JPH0634912Y2 - ワーク自動組立装置 - Google Patents
ワーク自動組立装置Info
- Publication number
- JPH0634912Y2 JPH0634912Y2 JP1988061633U JP6163388U JPH0634912Y2 JP H0634912 Y2 JPH0634912 Y2 JP H0634912Y2 JP 1988061633 U JP1988061633 U JP 1988061633U JP 6163388 U JP6163388 U JP 6163388U JP H0634912 Y2 JPH0634912 Y2 JP H0634912Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carriage
- work
- rail
- robot
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Automatic Assembly (AREA)
- Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、搬送台車で搬送されるワークを自動組立する
装置に関するものである。
装置に関するものである。
<従来の技術> 従来自動車ボデーWに対し組立作業を自動的に行う装置
として第2図で示すように、搬送台車1の走行ライン側
方の床面上に組立作業用のロボット2を設置し、このロ
ボット2が設置された組立作業位置にて搬送台車を一時
停止してロボット2により所要の組立作業を行ってい
た。
として第2図で示すように、搬送台車1の走行ライン側
方の床面上に組立作業用のロボット2を設置し、このロ
ボット2が設置された組立作業位置にて搬送台車を一時
停止してロボット2により所要の組立作業を行ってい
た。
<考案が解決しようとする課題> 上記従来の装置では、ワークの組立はロボットのアーム
の届く範囲内の作業ができるが、搬送台車上の中央部の
ワークの組立にはアームの長さを長くする必要があり、
ロボットは可動範囲が大きくなり大型化される不具合が
ある。その結果設備投資,スペース等の増加が発生す
る。また、組立作業位置におけるワークとロボットとの
相対位置決め精度にも問題があった。
の届く範囲内の作業ができるが、搬送台車上の中央部の
ワークの組立にはアームの長さを長くする必要があり、
ロボットは可動範囲が大きくなり大型化される不具合が
ある。その結果設備投資,スペース等の増加が発生す
る。また、組立作業位置におけるワークとロボットとの
相対位置決め精度にも問題があった。
<課題を解決するための手段> 本考案は、上記従来の問題点を改善したもので、その構
成は、搬送台車上にワークを搭載して床面を走行する搬
送ラインと、この搬送ラインの側方に設置され前記搬送
台車上のワークを組立てる組立作業用のロボットとを備
えたワーク自動組立装置において、前記搬送ラインの側
方に前記搬送台車と同一平面で設けられた架台と、この
架台上に前記搬送ラインと平面内において直交する方向
に敷設したレールと、このレール上に走行可能に案内さ
れ前記ロボットを載置した自動走行台車と、前記搬送台
車上に前記架台上のレールと同一線で合致対応可能に敷
設され前記自動走行台車を搬送台車上に乗り込みさせる
レールと、前記架台に固設されたシリンダによって進退
移動し、前記搬送台車を搬送台車上のレールが架台上の
レールと同一線で合致する位置で位置決めする位置決め
ピンとを備えたものである。
成は、搬送台車上にワークを搭載して床面を走行する搬
送ラインと、この搬送ラインの側方に設置され前記搬送
台車上のワークを組立てる組立作業用のロボットとを備
えたワーク自動組立装置において、前記搬送ラインの側
方に前記搬送台車と同一平面で設けられた架台と、この
架台上に前記搬送ラインと平面内において直交する方向
に敷設したレールと、このレール上に走行可能に案内さ
れ前記ロボットを載置した自動走行台車と、前記搬送台
車上に前記架台上のレールと同一線で合致対応可能に敷
設され前記自動走行台車を搬送台車上に乗り込みさせる
レールと、前記架台に固設されたシリンダによって進退
移動し、前記搬送台車を搬送台車上のレールが架台上の
レールと同一線で合致する位置で位置決めする位置決め
ピンとを備えたものである。
<作用> 上記の構成により、搬送台車は組立作業位置の定位置に
て確実に位置決めされ、ワークに対し、ロボットは搬送
ラインの側方並びに搬送台車上に乗り入れて組立作業を
可能とするものである。
て確実に位置決めされ、ワークに対し、ロボットは搬送
ラインの側方並びに搬送台車上に乗り入れて組立作業を
可能とするものである。
<実施例> 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第1図
において、10は床面であり、11はこの床面10上の搬送ラ
インを走行する搬送台車である。この搬送台車11上には
自動車ボデー等のワークWが搭載される。
において、10は床面であり、11はこの床面10上の搬送ラ
インを走行する搬送台車である。この搬送台車11上には
自動車ボデー等のワークWが搭載される。
12は床面10上に設置された架台であり、前記搬送ライン
の側方に位置し、その上面は搬送台車11の上面と同一平
面である。この架台12の上面に搬送ライン、すなわち、
搬送台車11の走行方向に対し直交する方向にレール13を
敷設し、このレール13上に組立作業用のロボット15を搭
載した自動走行台車14を案内する。
の側方に位置し、その上面は搬送台車11の上面と同一平
面である。この架台12の上面に搬送ライン、すなわち、
搬送台車11の走行方向に対し直交する方向にレール13を
敷設し、このレール13上に組立作業用のロボット15を搭
載した自動走行台車14を案内する。
さらに、前記搬送台車11の上には前記レール13と対応す
るレール16を搬送台車11の走行方向に対し直交する方
向、すなわち、架台12上のレール13と同方向に設置す
る。
るレール16を搬送台車11の走行方向に対し直交する方
向、すなわち、架台12上のレール13と同方向に設置す
る。
また、架台12の前端には、シリンダ18により進退移動
し、搬送台車11の位置決め穴に係脱する位置決めピン19
が配置されている。
し、搬送台車11の位置決め穴に係脱する位置決めピン19
が配置されている。
本考案は、上記の通りの構造であるから、搬送台車11の
走行時にはロボット15を搭載した自動走行台車14は架台
12上に位置している。搬送台車11が架台の前方まで走行
し停止した後に位置決めピン19が前進して搬送台車11の
位置決め穴に係合し、搬送台車を定位置に位置決めす
る。これにより、架台12上のレール13と搬送台車11上の
レール16とが合致対応する。
走行時にはロボット15を搭載した自動走行台車14は架台
12上に位置している。搬送台車11が架台の前方まで走行
し停止した後に位置決めピン19が前進して搬送台車11の
位置決め穴に係合し、搬送台車を定位置に位置決めす
る。これにより、架台12上のレール13と搬送台車11上の
レール16とが合致対応する。
そこで、自動走行台車14を前進移動させ、搬送台車11上
のレール16にて案内してロボット15を搬送台車11上に乗
り込ませ、走行台車位置決めピン20にて自動走行台車14
と搬送台車11を固定した上で、ロボット15によりワーク
Wに対し組立作業を行うのである。尚、ロボット15の作
業範囲が架台12上から搬送台車11上のワークWの組立作
業が可能な部位の場合は、架台12上にロボット15を位置
して組立作業を行うことも可能である。
のレール16にて案内してロボット15を搬送台車11上に乗
り込ませ、走行台車位置決めピン20にて自動走行台車14
と搬送台車11を固定した上で、ロボット15によりワーク
Wに対し組立作業を行うのである。尚、ロボット15の作
業範囲が架台12上から搬送台車11上のワークWの組立作
業が可能な部位の場合は、架台12上にロボット15を位置
して組立作業を行うことも可能である。
<考案の効果> 以上のように本考案によると、組立作業用のロボットを
ワークを搭載した搬送台車上に搬送ライン側方より自動
走行して乗り込み可能とした構成であるから、ロボット
はワークに対し極力接近させることができ、ロボットア
ームの短い、しかも可動範囲の小さい小型化されたロボ
ットで組立作業が得られ、コストの低減が図られる。ま
た、コンテニアンスラインでもタクト送りでも一定した
位置決め精度が得られる利点を有している。
ワークを搭載した搬送台車上に搬送ライン側方より自動
走行して乗り込み可能とした構成であるから、ロボット
はワークに対し極力接近させることができ、ロボットア
ームの短い、しかも可動範囲の小さい小型化されたロボ
ットで組立作業が得られ、コストの低減が図られる。ま
た、コンテニアンスラインでもタクト送りでも一定した
位置決め精度が得られる利点を有している。
第1図は本考案の正面図,第2図は従来装置の正面図で
ある。 10……床面、11……搬送台車、13……レール、14……自
動走行台車、15……ロボット、16……レール、19……位
置決めピン、W……ワーク、20……走行台車位置決めピ
ン。
ある。 10……床面、11……搬送台車、13……レール、14……自
動走行台車、15……ロボット、16……レール、19……位
置決めピン、W……ワーク、20……走行台車位置決めピ
ン。
Claims (1)
- 【請求項1】搬送台車上にワークを搭載して床面を走行
する搬送ラインと、この搬送ラインの側方に設置され前
記搬送台車上のワークを組立てる組立作業用のロボット
とを備えたワーク自動組立装置において、前記搬送ライ
ンの側方に前記搬送台車と同一平面で設けられた架台
と、この架台上に前記搬送ラインと平面内において直交
する方向に敷設したレールと、このレール上に走行可能
に案内され前記ロボットを載置した自動走行台車と、前
記搬送台車上に前記架台上のレールと同一線で合致対応
可能に敷設され前記自動走行台車を搬送台車上に乗り込
みさせるレールと、前記架台に固設されたシリンダによ
って進退移動し、前記搬送台車を搬送台車上のレールが
架台上のレールと同一線で合致する位置で位置決めする
位置決めピンとを備えたことを特徴とするワーク自動組
立。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988061633U JPH0634912Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | ワーク自動組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988061633U JPH0634912Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | ワーク自動組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166029U JPH01166029U (ja) | 1989-11-21 |
JPH0634912Y2 true JPH0634912Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31287290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988061633U Expired - Lifetime JPH0634912Y2 (ja) | 1988-05-12 | 1988-05-12 | ワーク自動組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634912Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6347027A (ja) * | 1986-08-18 | 1988-02-27 | Kanto Auto Works Ltd | 組付治具搬送装置 |
-
1988
- 1988-05-12 JP JP1988061633U patent/JPH0634912Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01166029U (ja) | 1989-11-21 |
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