JPH0635040Y2 - 着脱自在な壁面被覆板 - Google Patents
着脱自在な壁面被覆板Info
- Publication number
- JPH0635040Y2 JPH0635040Y2 JP1988072720U JP7272088U JPH0635040Y2 JP H0635040 Y2 JPH0635040 Y2 JP H0635040Y2 JP 1988072720 U JP1988072720 U JP 1988072720U JP 7272088 U JP7272088 U JP 7272088U JP H0635040 Y2 JPH0635040 Y2 JP H0635040Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- wall
- plate
- covering plate
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、台所の壁面などを被覆して壁面を防炎する壁
面被覆板に関するものであり、特に、被覆板の表面が火
気や油汚れ等に劣化することがなく、しかも、容易に取
付け取外しが出来る壁面被覆板に関する。
面被覆板に関するものであり、特に、被覆板の表面が火
気や油汚れ等に劣化することがなく、しかも、容易に取
付け取外しが出来る壁面被覆板に関する。
台所のガス台周辺の壁面を火気より保護するために、壁
面に耐火ボード,ステンレス板或いはアルミ箔などの耐
火性被覆板が固着される。
面に耐火ボード,ステンレス板或いはアルミ箔などの耐
火性被覆板が固着される。
此の耐火性被覆板は壁面を防炎する機能の他に壁面を美
化して台所を明るくする機能が要求されるが、ガス台周
辺の壁面には油などの汚れが付着するので、耐火性被覆
板に付着した汚れが容易に除去できるものでなければな
らない。
化して台所を明るくする機能が要求されるが、ガス台周
辺の壁面には油などの汚れが付着するので、耐火性被覆
板に付着した汚れが容易に除去できるものでなければな
らない。
然し、耐火ボードやアルミ箔に付着した汚れは完全に除
去することができないので拭いても綺麗にならない。
去することができないので拭いても綺麗にならない。
これに対して、ステンレス板などは付着した汚れを除去
することはできるが、付着した汚れを放置しておくと、
汚れが固着してしまい、磨き落さなければならない。
することはできるが、付着した汚れを放置しておくと、
汚れが固着してしまい、磨き落さなければならない。
しかし、壁面に取付けた被覆板から汚れを磨くには、無
理な作業姿勢で指先に強い力を入れなければならないの
で、主婦に苛酷な労働を強いることになる。
理な作業姿勢で指先に強い力を入れなければならないの
で、主婦に苛酷な労働を強いることになる。
被覆板を楽に洗浄するためには、被覆板を取外し可能な
構造とし、取外した被覆板を例えば浴室の床の上に置け
ば、洗浄剤も塗布し易くなり楽な姿勢で汚れを除去する
ことができる。
構造とし、取外した被覆板を例えば浴室の床の上に置け
ば、洗浄剤も塗布し易くなり楽な姿勢で汚れを除去する
ことができる。
かかる目的から、被覆板を取外し可能な構造としたもの
がある(実開昭55-10385号公報参照)が、壁面に磁性材
製の下地板を固定する面倒な工事が必要である。
がある(実開昭55-10385号公報参照)が、壁面に磁性材
製の下地板を固定する面倒な工事が必要である。
本考案は、耐火性を有する被覆板を壁面に容易に取付
け,取外しができ、容易に汚れを洗浄することができる
壁面被覆板を提供することを目的としている。
け,取外しができ、容易に汚れを洗浄することができる
壁面被覆板を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本考案の壁面被覆板におい
ては、磁性体より成る被覆板の表面を弗素樹脂被覆加工
し、上記被覆板の裏面に磁石を吸着し、該磁石を壁面に
貼着した。
ては、磁性体より成る被覆板の表面を弗素樹脂被覆加工
し、上記被覆板の裏面に磁石を吸着し、該磁石を壁面に
貼着した。
なお、被覆板は、配列されたタイル模様を設けた表面に
弗素樹脂被覆加工を施すことが美感上好ましい。
弗素樹脂被覆加工を施すことが美感上好ましい。
上記のように構成された壁面被覆板を壁面に止着するに
は、被覆板の裏面に永久磁石の一方の面を吸着固定し、
永久磁石の他方の面を壁面に貼着する。
は、被覆板の裏面に永久磁石の一方の面を吸着固定し、
永久磁石の他方の面を壁面に貼着する。
壁面に固定された被覆板の表面は、弗素樹脂被覆加工が
施されているので付着した汚れを払拭し易く、壁面が美
しく保たれる。又、耐火性を有するので壁面を防炎して
保護する。
施されているので付着した汚れを払拭し易く、壁面が美
しく保たれる。又、耐火性を有するので壁面を防炎して
保護する。
被覆板表面にタイル模様が施されている場合には、実物
のタイル張り壁面と同様の外観を呈する。
のタイル張り壁面と同様の外観を呈する。
被覆板を洗浄するには、永久磁石に吸着されている被覆
板を取外し、洗浄し易い状態に置いて洗浄することがで
きる。
板を取外し、洗浄し易い状態に置いて洗浄することがで
きる。
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は被覆板の正面図であり、第2図は被覆板及び壁
の縦断面図である。
の縦断面図である。
同図において、被覆板1は、所定の縦寸法及び横寸法を
有する鋼板材をプレス加工し、鋼板材の表面には縦方向
及び横方向にそれぞれ3個配列されたタイル模様1aが凸
状に成形される。
有する鋼板材をプレス加工し、鋼板材の表面には縦方向
及び横方向にそれぞれ3個配列されたタイル模様1aが凸
状に成形される。
タイル模様1aが成形された被覆板1の表面には、弗素樹
脂被覆加工が施される。弗素樹脂コートの表面が非粘着
性を有するため、表面に付着した汚れを払拭し易くな
る。
脂被覆加工が施される。弗素樹脂コートの表面が非粘着
性を有するため、表面に付着した汚れを払拭し易くな
る。
被覆板1を壁Wに取付けるには、被覆板1の裏面の各隅
に永久磁石2の一方の面を吸着固定し、他方の面に両面
接着テープ等の接着部材3を固着し、接着部材3を壁W
に貼着する。
に永久磁石2の一方の面を吸着固定し、他方の面に両面
接着テープ等の接着部材3を固着し、接着部材3を壁W
に貼着する。
被覆板1は四角形状であるため、壁面Wに並べて吸着固
定すれば、広い壁面をカバーすることができる。
定すれば、広い壁面をカバーすることができる。
壁面Wに固定された被覆板1は、表面にタイル模様1aが
配列されているので、壁面がタイル張りされたような明
るい台所を楽しむことができる。
配列されているので、壁面がタイル張りされたような明
るい台所を楽しむことができる。
又、被覆板1は鋼板製であるため、ガス台などの火炎に
対して壁Wを保護し、被覆板1に飛散した油が滲み込む
ことはなく、被覆板1の表面に付着した油汚れなどを除
去することができるが、被覆板1を洗浄する場合には被
覆板1を取外して洗浄すればよい。
対して壁Wを保護し、被覆板1に飛散した油が滲み込む
ことはなく、被覆板1の表面に付着した油汚れなどを除
去することができるが、被覆板1を洗浄する場合には被
覆板1を取外して洗浄すればよい。
洗浄した被覆板1の再取付するには被覆板1を永久磁石
2に当接するだけでよく、取付位置がずれた場合には被
覆板1を永久磁石2に沿ってスライドすればよい。
2に当接するだけでよく、取付位置がずれた場合には被
覆板1を永久磁石2に沿ってスライドすればよい。
被覆板1は永久磁石2を介して壁Wに固定されているた
め、被覆板1と壁Wとの間には間隔が形成される。
め、被覆板1と壁Wとの間には間隔が形成される。
従って、ガス台の発生熱により被覆板1が温度上昇して
も直接壁Wには熱伝達され難い。
も直接壁Wには熱伝達され難い。
又、被覆板1の縦横の寸法を数種類設けておけば、被覆
板1でカバーする範囲を種々に選択することができる
し、永久磁石2は取付が容易であり取外しも可能である
ためカバー範囲を変更することもできる。
板1でカバーする範囲を種々に選択することができる
し、永久磁石2は取付が容易であり取外しも可能である
ためカバー範囲を変更することもできる。
本考案は、以上のように構成されているので、以下に記
載されるような効果を奏する。
載されるような効果を奏する。
(a)壁面に永久磁石を貼着するのみで被覆板を着脱自
在に固定することができる。
在に固定することができる。
従って、壁面に下地板を固着するような面倒な工事は不
要であるので取付が極めて容易である。
要であるので取付が極めて容易である。
又、被覆板のカバー範囲の増加,変更などもできる。
(b)被覆板は耐火性を有し、壁を火炎より保護する。
又、被覆板と壁との間に隙間があるので被覆板の温度上
昇は壁に伝達され難い。
昇は壁に伝達され難い。
(C)被覆板の表面には弗素樹脂被覆加工が施されてい
るので、汚れを除去し易いが、被覆板は取付け及び取外
しが容易であるため、取外して被覆板を洗浄することが
できる。
るので、汚れを除去し易いが、被覆板は取付け及び取外
しが容易であるため、取外して被覆板を洗浄することが
できる。
(d)被覆板の表面にタイル模様を施しておくと、台板
の壁面にタイル張りを施工したような明るい感じを与え
る。
の壁面にタイル張りを施工したような明るい感じを与え
る。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示し、 第1図は被覆板の正面図、 第2図は被覆板及び壁の縦断面図である。 W……壁、1……被覆板、1a……タイル形状、2……永
久磁石、3……接着部材。
久磁石、3……接着部材。
Claims (2)
- 【請求項1】磁性体より成る被覆板の表面を弗素樹脂被
覆加工し、上記被覆板の裏面に磁石を吸着し、該磁石を
壁面に貼着して成る着脱自在な壁面被覆板。 - 【請求項2】上記被覆板は、配列されたタイル模様を設
けた表面に弗素樹脂被覆加工が施されることを特徴とす
る請求項1記載の着脱自在な壁面被覆板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072720U JPH0635040Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 着脱自在な壁面被覆板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988072720U JPH0635040Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 着脱自在な壁面被覆板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179932U JPH01179932U (ja) | 1989-12-25 |
JPH0635040Y2 true JPH0635040Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31297874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988072720U Expired - Lifetime JPH0635040Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | 着脱自在な壁面被覆板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635040Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6173725U (ja) * | 1984-10-19 | 1986-05-19 | ||
JPH0617931Y2 (ja) * | 1986-08-26 | 1994-05-11 | ニチレイマグネツト株式会社 | 壁層機構 |
-
1988
- 1988-06-02 JP JP1988072720U patent/JPH0635040Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179932U (ja) | 1989-12-25 |
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