JPH06350916A - デジタル特殊効果装置の座標変換回路 - Google Patents

デジタル特殊効果装置の座標変換回路

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JPH06350916A
JPH06350916A JP5165187A JP16518793A JPH06350916A JP H06350916 A JPH06350916 A JP H06350916A JP 5165187 A JP5165187 A JP 5165187A JP 16518793 A JP16518793 A JP 16518793A JP H06350916 A JPH06350916 A JP H06350916A
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memory
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Akiya Shirakawa
晶哉 白川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画素アドレスに応じて複数の異なる座標変換
を行い、画面を分割した各部に対して異なる座標変換効
果を与える。 【構成】 座標変換部119を構成する乗算器101〜
108、加算器109〜116等に対して与える定数パ
ラメータa〜f,p〜uを、必要な複数組だけ予め演算
して保持するパラメータメモリ120を備え、画素の入
力座標値Xi,Yiにより前記パラメータメモリ120
に保持されている、どの定数パラメータの組を用いるべ
きかを決定するためのパラメータ選択演算部122とを
備えることにより、座標変換パラメータを1画面内で複
数与え、1画面内で複数の座標変換を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は座標変換回路に関し、特
にデジタル化された映像信号を実時間で処理するデジタ
ル特殊効果装置の座標変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル特殊効果装置の一例が図
5に示されている。同図において、1は入力映像信号、
2は入力映像信号1を入力して処理する入力処理部、3
はその処理された映像信号を記憶する映像メモリ、4は
映像メモリからの出力を処理する出力処理部、5は出力
処理部4から出力される出力映像信号、6は映像メモリ
3に書込みアドレスを出力する書込みアドレス発生部、
7は映像メモリ3に読出しアドレスを出力する読出しア
ドレス発生部、9は上記読出しアドレスを修飾するアド
レス修飾部、8は上記読出しアドレスを発生する基本ア
ドレス発生部であり、読出しアドレス発生部7はアドレ
ス修飾部9及び基本アドレス発生部8より構成されてい
る。また、10は読出しアドレス発生部7を制御する効
果制御部である。
【0003】入力映像信号1は、まず、入力処理部2に
加えられる。入力処理部2はアナログ信号のPCMデジ
タル化、輝度信号と色信号の分離などを行なう。入力処
理部2でデジタル化された出力データは、書込みアドレ
ス発生部6が入力映像に同期して順次発生するアドレス
に従って、映像メモリ3に書込まれる。映像メモリ3に
書込まれた映像データは後述する読出しアドレスに従っ
て読み出され、出力処理部4にて背景画信号との合成や
輝度信号と色信号との合成などを行ない出力映像信号5
として出力される。
【0004】以上のうち、入力処理部2、映像メモリ
3、書込みアドレス発生部6、出力処理部4のそれぞれ
の構成は、本発明とは直接関係しないため、任意のもの
を使用できる。
【0005】一般に特殊効果は、読出しアドレス発生部
7にてアドレスを書込みアドレスとは異なった順序で発
生させることで実現する。すなわち、図5において、書
込みアドレスと同様な順次アドレスを発生する基本読出
しアドレス発生部8の出力をそのまま映像メモリ3の読
出しアドレスに用いれば(図示せず)出力映像は入力映
像と同一になるが、読出しアドレス修飾部9を用いてこ
れを変化させることにより入力とは異なった映像出力が
得られる。効果制御部10はこのような読出しアドレス
修飾部9の動作を決定する制御部である。
【0006】従来、この種のアドレス修飾部の一例とし
て、図2に示す構成の座標変換回路が知られている。
【0007】この回路は、3次元空間内でのアフィン変
換と透視変換とを合成したバイリニア変換を実現するも
のであり、この構成の座標変換回路によれば、拡大・縮
小・平行移動・回転移動が任意に行える他、透視変換の
視点位置や斜交座標系への変換も組合わせて行える汎用
性の高いものである。
【0008】図2において、a,b,c,d,e,f,
p,q,r,s,t,uの12個のパラメータは定数で
あり、Xi,Yiは入力座標値である。これら定数およ
び座標値を乗算器101〜108および加算器109〜
116、割算器117〜118により演算し出力座標値
Xo,Yoを得るものである。
【0009】一般に、デジタル特殊効果装置において
は、1画素単位の演算に許容される時間は通常70〜7
4nsであり、演算には専用の乗算器あるいは加算器が
必須である。そこで前記12個の定数パラメータはフィ
ールド時間単位(NTSC方式の場合16.7ms)に
マイクロプロセッサ等により演算を行い、垂直ブランキ
ング期間内に座標変換回路に設定しておくことにより表
示期間には座標変換回路にて画素単位に演算が行われる
よう構成する。これにより任意の座標変換と高速性の両
方を解決しようとしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上示した従来技術に
よれば、定数パラメータを変化させるのはフィールド単
位であり、したがって一枚の画面を構成する全画素に対
して同一の変換が行われるため、効果としては単調であ
るという欠点があった。また一枚の画面を分割したり、
分割した各部分に対し異なる変換を与えるためには上記
アドレス変換回路の他に専用の変換回路を設ける必要が
あり、回路が複雑になるという欠点があった。
【0011】さらに、画素単位で異なる変換演算を行わ
せようとしても、1画素あたり70〜74nsの期間で
演算を行う必要があるため、最高性能のマイクロプロセ
ッサをもってしても実現不可能であった。また、画素単
位の変換ほど細かくなくても、例えば1画面内で複数
(数組〜10数組程度)の変換を実現する場合であって
も画素の切り替り部分では前記70〜74nsの期間で
演算しなければならないことにはかわりない。
【0012】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、簡単な回路により、1画面内で複数の座標
変換を実現することのできるデジタル特殊効果装置の座
標変換回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル特殊効
果装置の座標変換回路は、画素の座標値を入力とし定数
パラメータを与えて画素単位で座標変換をする座標変換
手段と、所定の複数組の定数パラメータを記憶する記憶
手段と、画素の座標値に従って、記憶手段が記憶する定
数パラメータを選択制御する選択演算手段とを有する。
【0014】
【作用】本発明のデジタル特殊効果装置の座標変換回路
においては、選択演算手段の選択結果出力を用いて、記
憶手段が保持する定数パラメータのうち必要な1組が選
択され、座標変換手段により座標変換が行われる。これ
により、1つの画面内において画素アドレスに応じて複
数の異なった座標変換が行われる。
【0015】
【実施例】図1に、本発明の一実施例を示す。図1にお
いて、119は座標変換部、120はパラメータメモリ
である。座標変換部119は、図2に示すような構成で
あり、乗算器101〜108、加算器109〜116、
除算器117〜118を有している。座標変換部119
は、パラメータメモリ120の出力であるa,b,c,
d,e,f,p,q,r,s,t,uの12個のパラメ
ータを用いて、入力座標値Xi,Yiを座標変換して出
力座標値Xo,Yoを得るものである。
【0016】パラメータアドレス制御部121は、パラ
メータ選択演算部122の選択結果出力Sを用いて、パ
ラメータメモリ120が保持する定数パラメータのうち
必要な1組を選択し、パラメータメモリ120から出力
するよう制御する。
【0017】効果制御部123は1フィールド期間に必
要な複数のパラメータ組を演算し、垂直ブランキング期
間内にパラメータメモリ120内に格納する。このパラ
メータ組の演算においては、一般に高性能なマイクロプ
ロセッサを用いることにより、1フィールド期間内に数
組〜10数組のパラメータ組を演算することは全く支障
が無い。
【0018】パラメータ選択演算部122の一例として
は、図3に示す構成が挙げられる。図3において、12
3は除算器である。この構成は、図4に示すように、画
面を分割してそれぞれ異なるX軸中心の回転を施した効
果を与えるものである。図4において、124は分割さ
れた画面である。パラメータ選択演算部122が図3に
示すような構成を有する場合には、パラメータ選択演算
部122はX座標により選択データSをS=X/nの演
算を行って出力する。但し、除算は整数除算を行うもの
とし、Nは分割される数を示す整数(例えば同図に示す
ように8)として、n=(X方向横軸÷N)とする。
【0019】この場合、X座標の値に応じて、選択デー
タSはO〜N−1の間で段階的に変化する。一方、パラ
メータメモリ120にはS=O〜N−1に応じて、X軸
中心の回転角度Aを、 A=360度×S/N と設定したパラメータが格納され、パラメータ選択演算
部122の出力Sに応じて出力される。
【0020】この結果、図4に示すように画面がX座標
に応じてN個に分割され、それぞれが異なる回転を行う
効果が得られる。
【0021】この実施例によれば、1つの画面において
画素アドレスに応じて複数の異なった座標変換を行うこ
とが可能になり、画面の分割などの特殊効果が得られる
ばかりか、パラメータ選択演算部122および効果制御
部123のマイクロプロセッサのソフトウェアを変更す
るのみで特殊効果の変更を行えるため大変経済的であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画素の
座標値を入力とし、定数パラメータを与えて画素単位で
座標変換をする座標変換手段と、所定の複数組の上記定
数パラメータを記憶する記憶手段と、画素の座標値に従
って、記憶手段が記憶する定数パラメータを選択制御す
る選択演算手段とを有するので、簡単な回路により、1
画面内で複数の座標変換を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の座標変換回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】図1の座標変換部を示す図である。
【図3】図1のパラメータ選択演算部の一例を示すブロ
ック図である。
【図4】図1のパラメータ選択演算部の一例による効果
を示す概念図である。
【図5】従来技術に依る座標変換回路の一例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
Xi、Yi 入力座標値 Xo、Yo 出力座標値 a〜f、p〜u 定数パラメータ 119 座標変換部 120 パラメータメモリ 121 パラメータアドレス制御部 122 パラメータ選択演算部 123 効果制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素の座標値を入力とし、定数パラメー
    タを与えて画素単位で座標変換をする座標変換手段と、 所定の複数組の前記定数パラメータを記憶する記憶手段
    と、 前記画素の座標値に従って、前記記憶手段が記憶する前
    記定数パラメータを選択制御する選択演算手段とを有す
    ることを特徴とするデジタル特殊効果装置の座標変換回
    路。
  2. 【請求項2】 前記座標変換手段は、a,b,c,d,
    e,f,p,q,r,s,t,uを定数パラメータ、X
    i,Yiを入力座標値とし、出力座標値(Xo,Yo)
    が、 Xo=(aXi+bYi+c)/(cXi+dYi+e) Yo=(pYi+qYi+r)/(sXi+tYi+u) で表されることを特徴とする請求項1記載のデジタル特
    殊効果装置の座標変換回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012060271A1 (ja) * 2010-11-04 2012-05-10 コニカミノルタオプト株式会社 画像処理方法、画像処理装置及び撮像装置

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JPS60134323A (ja) * 1983-12-21 1985-07-17 Seiko Instr & Electronics Ltd 座標読取装置
JPH0445491A (ja) * 1990-06-13 1992-02-14 Nec Corp ディジタル特殊効果装置

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