JPH0635634Y2 - ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 - Google Patents
ノイズフイルタ装着用サージ吸収器Info
- Publication number
- JPH0635634Y2 JPH0635634Y2 JP11998090U JP11998090U JPH0635634Y2 JP H0635634 Y2 JPH0635634 Y2 JP H0635634Y2 JP 11998090 U JP11998090 U JP 11998090U JP 11998090 U JP11998090 U JP 11998090U JP H0635634 Y2 JPH0635634 Y2 JP H0635634Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- noise filter
- surge absorber
- connecting member
- surge
- noise
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、電子電気機器における電源ラインに接続して
電源電圧に重畳して外部から伝導する高周波ノイズを阻
止するノイズフィルタに装着し、誘導雷等のサージを吸
収させるノイズフィルタ装着用サージ吸収器に係り、特
に既存のノイズフィルタに対しても係合離脱自在に接続
することを可能とすべく工夫をこらしたノイズフィルタ
装着用サージ吸収器に関する。
電源電圧に重畳して外部から伝導する高周波ノイズを阻
止するノイズフィルタに装着し、誘導雷等のサージを吸
収させるノイズフィルタ装着用サージ吸収器に係り、特
に既存のノイズフィルタに対しても係合離脱自在に接続
することを可能とすべく工夫をこらしたノイズフィルタ
装着用サージ吸収器に関する。
［従来の技術］ 近年エレクトロニクスの急速な発展による電磁環境の複
雑化と、それにともなうEMIといわれる電磁波障害が世
界的に深刻な問題となっており、これにより世界的に電
子電気機器等に対して各種の規制が行われている。例え
ばIEC（国際標準化会議）におけるCISPR（国際無線障害
特別委員会）、アメリカにおけるFCC（連邦通信委員
会）、西ドイツにおけるVDE（ドイツ電気技術者協会）
及び日本におけるVCCI（情報処理装置等電波障害自主規
制協議会）等によって、電磁波障害を規制するCISPR規
格、FCC規格、VDC規格及びVCCI自主規制規格等のEMI規
格が定められ、これらの規格に基づいて、電磁波障害発
生源としての機器の測定及び規制が行われている。そし
て、これらの規格を満足しなければ、機器の輸入を認め
ない国も多く、このため電磁波障害を低減するノイズ対
策部品やノイズ対策方法が数多く案出されている。ま
た、電磁波障害の発生源側の機器だけでなく、電磁波障
害を受ける側の機器にあっても電磁波障害を防ぐべくノ
イズ対策部品等が用いられている。
雑化と、それにともなうEMIといわれる電磁波障害が世
界的に深刻な問題となっており、これにより世界的に電
子電気機器等に対して各種の規制が行われている。例え
ばIEC（国際標準化会議）におけるCISPR（国際無線障害
特別委員会）、アメリカにおけるFCC（連邦通信委員
会）、西ドイツにおけるVDE（ドイツ電気技術者協会）
及び日本におけるVCCI（情報処理装置等電波障害自主規
制協議会）等によって、電磁波障害を規制するCISPR規
格、FCC規格、VDC規格及びVCCI自主規制規格等のEMI規
格が定められ、これらの規格に基づいて、電磁波障害発
生源としての機器の測定及び規制が行われている。そし
て、これらの規格を満足しなければ、機器の輸入を認め
ない国も多く、このため電磁波障害を低減するノイズ対
策部品やノイズ対策方法が数多く案出されている。ま
た、電磁波障害の発生源側の機器だけでなく、電磁波障
害を受ける側の機器にあっても電磁波障害を防ぐべくノ
イズ対策部品等が用いられている。
このノイズ対策部品として用いられているものの中に、
ノイズフィルタがある。このノイズフィルタは、コイル
とコンデンサとからなる一種の低域フィルタ（遮断周波
数を超えるノイズ電圧を減衰させ、遮断周波数以下の電
圧を通過するフィルタ）であり、数十KHzから数百MHzに
至る高周波ノイズを減衰させるものであり、端子形状、
使用電圧、相数、減衰特性等に応じて多くの種類が存在
している。
ノイズフィルタがある。このノイズフィルタは、コイル
とコンデンサとからなる一種の低域フィルタ（遮断周波
数を超えるノイズ電圧を減衰させ、遮断周波数以下の電
圧を通過するフィルタ）であり、数十KHzから数百MHzに
至る高周波ノイズを減衰させるものであり、端子形状、
使用電圧、相数、減衰特性等に応じて多くの種類が存在
している。
一方、サージ吸収器は、電源ラインや信号ライン等に誘
起される高電圧かつ高電流の誘導雷等のサージから電子
電気回路を保護するものであり、その使用個所や使用目
的等によって、電圧非直線抵抗体であるバリスタ、気中
放電によりサージを吸収するガスアレスタ、及びバリス
タの両端に放電間隙を隔てて相対向させて電極を接続
し、これを気密容器に収容したサージ吸収素子等を適宜
な個数組み合わせたものが各種用いられている。
起される高電圧かつ高電流の誘導雷等のサージから電子
電気回路を保護するものであり、その使用個所や使用目
的等によって、電圧非直線抵抗体であるバリスタ、気中
放電によりサージを吸収するガスアレスタ、及びバリス
タの両端に放電間隙を隔てて相対向させて電極を接続
し、これを気密容器に収容したサージ吸収素子等を適宜
な個数組み合わせたものが各種用いられている。
そして、高周波ノイズ減衰作用とサージ吸収作用とを１
個の部品によって発揮させるべく、上述したノイズフィ
ルタとサージ吸収器とを接続して筺体内に一体的に収容
したサージ吸収器付きノイズフィルタが案出されてい
る。
個の部品によって発揮させるべく、上述したノイズフィ
ルタとサージ吸収器とを接続して筺体内に一体的に収容
したサージ吸収器付きノイズフィルタが案出されてい
る。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述したノイズフィルタとサージ吸収器
とが一体的に接続された従来のサージ吸収器付きノイズ
フィルタにあっては、小型化、軽量化が図られるという
利点がある一方、シャーシ等の寸法、形状等において一
定程度定形化している既存のノイズフィルタを利用する
ことができず、上記サージ吸収器付きノイズフィルタ専
用のシャーシ等が必要となることから、２個の部品を合
体させた上記サージ吸収器付きノイズフィルタの製造コ
ストは、個々の部品の製造コストを単純に加算した額と
比較して、大幅に低減されることはなかった。
とが一体的に接続された従来のサージ吸収器付きノイズ
フィルタにあっては、小型化、軽量化が図られるという
利点がある一方、シャーシ等の寸法、形状等において一
定程度定形化している既存のノイズフィルタを利用する
ことができず、上記サージ吸収器付きノイズフィルタ専
用のシャーシ等が必要となることから、２個の部品を合
体させた上記サージ吸収器付きノイズフィルタの製造コ
ストは、個々の部品の製造コストを単純に加算した額と
比較して、大幅に低減されることはなかった。
更に、上述した従来のサージ吸収器付きノイズフィルタ
が組み込まれている機器にあっては、この機器の製造工
場における最終製造工程において電源ラインとシャーシ
アースとの間に高電圧を印加する耐電圧試験をそのまま
の状態で行うと、上記サージ吸収器が動作して試験不能
となり、甚だしい場合には、サージ吸収器が破壊する虞
れがある。このため、一時的にサージ吸収器付きノイズ
フィルタを機器から取り外す必要があり、その作用が煩
雑で手間を要していた。
が組み込まれている機器にあっては、この機器の製造工
場における最終製造工程において電源ラインとシャーシ
アースとの間に高電圧を印加する耐電圧試験をそのまま
の状態で行うと、上記サージ吸収器が動作して試験不能
となり、甚だしい場合には、サージ吸収器が破壊する虞
れがある。このため、一時的にサージ吸収器付きノイズ
フィルタを機器から取り外す必要があり、その作用が煩
雑で手間を要していた。
そこで、本考案にあっては、既存のノイズフィルタに対
してサージ吸収器を装着することができるとともに、機
器に実装した際の耐電圧試験時に一時的に取り外す手間
も要せず、容易に耐電圧試験を実施することのできるノ
イズフィルタ装着用サージ吸収器を実現することを目的
とする。
してサージ吸収器を装着することができるとともに、機
器に実装した際の耐電圧試験時に一時的に取り外す手間
も要せず、容易に耐電圧試験を実施することのできるノ
イズフィルタ装着用サージ吸収器を実現することを目的
とする。
［課題を解決するための手段］ 上述した目的を達成すべく、本考案のノイズフィルタ装
着用サージ吸収器は、電源ラインを伝導する高周波ノイ
ズを阻止するノイズフィルタに電気的に接続して、電源
ラインに誘起されたサージを吸収させるノイズフィルタ
装着用サージ吸収器において、上記サージ吸収器は電気
的係合部材を介して第１の接続部材に係合離脱自在に接
続されるとともに、この第１の接続部材は、一方部分に
上記第１の接続部材を貫通して端部を突出露呈する延長
端子を有し、他方部分に上記ノイズフイルタの一側面に
配設された外部端子との係合部を有する第２の接続部材
を介して上記ノイズフイルタに接続されることを特徴と
するものである。
着用サージ吸収器は、電源ラインを伝導する高周波ノイ
ズを阻止するノイズフィルタに電気的に接続して、電源
ラインに誘起されたサージを吸収させるノイズフィルタ
装着用サージ吸収器において、上記サージ吸収器は電気
的係合部材を介して第１の接続部材に係合離脱自在に接
続されるとともに、この第１の接続部材は、一方部分に
上記第１の接続部材を貫通して端部を突出露呈する延長
端子を有し、他方部分に上記ノイズフイルタの一側面に
配設された外部端子との係合部を有する第２の接続部材
を介して上記ノイズフイルタに接続されることを特徴と
するものである。
［作用］ 第１の接続部材及びノイズフィルタに配設された外部端
子との係合部を有する第２の接続部材を介してノイズフ
ィルタに接続可能なサージ吸収器とすることにより、サ
ージ吸収器を装着するノイズフィルタとして既存のノイ
ズフィルタをそのまま使用することが可能となる。
子との係合部を有する第２の接続部材を介してノイズフ
ィルタに接続可能なサージ吸収器とすることにより、サ
ージ吸収器を装着するノイズフィルタとして既存のノイ
ズフィルタをそのまま使用することが可能となる。
また、ノイズフィルタに接続された第１の接続部材に対
してサージ吸収器を係合離脱自在なものとすることで、
本考案のサージ吸収器を装着するノイズフィルタを実装
した機器に対して耐電圧試験を行う際に、上記サージ吸
収器を第１の接続部材から取り外すだけで耐電圧試験を
実施することができる。
してサージ吸収器を係合離脱自在なものとすることで、
本考案のサージ吸収器を装着するノイズフィルタを実装
した機器に対して耐電圧試験を行う際に、上記サージ吸
収器を第１の接続部材から取り外すだけで耐電圧試験を
実施することができる。
更に、本考案のサージ吸収器を装着したノイズフィルタ
を実装した機器において、度重なるサージ吸収でサージ
吸収器が破壊した場合に、サージ吸収器付きノイズフィ
ルタ全体を交換することなく、サージ吸収器のみを交換
すればよい。
を実装した機器において、度重なるサージ吸収でサージ
吸収器が破壊した場合に、サージ吸収器付きノイズフィ
ルタ全体を交換することなく、サージ吸収器のみを交換
すればよい。
［実施例］ 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第１図は、本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器
とノイズフィルタとの接続関係を示す斜視図、第２図は
本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器とノイズフ
ィルタとの電気的接続関係を示す回路図である。図中１
は、本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器であ
り、第１の接続部材２と第２の接続部材３とを介して既
存のノイズフィルタ４に係合離脱自在に係合する構成と
したものである。
とノイズフィルタとの接続関係を示す斜視図、第２図は
本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器とノイズフ
ィルタとの電気的接続関係を示す回路図である。図中１
は、本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器であ
り、第１の接続部材２と第２の接続部材３とを介して既
存のノイズフィルタ４に係合離脱自在に係合する構成と
したものである。
この既存のノイズフィルタ４は、コイル５とコンデンサ
6,6及び7,7を第２図に示す如く接続したうえで金属製シ
ャーシ８内に収容したものであり、この金属製シャーシ
８の一側面には電源一次側に接続されるラグ端子用の外
部ネジ端子91，92，93（外部ネジ端子93はアース端子）
が導出され、また金属製シャーシ８の他側面には二次側
に接続されるラグ端子用の外部ネジ端子94，95が導出さ
れている。
6,6及び7,7を第２図に示す如く接続したうえで金属製シ
ャーシ８内に収容したものであり、この金属製シャーシ
８の一側面には電源一次側に接続されるラグ端子用の外
部ネジ端子91，92，93（外部ネジ端子93はアース端子）
が導出され、また金属製シャーシ８の他側面には二次側
に接続されるラグ端子用の外部ネジ端子94，95が導出さ
れている。
また、サージ吸収器１は、第２図の回路図に示す如く、
電圧非直線抵抗体であるバリスタの両端に、放電間隙を
隔てて相対向させて電極を接続し、これを気密容器内に
収容したサージ吸収素子10,10と、バリスタ11,11と、上
記サージ吸収素子10やバリスタ11が短絡破壊した場合に
サージ吸収器１の焼損を防止すべく溶断して電流を遮断
するヒューズ12,12とを、ヒューズ12、サージ吸収素子1
0、バリスタ11、バルスタ11、サージ吸収素子10、ヒュ
ーズ12の順に直列接続し、更に上記ヒューズ12とサージ
吸収素子10及びサージ吸収素子10とヒューズ12との間
に、外部ネジ端子91，92に電圧が印加されているときに
点灯し、サージ吸収素子10又はバリスタ11が短絡破壊し
たときに消灯して異常を知らせるネオンランプからなる
表示灯13を並列接続し、これを合成樹脂材からなるケー
ス14に収容したものである。そして、このケース14外周
における一側面には、電気的係合部材として３端子型プ
ラグ15を配設し、更に係合用の係止爪16を両側面に形成
している。
電圧非直線抵抗体であるバリスタの両端に、放電間隙を
隔てて相対向させて電極を接続し、これを気密容器内に
収容したサージ吸収素子10,10と、バリスタ11,11と、上
記サージ吸収素子10やバリスタ11が短絡破壊した場合に
サージ吸収器１の焼損を防止すべく溶断して電流を遮断
するヒューズ12,12とを、ヒューズ12、サージ吸収素子1
0、バリスタ11、バルスタ11、サージ吸収素子10、ヒュ
ーズ12の順に直列接続し、更に上記ヒューズ12とサージ
吸収素子10及びサージ吸収素子10とヒューズ12との間
に、外部ネジ端子91，92に電圧が印加されているときに
点灯し、サージ吸収素子10又はバリスタ11が短絡破壊し
たときに消灯して異常を知らせるネオンランプからなる
表示灯13を並列接続し、これを合成樹脂材からなるケー
ス14に収容したものである。そして、このケース14外周
における一側面には、電気的係合部材として３端子型プ
ラグ15を配設し、更に係合用の係止爪16を両側面に形成
している。
第１の接続部材２は、上記サージ吸収器１の３端子型プ
ラグ15と係合する３端子型ソケット17を合成樹脂材から
成るケース18の上面に配設し、その両側面に上記サージ
吸収器１の係止爪16,16と係合する係合部19,19を配設す
るとともに、その前後側面における上記ノイズフィルタ
４の外部ネジ端子91，92，93と対応する位置に貫通孔か
らなる孔部18a,18a,18aを突設している。
ラグ15と係合する３端子型ソケット17を合成樹脂材から
成るケース18の上面に配設し、その両側面に上記サージ
吸収器１の係止爪16,16と係合する係合部19,19を配設す
るとともに、その前後側面における上記ノイズフィルタ
４の外部ネジ端子91，92，93と対応する位置に貫通孔か
らなる孔部18a,18a,18aを突設している。
また、第２の接続部材３は、導電性を有する金属材料か
ら成り、その一方部分を上記ノイズフィルタ４の外部ネ
ジ端子９と同一のネジ形態で、且つ上記第１の接続部材
２の孔部18aを貫通して端部を突出露呈する長さを有す
る延長端子3aとするとともに、他方部分を上記ノイズフ
ィルタ４の外部ネジ端子91，92，93と螺合する係合部3b
としてなるものである。
ら成り、その一方部分を上記ノイズフィルタ４の外部ネ
ジ端子９と同一のネジ形態で、且つ上記第１の接続部材
２の孔部18aを貫通して端部を突出露呈する長さを有す
る延長端子3aとするとともに、他方部分を上記ノイズフ
ィルタ４の外部ネジ端子91，92，93と螺合する係合部3b
としてなるものである。
然して、上記ノイズフィルタ４にサージ吸収器１を装着
するには、ノイズフィルタ４の外部ネジ端子91，92，93
に第２の接続部材３の係合部3b,3b,3bを螺着し、そして
この第２の接続部材３の延長端子3a,3a,3aが第１の接続
部材２の孔部18a,18a,18aを貫通しその端部が突出露呈
するように第１の接続部材２をノイズフィルタ４の一側
面に沿設する。更に、第１の接続部材２のケース18から
突出露呈した延長端子3a,3a,3aに対してナット20,20,20
を螺着することにより、第１の接続部材２をノイズフィ
ルタ４に固設する。このとき、特に図示しないが、外部
ネジ端子91，92，93と第１の接続部材２の３端子型ソケ
ット17のそれぞれの端子とを電気的に接続する。そし
て、この第１の接続部材２の３端子型ソケット17に、サ
ージ吸収器１の３端子型プラグ15を挿入することで、サ
ージ吸収器１の係止爪16,16と第１の接続部材２の係合1
9,19とが係合して確実に装着されるものである。
するには、ノイズフィルタ４の外部ネジ端子91，92，93
に第２の接続部材３の係合部3b,3b,3bを螺着し、そして
この第２の接続部材３の延長端子3a,3a,3aが第１の接続
部材２の孔部18a,18a,18aを貫通しその端部が突出露呈
するように第１の接続部材２をノイズフィルタ４の一側
面に沿設する。更に、第１の接続部材２のケース18から
突出露呈した延長端子3a,3a,3aに対してナット20,20,20
を螺着することにより、第１の接続部材２をノイズフィ
ルタ４に固設する。このとき、特に図示しないが、外部
ネジ端子91，92，93と第１の接続部材２の３端子型ソケ
ット17のそれぞれの端子とを電気的に接続する。そし
て、この第１の接続部材２の３端子型ソケット17に、サ
ージ吸収器１の３端子型プラグ15を挿入することで、サ
ージ吸収器１の係止爪16,16と第１の接続部材２の係合1
9,19とが係合して確実に装着されるものである。
また、サージ吸収器１を装着したノイズフィルタ４に電
源一次側のラグ端子を接続する場合には、上記ナット20
を螺着した延長端子3aに図示しないワッシャを挿入し、
その上から上記ラグ端子、ワッシャ、バネ座金そしてナ
ットを装着して接続するものである。
源一次側のラグ端子を接続する場合には、上記ナット20
を螺着した延長端子3aに図示しないワッシャを挿入し、
その上から上記ラグ端子、ワッシャ、バネ座金そしてナ
ットを装着して接続するものである。
尚、本考案のサージ吸収器１にあっては上述した如き構
成としたが、勿論これに限定されるものではなく、サー
ジ吸収作用を発揮するものであればどのようなサージ吸
収素子を用いたものであってもよく、更に表示灯にあっ
ても短絡破壊時に消灯するものばかりでなく、短絡破壊
時のみ点灯する回路構成としてもよいものである。
成としたが、勿論これに限定されるものではなく、サー
ジ吸収作用を発揮するものであればどのようなサージ吸
収素子を用いたものであってもよく、更に表示灯にあっ
ても短絡破壊時に消灯するものばかりでなく、短絡破壊
時のみ点灯する回路構成としてもよいものである。
［考案の効果］ 以上詳述した如く、本考案のノイズフィルタ装着用サー
ジ吸収器によれば、第１の接続部材及びノイズフィルタ
の一側面に配設された外部端子との係合部を有する第２
の接続部材を介してノイズフィルタにサージ吸収器を接
続する構成としたことにより、サージ吸収器を装着する
ノイズフィルタとして既存のノイズフィルタを用いるこ
とが可能となる。
ジ吸収器によれば、第１の接続部材及びノイズフィルタ
の一側面に配設された外部端子との係合部を有する第２
の接続部材を介してノイズフィルタにサージ吸収器を接
続する構成としたことにより、サージ吸収器を装着する
ノイズフィルタとして既存のノイズフィルタを用いるこ
とが可能となる。
また、サージ吸収器を第１の接続部材に対して係合離脱
自在とすることで、このサージ吸収器を装着するノイズ
フィルタを実装した機器に対して耐電圧試験を行う際
に、従来のサージ吸収器とノイズフィルタとを一体的に
接続したサージ吸収器付きノイズフィルタの如き取り外
す等の煩雑な作業を要することなく、サージ吸収器を第
１の接続部材から取り外すだけで極めて容易に耐電圧試
験を実施することができる。
自在とすることで、このサージ吸収器を装着するノイズ
フィルタを実装した機器に対して耐電圧試験を行う際
に、従来のサージ吸収器とノイズフィルタとを一体的に
接続したサージ吸収器付きノイズフィルタの如き取り外
す等の煩雑な作業を要することなく、サージ吸収器を第
１の接続部材から取り外すだけで極めて容易に耐電圧試
験を実施することができる。
更に、本考案のサージ吸収器を装着したノイズフィルタ
を実装した機器にあっては、サージ吸収器が破壊した場
合にサージ吸収器とノイズフィルタの双方を交換するこ
となく、サージ吸収器のみを容易に交換することができ
るので、サービス性に優れ機器の保守管理に係る費用を
低減させることができるものである。
を実装した機器にあっては、サージ吸収器が破壊した場
合にサージ吸収器とノイズフィルタの双方を交換するこ
となく、サージ吸収器のみを容易に交換することができ
るので、サービス性に優れ機器の保守管理に係る費用を
低減させることができるものである。
第１図は本考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器と
ノイズフィルタとの接続関係を示す斜視図、第２図は本
考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器とノイズフィ
ルタとの電気的接続関係を示す回路図である。 １……サージ吸収器、２……第１の接続部材 ３……第２の接続部材、3a……延長端子 3b……係合部、４……ノイズフィルタ ９……外部ネジ端子、15……３端子型プラグ 17……３端子型ソケット
ノイズフィルタとの接続関係を示す斜視図、第２図は本
考案のノイズフィルタ装着用サージ吸収器とノイズフィ
ルタとの電気的接続関係を示す回路図である。 １……サージ吸収器、２……第１の接続部材 ３……第２の接続部材、3a……延長端子 3b……係合部、４……ノイズフィルタ ９……外部ネジ端子、15……３端子型プラグ 17……３端子型ソケット
Claims (1)
- 【請求項１】電源ラインを伝導する高周波ノイズを阻止
するノイズフィルタに電気的に接続して、電源ラインに
誘起されたサージを吸収させるノイズフィルタ装着用サ
ージ吸収器において、上記サージ吸収器は電気的係合部
材を介して第１の接続部材に係合離脱自在に接続される
とともに、この第１の接続部材は、一方部分に上記第１
の接続部材を貫通して端部を突出露呈する延長端子を有
し、他方部分に上記ノイズフィルタの一側面に配設され
た外部端子との係合部を有する第２の接続部材を介して
上記ノイズフィルタに接続されることを特徴とするノイ
ズフィルタ装着用サージ吸収器。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11998090U JPH0635634Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 |
| US07/720,952 US5206779A (en) | 1990-10-01 | 1991-06-25 | Noise filter with surge absorber and surge absorber attached to noise filter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11998090U JPH0635634Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0476129U JPH0476129U (ja) | 1992-07-02 |
| JPH0635634Y2 true JPH0635634Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31867909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11998090U Expired - Fee Related JPH0635634Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-11-15 | ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0635634Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016518096A (ja) * | 2013-04-02 | 2016-06-20 | ピヴォット・エレクトロニクス・ピーティーワイ・リミテッド | サージ低減フィルタ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB201608819D0 (en) * | 2016-05-19 | 2016-07-06 | Cooper Technologies Co | Electronic device and surge handling |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP11998090U patent/JPH0635634Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016518096A (ja) * | 2013-04-02 | 2016-06-20 | ピヴォット・エレクトロニクス・ピーティーワイ・リミテッド | サージ低減フィルタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0476129U (ja) | 1992-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5224878A (en) | Connector filter with integral surge protection | |
| US5206779A (en) | Noise filter with surge absorber and surge absorber attached to noise filter | |
| CA1271517A (en) | Filter using zno arresters as small capacitors in normal operation | |
| CA2021754C (en) | Method of making an electrical filter connector | |
| US6806806B2 (en) | Polymer fuse and filter apparatus | |
| JPH0635634Y2 (ja) | ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 | |
| JPH0635633Y2 (ja) | ノイズフイルタ装着用サージ吸収器 | |
| US6178078B1 (en) | Discharge gap device and its mounting structure | |
| US8410867B2 (en) | Filter, especially for filtration of electromagnetic interference | |
| KR101773807B1 (ko) | Hemp 방호용 전원 필터 | |
| US5982603A (en) | Surge protector assembly | |
| EP0151559B1 (en) | Transient protection unit | |
| KR102459387B1 (ko) | 노이즈 및 서지 보호장치 | |
| US5398150A (en) | Coordinated electric surge suppressor with means for suppressing oscillatory transient overvoltages | |
| US4388665A (en) | Apparatus for reducing electrical fault voltages in electrical conductors | |
| JPH0353873B2 (ja) | ||
| CN216162406U (zh) | 数据接口电磁脉冲防护装置 | |
| KR20190089255A (ko) | 전자기 간섭 필터 | |
| JPS5834751Y2 (ja) | サ−ジ吸収器 | |
| JPH0628917Y2 (ja) | 保安器 | |
| DE102007029906A1 (de) | Motor, insbesondere Gleichstrom-Verstellmotor für ein Kraftfahrzeug | |
| KR100353268B1 (ko) | 전자파 대응 단위세대 분전반 | |
| JP2519404Y2 (ja) | ソケット型サージ吸収器 | |
| KR101978337B1 (ko) | 서지 보호기가 설치된 노이즈 필터 조립체 | |
| JPH1050453A (ja) | 回路保護装置及びプリント基板 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |