JPH0635008A - 多端子光スイッチ - Google Patents

多端子光スイッチ

Info

Publication number
JPH0635008A
JPH0635008A JP19539192A JP19539192A JPH0635008A JP H0635008 A JPH0635008 A JP H0635008A JP 19539192 A JP19539192 A JP 19539192A JP 19539192 A JP19539192 A JP 19539192A JP H0635008 A JPH0635008 A JP H0635008A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polarization
beam splitter
switch
polarization beam
optical path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19539192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3040883B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Noguchi
一博 野口
Kazuo Kimura
一夫 木村
Toshikazu Sakano
寿和 坂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4195391A priority Critical patent/JP3040883B2/ja
Publication of JPH0635008A publication Critical patent/JPH0635008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3040883B2 publication Critical patent/JP3040883B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な光信号に対してもジッタの影響がな
く、安定に動作する光スイッチを得ることを目的とす
る。 【構成】 この光スイッチは、複数のコリメート入射信
号光を入射するコリメート光信号入力端子101 と、液晶
光空間変調器アレイ102-1〜102-7と、光信号伝搬時間
等化型ルーチング素子103-1,2と、通常の偏光ルーチ
ング素子104-1〜104-6と、コリメート光信号受信端子
105 を具え、スイッチ内部でのルーチング素子の配置を
限定することによって、スイッチ内部で2つに分離され
た光信号の伝搬時間差を除去する構造を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間を伝搬する複数の
光ビームの光路の順序を任意に変換する機能を持った、
光交換機などに利用できる多端子光スイッチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】2入力2出力の単位スイッチを多段に接
続し、N個の入力端子とN個の出力端子との間を1対1
接続するスイッチとして、クロスバ型構成に基づくマト
リクススイッチがある。図1に、一例としてN入力N出
力(具体的には8入力8出力)のマトリクススイッチの
配線図を示す。図1において実線は網内の配線を示す。
また、図中の長方形は2入力2出力の単位スイッチであ
り、これは外部からの制御によって入力1−出力1、入
力2−出力2の接続形態(スルー)と、入力1−出力
2、入力2−出力1の接続形態(クロス)のいずれか一
方の形態をとる。このスルーを用いて図中のi番目の入
力端子からの入力信号をj番目の出力端子に接続するた
めには、i番目の入力端子とj番目の出力端子の交点に
位置する単位スイッチ(図中ではハッチングを施した単
位スイッチ)をクロス状態とし、その他の単位スイッチ
でi番目の入力端子あるいはj番目の出力端子に接続さ
れているもの(図中で一点鎖線の枠内の領域の単位スイ
ッチ)をすべてスルー状態とすれば良い。
【0003】このマトリクススイッチは、入力端子数
N、出力端子数Nのスイッチ網を簡単な構成で実現で
き、網内での信号の伝搬経路を容易かつ非閉塞に設定で
きる利点を持つ。しかし端子数Nに対してN2 個の単位
スイッチが必要となるため、Nの増大に伴って部品の数
が非常に大きくなる。また、単位スイッチの通過の際に
信号の減衰がある場合、Nの増大に伴って通過する単位
スイッチの数が非常に大きくなるため、これに伴って通
過損失が増大するという欠点を有する。
【0004】これに対し、2入力2出力の単位スイッチ
を多段に接続し、2N 個の入力端子と2N 個の出力端子
との間を1対1で接続するすべての組合せを実現するこ
とのできるスイッチ網の構成法が考案されている。図2
は、上記の構成法に基づく32入力32出力のスイッチ回路
網の配線図である。図2の実線は網内の配線を示す。ま
た、長方形は2入力2出力の単位スイッチであり、外部
からの制御によって入力1−出力1、入力2−出力2の
接続形態(スルー)と、入力1−出力2、入力2−出力
1の接続形態(クロス)のいずれか一方の形態をとる。
【0005】図2の回路網は単位スイッチをアレイ状に
配置したスイッチ段と、隣接スイッチ段間を接続する配
線網を交互に配置した構成を持っている。図2の場合、
スイッチ網は9個のスイッチ段と8個の配線網によって
構成されている。一般に、この形のスイッチ網は容易に
N 個の入力端子および2N 個の出力端子を持った構成
に拡張される。この時、スイッチ網は1段当たり2N-1
個の単位スイッチを含む(2N−1)段の単位スイッチ
アレイと、各単位スイッチの出力の一方を、次段のスイ
ッチアレイ中で1個分、2個分、4個分 ・・・・ 2N-2
分空間的に位置がシフトした単位スイッチに接続する配
線網をそれぞれ2段づつ、合計(2N−2)段の配線網
によって構成されることとなる。
【0006】上記のスイッチ網を光学的に実現した多端
子光スイッチとして、学術論文、「多段回路網形態に基
づく再配置可能な多重チャネル自由空間光スイッチ(Ar
earrangeable multichannel free-space opticalswitch
based on multistagenetwork configuration )」、ア
イイーイーイー光波技術雑誌(IEEEE J.Lightwave Tec
h. )、第9巻、頁1726−1732に開示されたものが知ら
れている。
【0007】図3に前記文献に記載される多端子光スイ
ッチの構成を示す。図3において、1−1、1−2はコ
リメートされた光信号をスイッチ本体に入力するための
コリメート光信号入力端子である。2−1、2−2は偏
光ビームスプリッタであり、水平偏光(P波)をそのま
ま透過し、垂直偏光(S波)を内部反射面で90°方向に
反射する。3−1〜3−xは液晶光空間変調器アレイで
あり、内部の各セルを透過する光の偏光面の回転角をセ
ル毎に0°または90°にスイッチする機能を持つ。4−
1〜4−xは偏光ルーチング素子であり、入射ビームを
その偏光状態によって空間的にシフトし、図2の配線網
と同等の機能を果す素子である。5−1、5−2はスイ
ッチを透過したコリメート光ビームを受信するためのコ
リメート光信号受信端子である。本スイッチは、液晶光
空間変調器アレイ3の各セルを単位スイッチとし、単位
スイッチへの入出力を互いに直交する2つの直線偏光と
することにより、通過光ビームの偏光面の回転を単位ス
イッチの動作に対応させている。
【0008】コリメート光信号入力端子1−1から発す
るP波の光信号とコリメート光信号入力端子1−2から
発するS波の光信号とは、偏光ビームスプリッタ2−1
によって合成されてスイッチ本体に入射する。スイッチ
本体に入射した光信号は、液晶光空間変調器アレイ3に
よって偏光面を制御され、偏光ルーチング素子4によっ
て偏光状態に依存した光路のシフトを受け、最終的に目
的の位置と偏光状態を持ったコリメート光ビームとして
スイッチ本体から出射する。スイッチ本体から出射した
光ビームは偏光ビームスプリッタ2−2によってP波の
光信号とS波の光信号とに分離され、P波成分、S波成
分はそれぞれコリメート光信号受信端子5−1、5−2
によって受信される。
【0009】本スイッチに適用するルーチング素子4と
しては、図4(a)〜(c)に示す素子が開示されてい
る。図4において、11は複屈折結晶であり、例えば方解
石が用いられている。12は偏光面変換素子アレイであ
り、半波長板、旋光子等の水平偏光と垂直偏光とを交換
する機能を持った素子(図のハッチング部分)と、通常
のガラス板等の偏光面交換機能を持たない素子(図の白
ぬきの部分)とを交互に配置した構造を持つ。13は偏光
ビームスプリッタ、14は偏光ビームスプリッタ13と同一
サイズのガラスロッドである。図4(a)は複屈折結晶
11の間に偏光面変換素子アレイ12を挿入した構造を持
つ。図4(b)は偏光ビームスプリッタ13を積層しアレ
イ状にしたものの間に偏光面変換素子アレイ12をを挿入
した構造を持つ。また、図4(c)は偏光ビームスプリ
ッタ13を積層した第1の偏光ビームスプリッタアレイ
と、偏光ビームスプリッタ13とガラスロッド14とを交互
に積層した第2の偏光ビームスプリッタアレイとを接合
した構造を持つ。
【0010】図4には、入射する水平偏光(実線)およ
び垂直偏光(破線)の素子内での光路を示す。いずれの
素子についても、一方の偏光成分がシフトを受けずに素
子を通過し、他方の偏光成分がシフトを受けて互いに光
路が交換されるのが分かる。この時の光路のシフトの大
きさは、図4(a)では複屈折結晶11による異常光線の
シフトの大きさに等しく、図4(b)および(c)では
偏光ビームスプリッタ13の一辺の長さに等しい。従っ
て、これらのサイズを変えることによって光路のシフト
量を調整することができ、隣接ビーム間隔の2倍、4倍
・・・・ のルーチング素子を作製することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前記文献に記載される
光スイッチは、同一光路を進行する水平偏光および垂直
偏光のそれぞれが互いに異なる信号を持つ偏光多重の光
信号に対するスイッチである。従って、入力されるコリ
メート光ビームが任意の偏光状態を持つ場合あるいは偏
光状態が時間とともに変動する場合には、本スイッチは
このままの形では適用することができない。この様な任
意偏光を持った光信号に対しても本光スイッチを適用可
能とする方法の1つとして、1つの光信号の水平偏光成
分と垂直偏光成分とをそれぞれ独立の光信号とみなし、
これらのスイッチ内での経路を独立に設定して、最終的
にこれらを同一光路を伝搬する水平偏光成分と垂直偏光
成分として空間的に合成し、1本の光ビームとして目的
のチャネルから出射させることが考えられる。この方法
によれば、空間的に1本の光ビームとしてスイッチに入
射した光信号を、再び1本の光ビームとして目的のチャ
ネルから出射されることが可能となる。しかし、スイッ
チ内部で2つに分離された光信号が再び合成されるまで
に通過する経路の伝搬時間が分離された光信号同士で異
なっていると、これを合成した時に、伝搬時間差による
ジッタが発生し、高速な光信号の伝搬に悪影響を及ぼ
す。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記で説明した
ように、スイッチ内部で2つに分離された光信号の伝搬
時間差を除去したスイッチ構成の適用によって、高速な
光信号に対してもジッタの影響がなく、安定に動作する
光スイッチの実現をはかることを目的としている。
【0013】本発明は、数のコリメート入射信号光の光
路を格子状あるいは一列状、かつ平行に配置してスイッ
チ本体内に入射する手段と、複数の光ビームのすべてに
対し、該光ビームを直交する2つの直線偏光成分に分離
し、その一方の直線偏光成分の光路を移動して、これを
他の光ビームの光路移動されない直線偏光成分と合成
し、同一光路上を伝搬させる機能を有する光路変換素子
と、光ビームの互いに直交する2つの直線偏光成分をそ
のまま通過させるか、あるいはこれらの直線偏光光成分
を互いに交換するかのいずれか一方に制御される偏光面
制御素子を複数個配置した偏光面制御素子アレイとを有
し、スイッチ本体内に入射された上記複数のコリメート
光ビームの光路上に、上記偏光面制御素子アレイと光路
変換素子とが交互に配置され、かつ該直線偏光成分が常
に同一の光路からスイッチ本体外に出射するように、上
記偏光面制御素子が動作するようにした多端子光スイッ
チにおいて、上記スイッチ本体内で分離された2つの光
ビームの、分離された直後に入射する偏光面制御素子ア
レイから同一の光路に合成される直前に入射する偏光面
制御素子アレイまでの経路が、常に互いに同形となるよ
うに上記偏光面制御素子が動作し、上記2つの光ビーム
が、該光ビームを分離する光路変換素子内、および該光
ビームを合成する光路変換素子内を通過するのに要する
時間の和が常に上記2つの光ビームの間で等しくなるよ
うな伝搬時間等化機能を持つように、上記2つの光路変
換素子が構成されていることを特徴としている。
【0014】本発明はまた、上記伝搬時間等化機能を持
つ光路変換素子が、互いに直交する2つの直線偏光ビー
ムの一方をそのまま透過し、他方を、その進行方向に対
して垂直な方向に反射する、複数個の同一形状を有した
偏光ビームスプリッタを上記の反射された直線偏光の進
行方向に向かって積層した第1の偏光ビームスプリッタ
アレイと、上記偏光ビームスプリッタアレイと同一形状
で、かつ上記直線偏光ビームの反射方向が逆となるよう
に配置された第2の偏光ビームスプリッタアレイと、上
記2つのビームスプリッタアレイに挟まれ、かつ通過す
る上記2つの直線偏光の偏光面を互いに交換させる機能
を有する偏光面回転素子、によって構成されることを特
徴としている。
【0015】さらに本発明は、上記伝搬時間等化機能を
有する光路変換素子が、互いに直交する2つの直線偏光
ビームの一方をそのまま透過し、他方を、その進入方向
に対して垂直な方向に反射する、複数個の同一形状を有
した偏光ビームスプリッタを上記の反射された直線偏光
の進行方向に向かって積層した第1の偏光ビームスプリ
ッタアレイと、上記偏光ビームスプリッタと同一形状
で、かつ上記直線偏光ビームの反射方向が逆となるよう
に配置された偏光ビームスプリッタを、透明で該偏光ビ
ームスプリッタと同一形状かつ同一屈折率のスペーサを
介して積層した第2の偏光ビームスプリッタアレイと、
上記第1の偏光ビームスプリッタアレイと同一形状の偏
光ビームスプリッタアレイと、上記第1の偏光ビームス
プリッタアレイと同一形状で、かつ上記直線偏光ビーム
の反射方向が逆となるように配置された偏光ビームスプ
リッタアレイとを合成し、かつ全体を上記第1あるいは
第2の偏光ビームスプリッタアレイに対して光の進入方
向を軸として直角に回転した第3の偏光ビームスプリッ
タアレイ、とによって構成されることを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】本発明は、スイッチ内部でのルーチング素子の
配置を限定することによってスイッチ内部で2つに分離
された光信号の伝搬時間差を除去するものであり、その
限定の方法を明示している点において従来技術とは明確
に異なるものである。
【0017】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
【0018】
【実施例】図5に本発明の一実施例を示す。図5におい
て、101 はコリメートされた光信号をスイッチ本体に入
力するためのコリメート光信号4×4入力端子である。
102-1〜102-xは液晶光空間変調器アレイであり、内部
の各セルを透過する光の偏光面の回転角をセル毎に0°
または90°にスイッチする機能を持つ。103-1、103-2
は光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング素子であり、同
一の光路から入射した水平偏光成分と垂直偏光成分がこ
れら2つの素子を通過する際に要する伝搬時間が互いに
等しくなるように構成された偏光ルーチング素子の対で
ある。104-1〜104-6は通常の偏光ルーチング素子であ
り、入射光ビームをその偏光状態によって空間的にシフ
トし、図2の配線網と同等の機能を果す素子である。10
5 はスイッチを透過したコリメート光ビームを受信する
ためのコリメート光信号受信端子である。
【0019】図6は、図5に示されたスイッチ本体内で
の光信号経路を示す配線図である。図2に示した配線図
に対し、両端のスイッチ段を除いた構成となっている。
隣接する2つの入力が、それぞれ図5のコリメート光信
号入力端子の1つから入力される水平偏光成分、垂直偏
光成分に対応し、隣接する2つの出力が、それぞれ図5
のコリメート光信号受信端子の1つに受信される水平偏
光成分、垂直偏光成分に対応する。また、図6の両端の
配線網が図5の光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング素
子103-1、103-2に対応し、その中間の部分が液晶光空
間変調器アレイ102-1〜102-7および通常の偏光ルーチ
ング素子104-1〜104-6で構成される部分を表してい
る。
【0020】図6に示すように、このスイッチ網の中間
部分は、図中のハッチングで示した全く同一の構成を持
った2つのスイッチ網を並列に配置した構成となってい
る。ところで、図6のスイッチ網の隣接する2つの入力
端子からの信号は初段の配線網によって2つに分離さ
れ、並列に配置された中間段のスイッチ網の両方に1つ
づつ分配される。これらの信号は、それぞれの中間段で
独立に経路を設定されて出力された後、最終段の配線網
によって再び合成されて隣接する2つの出力端子から出
力される。この時、上記の分離された2つの信号は、そ
れぞれの中間段の互いに同一の位置から入射し、互いに
同一の位置から出射する。従って、それぞれの中間段内
部の各単位スイッチを、すべて互いに同じ状態となるよ
うに設定すれば、上記の分離された2つの信号は、それ
ぞれ入射した中間段内を互いに同一の経路をとって進行
することとなる。このため、これら2つの信号は互いに
等しい伝搬時間で中間段を通過する。
【0021】一方、図6の両端の配線網は、光信号伝搬
時間等化型偏光ルーチング素子に対応する部分である。
図5の説明の通りに、上記の分離された2つの信号が入
力側および出力側の光信号伝搬時間等化型光ルーチング
素子を互いに等しい伝搬時間で通過するならば、これら
がスイッチ本体内部を通過するのに要する伝搬時間を完
全に一致させることができる。
【0022】図7に光信号伝搬時間等化型偏光ルーチン
グ素子の第1の構成例を示す。図7(a)は、その構成
を示し、図7(b)はその光路を示す。図7は簡単のた
め上2段8本の入出力ポートと、下2段8本の入出力ポ
ートをそれぞれ1組として、各組でともに入出力の組合
せを説明する図である。図7では中間部分のルーチング
素子が省略されているが、前に述べたように、この中間
部分では、通過する光ビームが最終的に到達すべき出射
側ルーチング素子からの出射位置に応じて、上2段と下
2段の間で全く同様に光ビームの経路設定が行われると
ともに、その偏光面の変換が行われる。図7(a)にお
いて、21はコリメート光信号入力端子であり、22は偏光
ビームスプリッタである。23は偏光面変換素子アレイで
あり、半波長板、旋光子等の水平偏光と垂直偏光とを交
換する機能を持った素子(図のハッチングの部分)と、
通常のガラス板等の偏光面交換機能を持たない素子(図
の白ぬきの部分)とを交互に配置した構造を持つ。ま
た、24はコリメート光信号受信端子である。本構成で
は、入力側のルーチング素子が、S波を偏光ビームスプ
リッタ22の一辺の長さに等しい距離だけ上方にシフトす
る偏光ビームスプリッタとS波を偏光ビームスプリッタ
22の一辺の長さに等しい距離だけ下方にシフトする偏光
ビームスプリッタアレイとの間に偏光面変換素子アレイ
を挿入した構造を有し、入力側のルーチング素子が、入
力側のルーチング素子の上下を逆転した構造を有してい
る。個々のルーチング素子単体の構成は、図4(b)に
示したものと同様であるから、これらのいずれも図6の
初段および最終段の配線網と同等の機能を果す。
【0023】ここで、コリメート光信号入力端子21から
入力されたコリメート光信号受信端子に出力される光信
号の経路には、以下の4通りがある。 コリメート光信号入力端子21の上半分 → コリメート光信号受信端子24の上半分、 コリメート光信号入力端子21の上半分 → コリメート光信号受信端子24の下半分、 コリメート光信号入力端子21の下半分 → コリメート光信号受信端子24の上半分、 コリメート光信号入力端子21の下半分 → コリメート光信号受信端子24の下半分、
【0024】このそれぞれの場合について、偏光ビーム
スプリッタアレイ中を伝搬するP波およびS波の光路長
を求めると、表1のようになる。
【表1】
【0025】ここで、dは偏光ビームスプリッタ22の一
辺の長さである。表1から明らかなように、上記の〜
のすべての場合に入射されるP波とS波の偏光ビーム
スプリッタ中の光路長は互いに等しくなる。より一般的
には、本構成を用いた場合、入射側のルーチング素子で
は、その入射位置によらず、S偏光は上側のポートから
出射し、P偏光は下側のポートから出射する。そして同
じ位置から入射した光ビーム同士で比較すると、上側に
出射する光ビームの方が下側に出射する光ビームよりも
常にdだけ長い光路を通過する。一方、出射側のルーチ
ング素子では、同じ位置から出射する光ビームで比較す
ると、その出射位置によらず常に上側から入射する光ビ
ームの方が下側から入射する光ビームよりもdだけ短い
光路を通過する。この結果、表1に示すように、P偏波
とS偏波とが両方のルーチング素子内での光路長差が相
殺されて、結果的に分離された2つの光信号の伝搬時間
が等しくなるのである。
【0026】ここで、図2あるいは図6のスイッチ網
は、中央のスイッチ段から見て左右対称であり、かつ2
N 本の入出力に対して単位スイッチ1,2,... ,2
N-2 個分のシフトを行う配線網がすべて完備していれ
ば、配線網の配置順序が図と異なっていても、その機能
は図に示したものと同等になる。例えば、図8のように
配線網の配列順序を逆にした形のスイッチ網でも、図6
のスイッチ網と同等の機能を有する。
【0027】このような形の配線網に対応した光信号伝
搬時間等化型偏光ルーチング素子の第1の構成例は図9
に示すような形となる。図9において、21はコリメート
光信号入力端子であり、22は偏光ビームスプリッタであ
り、23は偏光面変換素子アレイである。また、24はコリ
メート光信号受信端子である。図9の構成の場合、入射
側のルーチング素子では、同じ位置から入射した光ビー
ムはその入射位置によらずコリメート光信号入力端子の
奇数番目の行の高さに出射する光ビームの方が偶数番目
の行の高さに出射する光ビームよりも常にdだけ長い光
路を通過し、かつ出射側のルーチング素子では、同じ位
置から出射する光ビームはその出射位置によらず常にコ
リメート光信号受信端子の奇数番目の行の高さから入射
する光ビームの方が偶数番目の行の高さから入射する光
ビームよりもdだけ短い光路を通過するため、両方のル
ーチング素子内での光路長差が相殺されて、結果的に分
離された2つの光信号の伝搬時間が等しくなる。ただ
し、dは偏光ビームスプリッタ22の一辺の長さである。
【0028】なお、図7および図9の構成例では、光信
号の入射側と出射側のルーチング素子を交換した場合で
も、分離した光信号が再び合成されるまでの伝搬時間が
等しくなることは明白である。従って、図7および図9
の構成例て入射側と出射側のルーチング素子を交換した
構成も本発明に含まれる。図7および図9では簡単のた
め上下方向2段を交換する場合を示したが、段数を増や
し、90°回転させたルーチング素子を複数用いることに
よりマトリクス状入出力ポートの交換が可能になる。
【0029】図10に、光信号伝搬時間等化型偏光ルーチ
ング素子の第2の構成例を示す。これは図6のスイッチ
網に対応する構成である。図10(a)は、その構成を示
し、図10(b)は光路を示している。図10(a)におい
て、31はコリメート光信号入力端子であり、32は偏光ビ
ームスプリッタである。33は偏光ビームスプリッタ32の
構成材料と同一の屈折率を持った材料で構成され、かつ
偏光ビームスプリッタ32と同一の形状を持つ透明ロッド
である。また、34はコリメート光信号受信端子である。
【0030】図10に示したルーチング素子の形状は、図
4(c)に示した素子の後段に偏光ビームスプリッタ32
のみで構成された偏光ビームスプリッタアレイを光の入
射方向を軸にして直角に回転させたものを付加したもの
である。ただし、後段に付加された偏光ビームスプリッ
タアレイは、光の入射方向を軸に直角に回転しているた
め、ルーチング素子に対するP波が、この付加された偏
光ビームスプリッタアレイに対してS波となることに注
意する必要がある。後段に付加されたこの偏光ビームス
プリッタアレイは、このアレイに対するS波のみを、ビ
ームスプリッタの一辺の長さdだけ互いに逆方向に2度
シフトする。従って、このアレイを通過する光ビームは
位置のシフトは全く受けないが、そのS波成分はP波成
分に比べて、2dだけ長い光路を通ることとなる。すな
わち、この偏光ビームスプリッタアレイは、前段のルー
チング素子によるP波とS波の間の光路差を補正する機
能を果している。
【0031】ここで、コリメート光信号入力端子21から
入力されコリメート光信号受信端子に出力される光信号
の経路には、以下の4通りがある。 コリメート光入力端子31の上半分 → コリメート光信号受信端子34の上半分、 コリメート光入力端子31の上半分 → コリメート光信号受信端子34の下半分、 コリメート光入力端子31の下半分 → コリメート光信号受信端子34の上半分、 コリメート光入力端子31の下半分 → コリメート光信号受信端子34の下半分、
【0032】このそれぞれの場合について、偏光ビーム
スプリッタアレイ中を伝搬するP波およびS波の光路長
を求めると、表2のようになる。
【表2】
【0033】表2から明らかなように、上記の〜の
すべての場合に入射されるP波とS波の偏光ビームスプ
リッタ中の光路長は互いに等しくなる。より一般的に
は、本構成を用いた場合、入射側のルーチング素子で
は、同じ位置から入射した光ビームはその入射位置によ
らず下側に出射する光ビームの方が上側に出射する光ビ
ームよりも常にdだけ長い光路を通過し、かつ出射側の
ルーチング素子では、同じ位置から出射する光ビームよ
りもdだけ短い光路を通過するため、両方のルーチング
素子内での光路長差が相殺されて、結果的に分離された
2つの光信号の伝搬時間が等しくなるのである。
【0034】図11に、図10とは異なる光信号伝搬時間等
化型偏光ルーチング素子の第2の構成例を示す。図11
(a)は、その構成を示し、図11(b)は光路を示す。
図11(a)において、31はコリメート光信号入力端子で
あり、32は偏光ビームスプリッタである。33は偏光ビー
ムスプリッタ32の構成材料と同一の屈折率を持った材料
で構成され、かつ偏光ビームスプリッタ32と同一の形状
を持つ透明ロッドである。また、34はコリメート光信号
受信端子である。
【0035】図11の構成は、図10の出力側の光信号伝搬
時間等化型偏光ルーチング素子の前段部分を紙面に垂直
な軸を中心にして180°回転した形となっている。図11
(b)の光路図から明らかなように、この様な形の構成
でも、出射側のルーチング素子では、同じ位置から出射
する光ビームはその出射位置によらず常に下側から入射
する光ビームの方が上側から入射する光ビームよりもd
だけ短い光路を通過する。従って、図11の構成でも、図
10の場合と同様に、分離された2つの光信号の伝搬時間
を等しくすることができる。
【0036】図10および図11では、図4(c)の構成の
ルーチング素子の後段に、光路長補正のための偏光ビー
ムスプリッタアレイを付加した構造となっているが、本
構成では通過する光の偏光面を回転させる素子が使用さ
れていないため、この光路長補正偏光ビームスプリッタ
アレイは、図12(a),(c)に示すように図4(c)
の構成のルーチング素子の前段あるいはその中間に設置
した構成とすることも可能である。
【0037】また、図8のスイッチ網に対応する構成と
して、図13に示すようなルーチング素子の構成も可能で
ある。この構成の場合、入射側のルーチング素子では、
同じ位置から入射した光ビームはその入射位置によらず
コリメート光信号入力端子の偶数番目の行の高さに出射
する光ビームの方が奇数番目の行の高さに出射する光ビ
ームよりも常にdだけ長い光路を通過し、かつ出射側の
ルーチング素子では、同じ位置から出射する光ビームは
その出射位置によらず常にコリメート光信号受信端子の
偶数番目の行の高さから入射する光ビームの方が奇数番
目の行の高さから入射する光ビームよりもdだけ短い光
路を通過するため、両方のルーチング素子内での光路長
差が相殺されて、結果的に分離された2つの光信号の伝
搬時間が等しくなる。従って、図12および図13の構成も
本発明に含まれる。また、90°回転させた素子を用いる
ことでマトリクス状の入出力ポートに対するスイッチも
可能になる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による多端
子光スイッチでは、スイッチ内部で2つに分離された光
信号の伝搬時間差が除去されているため、高速な光信号
に対してもジッタの影響がなく、安定に動作する光スイ
ッチが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はN入力N出力(8×8)のマトリクスス
イッチの配線図である。
【図2】図2は32入力32出力の多段網構成スイッチ回路
網の配線図である。
【図3】図3は従来の光ビーム多端子空間スイッチの構
成を示す図である。
【図4】図4は図3に示した多端子光スイッチに適用す
るルーチング素子の構成を示す図である。
【図5】図5は本発明の一実施例を示す図である。
【図6】図6は図5に示されたスイッチ本体内での光信
号経路を示す配線図である。
【図7】図7は光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング素
子の第1の構成例を示す図であり、(a)はその構成を
示し、(b)は素子内での光路を示す。
【図8】図8は本発明の他の実施例に基づく、図5ある
いは図6とは異なった構成のスイッチ本体内での光信号
経路を示す配線図である。
【図9】図9は図8に基づく光信号伝搬時間等化型偏光
ルーチング素子の第1の構成例を示す図である。
【図10】図10は光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング
素子の第2の構成例を示す図であり、(a)はその構成
を示し、(b)は素子内での光路を示す。
【図11】図11は図10の場合と異なる光信号伝搬時間等
化型偏光ルーチング素子の第2の構成例を示す図であ
り、(a)はその構成を示し、(b)は素子内での光路
を示す。
【図12】図12は光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング
素子の第2の構成例に基づく、図10とは異なった偏光ル
ーチング素子の構成を示す図である。
【図13】図13は図8に基づく光信号伝搬時間等化型偏
光ルーチング素子の第2の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−2 コリメート光信号入力端子 2−1,2−2 偏光ビームスプリッタ 3−1〜3−x 液晶光空間変調器アレイ 4−1〜4−x 偏光ルーチング素子 5−1,5−2 コリメート光信号受信端子 11 複屈折結晶 12 偏光面変換素子アレイ 13 偏光ビームスプリッタ 14 ガラスロッド 21 コリメート光信号入力端子 22 偏光ビームスプリッタ 23 偏光面変換素子アレイ 24 コリメート光信号受信端子 31 コリメート光信号入力端子 32 偏光ビームスプリッタ 33 透明ロッド 34 コリメート光信号受信端子 101 コリメート光信号入力端子 102-1〜102-x 液晶光空間変調器アレイ 103-1,103-2 光信号伝搬時間等化型偏光ルーチング
素子 104-1〜104-x 通常の偏光ルーチング素子 105 コリメート光信号受信端子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】2入力2出力の単位スイッチを多段に接
続し、N個の入力端子とN個の出力端子との間を1対1
接続するスイッチとして、クロスバ型構成に基づくマト
リクススイッチがある。図1に、一例としてN入力N出
力(具体的には8入力8出力)のマトリクススイッチの
配線図を示す。図1において実線は網内の配線を示す。
また、図中の長方形は2入力2出力の単位スイッチであ
り、これは外部からの制御によって入力1−出力1、入
力2−出力2の接続形態(スルー)と、入力1−出力
2、入力2−出力1の接続形態(クロス)のいずれか一
方の形態をとる。このスイッチを用いて図中のi番目の
入力端子からの入力信号をj番目の出力端子に接続する
ためには、i番目の入力端子とj番目の出力端子の交点
に位置する単位スイッチ(図中ではハッチングを施した
単位スイッチ)をクロス状態とし、その他の単位スイッ
チでi番目の入力端子あるいはj番目の出力端子に接続
されているもの(図中で一点鎖線の枠内の領域の単位ス
イッチ)をすべてスルー状態とすれば良い。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコリメート入射信号光の光路を格
    子状あるいは一列状、かつ平行に配置してスイッチ本体
    内に入射する手段と、 複数の光ビームのすべてに対し、該光ビームを直交する
    2つの直線偏光成分に分離し、その一方の直線偏光成分
    の光路を移動して、これを他の光ビームの光路移動され
    ない直線偏光成分と合成し、同一光路上を伝搬させる機
    能を有する光路変換素子と、 光ビームの互いに直交する2つの直線偏光成分をそのま
    ま通過させるか、あるいはこれらの直線偏光光成分を互
    いに交換するかのいずれか一方に制御される偏光面制御
    素子を複数個配置した偏光面制御素子アレイとを有し、 スイッチ本体内に入射された上記複数のコリメート光ビ
    ームの光路上に、上記偏光面制御素子アレイと光路変換
    素子とが交互に配置され、かつ該直線偏光光成分が常に
    同一の光路からスイッチ本体外に出射するように、上記
    偏光面制御素子が動作するようにした多端子光スイッチ
    において、 上記スイッチ本体内で分離された2つの光ビームの、分
    離された直後に入射する偏光面制御素子アレイから同一
    光路に合成される直前に入射する偏光面制御素子アレイ
    までの経路が、常に互いに同形となるように上記偏光面
    制御素子が動作し、 上記2つの光ビームが、該光ビームを分離する光路変換
    素子内、および該光ビームを合成する光路変換素子内を
    通過するのに要する時間の和が常に上記2つの光ビーム
    の間で等しくなるような伝搬時間等化機能を持つよう
    に、上記2つの光路変換素子が構成されることを特徴と
    する多端子光スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記伝搬時間等化機能を持つ光路変換素
    子が、 互いに直交する2つの直線偏光ビームの一方をそのまま
    透過し、他方を、その進行方向に対して垂直な方向に反
    射する、複数個の同一形状を有した偏光ビームスプリッ
    タを上記の反射された直線偏光の進行方向に向かって積
    層した第1の偏光ビームスプリッタアレイと、 上記偏光ビームスプリッタアレイと同一形状で、かつ上
    記直線偏光ビームの反射方向が逆となるように配置され
    た第2の偏光ビームスプリッタアレイと、 上記2つのビームスプリッタアレイに挟まれ、かつ通過
    する上記2つの直線偏光の偏光面を互いに交換させる機
    能を有する偏光面回転素子、によって構成されることを
    特徴とする請求項1に記載の多端子光スイッチ。
  3. 【請求項3】 上記伝搬時間等化機能を有する光路変換
    素子が、 互いに直交する2つの直線偏光ビームの一方をそのまま
    透過し、他方を、その進入方向に対して垂直な方向に反
    射する、複数個の同一形状を有した偏光ビームスプリッ
    タを上記の反射された直線偏光の進行方向に向かって積
    層した第1の偏光ビームスプリッタアレイと、 上記偏光ビームスプリッタと同一形状で、かつ上記直線
    偏光ビームの反射方向が逆となるように配置された偏光
    ビームスプリッタを、透明で該偏光ビームスプリッタと
    同一形状かつ同一屈折率のスペーサを介して積層した第
    2の偏光ビームスプリッタアレイと、 上記第1の偏光ビームスプリッタアレイと同一形状の偏
    光ビームスプリッタアレイと、上記第1の偏光ビームス
    プリッタアレイと同一形状で、かつ上記直線偏光ビーム
    の反射方向が逆となるように配置された偏光ビームスプ
    リッタアレイとを合成し、かつ全体を上記第1あるいは
    第2の偏光ビームスプリッタアレイに対して光の進入方
    向を軸として直角に回転した第3の偏光ビームスプリッ
    タアレイ、とによって構成されることを特徴とする請求
    項1あるいは請求項2に記載の多端子光スイッチ。
JP4195391A 1992-07-22 1992-07-22 多端子光スイッチ Expired - Fee Related JP3040883B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195391A JP3040883B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 多端子光スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4195391A JP3040883B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 多端子光スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0635008A true JPH0635008A (ja) 1994-02-10
JP3040883B2 JP3040883B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=16340374

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4195391A Expired - Fee Related JP3040883B2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 多端子光スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3040883B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988001626A1 (en) * 1986-08-26 1988-03-10 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. CATALYST FOR POLYMERIZING alpha-OLEFIN AND POLYMERIZATION PROCESS
WO1988002378A1 (en) * 1986-09-24 1988-04-07 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Process for polymerizing olefin
WO1988005057A1 (en) * 1986-12-27 1988-07-14 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Catalyst for olefin polymerization and process for its preparation

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988001626A1 (en) * 1986-08-26 1988-03-10 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. CATALYST FOR POLYMERIZING alpha-OLEFIN AND POLYMERIZATION PROCESS
WO1988002378A1 (en) * 1986-09-24 1988-04-07 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Process for polymerizing olefin
WO1988005057A1 (en) * 1986-12-27 1988-07-14 Mitsui Petrochemical Industries, Ltd. Catalyst for olefin polymerization and process for its preparation

Also Published As

Publication number Publication date
JP3040883B2 (ja) 2000-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6768573B1 (en) Polarization control optical space switch
US6690854B2 (en) Optical wavelength division multiplexer
JP2001519052A (ja) 1×nのデジタル的にプログラム可能な光学式ルート切換スイッチ
EP3266132B1 (en) Optical arrangement for managing diversity and isolation between ports in a wavelength selective switch
JP2002512388A (ja) デジタル的にプログラム可能なn×m光学式ルーティング・スイッチ
JP2002258177A (ja) 光スイッチ
US6525848B2 (en) Switchable interleaved optical channel separator and isolator device and optical systems utilizing same
JP3040883B2 (ja) 多端子光スイッチ
US6920258B2 (en) Optical switch
US6585382B1 (en) Optical systems using switched mirrors
US7302130B2 (en) Optical multistage networks
JPH0441811B2 (ja)
JP3133833B2 (ja) 光スターカップラ
JP3037833B2 (ja) 多端子光遅延補償回路
JP2735877B2 (ja) 多端子光スイッチ
JPH063606A (ja) 空間光スイッチ装置
JP7126259B2 (ja) 光スイッチ
CN110149165A (zh) 一种光交叉连接装置
JP3197611B2 (ja) 多端子光スイッチ
JP3687363B2 (ja) 光分岐素子および光分岐装置
JP2784507B2 (ja) 多端子光スイッチ
JP3040884B2 (ja) 光路変換素子
JP2948901B2 (ja) 並列光スイッチ
JP2919859B2 (ja) 光スイッチ
Sakano et al. Turnover-type free-space multichannel optical switch

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees