JPH0635490U - 床タイル - Google Patents
床タイルInfo
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- JPH0635490U JPH0635490U JP7750692U JP7750692U JPH0635490U JP H0635490 U JPH0635490 U JP H0635490U JP 7750692 U JP7750692 U JP 7750692U JP 7750692 U JP7750692 U JP 7750692U JP H0635490 U JPH0635490 U JP H0635490U
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- Japan
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- tile
- floor tile
- adhesive
- tiles
- floor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工時に滑ることもなく、接着力の向上し
た床タイルを得ることを目的とする。 【構成】 PVC等の合成樹脂からなる1〜5mm厚
さの床タイル裏面にタイル全厚の0.5〜15%の深さ
のエンボスが付与された、接着力が大きく、タイルの櫛
目も目立たず、施工中にタイルが滑りにくく、優れた施
工性が得られた。
た床タイルを得ることを目的とする。 【構成】 PVC等の合成樹脂からなる1〜5mm厚
さの床タイル裏面にタイル全厚の0.5〜15%の深さ
のエンボスが付与された、接着力が大きく、タイルの櫛
目も目立たず、施工中にタイルが滑りにくく、優れた施
工性が得られた。
Description
【0001】
本願考案は施工性の優れた床タイルに関する。
【0002】
従来のタイルは裏面が平滑なので接着力が弱くて剥離しやすく、また床下地と タイル間に塗布する接着剤の櫛目がタイル表面に出やすい等の欠点があった。
【0003】
本願は上記問題点を解決した床タイルで、合成樹脂からなる床タイル裏面にタ イル全厚の0.5〜15%の深さのエンボスが付与されたことを特徴とする床 タイル、をその要旨とする。
【0004】 以下図面に基づいて本願考案を説明する。 「図1」は本願考案断面図であり、1はPVC等の合成樹脂シートからなる厚 さ1〜5mmの床タイル本体であり、この床タイル裏面(下地接着面)全面に はエンボス4が付与されている。
【0005】 エンボス4はタイル先端側凸部2と凹部3との連続形成により得られその深さ tは0.05〜0.75mmが好適である。 タイル本体裏面に上記エンボス4を全面形成することにより、本願考案床タイ ル5が得られる。 -2-
【0006】 「図2」はタイルの比較施工状態の断面図で床下地G上に櫛刷毛で接着剤7を 塗布し、裏面フラットな(エンボスのない)タイル6を施工した。経時ととも にタイル表面には櫛目跡8の非平滑部分が発生した。また床下地との接着部分 が少な目なので、接着強度も弱かった。
【0007】 一方本願考案タイルを施工した場合にはエンボス4にほぼ接着剤の櫛目7が一 致し、この結果接着剤と床タイル裏面が密着し、接着力が向上する。
【0008】 このようにエンボス空隙に接着剤層が納まるので、床タイル6のように表面に 櫛目跡が露出しないで床タイル1の表面9、9’はフラットな面が得られ、美 観上好ましい。
【0009】 本願考案において床タイルは単層よりなり、その裏面にタイル全厚0.05〜 15%深さのエンボスが付与されてもよく、また表面化粧層と樹脂裏打ち層が 積層されて裏打ち層にタイル全厚さの0.05〜15%深さのエンボスが付与 されてもよい。
【0010】
下記配合のPVC組成物をカレンダーロールを通すことにより2mm厚のシー トとし、次いで得られたシート裏面にエンボスロールで250μmの深さのエ ンボスを付与した。 このエンボスを付与したシートをコンベアベルトで打ち抜き装置に導いて本願 考案の床タイルを得た。単位は重量%である。 -3-
【0011】 配合例 PVC 15% 可塑剤 9% 炭酸カルシウム 74% 顔料 1% 安定剤 1%
【0012】 得られた床タイル用シートは打ち抜きに際してコンベアベルト上を滑らず、正 確に裁断でき、好適な生産性が得られた。 上記得られた床タイルは接着力は2.0kg/m2で、施工後は歩行中に剥離 しなかった。
【0013】 また施工後経日とともに接着剤の櫛目が床タイル表面に露出することもなく、 施工中にタイルが滑ってタイルの目地がずれたり、接着剤が付着してタイル表 面が汚れることもなかった。
【0014】
実施例と同じシートを裏面にエンボスを付与することなく実施例と同様打ち抜 いてタイルを得た。 製造中は上記シートはコンベアベルト上を滑るため打ち抜き精度が低下し、ま たタイル接着強度は1.7kg/m2と低く歩行中に剥離しやすかった。櫛目 も生じ、タイル施工中も滑りやすかった。
【0015】
床タイル裏面にエンボスを付与し、接着剤の接触面積を大きくすることによ り、接着力が向上した。 -4-
【0016】 下地に塗布した接着剤の櫛目跡がタイル表面にあらわれなかった。
【0017】 施工に際し下地に接着剤を塗布してタイルを置敷いた時、エンボスのために イルが滑りにくく、タイルがズレてタイル列が崩れたり、タイルが汚れたり することが防止された。
【0018】 エンボス部分の材料が節約され、コストダウンになった。
【図1】 本願考案床タイル断面図
【図2】 本願床タイルと従来の床タイルの施工状態の
断面図
断面図
1・・・床タイル本体、4・・・エンボス、5・・・本願考案床
タイル、7・・・接着剤
タイル、7・・・接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 合成樹脂からなる床タイル裏面にタイル
全厚の0.5〜15%の深さのエンボスが付与されたこ
とを特徴とする床タイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077506U JP2597753Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 床タイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992077506U JP2597753Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 床タイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0635490U true JPH0635490U (ja) | 1994-05-13 |
JP2597753Y2 JP2597753Y2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=13635858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992077506U Expired - Lifetime JP2597753Y2 (ja) | 1992-10-12 | 1992-10-12 | 床タイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597753Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6065247B2 (ja) * | 2013-02-20 | 2017-01-25 | 株式会社九州ハイテック | 積層型無機系保護コーティング塩化ビニル系タイル及びそのコーティング方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6077692B1 (ja) | 2016-03-04 | 2017-02-08 | 伸興化成株式会社 | リサイクル可能な合成樹脂タイル及びその製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61163841U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-11 |
-
1992
- 1992-10-12 JP JP1992077506U patent/JP2597753Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
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---|---|---|---|---|
JPS61163841U (ja) * | 1985-03-29 | 1986-10-11 |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP6065247B2 (ja) * | 2013-02-20 | 2017-01-25 | 株式会社九州ハイテック | 積層型無機系保護コーティング塩化ビニル系タイル及びそのコーティング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597753Y2 (ja) | 1999-07-12 |
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