアーマットへ空気を
送出する空気供給装置に関する。
<従来の技術及び考案が解決しようとする課題> 病人が長期間病床に臥している場合、血行傷害等を起し
ていわゆる床ずれ症状が現れることがある。この床ずれ
症状を予防するために、マットから微量の空気を漏出さ
せることができる床ずれ防止用エアーマットが用いられ
ている。
上記床ずれ防止用エアーマットは、柔軟性を有し、両端
が閉塞された筒状のマット本体が複数配列されてなるも
のであり、マット本体の表面に微量の空気を漏出させる
微細孔が多数設けられている(実公昭52-43195号公報参
照)。この床ずれ防止用エアーマットは、マット本体の
上記微細孔から人体に感じない程度の微風を漏出させる
空気ポンプを接続して使用される。
上記空気ポンプは、ロータリ式、ピストン式、ダイアフ
ラム式等のポンプによって構成され、内蔵されたモータ
の駆動により、所定の圧力で毎分5〜10程度の空気
を連続圧送することができる。
しかしながら、病人が、自分で排泄することができず、
おむつを使っている場合、エアーマットへ上記空気ポン
プで送風すると、送った空気のために、臭気を発散させ
てしまうことになる。
すなわち、上記空気ポンプは、吸引した空気を直接マッ
ト本体へ送風するだけなので、マット本体から漏出する
空気が、身体やおむつ等に付着している臭気を空気中に
発散させて、室内に強い臭気を漂わせてしまうことにな
る。
そこで、この考案は、上記の問題点に鑑み、臭気が発散
しやすい対象物に送風する場合であっても、その臭気の
発散を防止することができる空気供給装置を提供するこ
とを目的とする。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本考案の空気供給装置として
は、吸引した空気を送り出す空気ポンプと、消臭剤を収
容するとともに空気ポンプに吸引される空気又は空気ポ
ンプから送り出される空気に消臭剤を混合させる消臭剤
混合手段と、この消臭剤混合手段を介して空気充填対象
物に至る消臭用空気流路と、上記消臭剤混合手段を迂回
して空気充填対象物に至る非消臭用空気流路と、上記両
空気流路のうち一の空気流路のみを択一的に開放する空
気流路切換手段とを設けていることを特徴とする。
<作用> 上記の構成の空気供給装置によれば、空気流路切換手段
によって消臭用空気流路に切り換えた状態で、空気ポン
プに吸引される空気又は空気ポンプから送り出される空
気を消臭剤混合手段に導き、この空気に消臭剤を混合す
ることができるので、この空気ポンプで送風した、消臭
剤混合空気を空気充填対象物に充填でき、さらに、この
空気充填対象物の微細孔から噴出した消臭剤混合空気を
臭気のある対象物に当て、対象物の消臭を行うことがで
きる。
また、空気流路切換手段によって、上記消臭剤混合手段
を迂回する非消臭用空気流路に切り換えた状態で、消臭
剤の混合を停止させることができるので、消臭剤を混合
しないそのままの空気を送出することができる。また、
消臭剤混合手段を迂回する非消臭用空気流路に切り換え
られた状態では、消臭剤混合手段と空気充填対象物との
連通が断たれることになるので、この状態で消臭剤混合
手段の内部を開放して消臭剤を補給した場合でもこの開
放した消臭剤混合手段を通して空気充填対象物の充填空
気が漏れ出すようなことがない。このように、空気ポン
プを駆動したまま、空気漏れを起こすことなく、消臭剤
を補給することが可能である。
<実施例> 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第1図はこの考案の一実施例を示す空気供給装置の断平
面図、第2図は第1図の側面図である。
この空気供給装置は、吸引した空気を所定の圧力で吐出
する空気ポンプ2と、脱臭剤3を収容していると共に、
上記空気ポンプ2から吐出された空気に昇華した消臭剤
3を混合させる消臭剤混合手段としての消臭剤収容部4
と、上記空気ポンプ2及び消臭剤収容部4に連結パイプ
(後述する)で接続され、空気ポンプ2から吐出された
空気を、消臭剤収容部4を通したのちに外部の空気充填
対象物としての、微細孔付きエアーマット(図示せず)
に吐出させるか又は空気ポンプ2から送られた空気を消
臭剤収容部4に通すことなく直接エアーマットに吐出さ
せるかを選択する空気流路切換手段としての切替コック
5とを具備しており、これらの各部はボックス状の本体
ケース6に一体に収納されている。
上記空気ポンプ2は、ロータリ式、ピストン式、ダイア
フラム式等の周知の小型ポンプによって構成されてお
り、空気ポンプ2の下部に設けられた吸気フィルタ21
を通して吸引した空気を、吐出口22から連続して送出
することができる。なお、この空気ポンプ2には、モー
タが内蔵されており、本体ケース6の上面に設けられた
スイッチ25の操作により、モータの駆動及び停止が行
われる。
消臭剤収容部4は、有底の筒体41にて形成されてお
り、筒体41の内部に消臭剤3を収容している。筒体4
1は、第3図に示すように、空気が入る取入口42と、
筒体41内の空気が出る取出口43と、筒体41の上部
開口を開放可能に閉塞するキャップ44とを備えてお
り、取入口42を通して筒体41内に入った空気に昇華
した消臭剤3を混合し、その空気を取出口43を通して
出すことができる。
切替コック5は、第3図及び第4図にも示すように、コ
ック本体51と切替部材52とによって主構成されてお
り、切替部材52は、円柱状に形成されていると共に、
コック本体51の中央を水平方向(第3図の左右方向)
に貫通した状態に設けられ、かつ、回動自在に保持され
ている。コック本体51の外面には、空気ポンプ2の吐
出口22から連結パイプ61を介して送風された空気を
コック本体51内方に取り入れる第1取入口53と、コ
ック本体51内方から外方に空気を吐出するための第1
取出口54とが設けられている。上記第1取入口53
は、連通孔55aを介して内方の切替部材52側に連通
しており、第1取出口54は、連通孔55bを介して切
替部材52側に連通している。上記第1取出口54は、
連結パイプ62を介して本体ケース6に設けられた吐出
口63に連結されており、この吐出口63から空気供給
装置外方に空気を送出することができる。
切替部材52は、回転角90度の範囲を回動自在になっ
ていると共に、一方の端部に回動操作を行うための切替
用つまみ50を有している。切替部材52には、これを
所定の位置に回した状態で(第3図参照)、上記第1取
入口53側の連通孔55aに連通する連通孔56aと、
第1取出口54側の連通孔55bに連通する連通孔56
bが設けられている。上記連通孔56aは、切替部材5
2のもう一方の端部に設けられた第2取出口57とつな
がっており、連通孔56bは、第2取入口58とつなが
っている。上記第2取出口57には、消臭剤収容部4の
取入口42へ送風する連結パイプ65が接続され、コッ
ク本体51に送られた空気を消臭剤収容部4へ送ること
ができるようになっている。上記第2取入口58には、
消臭剤収容部4の取出口43と接続された連結パイプ6
6が取付けられ、消臭剤収容部4から戻ってきた空気
を、連通孔56b及び連通孔55bを通して第1取出口
54方向へ送ることができる。
また、切替部材52は、上記の位置から90度回転させ
た状態で、第1取入口53側の連通孔55aと第1取出
口54側の連通孔55bとを直接連通させる連通孔59
が設けられている(第4図参照)。この状態では、空気
ポンプ2から第1取入口53へ送られた空気を消臭剤収
容部4に送ることなく直接吐出口63から吐出させるこ
とができる。したがって、この空気供給装置によって消
臭剤を混合していない空気も送出することができる。
以上の構成であれば、切替部材52を所定の位置に合わ
せて、空気ポンプ2を駆動すれば、空気ポンプ2の吐出
口22から送出された空気は、切替コック5の第1取入
口53に入った後、連通孔55a,連通孔56aを経て
第2取出口57から消臭剤収容部4の筒体41内に至
る。この筒体41内に入った空気は、昇華した消臭剤3
と混合された後、取出口43から戻り用の第2取入口5
8を経て再び切替コック5内に戻って来る。この空気
は、切替部材52の連通孔56b及びコック本体51の
連通孔55bから第1取出口54を経て、吐出口63か
らエアーマットへ送出される。したがって、当該空気供
給装置によって送出される空気は、消臭剤3を含んでい
るので、消臭作用を果たすことになる。
このため、この空気供給装置を床ずれ防止用エアーマッ
トに接続すれば、エアーマットの使用者から臭気が発生
する虞があっても、その臭気を消臭することができる。
したがって、室内に臭気を漂わせることなく快適にエア
ーマットを使用できる。
一方、消臭剤3の補給時や消臭を中断させたり消臭を行
う必要がなくなったりした場合は、切替コック5の切替
部材52を90度回転させることによって、コック本体
51の連通孔55aと連通孔55bとを、切替部材52
内の連通孔59で直接つなぐことができ、空気ポンプ2
から送出された空気を直接吐出口63へ送出させること
ができる。この場合、消臭剤収容部4には、空気ポンプ
2から送風されないので、消臭剤収容部4のキャップ4
4を開放しても空気洩れを起す虞はなく、空気ポンプ2
を駆動したまま、消臭剤3の補給を行うことができる。
また、消臭剤の混合を中断する場合にも、この切替部材
52を回動操作するだけで、簡単に消臭剤を含まない空
気を送出することができる。
なお、上記実施例では、消臭剤収容部4及び切替コック
5を空気ポンプ2の下流側に設けた例を示したが、消臭
剤収容部4及び切替コック5を空気ポンプ2の上流側に
設けることもできる。この場合にも切替コックを消臭剤
収容部の上流側に設けておくことによって、空気ポンプ
に消臭剤を混合した空気を吸引させたり、そのままの空
気を直接吸引させたりすることにより、消臭剤を混合し
た空気又は消臭剤を混合しない空気を送出することがで
きる。
上記消臭剤3は、昇華性を有する固形のものが、取扱等
の点で好ましいが、消臭剤を適当な割合で空気と混合す
ることが可能であれば、液体や気体状のものも使用する
ことができる。
液体や気体の消臭剤は、空気ポンプの送風路に液体の消
臭剤を滴下させたり、一部を細くした送風路に空気を流
すことによって生ずる吸引力で気体や霧状の消臭剤を吸
い込ませたりすることによって、当該空気に混合するこ
とができる。この場合、空気ポンプの送風路に一端が開
口した接続パイプで消臭剤収容部をつなぎ、この接続パ
イプに空気流路切換手段としての開閉コックを設けるこ
とができる。
<考案の効果> 以上のように、この考案の空気供給装置によれば、空気
ポンプによって送出する空気に消臭剤を混合することが
できるので、送風する対象物が臭気を発生するものであ
っても、この空気供給装置を用いて送風することによ
り、上記臭気を消臭することができる。したがって、室
内等のように空気が滞留する場所で、微細孔付きエアー
マット等を使用する場合であっても、当該空気供給装置
でそのエアーマット等へ送風すれば、臭気の発散を防止
することができ、エアーマット等を快適な環境で使用で
きる。
また、消臭剤を混合する必要がない場合等には、空気流
路切換手段を操作するだけで、消臭剤の混合を停止させ
ることができ、簡単に空気のみの送風を行うことができ
る。特に、消臭剤混合手段を迂回する非消臭用空気流路
に切り換えられた状態では、消臭剤混合手段と空気充填
対象物との連通が断たれることになるので、この状態で
消臭剤混合手段の内部を開放して消臭剤を補給した場合
でもこの開放した消臭剤混合手段を通して空気充填対象
物の充填空気が漏れ出すようなことがない。このよう
に、空気ポンプを駆動したまま、空気漏れを起こすこと
なく、消臭剤を補給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す空気供給装置の断平
面図、 第2図は第1図の側面図、 第3図は上記空気供給装置の要部の断面図、 第4図は切替コックの断面図である。 2…空気ポンプ、3…消臭剤、 4…消臭剤収容部、5…切替コック。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸引した空気を微細孔を有する空気充填対
    象物に対して送り出す空気ポンプと、消臭剤を収容する
    とともに、空気ポンプに吸引される空気又は空気ポンプ
    から送り出される空気に消臭剤を混合させる消臭剤混合
    手段と、この消臭剤混合手段を介して空気充填対象物に
    至る消臭用空気流路と、上記消臭剤混合手段を迂回して
    空気充填対象物に至る非消臭用空気流路と、上記両空気
    流路のうち一の空気流路のみを択一的に開放する空気流
    路切換手段とを設けていることを特徴とする空気供給装
    置。
JP1989031873U 1989-03-20 1989-03-20 空気供給装置 Expired - Lifetime JPH063575Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6148361A (ja) * 1984-08-13 1986-03-10 株式会社エミコン 健康マツト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6437954A (en) * 1987-08-05 1989-02-08 Nippon Steel Chemical Co Body fluid absorbing/deodorizing sheet-like article

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JPS6148361A (ja) * 1984-08-13 1986-03-10 株式会社エミコン 健康マツト

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