JPH06351016A - テレビ会議装置の遠隔制御方法および遠隔制御装置 - Google Patents

テレビ会議装置の遠隔制御方法および遠隔制御装置

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JPH06351016A
JPH06351016A JP5159949A JP15994993A JPH06351016A JP H06351016 A JPH06351016 A JP H06351016A JP 5159949 A JP5159949 A JP 5159949A JP 15994993 A JP15994993 A JP 15994993A JP H06351016 A JPH06351016 A JP H06351016A
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signal
video
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JP5159949A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Haseyama
宏 長谷山
Seiji Aoki
征時 青木
Kazuhide Kubo
一英 久保
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオカメラ装置,モニタ装置に特別な改造
を行うことなく、高価な本体部分を共用できるテレビ会
議装置の遠隔制御装置を提供する。 【構成】 本体部分200Aと端末部分100Aとを無
線の伝送路で接続し、端末部分100AからPB信号を
発し、これを本体部分200Aで受信し、遠隔制御部2
06でデコードし、制御信号をつくり、これでCODE
C201およびNCU202の制御を行うとともに、映
像音声信号送信部204から受信したPB信号に対応す
るガイダンスを音声合成して送出し、端末部分100A
のモニタ装置103により確認を行う構成を特徴として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高価で大型なテレビ電
話装置を安価な市販のビデオカメラ装置等により、共用
するためのテレビ会議装置の遠隔制御方法および遠隔制
御装置に関するものである。
【0002】さらに詳しくは、ビデオカメラ装置等の端
末部分と本体部分の設置距離を離し、大型のテレビ会議
装置の本体部分である映像・音声符号化復号化装置(以
下、CODECという)、網制御装置(以下、NCUと
いう)を端末部分側からプッシュホン信号音により遠隔
制御を行うことで、大型のテレビ会議装置を、携帯型の
端末部分によって任意の場所で利用することを可能にし
たテレビ会議装置の遠隔制御方法および遠隔制御装置に
係るものである。
【0003】
【従来の技術】はじめに本発明の背景について簡単に説
明する。
【0004】映像・音声符号化復号化装置(以下、C
ODECと称する)、網制御装置(以下、NCUと称す
る)およびターミナルアダプタ(以下、TAと称する)
は(以下、これらを本体部分と称する)高価であり、個
々の端末部分に具備するのは非経済的であるという問題
点があった。
【0005】本体部分の小型化および軽量化は、現
在、各研究機関において研究が進められている段階であ
り、既に各企業等に導入されているこれらの装置は、大
型で非常に重い装置であるという欠点があった。
【0006】テレビカメラ装置,モニタ装置は小型
化,軽量化し、安価に購入できる状況にある。
【0007】従来、10人程度の会議用として据置型の
テレビ会議装置は大型であるため、会議室に固定的に設
置し、利用者は会議室へ出向いて利用していた。
【0008】図10は従来の利用手順を示すフローチャ
ートであり、(1)〜(5)は各ステップを示す。テレ
ビ会議装置を利用するには、先ず、NCU,CODEC
の電源を立ち上げ(1)、CODECを所定の設定にす
る(2)。次に、NCUに設置されたテンキーより、相
手のダイヤル番号を入力し(3)、最後に通信キーを押
すことによって相手と会議できる状態になる(4)。ま
た、会議中にもCODEC本体に設置された音声ボタ
ン,モードボタンなどを操作して設定を変更することが
できる。呼び出し後、通話が開始され、通話終了となる
(5)。
【0009】このテレビ会議装置を必要な場所あるいは
狭い場所で利用するためには、テレビカメラ装置,モニ
タ装置部分だけ延長し、NCU,CODEC,TAの制
御は本体装置側で行うしかなく、実用的ではなかった。
【0010】さらに、NCUには電話番号投入用のプッ
シュボタンが備えられているが、これらのボタンはプッ
シュホンと異なり、押した数字の判定はマトリックス回
路により判定を行うため、遠隔制御をおこなうためにキ
ー部分を延長しようとすると、マトリックス回路の各信
号線8本程度を延長する必要がある。また、マトリック
ス回路の読み取り方法はICによるキースキャン等で実
現されているため、この部分を延長すると誤動作を免れ
ず、実用的ではなかった。
【0011】マトリックス回路の説明を、従来装置のN
CUの例により説明する。マトリックス回路を図11に
示す。401はCPU,402はこのCPU401とゲ
ート回路を結ぶデータバス、403は出力ゲート回路、
404は入力ゲート回路、405はキーパッドである。
また、403−1〜403−4および404−1〜40
4−4はそれぞれ接続リードを示す。
【0012】CPU401は一定周期でキースキャンを
行う。”5”のボタンが押されていると仮定し(斜線を
施してある)動作を説明する。はじめに、接続リード4
03−1へビットを送出する状態で出力ゲート回路40
3を開き、入力データを読み取るが、”147*”ボタ
ンは押されていないためビット出力はない。次に、接続
リード403−2へビットを送出する。前回同様に読み
取ったところ、接続リード404−3にビットを検出す
る。これにより”5”のキーが押されたと判断する。以
降のキー読み取りについても同様の処理により読み取
る。
【0013】すなわち、上述したキーパッド405とマ
トリックス回路部(図示せず)間の接続線とは、接続リ
ード403−1〜403−4および404−1〜404
−4を延長することとなり、誤動作の危険性が非常に高
い。
【0014】この他、デスク上に設置でき在席のまま簡
易なミーティングを可能としたデスクトップ型の装置が
あるが、これはデスクトップ用に開発されたシステムで
あり、新たにシステム制御装置を設置する必要がある。
【0015】このように従来の技術では、ビデオカメラ
装置,モニタ装置だけ設置して会議ができるシステムは
なかった。
【0016】また、通信端末の遠隔制御という点では、
以下の例がある。
【0017】音声専用の電話機では、コードレス電話
による本体装置,携帯送受話器間の無線伝送による音声
情報,本体装置制御が行われている。また、ビジネスホ
ンに代表される局線の共用技術がある。
【0018】留守番電話の遠隔制御には、プッシュホ
ン信号音が利用されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来のテ
レビ会議装置は、大型で重い装置であるため、必要な場
所あるいは狭い場所で利用するためには、ビデオカメラ
装置,モニタ装置部分だけ延長し、NCU,CODE
C,TAの制御は本体装置側で行うしかなく、実用的で
はなかった。
【0020】さらに、NCUには電話番号投入用のプッ
シュボタンが備えられているが、この部分を延長すると
誤動作を免れず、実用的ではなかった。
【0021】また、デスクトップ型の装置は、従来装置
に対するシステム制御装置を設置するには改造範囲が膨
大なものとなり、経済的理由から実現困難であった。
【0022】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、ISDN網用の画像通信端末におい
て、安価なビデオカメラ装置,モニタ装置を用い、これ
らに特別な改造を行うことなく、高価な本体装置を共用
可能とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテレビ会議
装置の遠隔制御方法は、CODEC,NCUを有し通信
回線に接続された本体部分と、この本体部分に有線また
は無線の伝送路で接続され、受信した映像信号と音声信
号を出力するモニタ装置,映像と音声を前記伝送路に送
出するビデオカメラ装置,PB信号音を出力するPB信
号送出器とを有する端末部分とからなり、前記PB信号
を受信して制御を行う遠隔制御部を前記本体部分に備え
たテレビ会議装置の遠隔制御方法であって、前記遠隔制
御部により前記伝送路から音声信号を送受信し、受信し
たPB信号音を検出し、これをデコードして前記テレビ
会議装置を制御する所定の制御信号を検出し、前記所定
の制御信号を前記テレビ会議装置に送信して受信したP
B信号に対応した所定のガイダンスを音声合成して送出
し、前記PB信号を前記ビデオカメラ装置に入力して前
記テレビ会議装置を制御するものである。
【0024】また、本発明に係るテレビ会議の遠隔制御
装置は、伝送路と音声信号を送受信する伝送路インタフ
ェース部と、前記伝送路インタフェース部で受信したP
B信号音を検出し、前記テレビ会議装置を制御する所定
の制御信号を送出するデコーダ部と、前記所定の制御信
号を前記テレビ会議装置に送信する装置側インタフェー
ス部と、前記伝送路インタフェース部で受信したPB信
号に対応した所定のガイダンスを前記伝送路インタフェ
ース部に送出する音声合成部と、を備えたものである。
【0025】
【作用】本発明は、ISDN網用の画像通信端末におい
て安価なビデオカメラ装置,モニタ装置等を利用し、ビ
デオカメラ装置のマイク部分からプッシュホン信号音を
入力することにより、本体部分側へ取り付けた遠隔制御
部のデコーダによりPB信号音をデコードし必要な操作
を遠隔で行う。これにより、現在、各企業等に導入され
ているテレビ会議装置の据置型での使用形態の枠が外れ
ることとなり、使い勝手のよいテレビ電話として、任意
の場所でテレビ会議装置の使用が可能となり、テレビ会
議装置の効率的な運用ができる。
【0026】また、テレビ電話を使いたい場所に、ビデ
オカメラ装置とモニタ装置等を設置するだけで、COD
EC,NCU等の制御はプッシュホン信号音により遠隔
制御可能となるため、パーソナルテレビ電話を安価に構
成することが可能となる。
【0027】
【実施例】本発明の実施例について、装置を構成する各
部について説明し、次に、動作状態を説明する。
【0028】はじめに、本発明の装置構成について、全
体の構成,遠隔制御装置の構成およびプッシュホン信号
音発生器の構成の順に説明する。
【0029】図1,図2は、本発明の端末部分と本体部
分を説明する全体の構成を示す図であり、端末部分と本
体部分を無線により接続する場合を図1に、有線により
接続する場合を図2に示す。
【0030】図1は、ビデオカメラ装置,モニタ装置を
CODEC等と無線で接続した場合のテレビ会議装置の
構成である。図中、100Aは端末部分を表し、101
はビデオカメラ装置、101aは外部音声入力用のミニ
ジャック、102は前記ビデオカメラ装置101が出力
する映像音声信号をFM帯域の電波に変調するための映
像音声信号送信部、103は相手の映像音声を出力する
液晶テレビ等のモニタ装置、104はプッシュホン信号
音を発生するプッシュホン信号音発生部、104aは前
記ミニジャック101aに接続することにより端末部分
100A周辺の雑音に左右されることなくプッシュホン
信号音を、直にビデオカメラ装置101のマイクへ供給
するためのミニプラグである。
【0031】200Aは本体部分を表し、201は映像
音声信号を符号化,復号化するCODEC、202はI
SDN交換回線を制御するNCU、203は音声の入出
力時のハウリングを防止するエコーキャンセラ、204
は前記CODEC201が出力する映像音声信号をFM
帯の電波に変調するための映像音声信号送信部、205
は前記映像音声信号送信部102からFM帯域で送信さ
れる映像音声信号を受信するチューナ部、206は前記
チューナ部205により受信された音声信号に含まれる
プッシュホン信号音をデコードし、CODEC201お
よびNCU202を制御する遠隔制御部、NWは交換網
である。そして、本体部分200Aと端末部分100A
とでテレビ会議装置が構成される。
【0032】図2はテレビカメラ装置101,モニタ装
置103をCODEC201等と同軸ケーブル210で
接続した場合の構成例である。図中、図1と同じものに
は同じ符号を付してある。100Bは端末部分を表し、
105,207は映像音声信号を指定のチャンネルの周
波数に変調する映像音声変調部、106,208は前記
映像音声変調部105および映像音声変調部207の出
力信号と、モニタ装置103および映像音声受信部20
9に入力する信号の合成,分配を行うための整合分配
部、107は前記のような端末部分100Bを任意の場
所で使用を可能とするための同軸コネクタである。
【0033】200Bは本体部分を表し、207は映像
音声変調部、208は整合分配部、209は映像音声受
信部である。
【0034】次に、遠隔制御部206の構成の詳細を図
3により説明する。図3において、206は遠隔制御部
で、206aは音声信号を入力あるいは出力する伝送路
インタフェース部、206bはプッシュホン(PB)信
号音をデコードし、受信数字等を判定するPB信号音デ
コーダ部、206cは前記NCU202,CODEC2
01の操作パネル部分へ制御信号を出力するための装置
側インタフェース部、206dは遠隔制御部206全体
の制御部、206eは受信数字の確認を音声で行うため
の音声合成部、206fは通信の開始後、音声あるいは
音楽等により、遠隔制御部206が誤動作しないよう
に、予め設定する暗証番号+指示ボタンという順番でキ
ーを押さないと指示を受け付けないようにするためのI
D設定部、206gはプッシュホン信号音により遠隔制
御部で相手先番号を受信し、NCU202の全面パネル
へ設定する際”*”ボタンを続けて2回受信した場合の
み、それまでNCU202の前面パネルへ設定した相手
先番号をリセットする指示を、NCU202へ与えるた
めのリセット判定部、201aは前記CODEC201
を制御するための前面パネル、202aは前記NCU2
02を制御するための前面パネル、220は前記遠隔制
御部206とNCU202間、221は前記遠隔制御部
206とCODEC201間のインタフェースケーブル
である。そして、A1,A2,A3,B1,B2はリレ
ーコイル、a1,a2,a3,b1,b2はそれらの各
接点を示す。
【0035】また、インタフェースケーブル220は、
NCU202の前面パネル202aとNCU202を結
線している配線に分岐状態で接続し、インタフェースケ
ーブル221はCODEC201の前面パネル201a
とCODEC201とを結線している配線に分岐状態で
接続する。これにより、各前面パネル202a,201
aからのキーパッドスイッチ押し上げによるONに代わ
って、遠隔制御部206で該当スイッチをONの状態に
し、NCU202,CODEC201を制御する。
【0036】次に,プッシュホン信号音発生部104の
構成例を図4に示す。104aは図1,図2に示すミニ
プラグ、104bはダイヤルスイッチ、104cは押し
下げ状態をマトリックス回路により判定するスイッチイ
ンタフェース、104d,104eはプッシュホン信号
音の低群および高群に対応した情報としてデコードする
キーデコーダ、104f,104gはキーデコーダから
のキー情報により発信器104hより発生した3.57
9545MHzの原信号をそれぞれ分周する分周器、1
04i,104jは分周により得られたディジタル信号
をアナログ信号に変換するD/A変換器、104kはア
ナログ信号の増幅等を行いスピーカ104lおよびミニ
プラグ104aへ出力する出力回路である。また、プッ
シュ信号音発生器104として市販されているものに
は、ミニプラグへ104a信号を送出するタイプではな
いため、これを利用する場合はミニプラグへの出力部分
を追加する必要がある。
【0037】つぎに、図1,図2の実施例の動作を説明
する。本体部分200A(200B)は常時ON状態に
なっている。利用者は端末部分100A(100B)の
電源をONとし、ビデオカメラ装置101のマイク部分
にプッシュホン信号音発生部104を近づけ、通話先の
電話番号を押す。この際、端末部分周辺の音声あるいは
音楽等により、動作不良が考えられる場合は、テレビカ
メラ装置101のマイク端子(図示せず)にプッシュホ
ン信号音発生部104のミニプラグ104aを差し込む
ことも可能である。
【0038】プッシュホン信号音発生部104は12コ
のボタンで構成されているため、CODEC201,N
CU202全体の制御を行うことができない。このた
め、#キーにより2通りの機能を持つ構成としている。
プッシュホン信号音発生部104の各ボタンの役割を図
6に示す。
【0039】図6において、104Aは機能切替え前の
キー割付けを示し、104Bは機能切替え後のキー割付
けを示す。各ボタンの機能を図7および図8に示す。キ
ー割付け104Aの機能切替え前の状態では、1〜0の
ボタンは相手先電話番号の投入用であり、数字がそのま
まの意味を表している。
【0040】相手先番号投入時、例えば”1”を押すと
遠隔制御部206より「1」と音声で確認を行う。この
タイミングを図5に示す。300はキー操作後、アナウ
ンス音声が停止してから次のボタンを操作した場合であ
り、301の#キーのプッシュ信号音が止んだ時点で、
302に示すアナウンス音声「機能2に変更します」が
流れる。次に、アナウンス音声が終了する前に、次のボ
タンを押した場合のタイミングを310に示す。311
−1の*のプッシュ信号音が止んだ時点で、312−1
に示す「サブアドレ‥」のアナウンスが流れるが、31
1−2に示したように利用者が”2”の数字を押した。
これによりアナウンスは停止し次の動作に移行してい
る。
【0041】押し誤りが発生した場合には、*ボタンを
2回押すことにより、押した数字の訂正が可能である。
*1回目は「サブアドレスの設定を受け付けます」のア
ナウンスが流れる。
【0042】相手先の番号を投入後、発信したい場合
は、#キーにより面を切替え、。図6のキー割付け10
4Bの状態とする。この場合「機能2に変更します」の
アナウンスが流れる。
【0043】この後、通信のボタン、つまり”9”を押
すことによりNCU202より発信する。自分側で切断
する場合は、通信中にこのキーを押すことにより切断さ
れる。
【0044】本発明による動作状態をフローチャートで
示すと図9のようになる。なお、図9の(11)〜(2
1)は各ステップを示す。
【0045】遠隔制御部206からのCODEC20
1,NCU202制御は、前述したとおりインタフェー
スケーブル220,221を介して行うため、プッシュ
ホン信号音により入力されたものは、即座にNCU20
2,CODEC201に設定される。遠隔制御部内20
6では、プッシュホン信号音による選択内容を蓄積しな
い。また、入力確認の合成音声は、映像音声信号送信部
102によりモニタ装置103などへ送られる。図10
の従来例のフローチャートと比較すると、ステップ
(1),(2)がステップ(11)〜(14)に、ステ
ップ(3)かステップ(15)〜(17)に、また、ス
テップ(4)はステップ(18)〜(20)に対応して
いる。
【0046】このように本発明においては、通信開始前
は、PB信号音は自端末側のCODEC201およびN
CU202の制御を行うことになるが、通信開始後は交
換網NWを経由して相手側の本体装置へ音声信号ととも
に届くこととなり、従来、自端末側と相手端末側とで同
期して手動で行っていた、音声,品質切替,通信モード
(1B,2B)切替などを自端末側の操作のみで行うこ
とが可能となる。
【0047】
【発明の効果】本発明にかかるテレビ会議装置の遠隔制
御方法および遠隔制御装置は、CODEC,NCUを有
し通信回線に接続された本体部分と、この本体部分に有
線または無線の伝送路で接続され、受信した映像信号と
音声信号を出力するモニタ装置,映像と音声を前記伝送
路に送出するビデオカメラ装置,PB信号音を出力する
PB信号送出器とを有する端末部分とからなり、前記P
B信号を受信して制御を行う遠隔制御部を前記本体部分
に備えたテレビ会議装置の遠隔制御方法および遠隔制御
装置であって、前記遠隔制御部により前記伝送路から音
声信号を送受信し、受信したPB信号音を検出し、これ
をデコードして前記テレビ会議装置を制御する所定の制
御信号を検出し、前記所定の制御信号を前記テレビ会議
装置に送信して受信したPB信号に対応した所定のガイ
ダンスを音声合成して送出し、前記PB信号を前記ビデ
オカメラ装置に入力して前記テレビ会議装置を制御する
ものであるので、画像通信端末の本体部分であるCOD
EC,NCU等の大型で重く高価な装置を、小型で軽く
安価なビデオカメラ装置,液晶テレビ等を利用して、任
意の場所からテレビ電話を利用する場合に、CODE
C,NCU等の遠隔制御を実現する方法に関するもので
ある。また、遠隔制御を行うにあたって、ビデオカメラ
等の端末部分に改造を行うのは非経済的,非効率的であ
り、携帯性という意味では使い勝手も悪い。
【0048】しかし、本発明では遠隔制御をプッシュホ
ン信号音により可能とし、端末部分であるビデオカメラ
装置,液晶テレビ等には遠隔制御用の改造を行う必要が
なく、市販のビデオカメラ装置,液晶テレビ等を利用し
容易にテレビ電話の利用場所の拡大および使い勝手の向
上を図ることが可能となる。
【0049】また、高価な本体部分を任意の場所で共有
して使用可能なため、経済的に現在のテレビ会議システ
ム等の有効利用を図ることが可能となる。
【0050】さらに、大型で重い本体部分を別の部屋に
設置し、ビデオカメラ装置,液晶テレビ等の非常に小さ
いスペースでテレビ電話が利用可能となり、使い勝手が
大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるテレビ会議装置の遠隔制御装置
の1実施例の構成を示すブロック図であり、端末部分と
本体部分を無線で接続した場合の図である。
【図2】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図で
あり、端末部分と本体部分を同軸ケーブルで接続した場
合の図である。
【図3】図1,図2の実施例における遠隔制御部の詳細
を示すブロック図である。
【図4】図1,図2の実施例におけるプッシュホン信号
音発生部の詳細を示すブロック図である。
【図5】図4に示す遠隔制御部のプッシュホン信号音受
信およびアナウンス送信タイミングを示す図である。
【図6】図4に示すプッシュホン信号音発生部の各キー
の機能割付けを説明する図である。
【図7】プッシュボタンの機能1の内容を示す図であ
る。
【図8】プッシュボタンの機能2の内容を示す図であ
る。
【図9】本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図10】従来のテレビ会議装置の利用手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】従来のNCUにおけるマトリクス回路の例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100A 端末部分 100B 端末部分 101 ビデオカメラ装置 101a ビデオカメラ装置の外部マイク用のミニジャ
ック 102 映像音声信号送信部(無線) 103 モニタ装置 104 プッシュホン信号音発生部 104a PB信号音をビデオカメラ装置へ入力するた
めのミニプラグ 104b ダイヤルスイッチ 104c スイッチインタフェース 104d キーデコーダ(プッシュホン信号音低群周波
数用) 104e キーデコーダ(プッシュホン信号音高群周波
数用) 104f 発信器からの約3.5MHzの信号をキー入
力により分周する分周器 104g 発信器からの約3.5MHzの信号をキー入
力により分周する分周器 104h 3.579545MHzの発振器 104i 分周後のディジタル信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器 104j 分周後のディジタル信号をアナログ信号に変
換するD/A変換器 104k D/A変換器から入力したアナログ信号の増
幅等を行う出力回路 104l スピーカ 105 映像音声変調部 106 整合分配部 107 同軸コネクタ 200A 本体部分 200B 本体部分 201 CODEC 202 NCU 203 エコーキャンセラ 204 映像音声信号送信部(無線) 205 チューナ部 206 遠隔制御部 207 映像音声変調部(RFコンバータ) 208 整合分配部 209 映像音声受信部 206a 伝送路インタフェース部 206b PB信号音デコーダ部 206c 装置側インタフェース部 206d 制御部 206e 音声合成部 206f 通信中の誤動作防止用ID設定部 206g 通信先電話番号の設定リセット判定部 220 遠隔制御部とNCUのインタフェースケーブル 221 遠隔制御部とCODECのインタフェースケー
ブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像・音声符号化復号化装置,網制御装
    置を有し通信回線に接続された本体部分と、この本体部
    分に有線または無線の伝送路で接続され、受信した映像
    信号と音声信号を出力するモニタ装置,映像と音声を前
    記伝送路に送出するビデオカメラ装置,PB信号音を出
    力するPB信号送出器とを有する端末部分とからなり、
    前記PB信号を受信して制御を行う遠隔制御部を前記本
    体部分に備えたテレビ会議装置の遠隔制御方法であっ
    て、 前記遠隔制御部により前記伝送路から音声信号を送受信
    し、受信したPB信号音を検出し、これをデコードして
    前記テレビ会議装置を制御する所定の制御信号を検出
    し、前記テレビ会議装置に送信し、 受信したPB信号に対応した所定のガイダンスを音声合
    成して送出する、 ことを特徴とするテレビ会議装置の遠隔制御方法。
  2. 【請求項2】 映像・音声符号化復号化装置,網制御装
    置を有し通信回線に接続された本体部分と、この本体部
    分に有線または無線の伝送路で接続され、受信した映像
    信号と音声信号を出力するモニタ装置,映像と音声を前
    記伝送路に送出するビデオカメラ装置,PB信号音を出
    力するPB信号送出器とを有する端末部分とからなり、
    前記PB信号を受信して制御を行う遠隔制御部を前記本
    体部分に備えたテレビ会議装置の遠隔制御装置であっ
    て、 前記伝送路と音声信号を送受信する伝送路インタフェー
    ス部と、 前記伝送路インタフェース部で受信したPB信号音を検
    出し、前記テレビ会議装置を制御する所定の制御信号を
    送出するデコーダ部と、 前記所定の制御信号を前記テレビ会議装置に送信する装
    置側インタフェース部と、 前記伝送路インタフェース部で受信したPB信号に対応
    した所定のガイダンスを前記伝送路インタフェース部に
    送出する音声合成部と、 を備えたことを特徴とするテレビ会議装置の遠隔制御装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002030116A1 (en) * 2000-09-29 2002-04-11 Digeo, Inc. Remote control device for video and audio capture and communication
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US6944880B1 (en) 2000-09-29 2005-09-13 Digeo, Inc. Methods for audio capture and communication during television broadcasts

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