JPH06351010A - 無線テレビ電話装置 - Google Patents

無線テレビ電話装置

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Publication number
JPH06351010A
JPH06351010A JP5133147A JP13314793A JPH06351010A JP H06351010 A JPH06351010 A JP H06351010A JP 5133147 A JP5133147 A JP 5133147A JP 13314793 A JP13314793 A JP 13314793A JP H06351010 A JPH06351010 A JP H06351010A
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JP
Japan
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image
line
wireless
codec
isdn
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Application number
JP5133147A
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English (en)
Inventor
Junichi Kato
淳一 加藤
Takanori Shimura
隆則 志村
Hiromi Watanabe
浩已 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】親機と子機間のデータ伝送に無線回線を利用す
る無線テレビ電話装置において、有線回線と無線回線と
の接続を容易に実現する。 【構成】テレビ電話装置に有線回線用の画像CODEC
40と無線回線用の画像CODEC41を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声と画像を無線回線
を用いて伝送する無線テレビ電話装置に係り、特に、有
線回線と無線回線とを接続可能にする無線テレビ電話装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルの有線回線(例えばISDN
網)を利用して音声と画像を送受信することのできるテ
レビ電話装置は、通常の電話に加えてより親密なコミュ
ニケーションが可能である。また、動画像の符号化復号
化方式も標準化(例えばH.261)が進み、各社のテ
レビ電話間での通信も可能になってきている。
【0003】さらに、テレビ電話に無線機能を付加する
ことにより、携帯性が高まり、より使い勝手が向上す
る。テレビ電話に無線機能を付加する事に関しては、特
開平3−26229 号公報に記載されているが、無線テレビ
電話と有線用のテレビ電話との通信に関しては触れられ
ていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】テレビ電話装置に無線
機能を付加する場合に、無線回線の品質が有線回線に比
較して悪く、また、使用できる周波数帯域の制約もあ
り、無線回線で伝送するデータ伝送速度は、有線回線の
伝送速度に比べて遅くなる。例えば、有線回線のISD
Nでは伝送速度が64kbpsであるが、ディジタルコード
レス電話では、伝送速度が32kbpsである。このため、
従来の有線回線のテレビ電話から伝送される画像信号
を、そのまま無線回線に伝送することができないという
問題があった。
【0005】本発明の目的は、有線回線で伝送される画
像データを、無線回線へ伝送することが可能な無線テレ
ビ電話装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の発明は、
有線回線用の画像CODECと無線回線用の画像COD
ECを有し、有線回線との画像の伝送には、有線回線用
の画像CODECを用いて画像を符号化復号化し、無線
回線への画像の伝送には無線回線用の画像CODECを
用いて画像を符号化復号化し、有線回線と無線回線の双
方に画像データを伝送することを可能にする。
【0007】第二の発明は、無線テレビ電話を親機と子
機から構成し、親機には有線回線用の画像CODECと
無線回線用の画像CODECを実装し、子機には無線回
線用の画像CODECを実装し、親機で有線回線と無線
回線間の伝送速度の変換を行い、親機と子機間で、無線
回線間の画像データ伝送を可能にする。
【0008】第三の発明は、有線回線用の画像CODE
Cと無線回線用の画像CODECとの間に、有線回線用
の画像CODECが扱う画像の画素数と無線回線用の画
像CODECが扱う画像の画素数とを変換する画素数変
換手段を設けて、有線回線で扱う画像を無線回線に伝送
できるようにし、無線回線で扱う画像を有線回線に伝送
できるようにした。
【0009】第四の発明は、有線回線用の画像CODE
Cと無線回線用の画像CODECとの間に、有線回線用
の画像CODECで復号化された画像をアナログ信号に
変換するD/A変換手段を設けて、画像を一度アナログ
信号に変換してから、このアナログ信号を無線回線用の
A/D変換手段により、無線回線用の画像CODECで
扱う画素数とフレーム数のディジタル信号に変換し、逆
に無線回線から有線回線に画像を伝送する場合には、無
線回線用の画像CODECで復号化した画像をアナログ
信号に変換するD/A変換手段を設けて、画像を一度ア
ナログ信号に変換してから、このアナログ信号を有線回
線用のA/D変換手段により、有線回線用の画像COD
ECで扱う画素数とフレーム数をディジタル信号に変換
することによって、有線回線と無線回線間で画像の伝送
を可能にする。
【0010】第五の発明は、有線回線用の画像CODE
Cと無線回線用の画像CODECとの間に、有線回線用
の画像CODECが符号化する画像の1秒当たりのフレ
ーム数と、無線回線用の画像CODECが符号化する画
像の1秒当たりのフレーム数とを変換するフレーム数変
換手段によって、有線回線から送られてくるフレーム数
の多い画像を間引きし、無線回線用の画像CODECで
処理できるフレーム数に減らすことにより、有線回線か
ら無線回線に画像を伝送できるようにする。
【0011】
【作用】第一の発明により、有線用と無線用に二つの画
像CODECを持つので、有線回線からの符号化された
画像データを無線回線用に再符号化でき、無線回線に伝
送できるようになる。また、無線回線からの符号化され
た画像データを有線回線用に再符号化でき、有線回線に
伝送できるようになる。
【0012】第二の発明により、子機は二つの画像CO
DECの中で無線回線用の画像CODECのみを有すれ
ばよく、子機を小型化できるようになる。
【0013】第三の発明により、有線回線と無線回線で
扱う画像の画素数が異なる場合には、画素数変換手段に
よって画素数を変換し、有線回線と無線回線間で符号化
された画像データを伝送できるようになる。
【0014】第四の発明により、有線回線用の画像CO
DECで復号化した画像データを一度アナログ信号に変
換してから、無線回線用の画像CODECで符号化する
ことにより、フレーム数と画素数を無線回線用に変換可
能になる。逆に、無線回線用の画像CODECで復号化
した画像データを一度アナログ信号に変換してから、有
線回線用の画像CODECで符号化することにより、フ
レーム数と画素数を有線回線用に変換可能になる。これ
によって、有線回線と無線回線間で符号化された画像デ
ータを伝送できるようになる。
【0015】第五の発明により、有線回線と無線回線で
1秒間に伝送可能なフレーム数が異なる場合には、フレ
ーム数変換手段によってフレーム数を変換し、有線回線
と無線回線間で符号化された画像データを伝送できるよ
うになる。
【0016】
【実施例】図1に本発明の無線テレビ電話装置の構成の
一実施例を示す。本実施例では、有線回線をISDN網
とし、無線回線をディジタルコードレス電話回線として
説明するが、これらの回線に限定するものではない。ま
た、ISDNのデータ伝送速度は64kbps,ディジタル
コードレス電話のデータ伝送速度は32kbpsとする。
【0017】まず、従来のテレビ電話装置の部分を説明
する。従来のテレビ電話装置は、親機16の一部で、I
SDN制御回路2,伝送速度64kbpsの符号に画像を符
号化復号化するISDN用画像CODEC40,カメラ
14,モニタ13から構成されている。送信の場合に
は、カメラ14から入力した画像をISDN用画像CO
DEC40で符号化し、その符号化データをISDN制
御回路2を介して、ISDN回線1に出力する。
【0018】受信の場合には、ISDN回線1から入力
した伝送速度64kbpsの符号化データをISDN制御回
路2で受信し、ISDN用画像CODEC40で復号化
し、モニタ13に表示する。
【0019】送信と受信を同時に行い自画像を相手に伝
送すると共に、相手の画像を受信している。
【0020】次に本発明の第一及び第二の発明の無線テ
レビ電話装置を説明する。無線テレビ電話装置は、親機
16と子機31から構成されている。以下、子機31と
ISDN回線1間の画像データの送信および受信について説
明する。
【0021】まず、子機31からISDN回線1へ画像
データを送信する場合のシーケンスを説明する。子機3
1のカメラ28で受信された画像は、無線回線用画像CO
DEC50で伝送速度32kbpsの符号に符号化され、これ
が無線変調器52で変調され、アンテナ30から無線回
線に出力される。子機31から伝送された符号化データ
は、親機16のアンテナ15で受信され、無線変調器4
2でベースバンド帯のディジタルデータに変換される。
ディジタルデータに変換された符号化データは、無線回
線用画像CODEC41で画像に復号化される。そし
て、一度復号化された画像は、再度ISDN用画像CO
DEC40で伝送速度64kbpsの符号に符号化され、I
SDN制御回路2を介して、有線回線に送信される。
【0022】このように、親機16に無線回線用の画像
CODEC41とISDN用画像CODEC40の二個
のCODECを設けることにより、無線の伝送速度32
kbpsから有線の伝送速度64kbpsに速度変換できる。
【0023】次に、子機31がISDN回線1から画像
データを受信するシーケンスを説明する。ISDN回線
1から伝送されてきた伝送速度64kbpsの符号化データ
はISDN制御回路2で受信され、ISDN用画像CO
DEC40で伝送速度64kbpsの符号から画像に復号化
される。そして、再度無線回線用画像CODEC41で伝
送速度32kbpsの符号に符号化され、無線変調器42で
変調され、アンテナ15から子機31に伝送される。こ
の符号化データは、子機31のアンテナ30で受信さ
れ、無線変調器52でベースバンド帯のディジタルデー
タに変換される。さらに、無線回線用画像CODEC5
0で画像に復号化され、モニタ29に表示される。
【0024】このようにして、ISDN回線1からの受
信画像を無線回線を介して子機31のモニタ29で表示
することができる。
【0025】次に、本発明の第三の発明の一実施例を図
2に示す。同時に本発明の親機16,子機31の詳細図
を示し、親機16のISDN用画像CODEC40,無
線用画像CODEC41,無線変調器42、および子機
31の無線用画像CODEC50,無線変調器52につ
いて詳しく説明する。
【0026】親機16のISDN用画像CODEC40
は、A/D変換手段401,YC分離回路402,送信
フレームメモリ(以下FMと略す)403,符号化回路4
04,D/A変換手段405,YC合成回路406,受
信FM407,復号化回路408,三個のスイッチ40
10,4011,4012から構成されている。無線用
画像CODEC41は送信FM413,符号化回路41
4,受信FM417,復号化回路418から構成されて
いる。無線変調器42はベースバンドモデム(以下BB
と略す)421,周波数変換回路(以下RFと略す)4
20から構成される。子機31の無線用画像CODEC
50は、A/D変換手段501,YC分離回路502,
送信FM503,符号化回路504,D/A変換手段5
05,YC合成回路506,受信FM507,復号化回
路508から構成されている。無線変調器52は、BB
521,RF520から構成される。
【0027】まず、子機31からISDN回線1へ画像
データを送信する場合のシーケンスを説明する。この場
合、親機16のISDN用画像CODEC40のスイッ
チ4010は、画素数変換回路60に接続し、スイッチ
4011は、受信FM407の出力に接続し、スイッチ4
012は、復号化回路408の出力に接続している。
【0028】子機31のカメラ28で受信された画像
は、A/D変換手段501でディジタル信号に変換さ
れ、YC分離回路502で輝度信号と色信号に分離さ
れ、送信FM503に一時格納される。この画像信号は
符号化回路504で符号化され、BB521で変調さ
れ、RF520で周波数変換され、アンテナ30から出
力される。
【0029】この信号は、親機16のアンテナ15で受
信され、RF420でベースバンド帯の信号に変換さ
れ、BB421でディジタル信号に変換される。さらに
無線用の復号化回路418で復号化され、受信FM41
7に格納される。画素数変換回路60は、受信FM41
7から画像信号を読み出し、無線用の画素数(例えば、
256×192)を有線用の画素数(例えば384×2
88)に変換する。
【0030】有線用の画素数に変換された画像信号は、
送信FM403に格納され、符号化回路404で有線用
の符号に符号化され、ISDN制御回路2を介して、IS
DN回線1に出力される。これにより、子機31から送信
された画像信号が、ISDN回線1を通して、通信相手
に伝送できるようになる。
【0031】次に、ISDN回線1から子機31にデー
タを伝送する場合のシーケンスを説明する。ISDN回
線1から伝送されてきた画像データはISDN制御回路
2を介して、復号化回路408で復号化され、受信FM
407に格納される。受信FM407に格納された画像
信号は、画素数変換回路60で有線用の画素数から無線
用の画素数に変換され、送信FM413に格納される。
符号化回路414は送信FM413から画像信号を読み
出し、無線用の符号コードに変換する。この信号は、B
B421で変調され、RF420で周波数変換され、ア
ンテナ15から出力される。
【0032】この信号は、子機31のアンテナ30で受
信され、RF520でベースバンド帯の信号に変換さ
れ、BB521でディジタル信号に変換される。さらに
復号化回路508で復号化され、受信FM507に格納
される。この画像信号はYC合成回路506で輝度信号
と色信号からコンポジット信号に合成され、D/A変換
手段505でビデオ信号に変換され、モニタ29で表示
される。以上のように、ISDN回線1から伝送された
画像信号を子機31のモニタ29で見ることが可能にな
る。
【0033】次に親機16と子機31間の画像伝送につ
いて説明する。この場合、親機16のISDN用画像C
ODEC40のスイッチ4010は、YC分離回路40
2に接続し、スイッチ4011は、送信FM403の出
力に接続し、スイッチ4012は、画素数変換回路60の出
力に接続しているものとする。まず、子機31から親機
16に画像信号を伝送するシーケンスについて説明す
る。
【0034】子機31のカメラ28で受信された画像
は、A/D変換手段501でディジタル信号に変換さ
れ、YC分離回路502で輝度信号と色信号に分離さ
れ、送信FM503に一時格納される。この画像信号は
符号化回路504で符号化され、BB521で変調さ
れ、RF520で周波数変換され、アンテナ30から出
力される。
【0035】この信号は、親機16のアンテナ15で受
信され、RF420でベースバンド帯の信号に変換さ
れ、BB421でディジタル信号に変換される。さらに
無線用の復号化回路418で復号化され、受信FM41
7に格納される。画素数変換回路60は、受信FM41
7から画像信号を読み出し、無線用の画素数(例えば2
56×192)を有線用の画素数(例えば384×28
8)に変換する。
【0036】有線用の画素数に変換された画像信号は、
受信FM407に格納され、YC合成回路406で輝度
信号と色信号からコンポジット信号に合成され、D/A
変換手段405でビデオ信号に変換され、モニタ13で
表示される。これにより、子機31から送信された画像
信号が、親機16のモニタ13に表示できるようにな
る。
【0037】次に、親機16から子機31に画像データ
を伝送する場合のシーケンスを説明する。親機16のカ
メラ14で受信された画像は、A/D変換手段401で
ディジタル信号に変換され、YC分離回路402で輝度
信号と色信号に分離され、送信FM403に一時格納さ
れる。この画像データは、画素数変換回路60で有線用
の画素数から無線用の画素数に変換される。そして、画
素数変換された画像データは、無線回線用の画像COD
EC41内の送信FM413に一時格納される。そし
て、格納された画像データは符号化回路414で符号化
され、BB421で変調され、RF420で周波数変換
され、アンテナ15から出力される。
【0038】この信号は、子機31のアンテナ30で受
信され、RF520でベースバンド帯の信号に変換さ
れ、BB521でディジタル信号に変換される。変換さ
れた画像データは復号化回路508で復号化され、受信
FM507に格納される。さらに画像データはYC合成
回路506で輝度信号と色信号からコンポジット信号に
合成され、D/A変換手段505でビデオ信号に変換さ
れ、子機31のモニタ29に表示される。これにより、
親機16から送信されてきた画像データが、子機31で
表示できるようになる。
【0039】次に、図3に画素数変換回路60Aの一実
施例を示す。まず、子機31に画像データを伝送する場
合のシーケンスを説明する。親機16から子機31に画
像データを伝送する場合は、送信FM403内の画像デ
ータが二次元LPF601に入力される。また、ISD
N回線1からの信号を子機31に伝送する場合は、受信
FM407内の画像データが二次元LPF601に入力
される。二次元LPF601は、サブサンプリング回路
602のナイキスト周波数以上の高周波成分を除去する
ことと、折り返し歪みの発生を防ぐ。サブサンプリング
回路602は、原画像のある領域中の画素から1画素を
選び、画像を再構成するものである。例えば、352×
288画素の原画像を1/4に縮小する場合、4×4画
素の領域中から1画素を抽出することにより、1/4縮
小画像が得られる。
【0040】次に、子機31から親機16に画像データ
を伝送する場合のシーケンスを説明する。受信FM41
7内の画像データは、補間回路603に入力され、直線
補間法や、零次ホールド法等の補間法に基づいて補間さ
れる。零次ホールド法を用いて原画像の三倍の画像を生
成する場合、原画像の各画素を3×3画素の領域に補間
することにより、所望の拡大画像が得られる。
【0041】このように、画素数変換回路60にサブサ
ンプリング回路602と補間回路603を設けることに
より、画像サイズの拡大,縮小が簡単にできる。
【0042】次に、本発明の第四の発明である画素数変
換回路60Bの一実施例を図4に示す。親機16と子機
31間で画像データを伝送する場合は、送信FM403
内の画像データがD/A変換手段604に入力され、I
SDN回線1と子機31間で画像データを伝送する場合
は、受信FM407内の画像データがD/A変換手段6
04に入力される。D/A変換手段604は、画像デー
タをアナログ信号に変換し、A/D変換手段605に出
力する。サンプリングクロック制御部606では、画素
数の間引き量に対応してA/D変換手段605のサンプ
リングクロック周波数を変化させる。A/D変換手段6
05は、原画像データの画素数を間引いて、所望の縮小
画像データを生成する。例えば、親機31から伝送され
る画像データの画像サイズを384×240,サンプリ
ング周波数を7.15MHz とし、無線用の画像サイズ
を192×120とすると、サンプリングクロック制御
部606はA/D変換手段605に3.58MHz のサ
ンプリングクロックを出力する。これにより、画像のラ
イン方向の画素数は192になる。また、送信FM41
3に1ライン毎に画像信号を書き込むことにより、ライ
ン数を120にできる。この結果、画像サイズを1/4
倍に縮小した画像データを生成でき、縮小された画像デ
ータを送信FM413に格納できる。
【0043】次に、子機31から親機16に画像データ
を伝送する場合のシーケンスを説明する。子機31から
伝送されてきた画像データは、受信FM417に一時格
納され、D/A変換手段607に入力される。D/A変
換手段607は、画像データをアナログ信号に変換し、
A/D変換手段608に出力する。サンプリングクロッ
ク制御部606では、画素数の補間量に対応してA/D
変換手段608のサンプリングクロック周波数を変化さ
せる。A/D変換手段608では、子機31から伝送さ
れてきた画像データの画素数を補間して拡大画像を生成
する。例えば、子機16から伝送される画像データの画
像サイズを192×120,サンプリング周波数を3.
58MHz とし、親機16で表示する画像サイズを3
84×240とすると、サンプリングクロック制御部60
6はA/D変換手段605に7.15MHzのサンプリング
クロックを出力する。これにより、画像のライン方向の
画素数は384になる。また、送信FM407または受
信FM403に同一ラインを2ライン書き込むことによ
り、ライン数を240にできる。この結果、画像サイズ
を四倍に拡大した画像データを生成できる。
【0044】以上のように、A/D変換手段605,6
08のサンプリング周波数を制御することにより、画像
の拡大,縮小が容易に行える。
【0045】次に、本発明の第五の発明であるフレーム
数変換回路60Cの一実施例を図5に示す。フレーム数
変換回路60Cは、図2の画素数変換回路60と同じ位
置に実装される。
【0046】親機16と子機31間で画像データを伝送
する場合は、送信FM403内の画像データがFM60
9に入力され、また、ISDN回線1と子機31間で画
像データを伝送する場合は、受信FM407内の画像デ
ータがFM609に入力される。フレーム数制御部61
0は、画像データの書き込み、あるいは、読み出しを制
御するものであり、例えば、ISDN回線1で1秒間に
30フレーム伝送し、無線回線で1秒間に10フレーム
伝送する場合には、ISDN回線1の画像の3フレーム
中から1フレームを選択し、無線回線に伝送する事にな
る。この場合、フレーム数制御部610は、3フレーム
おきにFM609に書き込みように制御する。
【0047】別の方法として、全画像データを全てFM
609に書き込み,3フレームおきにFM609を読み
出してもよい。
【0048】このように、原画像データのフレーム数を
間引くことによって、無線伝送のデータ量を大幅に削減
することができる。
【0049】本発明の第五の発明であるフレーム数変換
回路60Cは、画素数変換回路60Aまたは60Bと直列
に実装してもよい。これにより、画素数とフレーム数の
両方を変換することが可能となる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、無線テレビ電話装置に
ISDN回線用の画像CODECと無線回線用の画像C
ODECを設け、さらに、画素数変換回路を二つの画像
CODECの間に設けることによって、無線テレビ電話と従
来の有線テレビ電話間の画像通信を可能にできる。
【0051】また、親機に有線回線との通信に必要な回
路を実装することにより、子機には、無線専用の画像C
ODECを搭載すれば良いので、子機の小型化,低消費
電力化が可能となり、使い勝手の良い無線テレビ電話を
実現する場合に効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である無線テレビ電話装置の
ブロック図。
【図2】本発明の第二の実施例である画素数変換回路を
設けたテレビ電話装置のブロック図。
【図3】本発明の第三の実施例であるサブサンプリング
回路と補間回路を設けた画素数変換回路のブロック図。
【図4】本発明の第四の実施例であるA/D変換手段,
D/A変換手段を設けた画素数変換回路のブロック図。
【図5】本発明の第五の実施例であるフレーム数変換回
路を設けた画素数変換回路のブロック図。
【符号の説明】
1…ISDN回線、2…ISDN制御回路、13…モニ
タ、14…カメラ、15…アンテナ、16…親機、28
…カメラ、29…モニタ、30…アンテナ、31…子
機、40…ISDN用画像CODEC、41…無線回線
用画像CODEC、42…無線変調器、50…無線回線用画
像CODEC、52…無線変調器。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有線回線用の画像CODECと無線回線用
    の画像CODECとを有することを特徴とする無線テレ
    ビ電話装置。
  2. 【請求項2】有線回線用の画像CODECと無線回線用
    の画像CODECを有する親機と,無線回線用の画像C
    ODECを有する子機とを有することを特徴とする無線
    テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】有線回線用の画像CODECと,無線回線
    用の画像CODECと,前記有線回線用の画像CODE
    Cが符号化する画像の画素数と前記無線回線用の画像CO
    DECの符号化する画素数とを変換する画素数変換手段と
    を有することを特徴とする無線テレビ電話装置。
  4. 【請求項4】有線回線用の画像CODECと,無線回線
    用の画像CODECと,前記有線回線用の画像CODE
    Cで復号化された画像をアナログ信号に変換するD/A
    変換手段と,前記無線回線用の画像CODECで復号化
    された画像を前記アナログ信号に変換するD/A変換手
    段と,前記アナログ信号に変換された画像信号を再度デ
    ィジタル信号に変換するA/D変換手段とを有すること
    を特徴とする無線テレビ電話装置。
  5. 【請求項5】有線回線用の画像CODECと,無線回線
    用の画像CODECと,前記有線回線用の画像CODE
    Cが符号化する画像の1秒当たりのフレーム数と前記無
    線回線用の画像CODECの符号化するフレーム数とを
    変換するフレーム数変換手段とを有することを特徴とす
    る無線テレビ電話装置。
JP5133147A 1993-06-03 1993-06-03 無線テレビ電話装置 Pending JPH06351010A (ja)

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