JPH063606A - 空間光スイッチ装置 - Google Patents

空間光スイッチ装置

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Publication number
JPH063606A
JPH063606A JP16559792A JP16559792A JPH063606A JP H063606 A JPH063606 A JP H063606A JP 16559792 A JP16559792 A JP 16559792A JP 16559792 A JP16559792 A JP 16559792A JP H063606 A JPH063606 A JP H063606A
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JP
Japan
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light
channel
input
optical switch
optical
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Withdrawn
Application number
JP16559792A
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English (en)
Inventor
Masayuki Kato
雅之 加藤
Hiroyasu Ito
伊藤  裕康
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1次元もしくは2次元空間で多重化された光信
号の可変接続を行う空間光スイッチ装置に関し、多入力
多出力の多チャネル構成を容易に実現でき、しかも挿入
損失やクロストークも少なくできるようにする。 【構成】2本の互いに平行な入力光軸10−1,10−
2に沿って入射した光の直線偏光面を一対の偏光制御手
段12−1,12−2により偏向面画が直交する常光ま
たは異常光のいずれかの状態に切り換えて出力する。偏
光制御手段12−1,12−2からの異常光又は常光は
第1複屈折率結晶14に入り、異常光が屈折してシフト
し、常光はそのまま透過する。続いて穴部18を備えた
半波長板16が設けられ、穴部18以外を通る光の偏光
面を90度回転させる。最後には第2複屈折率結晶20
が設けられ、異常光をシフトし、常光を透過する。これ
により入出力の光軸が光軸間隔分だけシフトした2入力
2出力の光スイッチ構造が得られ、並列且つ多段に配置
することで多チャネル化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1次元もしくは2次元
空間で多重化された光信号の可変接続を行う空間光スイ
ッチ装置に関する。近年、4Kバイトから6Mバイト程
度までの大容量画像データを10Gビット/秒程度の超
光束伝送路を通して転送する場合に、可変接続可能なク
ロスコネクト装置としての使用を目的とした小型に構成
できる多チャネルの空間光スイッチ装置が必要になる。
【0002】また、多チャネルの空間光スイッチ装置
は、並列処理コンピュータのプロセッサ、メモリ間の結
合網やATM交換機の多段スイッチなどのサブシステム
を光通話路で実現する用途にも利用できるものとして注
目されている。。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の空間光スイッチ装置とし
ては、電機光学効果を有するLiNbO3 等の誘電体基
板上にマトリックス状に配置された光クロスバスイッチ
や2入力2出力の偏光スイッチ等が知られている(特開
平3−200123号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の空間光スイッチ装置にあっては、2次元信号
(面的入力)の扱いが不可能であったり、2入力2出力
の構成しかとれないという制約がある。更に、光路変更
素子として、プリズムアレイが用いられているが、多チ
ャネルビームの入力に伴い、プリズムアレイのサイズが
大きくなり、光路およびビーム経路による光路差の増大
によって、挿入損失とクロストークが大きくなる恐れも
あった。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、多入力多出力の多チャネル構成を容
易に実現でき、しかも挿入損失やクロストークも少なく
できる空間光スイッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は次のように構成する。尚、実施例図面中の符号
を併せて示す。本発明の空間光スイッチ装置は、2入力
2出力の光スイッチ構造を基本単位とし、この2入力2
出力の光スイッチ構造は次の構成を備える。
【0007】即ち、入出力の光軸が光軸間隔分だけシフ
トした2入力2出力の光スイッチ構造を2本の互いに平
行な入力光軸10−1,10−2に沿って入射した光の
直線偏光面を直交する2方向のいずれかの状態に切り換
えて出力する一対の偏光制御手段12−1,12−2
と、一対の偏光制御手段12−1,12−2による一方
向の偏光面(常光)をもつ光を直進させ、他方向の偏光
面(異常光)を持つ光を結晶軸15の方向に近づけるよ
うに曲げ、2本の入力光軸10−1,10−2からの光
を、光軸間隔分だけ横方向にシフトした光軸12−3を
1本加えた3本の光軸のいずれかに出力する第1複屈折
率結晶14と、第1複屈折率結晶14からの3本の光軸
10−1,10−2,10−3の中央の光軸10−2か
らの光を通過する穴部18を有し、残り2本の光軸10
−1,10−3からの光の波面を90度回転させる半波
長板16と、半波長板16から出力された一方向の偏光
面(常光)をもつ光を直進させ、他方向の偏光面(異常
光)を持つ光を結晶軸15の方向に近づけるように曲
げ、光の透過と偏向により半波長板16からの3本の光
軸10−1〜3に沿った光を、入力光軸10−1,2に
対し光軸間隔分だけ横方向にシフトした2本の互いに平
行な出力光軸22−1,22−2のいずれかに出力する
第2の複屈折率結晶20とを備え、入出力の光軸が光軸
間隔分だけシフトした2入力2出力の光スイッチ構造を
実現する。
【0008】ここで偏光制御手段12−1,2、第1複
屈折率結晶14、半波長板16、および第2複屈折率結
晶20は空気層を介して光軸方向に配列してもよいし、
空気層を介さずに一体に積層してもよい。また第1及び
第2複屈折率結晶14,20の各々は、結晶軸(C軸)
15とθ=45度を成す入射面と出射面を平行に形成
し、且つ共に同一の厚さを有する。
【0009】更に偏光制御手段12−1,12−2とし
ては、液晶を透明電極で挟み、電圧をかけることによっ
て偏光状態を制御する偏光制御構造をもち、且つ偏光制
御構造を光スイッチのチャネル配置に合わせてセグメン
ト化し、各セグメントを独立に制御できるように一体形
成する。更にまた、本発明空間光スイッチ装置は、光フ
ァイバの出射光をコリメート手段により平行光に変換し
た後に偏光制御手段12−1,2に入射させ、第2複屈
折結晶20からの出射光を集光手段を用いて光ファイバ
に導入する構造を備える。
【0010】実際の空間光スイッチ装置としての構成
は、基本単位である2入力2出力の光スイッチ構造を光
軸方向に複数配列して多段構成する。また2入力2出力
の光スイッチ構造を光軸と平行に複数配置して多チャネ
ル構成としてもよい。例えば4入力4出力の多いチャネ
ル空間光スイッチ装置としては、基本となる2入力2出
力の光スイッチ構造を2つ互いに入射面が平行になるよ
うに並列に配置して4チャネルの入出力をもつ1段分の
光スイッチ構造を形成し、且つ第1段に対し第2段を9
0度回転した状態で2段に積層して4入力4出力の光ス
イッチ構造とする。
【0011】更に、8入力8出力のバニヤン網型光スイ
ッチ構造としては、基本単位となる2入力2出力の光ス
イッチ構造を4つ互いに入射面が平行になるように並列
に配置して8チャネルの入出力をもつ1段分の光スイッ
チ構造を形成し、且つ光スイッチ構造を第1段に対し第
2段を90度回転し、第2段に対し第3段を回転せず、
更に第3段に対し第4段を45度回転した状態で4段に
積層して8入力8出力のバニヤン網型光スイッチ構造と
する。
【0012】この8入力8出力のバニヤン網型光スイッ
チ構造の詳細は、第1段目の8つのチャネル0〜7の配
置を、チャネル0を原点とした2次元座標で隣接チャネ
ル間隔をdとした時、チャネル0〜7を チャネル0は(0,0)チャネル1(d/2,−d/
2),チャネル2(d,0),チャネル3(3d/2,
−d/2),チャネル4(0,−d),チャネル5(d
/2,−3d/2),チャネル6(d,−d),チャネ
ル(3d/2,−3d/2)に配置し、更に、第一段で
チャネル0−4,チャネル1−5,チャネル2−6,チ
ャネル3−7間、第2段および第3段でチャネル0−
2,チャネル1−3,チャネル4−6,チャネル5−7
間、第4段でチャネル0−1,チャネル2−3,チャネ
ル4−5,チャネル6−7間にビームシフト構造を設け
る。
【0013】
【作用】このような構成を備えた本発明の空間光スイッ
チ装置によれば、基本素子としての2入力2出力スイッ
チ構造が、一対の偏光制御手段12−1,12−2、第
1複屈折率結晶14、穴部18を有する半波長板16、
第2複屈折率結晶20を積層にることによって実現で
き、簡単な構造により2つのチャネル間で光路の切替え
を可能にする。
【0014】入力段に設けた一対の偏光制御手段12−
1,12−2は、第1及び第2複屈折率結晶14,20
のもつ常光を透過し、常光に直交する偏光面をもつ異常
光を結晶軸15の方向に近づけるようにシフトする性質
を利用し、第1複屈折率結晶14に入射するの入力チャ
ネル0,1の直線偏光面をもつ入力光信号を常光又は異
常光に制御することで次の4つのスイッチモードが得ら
れる。る。
【0015】[入出力チャネル0−0間のパス]入力チ
ャネル0の偏光制御手段12−1で常光とした光は第1
複屈折率結晶14を透過し、半分波長板16で偏光面が
90度回転されて異常光となり、最後の第2複屈折率結
晶20で結晶軸15方向に近づくようにシフトし、出力
チャネル0に出力される(経路a−b−f)。
【0016】[入出力チャネル0−1間のパス]入力チ
ャネル0の偏光制御手段12−1で異常光とした光は第
1複屈折率結晶14で結晶軸15方向に近づくようにシ
フトされ、半分波長板16の穴部18を通過した後に最
後の第2複屈折率結晶20で結晶軸15方向に近づくよ
うにシフトし、出力チャネル1に出力される(経路a−
d−e−h)。
【0017】[入出力チャネル1−0間のパス]入力チ
ャネル1の偏光制御手段12−2で常光とした光は第1
複屈折率結晶14を透過し、半分波長板16の穴部18
を通り、更に最後の第2複屈折率結晶20を透過してそ
のまま出力チャネル0に出力される(経路c−d−e−
f)。 [入出力チャネル1−1間のパス]入力チャネル1の偏
光制御手段12−1で異常光とした光は第1複屈折率結
晶14で結晶軸15方向に近づくようにシフトされ、半
分波長板16で偏光面が90度回転されて常光となり、
最後の第2複屈折率結晶20を透過して、出力チャネル
1に出力される(経路c−g−h)。
【0018】このような2入力2出力の基本光スイッチ
構造を並列的且つ多段に配置することで、4入力4出
力、8入力8出力等の多段光クロスコネクトスイッチを
容易に実現できる。
【0019】
【実施例】図1は本発明の空間光スイッチ装置の第1実
施例を示した実施例構成図であり、空間光スイッチ装置
の基本単位である2入力2出力の光スイッチ構造を示し
ている。図1において、入力チャネル0,1となる2本
の平行な光路(光軸)10−1,10−2に対し、同じ
く光軸の間隔分だけシフトした出力チャネル0,1を構
成する2本の平行な光路22−1,22−2が設けら
れ、図2に示すように2入力2出力のクロスコネクトス
イッチの配線構造を実現する。
【0020】この入力チャネル0,1から出力チャネル
0,1の間には偏光制御器12−1,12−2、第1複
屈折結晶14,半波長板16及び第2複屈折結晶20が
配置される。偏光制御器12−1,12−2は入力チャ
ネル0,1の光路10−1,10−2中に設けられ、入
力チャネル0,1から入射した光の直線偏光面を紙面に
直交する方向と紙面に平行な方向の2方向のいずれかの
状態に切り替える。この偏光制御器12−1,12−2
としては、液晶を透明電極で挟み、電圧を掛けることに
よって偏光状態を制御する偏光制御構造により実現する
ことができる。
【0021】偏光制御器12−1,12−2に続いては
光路10−1,10−2中に1枚の部材として第1複屈
折結晶14が設けられる。図示の第1複屈折結晶14は
その主断面を示している。即ち、複屈折結晶の主断面と
は結晶の結晶軸15と入射光の進行方向を示す光路10
−1,10−2を含む断面を意味する。
【0022】一般に複屈折結晶に光を入射させると異な
る2つの屈折光に分かれて伝播し(光学的異方性)、屈
折光は振動方向が互いに直交している2つの偏光に分か
れて伝播する。この場合、屈折光が複屈折を起こさない
方向のことを結晶の結晶軸15といい、結晶軸15方向
に伝播する光に対しては等方性の結晶と同じになる。複
屈折結晶の屈折光は入射角度によって伝播方向と速度が
変わる。このとき伝播方向と速度がスネルの法則に従う
直線偏光のことを常光、スネルの法則に従わない直線偏
光のことを異常光と言う。
【0023】図1に示す第1複屈折結晶の主断面に垂直
な方向、即ち紙面に垂直な方向に振動している直線偏光
が常光となり、常光は屈折することなく第1複屈折結晶
14を透過する。異常光は振動方向が常光の振動方向と
直交するので、主断面に対し平行(紙面に平行)な直線
偏光となり、常光の透過方向に対し角度θをもって横方
向にシフトするように斜めに伝播する。
【0024】このため、第1複屈折結晶14に対する入
力チャネル0,1の光路10−1,10−2は第1複屈
折結晶14を伝播する際に異常光については光軸に対し
θだけ斜め方向に伝播してシフトすることになる。その
結果、光路が3つに分けられることになる。第1複屈折
結晶14に続いて設けられた半波長板16は第1複屈折
結晶14による3つの平行な光路中に設けられており、
入射した光の偏光面を90度回転する。この内、第1複
屈折結晶14からの真中の光路の通過部分については、
穴部18を開口しており、真中の光路を通る光について
は偏光面の回転を行わずにそのまま透過するようにして
いる。従って、上下の両側に位置する光路から入射した
光の偏光面を90度回転させることになる。
【0025】半波長板16に続く最後の位置には第2複
屈折結晶20が設けられる。第2複屈折結晶20は半波
長板16からの3本の光路中に1枚の部材として設けら
れており、前段に設けている第1複屈折結晶14と同じ
厚さで且つ結晶軸15の方向も同じである。第2複屈折
結晶20についても、紙面に垂直な偏光面をもつ常光に
ついては光路に沿って透過し、紙面に平行な偏光面をも
つ異常光については光路に対しθ方向に伝播してシフト
させる。
【0026】図3は図1の2入力2出力の基本光スイッ
チ構造における2出力チャネル0−0間、0−1間、1
−0間、1−1間の4つのスイッチ状態に分けて入力チ
ャネルから出力チャネルへの光の伝播経路を示した説明
図である。図3(a)は入出力チャネル0−0間の光伝
播を示したもので、偏光制御器12−1により入力チャ
ネル0からの入射光の偏光面を紙面に垂直な直線偏光と
なる常光に変換して第1複屈折結晶14に入射してい
る。この常光は、第1複屈折結晶14を光路方向に透過
し、半波長板16で90度偏光面が回転され、第2複屈
折結晶20に紙面に平行な異常光として入射する。この
異常光は第2複屈折結晶20を結晶軸15の方向に近づ
くように伝播することでシフトし、出力チャネル0に送
り出される。従って、入出力チャネル0−0間の伝播に
ついてはa−b−fとなる経路を通る。
【0027】図3(b)は入出力チャネル0−1間の光
の伝播を示す。この場合には、偏光制御器12−1は入
力チャネル0からの入射光を紙面に平行な直線偏光をも
つ異常光に変換して第1複屈折結晶14に入射する。こ
の異常光は第1複屈折結晶を結晶軸15方向に近づくよ
うに伝播することでシフトし、中央の光路から半波長板
16に入射する。半波長板16の中央の光路部分には穴
部18が設けられているため、偏光面は変化せず、第2
複屈折結晶20に異常光として入射する。この異常光は
第2複屈折結晶20の結晶軸15の方向に近づくように
伝播してシフトし、出力チャネル1に送出される。即
ち、入出力チャネル0−1間についてはa−d−e−h
となる伝播経路を通る。
【0028】図3(c)は入出力チャネル1−0間の光
の伝播を示す。この場合には、偏光制御器12−2は入
力チャネル1からの光を紙面に垂直な直線偏光となる常
光に変換して第1複屈折結晶14に入射する。この常光
は、第1複屈折結晶14を光路方向に透過し、半波長板
16の穴部18を通過し、更に第2複屈折結晶20に常
光として入射することで光路方向に透過し、出力チャネ
ル0に送出される。この出力チャネル1−0間について
は、c−d−e−fとなる経路で伝播し、横方向のシフ
トは生じない。
【0029】図3(d)は入出力チャネル1−1間の光
の伝播を示す。この場合、偏光制御器12−2は入力チ
ャネル1からの入射光を紙面に平行な直線偏光となる異
常光に変換して第1複屈折結晶14に入射する。この異
常光は第1複屈折結晶14の結晶軸15の方向に近づく
ように伝播することでシフトする。第1複屈折結晶14
でシフトされた異常光は半波長板16に入射して偏光面
が90度回転され、紙面に垂直な偏光方向を持つ常光と
して第2複屈折結晶20に入射される。この常光は第2
複屈折結晶20を光路方向に透過し、出力チャネル1に
送出される。この入出力チャネル1−1間については、
c−g−hとなる経路で伝播される。
【0030】尚、図1の実施例にあっては、入力チャネ
ル0,1と出力チャネル0,1とはチャネル間隔だけず
れているが、スイッチとしての機能においては格別な問
題はない。この図1に示す本発明の空間光スイッチ装置
の基本スイッチ単位となる2入力2出力の光スイッチ構
造については、例えば図4に示すように光路に直交する
横方向に2組並べるように組み合わせることで4入力4
出力の光スイッチ構造とすることができる。
【0031】図4にあっては、入力チャネル0,1と出
力チャネル0,1間に図1に示した2入力2出力の光ス
イッチ構造を実現し、また入力チャネル2,3間と出力
チャネル2,3間に同じく図1に示した2入力2出力の
光スイッチ構造を実現している。この内、入力側には偏
光制御基板12を設け、この偏光制御基板12上に図1
に示した2つの偏光制御器12−1,12−2に相当す
る偏光制御セグメント12a,12bを入力チャネル
0,1に対応して設け、また偏光制御セグメント12
c,12dを入力チャネル2,3に対応して設けてい
る。
【0032】続いて設けた第1複屈折結晶14,半波長
板16および第2複屈折結晶20については、共通の部
材として設けている。勿論、半波長板16には2つの横
方向に配置された2入力2出力光スイッチ構造における
3本の光路の中央の光について穴部18を2か所に形成
している。また、図1の実施例にあっては、偏光制御器
12−1,12−2、第1複屈折結晶14、半波長板1
6および第2複屈折結晶20を空気層を介して光路方向
に配列しているが、図4に示すように空気層を介さずに
一体に積層した構造としても良い。
【0033】図5は本発明の他の実施例を示したもの
で、例えば図4に示したような4入力4出力の光スイッ
チ構造で1つの段を形成し、これを光路方向に1段,2
段,・・・n段(NW1,NW2,・・・NWn)と多
段に積み重ねて配列することで、多チャネル空間光スイ
ッチ装置を構成しても良い。この場合にも、各段の光ス
イッチ構造を図示のように空気層を介して配列しても良
いし、空気層を介さずに密接して光路方向に積層して一
体化しても良い。
【0034】次に図1における本発明の基本光スイッチ
構造を用いた4入力4出力のクロスコネクトスイッチの
実施例を説明する。図6は4入力4出力(4×4)クロ
スコネクトスイッチの配線構造を示した説明図であり、
4つの入力チャネルおよび出力チャネルのそれぞれにチ
ャネル番号0,1,2,3を付して示しており、配線構
造はネットワークNW1,NW2の2段となる。
【0035】このような4入力4出力のクロスコネクト
スイッチに図1に示した2入力2出力の基本スイッチ単
位を適用して本発明の光空間スイッチ装置を実現する
と、図2(b)に示した図1の2入力2出力の基本スイ
ッチ単位のチャネル面の符号で表すと、図7に示す第1
段のネットワークNW1と第2段のネットワークNW2
の構成となる。
【0036】即ち、第1段のネットワークNW1につい
ては、図1の2入力2出力の基本光スイッチ構造を横に
して上下2段に並べている。第2段のネットワークNW
2については、第1段のネットワークNW1に対し90
度回転した状態で同じ光スイッチ構造を積層している。
第1段のネットワークNW1にあっては、チャネル0−
2,1−3間でスイッチ可能であり、また第2段のネッ
トワークNW2ではチャネル0−1,2−3間でスイッ
チ可能であり、結果的に図6の配線構造を実現すること
ができる。
【0037】図8は図7に示した第1段のネットワーク
NW1の構造と第2段のネットワークNW2の構造を分
解して示した説明図である。図8(a)は第1段のネッ
トワークNW1を構成する偏光制御基板12,第1複屈
折結晶14,半波長板16および第2複屈折結晶20を
分解して入射面側から示している。
【0038】まず、入力チャネル0〜3に対応して偏光
制御基板12上には4か所に分けて偏光制御セグメント
12a〜12dが配置され、偏光制御セグメント12a
〜12dは液晶を透明電極で挟み、電圧を掛けることに
よって偏光状態を制御するように構成されている。即
ち、入力チャネル0に対応して偏光制御セグメント12
aが設けられ、入力チャネル1に対応して偏光制御セグ
メント12bが設けられ、入力チャネル2に対応して偏
光制御セグメント12cが設けられ、更に入力チャネル
3に対応して偏光制御セグメント12dが設けられてい
る。
【0039】次に設けられる第1複屈折結晶14はチャ
ネル境界は不要であることから共通の部材として設けら
れ、その結晶軸15は底面図に示す方向となる。このた
め、液晶制御セグメント12a〜12dに対応した入力
チャネル0〜3からの異常光は結晶軸15方向に近づく
ように伝播されてシフトし、入射面から見ると入射位置
から左側にシフトされることになる。
【0040】続いて設けられた半波長板16は前段の第
1複屈折結晶14における右側へのシフトにより得られ
た3本の光路の中央に対応して2入力2出力の各スイッ
チ構造ごとに穴部18a,18bを設けている。更に、
最終段に設けられる第2複屈折結晶20は入力側の第1
複屈折結晶14と同じ厚さで且つ底面図に示すように結
晶軸15の方向も同じであり、入射面から見て同様に横
方向に異常光をシフトする。
【0041】図8(b)は図7の第2段目のネットワー
クNW2を構成する偏光制御基板12,第1複屈折結晶
14,半波長板16および第2複屈折結晶20を分解し
て入射面から見た説明図である。まず、最初に設けられ
る偏光制御基板12にはチャネル0〜3に対応して液晶
を用いた偏光制御セグメント12a〜12dが配置され
ている。この偏光制御セグメント12a〜12dの配置
位置は図8(a)の第1段目のネットワークNW1によ
り各チャネルが左側にチャネル間隔分だけシフトされる
ことから、図示のように左側に寄った位置となる。
【0042】続いて設けられる第1複屈折結晶14は各
チャネルに共用された1枚の部材として設けられ、右側
面図に示す方向の結晶軸15をもつ。このため、結晶軸
15方向に異常光が伝播され、入射面から見ると入射し
た異常光は下側にチャネル間隔分だけシフトされること
になる。次に設けられた半波長板16は前段の第1複屈
折結晶14により分けられた3つの光路の中央に対応し
て穴部18a,18bを形成している。更に、最終段に
設けた第2複屈折結晶20は第1複屈折結晶14と同じ
厚さで同じ結晶軸15の方向を持ち、入射した異常光を
入射面から見ると下方にチャネル間隔分だけシフトする
ことになる。
【0043】次に8入力8出力(8×8)のクロスコネ
クトスイッチに図1に示した2入力2出力の基本光スイ
ッチ構造を適用した本発明の空間光スイッチ装置の実施
例を説明する。図9は8入力8出力(8×8)のクロス
コネクトスイッチの配線構造を示したもので、8つのチ
ャネルにチャネル番号0〜7を付しており、配線構造は
ネットワークNW1,NW2,NW3およびNW4の4
段となる。
【0044】このような8入力8出力のクロスコネクト
スイッチに図1に示した2入力2出力の本発明の基本光
スイッチ構造を適用すると、図10に示すように、第1
段〜第4段のネットワークNW1〜NW4を構成するこ
とができる。具体的には、第1段〜第4段のネットワー
クNW1〜NW4は共に図2(b)に示した2入力2出
力の基本光スイッチ構造の4つを平行に並べた構造であ
る。
【0045】ここで、第1段のネットワークNW1に対
し第2段のネットワークNW2は90度方向が異なって
おり、第2段のネットワークNW2と第3段のネットワ
ークNW3は同じ方向に並べており、図9からも明らか
なように配線構造も同じである。これはブロッキングを
防ぐための迂回回路を発生させるためである。更に、第
4段のネットワークNW4は第3段のネットワークNW
3に対し45度回転した方向としている。
【0046】このため、第1段のネットワークNW1に
あっては、チャネル0−4,1−5,2−6,3−7間
でスイッチ可能であり、第2段と第3段のネットワーク
NW2,NW3にあっては、チャネル0−2,1−3,
4−6,5−7間でスイッチ可能であり、更に第4段の
ネットワークNW4ではチャネル0−1,2−3,4−
5,6−7間でスイッチ可能である。
【0047】この8入力8出力のクロスコネクトスイッ
チはバニヤン網型空間光スイッチを構成しており、この
8入力8出力のバニヤン網型光空間スイッチは次のよう
に定義することができる。今、図10の第1段目のネッ
トワークNW1について、図11に取り出して示すよう
にチャネル0を原点とするXY座標を設定し、2入力2
出力のチャネル間隔をdとする。
【0048】このような座標設定により図10の第1段
目のネットワークNW1のチャネル0〜7の座標は チャネル0は(0,0) チャネル1は(d/2,−d/2) チャネル2は(d,0) チャネル3は(3d/2,−d/2) チャネル4は(0,−d) チャネル5は(d/2,−3d/2) チャネル6は(d,−d) チャネル7は(3d/2,−3d/2) となるように配置する。更に、第1段目のネットワーク
NW1内で図10に示すようにチャネル0−4,1−
5,2−6及び3−7のそれぞれの間でのシフト構造を
図1に示した光スイッチ構造により実現する。
【0049】以下、同様に第2段〜第4段のネットワー
クNW2〜NW4についても図10に示す2つのチャネ
ル間のシフト構造を図1に示した基本的な光スイッチ構
造で実現することになる。図12は図10に示した8入
力8出力のバニヤン網型空間光スイッチ装置の具体的な
光スイッチ構造を第1段から第4段に分けて示した説明
図である。
【0050】図12(a)は第1段目のネットワークN
W1を示し、図12(b)は第2段目のネットワークN
W2を示し、図12(c)は第3段目のネットワークN
W3を示し、更に図12(d)は4段目のネットワーク
NW4を示しており、いずれについても偏光制御基板1
2,第1複屈折結晶14,半波長板16および第2複屈
折結晶20に分けて入射面側を示している。
【0051】また、第1複屈折結晶14については、図
12(a)〜(d)における結晶軸15の方向を併せて
示している。この結晶軸15の方向は各段において第2
複屈折結晶20についても同方向となる。このような結
晶軸15により第1および第2複屈折結晶14,20に
入射した光のうち、異常光については結晶軸15の方向
に近づくようにチャネル間隔分シフトし、常光は光路方
向にそのまま透過する。
【0052】この異常光のシフトは入射面から見ると、
1段目については右下45度方向にチャネル間隔分シフ
トし、2段目については右上45度方向にチャネル間隔
分シフトし、第3段目については左下45度方向にチャ
ネル間隔分シフトし、更に第4段目に付いては右方向に
チャネル間隔分だけシフトする。最初に設けられる偏光
制御基板12については、図12(a)〜(d)の第1
段〜第4段についても8チャネル分の偏光制御セグメン
トを配置しており、それぞれ独立に制御することができ
る。
【0053】3番目に設けられた半波長板16について
は、前段に位置する第1複屈折結晶14の結晶軸15に
より定まる異常光のシフト方向で定まる3本の光路の中
央に位置するように4つの穴部18が設けられている。
次に本発明の空間光スイッチ装置に対する光信号の入出
力部の構造としては、空間光スイッチ装置の入力側およ
び出力側のそれぞれにチャネル数およびチャネル位置に
対応したマイクロレンズアレイを設ける。このマイクロ
レンズアレイのコリメート機能により、光ファイバから
出射する光を平行光に変換して空間光スイッチ装置の各
チャネルに入力させる。
【0054】また、空間光スイッチ装置から出射した光
をマイクロレンズアレイにより収束させて光ファイバに
入射させることになる。勿論、マイクロレンズアレイ以
外に適宜のコリメート光学系を入力側に設け、また出力
側に集光光学系を設ければ良い。尚、上記の実施例は2
入力2出力の基本光スイッチ構造、4入力4出力の空間
光スイッチ構造、更に8入力8出力のバニヤン網型空間
光スイッチ構造を例にとるものであったが、本発明はこ
れに限定されず、n入力n出力の適宜の多チャネル空間
光スイッチ装置につき図1に示した2入力2出力の基本
光スイッチ構造を適用して実現することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、光スイッチ構造における光路偏光部が偏光制御素
子、複屈折率結晶、波長板といった平板状素子の積層構
成であるため構造が簡単であり、2次元配列された多チ
ャネル光スイッチ構造を簡単に実現することができる。
【0056】また、多段構成の光スイッチ構造を実現し
た場合の光路切替えが最も近い隣接チャネル間で行われ
るため、光路長が最短で済み、チャネル間隔も小さくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による2入力2出力の基本光スイッチ構
造を示した実施例図
【図2】図1のチャネル間配線と配線配置の説明図
【図3】図1の基本光スイッチ構造における入出力チャ
ネル間の光伝播の説明図
【図4】図2の基本スイッチ構造を横に並べて4入力4
出力とした実施例構成図
【図5】図2の基本スイッチ構造を光路方向に配列して
多段構成とした実施例構成図
【図6】4入力4出力のクロスコネクトスイッチのチャ
ネル間配線図
【図7】図6の4入力4出力クロスコネクトスイッチを
実現する本発明の空間光スイッチ装置の各段の配線構造
【図8】図7の第1段と第2段における光スイッチ構造
を具体的に示した説明図
【図9】8入力8出力クロスコネクトスイッチを実現す
るバニアン網型空間光スイッチのチャネル間配線図
【図10】図9の8入力8出力バニアン網型空間光スイ
ッチを実現する本発明の空間光スイッチ装置の各段の配
線構造図
【図11】図10のチャネル配置の座標説明図
【図12】図10の第1〜4段における光スイッチ構造
を具体的に示した説明図
【符号の説明】
10−1,10−2:入力光軸 12−1,12−2:偏光制御素子 12:偏光制御基板 12a〜12d:偏光制御セグメント 14:第1複屈折結晶 16:半波長板 18,18a,18b:穴部 20:第2複屈折結晶 22−1,22−2:出力光軸

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2本の互いに平行な入力光軸と、 該入力光軸に沿って入射した光の直線偏光面を直交する
    2方向のいずれかの状態に切り換えて出力する一対の偏
    光制御手段と、 該一対の偏光制御手段による一方向の偏光面をもつ光を
    透過し、他方向の偏光面を持つ光を結晶軸方向に近づく
    ように偏向し、該光の透過と偏向により2本の入力光軸
    からの光を、光軸間隔分だけ横方向にシフトした光軸を
    1本加えた3本の光軸のいずれかに出力する第1複屈折
    率結晶と、 該第1複数屈折率結晶からの3本の光軸の中央の光軸か
    らの光を通過する穴部を有し、残り2本の光軸からの光
    の波面を90度回転させる半波長板と、 該半波長板から出力された一方向の偏光面をもつ光を透
    過し、他方向の偏光面を持つ光を結晶軸方向に近づくよ
    うに偏向し、該光の透過と偏向により半波長板からの3
    本の光軸に沿った光を、前記入力光軸に対し光軸間隔分
    だけ横方向にシフトした2本の互いに平行な出力光軸の
    いずれかに出力する第2複屈折率結晶とを備え、 入出力の光軸が光軸間隔分だけシフトした2入力2出力
    の光スイッチ構造を実現したことを特徴とする空間光ス
    イッチ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の空間光スイッチに於いて、
    前記偏光制御手段、第1複屈折率結晶、半波長板、およ
    び第2の複屈折率結晶を空気層を介して光軸方向に配列
    したことを特徴とする空間光スイッチ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の空間光スイッチに於いて、
    前記偏光制御手段、第1複屈折率結晶、半波長板、およ
    び第2の複屈折率結晶を空気層を介さずに光軸方向に一
    体に積層したことを特徴する空間光スイッチ装置。
  4. 【請求項4】請求項1の空間光スイッチ装置に於いて、
    前記第1及び第2複屈折率結晶の各々は、結晶軸と45
    度を成す入射面と出射面を平行に形成し、且つ共に同一
    の厚さを有することを特徴とする空間光スイッチ装置。
  5. 【請求項5】請求項1の空間光スイッチ装置に於いて、
    前記偏光制御手段は、液晶を透明電極で挟み、電圧をか
    けることによって偏光状態を制御する偏光制御構造をも
    ち、且つ該偏光制御構造を光スイッチのチャネル配置に
    合わせてセグメント化し、各セグメントを独立に制御で
    きるように一体形成したことを特徴とする空間光スイッ
    チ装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載の空間光スイッチ装置に於い
    て、光ファイバの出射光をコリメート手段により平行光
    に変換した後に前記偏光制御手段に入射させ、前記第2
    複屈折結晶からの出射光を集光手段を用いて光ファイバ
    に導入する構造を備えたことを特徴とする空間光スイッ
    チ装置。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6記載の空間光スイッチ装置
    に於いて、前記2入力2出力の光スイッチ構造を光軸方
    向に複数配列して多段構成したことを特徴とする空間光
    スイッチ。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6記載の空間光スイッチ装置
    に於いて、前記2入力2出力の光スイッチ構造を光軸方
    向に直交する方向に並列に複数配置して多チャネル入出
    力構成としたことを特徴とする空間光スイッチ。
  9. 【請求項9】請求項1乃至8記載の空間光スイッチ装置
    に於いて、前記2入力2出力の光スイッチ構造を2つ互
    いに入射面が平行になるように並列に配置して4チャネ
    ルの入出力をもつ1段分の光スイッチ構造を形成し、且
    つ該光スイッチ構造を第1段に対し第2段を90度回転
    した状態で2段に積層して4入力4出力の光スイッチ構
    造としたことをを特徴とする空間光スイッチ装置。
  10. 【請求項10】請求項1乃至8記載の空間光スイッチ装
    置に於いて、前記2入力2出力の光スイッチ構造を4つ
    互いに入射面が平行になるように並列に配置して8チャ
    ネルの入出力をもつ1段分の光スイッチ構造を形成し、
    且つ該光スイッチ構造を第1段に対し第2段を90度回
    転し、第2段に対し第3段を回転せず、更に第3段に対
    し第4段を45度回転した状態で4段に積層して8入力
    8出力のバニヤン網型光スイッチ構造としたことを特徴
    とする空間光スイッチ装置。
  11. 【請求項11】請求項10記載の空間光スイッチ装置に
    於いて、前記8入力8出力のバニヤン網型光スイッチ構
    造の第1段目の8つのチャネル0〜7の配置を、チャネ
    ル0を原点とした2次元座標で隣接チャネル間隔をdと
    した時、チャネル0〜7を チャネル0は(0,0)チャネル1は(d/2,−d/
    2),チャネル2(d,0),チャネル3(3d/2,
    −d/2),チャネル4(0,−d),チャネル5(d
    /2,−3d/2),チャネル6(d,−d),チャネ
    ル7(3d/2,−3d/2)に配置し、更に、第一段
    でチャネル0−4,チャネル1−5,チャネル2−6,
    チャネル3−7間、第2段および第3段でチャネル0−
    2,チャネル1−3,チャネル4−6,チャネル5−7
    間、第4段でチャネル0−1,チャネル2−3,チャネ
    ル4−5,チャネル6−7間にビームシフト構造を設け
    たことを特徴とする空間光スイッチ装置。
JP16559792A 1992-06-24 1992-06-24 空間光スイッチ装置 Withdrawn JPH063606A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100947021B1 (ko) * 2008-07-17 2010-03-11 한국표준과학연구원 가변 편광의존 손실 발생기
JP2019082518A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 有限会社オートクローニング・テクノロジー 光マトリクススイッチ

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