JPH0628917Y2 - 保安器 - Google Patents

保安器

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JPH0628917Y2
JPH0628917Y2 JP66188U JP66188U JPH0628917Y2 JP H0628917 Y2 JPH0628917 Y2 JP H0628917Y2 JP 66188 U JP66188 U JP 66188U JP 66188 U JP66188 U JP 66188U JP H0628917 Y2 JPH0628917 Y2 JP H0628917Y2
Authority
JP
Japan
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short
mounting board
line
protector
security element
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP66188U
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English (en)
Other versions
JPH01105341U (ja
Inventor
恒尊 江間
義勝 安倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Shoden Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Shoden Corp
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Publication date
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Publication of JPH01105341U publication Critical patent/JPH01105341U/ja
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  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、雷サージや電磁誘導により通信線路に発生し
た異常電圧から通信機器や人体を保護するための保安器
に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、この種の保安器は、所定の回線数に応じたアレス
タやバリスタ等の複数の保安素子を、通信線路と接地間
に接続された取付盤に対し着脱可能に実装して構成され
ている。
このような保安器において、線路を活線状態としたまま
動作後の保安素子の交換や点検を行うには、作業者の安
全対策上、保安器の外部に設けられた適宜なスイッチや
ショートプラグ等により線路と接地間を短絡して保安素
子の線路側電極を接地電位に等しくした後、この保安素
子を手作業によって取り外す等の方法が採られていた。
しかるに、これによると線路を接地するためのスイッチ
やショートプラグ等が保安器とは別個独立に形成されて
いるため、これらの短絡部材を含めた保安器回路を通信
線路上に設ける場合に取り扱いが不便でその接続や交
換、点検等の作業性が悪いという問題があった。
本考案は上記の問題点を解決するべく提案されたもの
で、その目的とするところは、保安素子が実装される取
付盤に対して、線路側端子金具を接地するショートプラ
グ等の短絡部材をワンタッチで着脱させ、短絡部材も含
めたほぼ一体的な保安器を構成することにより、その取
り扱いを容易にして線路への接続時や保安素子の交換、
点検時の作業性を向上させると共に、構成簡単にしてコ
ストの低減を可能にした保安器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案は、アレスタ等の保安
素子と、この保安素子が着脱可能に実装され、かつその
線路側端子及び接地端子がそれぞれ接続される線路側端
子金具及び接地端子金具を備えてなる取付盤と、この取
付盤に対して着脱可能に形成され、かつ取付盤への装着
により前記線路側端子金具及び接地端子金具を短絡させ
るショートプラグ等の短絡部材とから構成したことを特
徴とする。
(作用) 本考案によれば、保安素子が取付盤に実装された状態で
短絡部材を取付盤に装着することにより、線路側端子金
具及び接地端子金具が短絡されて保安素子の線路側端子
の電位が接地電位に等しくなる。従って、交換や点検等
に際し保安素子を安全な状態で取付盤から取り外すこと
ができ、保安素子を再実装した後に短絡部材を取り外せ
ば、保安素子が線路と接地間に接続された当初の状態と
なって、異常電圧に対する保護が図られる。
(実施例) 以下、図に沿って本考案の実施例を説明する。まず、第
1図ないし第4図は本考案にかかる保安器の一実施例を
示すものであり、第1図に示すようにこの保安器は、保
安素子Aと、この保安素子Aが着脱可能に実装される取
付盤Bと、この取付盤Bに対して着脱可能に装着され、
後述する取付盤Bの線路側端子金具10,12と接地端子金
具11とを短絡する短絡部材としてのショートプラグCと
から構成されている。
ここで、保安素子Aは、三極アレスタ等の保安素子本体
1をほぼコ字形のホルダー5に取付けてなるもので、保
安素子本体1の各電極に接続された線路側端子2,4及
び接地側端子3がホルダー5の下面から垂設されてい
る。
次に、取付盤Bは、絶縁性の基板6内を上下方向に貫通
して保安素子Aの各端子2〜4を受容する端子挿入孔
7,8,9を備え、これらの端子挿入孔7〜9内には線
路側端子金具10,12及び接地端子金具11がそれぞれ固着
されている。また、これらの端子金具10〜12は、詳しく
は第2図に示す如く、端子挿入孔7〜9に対し直交して
基板6を貫通するプラグ挿入孔13の内面に一部露出して
いる。
再び第1図において、基板6の下面には接地板14が一体
的に固着され、この接地板14と前記接地端子金具11とは
電気的に接続されていると共に、第3図に示すように、
線路側端子金具10,12の下端面と接地板14とはゴム等か
らなる絶縁板15を介して絶縁されている。
なお、この実施例は、第1図、第2図及び第4図から明
らかなように取付盤Bに2個の保安素子Aを実装可能と
したものであり、かかる保安素子Aの数に対応して端子
挿入孔7〜9、端子金具10〜12、プラグ挿入孔13等が設
けられている。ここで、取付盤Bにおける保安素子Aの
実装数は上記実施例に何ら限定されるものではなく、例
えば保安素子Aを1個だけ実装するようにしても、ある
いは第5図に示すように保安素子Aを3個実装可能に構
成することもできる。また、第4図及び第5図に示す取
付盤Bを適宜組合せることで、回線数に応じた任意の数
の保安素子Aに適合させることができる。
一方、ショートプラグCは、弾力性のある導電部16を備
えており、この導電部16を前記プラグ挿入孔13内に挿入
することにより、導電部16を介して各端子金具10〜12が
相互に接続されて同電位(接地電位)となるものであ
る。
次に、この保安器の作用を説明すると、平常時において
は、保安素子Aを取付盤Bの端子挿入孔7〜9に装着す
ることにより、各端子金具10〜12を介して通信線路と接
地間に保安素子Aが電気的に接続され、保安素子Aは異
常電圧を吸収するべく作用する。
そして、保安素子Aが動作した後にこれを交換する場合
や保守点検等に際して、保安素子Aを取り外す必要が生
じた時には、保安素子Aを実装したままの状態でショー
トプラグCを前記プラグ挿入孔13内に挿入する。する
と、導電部16を介して各端子金具10〜12が相互に接続さ
れ、線路側端子金具10,12が何れも接地電位となるた
め、作業者は線路側端子金具10,12からの異常電圧等を
心配することなく保安素子Aを手作業によって取り外す
ことができる。
そして、交換、点検等を行った保安素子Aを取付盤Bの
端子挿入孔7〜9に再度装着した後、ショートプラグC
を引き抜けば、当初と同じように通信線路と接地間に保
安素子Aが接続された状態となるものである。
なお、以上の説明では、保安素子Aとして三極のアレス
タを用いた場合を説明したが、保安素子Aはこれに限ら
ず、任意極数のアレスタやバリスタ等であってもよい。
(考案の効果) 以上詳述したように本考案によれば、保安素子が実装さ
れる取付盤に対して、線路側端子金具を接地する短絡部
材を着脱可能に装着したから、保安素子、取付盤及び短
絡部材の有機的かつほぼ一体的な結合によって安全性の
高い保安器を構成することができる。
従って、従来のように保安素子及び取付盤からなる保安
器と短絡部材とが別個独立に形成されている場合に比べ
て、通信線路への接続や保安素子の交換、点検作業を行
う場合の取り扱いが容易になり、実際の交換等に当って
も短絡部材を単に抜き差しするだけであるため、作業性
を大幅に向上させることができる。また、短絡部材をス
イッチ等によって構成する場合に比べ、面倒な配線を省
略することができる。
更に、取付盤や短絡部材等の構成は簡単かつ単純なもの
であるから、量産性に富み、コストの低減を図ることが
できる。
加えて、回線数の変化に対しては、所定の実装数を持つ
取付盤を適宜増減するだけで対応できるため、保安器回
路の設計やその変更に対する自由度が高い等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は斜視図、第2図は短絡部材と共に示した取付盤
の平面断面図、第3図は保安素子と共に示した取付盤の
第2図におけるX−X断面図、第4図は取付盤の平面
図、第5図は本考案の他の実施例における取付盤の平面
図である。 A……保安素子、B……取付盤 C……ショートプラグ、2,4……線路側端子 3……接地端子、10,12……線路側端子金具 11……接地端子金具 14……接地板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保安素子と、 この保安素子が着脱可能に実装され、かつ前記保安素子
    の線路側端子及び接地端子がそれぞれ接続される線路側
    端子金具及び接地端子金具を備えてなる取付盤と、 この取付盤に対して着脱可能に形成され、かつ前記取付
    盤への装着により前記線路側端子金具及び接地端子金具
    を短絡させる短絡部材と、 から構成したことを特徴とする保安器。
JP66188U 1988-01-07 1988-01-07 保安器 Expired - Lifetime JPH0628917Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP66188U JPH0628917Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07 保安器

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP66188U JPH0628917Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07 保安器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01105341U JPH01105341U (ja) 1989-07-17
JPH0628917Y2 true JPH0628917Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31199886

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JP66188U Expired - Lifetime JPH0628917Y2 (ja) 1988-01-07 1988-01-07 保安器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5555596B2 (ja) * 2010-10-08 2014-07-23 株式会社サンコーシヤ 保安器

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Publication number Publication date
JPH01105341U (ja) 1989-07-17

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