JPH0635225U - 立体交差型生産ライン - Google Patents

立体交差型生産ライン

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JPH0635225U
JPH0635225U JP7316792U JP7316792U JPH0635225U JP H0635225 U JPH0635225 U JP H0635225U JP 7316792 U JP7316792 U JP 7316792U JP 7316792 U JP7316792 U JP 7316792U JP H0635225 U JPH0635225 U JP H0635225U
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JP
Japan
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production line
sub
main
lines
inspection
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Withdrawn
Application number
JP7316792U
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English (en)
Inventor
真吾 深津
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長いタクト時間を要する処理が混在する場合
にも、生産ライン全体として所定のタクト時間を得るこ
とのできる生産ラインを提供する。 【構成】 1本の主生産ライン11と立体交差する2本
以上の副生産ライン12a〜dを設け、交点に搬送ロボ
ット13a〜dを設置する。また各副生産ラインの一端
には検査装置14a〜dを、他端には滞留場所15a〜
dを設置する。生産物が交点に到達すると搬送ロボット
は生産物を主生産ラインから副生産ラインに搬送し、検
査装置での検査が開始される。即ち副生産ラインでは同
一の処理が平行して行われるため、全体としてのタクト
時間は短縮される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はいわゆる生産ラインに係わり、特に1本の主生産ラインと2本の副生 産ラインとを立体交差させた立体交差型生産ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】
大量生産のために、いわゆる流れ作業を行うための生産ラインを使用すること は公知である。 この生産ラインに沿って、例えばプリント基板に部品を搭載するマウンタ、フ ローソルダリングを行うための半田槽、部品を取り付けた状態のプリント基板の 機能を検査する検査装置等が配置され、各処理が直列的に実行される。
【0003】 従って、各処理に要する時間(タクト時間)がほぼ同一であれば、生産ライン 全体のタクト時間も同一となる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、特定の処理、例えば検査処理だけが長時間を要する場合には、 生産ライン全体のタクト時間は特定処理のタクト時間によって拘束されることと なり、他の処理では待ち時間が発生することとなる。 本考案はかかる問題点に鑑みなされたものであって、長いタクト時間を要する 処理が混在する場合にも、生産ライン全体として所定のタクト時間を得ることの できる生産ラインを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の考案にかかる立体交差型生産ラインは、1本の主生産ラインと、1本の 主生産ラインと立体的に交差する2本以上の副生産ラインと、2本以上の副生産 ラインと主生産ラインとの各交点に設置され主生産ラインから各2本以上の副生 産ラインへおよび各2本以上の副生産ラインから主生産ラインへ生産物を搬送す る2台以上の搬送ロボットと、を具備する。
【0006】 第2の考案にかかる立体交差型生産ラインは、各2本以上の副生産ラインの各 2本以上の副生産ラインで処理するための生産物に対する処理装置が配置される 方向と1本の主生産ラインとの交点に対して反対方向に各2本以上の副生産ライ ンでの処理の結果発生した不良生産物を一時的に滞留させる滞留場所を設置する 。
【0007】
【作用】
第1の考案にかかる立体交差型生産ラインにあっては、長いタクト時間を要す る処理に対しては主生産ラインと立体交差する複数本の副生産ラインで複数の生 産物が同時に処理される。 第2の考案にかかる立体交差型生産ラインにあっては、副生産ラインの処理が なされる方向と反対側に、副生産ラインで発生した不良生産物を滞留させる滞留 場所を設置する。
【0008】
【実施例】
図1は本考案にかかる立体交差型生産ラインの実施例の斜視図であって、1本 の主生産ライン11と、この1本の主生産ライン11と立体的に直交交差する4 本の副生産ライン12a、12b、12cおよび12dとから構成されている。 主生産ライン11と4本の副生産ライン12a、12b、12cおよび12d との交点には、生産物であるプリント基板を主生産ライン11から44本の副生 産ライン12a、12b、12cおよび12dへ、あるいは逆方向へ搬送する4 台の搬送ロボット13a、13b、13cおよび13dが設置されている。
【0009】 なお各副生産ライン12a、12b、12cおよび12dの一端には4台の基 板検査装置14a、14b、14cおよび14dが、そして主生産ライン11と の交点に関して反対側にある他の一端には検査装置によって不良と判定されたプ リント基板を一時的に滞留させる4台の滞留ステーション15a、15b、15 cおよび15dが設置される。
【0010】 即ち副生産ライン12a、12b、12cおよび12dで実施される検査工程 は主生産ライン11で実行される他の処理に比較して約3倍のタクト時間を要す る場合を想定している。 主生産ライン11はプリント基板(図示せず)を搭載して矢印P方向に移動す るものとし、副生産ライン12a、12b、12cおよび12dは状況に応じて 矢印QあるいはRの方向に移動する。
【0011】 いま全ての副生産ライン12a、12b、12cおよび12dが空であって、 プリント基板が順次主生産ライン11上を流れてくる場合には、第1のプリント 基板が第1の搬送ロボット13a上に到達すると、第1の搬送ロボット13aは プリント基板を第1の副生産ライン12aに搬送する。 第1の副生産ライン12aに搬送された第1のプリント基板は矢印Q方向に移 動し、第1の検査装置14aで検査が開始される。
【0012】 第1の検査装置14aが検査中に主生産ラインを流れてきた第2のプリント基 板は、第2の副生産ライン12bによって第2の検査装置14bで検査される。 同様に主生産ライン11を流れてきたプリント基板は第3および第4の検査装 置で検査がなされる。 そして検査が完了すると、プリント基板は副生産ライン(12a〜dのいずれ か)上を矢印Rの方向に移動し、搬送ロボット(13a〜13dのいずれか)に よって主生産ライン11に戻され、空いた検査装置(14a〜14dのいずれか )には次のプリント基板が装着される。
【0013】 即ち各検査装置(14a〜14dのいずれか)での検査所要時間にバラツキが 発生した場合にも、空いた検査装置(14a〜14dのいずれか)に順次プリン ト基板を装着することによって、検査工程のタクト時間を略所定時間に維持する ことが可能となる。 図2は立体交差型生産ラインのX−X局部断面図、図3は立体交差型生産ライ ンのY−Y局部断面図であって、主生産ライン11および副生産ライン12aは 、それぞれ2本の平行ベルトであって、プリント基板は平行ベルト上に搭載され て移動する。
【0014】 なおプリント基板は矩形であって、主生産ライン11のベルト間幅は短辺と等 しく、また副生産ライン12aのベルト幅は長辺と等しく設定されている。 副生産ライン12aは主生産ライン11上に所定の間隔をおいて交差している おり、交点には搬送ロボット13aが設置される。 搬送ロボット12aは回転可能な軸12a1の上端にプリント基板を把持する エレベータ12a2が設けられており、エレベータはレベル1〜5のレベルで停 止することが可能である。
【0015】 通常はエレベータ12a2はレベル1のスタンバイ状態にあるが、プリント基 板が交点に到達したことが検出されると、レベル2まで上昇してプリント基板を 把持する。 把持後主生産ライン11と副生産ライン12aとの間のレベルであるレベル3 まで上昇し、そのレベルで90度回転する。
【0016】 その後副生産ライン12aより上のレベル4に上昇後90度回転し、レベル5 に下降してプリント基板を副生産タイン12aに搭載する。その後エレベータ1 2a2はレベル1に復帰して、スタンバイ状態となる。 副生産ライン12aでの検査が完了すれば、逆の動作によってプリント基板は 副生産ライン12aから主生産ラインに戻される。
【0017】 なお検査装置14aでの検査の結果、不良と判断されたプリント基板は主生産 ライン11に戻さずに取り除く必要があるが、取り除きに要する待ち時間を節約 するために副生産ライン12aの搬送ロボット13aに関して検査装置14aの 反対側に滞留ステーション15aを設置することも可能である。 即ち検査装置14aで不良と判断された場合は、プリント基板は副生産ライン 12aで矢印R(図1)方向に搬送ロボット13aを越えて移動し、滞留ステー ション15aに送られる。
【0018】 滞留ステーション15aに移動が完了すれば、副生産ライン12aは空き状態 となり、次のプリント基板を取り込むことが可能となる。
【0019】
【考案の効果】
第1の考案にかかる立体交差型生産ラインによれば、主生産ラインにタクト時 間の長い処理が混在しても、立体交差する副生産ラインを複数本設置することに より生産ライン全体として所定のタクト時間を得ることが可能となる。 第2の考案にかかる立体交差型生産ラインによれば、副生産ラインで不良品が 発生した場合にも、滞留場所に一時的に滞留させることにより全体のタクト時間 をより短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案にかかる立体交差型生産ラインの
斜視図である。
【図2】図2は本考案にかかる立体交差型生産ラインの
X−X局部断面図である。
【図3】図3は本考案にかかる立体交差型生産ラインの
Y−Y局部断面図である。
【符号の説明】
11…主生産ライン 12a〜d…副生産ライン 13a〜d…搬送ロボット 14a〜d…検査装置 15a〜d…滞留場所

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本の主生産ラインと、 前記1本の主生産ラインと立体的に交差する2本以上の
    副生産ラインと、 前記2本以上の副生産ラインと前記主生産ラインとの各
    交点に設置され、前記主生産ラインから各前記2本以上
    の副生産ラインへおよび各前記2本以上の副生産ライン
    から主生産ラインへ生産物を搬送する2台以上の搬送ロ
    ボットと、を具備することを特徴とする立体交差型生産
    ライン。
  2. 【請求項2】 前記各2本以上の副生産ラインの前記各
    2本以上の副生産ラインで処理するための生産物に対す
    る処理装置が配置される方向と、前記1本の主生産ライ
    ンとの交点に対して反対方向に、前記各2本以上の副生
    産ラインでの処理の結果発生した不良生産物を一時的に
    滞留させる滞留場所を設置することを特徴とする立体交
    差型生産ライン。
JP7316792U 1992-10-20 1992-10-20 立体交差型生産ライン Withdrawn JPH0635225U (ja)

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JPH0635225U true JPH0635225U (ja) 1994-05-10

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JP7316792U Withdrawn JPH0635225U (ja) 1992-10-20 1992-10-20 立体交差型生産ライン

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170136634A (ko) * 2015-04-15 2017-12-11 익슬론 인터나치오날 게엠베하 전자 부품을 테스트하는 방법

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Effective date: 19970306