JPH06349203A - 入力チャンネル状態データ処理方式 - Google Patents

入力チャンネル状態データ処理方式

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JPH06349203A
JPH06349203A JP29548593A JP29548593A JPH06349203A JP H06349203 A JPH06349203 A JP H06349203A JP 29548593 A JP29548593 A JP 29548593A JP 29548593 A JP29548593 A JP 29548593A JP H06349203 A JPH06349203 A JP H06349203A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 音声サンプルのサンプルレート変更の結果増
減するサンプル数にチャンネル状態データを合せるため
の特別な専用手段を不要とする。 【構成】 出力サンプルレートが入力サンプルレートよ
り低いとき、選択した入力チャンネル状態データを省略
し、又は、出力サンプルレートが入力サンプルレートよ
り高いとき、選択した入力チャンネル状態データを繰返
すことによって、出力チャンネル状態データを発生す
る。そのため、入力チャンネル状態データを書込みステ
ートマシン22の制御によりメモリ20に書込み、該デ
ータを読出しステートマシン24の制御によりメモリか
ら読出して出力チャンネル状態データを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サンプルされたデータ
(サンプルデータ)を処理する方法及び装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】種々の異なる機器間の互換性を達成する
ため、サンプルデータをデジタルで記憶及び(又は)送
信する標準方式が開発されてきた。時折、データを複数
のチャンネルで送信したいことがある。これは、サンプ
ルした音声(オーディオ)データを送信するとき、よく
あることである。デジタル音声データの2チャンネルの
直列送信に関する送信標準方式の一例は、AES3−1
992として知られており、これは、音声技術協会(A
ES)の雑誌の第40巻、第3号、1992年の148
〜165ページに、「デジタル音声技術のためのAES
推薦実施基準−2チャンネルの線形デジタル音声データ
に対する直列送信フォーマット」と題する論文の形で記
載されている。これは、年数をかけて開発され、以前に
AES3−1985標準方式として知られていた基準の
最新版である。AES3−1992標準方式の全容につ
いては、上記論文を読んで頂きたい。しかしながら、こ
れより添付図面の図1〜3を参照して該標準方式の概要
を述べる。
【0003】AES3−1992送信標準方式によれ
ば、所望のサンプリング周波数でサンプルした音声デー
タを、線形の2の補数2進形式(linear,2's complemen
t binary form)のデータサンプル列として送信できる。
図1に示すように、デジタル音声サンプルは、夫々サブ
(分割)フレームSF1及びSF2の形で交番する第1
及び第2チャンネルCH1及びCH2に対する音声サン
プルを含む、0〜191の番号を付した192フレーム
のブロックとして送信される。各サブフレームは、プリ
アンブル(先頭ビット列)を含む。1ブロックの最初の
データサンプルの前には、いわゆるZプリアンブルがあ
る。その他のデータサンプルの第1チャンネルのサンプ
ルの前には、いわゆるXプリアンブルがある。第2のチ
ャンネルのサンプルの前には、Yプリアンブルがある。
Zプリアンブルの使用により、チャンネル状態データを
作るのに用いるブロック構造が決まる。
【0004】サブフレームSF1及びSF2は、図2及
び3に夫々示す2つのフォーマットのうちの一方をもつ
ことができる。図2のサブフレーム・フォーマットは、
24ビットの音声サンプルワードを含む。図2のフォー
マットでは、ビット0〜3は、3つのプリアンブルX,
Y又はZのうちの1つ(PRE)を担う。これらのデー
タを直列で送信するとき、サブフレーム内のビット位置
はタイムスロットに相当する。タイムスロット4〜27
は、線形の2の補数表示の音声サンプルワードを担う。
最上位ビット(MSB)は、タイムスロット27が担
う。図2に示すような24ビットの符号化範囲を用いる
と、最下位ビット(LSB)はタイムスロット4にな
る。タイムスロット28は、当該音声サンプルワードに
関する有効性ビット(V)を担う。タイムスロット29
は、同一サブフレームで送信される音声チャンネルに関
するユーザデータチャンネルの1ビット(U)を担う。
タイムスロット30は、同一サブフレームで送信される
音声チャンネルに関するチャンネル状態データの1ビッ
ト(C)を担う。タイムスロット31は、タイムスロッ
ト4〜31が偶数個の1及び偶数個の0を担うようなパ
リティービット(P)を担う。
【0005】図3に示す他のサブフレーム・フォーマッ
トは、大体図2のものに対応しているが、ただ、20ビ
ットのデータサンプルが使われるため、LSBがタイム
スロット8にある点が異なる。この場合、タイムスロッ
ト4〜7は、補助的サンプルビット(AUX)が割当て
られるが、他の用途に使うこともできる。
【0006】ビット0〜3内のプリアンブル(PRE)
は、サブフレーム及びブロックの周期及び識別を与える
特殊なパターンを有する。有効性ビット(V)は、音声
サンプルワードがアナログ音声信号への変換に適すると
き、論理0であり、そうでないとき、論理1である。ユ
ーザデータビット(U)は、ユーザの望みどおりに使う
ことができる。チャンネル状態フォーマット・ビット
(C)は、対応する音声信号に関する情報を含み、それ
により、デジタル音声信号の2つのサブフレームで異な
るチャンネル状態を伝送することができる。各チャンネ
ルに対するチャンネル状態データは、192ビットより
成る。1チャンネルに対するチャンネル状態データの1
92ビットの夫々1つは、各ブロックに含まれる当該チ
ャンネル用の192サブフレームの各々のタイムスロッ
ト30に位置する。同様に、他のチャンネルに対するチ
ャンネル状態データの192ビットの夫々1つも、各ブ
ロックに含まれる当該(即ち、他の)チャンネル用の1
92サブフレームの各々のタイムスロット30に位置す
る。
【0007】AES3−1992標準方式によれば、1
92のチャンネル状態ビットは、論理的に24バイトに
分けられ、各バイトの各ビットは所定の意味を有する。
したがって、ブロックに対するチャンネル状態データを
決めるためには、当該ブロックを構成するフレーム及び
サブフレームを集めて、その内容を分析する必要があ
る。ブロック内の夫々のチャンネル状態ビットの意味の
全リストは、AES3−1992に記載されている。し
かし、一般的にいえば、チャンネル状態は、例えば、音
声サンプルワードの長さ、音声チャンネルの数、サンプ
リング周波数、チャンネルソース及び行先データ、局部
的サンプルアドレス符号及び時刻(time-of-day)サンプ
ルアドレス符号を表すことができる。
【0008】サンプルデータを処理する場合、時々サン
プルデータのサンプリング周波数を変えたいこと又は変
える必要があることがある。例えば、種々のオーディオ
機器では一般に、種々の異なるサンプリング周波数が用
いられる。質の高いデジタル・マスタリング(制御)で
は、約48KHzのサンプリング周波数を用いることが
あるが、通常のCD(コンパクト ディスク)サンプリ
ングでは44.1KHzを用いる。会話にのみ使用する
場合は、大抵32KHzのサンプリング周波数で十分で
ある。当業者が認めるように、特定のサンプリング周波
数は、所望の再生品質とそれに要する帯域幅とを考えに
入れて選択する。
【0009】1つの標準方式から他の標準方式へ、例え
ば、高度のマスター周波数でサンプルされた音声を通常
のCDサンプリング周波数でのサンプルに、又はその逆
に変換するためには、種々の技法が使用できる。例え
ば、第1のサンプリング周波数でのデジタルサンプル
は、アナログ形式に変換してから所望の第2サンプリン
グ周波数でデジタル的にサンプルすることができる。或
いは、第1サンプルレートでのデジタルサンプルを補間
して、第2サンプルレートでの対応デジタル・サンプル
を決める技法を用いてもよい。
【0010】図4は、本発明を用いうるデジタルサンプ
ルのデータレート変換を行う装置10を示すブロック図
である。デジタルサンプルは、前述のAES3−199
2に記載のような直列データフォーマットで供給され
る。直並列変換(D/M)ユニット12は、入力データ
IDを受信し、これを直並列変換して信号路13Dに第
1のデジタルデータサンプルのストリーム、信号路13
Sに第2の状態データストリームを発生する。信号路1
3Dのデジタルデータサンプルは、データ処理(DP)
ユニット14によって処理され、任意の適当な方法によ
ってデータのサンプルレートが変換される。処理された
デジタルデータサンプルは、信号路15Dを介して出力
される。他方、状態処理(SP)ユニット16は、信号
路13Sの状態データを処理する。処理された状態デー
タは、信号路15Sを介して出力される。並直列変換器
(MUX)18は、処理されたデータサンプル(15
D)と処理された状態データ(15S)とを結合して出
力データODを作成する。
【0011】上述のように、データ処理ユニット14は
任意の適当な方法によりレート変換を行うことができ
る。データサンプルレートの修正についての詳細な説明
は、本発明の理解にとって重要でないので省略する。D
Pユニット14におけるサンプルレート変更の結果、単
位時間当たりの音声サンプルの数が増えるか又は減少す
る。従来は、チャンネル状態ビットを変更したサンプル
レートに適合させるために、これらを復号し、処理し、
再符号化して処理したデータサンプルブロックに合せて
いる。しかし、状態データの処理には重要な専用の手段
を必要とする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、上述のように変更されたサンプルレートにチャ
ンネル状態データを合せるために必要な、これらを復号
し、処理し、再符号化する特別の専用手段を不要とする
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、一面
からみて、少なくとも1入力チャンネルからの、符号化
された入力データに関する入力チャンネル状態データを
処理して、少なくとも1出力チャンネル向けの、符号化
された出力データに関する出力チャンネル状態データを
作成する装置を提供する。上記符号化された入力データ
は、第1サンプルレートでの入力データサンプルを含
み、上記符号化された出力データは、該入力データサン
プルから第2のサンプルレートで取出されたデータサン
プルを含む。上記出力チャンネル状態データは、出力サ
ンプルレートが入力サンプルレートより低い場合に選択
した入力チャンネル状態データを省略し、又は、出力サ
ンプルレートが入力サンプルレートより高い場合に選択
した入力チャンネル状態データを反復することによって
発生する。
【0014】本発明に従いチャンネル状態データを間引
いたり、反復したりして、チャンネル状態データを変更
されたデータサンプルレートに合せると、チャンネル状
態データを復号し、処理し、再符号化するための特別な
専用手段が必要でなくなる。
【0015】入力チャンネル状態データを一時的に記憶
するためのメモリ手段、選択した入力チャンネル状態デ
ータの該メモリへの書込みを制御する書込みステートマ
シン、及び、選択した入力チャンネル状態データの該メ
モリからの読出しを制御して出力チャンネル状態データ
を作成する読出しステートマシンを設けるのがよい。メ
モリ及び2つのステートマシンを使用すると、サンプル
データレートにおける差や変化を容易に適合させうる装
置を得ることができる。
【0016】書込みステートマシンは、入力チャンネル
・クロック及び読出しステートマシンの現在ステート
(状態)に応答して、入力チャンネル状態データをメモ
リ手段に書込むための書込みアドレスを発生するものが
よい。書込みステートマシンは、該メモリを複数のメモ
リ領域に分けて、その書込みアドレスに、1領域内のデ
ータ記憶位置のアドレスを指定する第1アドレス部と、
夫々のメモリ領域のアドレスを指定する第2アドレス部
とを含めるのがよい。この第2アドレス部はまた、書込
みステートマシンのステートをも定める。
【0017】書込みステートマシンはまた、書込みステ
ートマシン及び読出しステートマシンの各々に対し循環
する1組のステートサイクルを定めることにより、読出
しサンプルレートより高い書込みサンプルレートを自動
的に補正することができる。この場合、書込みステート
マシンは、少なくとも1つのステートにあって、読出し
ステートマシンの現(在)ステートから、書込みステー
トマシンの上記ステートがステートサイクル内の読出し
ステートマシンのステートに追いつきつつあることを感
知すると、該サイクル内の前のステートに戻り、メモリ
内の入力チャンネル状態データのブロックの上に入力チ
ャンネル状態データの次のブロックを重ね書きさせる。
この方法により、入力チャンネル状態データの1ブロッ
クを間引くことができる。
【0018】同様に、読出しステートマシンは、出力チ
ャンネル・クロック及び書込みステートマシンの現ステ
ートに応答し、メモリ手段から入力チャンネル状態デー
タを読出して出力チャンネル状態データを作成するため
の読出しアドレスを発生するものがよい。読出しステー
トマシンは、メモリを同じ複数のメモリ領域に分けて、
読出しアドレスにその1領域内のデータ記憶位置のアド
レスを指定する第1アドレス部と、夫々のメモリ領域の
アドレスを指定する第2アドレス部とを含めるのがよ
い。第2アドレス部はまた、読出しステートマシンのス
テートをも定める。
【0019】この場合、読出しステートマシンは、少な
くとも1つのステートにあって、書込みステートマシン
の現ステートから、読出しステートマシンのステートが
ステートサイクル内の書込みステートマシンのステート
に追いつきつつあることを感知すると、該サイクル内の
前のステートに戻り、メモリからの入力チャンネル状態
データの1ブロックの読出しを反復する。こうして、入
力チャンネル状態のデータの1ブロックを出力チャンネ
ル状態データとして反復することができる。
【0020】データサンプル及びチャンネル状態データ
は、各ブロックが複数のフレームより成り、各フレーム
が少なくとも1データサンプル及びこれに関する状態デ
ータより成る複数のブロックに配置し、書込み及び読出
しステートマシンがブロックのスタートを表すプリアン
ブル・データに応答するのがよい。
【0021】本発明の好適な具体構成では、書込みステ
ートマシン及び読出しステートマシンは夫々、プログラ
ム可能なロジック(論理)アレイを有する。
【0022】本発明は、他の面からみて、少なくとも1
入力チャンネルからの、符号化された入力データに関す
る入力チャンネル状態データを処理して、少なくとも1
出力チャンネル向けの、符号化された出力データに関す
る出力チャンネル状態データを作成する方法を提供す
る。上記符号化された入力データは、第1サンプルレー
トでの入力データサンプルを含み、上記符号化された出
力データは、該入力データサンプルから第2のサンプル
レートで取出されたデータサンプルを含む。上記の方法
は、出力チャンネル状態を、出力サンプルレートが入力
サンプルレートより低い場合、選択した入力チャンネル
状態データを省略し、又は、出力サンプルレートが入力
サンプルレートより高い場合、選択した入力チャンネル
状態データを繰返すことによって発生するものである。
【0023】
【実施例】以下、図面により本発明を具体的に説明す
る。図5は、本発明による入力チャンネル状態データ処
理装置の実施例を示すブロック図である。この装置は、
図4の状態処理(SP)ユニット16に対応するもので
ある。SPユニット16は、デュアル(双)ポート同期
ランダムアクセスメモリ(RAM)20、2つのステー
トマシン、即ち書込みステートマシン22と読出しステ
ートマシン24、及びレジスタ19を有する。書込みス
テートマシン22は、メモリ20にチャンネル状態デー
タを記憶させるための書込みアドレスを与え、第1の入
力チャンネル・クロックCl1に応答する。レジスタ1
9は、該Cl1クロックによって刻時(クロック)さ
れ、書込みステートマシンの処理遅延を補正するのに使
用される。Cl1クロックは、入力データの各サブフレ
ームに1つのCl1クロックパルスが与えられるよう
に、入力サンプルレートでの音声(オーディオ)データ
の受信と同期している。読出しステートマシン24は、
メモリ20に対する読出しアドレスを与え、第2の出力
チャンネル・クロックCl2に応答する。Cl2クロッ
クは、出力データレートで各サブフレームに1つのCl
2クロックパルスが与えられるように、出力データスト
リームのサンプルデータレートと同期している。デュア
ルポートRAM20は、書込み及び読出しのために夫々
入力及び出力チャンネル・クロックCl1及びCl2に
同期している。
【0024】図4の直並列変換器12からの信号路13
Sは、チャンネル状態ビットが順次供給される第1のラ
イン13CSと、Zプリアンブル信号が供給される第2
のライン13ZPとを含む。ライン13CSのチャンネ
ル状態データは、直並列変換器12が受信した連続する
サブフレームのデータに対応して順次供給される。
【0025】直並列変換器12は、受信した各サブフレ
ーム内のタイムスロット30からのビットを選び出すこ
とにより、連続するサブフレームからチャンネル状態ビ
ットを分離する。直並列変換器12はまた、各サブフレ
ームのプリアンブルのビット0〜3内のZプリアンブル
を識別し、該ビット0〜3内にX又はYプリアンブルで
なくZプリアンブルが識別されたとき、ライン13ZP
に1ビットを出力するように構成される。直並列変換器
12は、1以上のプログラム可能なロジック・アレイ又
はこの目的に適する他の市販の装置を使用して実現でき
る。AES3−1992標準方式に従って符号化された
音声データの直並列変換に適する装置は、Atmael
ATV750である。同様に、並直列変換器18も他
の市販の装置を用いて実現できるであろう。
【0026】書込み及び読出しステートマシン22及び
24は、ライン13ZPのZプリアンブル・ビットに応
答する。書込みステートマシン22はまた、読出しステ
ートマシン24からの信号路30に現われる読出しステ
ートマシンのステート値に応答する。同様に、読出しス
テートマシン24は、信号路32に現れる書込みステー
トマシンからの書込みステートマシンのステート値に応
答する。SPユニット16からの出力信号路15Sは、
状態ビットが順次出力される第1のライン15CSと、
Zプリアンブル・ビットが出力され出力データストリー
ムODが作られる第2のライン15ZPとを有する。
【0027】2チャンネルが与えられる場合、AES3
−1992送信標準方式に従えば、各チャンネル状態ブ
ロック当たり合計2×192チャンネル状態ビットが存
在する。レート変化に適応するために、デュアルポート
RAM20は、一時に2連続チャンネル状態ブロックに
わたるチャンネル状態ビットを全部記憶するように配慮
される。よって、768個の位置のアドレスを指定する
必要がある。768位置は、各々が128位置の6つの
領域に区分される。書込み及び読出しアドレスバス26
及び28の下位の7ビットは共に、各領域内でテータが
書込まれ又は読出される位置を示すのに使用される。各
アドレスバス26及び28の更に3ビットが、6領域の
どれに現在書込み及び読出しステートマシンが書込み又
は読出しを行っているかを夫々表す。これら残りの3ビ
ットは、各アドレスの上位3ビットとなる。
【0028】各アドレスの上位3ビットを形成する3ビ
ットはまた、各ステートマシンの現ステートを定める。
したがって、書込みステートマシン22は、これらの3
ビットを供給して書込みアドレスバス26に書込みアド
レスの上位3ビットを形成すると共に、これら3ビット
を現在の書込みステートマシン・ステート値としてライ
ン(信号路)32を介して読出しステートマシン24に
供給する。同様に、読出しステートマシン24は、また
読出しアドレスの上位3ビットを形成する3ビットを読
出しアドレスバス28に供給すると共に、同じ3ビット
の現在の読出しステートマシン・ステート値としてライ
ン30を介して書込みステートマシン22に供給する。
各書込み及び読出しステートマシン22及び24は、プ
ログラマブル・ロジック・アレイ(PLA)により実現
できる。
【0029】図6は、PLAにより実現される書込みス
テートマシン22の例を示すブロック図である。書込み
ステートマシン22は、ロジック・ユニット(又は組合
せロジック)40,3ビット・レジスタ42,7ビット
・カウンタ44を有する。ロジック・ユニット40は、
レジスタ42の出力からの3ビットと、読出しステート
マシンからのライン30における3ビットと、Zプリア
ンブル・ビットとしての1ビットとを入力として受信す
る。ロジック・ユニット40の出力端Aにおける第1の
出力40Aは、レジスタ42にラッチされる3ビットを
作る。レジスタ42は、カウンタ44からの桁上げ信号
か又はライン13ZPに第1のZプリアンブル・ビット
が存在することを示す、ロジック・ユニット40の第2
の出力40Bからの信号のいずれかに応答してORゲー
ト43が出力するラッチ信号を受けるときにラッチを行
う。
【0030】カウンタ44は、入力データレート・クロ
ックCl1によってクロックされ、ロジック・ユニット
40からの出力40Bにおける信号によってリセットさ
れる。カウンタ44が出力する7ビット・カウントは、
書込みアドレスバス26の下位7ビットを形成する。カ
ウンタ44の桁上げ出力は、上述のようにORゲート4
3を介してレジスタ42に供給される。書込みアドレス
バス26における書込みアドレスの上位3ビットは、レ
ジスタ42の現在の内容により作成される。レジスタ4
2の内容はまた、信号路32に読出しステートマシン2
4への現在の書込みステートマシン・ステート値として
出力される。
【0031】図7は、図5の読出しステートマシン24
の例を示すブロック図である。読出しステートマシンは
一般に、書込みステートマシンと類似の構成をもつ。詳
しくいうと、読出しステートマシンは、ロジック・ユニ
ット50、3ビット・レジスタ52及び7ビット・カウ
ンタ54を有する。ロジック・ユニット50は、レジス
タ52からの3ビット、書込みステートマシンからの信
号路32における3ビット、及びZプリアンブル・ビッ
トとしての1ビットを入力として受信する。ロジック・
ユニット50の第1出力50Aは、レジスタ52にラッ
チされる3ビットを形成する。レジスタ52は、カウン
タ54からの桁上げ出力、又はライン13ZPに第1及
び第2のZプリアンブル・ビットが存在することを示
す、ロジック・ユニット50の第2出力50Bからの信
号のどちらかに応答してORゲート53が出力するラッ
チ信号を受信するときにラッチを行う。
【0032】カウンタ54は、出力データレート・クロ
ックCl2によってクロックされ、ロジック・ユニット
50からの第2出力50Bにおける信号によってリセッ
トされる。カウンタ54が出力する7ビット・カウント
は、読出しアドレスバス28の下位7ビットを形成す
る。カウンタ54の桁上げ出力は、上述のようにORゲ
ート53を介してレジスタ52に供給される。読出しア
ドレスバス28における読出しアドレスの上位3ビット
は、レジスタ52の現在の内容により作成される。レジ
スタ52の内容はまた、信号路30に書込みステートマ
シン22への現在の読出しステートマシン・ステート値
として出力される。読出しステートマシン24のロジッ
ク・ユニット50が行う論理動作は、書込みステートマ
シン22のそれとは異なり、次の図8及び9の説明から
その差が明らかとなるであろう。
【0033】書込み及び読出しステートマシンの初期の
動作を、夫々図8及び9を参照してこれから説明する。
図8は、夫々のエッジ(ステートの流路)で連結された
書込みステートマシンの6つのステート000〜101
を示す。スタートすると、書込みステートマシン22
は、最初のZプリアンブル・ビットの到来を待つ。この
状態を図8において「A」で示す。
【0034】ライン13ZPに最初のZプリアンブル・
ビットをロジック・ユニット40が検出すると、該ロジ
ック・ユニットは、その第2出力40BにORゲート4
3への信号を出力してレジスタ42をラッチし、その内
容がロジック・ユニット40の第1出力40Aから出力
される最初の値000にセット(設定)されるようにす
る。よって、レジスタ42の出力も000となり、書込
みアドレスバス26における書込みアドレスの上位3ビ
ットは、この時点で000となる。すなわち、書込みス
テートマシンは、000のステートにある。
【0035】ロジック・ユニット40の第2出力40B
からの信号はまた、カウンタ44をゼロにリセットさせ
る。カウンタ44のカウントはそれから、入力データレ
ート・クロックCl1の各パルスがサブフレームの第1
ビットに与えられるので、クロックCl1の各パルスを
受ける毎にインクリメントされる。したがって、1つの
Cl1クロックパルスが各チャンネル状態ビットに与え
られる。カウンタ44の現在カウントを用いてメモリ2
0のアドレスを指定するための書込みアドレスバス26
の下位7ビットを作ると、メモリ20に対する書込みア
ドレスが連続するメモリ位置に連続するチャンネル状態
ビットを次々に書込むために、自動的に更新されること
になる。
【0036】ロジック・ユニット40は、ライン13Z
PにおけるZプリアンブル・ビットの終了に続くレジス
タ42の出力からの000ステート値に応答して、その
第1出力40Aにおけるその値を001の値に変える。
しかし、レジスタ42の内容は、該レジスタに次のラッ
チ信号が入力されるまで値000のままである。カウン
タ44がオーバフローすると(128番目のCl1クロ
ック信号を受信して)、そこからORゲート43に桁上
げ信号が出力され、次のラッチ信号が発生される。よっ
て、メモリ20の連続位置0〜127に、最初の128
個のチャンネル状態ビットが記憶される。
【0037】ライン13ZPにおけるZプリアンブル・
ビットに続くクロックCl1の128番目のパルスは、
カウンタ44を0に戻し、該カウンタに桁上げビットを
ORゲート43に出力させる。ORゲート43はまた、
レジスタ42にロジック・ユニット40の現在出力をラ
ッチさせる。したがって、Zプリアンブル・ビットに続
くクロックCl1の128番目のパルスは、レジスタ4
2の中に値001をラッチさせることになる。それか
ら、書込みステートマシンは、ステート001に入る。
【0038】カウンタ44はクロックパルスCl1に応
答してカウントを続け、これにより、次の128個のチ
ャンネル状態ビット(即ち、サブフレーム128〜25
5に対するもの)がメモリ20の次に128個の記憶位
置に書込まれる。ロジック・ユニット40は、レジスタ
42の出力からの001ステート値に応答して、その第
1出力40Aにおけるその値を010に変える。したが
って、クロックCl1の256番目のパルスは、値01
0をレジスタ42にラッチさせ、書込みステートマシン
は、これによってステート010に入る。
【0039】カウンタ44はCl1クロックパルスに応
答してカウントを続け、これにより、次の128ビット
(即ち、サブフレーム256〜383に対するもの)が
メモリ20の次の128の記憶位置に記憶される。
【0040】ロジック・ユニット40は、そのレジスタ
42の出力からステート値010を受信すると、読出し
ステートマシン24からライン30に出力されたステー
ト値をテストし、ロジック・ユニット40の出力に値0
11又は値000を供給すべきかどうかを決定する。
【0041】なぜロジック・ユニット40がこの決定を
するのかを説明する前に、読出しステートマシンの初期
動作を説明するのが有益である。これを図9について説
明する。同図は、夫々のエッジ(ステート流路)により
結ばれた、読出しステートマシンの7つのステート00
0〜101及び111を示す。
【0042】スタートすると、読出しステートマシン2
4も、最初のZプリアンブルの到来を待つ。この状態を
図9における「A」で示す。ライン13ZPにおける最
初のZプリアンブル・ビットをロジック・ユニット50
が検出すると、該ロジック・ユニットは、その第2出力
50BにORゲート53への信号を出力し、レジスタ5
2をラッチしてその内容がロジック・ユニット50の第
1出力50Aから出力される最初の値111にセットさ
れるようにする。よって、レジスタ52の出力は111
となり、これにより、読出しアドレスバス28における
読出しアドレスの上位3ビットは、この時点で111と
なり、読出しステートマシンはステート111にある。
【0043】ロジック・ユニット50の第2出力50B
からの信号はまたカウンタ54をゼロにリセットさせ、
カウンタ54はそれから入力データレート・クロックC
l2の各クロックパルスを受信する毎にインクリメント
されるが、レジスタ54が値111にセットされている
間は、読出しステートマシンによるメモリのアドレス指
定は行われない。これは、アドレス111000000
0〜1111111111がメモリ20の読出しに対し
ては無効アドレスとなるからである。メモリ20は6個
の領域(2進番号000〜101)より成り、アドレス
の上位3ビットは現在アドレス指定されているメモリの
領域を表すことを思出して頂きたい。したがって、2進
アドレス110及び111は無効領域に関するものであ
り、レジスタの出力が111のときはメモリの読出しは
行われない。
【0044】ロジック・ユニット50は、ライン13Z
Pから次のZプリアンブル・ビットを受信するまで、第
1出力50Aにおける111の出力値を維持するように
構成される。次のZプリアンブル・ビットを受信する
と、出力50Aにおける値は000に変わり、出力50
BにORゲート53への信号が与えられ、値000がレ
ジスタ52の中にラッチされる。出力50Bにおける信
号はまた、カウンタ52をゼロにリセットさせる。
【0045】ロジック・ユニット50の出力を次のZプ
リアンブルが来るまで111に維持することにより、レ
ジスタ52の内容は値111に維持される。カウンタ5
4がオーバフローすると発生されるラッチ信号は、単に
値111をレジスタ52に再ロードする(入れ直す)働
きをするにすぎない。こうすれば、1つのチャンネル状
態ブロックが全部メモリ20に記憶されるまで、チャン
ネル状態ビットの読出しは行われない。即ち、読出しス
テートマシンは、図9のステート111では、最初の1
ブロック全部に対するチャンネル状態ビット(即ち、2
×192=384チャンネル状態ビット)がメモリ20
の連続位置0〜383に書込まれ終わるまで、チャンネ
ル状態ビットの読出しが行われない遊び状態にある。
【0046】再び書込みステートマシン22の動作に戻
る。書込みステートマシンのレジスタ42の内容が値0
10であり、信号路30を介して読出しステートマシン
から出力されるステート値が111の場合、ロジック・
ユニット40の第1出力40Aは、あとで説明する理由
により値011である。したがって、カウンタ44がオ
ーバフローしORゲート43への次の桁上げ信号を発生
すると、書込みステートマシンのレジスタ42の中に値
011がラッチされる。それと同時に、次のZプリアン
ブル・ビットがライン13ZPに与えられ、これが読出
しステートマシンのレジスタ52に値000をラッチさ
せる。この時点で、読出し及び書込みステートマシン
は、図8及び9に示すステート値の円内で反対のステー
トにあることになる。
【0047】書込みステートマシンのステート011,
100及び101におけるあとの動作は、おおむねステ
ート000,001及び010における動作に対応して
いるが、ただ、レジスタ42から出力される値が異なる
ため、メモリ20の異なる領域のアドレスが指定され、
ステート101において、ロジック・ユニット40が読
出しステートマシン24からライン30に出力されたス
テート値について異なるテストをし、値000又は値0
11をロジック・ユニット40の第1出力40Aに供給
すべきかどうかを決定する点が異なる。これについて
は、後述する。
【0048】読出しステートマシンのあとの動作は、書
込みステートマシンのステート000〜101における
動作と類似する。ただし、カウンタ54の内容は、クロ
ックCl1でなくクロックCl2の連続クロックパルス
によりインクリメントされる。クロックCl2の各パル
スは、1つのCl2クロックパルスがメモリ20から出
力される各チャンネル状態ビットに与えられるように、
1出力サブフレームの最初のビットに対するタイミング
で供給される。
【0049】カウンタ54の現在カウントをメモリ20
のアドレス指定用の読出しアドレスバス28の下位7ビ
ットを作るのに使用すると、一般に、メモリ20の読出
しアドレスが、連続するメモリ位置から連続するチャン
ネル状態ビットを読出すために、自動的に更新されるこ
とになる。また、ステート010及び101において、
読出しステートマシンは、書込みステートマシンからラ
イン32に出力されたステートをテストして、読出しス
テートマシンの次のステートを000又は011とすべ
きかどうか決定する。これについては、後述する。
【0050】これより、ステート010及び101で行
うテストの目的及び該テストの例を述べる。仮に、読出
し及び書込みステートマシンが共に同一のクロック周波
数でクロックされる(即ち、Cl1及びCl2が同一周
波数である)とすると、2つのステートマシンは逆位置
で動作するであろう。換言すると、各ステートが図7及
び8におけるステート図の外円の周りを巡回するとき、
2つのステートマシンはそれらの円の正反対の位置にあ
るであろう。しかし、サンプルレートを変えると、ステ
ートマシンのどちらか一方が他方より速いレートで動作
し、一方のステートマシンが他方のステートマシンに追
いつくことになる。この理由により書込みステートマシ
ン22のロジック・ユニット40及び読出しステートマ
シン24のロジック・ユニット50は、ステート010
及び101において上記テストを行うのである。
【0051】音声サンプルレートが低下しつつある、即
ち書込みステートマシンが読出しステートマシンより速
く動作している場合、書込みステートマシンは、前のチ
ャンネル状態ブロックが全部読出されないうちにチャン
ネル状態ブロックの書込みを終了するであろう。したが
って、書込みステートマシンのロジック・ユニット40
が、レジスタ42の出力から、書込みステートマシンが
ステート010又は101にあることを示す値010又
は101を受信すると、ロジック・ユニット40は、読
出しステートマシンからの信号路(ライン)30におけ
るステート値をテストし、これが、書込みステートマシ
ンのステートがステートサイクルにおいて読出しステー
トマシンのステートに追いつきつつあることを示すかど
うかを調べる。
【0052】本実施例では、書込みステートマシンのロ
ジック・ユニット40は、ステート101において読出
しステートマシンのステートが000であるかどうかを
テストする。テストが肯定的の場合、書込みステートマ
シンが次のチャンネル状態ブロックをメモリの次の3領
域000,001及び010に書込み続けると、書込み
ステートマシンが読出しステートマシンに追いつき、チ
ャンネル状態ブロックが駄目になる(悪化する)可能性
がある。よって、書込みステートマシンはその第1出力
に値011をセットする。こうすると、カウンタ44が
次にオーバフローした時、その値011がレジスタ42
にラッチされ、書込みステートマシンは、メモリ20の
3領域011,100及び101をその次のチャンネル
状態ブロックで書換えることになる。この方法により、
読出しステートマシンは、前の(例えば最初の)入力チ
ャンネル状態ブロックを000,001及び010の領
域から読出し終えた後、次の入力チャンネル状態ブロッ
クの重ね書きにより領域011,100及び101から
消去された現在の(例えば第2の)入力チャンネル状態
ブロックを抜かして、領域011〜101から次の(例
えば第3の)入力チャンネル状態ブロックを読出し始め
る。こうして、図10及び11に示すように、ブロック
の間引きが行われる。
【0053】上記テストが否定的の場合、即ち読出しス
テートマシンがメモリの領域001,010,011,
100又は101を読出し中であれば、書込みステート
マシンが領域000,001及び010に次の入力チャ
ンネル状態ブロックを書込み続けても、それらの領域が
重ね書きされる前に全ブロックがそれらの領域から読出
されるので、前の入力チャンネル状態ブロックが駄目に
なることはないと考えてよい。したがって、この場合、
書込みステートマシンのロジック・ユニット40は、そ
の第1出力40Aに値000をセットし、カウンタ44
が次にオーバフローした時、その値000がレジスタ4
2にラッチされ、書込みステートマシンはそれから領域
000,001及び010に次のチャンネル状態ブロッ
クを書込むことになる。
【0054】同様に、ステート010において、書込み
ステートマシンのロジック・ユニット40は、読出しス
テートマシンのステートが011であるかどうかをテス
トする。テストが肯定的の場合、書込みステートマシン
が次のチャンネル状態ブロックをメモリの次の3領域0
11,100及び101に書込み続けると、書込みステ
ートマシンが読出しステートマシンに追いつき、チャン
ネル状態ブロックが駄目になる可能性がある。したがっ
て、書込みステートマシンはその第1出力に値000を
セットし、カウンタ44が次にオーバフローした時、そ
の値000がレジスタ42にラッチされ、書込みステー
トマシンは、ステート000に戻り、メモリ20の3領
域000,001及び010をその次のチャンネル状態
ブロックで書換え、図10及び11に示すようなブロッ
クの間引きを起こさせる。
【0055】上記テストが否定的の場合、即ち読出しス
テートマシンがメモリの領域100,101,000,
001又は010を読出し中であれば、書込みステート
マシンが次の入力チャンネル状態ブロックを領域01
1,100及び101に書込み続けても、それらの領域
が重ね書きされる前に全ブロックがそれらの領域から読
出されるので、前の入力チャンネル状態ブロックが駄目
になることはないと考えてよい。同様に、読出しステー
トマシンが初期ステート111にある場合、読出しステ
ートマシンは、最初のチャンネル状態ブロックが全部メ
モリ20の最初の3領域に書込まれ終わるまで該ステー
トから離れないので、チャンネル状態ブロックが駄目に
なることはない。したがって、これらの場合、書込みス
テートマシンのロジック・ユニット40はその第1出力
40Aに値011をセットし、カウンタ44が次にオー
バフローした時、その値011がレジスタ42にラッチ
され、書込みステートマシンはそれから次のチャンネル
状態ブロックを領域011,100及び101に書込
む。
【0056】音声サンプルレートが増大しつつある、即
ち読出しステートマシンが書込みステートマシンより速
く動作している場合、読出しステートマシンは、第2の
チャンネル状態ブロックが全部書込まれないうちに、第
1のチャンネル状態ブロックの読出しを終えるであろ
う。したがって、読出しステートマシンのロジック・ユ
ニット50は、レジスタ52の出力から、読出しステー
トマシンがステート010又は101にあることを示す
値010又は101を受信すると、書込みステートマシ
ンからの信号路32におけるステート値をテストし、こ
れが、読出しステートマシンがステートのサイクルにお
いて書込みステートマシンのステートに追いつきつつあ
ることを示すかどうかを調べる。
【0057】本実施例においては、読出しステートマシ
ンのロジック・ユニット50は、ステート010におい
て書込みステートマシンのステートが011であるかど
うかをテストする。テストが肯定的の場合、読出しステ
ートマシンがメモリの次の3領域011,100及び1
01から次のチャンネル状態ブロックを読出し続ける
と、読出しステートマシンが書込みステートマシンに追
いつき、読出すべきデータを書込まないうちに領域から
読出そうとしてチャンネル状態ブロックを駄目にする可
能性がある。したがって、読出しステートマシンのロジ
ック・ユニット50は、その第1出力に値000をセッ
トし、カウンタ54が次にオーバフローした時、その値
000がレジスタ52にラッチされ、読出しステートマ
シンは、メモリ20の3領域000,001及び010
を書換えることになる。このようにして、図12及び1
3に示すブロックの反復が行われる。
【0058】テストが否定的の場合、即ち書込みステー
トマシンがメモリの領域100,101,000,00
1又は010に書込み中であれば、読出しステートマシ
ンが領域011,100及び101の次のチャンネル状
態ブロックを読出し続けても、読出しステートマシンが
それらの領域から読出そうとする前に、当該チャンネル
状態ブロックが全部書込まれ終わるであろうから、チャ
ンネル状態ブロックの悪化は生じないと考えてよい。し
たがって、この場合、読出しステートマシンのロジック
・ユニット50はその第1出力50Aに値011をセッ
トし、カウンタ54が次にオーバフローした時、その値
011がレジスタ52にラッチされ、読出しステートマ
シンはそれからその次のチャンネル状態ブロックを領域
011,100及び101から読出すことになる。
【0059】同様に、ステート101において、読出し
ステートマシンのロジック・ユニット50は書込みステ
ートマシンのステートが000であるかどうかをテスト
する。テストが肯定的の場合、読出しステートマシンが
メモリの次の3領域000,001及び010から次の
チャンネル状態ブロックを読出し続けると、読出しステ
ートマシンが書込みステートマシンに追いつき、未だ書
込まれないチャンネル状態データを読出そうとしてチャ
ンネル状態ブロックを悪化させる可能性がある。したが
って、読出しステートマシンのロジック・ユニット50
はその第1出力に値011をセットし、カウンタ54が
次にオーバフローした時、その値011がレジスタ52
にラッチされ、読出しステートマシンは、ステート01
1に戻り、メモリ20の3領域011,100及び10
1を書換え、図12及び13に示すブロックの反復を生
じさせる。
【0060】上記テストが否定的の場合、即ち書込みス
テートマシンがメモリの領域001,010,011,
100又は101に書込み中であれば、読出しステート
マシンが領域000,001及び010内の次のチャン
ネル状態ブロックを読出し続けても、それらを読出す前
に領域への書込みが終わるであろうから、前のチャンネ
ル状態ブロックを悪化させることはないと考えてよい。
したがって、この場合、読出しステートマシンのロジッ
ク・ユニット50はその第1出力50Aに値000をセ
ットし、カウンタ54が次にオーバフローする時、その
値000がレジスタ52にラッチされ、読出しステート
マシンはそれから次のチャンネル状態ブロックを領域0
00,001及び010から読出す。
【0061】第1及び第2のクロックレートの差が極め
て小さい、即ちサンプルレートを1に近く調整する場
合、チャンネル信号処理装置は、殆どの時間、単に約3
84クロックサイクルの遅延装置として動作する。しか
し、サンプルレートが時間と共に不安定な変化をする場
合は、勿論ブロック反復及びブロック間引きが共に可能
である。デジタル音声システムに要求される正常な安定
度を考えると、このような筋書で回避的な動作、反復又
は間引きが行われるレートは勿論極めて低いであろう。
【0062】ブロックの間引き及び反復の例を図10〜
13について説明する。図10〜13において、紙面を
直線に横切る水平距離はサンプルの数を表す。
【0063】図10及び11は、チャンネル状態のブロ
ックを間引く情況を示す。図10の(A)は、10個の
セグメント(区切り)A1〜A10の列を示し、その各
々は音声チャンネルデータの1ブロックを表す。図10
の(A)の各セグメントA1〜A10は、192のサン
プルより成る。図10の(B)は、対応するチャンネル
状態データの10ブロックを表す。送信時、データサン
プル及びチャンネル状態データは、一体化して各々が図
1〜3について述べたようなフレーム及びサブフレーム
より成る複数のブロックを形成する。データレート変換
前、合体したデータストリームは直並列変換されて図1
0に示す個別のストリームとなる。図11は、12:1
0のデータレート減少変換後の出力データストリームを
示す。したがって、図11の(A)の各セグメントA1
〜A10は、160サンプル、即ち図10(A)のセグ
メントA1〜A10におけるサンプルの10/12の数
のサンプルを有する。図11の(B)において、ブロッ
クS4,S8,‥‥を間引きA1とS1,A2とS2,
A3とS3,A5とS5,‥‥を合せて揃えることによ
り、チャンネル状態データを適応させていることが分か
るであろう。
【0064】図12及び13は、チャンネル状態のブロ
ックを反復する情況を示す。図121の(A)及び
(B)は、夫々図10の(A)及び(B)と対応する。
図13は、8:10のデータレート増大変換後の出力デ
ータストリームを示す。したがって、図13の(A)に
おける各セグメントA1〜A8は、240サンプル、即
ち図12(A)のセグメントA1〜A8におけるデータ
サンプルの10/8の数のサンプルを含む。図13の
(B)において、ブロックS4及びS7を反復しA1と
S1,A2とS2,A3とS3,A4とS5,‥‥を合
せて揃えることにより、チャンネル状態データを適応さ
せていることが分かるであろう。
【0065】以上、AES3−1992のような送信方
式においてZプリアンブル・データをもつ全チャンネル
状態ブロックを、サンプルレートが調整されたデータへ
時間的に再配列することを説明した。示した例は、処理
されたチャンネル状態ブロックとこれに関連した音声サ
ンプルの間の密接な相互関係を維持することができる。
ただし、チャンネル状態ブロックとこれに対応する音声
サンプルとの間の100%の一致は、必ずしも可能では
ない。しかし、本発明は、多くの情況において間に合う
ことが分かっており、構成が比較的簡単であるため安価
で実施が簡単である。SP(状態処理)ユニットの影響
により、チャンネル状態データが1ブロック、即ち38
4Cl1クロックパルス分だけ遅れることに留意された
い。よって、DP(データ処理)ユニットによるデータ
サンプルの処理も、遅れが等しくなるように配慮すべき
である。
【0066】これまで、図面を参照して本発明の実施例
を詳しく説明したが、本発明は、これに限らず、特許請
求の範囲に記載した精神から逸脱することなく種々の変
更、変形を行いうるものである。
【0067】例えば、一方のステートマシンが他方のス
テートマシンに追いつきつつあるかどうかを決める特定
のテストを述べてきたが、所望に応じ他の適当なテスト
を使用することもできる。また、上述の具体構成では、
書込みステートマシンのカウンタ44は最初のZプリア
ンブル・ビットに応答して一度リセットされるだけであ
るが、同期を確実にする(例えば、クロックCl1のパ
ルスが欠落した場合の問題を回避する)ため、Zプリア
ンブル・ビットが発生する度にカウンタ44をリセット
し、レジスタ42をラッチしてもよい。ただし、こうす
ると、変換後に有効データブロックの数が減るという影
響を受ける。
【0068】また、上述の具体構成では、入来する音声
データは連続的で完全なチャンネル状態ブロックを有す
る、と仮定した。しかし、入来音声データが不完全なチ
ャンネル状態ブロックを含む場合がありうる。これは、
例えば、編集によって起こりうる。不完全なチャンネル
状態の副作用は、メモリアドレス及びチャンネル状態ブ
ロックのZプリアンブルのスタートがずれ、ブロックを
反復又は間引きしたとき、既に存在しなくなった場所に
間違ったブロックが発生する可能性があることである。
入力及び出力サンプルレートに僅かな差があるだけの場
合、間引き又は反復されるブロックの数は比較的少な
い。したがって、かかるエラーが発生しても、大した問
題にはならないであろう。しかし、入力及び出力サンプ
ルレートに著しい差がある場合は、ステートマシンにロ
ジック(論理回路)を追加し、Zプリアンブル・ビット
をもっとよく揃える必要があるであろう。
【0069】ブロックの間引きや反復以外の、チャンネ
ル状態データの処理を行わない具体構成では、チャンネ
ル状態データの一部を構成する局部サンプルアドレスコ
ードが、時刻サンプルアドレスコードを許容正確度に維
持すべきであるのに、損なわれる可能性がある。大抵の
場合、これは、局部サンプルアドレスコードが下流プロ
セッサにより無視されるので、問題ではない。下流のプ
ロセッサがその局部サンプルアドレスコードを正しいも
のとみなして書込まないように、局部サンプルアドレス
コードを省略時(default)のゼロに消してしま
うか、又は追加した下流プロセッサにより計算し直した
データを上に重ねてもよい。例えば、局部サンプルアド
レスコードを消すため、メモリからのZプリアンブル出
力によってリセットされるカウンタより成るポストプロ
セッサ(あと処理装置)を用いて、局部サンプルアドレ
スコードのチャンネル状態出力ストリーム内の位置を決
めるようにしてもよい。該カウンタは、メモリからのチ
ャンネル状態か又はデータ値ゼロの適当な方を選択する
並直列変換器の選択を与えるように復号することができ
るであろう。このロジックは、状態処理ユニット16及
び並直列変換器18(図4)の間に位置するプログラム
可能ロジック・アレイで実現できるであろう。
【0070】本発明を同期のやり直し、即ちサンプルレ
ート調節動作ではなく、音声サンプルレートが明瞭に変
化する音声サンプルレート変換に使用する場合、チャン
ネル状態内のサンプルレートコードを変えて新しいサン
プルレートを表す必要がある。これも、ポストプロセッ
サによって行うことができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
チャンネル状態データを間引いたり、反復したりして、
チャンネル状態データを変更されたデータサンプルレー
トに合せることにより、チャンネル状態データを復号
し、処理し、再符号化するための特別な専用手段が不要
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】AES3−1992音声送信標準方式のブロッ
ク・フォーマットを示す説明図である。
【図2】図1のサブフレーム・フォーマットの例を示す
説明図である。
【図3】図1のサブフレーム・フォーマットの他の例を
示す説明図である。
【図4】本発明を用いるデジタルサンプルデータレート
変換装置を示すブロック図である。
【図5】本発明を図4のSPユニットに実施した例を示
すブロック図である。
【図6】図5の書込みステートマシンの例を示すブロッ
ク図である。
【図7】図5の読出しステートマシンの例を示すブロッ
ク図である。
【図8】図5の書込みステートマシンのステートを示す
説明図である。
【図9】図5の読出しステートマシンのステートを示す
説明図である。
【図10】サンプルレート減少時のチャンネル状態デー
タの間引きを示す説明図(その1)である。
【図11】サンプルレート減少時のチャンネル状態デー
タの間引きを示す説明図(その2)である。
【図12】サンプルレート増大時のチャンネル状態デー
タの反復を示す説明図(その1)である。
【図13】サンプルレート増大時のチャンネル状態デー
タの反復を示す説明図(その2)である。
【符号の説明】
20 デュアルポートRAM(メモリ手段) 22 書込みステートマシン 24 読出しステートマシン Cl1 入力チャンネル・クロック Cl2 出力チャンネル・クロック 40,50 ロジック・ユニット(ロジック・アレイ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェームズ ヘドリー ウィルキンソン イギリス国 RG26 6UN,ハンプシャ ー,タッドレー,ヒースランズ,ハンブル ドライブ 17

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1入力チャンネルからの、符
    号化された入力データに関する入力チャンネル状態デー
    タを処理して、少なくとも1出力チャンネル向けの、符
    号化された出力データに関する出力チャンネル状態デー
    タを作成する装置であって、上記符号化された入力デー
    タは第1のサンプルレートでの入力データサンプルを含
    み、上記符号化された出力データは該入力データサンプ
    ルから第2のサンプルレートで取出されたデータサンプ
    ルを含むものにおいて、 上記出力チャンネル状態データは、上記出力サンプルレ
    ートが上記入力サンプルレートより低い場合に選択した
    入力チャンネル状態データを省略し、又は、上記出力サ
    ンプルレートが上記入力サンプルレートより高い場合に
    選択した入力チャンネル状態データを反復することによ
    って発生する入力チャンネル状態データ処理装置。
  2. 【請求項2】 上記入力チャンネル状態データを一時的
    に記憶するためのメモリ手段と、選択した入力チャンネ
    ル状態データの上記メモリへの書込みを制御する書込み
    ステートマシンと、上記出力チャンネル状態データを作
    成するために選択した入力チャンネル状態データの上記
    メモリからの読出しを制御する読出しステートマシンを
    有する請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 上記書込みステートマシンは、入力チャ
    ンネル・クロック及び上記読出しステートマシンの現在
    ステートに応答して、入力チャンネル状態データを上記
    メモリ手段に書込むための書込みアドレスを発生する請
    求項2の装置。
  4. 【請求項4】上記書込みステートマシンは上記メモリを
    論理的に複数のメモリ領域に分け、その書込みアドレス
    は、その1領域内のデータ記憶位置のアドレスを指定す
    る第1アドレス部と、上記夫々のメモリ領域のアドレス
    を指定する第2アドレス部とを含み、この第2アドレス
    部はまた上記書込みステートマシンのステートを定める
    ものである請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 上記書込みステートマシン及び上記読出
    しステートマシンの各々に対して1組の循環するステー
    トサイクルを定め、上記書込みステートマシンは、少な
    くとも1つのステートにあって、上記読出しステートマ
    シンの上記現在ステートから、上記書込みステートマシ
    ンの上記ステートが上記ステートサイクル内の上記読出
    しステートマシンのステートに追いつきつつあることを
    感知すると、上記サイクル内の前のステートに戻り、上
    記メモリ内の入力チャンネル状態データのブロックの上
    に入力チャンネル状態データの次のブロックを重ね書き
    させる請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 上記読出しステートマシンは、出力チャ
    ンネル・クロック及び上記書込みステートマシンの現在
    ステートに応答して、上記出力チャンネル状態データを
    作成するために、上記メモリ手段から入力チャンネル状
    態データを読出すための読出しアドレスを発生する請求
    項2の装置。
  7. 【請求項7】 上記読出しステートマシンは、上記メモ
    リを論理的に複数のメモリ領域に分け、その読出しアド
    レスは、その1領域内のデータ記憶装置のアドレスを指
    定する第1アドレス部と、上記夫々のメモリ領域のアド
    レスを指定する第2アドレス部とを含み、この第2アド
    レス部はまた上記読出しステートマシンの上記ステート
    を定めるものである請求項6の装置。
  8. 【請求項8】 上記書込みステートマシン及び上記読出
    しステートマシンの各々に対して1組の循環するステー
    トサイクルを定め、上記読出しステートマシンは、少な
    くとも1つのステートにあって、上記書込みステートマ
    シンの現在ステートから、上記読出しステートマシンの
    上記ステートが上記ステートサイクル内の上記書込みス
    テートマシンのステートに追いつきつつあることを感知
    すると、上記サイクル内の前のステートに戻り、上記メ
    モリからの入力チャンネル状態データの1ブロックの上
    記読出しを反復する請求項6の装置。
  9. 【請求項9】 上記データサンプル及び上記チャンネル
    状態データは、各々が複数のフレームを含む複数のブロ
    ックに配置され、上記各フレームは、少なくとも1つの
    データサンプル及びこれに関する状態データを含み、上
    記書込み及び読出しステートマシンが上記ブロックのス
    タートを表すプリアンブル・データに応答する請求項2
    の装置。
  10. 【請求項10】 上記書込みステートマシン又は上記読
    出しステートマシンがプログラム可能なロジック・アレ
    イを有する請求項1〜9のいずれか1項の装置。
  11. 【請求項11】 少なくとも1入力チャンネルからの、
    符号化された入力データに関する入力チャンネル状態デ
    ータを処理して、少なくとも1出力チャンネル向けの、
    符号化された出力データに関する出力チャンネル状態デ
    ータを作成する方法であって、上記符号化された入力デ
    ータは第1のサンプルレートでの入力データサンプルを
    含み、上記符号化された出力データは該入力データサン
    プルから第2のサンプルレートで取出されたデータサン
    プルを含むものにおいて、 上記出力チャンネル状態データを、上記出力サンプルレ
    ートが上記入力サンプルレートより低い場合に選択した
    入力チャンネル状態データを省略し、又は、上記出力サ
    ンプルレートが上記入力サンプルレートより高い場合に
    選択した入力チャンネル状態データを反復することによ
    って発生する入力チャンネル状態データ処理方法。
  12. 【請求項12】 選択した入力チャンネル状態データを
    メモリに書込みステートマシンの制御の下に書込むステ
    ップと、選択した入力チャンネル状態データを上記メモ
    リから読出しステートマシンの制御の下に読出して上記
    出力チャンネル状態データを作成するステップとを含む
    請求項11の方法。
  13. 【請求項13】 上記書込みステートマシンにより発生
    される書込みアドレスにより、上記メモリ手段に書込む
    べき入力状態データを、入力クロック及び上記読出しス
    テートマシンの現在ステートに応答して選択することを
    含む請求項12の方法。
  14. 【請求項14】 上記メモリを複数のメモリ領域に、そ
    の1領域内のデータ記憶位置のアドレスを指定する第1
    アドレス部と、上記メモリ領域夫々のアドレスを指定す
    ると共に上記書込みステートマシンのステートをも定め
    る第2アドレス部とを有する書込みアドレスにより、論
    理的に区分することを含む請求項13の方法。
  15. 【請求項15】上記書込みステートマシン及び上記読出
    しステートマシンの各々に対して循環する1組のステー
    トサイクルを定め、上記書込みステートマシンが、上記
    読出しステートマシンの上記現在ステートから、該書込
    みステートマシンの上記ステートが上記ステートサイク
    ル内で上記読出しステートマシンのステートに追いつき
    つつあることを感知したときに、該書込みステートマシ
    ンの上記ステートを始めのステートから前のステートに
    戻すことにより、上記メモリの入力チャンネル状態デー
    タの1ブロックの上に入力チャンネル状態データの次の
    ブロックを重ね書きさせる請求項13の方法。
  16. 【請求項16】 出力クロック及び上記書込みステート
    マシンの上記現在ステートに応答して上記出力状態デー
    タを作成するために、上記読出しステートマシンによ
    り、上記メモリ手段から読出すべき上記入力状態データ
    を選択することを含む請求項12の方法。
  17. 【請求項17】 上記メモリを複数のメモリ領域に、そ
    の1領域内のデータ記憶位置のアドレスを指定する第1
    アドレス部と、上記メモリ領域夫々のアドレスを指定す
    ると共に上記読出しステートマシンの上記ステートをも
    定める第2アドレス部とを有する読出しアドレスによ
    り、論理的に区分することを含む請求項16の方法。
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