JP3246472U - 高圧ラミネート板の改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で扱い易い上、丸めることができる特性を有し、接着剤を直接塗布するだけで施工することができるため、取り付け工事の時間を短縮し、工程が簡単でコストを節約することができる高圧ラミネート板の改良構造を提供する。【解決手段】高圧ラミネート板の改良構造は、底層1及び印刷同色層2を備えた高圧ラミネート板を含む。底層は、下地として用いる。印刷同色層は、底層上に形成する。底層の一面は、接着剤を直接塗布して一表面上に固定する。印刷同色層の材料は、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)又はアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)を含む。印刷同色層の表面には、リアルに模した木目、石目、単色又は色彩を印刷する。【選択図】図1

Description

本考案は、高圧ラミネート板(High-Pressure Laminate:HPL)構造に関し、特に、軽量で扱い易い上、丸めることができる特性を有し、接着剤を直接塗布するだけで施工することができるため、取り付け工事の時間を短縮し、工程が簡単でコストを節約することができ、その高い弾性により製品を各種曲面又は不規則な表面に貼り付けることができる上、室内・屋外の各種表面に適用することができて安価であるため、実用的価値が高くて使用意欲を高めることもできる、高圧ラミネート板の改良構造に関する。
高圧ラミネート板は、住居の内装でよく使用される材料の一つであり、壁、天井又はキッチンカウンターによく使用され、石材、タイル材よりも安価であり、加工技術により大理石、木目などの質感を模倣することができる。
従来の高圧ラミネート板は、特殊な樹脂を含浸させた装飾色紙及びクラフト紙の各層を積層するとともに、高温・高圧、乾燥などの工程で処理する。色が多種類あるため、貼り付けた後に塗料を塗布する必要がなく、各種扉、カウンターなどの表面材料として広く利用されている。
高圧ラミネート板は、耐汚染性、耐擦傷性、清掃が容易な特性を有するため、特にきれい好きな者にとって第一候補の材料となっている。高圧ラミネート板の表面は、凹部が少ないため、汚れが溜まり難く、大部分の弱酸アルカリの洗剤及び食材の汚れにも耐性がある。そのためキッチンカウンター、机・椅子、扉、キャビネット、壁などに広く利用されている。
高圧ラミネート板には様々な種類があり、単一色のもの以外には、木目、石材、金属などを含み、価格はその種類により異なった。
高圧ラミネート板は、清掃に関しては、汚れを吸収し難いという特性を有するため、清掃過程が非常に簡単で、濡れた布又は弱めのクリーニング剤で拭くだけで清掃することができた。しかし、例えば、ワイヤーブラシ、サンドペーパーなど、板材に酷い傷をつける工具を使用することは避けなければならない上、高圧ラミネート板の表面を腐食させて使用寿命が短くなってしまうため、クリーニング剤として酸性の洗剤を使用することは避けなければならなかった。
高圧ラミネート板は、表面に特殊な処理を施し、耐擦傷、耐摩耗性、防炎性などの機能を備えていたが、それ自体が特殊な樹脂及び紙材からなるため、耐熱性、耐酸アルカリ性は備えていなかった。そのため使用する際、特に留意し、高温により表面が焦げないようにしなければならず、一旦焦げてしまうと、元の状態に戻すことは困難であった。
また、接着剤も慎重に選択する必要があった。高圧ラミネート板は水に触れると膨張し易いため、施工する際に液体状の接着剤を使用した場合、壁面が平らでなくなり、密着せずに隙間が生じてしまう虞があった。そのため、施工する前に背面を予め水に浸しておき、施工の安定性を確保する必要があった。同時に、無害で汚染を発生させず、低ホルムアルデヒドの接着剤を選択しなければならず、施工が終了した後でも2カ月ほど風通しを良くした後でなければ、入居することはできなかった。
上述したことをまとめると、高圧ラミネート板は、耐用性に優れ、種類が豊富で、安価であるなどの長所を備えていたため、住居の内装材料としてよく利用されていた。しかし、他の建材と同様に、使用する際、耐久性を確保するために、その特性に注意する必要があった。
従来の高圧ラミネート板は、以上のような特性を有したが、板辺の縁部が黒色であり、見た目が黒色の周枠が目障りで見た目がよくない上、曲面又は不規則な表面に貼り付けることが困難であり、取り付けも不便であったため、従来の市販されている高圧ラミネート板の応用範囲は限られていた。こうした現状に鑑み、本考案者は、関連分野の長年にわたる製造及び設計の経験、知識により、様々な工夫を凝らして本考案を完成したものである。
本考案の主な目的は、精巧で美しい構造配置により、高圧ラミネート板の縁部と板材の表面とを同じ色調に融合し、高圧ラミネート板が非常に高い透過性を有し、周枠が無いように見え、高圧ラミネート板の全体構造がはっきりと見えて見た目が良い上、軽量で扱い易く、丸めることができる特性を有するため、接着剤を直接塗布するだけで施工することができ、取り付けにかかる時間を短縮して手間を省き、コストを節約することができ、その高い弾性により製品を各種曲面又は不規則な表面に貼り付けることができる上、室内・屋外の各種表面に適用することができて安価であるため、実用的価値が高くて使用意欲を高めることもできる、高圧ラミネート板の改良構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案の第1の形態によれば、底層及び印刷同色層を備えた高圧ラミネート板を含む、高圧ラミネート板の改良構造であって、前記底層は、下地として用い、前記印刷同色層は、前記底層上に形成することを特徴とする、高圧ラミネート板の改良構造を提供する。
前記底層の材料は、含浸底紙又は不織布を含むことが好ましい。
前記底層の厚さは0.05mm~0.3mmであることが好ましい。
前記底層の厚さは0.1mm~0.25mmであることが好ましい。
前記底層の厚さは0.15mm~0.2mmであることが好ましい。
前記底層の一面は、接着剤を直接塗布して一表面上に固定することが好ましい。
前記印刷同色層の材料は、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)又はアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)を含むことが好ましい。
前記印刷同色層の厚さは0.2mm~0.8mmであることが好ましい。
前記印刷同色層の厚さは0.3mm~0.7mmであることが好ましい。
前記印刷同色層の厚さは0.4mm~0.6mmであることが好ましい。
前記印刷同色層の表面には、リアルに模した木目、石目、単色又は色彩を印刷することが好ましい。
本考案の高圧ラミネート板の改良構造は、精巧で美しい構造配置により、高圧ラミネート板の縁部と板材の表面とを同じ色調に融合し、高圧ラミネート板が非常に高い透過性を有し、周枠が無いように見え、高圧ラミネート板の全体構造がはっきりと見えて見た目が良い上、軽量で扱い易く、丸めることができる特性を有するため、接着剤を直接塗布するだけで施工することができるため、取り付けにかかる時間を短縮して手間を省き、コストを節約することができ、その高い弾性により製品を各種曲面又は不規則な表面に貼り付けることができる上、室内・屋外の各種表面に適用することができて安価であるため、実用的価値が高くて使用意欲を高めることもできる。
図1は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す斜視図。 図2は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す分解斜視図。 図3は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す側面図。 図4は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を使用する状態の説明図(1)。 図5は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を使用する状態の説明図(2)。
本考案の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本考案を以下で詳説する。
図1~図3を参照する。図1は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す斜視図である。図2は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す分解斜視図である。図3は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を示す側面図である。
図1~図3に示すように、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造が含む高圧ラミネート板は、底層1及び印刷同色層2を備える。
底層1は、下地として用いる。好適には底層1の材料は、含浸底紙又は不織布を含む。底層1の厚さは0.05mm~0.3mm、0.1mm~0.25mm又は0.15mm~0.2mmであり、底層1の一面は、接着剤を直接塗布して一表面上に固定してもよい。
印刷同色層2は、底層1上に形成する。好適には印刷同色層2の材料は、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)又はアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)を含む。印刷同色層2の厚さは0.2mm~0.8mm、0.3mm~0.7mm又は0.4mm~0.6mmである。印刷同色層2の表面には、リアルに模した木目、石目、単色又は色彩を印刷する。
上述した構造、組成設計に基づき、本考案の使用動作の状況について以下説明する。
図4及び図5を参照する。図4は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を使用する状態の説明図(1)である。図5は、本考案の一実施形態に係る高圧ラミネート板の改良構造を使用する状態の説明図(2)である。図4及び図5に示すように、本考案に係る高圧ラミネート板の改良構造は、軽量で扱い易い上、丸めることができる特性を有するため、湾曲した形状の壁面にも取り付け易く、施工する際、底層1に接着剤を直接塗布するだけで固定させることができるため、施工が容易である。本考案に係る高圧ラミネート板の改良構造は、例えば、コーヒーテーブル、テレビ台、ダイニングテーブルなどに取り付けることができるため、施工に便利である。
本考案に係る高圧ラミネート板の改良構造は、以下(1)及び(2)の長所を有する。
(1)利便性:底層1は、含浸底紙又は不織布からなり、運送する際、紙と同じように巻くことができる上、非常に軽いため、設置するための大きな空間も力も必要無い。現場で施工する際、接着剤を塗布するだけで施工することができるため、時間が短縮され、取り扱いが容易であるため、時間及びコストを節約することができる。
(2)実用性:各層を結合させると、製品が高い弾性を有するため、例えば、室内、屋外、凹凸面、曲面など、各種曲面又は不規則な表面にも容易に貼り付けることができ、施工が制限を受けない上にコストも安価であるため、使用する意欲を高めて取り付けの実用性を高めることもできる。
上述したことから分かるように、本考案に係る高圧ラミネート板の改良構造は、実際に使用する際、従来技術と比べ、軽量で扱い易い上、丸めることができる特性を有し、接着剤を直接塗布するだけで施工することができるため、取り付け工事の時間を短縮し、工程が簡単でコストを節約することができ、その高い弾性により製品を各種曲面又は不規則な表面に貼り付けることができる上、室内・屋外の各種表面に適用することができて安価であるため、実用的価値が高くて使用意欲を高めることもできる。
当該分野の技術の当業者が理解できるように、本考案の好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本考案を限定するものではない。本考案の主旨と領域を逸脱しない範囲内で各種の変更や修正を加えることができる。従って、本考案の実用新案登録請求の範囲は、このような変更や修正を含めて広く解釈されるべきである。
1 底層
2 印刷同色層

Claims (11)

  1. 底層及び印刷同色層を備えた高圧ラミネート板を含む、高圧ラミネート板の改良構造であって、
    前記底層は、下地として用い、
    前記印刷同色層は、前記底層上に形成することを特徴とする、高圧ラミネート板の改良構造。
  2. 前記底層の材料は、含浸底紙又は不織布を含むことを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  3. 前記底層の厚さは0.05mm~0.3mmであることを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  4. 前記底層の厚さは0.1mm~0.25mmであることを特徴とする請求項3に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  5. 前記底層の厚さは0.15mm~0.2mmであることを特徴とする請求項4に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  6. 前記底層の一面は、接着剤を直接塗布して一表面上に固定することを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  7. 前記印刷同色層の材料は、ポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG)又はアクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体(ABS)を含むことを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  8. 前記印刷同色層の厚さは0.2mm~0.8mmであることを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  9. 前記印刷同色層の厚さは0.3mm~0.7mmであることを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  10. 前記印刷同色層の厚さは0.4mm~0.6mmであることを特徴とする請求項8に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
  11. 前記印刷同色層の表面には、リアルに模した木目、石目、単色又は色彩を印刷することを特徴とする請求項1に記載の高圧ラミネート板の改良構造。
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