JPH09125562A - 不燃キッチンパネル - Google Patents
不燃キッチンパネルInfo
- Publication number
- JPH09125562A JPH09125562A JP31943395A JP31943395A JPH09125562A JP H09125562 A JPH09125562 A JP H09125562A JP 31943395 A JP31943395 A JP 31943395A JP 31943395 A JP31943395 A JP 31943395A JP H09125562 A JPH09125562 A JP H09125562A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluororesin film
- plate
- fiber
- slag cement
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】台所のガスコンロなどの前面に用いる壁の壁板
に油や煮汁のハネ、油煙などの汚れを落とし易く、かつ
不燃性のものを提供すること。 【解決手段】繊維混入スラグセメント板1表面にアルミ
板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つを選
択した金属板3、さらにその表面に弗素樹脂フィルム5
を接着し、弗素樹脂フィルム5の裏面、または金属板3
の表面に印刷模様xを施こした、不燃キッチンパネル。
に油や煮汁のハネ、油煙などの汚れを落とし易く、かつ
不燃性のものを提供すること。 【解決手段】繊維混入スラグセメント板1表面にアルミ
板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つを選
択した金属板3、さらにその表面に弗素樹脂フィルム5
を接着し、弗素樹脂フィルム5の裏面、または金属板3
の表面に印刷模様xを施こした、不燃キッチンパネル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】台所のガスコンロの前面など
の壁材に用いる不燃キッチンパネル。
の壁材に用いる不燃キッチンパネル。
【0002】
【従来技術】従来は、台所のガスコンロの前面などの壁
材としてはステンレス板を貼ったタイルなどが用いられ
てきた。しかしこれらのステンレス板を貼ったタイルは
油や煮汁などのハネ、油類などで汚れが甚だしい。この
ため汚れを防ぐため、プラスチックフィルムあるいはシ
ートを貼っているが、多くのプラスチックフィルムある
いはシートは不燃性が乏しく、火災の危険が多い。
材としてはステンレス板を貼ったタイルなどが用いられ
てきた。しかしこれらのステンレス板を貼ったタイルは
油や煮汁などのハネ、油類などで汚れが甚だしい。この
ため汚れを防ぐため、プラスチックフィルムあるいはシ
ートを貼っているが、多くのプラスチックフィルムある
いはシートは不燃性が乏しく、火災の危険が多い。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】台所のガスコンロの前
面に用いる壁材として、油や煮汁のハネ、油煙などの汚
れを落とし易く、かつ不燃性のものを提供すること。
面に用いる壁材として、油や煮汁のハネ、油煙などの汚
れを落とし易く、かつ不燃性のものを提供すること。
【0004】
【課題を解決する手段】繊維混入スラグセメント板1表
面にアルミ板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれ
か1つを選択した金属板3、さらにその表面に弗素樹脂
フィルム5を接着し、かつ、弗素樹脂フィルム5の裏面
あるいは金属板3の表面に印刷模様xを施こした、不燃
キッチンパネル。
面にアルミ板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれ
か1つを選択した金属板3、さらにその表面に弗素樹脂
フィルム5を接着し、かつ、弗素樹脂フィルム5の裏面
あるいは金属板3の表面に印刷模様xを施こした、不燃
キッチンパネル。
【0005】
▲a▼ 繊維混入スラグセメント1を基材とし、その表
面に金属板3、弗素樹脂フィルム5を貼着したので、汚
れを雑巾などで拭くだけで簡単に落とすことができる。
また弗素樹脂フィルム1は耐熱性が高いので、火災の危
険が少ない。また、弗素樹脂フィルム1は金属板3に貼
着されるので、表面平滑性を保持でき、汚れの払拭効果
が大きい。
面に金属板3、弗素樹脂フィルム5を貼着したので、汚
れを雑巾などで拭くだけで簡単に落とすことができる。
また弗素樹脂フィルム1は耐熱性が高いので、火災の危
険が少ない。また、弗素樹脂フィルム1は金属板3に貼
着されるので、表面平滑性を保持でき、汚れの払拭効果
が大きい。
【0006】もし、弗素樹脂フィルム5を直接繊維混入
スラグセメント1に貼着すると、表面にしわがより、汚
れが落とし難くなる。さらに金属板3はアルミ板、ステ
ンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つより選択され
るので、延屈性に富み、弗素樹脂フィルム5の平滑性を
阻害することがない。
スラグセメント1に貼着すると、表面にしわがより、汚
れが落とし難くなる。さらに金属板3はアルミ板、ステ
ンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つより選択され
るので、延屈性に富み、弗素樹脂フィルム5の平滑性を
阻害することがない。
【0007】▲a▼ 繊維混入スラグセメント1は強度
も十分で、かつ安価であり大量生産に適する。また接着
剤層2としてアクリル樹脂系のものを用いることにより
金属板3との接着も可能である。
も十分で、かつ安価であり大量生産に適する。また接着
剤層2としてアクリル樹脂系のものを用いることにより
金属板3との接着も可能である。
【0008】▲c▼ 弗素樹脂フィルム5の裏面または
金属板3の表面に印刷模様を施すことにより化粧性を高
めることができる。
金属板3の表面に印刷模様を施すことにより化粧性を高
めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】まづ、図1に記載された第1実施
例について説明する。図1において、1は繊維混入スラ
グセメントであって、厚さは6〜12mmである。繊維
は特に限定されない。例えば使い古しの衣類をバラした
ものでもよい。
例について説明する。図1において、1は繊維混入スラ
グセメントであって、厚さは6〜12mmである。繊維
は特に限定されない。例えば使い古しの衣類をバラした
ものでもよい。
【0010】2は接着剤層で、普通アクリル樹脂系の接
着剤が用いられる。アクリル樹脂系の接着剤はスラグセ
メントとアルミ板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板との
接着を可能とする。この接着剤層の厚さは0.01〜
0.03mmである。
着剤が用いられる。アクリル樹脂系の接着剤はスラグセ
メントとアルミ板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板との
接着を可能とする。この接着剤層の厚さは0.01〜
0.03mmである。
【0011】3は厚さ0.3〜0.7mmのアルミ板、
ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つを選択し
た金属板である。4は接着剤層で普通ポリエステル樹脂
系の接着剤が用いられる。5はバックプリントされた厚
さ15〜40ミクロンの弗素樹脂フィルムで、弗素樹脂
としては4ふっ化PTFE、4−6ふっ化FEP、エチ
レン−4ふっ化エチレン共重合樹脂ETFE、ふっ化ア
ルコキシPFAなどが用いられる。
ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つを選択し
た金属板である。4は接着剤層で普通ポリエステル樹脂
系の接着剤が用いられる。5はバックプリントされた厚
さ15〜40ミクロンの弗素樹脂フィルムで、弗素樹脂
としては4ふっ化PTFE、4−6ふっ化FEP、エチ
レン−4ふっ化エチレン共重合樹脂ETFE、ふっ化ア
ルコキシPFAなどが用いられる。
【0012】第1実施例のキッチンパネルは、繊維混入
スラグセメント1を基材とし、その表面に金属板3、さ
らにその表面に弗素樹脂フィルム5を接着したもので、
全体として不燃性であり、かつ弗素樹脂フィルム5は耐
熱性が高く、長期の使用に耐える。さらに汚れが雑巾な
どで拭くだけで簡単に落とせる利点がある。
スラグセメント1を基材とし、その表面に金属板3、さ
らにその表面に弗素樹脂フィルム5を接着したもので、
全体として不燃性であり、かつ弗素樹脂フィルム5は耐
熱性が高く、長期の使用に耐える。さらに汚れが雑巾な
どで拭くだけで簡単に落とせる利点がある。
【0013】さらに弗素樹脂フィルム5は金属板3に接
着されるので、その平滑性を失うことがないので、雑巾
で拭くとき、ゴツゴツすることがなく、効果的に汚れを
落とすことができる。もし直接スラグセメント1に接着
すると弗素樹脂フィルム5の表面にはしわが寄り、汚れ
を落とし難くなる。
着されるので、その平滑性を失うことがないので、雑巾
で拭くとき、ゴツゴツすることがなく、効果的に汚れを
落とすことができる。もし直接スラグセメント1に接着
すると弗素樹脂フィルム5の表面にはしわが寄り、汚れ
を落とし難くなる。
【0014】弗素樹脂フィルム5の裏面に印刷模様xを
施こして、化粧性を高めることもできる。
施こして、化粧性を高めることもできる。
【0015】つぎに図2に示した第2実施例は、第1実
施例と異なり、印刷模様xを金属板3表面に施こしたも
のである。金属板3としてはアルミ板、ステンレス板、
亜鉛鋼板、鉄板が選択されているので、いづれも印刷が
可能である。そして、第1実施例のように、フィルム1
の裏面に印刷した場合に比べ、印刷模様が安定する。た
だし、接着剤層4は透明にする必要がある。
施例と異なり、印刷模様xを金属板3表面に施こしたも
のである。金属板3としてはアルミ板、ステンレス板、
亜鉛鋼板、鉄板が選択されているので、いづれも印刷が
可能である。そして、第1実施例のように、フィルム1
の裏面に印刷した場合に比べ、印刷模様が安定する。た
だし、接着剤層4は透明にする必要がある。
【図1】 第1実施例の断面図、
【図2】 第2実施例の断面図、
1:繊維混入スラグセメント、2:接着剤層、3:金属
板、4:接着剤層、5:弗素樹脂フィルム。
板、4:接着剤層、5:弗素樹脂フィルム。
Claims (1)
- 【請求項1】 繊維混入スラグセメント板1の表面にア
ルミ板、ステンレス板、亜鉛鋼板、鉄板のいづれか1つ
を選択した金属板3、さらにその表面に弗素樹脂フィル
ム5を接着し、かつ、弗素樹脂フィルム5の裏面あるい
は金属板3の表面に印刷模様xを施こした、不燃キッチ
ンパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31943395A JPH09125562A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 不燃キッチンパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31943395A JPH09125562A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 不燃キッチンパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09125562A true JPH09125562A (ja) | 1997-05-13 |
Family
ID=18110151
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31943395A Pending JPH09125562A (ja) | 1995-11-01 | 1995-11-01 | 不燃キッチンパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09125562A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1092370A1 (de) * | 1999-10-14 | 2001-04-18 | Rational Einbauküchen GmbH | Beschichtete Platte für ein Küchen- oder Badmöbel |
JP2004351750A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Takiron Co Ltd | 不燃性化粧板 |
US6899944B2 (en) | 2000-11-10 | 2005-05-31 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Retroreflective sheeting having printed layer |
WO2009069464A1 (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | Toyo Kohan Co., Ltd. | キッチンパネル用材料、キッチンパネル用材料の製造方法及びキッチンパネル |
US9295269B2 (en) | 2010-03-23 | 2016-03-29 | Reading Scientific Services Limited | Confectionery product containing active and/or reactive components and methods of productions thereof |
-
1995
- 1995-11-01 JP JP31943395A patent/JPH09125562A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1092370A1 (de) * | 1999-10-14 | 2001-04-18 | Rational Einbauküchen GmbH | Beschichtete Platte für ein Küchen- oder Badmöbel |
US6899944B2 (en) | 2000-11-10 | 2005-05-31 | Nippon Carbide Kogyo Kabushiki Kaisha | Retroreflective sheeting having printed layer |
JP2004351750A (ja) * | 2003-05-29 | 2004-12-16 | Takiron Co Ltd | 不燃性化粧板 |
WO2009069464A1 (ja) * | 2007-11-29 | 2009-06-04 | Toyo Kohan Co., Ltd. | キッチンパネル用材料、キッチンパネル用材料の製造方法及びキッチンパネル |
JPWO2009069464A1 (ja) * | 2007-11-29 | 2011-04-14 | 東洋鋼鈑株式会社 | キッチンパネル用材料、キッチンパネル用材料の製造方法及びキッチンパネル |
US9295269B2 (en) | 2010-03-23 | 2016-03-29 | Reading Scientific Services Limited | Confectionery product containing active and/or reactive components and methods of productions thereof |
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