JPH0634906Y2 - ボルト・ワッシャ組合わせ装置 - Google Patents

ボルト・ワッシャ組合わせ装置

Info

Publication number
JPH0634906Y2
JPH0634906Y2 JP17088888U JP17088888U JPH0634906Y2 JP H0634906 Y2 JPH0634906 Y2 JP H0634906Y2 JP 17088888 U JP17088888 U JP 17088888U JP 17088888 U JP17088888 U JP 17088888U JP H0634906 Y2 JPH0634906 Y2 JP H0634906Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
washer
notch
support plate
transferred
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP17088888U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0290022U (ja
Inventor
善治 蛯原
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP17088888U priority Critical patent/JPH0634906Y2/ja
Publication of JPH0290022U publication Critical patent/JPH0290022U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0634906Y2 publication Critical patent/JPH0634906Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はボルト・ワッシヤ組合せ装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕 ボルト及びワッシヤを組み合わせる装置としては振動パ
ーツフィーダを用いた装置が種々知られているが、これ
ら装置においては、例えば部品受容器(以下、ボウルと
略称する)内にリング状の回転体を回転自在に配設し、
この回転体の外周縁部には上下に整列して等角度間隔で
多数の切欠きの対が形成されており、上方の切欠きには
ボルト係合部が形成されており、これにボルトの頭部が
懸吊されることによりボウルの振動による回転体の回転
と共に移送される。他方、下方の切欠き部に供給される
ワッシヤもこの切欠きに係合して回転体の回転と共に移
送されるのであるが、ある角度位置においてボルトとワ
ッシヤの組み合わせを次工程に供給するための孔が設け
られており、この上方に至るとボルトは懸吊状態から離
脱されて、下方へと落下するようになっている。そして
この落下途上において下方のワッシヤにその軸部を嵌め
込んで上記孔を通って次工程に供給されるようになって
いる。
以上の組み合わせ装置においてはボルトが通常の形状の
ボルトであれば問題なく組み合わせることができるので
あるが、第1A図及び第1B図に示すように頭大ボルト、即
ち頭部が通常のボルトよりも大きなボルトで軸部が比較
的短いボルトの場合には上述の装置において次工程への
供給孔である孔の上方に来た場合にこの様な形状のボル
トを懸吊状態から離脱させて落下時にワッシヤ(2)と
係合させることができればよいのであるが、ボルトとワ
ッシヤとの間の落下孔においてボルト(1)又は(3)
は落下孔の軸方向に対しある方向に傾いた姿勢をとり易
く、このために落下孔でボルト(1)又は(3)が引っ
掛かり、次工程に供給するための孔に落下しない場合が
ある。これではワッシヤが下方に供給されていたとして
もボルトとワッシヤとを組み合わせることができない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上述の様な問題に鑑みてなされ、第1A図及び第
1B図に示す様な通常のボルトとは形状が異なり頭部が軸
部に対して比較的大きなボルトでも間違いなく軸部にワ
ッシヤを嵌合させることができるボルト・ワッシヤの組
み合わせ装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ねじり振動を行う部品受容器に、外周壁部
に上下に整列するほゞ半円形状の切欠きの対を等角度間
隔で多数形成した環状体又は円柱形状体を回転自在に配
設し、該環状体又は円柱形状体の上下の前記切欠き間に
位置してその外周壁部に第1スリットを形成し、前記部
品受容器の内周壁部に一端部に円弧状の切欠きを形成さ
せた円弧状の支持板をその径内方縁部が前記第1スリッ
トに挿入されるように固定し、前記環状体又は円柱形状
体の底壁部の外周部に前記切欠きの対のうち下方の切欠
きに連通するように円形状の第2スリットを形成し、前
記部品受容器の底壁部に所定の角度範囲にわたって弧状
に延在し、上り斜面と下り斜面とから成る帯状部材を前
記第2スリットに整列し挿入するように固定し、前記切
欠きの対のうち上方の切欠きに順次、外部からワッシヤ
を供給し、下方の切欠きに軸部を上方にしてボルトを供
給し、前記ワッシヤは前記支持板上を前記環状又は円柱
形状体の回転と共に前記上方の切欠きに係合して移送さ
れ、前記ボルトはその頭部を前記下方の切欠きに係合し
て移送され、この移送途上、前記帯状部材の上り斜面を
上昇して漸次、その軸部が上方の前記支持板上を移送さ
れるワッシヤと前記一端部の前記円弧状の切欠きにおい
て係合し、前記下り斜面の移送中、ワッシヤは前記一端
部から落下することにより該ボルトとワッシヤとが組み
合わされるようにしたことを特徴とするボルト・ワッシ
ヤ組合わせ装置によって達成される。
〔作用〕
頭大ボルトの頭部が環状又は円柱形状体の下方の切欠き
に係合して回転移送され、この移送途上、部品受容器の
底壁部に固定された帯状部材の上り斜面にのり上げ、徐
々に上昇して上方のワッシヤと支持板の円弧状の切欠き
において嵌入し始め、この支持板の下流側端からワッシ
ヤが落下するときにボルトの軸部にすでに嵌入している
ので、確実にこの軸部に嵌入することになる。すなわ
ち、ボルトとワッシヤとは組み合わされたことになる。
頭大ボルトであっても頭部は常に帯状部材又は部品受容
器の底壁部に支持されながら、ワッシヤと組み合わされ
るので安定にワッシヤとの組み合わせが行われる。ワッ
シヤと組み合わせるのにボルトを軸部を下方にして落下
させる必要がないので、頭大ボルトであるに拘らず、ワ
ッシヤとの組み合わせは1個宛、確実に行うことができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例によるボルト・ワッシヤ組合わせ
装置について図面を参照して説明する。尚、本実施例に
適用されるボルトとワッシヤは第1A図に示される頭大ボ
ルト(1)及びこの軸部に嵌められるワッシヤ(2)が
適用される。第2図は本装置の全体を示すものである
が、主としてワッシヤ供給用振動パーツフィーダ(1
0)、これに対向して配設されるボルト供給用振動パー
ツフィーダ(11)及びこれらパーツフィーダ(10)(1
1)からワッシヤ(2)及びボルト(1)を受けてこれ
らを本考案により組み合わせて次工程に供給するための
組み合わせ用の振動パーツフィーダ(12)及びこれから
ボルト(1)とワッシヤ(2)を組み合わせたアッセン
ブリーを供給されるリニア振動フィーダ(13)とから成
っている。
ワッシヤ供給用振動パーツフィーダ(10)は公知のよう
に構成されるが、このボウル(14)内には反時計方向に
螺旋状に巻回されたトラック(15)を備えており、この
端部から供給されるワッシヤ(2)は1個宛、シュート
(16)を介して組み合わせ用の振動パーツフィーダ(1
2)へと1個宛供給される。又、これに対向して配設さ
れるボルト供給用の振動パーツフィーダ(11)は同様に
ボウル(17)を備えており、これに時計方向に巻回され
る螺旋状のトラック(18)が形成されており、この端部
から所定の姿勢で1個宛ボルト(1)がシュート(19)
に供給され、こゝを介して組み合わせ用の振動パーツフ
ィーダ(12)に供給される。リニア振動フィーダ(13)
の上流側においては組み合わせ検知装置(20)が設けら
れており、こゝでワッシヤ(2)を嵌められていないボ
ルト(1)はこれを検知されて不良品収容箱(21)に排
出されるようになっている。組み合わせ用の振動パーツ
フィーダ(12)の詳細については後述するが、従来の振
動パーツフィーダと同様にボウル(23)を備えており、
この内部に自由に回転し得るように本考案に係わる回転
体(22)を収容している。
次に振動パーツフィーダ(12)の駆動部について第4図
において説明するが、これは他の振動パーツフィーダ
(10)(11)と同様であるので、これらを代表して説明
する。ボウル(23)の底部には可動コア(24)が固定さ
れており、これは等角度間隔で傾斜配設された板ばね
(25)によりベースブロック(26)に結合されている。
ベースブロック(26)上にはコイル(27)を巻装した電
磁石(28)が固定されている。この様にしてねじり振動
駆動部が構成されるのであるが、この全体は筒状のカバ
ー(29)によって被覆されている。そして振動パーツフ
ィーダ(12)全体は防振ゴム(30)により基台上に支持
されている。
次に最終行程であるリニア振動フィーダ(13)の駆動部
について説明する。第4図においてこのトラフ(31)は
直線的に延びており、この底部に板ばね取付ブロック
(32)が一体的に固定されている。これは前後一対の傾
斜板ばね(33)(33)によりベースブロック(37)に結
合されている。ベースブロック(37)上にはコイル(3
5)を巻装した電磁石(36)が固定されており、この電
磁石(36)に空隙をおいて可動コア(34)が板ばね取付
ブロック(32)に垂下するように固定されている。以上
の様にして直線振動駆動部は構成されるのであるが、こ
のリニア振動フィーダ(13)の全体は防振ゴム(38)に
より基台上に支持される。
ワッシヤ供給用の振動パーツフィーダ(10)からはワッ
シヤ(2)が1個宛、横臥した姿勢で組み合わせ用の振
動パーツフィーダ(12)へ供給されるのであるが、第3
図に示す様にシュート(16)を介して供給されるとき
に、姿勢を崩さず且つ確実に単列、単層で供給される様
にシュート(16)の両側壁部には一対の帯状の押さえ板
(40)を取り付けており、これにより両縁部を保持され
ながらシュート(16)を移送されて振動パーツフィーダ
(12)に第3図に示す様に供給される。他方、ボルト
(1)はその軸部を上方にして、即ち、頭部を下方にし
てシュート(19)を移送されるのであるが、上述のシュ
ート(16)と同様に所定の姿勢を崩さず且つ確実に単
列、単層で供給される様に両側壁部には一対の帯状の押
さえ板(19a)を取り付けている。よって組み合わせ用
の振動パーツフィーダ(12)には1個宛、ワッシヤ
(2)及びボルト(1)が所定の角度位置で供給される
様になっている。
次に組み合わせ用振動パーツフィーダ(12)における回
転体(22)のアッセンブリーの詳細について説明する。
これは主としてボウル(23)内に自由にその周壁部に沿
って回転し得る様に配設される回転リング本体(41)か
ら成っており、この周壁部には第3図に示される様に上
下に整列してワッシヤ(2)を係合させてこの回転と共
に所定の方向に共に移送するほぼ半円形状で等角度間隔
で形成された切欠き(45)及びこの下方に整列して形成
されるほゞ同形状のボルト係合用の切欠き(46)が形成
されている。
又、第3図に明示される様に振動パーツフィーダ(12)
内においてワッシヤ(2)及びボルト(1)を供給され
る角度位置より下流側へと所定の角度範囲、本実施例で
は約180゜に渡って延在する様にワッシヤ支持板(42)が
ボウル(23)に対し固定されている。これはほゞ水平方
向に延びており、この上でワッシヤ(2)を支持しなが
ら回転リング本体(41)の回転と共に、本実施例によれ
ば第3図において反時計方向に移送される様になってい
る。又、この支持板(42)に対応して回転リング本体
(41)には第5図に明示される様にスリット(43)が形
成されている。従って回転リング本体(41)が反時計方
向に回転するときに支持板(42)をクリアして何らその
回転を妨げない様にされている。上述の支持板(42)は
約180゜の角度範囲に渡って水平方向に延びてボウル(2
3)に対して固定されるのであるが、これを取り付ける
ためのやはり約180゜に渡って延びる円弧状の取付部材
(47)がボウル(23)の側壁部にあてがったうえ、複数
の螺子(48)により固定される様になっている。
回転リング本体(41)には上述した様にその外周縁部に
ワッシヤ(2)及びボルト(1)の係合用の切欠き(4
5)(46)が形成されているのであるが、下方の各切欠
き(46)(46)間には第5図に明示される様に所定高さ
の周方向に延びるスリット状の切欠き(44)が形成され
ている。これは回転リング本体(41)の全周に渡って延
びている。これに自由に摺動し得る様に第8図にその形
状が明示される帯状のボルト上昇下降用の傾斜路形成部
材(49)が配設されており、これはボウル(23)の底壁
部に固定される。傾斜路形成部材(49)はボルト(1)
の供給口から反時計方向に約30゜進んだ角度位置から始
まり約180゜の範囲に渡って延在して配設されるが、これ
は第7図及び第9図に明示される様に断面がT字形状で
あり、ボウル(23)の底壁部に形成される同じく円弧状
に延び且つ断面がT字形状の切欠き内に嵌合した上、螺
子によりボウル(23)に固定される様になっている。第
8図にその展開図が示されるが、傾斜路形成部材(49)
は上流側においてボルト(1)の移送と共に上昇する上
昇路(49d)及び頂点(50)から下降する下降路(49c)
から成っている。従って回転リング本体(41)がボウル
(23)の振動を受けると反時計方向に回転するのである
が、この回転と共に第8図に示す様にボルト(1)は傾
斜路形成部材(49)の上昇路(49d)に沿って上昇し、
頂点(50)に至ると以後、下降路(49c)に沿って下降
する様に構成されている。
傾斜路形成部材(49)の端部から反時計方向に約30゜の
角度離れた位置には第11図に明示される様な上下方向に
延びる開口(51)がボウル(23)の側壁部に形成されて
いる。この開口(51)では第11図に明示される様にボル
ト(1)とワッシヤ(2)を組み合わせたアッセンブリ
ーがこゝを通ってリニア振動フィーダ(13)に円滑に導
かれる様に進行方向及び径内方向に傾斜する傾斜路(5
3)が形成され、従って開口(51)近くの傾斜路(53)
においては段差(54)を形成している。即ち、この段差
(54)に沿ってボルト(1)とワッシヤ(2)とのアッ
センブリーは安定に開口(51)へと導かれる様に成って
いる。
次に第12A図を参照してボルト・ワッシヤ組合わせ検知装
置(20)について説明すると、トラフ(31)のこの部分
には切欠き(61)が形成され、これにより移送路の縁部
(64)は第12A図に示す様にボルト(1)との関係にお
いてこの中心軸よりも内側にあるように切欠き(61)が
形成されている。又、トラフ(31)の切欠き(61)に対
応して検知板(62)が螺子(63)により固定されてい
る。第12A図にはボルト(1)にワッシヤ(2)が嵌め
られた状態を示しているが、この状態ではこゝを通過す
る時に検知板(62)に当接しながらワッシヤ(2)がこ
ゝを通過する様に構成されている。すなわち、ワッシヤ
(2)の縁部の一部が検知板(62)に第12A図に示す様
に当接してこゝを通過し、切欠き(61)から収容箱(2
1)に落下しない様になっている。又、第12B図に示す様
にワッシヤ(2)を嵌められなかったボルト(1)は検
知板(62)に係合するワッシヤが存在しないので、且つ
移送路面の縁部(64)より外方にボルト(1)の中心線
上にある重心があるので矢印で示す様に収容箱(21)内
に落下する様に構成されている。
以上、本考案の実施例によるボルト・ワッシヤ組合わせ
装置の構成について説明したが、次にこの作用について
説明する。
第2図においては各パーツフィーダ(10)(11)のボウ
ル(14)(17)にはワッシヤ(2)及びボルト(1)は
散在的に示されているが、実際には更に高密度で存在し
ているものとする。各振動パーツフィーダ(10)(11)
(12)が駆動されると、振動パーツフィーダ(10)(1
1)の各トラック(15)(18)からはワッシヤ(2)、
ボルト(1)が所定の姿勢でこの排出端に接続されるシ
ュート(16)(19)を通り、第5図及び第6図に示す様
に所定の姿勢で1個宛、ワッシヤ(2)及びボルト
(1)が支持板(42)の上下に供給される。ワッシヤ
(2)は支持板(42)上に乗り、又、ボルト(1)は回
転リング本体(41)の切欠き(46)内に受けられ、ボウ
ル(23)の底面上を移送される様になっている。回転リ
ング本体(41)に整列して供給される切欠き(45)(4
6)にワッシヤ(2)及びボルト(1)が係合して移送
されるのであるが、第4図に示されるねじり振動駆動部
の駆動により、回転リング本体(41)は第3図において
反時計方向に回転し、この回転途中において切欠き(4
5)(46)に1個宛、ワッシヤ(2)及びボルト(1)
を係合して供給されるのであるが、ワッシヤ(2)は支
持板(42)上を移送され、又、ボルト(1)はボウル
(23)の底面に沿って移送される。そして傾斜路形成部
材(49)の端部に至ると第8図に示される様にボルト
(1)はその頭部を下方にしているので傾斜面(49d)
に沿って上昇し、他方ワッシヤ(2)は支持板上を移送
される。そして傾斜路形成部材(49)の上昇路(49b)
のある位置から反応して支持板(42)に切欠き(42a)
が形成されているので、ボルト(1)の移送と共にその
軸部がこの切欠き(42a)より突出することになり、こ
の突出量が徐々に大きくなるのであるが、この支持板
(42)上を移送されているワッシヤ(2)の穴にボルト
(1)の軸部が嵌め込まれる様になっている。尚、ボル
ト(1)は傾斜路形成部材(49)の上昇路(49d)に沿
って移送されるために、移送速度はワッシヤ(2)より
小さくなるが、ワッシヤ(2)の支持板(42)の切欠部
分(42a)上の存在密度はボルト(1)よりはるかに高
いことにより、第8図には散在的に示すが、ほゞ連接し
た状態でこゝを移送し、従って何れかのワッシヤ(2)
に容易に嵌合し得るようになっている。そして切欠き
(42a)を離れ上昇路(49b)でボルト(1)が頂点(5
0)の近傍まで至ると支持板(42)が終わり、従ってワ
ッシヤ(2)がボルト(1)の軸部に嵌まり込み、軸部
に嵌め込まれた状態から支持板(42)を離脱することに
より落下してボルト(1)に第8図に示す様に頭部に当
接した状態で傾斜路形成部材(49)の下降路(49c)に
沿って移送される様になっている。
そして第11図に示す様に排出用傾斜路(53)に至るとワ
ッシヤ(2)とボルト(1)とのアッセンブリーはボウ
ル(23)の開口(51)を通ってリニア振動フィーダ(1
3)のトラフ(31)に供給されるのであるが、組合わせ
検知装置(20)に至ると第12A図に示す様にワッシヤ
(2)を嵌合させたボルト(1)は重力作用により移送
路面の縁部(64)の周りに回動せんとするのであるが、
ワッシヤ(2)が検知板(62)に当ることにより、落下
が防止され、こゝをそのまゝ下流側へと導かれる。又、
ワッシヤ(2)を嵌め込まれなかったボルト(1)はワ
ッシヤ(2)により検知板(62)に当接することができ
ないので、矢印で示す様に収容箱(21)内へと落下す
る。よってリニア振動フィーダ(13)からは確実にワッ
シヤ(2)と組み合わさったボルト(1)が1個宛次行
程に供給することができる。
以上、本考案の実施例について述べたが、勿論、本考案
はこれに限定されることはなく、本考案の技術的思想に
基づいて種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例では第1A図に示すボルト(1)と
ワッシヤ(2)との組み合わせについて説明したが、第
1B図に示す様なボルト(3)及びワッシヤ(4)の組み
合わせに対しても本実施例は適用可能である。
又、以上の実施例ではワッシヤ(2)及びボルト(1)
の供給位置を各々1個所としたが、更にボウル(23)の
周縁部において複数個所設け、これらからワッシヤ
(2)及びボルト(1)を供給する様にしてもよい。例
えば、第3図においてシュート(16)とリニア振動フィ
ーダ(13)との角度範囲内にそれぞれシュート(16)
(19)に対応するシュートを設け、これらから更にワッ
シヤ(2)及びボルト(1)を供給する様にしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上、述べた様に本考案のボルト・ワッシヤ組合わせ装
置によれば、ボルト、特にその頭部が通常のボルトより
も大きな、所謂、頭大ボルトとワッシヤの組み合わせを
確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は本考案の実施例に適用されるボルト
及びワッシヤの斜視図、第2図は本考案の実施例による
ボルト・ワッシヤ組合わせ装置の平面図、第3図は同要
部の平面図、第4図は同実施例の部分破断側面図、第5
図は第3図におけるV−V線方向拡大断面図、第6図は
第3図におけるVI−VI線方向拡大断面図、第7図は第3
図におけるVII−VII線方向拡大断面図、第8図は第3図
におけるVIII−VIII線方向展開側面図、第9図は第3図
におけるIX−IX線方向拡大断面図、第10図は第3図にお
けるX−X線方向拡大断面図、第11図は同実施例のボウ
ルの開口部の拡大斜視図及び第12A図及び第12B図は同実
施例の作用を説明するための第3図におけるXII−XII線
方向拡大断面図である。 なお図において、 (22)……回転体 (23)……ボウル (41)……回転リング本体 (42)……支持板 (43)……スリット (44)(45)(46)……切欠き (49)……傾斜路形成部材 (49d)……上昇路 (49c)……下降路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ねじり振動を行う部品受容器に、外周縁部
    に上下に整列するほゞ半円形状の切欠きの対を等角度間
    隔で多数形成した環状体又は円柱形状体を回転自在に配
    設し、該環状体又は円柱形状体の上下の前記切欠き間に
    位置してその外周壁部に第1スリットを形成し、前記部
    品受容器の内周壁部に一端部に円弧状の切欠きを形成さ
    せた円弧状の支持板をその径内方縁部が前記第1スリッ
    トに挿入されるように固定し、前記環状体又は円柱形状
    体の底壁部の外周部に前記切欠きの対のうち下方の切欠
    きに連通するように円形状の第2スリットを形成し、前
    記部品受容器の底壁部に所定の角度範囲にわたって弧状
    に延在し、上り斜面と下り斜面とから成る帯状部材を前
    記第2スリットに整列し挿入するように固定し、前記切
    欠きの対のうち上方の切欠きに順次、外部からワッシヤ
    を供給し、下方の切欠きに軸部を上方にしてボルトを供
    給し、前記ワッシヤは前記支持板上を前記環状体又は円
    柱形状体の回転と共に前記上方の切欠きに係合して移送
    され、前記ボルトはその頭部を前記下方の切欠きに係合
    して移送され、この移送途上、前記帯状部材の上り斜面
    を上昇して漸次、その軸部が上方の前記支持板上を移送
    されるワッシヤと前記一端部の前記円弧状の切欠きにお
    いて係合し、前記下り斜面の移送中、ワッシヤは前記一
    端部から落下することにより該ボルトとワッシヤとが組
    み合わされるようにしたことを特徴とするボルト・ワッ
    シヤ組合わせ装置。
JP17088888U 1988-12-28 1988-12-28 ボルト・ワッシャ組合わせ装置 Expired - Fee Related JPH0634906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17088888U JPH0634906Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ボルト・ワッシャ組合わせ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17088888U JPH0634906Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ボルト・ワッシャ組合わせ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0290022U JPH0290022U (ja) 1990-07-17
JPH0634906Y2 true JPH0634906Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31699727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17088888U Expired - Fee Related JPH0634906Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 ボルト・ワッシャ組合わせ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634906Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106112440A (zh) * 2016-08-16 2016-11-16 东莞市晞宝五金制品有限公司 一种华司螺母自动组装设备

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250315A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Denso Corp 自動組立装置
JP6350827B2 (ja) * 2015-03-16 2018-07-04 青山 省司 環状部品に軸状部品を挿入する組み立て装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106112440A (zh) * 2016-08-16 2016-11-16 东莞市晞宝五金制品有限公司 一种华司螺母自动组装设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0290022U (ja) 1990-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10486889B2 (en) Drug feeder
EP0887066A3 (en) Automatic High-Speed Pill Counting Apparatus
JP2021115362A (ja) 薬剤フィーダ
JPH0634906Y2 (ja) ボルト・ワッシャ組合わせ装置
JP3673484B2 (ja) 回転式整列供給機
JPS5925593B2 (ja) 回転フイ−ダ機構
JPH0967011A (ja) 部品整送装置
US4094412A (en) Rolling method of sorting particulate articles
GB2147443A (en) Feeding devices for coins and other articles
WO1992018950A1 (en) Feeding device for coin-sorting machine
JPH0248452B2 (ja)
JPH0610049B2 (ja) キャップソータ
JPH0151403B2 (ja)
US4821919A (en) Apparatus for stacking conical objects
JPS6351927B2 (ja)
JPS62146812A (ja) ロータリー・フィーダ
JPH0311030Y2 (ja)
JPH0338182Y2 (ja)
JPS6145586Y2 (ja)
JP2561259Y2 (ja) 錠剤収納取出装置
JPH0971314A (ja) 物品送出装置
JPS6251506A (ja) 部品整送装置
JP2521927Y2 (ja) 硬貨ホッパー
JPH0731944Y2 (ja) ネジと座金の自動組合せ機
JPH0620749Y2 (ja) 振動部品供給機における部品整送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees