JPH0635429A - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御方法

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JPH0635429A
JPH0635429A JP11717093A JP11717093A JPH0635429A JP H0635429 A JPH0635429 A JP H0635429A JP 11717093 A JP11717093 A JP 11717093A JP 11717093 A JP11717093 A JP 11717093A JP H0635429 A JPH0635429 A JP H0635429A
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JP
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JP11717093A
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Inventor
Yoshikazu Shibamiya
芳和 柴宮
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力データの濃度を保存できるとともにモア
レやミミズ状のノイズの発生を防止することができる表
示制御装置及び方法の提供。 【構成】 ある画面のデータを誤差拡散法によって2値
データに変換する際、それ以前の画面を2値化した時に
発生したNVRAM206〜208に格納されている誤
差データを考慮して2値化処理を行ない、その画面の2
値化時に発生した誤差データをそれ以降の画面へ拡散す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は表示制御装置及び表示制
御方法に関し、特に表示装置に対し、入力データを2値
又は多値データに量子化処理して送出する表示制御装置
及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ワードプロセッサ、パソコン、ワークス
テーションといった文書、画像等の情報処理装置には、
表示装置は欠かせない。
【0003】昨今、情報のマルチメディア化、前記情報
処理装置の処理能力の向上等で、表示装置には、より多
くの情報を表示させる必要が出てきた。
【0004】このため、表示装置も、白黒2値表示だけ
のものから、中間調、フルカラー、動画対応が必要とな
ってきている。
【0005】一方で、ダウンサイジング、技術の進歩に
伴う装置コストの低下、オフィス環境の向上といった面
から、前記情報処理装置のデスクパーソナル化、すなわ
ち、一人に一台の傾向が強まりつつあり、オフィススペ
ースの有効活用の点から、装置の小型、薄型化が望まれ
ている。
【0006】従来より、これら表示装置として、ブラウ
ン管表示装置(以下、CRTと略す)や、液晶表示装置
(以下、LCDと略す)等が使用されてきた。
【0007】このうち、前者のCRTは、表示能力は非
常に高いが大きさの点で難があり、一方、後者のLCD
にはいくつかのタイプがあり、全般に薄型化は可能なも
のの、それぞれいくつかの問題点がある。
【0008】表示能力の高いものとして、1画素ごとに
駆動素子を有するTFT液晶表示装置があるが、駆動素
子を液晶ガラス表面に搭載するために、開口率が低くな
り画面が暗いといった問題点があった。又、歩留が悪く
大型化、高精細が困難といった問題点、コストが高い等
の問題点があった。このためTFT液晶表示装置は、情
報処理装置の表示装置としては、まだ一般的ではない。
【0009】現在主に使用されている、単純マトリクス
型のSTN液晶表示装置は、2値化表示のものが主であ
り、コントラストが悪い、クロストークが発生する、視
野角が狭い、といった表示能力の面でも問題点があっ
た。
【0010】また単純マトリクス型の中でもメモリ性を
有する強誘電性液晶セルを使用したものとして、強誘電
性液晶表示装置(以下、FLCDと略す)があり、コン
トラスト、視野角、クロストークといった問題はない
が、現在の段階では2値化表示しか行なうことができな
いといった欠点がある。
【0011】そこで、表示される画像信号を2値化する
際、何らかの画像処理を行い、表示される画像全体とし
て擬似的に中間調表現ができれば、前記LCD、FLC
Dにおいて、表示能力向上という観点から、非常に有効
である。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】中間調を2値化表
現する手法として、濃度保存型の2値化方法である誤差
拡散法などが知られている。しかしながら、これらの手
法は、2値化の際、分解能の低下、モアレや、ミミズ状
のノイズの発生等の問題がある。また、従来のこれらの
手法は、静止画に適用されているもので、動画の様に連
続して変化する画面に対して、すなわち時系列方向に変
化する画像に対しては、ほとんど考慮されていないた
め、前記モアレやノイズが、目につきやすくなるという
問題点があった。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来技
術の欠点を除去するものであり、高画質な動画像を表示
装置へ表示することができる表示制御装置及び方法の提
供をするものである。
【0014】つまり本発明はある画面のデータを誤差拡
散法によって2値データに変換する際、それ以前の画面
を2値化した時に発生した誤差データを考慮して2値化
処理を行ない、その画面の2値化時に発生した誤差デー
タをそれ以降の画面へ拡散することにより、入力データ
の濃度を保存できるとともに、モアレやミミズ状のノイ
ズの発生を防止することができる。
【0015】又本発明はある画面のデータを2値化処理
する際発生する2値化誤差をそれ以降処理される画面に
拡散し濃度を保存するので、階調性に優れ、更には分解
能を向上した高画質な画像を得ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参考し、本発明の実施例につい
て説明する。
【0017】図1は、本発明一実施例の全体を示すシス
テムブロック図である。
【0018】図1において、11は、後述のメモリ及び
インターフェイスからのプログラム、情報に基づき、シ
ステム全体の制御を行うプロセッサ、いわゆるCPUで
ある。
【0019】12は、メインメモリであり、121はC
PU11が実行するプログラム及び図4に示す制御手順
のプログラムや処理に必要な初期値などのテーブルが記
憶されているROM(読み出し専用メモリ)である。な
お、予めROMに格納しているプログラムの他、外部メ
モリインタフェ−スからのプログラムをRAMに読み込
み、そのプログラムを実行するようにしてもいい。12
2はCPU11が実行するプログラムの記憶、実行の際
の各種データ等を一時記憶しておくワーク領域として用
いられる、RAM(読み書き可能メモリ)122であ
る。
【0020】13は、CPU周辺制御回路であり、メイ
ンメモリ12間、及びメインメモリ12と後述本システ
ム各種構成要素間等のデータ転送を、CPU11を介さ
ずに行うための、DAMC(Direct memory access con
toroler)131と、メインメモリ12や各種割り込み
等の制御を行う、周辺制御回路132から成る。
【0021】14は、各種文字情報、制御情報を入力す
るための、キーボード、15は、ポインティングデバイ
スとしてのマウスであり、16は、これらキーボード1
4、マウス15の制御、並びに信号接続を行うためのキ
ー入力インターフェイスである。
【0022】17は、主に、静止画像情報を本体システ
ム内に入力するための、スキャナ機器、18は、動画、
静止画等の画像情報をビデオ信号として発生させる、テ
レビ、VTR等のビデオ機器、19は、前記スキャナ機
器17、ビデオ機器18の制御、及び該機器からの信号
を本体システム内に取り込むための画像入力インターフ
ェイスである。
【0023】20、21は、外部記憶装置としてのフロ
ッピーディスク装置、及びハードディスク装置、22
は、前記該外部記憶装置の制御、並びに本体システム内
との信号接続するための外部メモリインターフェイスで
ある。
【0024】23は、出力装置としてのレーザービーム
プリンタ、インクジェットプリンタ等のプリンタ機器、
25は、該プリンタ機器23の制御、並びに本体システ
ム内との信号接続するためのプリンタインターフェイス
である。
【0025】26は、電話回線等の公衆通信回線、27
は、イーサネット等のLAN(Local area network)、
28は、電話回線26、LAN27と本体システムを接
続するための通信、ネットワークインターフェイスであ
る。
【0026】29は、上記以外の各種入出力装置、30
は、これら入出力装置29と本体システムを接続するた
めのI/Oインターフェイスである。
【0027】32は、FLCD、LCD等の表示装置で
あり、本システムでは、横P画素、縦Q画素、画面全体
でP×Q画素を有するモノクロ2値化表示装置である。
【0028】33は、本体システムからの信号を画像と
して該表示装置32に表示させるための表示装置インタ
ーフェイスである。
【0029】L1は、前記各種機器、装置間の信号接
続、制御を行う、アドレスバス、データバス、コントロ
ールバスからなるシステムバスである。
【0030】この中で、表示装置インターフェイス33
が入力する表示情報は、1画素当たり8bitのデータ
長で構成されており、0〜1までの(28 −1)段階の
中間調を表現できるようになっている。
【0031】従って、表示装置インターフェイス33で
は1画素8bitの情報量を1画素1bitの2値デー
タに変換しFLCD32へ送出する。
【0032】なお、前記1画素8bitの表示情報は、
キーボード14、マウス15、スキャナ17、ビデオ機
器18、フロッピーディスク20、ハードディスク2
1、公衆回線26、ネットワーク27等からの各種文
字、画像、制御情報を元に、CPU11によって処理、
あるいは、DMAC131によって直接、8bitの画
素データとしてL1を通して表示装置インターフェイス
33に送られる。
【0033】図2は、表示装置インターフェイス33の
詳細を示すブロック図である。
【0034】図のごとく、該インターフェイスは、大き
く分けると、表示RAM部2A、2値化制御部2B、表
示制御部2Cからなる。
【0035】201、202は、それぞれ、一画素あた
り8bitの表示データを一画面分記憶可能なRAM
(以下、NVRAMと略す)、NVRAMa、NVRA
Mbであり、表示装置の画素と1対1で対応するいわゆ
るビットマップRAM構成となっている。この2組のN
VRAMのうち、ひとつは、L1本体システムバスに接
続し、本体システムからの表示データの書き込みを行な
う。又もう一方のNVRAMは、2値化制御部2Bに接
続されるバスL21、L22に接続され、2値化制御回
路への表示データの転送に使用される。
【0036】また、この2組のNVRAMは、本体シス
テムからのシステムバスL1、及び、後述アドレス及び
コントロールバス制御回路205からの制御によって、
適時、交互に切り替えながら使用する。
【0037】203、204は、前記NVRAMa、N
VRAMbを本体システムバスL1と、2値化制御部に
接続されるL21、L22に切り替えて接続するための
それぞれ、アドレス及びコントロールバス切り替え回
路、データバス切り替え回路である。
【0038】L21、L22は、2値化制御部2Bにお
けるそれぞれ、アドレス・コントロールバス、データバ
スである。
【0039】なお、データバスL22は、0〜(28
1)までの中間調を表現するための8bitの表示デー
タバスである。
【0040】205は、アドレス及びコントロールバス
制御回路(以下、A&CCと略す)であって、後述誤差
VRAM、及び1bitVRAMの読み出し書き込みア
ドレスの生成、並びに2値化制御回路各種バスの切り替
え制御、タイミング供給等を行っている。
【0041】206、207、208は、前記8bit
表示データを’0’か、’1’かの2値情報に変換した
際に生じる誤差(2値化誤差)を、画素ごとに記憶する
8bit長の誤差ビットマップRAM(以下、EVRA
Mと略す)、EVRAMa、EVRAMb、EVRAM
cである。
【0042】なお、該2値化誤差データは、0〜±(2
8-1 −1)の範囲で、負数は2の補数表現されている。
【0043】なお、信号レベルが0≦u≦1である信号
を0か1に2値化すると、u、あるいは、u−1の誤差
を生じる。これを「2値化誤差」と呼ぶ。
【0044】L24、L25、L26は、前記EVRA
Ma,206、EVRAMb,207、EVRAMc,
208、に対応する8bitのデータバスである。
【0045】209は、バス切り替えスイッチであっ
て、前記データバスL24、L25、L26と、同じく
8bitのデータバスであるL27、L28、L29
を、前記A&CC205からの制御信号によって、ロー
テーションするように接続切替を行っている。
【0046】210、211もバス切り替えスイッチで
あって、バス切替スイッチ209同様、前記A&CC2
05からの制御信号によって、図2に示されるごとくバ
ス切替を行っている。
【0047】212は、データ切換スイッチ204から
データバスL22を介して送られてきた8bit符号無
し表示データと8bit符号付き2値化誤差データを共
に9bit符号付きデータに変換するbit付加器であ
る。
【0048】213、214は、共に2入力加算器であ
る。
【0049】215、216は、A&CC205から供
給されるタイミング信号(後述図3、TCK信号)によ
って制御される、エッジホールド型のラッチ回路であっ
て、前記タイミング信号の立ち上がりエッジでサンプリ
ングされる。
【0050】L31は、前記加算器213の加算結果を
ラッチ回路215を通した9bit表示データであり、
このデータが、2値化のための表示データとなる。
【0051】217は、比較器であって、前記ラッチ2
15からデータバスL31を介して送られてきた9bi
t表示データと固定値28-1 を比較し、表示データ<2
8-1であれば、’0’を、28 +28-1 >表示データ≧
8-1 であれば、’1’を出力する。
【0052】218は誤差演算回路であって、前記ラッ
チ215からの出力と比較器217からの比較結果に基
づいて8bit符号付き2値化誤差を算出し、L32上
へ出力する。
【0053】219、220は、8bit符号付き重み
付け演算回路であって、誤差演算回路218からの誤差
データにそれぞれ1/4、3/4の重み付けを行う。
【0054】221は、2値化された表示情報を記憶す
るビットマップのビデオRAM(以下、1bVRAMと
略す)である。
【0055】222は、比較器217からの出力データ
のbVRAM221への書き込み、後述表示制御部2C
への2値化表示データの転送、及びこれらの調停を行
う、VRAM制御回路(以下、1bVRAMCと略す)
である。
【0056】2Cは、表示制御回路であって、表示器3
2から表示要求信号を受けて、1bVRAM221から
表示データを読み出し、表示器32へ転送する。
【0057】次に、図3について説明する。
【0058】図3はアドレス・コントロールバスL21
中の信号のデータのタイミングを示した図である。
【0059】TCKは、2値化制御部2Bの動作のため
の基本クロックであり、他の信号、バス等はすべてこれ
を基準にして動作している。
【0060】VRAMアドレスは、前記、NVRAMa
(または、b202)、EVRAMa206〜c20
8、1bVRAM221をアクセスするためのアドレス
である。
【0061】EVRAMR/Wは、前記EVRAMa2
06〜c208からデータの読み出し及びEVRAMa
206〜c208へのデータ書き込みを制御するための
制御信号であり、論理レベル’1’で読み出し、’0’
で書き込みとなる。
【0062】かかる構成からして成る実施例の動作につ
いて、本発明にかかわる表示器インターフェイス装置3
3を中心にして、図3、A&CCより発生するアドレス
バス信号、及びタイミング信号、並びに図4のフローチ
ャートを使って説明する。
【0063】なお、本体システム立ち上げ後、表示動作
開始前に、CPUによりNVRAMa201、b20
2、EVRAMa206〜c208、1bVRAM22
1、ラッチ回路215、216の内容をすべて初期化
し、クリアする(’0’となっている)。(図4.S
1)
【0064】次に、BUS切換回路209はデータバス
L24とデータバスL27、データバスL25とデータ
バスL28、データバスL26とデータバスL29を接
続し、SW210をbit付加器212側に、SW21
1をオープンにする(図4.S2)。
【0065】前述したごとく、本システムにおける8b
it表示データは、8bitの画素データとしてシステ
ムバスL1を通して表示装置インターフェイス33に送
られる。
【0066】NVRAMa201及びNVRAMb20
2は、システムバスL1、及びA&CC205からのコ
ントロールデータによって一方は、本体システムのシス
テムバスL1側に、もう一方は、2値化制御回路2B側
に接続されており、送られてきた表示データは、システ
ムバスL1に接続されているNVRAMa201また
は、NVRAMb202に書き込まれる(図4.S
3)。
【0067】一方、A&CC205は、システムバスL
1及び2値化制御部バスL21を監視しており(図4.
S4)、本体システムが、NVRAMa201またはN
VRAMb202)に表示画面全画素(表示1画面)の
書き込みを終了すると、NVRAMa201または、N
VRAMb202の接続を切り替える(図4.S5)。
(なお、システムバスL1からの新たな8bitデータ
は、切り替えの後はもう一方のNVRAMへ書き込まれ
る。)
【0068】これによって、2値化制御部2Bが動作を
開始する。
【0069】まず、VRAMアドレスを’0’にセット
し、図3のごとく、TCKの立ち下がりでアドレス・コ
ントロールバスL21にセットされたアドレス値を出力
する(図4.S7)。
【0070】TCKが’0’レベルになると、まず、N
VRAMa201(またはb202)に前記本体システ
ムより書き込まれた8bit表示データを読み出しL2
2に出力する。また、EVRAMa206〜c208か
ら2値化誤差データを読み出しそれぞれ対応するバス、
L24〜L26に出力する。この際、L24上のEVR
AMa206の2化値誤差データは、バス切り替え回路
209により、L27、SW210を経由し、bit付
加回路212へ入力される。一方、L25上のEVRA
Mb207の2値化誤差データも、バス切り替え回路2
09により、L28を経由しラッチ回路216へ入力さ
れている(図4.S8)。
【0071】さらに、L22上の8bit表示データと
L24上の2値化誤差データは、bit付加器212に
入力され、共に9bitデータになり、加算器213に
よって加算されL30を経由し、ラッチ回路215に入
力される(図4.S9)。
【0072】そして、TCKの立ち上がりにおいて、ラ
ッチ回路215がラッチ動作し、前記L22上の8bi
t表示データとL24上の2化値誤差データの加算結果
がL31上に出力される。又ラッチ回路216がラッチ
動作し、EVRAMb207の2値化誤差データが、加
算器214へ入力される(図4.S10)。
【0073】TCKが’1’レベルになると、EVRA
Ma206〜c208へのデータの読出し、書き込みを
示すEVRAMR/W信号を’1’から’0’にし、読
み出しから書き込みに制御を移すと共に、SW210の
L27を、bit付加器212側から’0’側に、SW
211のL28を、オープンから加算器214の出力側
に、それぞれ接続切り替えを行う(図4.S11)。そ
れと同時に、L31上の9bit表示データは、比較器
217で閾値28-1 と比較され、その大小によって、’
0’か、’1’に2値化され、この情報を元に誤差演算
回路218が動作し、L32上に、8bit符号付き2
値化誤差データを出力する(図4.S12)。
【0074】L24には、SW210、L27、バス切
り替えスイッチ210を経由し、’0’が出力され、E
VRAMa206へ書き込まれる(図4.S13)。す
なわち、EVRAM1の該データは、クリアされる。
【0075】L25には、ラッチ216の出力、すなわ
ちEVRAMb207に書き込まれていた2値化誤差デ
ータと、今回重み付け回路219によって演算された3
/4に重み付けされた8bit符号付き2値化誤差デー
タが、加算器214によって加算され、加算された値
が、SW211、L28、バス切り替えスイッチ209
を経由し出力され、EVRAMb207に書き込まれる
(図4.S14)。
【0076】また、L26には、今回重み付け回路22
0によって演算された1/4に重み付けされた8bit
符号付き2値化誤差データが、L29、バス切り替えス
イッチ209を経由し出力されており、EVRAMc2
08にはこの値が書き込まれる(図4.S15)。
【0077】一方、比較器217によって2値化された
1bitの表示データは、1bVRAMC222によっ
て、制御され、1bVRAM221に書き込まれ、表示
制御回路2Cによって表示器32に表示される(図4.
S16)。
【0078】そして、A&CC205は、VRAMアド
レスが表示全画素数に達しているかどうか、すなわち1
画面分の表示データを2値化し、表示したかを監視して
おり(図4.S17)、達していなければ、VRAMア
ドレスをインクリメント(図4.S19)して図4.S
8に戻り、VRAMアドレスが表示全画素数に達するま
で同じ動作を繰り返すことで、1画面分の表示データの
2値化、及び表示を終了する。
【0079】この時点すなわち、1画面目の2値化終了
時のEVRAMの内容は、EVRAMa206の内容
は、すべて’0’、EVRAMb207の内容は、1画
面目の2値化誤差×3/4 EVRAMc208の内容は、1画面目の2値化誤差×
1/4となっている。
【0080】VRAMアドレスが表示全画素数に達する
と、A&CC205は、バス切り替え回路209を制御
し、図2において、一番上のEVRAMa206を一番
下に移動し、その他のEVRAMb207、c208を
ひとつづつ上に来るように切り替える。即ちL25をL
27に、L26をL28に、L24をL29に接続する
(図4.S18)。そして、図4.S3に戻り、本体シ
ステムからの2画面目の表示データをNVRAMへ書き
込みその書き込み終了を検出して、図4.S4〜図4.
S19を繰り返す。
【0081】この2画面目の2値化のためのL31上の
表示データは、L25がL27に接続されていることか
ら、切り替えられた2画面目のNVRAMb202(ま
たはa201)の表示データにEVRAMb207の内
容(1画面目の2値化誤差×3/4)を加算した内容に
なっている。
【0082】つまり、2画面目の2値化のための表示デ
ータ(L31)= 2画面目の表示データ+ 1画面目
の2値化誤差データ×3/4となす。
【0083】また、2画面目の2値化終了時のEVRA
Mの内容は、EVRAMb207の内容は、すべて’
0’、EVRAMc208の内容は、1画面目の2値化
誤差データ×1/4+ 2画面目の2値化誤差データ×
3/4 EVRAMa206の内容は、2画面目の2値化誤差デ
ータ×3/4となっている。
【0084】VRAMアドレスが表示全画素数に達し2
画面目の処理が終了すると、BUS切換回路209は1
画面目の処理終了時と同じようにBUSの切換えを行な
う。つまりBUS切換回路209はL26をL27に、
L24をL28に、L25をL29に接続するように切
り替え、3画面目の2値化動作を開始する。
【0085】これを繰り返していくと、ある時間tM
M画面目の2値化のための表示データは、M画面目の2
値化のための表示データ= M画面目の表示データ+
(M−1)画面目の2値化誤差データ×3/4 + (M−2)画面目の2値化誤差データ×3/4とな
る。
【0086】また、M画面目の2値化終了時の3組のE
VRAMの内容は、すべて’0’、(M−1)画面
目の2値化誤差データ×1/4+ M画面目2値化誤差
データ×3/4 M画面目の2値化誤差データ×1/4となる。
【0087】従ってM画面目のデータを2値化する時に
は、tM-1 、tM-2時のM−1、M−2画面目の2値化
誤差が拡散されていることになる。そして、tM 時のM
画面目のデータを2値化する時に発生した2値化誤差
は、tM+1 、tM+2時のM+1、M+2画面目まで拡散
される。
【0088】前記実施例における、表示器は、LCDで
あるが、本発明はCRT表示器にも用いることが可能で
ある。
【0089】又本実施例においては、2値化誤差は2画
面先まで拡散させたが、これは、1画面先だけであって
も、あるいは3画面以上先までであってもかまわない。
【0090】また、重み付けは、1/4、3/4以外で
あってもさしつかえない。
【0091】又本発明における本データと誤差データの
演算は単なる加算を行ったが、これは、他の演算でも構
わない。
【0092】本実施例では入力データが1色、即ちモノ
クロ表示の場合を説明したがR,G,Bの3色の入力デ
ータに対して夫々上述の処理を行なうことによりカラー
表示することも可能である。
【0093】これは、図2に示した回路をR,G,Bそ
れぞれの入力データに対し設けることにより実現でき
る。
【0094】また、LCD表示装置は、上述の強誘電液
晶素子を有するものに限らず、いせゆるTFT方式の液
晶表示装置であってもよい。
【0095】また、本実施例に使用可能な中間調処理
は、誤差拡散法に限らず、平均誤差最小法、平均濃度保
存法等を用いてもよい。入力データを量子化した際に発
生する誤差を補正する手段を有するものを用いてもよ
い。
【0096】また、本実施例では、入力データを2値デ
ータに変換する例を説明したが、LCD又はCRTが1
画素に対し2より大きいマルチレベルの階調を表示可能
な場合は、入力データをLCD又はCRTが表示可能な
マルチレベルデータに量子化し、その量子化の際発生す
る誤差データをその画面以降のデータに拡散するように
すればよい。
【0097】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、ある
画面のデータを誤差拡散法によって2値データに変換す
る際その画面以前の画面を2値化した時に発生した誤差
データを考慮して2値化処理を行ない、その画面の2値
化時に発生した誤差データをその画面以降の画面へ拡散
するので、入力データの濃度を保存しつつ、かつ、モア
レやミミズ状のノイズの発生を防止した、高画質な表示
画像を得ることができる。
【0098】また、ある一画面内で2値化誤差を補正す
る場合、階調性を向上できる反面分解能が劣るといった
欠点があるが、本発明によれば、2値化誤差をそれ以降
処理される複数の画面に拡散し、濃度を保存するので、
階調性に優れ、更には分解能を向上した高画質な画像を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるシステム構成を示したブロック
図。
【図2】図1の表示装置インターフェイス33の詳細を
示したブロック図。
【図3】表示装置インターフェースで用いられる信号を
示したタイムチャート。
【図4】本実施例の表示動作を示したフローチャート。
【符号の説明】
33 表示器インターフェース 201,202 NVRAM 206,207,208 NVRAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の時間に入力した第M画面の画像デ
    ータを量子化する量子化手段と、 前記量子化手段による量子化により発生する誤差データ
    を演算する演算手段と、 前記量子化手段により量子化されたデータを表示装置へ
    送出する手段と、 前記誤差データを格納する格納手段と、を有し、 前記量子化手段は第2の時間に入力した第M+1画面の
    画像データを量子化する際、前記格納手段に格納されて
    いる誤差データを用いて量子化処理を実行することを特
    徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 前記量子化手段は画像データを2値デー
    タ又は多値データに量子化し、前記演算手段は入力画像
    データと2値データ又は多値データとの差を演算するこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  3. 【請求項3】 前記格納手段は第2の時間に入力した第
    M+1画面の画像データに拡散する誤差データを格納す
    る第1メモリと、第3の時間に入力した第M+2画面の
    画像データに拡散する誤差データを格納する第2メモリ
    からなることを特徴とする請求項1記載の表示制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記表示装置は強誘電性液晶表示装置で
    あることを特徴とする請求項1記載の表示制御装置。
  5. 【請求項5】 多値の画素データを入力しこれを2値の
    画素データとして出力する表示制御装置において、 多値の画素データを2値化する際生じる2値化誤差を算
    出するための2値化誤差算出手段と、 前記2値化誤差を記憶する2値化誤差記憶手段と、 入力された第M画面の多値の画素データと前記2値化誤
    差記憶手段に格納されている少なくとも第M−1画面の
    2値化により発生した誤差データを演算するデータ演算
    手段と、 前記データ演算手段からのデータを2値化する2値化手
    段とを有することを特徴とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】 多値の画素データを入力しこれを2値の
    画素データとして出力する表示制御方法において、 多値の画素データを2値化する際生じる2値化誤差を算
    出するための2値化誤差算出ステップと、 前記2値化誤差を2値化誤差記憶手段に記憶するステッ
    プと、 入力された第M画面の多値の画素データと前記2値化誤
    差記憶手段に格納されている少なくともM−1画面の2
    値化により発生した誤差データを演算するデータ演算ス
    テップと、 前記データ演算ステップからのデータを2値化する2値
    化ステップとを有することを特徴とする表示制御方法。
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