JPH06350739A - スマ−トカ−ド読取り機を有する装置 - Google Patents

スマ−トカ−ド読取り機を有する装置

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JPH06350739A
JPH06350739A JP6128003A JP12800394A JPH06350739A JP H06350739 A JPH06350739 A JP H06350739A JP 6128003 A JP6128003 A JP 6128003A JP 12800394 A JP12800394 A JP 12800394A JP H06350739 A JPH06350739 A JP H06350739A
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JP6128003A
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Richard Mandelbaum
マンデルバウム リチャード
Diane R Wetherington
アール. ウェザーリントン ダイアン
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AT&T Corp
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American Telephone and Telegraph Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユ−ザの対話可能な高機能の有用なスマ−ト
カ−ド読取り機含有電話付加装置を提供する。 【構成】 ユ−ザは、例えば音声通信でサ−ビス提供者
と通常モ−ドで対話し、随意にそのスマ−トカ−ドと前
記提供者間のディジタル通信に切り換える。この終了時
にそのスマ−トカ−ドで通常モ−ドの動作を復活する。
前記付加装置例では、モデムに連結したスマ−トカ−ド
読取り機10があり、このモデムは交換機によりこの付
加装置のネットワ−ク・ポ−トに連結する。同じ交換機
で前記付加装置のネットワ−ク・ポ−トにこのユ−ザの
電話を連結する。例えば、このユ−ザからの音声エネル
ギ−、このネットワ−クからの音声またはキャリアの周
波およびこのモデムからのキャリアまたはデ−タの信号
に感知可能なコントロ−ラ23の制御下にこの交換機を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スマ−トカ−ドに係
り、特に通信環境におけるスマ−トカ−ド読取り機に関
する。
【0002】
【従来の技術】スマ−トカ−ドは、マイクロプロセッ
サ、メモリ、入出力機能およびパワ−・システムを含有
するカ−ドである。代表的なスマ−トカ−ドは、クレジ
ットカ−ド位の大きさでISO(国際標準化機構)クレ
ジットカ−ド標準に適合するカ−ドである。スマ−トカ
−ドには、種々のスマ−トカ−ドがあるが、基本的には
アクセス可能な電気接点の有無により区別される。とこ
ろが、このスマ−トカ−ドの電気接点の有無に無関係
に、現技術ではスマ−トカ−ド読取り機を使用する必要
がある。スマ−トカ−ド読取り機には、このスマ−トカ
−ド内の回路に電力供給を行う装置や回路ならびにこの
スマ−トカ−ドにまたこのスマ−トカ−ドからディジタ
ル情報を通信する回路がある。
【0003】一般に、スマ−トカ−ド読取り機は、サ−
ビス提供装置に物理的に接続ないしそれに密接に関係し
ており、一例としてコンピュ−タを挙げることができ
る。このコンピュ−タにアクセスしようとするユ−ザ
は、このユ−ザのスマ−トカ−ドをそのスマ−トカ−ド
読取り機で読み取らせてこのユ−ザのスマ−トカ−ドか
ら得られた情報を解析する。この解析とは基本的には安
全チェックのことである。このコンピュ−タでこのユ−
ザの許可を決めると、このコンピュ−タのリソ−スにア
クセスを許可する。これがこのスマ−トカ−ドが識別を
提供するスマ−トカ−ドの利用例の場合である。スマ−
トカ−ドの別の利用例としてドル金額のような値を提供
する場合がある。このスマ−トカ−ドを読み取るスマ−
トカ−ド読取り機はサ−ビス提供デバイスとともにコン
ピュ−タ手段に接続した装置で、各使用の場合にこのス
マ−トカ−ドに関係付けられたドル金額を減額する。
【0004】これは、例えば、ワシントンDCにおける
地下鉄システムに見る磁気マス通過チケットに類似する
場合である。また同じような利用に、ヨ−ロッパにおい
てこのスマ−トカ−ド読取り機を電話と関係ずけ、この
スマ−トカ−ドに蓄積する値が“時間”である場合で、
この電話装置には、呼出継続時間を測定しこのスマ−ト
カ−ドに残る“時間”量を減らす測定・減額手段があ
る。しかし従来の利用には次のようなスマ−トカ−ド読
取り機は知られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電話ネットワ−クを介
してアクセスできる遠隔装置と電話の両者と対話できる
対話手段のあるスマ−トカ−ド読取り機は従来知られて
いない。
【0006】
【課題を解決するための手段】スマ−トカ−ド読取り機
のある電話付加装置またはこの電話付加装置を加えた電
話により通信ネットワ−クのユ−ザは本発明により次の
ように大きい利益を得る。本発明の加える基本的な構想
の一つは、ユ−ザが呼出するサ−ビス提供者と対話でき
るスマ−トカ−ドの機能にある。本発明の大きい特徴の
一つは、このユ−ザがそのサ−ビス提供者と通常のモ−
ド(例えば、音声通信により)で対話でき、次にこのス
マ−トカ−ドとそのサ−ビス提供者間のディジタル通信
に切換えできることである。このスマ−トカ−ドによる
ディジタル通信を終了すると通常モ−ドのオペレ−シヨ
ンを復活できる。
【0007】実施態様の一つをあげると、この電話付加
装置にはモデムに接続したスマ−トカ−ド読取り機があ
り、このモデムを交換機によりこの電話付加装置のネッ
トワ−ク・ポ−トに接続する。このユ−ザの電話を同じ
交換機によりこの電話付加装置のネットワ−ク・ポ−ト
に接続する。この交換機を次に例示するような制御信号
の選択した制御信号に感知するコントロ−ラの制御下で
制御する。この制御信号には、例えばこのユ−ザの電話
からの音声エネルギ−、このネットワ−クからの音声ま
たはキャリアの周波、およびこのモデムからのキャリア
またはデ−タの信号を挙げることができる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の一実施例の装置を示す図で、
スマ−トカ−ド読取り機10および回線インタフェ−ス
装置20がある。この回線インタフェ−ス装置20はこ
のスマ−トカ−ド読取り機10およびポ−ト25、30
に接続する。ポ−ト25はその電話ネットワ−クに接続
し、またポ−ト30は(例、モデムなど)の電話機器な
どに接続するように設ける。このスマ−トカ−ド読取り
機10は通常のスマ−トカ−ド読取り機で、例えば“米
国電話電信会社、スマ−トカ−ド読取り機−5B”の名
称で、市販のものを挙げることができる。この装置には
スマ−トカ−ドをその読取り機に接続する機械的手段と
電気回路がある。この電気回路には、電源にそのスマ−
トカ−ド読取り機を接続する回路およびこのスマ−トカ
−ドにまたこのスマ−トカ−ドからディジタル情報を通
信する回路がある。
【0009】また、この前記スマ−トカ−ド読取り機に
はマイクロプロセッサがあるが、本発明にこのマイクロ
プロセッサが必須というものではない。ここで、例え
ば、米国電話電信会社、スマ−トカ−ド読取り装置ハ−
ドウエア・ディベロ−プメント・キット(ただし必須で
はない)を求めるのが好都合である。本発明はその電話
ネットワ−クにおけるアナログおよびディジタルの両環
境に適用可能である。説明のために図1の装置につい
て、まずディジタル環境についてその次にアナログ環境
について説明する。その後はアナログ環境のみについて
説明を続けるが、ディジタル環境も本発明の範囲内であ
ることは理解すべきである。
【0010】ディジタル利用の場合、ポ−ト25をディ
ジタル電話ネットワ−ク、例えば16制御ビットを含む
128ビット・フレ−ムで信号を送るようなISDNネ
ットワ−クで働くように設ける。また、通常の利用で
は、ポ−ト30はディジタルに働くように設け、および
ポ−ト30に接続する電話機器はこのような128ビッ
ト・フレ−ムで受信するように設けたものとすることが
できる。当然のことであるが、これは必要条件ではな
い、というのはこの図1の装置はポ−ト30に接続する
電話機器の種類に無関係にそれに変換手段を含むことが
できるからである。このような変換手段は図1には明示
していないが、その電気的配置は明白で、ポ−ト25、
30の間に配置する。
【0011】また、明らかにこのスマ−トカ−ド読取り
機10には、128ビット・フレ−ム・フォ−マットで
ディジタルに対話できる手段を含有する必要がある。こ
の手段は“ディジタル信号装置”とよばれることが多い
が、この手段は情報を単にバッファする手段であり、ま
たこれにはその16制御ビットを識別する手段がある。
このような装置は従来周知であるが、これはそれ自体が
本発明の一部をなすものではない。前述のように、この
ディジタル信号装置をスマ−トカ−ド読取り機10内に
含有することができるが、またその回線インタフェ−ス
装置20それ自身内に含有することもできる。
【0012】スマ−トカ−ド読取り機10とポ−ト25
間に流れる信号が厳密にディジタルである場合(すなわ
ち、ディジタル情報を伝える変調アナログ信号に対し、
1と0を表すdcレベルである場合)には、混合のため
にスマ−トカ−ド読取り機10とポ−ト25間の通信に
障害を与えるようなポ−ト信号25の混合を禁止する手
段を設ける必要がある。従ってこのようなディジタル環
境においては、ポ−ト25とスマ−トカ−ド読取り機1
0間かまたはポ−ト25とポ−ト30間かのいずれかに
通信を設定する少なくとも例えば交換機22のような交
換機を回線インタ−フェス装置20は含有する必要があ
る。
【0013】前述のディジタル信号装置の機能を読取り
機インタ−フェ−ス装置24内で実施し、そこでまたこ
れはその回線インタ−フェ−ス装置の一部であってスマ
−トカ−ド読取り機10と交換機22間に配置する。交
換器22の制御はポ−ト25、30および/またはスマ
−トカ−ド読取り機10で信号を送って実施する。さら
に具体的には、コントロ−ラ23は、ポ−ト25、30
から着信する信号および読取り機インタ−フェ−ス装置
24から着信する信号に応答する。スマ−トカ−ド読取
り機10からおよびポ−ト25、30からコントロ−ラ
23が検出する制御信号が交換機22の状態を指示す
る。
【0014】このプライマリ信号の変換の必要性は、ア
ナログ環境においては、このスマ−トカ−ド読取り機が
生成したディジタル信号をアナログの形に変換する必要
があり、また逆にこのスマ−トカ−ド読取り機に向かう
アナログ信号をディジタル・フォ−マットに変換するこ
とが必要であるということである。これは当然そのモデ
ムの機能を指すことである。従つて、読取り機インタ−
フェ−ス装置24は、アナログ環境においては、単に通
常のモデムである。また、アナログ環境においては、交
換機22はこの図1の装置の適当なオペレ−ションには
必要ではなく、というのは適当な設計のスマ−トカ−ド
読取り機10においてはポ−ト30から出るロ−・レベ
ルのアナログ・ノイズ信号を無視できるからである。
【0015】つまり、本発明の“代わり”の実施例にお
いては、交換機22なしに実施することも可能で、そこ
ではそのスマ−トカ−ド読取り機10からのまたそのス
マ−トカ−ド読取り機10へのデ−タ伝達時にそのユ−
ザに話さないように指示する。ポ−ト30の信号を適時
ブロックできるように交換機22および交換機コントロ
−ラ23を有する。その動作を説明すると、スマ−トカ
−ド読取り機10は、そのスマ−トカ−ドからそのモデ
ム(24)に全二重モ−ドでデ−タと制御の情報を通信
し、またその逆を通信する。また、このモデムはそのス
マ−トカ−ド読取り機から交換機22へまたその逆に情
報を通信する。
【0016】この回線インタ−フェ−ス装置は、スマ−
トカ−ド読取り機10とポ−ト25間のデ−タ情報を通
信し、またはポ−ト25、30間のユ−ザ信号(例、音
声)を通信する。交換機22は、その機能をコントロ−
ラ23の制御下に行う。設計者の選択に応じ、コントロ
−ラ23はポ−ト25、スマ−トカ−ド読取り機10、
ポ−ト30、またはこれら前記のいずれかの組み合わせ
に接続する。この図1に示す実施例においては、コント
ロ−ラ23へのこれら三者(ポ−ト25、30、および
スマ−トカ−ド読取り機10)すべての接続をしめす。
コントロ−ラ23が交換機22を制御するのに、これは
無数の方法で行うことができる。例えば、その一つの方
法にポ−ト30に最終的制御を与える方法がある。
【0017】次に、ポ−ト30に接続する電話を介して
図1の装置に接続したユ−ザは、図1の装置のオペレ−
ションに最終的制御を持つことができる。例えば、この
ユ−ザの電話機器で押しボタン式パッドによりこの制御
を行うことができる。または、ポ−ト25に最終的制御
を与えることもできる。この場合にはその電話ネットワ
−クを介してポ−ト25に接続する装置がスマ−トカ−
ド読取り機10からディジタル情報の要求を所望する際
には、またはスマ−トカ−ド読取り機10にディジタル
情報の送付を所望する際には、常に、このユ−ザがその
被呼者(または、実際上この電話接続部にはいないがそ
の近傍の聴取者)と会話中か否かには無関係にそれを実
施することができる。
【0018】ポ−ト25に接続しキャリア信号を検出す
る手段を単に設けることにより最終的制御をポ−ト25
に供与することができる。この手段にはすべてのダイア
ル・モデムにみられるような“キャリア検出”用の通常
回路がある。キャリアを検出するとポ−ト25、30間
の接続をディスエイブルにし、ポ−ト30における電話
を実際上消音にする。ポ−ト25に制御を供与した場合
と同様の方法でスマ−トカ−ド読取り機10から着信す
る信号により制御を設定できる。この点に関しポ−トに
よる最終的制御の意味は、このポ−トは別のポ−トや信
号に制御を譲渡することができ、またいつでもそのポ−
トが制御を再びアサ−トにすることができるということ
である。
【0019】交換機22をポ−ト30かまたはスマ−ト
カ−ド読取り機10かのいずれかにポ−ト25を接続す
る単極−双投交換機として図示したが、必ずしもそれに
限るものではない。また、スマ−トカ−ド読取り機10
をポ−ト30に接続する交換器22でもまた、さらにポ
−ト30をスマ−トカ−ド読取り機10に接続する際に
ポ−ト25を“ホ−ルド”回路25に接続するややさら
に複雑な交換機でもここで用いることは非常に容易なこ
とである。すなわち、このユ−ザがスマ−トカ−ド読取
り機10にそのポ−ト30の電話機器の接続を所望し、
そしてポ−ト25でその電話ネットワ−クと接続を設定
するか、またはこのユ−ザがその電話ネットワ−クとの
接続後あるときにこのポ−ト30の機器をスマ−トカ−
ド読取り機10に接続を所望するか、その両方の場合が
ある。
【0020】この前者の場合にはポ−ト25をアイドル
状態のままにしておくことができ、一方後者の場合には
その電話ネットワ−クへの接続をドロップできない場合
には適宜終端する必要がある。図1においては、このた
めに交換機22に接続する終端回路26を示す。以上説
明したように、いろいろな方法でポ−ト25、30およ
びスマ−トカ−ド読取り機10は交換機22の状態に最
終的制御を持つことができる。このような制御が一定不
変で支配的である必要はなく、実際にどのポ−トも“最
終的”制御を持たないようにコントロ−ラ23を設計す
ることも十分可能である。簡単にいうと、コントロ−ラ
23は通常の“状態機械”ですべてのその入力に応答し
また過去の入力にも感応可能なものとすることができ
る。
【0021】この図1の付加装置に接続した通常の電話
の組み合わせは結果として実際上非常に“スマート(賢
明)”な電話となることであり、というのはスマ−トカ
−ドがこの組み合わせにその機能のすべてを供与するた
めである。多くの利点はこの組み合わせから生ずるの
で、例えば非常に便利な無線電話(例えば、セル式移動
電話)を挙げることができる。無線電話を形成するのに
必要なことは無線送受信機セクションをポ−ト25に接
続することである。これを図2に示す。この図2の無線
電話の利点はすべてパ−ソナル化情報をこの電話ではな
くてそのスマ−トカ−ドに含むことにある。
【0022】則ち、この付加装置(当然のことである
が、通常の電話機能を図1の装置に組み込みスマ−トカ
−ド読取り機を持つ電話を与える)のあるいずれの電話
配置もユ−ザは取り上げることができ、このユ−ザのス
マ−トカ−ドをそれに単に挿入するだけでそれを特有の
パ−ソナル・セル式移動電話に変換できることを意味す
る。ところでこの利点は自ずからその図1の配置に生ず
るものである。この図1の装置のオペレ−ションをさら
に向上させるのに、表示手段を有することは有益であ
る。この意図はスマ−トカ−ド読取り機10で入出力す
る情報の一部を表示するためである。このためにディス
プレイ装置を交換機22に接続してそれによりスマ−ト
カ−ド読取り機10の入出力するデ−タを適時取り込み
それを表示する。
【0023】またさらに図1の装置のオペレ−ションの
向上に、この配置にマイクロコンピユ−タを取り入れて
“賢明な電話”の種々の機能を行うことができる。この
マイクロコンピュ−タには、マイクロプロセッサと付随
するメモリがあり、またこのマイクロコンピュ−タを交
換機22に接続するのが好都合である。このような一機
能に“高速呼出”があり、ここではディレクトリ・デ−
タをそのマイクロプロセッサのメモリに蓄積し、その電
話機器が初期化するアプリケ−ション・プログラムを介
してそのデ−タをアクセスする。他のアプリケ−ション
にサ−ビスの集まり、例えば、呼出転送、弁別呼出音、
三方向呼出などのサ−ビスがある。
【0024】またさらに図1の装置のオペレ−ションの
向上に、キ−ボ−ドの設置がある。通常の押しボタン式
電話ではスマ−トカ−ド読取り機10かまたはポ−ト2
5かのいずれかに文字情報をユ−ザが送ることができる
機能が限定されて供与される。一部の利用にキ−ボ−ド
を持つと非常に便利な場合があり、ここではこのキ−ボ
−ドはそのユ−ザの押しボタン式パッドの上にさらに二
次的入力手段となる。このキ−ボ−ドを交換機22に接
続させてフレキシブルな接続にする好都合な場合もあ
る。サ−ビス提供者の代理人からサ−ビスをユ−ザが要
求するようなマスタ−カ−ドの一部の利用が予想される
場合もある。
【0025】このサ−ビス提供者がそのユ−ザの証明を
所望したりまた、その代理人の識別(例えば、この代理
人が巡回販売員であるような場合)の証明を所望する場
合がある。このためには、2台のスマ−トカ−ド読取り
機のある付加装置を持つことが便利である。この2台の
スマ−ト読取り機によりこの両方から読み取った情報が
正しい場合にのみサ−ビス提供を行うことができる。こ
こで、第2スマ−トカ−ド読取り機の配置はその付加装
置の構造に組み入れたり、または図1の回線インタフェ
−ス装置にスマ−ト読取り機10を接続するのと同様の
方法で別のポ−トに接続することができる。
【0026】図1の装置のオペレ−ションの向上の場合
について説明したが、前記のこれら向上のすべてをふく
む配置を図3に示す。ここで明記すべきことは本発明を
用いる特定の実施例ではこれら向上のすべてを使用する
必要はなく、これら向上のいずれの組み合わせも利用可
能である。図3においては、マイクロプロセッサ31を
交換機22にまたポ−ト25、30に接続する。メモリ
32をマイクロプロセッサ31に接続する。キ−ボ−ド
33を交換機22に接続し、表示手段34を交換機22
に接続し、スマ−トカ−ド読取り機35を読取り機イン
タフェ−ス装置36を介して交換機22に接続する。ま
た、これら要素をすべてコントロ−ラ23に接続してこ
の設計者の所望する接続がいかなる実施パタ−ンでも交
換機22に実行可能である。
【0027】図3に示す実施例の交換機22を電子クロ
スバ交換機とすることができるが、これは“フル・アク
セス”交換機である必要はない、というのは特定の接続
を使う傾向は全くないためである。例えば、終端回路2
6にポ−ト25以外の要素を接続するようなことは全く
ない。本発明の一利用例に、サ−ビス提供者と遠隔でイ
ンタフェ−スさせる手段がある。この配置を図4に示
し、ここで図1ないし図3で説明した電話付加装置の配
置をブロック100で表す。ブロク100を電話ネット
ワ−ク200を通りサ−ビス提供者300に接続する。
サ−ビス提供者300には、音声/タッチ・ト−ン/デ
−タ・インタフェ−ス装置40があり、これは電話ネッ
トワ−ク200と要素50、60間に介在して設ける。
【0028】要素50は通常のコンピュ−タであり、ま
た要素60は電話システムで、例えば、PBX、自動呼
出分配装置(ACD)を挙げることができるが、これは
前記インタフェ−ス装置40とコンピュ−タ50と通信
することができる。音声/タッチ・ト−ン/デ−タ・イ
ンタフェ−ス装置40は、その3フォ−マット(音声、
タッチ・ト−ン信号、またはデ−タ信号)のいずれかで
電話ネットワ−ク200から情報を受信するシステムで
あり、またこの前記インタフェ−ス装置40はこれらの
信号を変換しそれらの信号の情報内容に応じコンピュ−
タ50かまたは電話システム60かのずれかにそれらを
送るのに十分ロ−バストである。このような機能は、米
国電話電信会社、コンバ−ザント(CONVERSAN
T、登録済み、米国電話電信会社登録商標)音声情報シ
ステムにみられる。
【0029】基本的には、音声/タッチ・ト−ン/デ−
タ・インタフェ−ス装置40は単純にル−タからできて
いる。これはその3フォ−マットの中の1フォ−マット
で信号を受信し、特定の基準にもとずきこれらの信号を
適当な出力に向ける。例えば、その最も単純な形では、
前記インタフェ−ス装置40には音声信号、モデム信号
デ−タおよびタッチ・ト−ン・デ−タ間を区別する回路
がある。この機能は通常の回路で容易に得ることができ
る。この回路はその信号がタッチ・ト−ン信号かまたは
変調モデム信号かのいずれかの区別に敏感であることの
みが必要である。このような回路はすべて工業的に利用
可能である。タッチ・ト−ンでもなくまたモデムでもな
い信号は音声信号と決めることができる。
【0030】その信号はモデム信号であるということを
決めると、後続する通常の回路はそこに含まれたディジ
タル信号を生成しコンピュ−タ50に加える。同様に、
その信号は音声信号であると判断すると、そのル−ティ
ング回路はその信号を電話システム60に送る。タッチ
・ト−ン・デ−タの場合には、このル−タはその信号を
捕らえてデコ−ドし、その信号の内容からコンピュ−タ
50を目指すのか電話システム60を目指すのかを決め
てそれに従って送る。電話システム60が前述のような
ACDである場合には、これは次にサ−ビス・エ−ジェ
ントに接続する。オペレ−ションで説明すると、通信は
要素100からタッチ・ト−ンと音声の信号を介して着
信し電話システム60に接続する。
【0031】次に、電話システム60に接続したサ−ビ
ス・エ−ジェントは要素100に接続したユ−ザと対話
しその所望のサ−ビスを確認する。この確認をすると、
このサ−ビス・エ−ジェントはコンピュ−タ50を制御
してアプリケ−ション・プログラムを開始しまた電話シ
ステム60が音声/タッチ・ト−ン/デ−タ・インタフ
ェ−ス装置40と電話ネットワ−ク200を通り要素1
00に送った適当な信号により要素100を制御するこ
とができる。また、要素100がサ−ビス提供者300
をアクセスして直接コンピュ−タ50に送ることができ
る。そこで要素100の接続したこのユ−ザのアクショ
ンでそのアプリケ−ション・プログラムを開始できる。
【0032】また、自動音声認識(ASR)とテキスト
音声変換(T−T−S)を備えた前記米国電話電信会社
コンバ−ザント声情報システムは、コンピュ−タ生成音
声応答を生成することができる。このようなシステムで
事前記録済みのメッセ−ジやテキストからの他の生成音
声に対応する音声応答を、ただし“進行中”にである
が、行うことができる。さらにまた、前記ASRと前記
T−T−Sを備えた前記コンバ−ザント音声情報システ
ムは、話し語の流れの中である語を認識する音声認識と
それに対応する応答の機能を有する。これらの機能は図
4のシステム提供者に有益であるが、前述のごとくこれ
らは図4に示すように本発明の基本に必要なものではな
い。以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、
この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例
が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に
包含される。
【0033】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明により従来知
られていない対話手段を持つスマ−トカ−ド読取り機が
提供され、これにより電話ネットワ−クを介して遠隔装
置と電話の両者と対話できる従来得られなかった、例え
ば、スマ−トカ−ドのユ−ザが呼出するサ−ビス提供者
と対話できるような有効な利用が本発明により可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電話・スマ−トカ−ド読取り機・付加装置を示
すブロック図である。
【図2】無線装置の形成のためにそれに接続した無線モ
ジュ−ルを有する図1の付加装置を示す図である。
【図3】本発明の電話・スマ−トカ−ド読取り機・付加
装置の別の実施例を示す図である。
【図4】電話ネットワ−クによりさらにサ−ビス提供者
に電話・付加装置の組み合わせを接続する配置を示す図
である。
【符号の説明】
10 スマ−トカ−ド読取り機 20 回線インタフェ−ス装置 22 交換機 23 コントロ−ラ 24 読取り機インタフェ−ス装置 25 ポ−ト 26 終端回路 30 ポ−ト 31 マイクロプロセッサ 32 メモリ 33 キ−ボ−ド 34 表示手段 35 スマ−トカ−ド読取り機 36 読取り機インタフェ−ス装置 40 音声/タッチ・ト−ン/デ−タ・インタフェ−ス
装置 50 コンピュ−タ 60 電話システム 100 電話・付加装置含有配置(図1ないし図3) 200 電話ネットワ−ク 300 サ−ビス提供者
フロントページの続き (72)発明者 ダイアン アール. ウェザーリントン アメリカ合衆国、07924 ニュージャージ ー、バーナーズビル、ウッドランド ロー ド 28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線インタフェ−ス・コントロ−ラ(2
    3)と、 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラに接続し、電話
    ネットワ−クと通信する第1ポ−ト(25)と、 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラに接続し、電話
    ネットワ−クと接続する第2ポ−ト(30)と、 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラに接続するスマ
    −トカ−ド読取り機(10)とを有することを特徴とす
    るスマ−トカ−ド読取り機を有する装置。
  2. 【請求項2】 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラ
    (23)は、請求項1に記載の装置に付加した制御検出
    回路から発する適用制御信号により、前記第1ポ−ト
    (25)と前記第2ポ−ト(25)間に信号を通信する
    か、または前記第1ポ−ト(25)と前記スマ−トカ−
    ド読取り機間に信号を通信する交換機(22)を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記スマ−トカ−ド読取り機(10)と
    前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラ(23)の間に
    挿入したモデム(24)を更に有することを特徴とする
    請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記制御検出回路は、前記スマ−トカ−
    ド読取り機に行く信号また前記スマ−トカ−ド読取り機
    から来る信号の存在を検出する信号検出手段を有するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  5. 【請求項5】 表示手段(34)を有することを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラ
    (23)は、この前記回線インタ−フェイス・コントロ
    −ラに第3のポ−トを接続するポ−ト接続手段を有し、 前記制御検出回路は、前記第3のポ−トから出る信号に
    応答することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記回線インタフェ−ス・コントロ−ラ
    (23)は、マイクロプロセッサ(31)とこの前記マ
    イクロプロセッサに接続するバッファ(32)とを有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】 無線電話をエミュレ−トするように前記
    第1ポ−ト(25)に接続した無線通信手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 サ−ビス提供者装置(300)と、 この前記サ−ビス提供者装置に前記第1ポ−ト(25)
    を接続する接続手段(200)とを有することを特徴と
    する請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記サ−ビス提供者装置は、 前記回線インタ−フェイス・コントロ−ラが包括的に前
    記スマ−トカ−ド読取り機または前記第2ポ−ト(2
    5)によりこのサ−ビス提供者装置と通信を許容するよ
    うにこの前記回線インタ−フェス・コントロ−ラを指示
    する信号生成手段(40)を有することを特徴とする請
    求項9に記載の装置。
JP6128003A 1993-05-21 1994-05-19 スマ−トカ−ド読取り機を有する装置 Pending JPH06350739A (ja)

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NO941824L (no) 1994-11-22
KR940027406A (ko) 1994-12-10
NO941824D0 (no) 1994-05-13
CA2120068A1 (en) 1994-11-22
EP0625839A1 (en) 1994-11-23

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