JPH06348829A - カラー・イメージ・デイスプレイ・システム及びフオーマツト変換回路 - Google Patents

カラー・イメージ・デイスプレイ・システム及びフオーマツト変換回路

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JPH06348829A
JPH06348829A JP6054310A JP5431094A JPH06348829A JP H06348829 A JPH06348829 A JP H06348829A JP 6054310 A JP6054310 A JP 6054310A JP 5431094 A JP5431094 A JP 5431094A JP H06348829 A JPH06348829 A JP H06348829A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 YUV、またはYIQのようなフオーマツト
にストアされエンコードされたカラー・イメージ・デー
タを、カラー・デイスプレイ・システムの出力用のRG
Bフオーマツトに変換すること。 【構成】 このフオーマツト変換は、デイスプレイの発
生に対してリアル・タイム同期で行なわれ、RGB出力
データのバツフア・ストレージ容量を最小限の大きさに
とどめる。本発明の回路は関連する変換式に定義されて
いる乗算積の関数を発生するために、RAMストレージ
・アレイのルツクアツプ・テーブルを使用する。このテ
ーブル中の各関数はソース・イメージ画素のU、または
Vコンポーネントを表わすデータと、所定の定数とを乗
算した積である。これらのテーブルを使用することは、
夫々のデータがイメージ及びデイスプレイ・フオーマツ
トを種々に調節するよう変更可能なので、変換処理の速
度と融通性とを向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、RGBフオーマツトの
イメージ(画像)データを表示するコンピユータのデイ
スプレイ装置のデイスプレイ・ラスタ・タイミングを有
するYUVフオーマツト、またはYIQフオーマツトか
らRGBフオーマツトへカラー・イメージをリアル・タ
イム(実時間)で変換する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のコンピユータのデイスプレイ装置
で表示されるカラー画像は、例えばカラー写真により作
成されるタイプのカラー・イメージの所謂「自然色のイ
メージ(natural image)」を含んでいる。そのようなイ
メージ要素(例えば画素)を表わすエンコードされたデ
ータは、しばしば「YUV」フオーマツト、あるいは
「YIQ」フオーマツトによりコンピユータ中にストア
される。YUVフオーマツトにおいて、イメージ要素を
表わすコードは関連する要素の3つの属性、つまり、輝
度因数(Y)と、2つのカラー因数、即ち赤マイナスY
(U)及び赤マイナス青(V)とを定めている。YIQ
エンコードはYUVと似ているが、自然色のイメージに
対して軸方向に整列しているI及びQ要素のコンポーネ
ントを含んでいる。
【0003】コンピユータ及びワークステーシヨンにお
いて用いられている通常のカラー・デイスプレイ装置で
このようなデータをデイスプレイするために、ソース・
イメージ(YUV、またはYIQフオーマツトによるイ
メージ)の個々の要素を表わすデータは、対応するイメ
ージを直接にデイスプレイできる要素と相関する赤、緑
及び青の輝度属性を決めるRGBフオーマツトに変換さ
れなければならない。RGBイメージ要素が発生された
ときにこれらの要素がデイスプレイされるように、この
ような変換は通常、デイスプレイ装置の動作とリアル・
タイム調整で遂行されなければならず、従つて、これら
の要素を表わすデータのためのバツフア・ストレージ容
量を最小限の大きさにとどめなければならない。YUV
からRGBフオーマツトへの代表的なフオーマツト変換
処理においては、ソース・データのカラー・コンポーネ
ント(U及びVコンポーネント)に対してマトリツクス
乗算が遂行され、そして、対応するRGBコンポーネン
トのデータを発生するために、乗算の積が夫々の輝度コ
ンポーネント(Y)に論理的に加算される。予め決めら
れた幾つかの定数と、対応する各ソース画素のU及びV
コンポーネントとを乗算することにより積の項が形成さ
れ、そして、各ソース画素の対応するYコンポーネント
がそれらの積の項に加算されて独立した加算項にされる
これらの演算処理は、RGBイメージ画素の赤、緑及び
青のコンポーネントを表わす結果値発生関数の3つの加
算値を効果的に形成する。
【0004】デイスプレイ・ラスターの速度要件を満足
させるために必要とする速度を達成するために、これら
の乗算及び加算は、通常、乗法定数の分数部分の1値の
ビツト数にリニヤに関係された加算器の段数を有するカ
スケード接続された加算器回路の中で遂行される。必要
とされる加算器の段数を最小にするように、定数の値を
選ぶことができるならば、上述のタイプの回路構成は効
率的に作成することができる。然しながら、任意の回路
構成に対して、1つの組の定数でしか効果的な「配線」
を与えることができなければ、このような回路構成はイ
メージの条件、即ちデイスプレイ・パラメータの変化に
対応するために定数を調節する柔軟性を欠く短所を持つ
ことになる。加えて、多くの場合、加算器の段を最小限
にとどめるように、乗法定数を選択することはできな
い。
【0005】従つて、乗法定数を時宜に応じて変更する
必要のあるアプリケーシヨン、あるいは、カスケード接
続された加算器のネツトワークを最適化するように乗法
定数を選択することのできないアプリケーシヨンにおい
ては、従来から使用されている加算器のネツトワーク構
成は、著しく柔軟性にかけるか、あるいは、パイプライ
ン動作による受忍できない遅延を生じるかのいずれかで
ある。
【0006】本発明は、上述の変換を行なうための回路
に、より柔軟性を持たせ、しかも従来の回路構成よりも
全体として高速度な回路構成を与える。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ピユータの通常のデイスプレイ装置に直接にデイスプレ
イすることのできないフオーマツトを第1のフオーマツ
トとし、コンピユータの通常のデイスプレイ装置に直接
にデイスプレイすることのできるフオーマツトを第2の
フオーマツトとした場合、エンコードされたカラー・イ
メージ要素を表わすデータを第1のフオーマツトから第
2のフオーマツトへ変換するためのより効率的な回路構
成を提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、YUVコード・フオ
ーマツト、またはYIQコード・フオーマツトでデイス
プレイされた自然色のカラー・イメージを、直接にデイ
スプレイ可能なRGBフオーマツトで表わされた対応カ
ラー・イメージに変換するための、より効率的な回路構
成を提供することにあり、これにより、変換から生じた
RGBデータに必要なバツフア・ストレージ容量を最小
限の大きさにとどめるように、自然色のソース・イメー
ジの個々の要素の変換が夫々のイメージのデイスプレイ
のリアル・タイムの発生と調整して行なわれる。
【0009】本発明の他の目的は、コンピユータの通常
のデイスプレイ装置で直接にデイスプレイできない第1
のフオーマツトが、コンピユータの通常のカラー・デイ
スプレイ装置で直接にデイスプレイ可能な第2のフオー
マツトにエンコードされたデータ信号に変換され、そし
て、第2のフオーマツトの信号に必要とされるバツフア
・ストレージの容量が最小限の大きさにとどめられるよ
うに、第1のフオーマツトから第2のフオーマツトへの
変換が夫々のイメージのデイスプレイ発生とリアル・タ
イム調整において遂行されるような、コンピユータの通
常のカラー・デイスプレイ装置に使用するための効率的
に構成されたカラー・イメージ・デイスプレイ・システ
ムを提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、自然色のカラー・イ
メージをデイスプレイし、YUVフオーマツトにエンコ
ードされたデータを、RGBデータが発生された時とほ
ぼ同時にデイスプレイ可能な対応したRGBデータに即
時変換するような、コンピユータの通常のカラー・デイ
スプレイ装置に使用するための効率的に構成されたカラ
ー・イメージ・デイスプレイ・システムを提供すること
にある。
【0011】本発明の他の目的は、上述した特徴を持つ
ようなデイスプレイ・システムであつて、ソース・デー
タのU及びVコンポーネントと予め決められた定数とが
因数である乗算の積と、YUVソース・データのYコン
ポーネントとを加算することと、定数の因数は少なくと
もN個の1値ビツトを含む分数部分を持つことと、乗算
は1対、またはそれ以上の対のRAM(ランダム・アク
セス・メモリ)装置中にストアされた1つ、またはそれ
以上のルツクアツプ・テーブルに関して遂行されるルツ
クアツプ・テーブルの関数により行なわれることと、乗
算の積の項及びYコンポーネントの和は独立した加算器
のM個の段を含むカスケード接続の回路構成の中で発生
されることとでフオーマツト変換が構成されたデイスプ
レイ・システムを提供することにある。ただし、上述の
記載において、M及びNはゼロでない整数であり、か
つ、MはNよりも小さい整数とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本明細書は本発明の2つ
の実施例を開示している。両方の実施例とも、YUVか
らRGBフオーマツト変換を行なうためのパイプライン
方式のロジツク回路を含んでいる。各実施例はコンピユ
ータ・プログラムで変更可能なデータを含む1対、また
は、それ以上の対のRAMを含んでいる。RAMは加算
器及びラツチのカスケード接続されたネツトワークに直
列に接続されている。上述の発明の目的で暗示されてい
るように、RAMと加算器/ラツチのネツトワークはマ
トリツクスによる乗算を遂行する。
【0013】第1の実施例は、複数目的のデイスプレイ
用途に使用される単一のRAMを使用している。このR
AMは「パレツト」情報の通常の供給源か、YUV−R
GBフオーマツト変換用のルツクアツプ・テーブルかの
何れかに使用するようにプログラムされている。YUV
−RGB変換モードにおいて、適当なアプリケーシヨン
・プログラムか、または装置駆動のプログラムによつて
RAM中に事前にストアされているYUV−RGBフオ
ーマツト変換と関連したデータは、RAMから読み出さ
れ、加算器及びラツチのカスケード接続のネツトワーク
に与えられる。加算器/ラツチのネツトワークの出力
は、マルチプレクサを通してデイスプレイ装置に転送さ
れる。パレツト・モードにおいて、RAM中に事前にス
トアされている(このモードに関連された装置駆動のプ
ログラムによつて)通常のパレツト・データはRAMか
ら読み出され、上述のマルチプレクサを通してデイスプ
レイ装置に直接に供給される。
【0014】第1の実施例は、「クロミナンス・サブ・
サンプリング」によつて取り出されたYUVデータに変
換するために単一のRAMを使用している。クロミナン
ス・サブ・サンプリングに関しては、例えば(1)シグ
ネチツクス・フイリツプス・セミコンダクターズの19
91年のビデオ・データ・ハンドブツクの2−29頁乃
至2−35頁と、(2)1989年のIEEEの「Comp
uting Futures」のスタンフオード大学のハング(A.C.H
ung)の「The Emerging Standard for ColorImages」と
題する刊行物を参照されたい。これらの刊行物におい
て、個々の画素の輝度は独立したYコンポーネント表示
され、そして、連続した画素の対のクロミナンスは各対
に対する単一のU及びVコンポーネントによつて表示さ
れる。本発明に従つて、連続する画素の各対を表示する
データのU及びVコンポーネントは、単一のRAM中に
含まれたルツクアツプ・テーブルに、連続したサイクル
で供給される。
【0015】夫々のU及びVコンポーネントと、予め決
められた定数との乗算結果の積を表わすテーブル中のデ
ータは、夫々のU及びVコンポーネントによつて決めら
れた位置におけるRAMから読み出され、そして、加算
器及びラツチのカスケード接続のネツトワークに与えら
れる。加算器/ラツチのネツトワークはRGBフオーマ
ツト中の対応する画素の即時にデイスプレイ可能なコン
ポーネントを表わす結果値を発生するために、RAMに
よつて与えられた出力データと、Yソース・データ(夫
々のU及びVコンポーネントと関連したソース・イメー
ジ画素の輝度を表わすソース・データ)とを加算する。
RAMから加算器/ラツチのネツトワークへ送られたデ
ータは、関連する変換式を満足させる2の羃乗により夫
々の項を割り算するために、種々に右シフトされる。
【0016】第1の実施例において、ルツクアツプ・テ
ーブルに用いられたRAMは、パレツト・インデツクス
・モードと関連したデータとは異なつたフオームをスト
アするために、パレツト翻訳デイスプレイ・モード(Y
UV−RGB変換モードを維持するモードとは異なつた
モード)において使用される。各モードを準備するため
に、RAMはそのモードのために特に必要とされるプロ
グラムされたデータによつて事前に満たされる。YUV
−RGB変換モードにおいて、RAM中にストアされた
データは上述した積の項に対応し、そして、パレツト・
モードにおいて、ストアされたデータは、YUV変換と
は無関係のパレツト情報である。
【0017】然しながら、上述したように、同じRAM
が他の目的に使用されるか否かに拘らず、YUV−RG
B変換処理における単一のRAMの使用はそれ自身新規
である。
【0018】第2の実施例は、クロミナンス・サブ・サ
ンプリングが含まれていないか、あるいは、クロミナン
ス・サブ・サンプリングの効果が除かれているかの何れ
かの処理によつて取り出されたYUVソース・データを
変換する。このような変換において、単一のイメージ要
素を表わすYUVデータのU及びVコンポーネントが一
対、またはそれ以上の対のRAMをアドレスするために
用いられ、この場合、RAM対の各RAMは、夫々のソ
ース・コンポーネントと、予め決められた定数との乗算
の積の変換用ルツクアツプ・テーブルを含んでいる。一
対、またはそれ以上の対のRAMから読み出された積の
項は、カスケード接続された加算器のネツトワークに並
列に与えられる。加算器のネツトワークは、即時にデイ
スプレイ可能な画素のR、G及びBの属性を直接に表わ
す結果のデータを発生するために、積の項と夫々のYソ
ース・データとの加算演算を行なう。この実施例におい
て、対応するU及びVコンポーネントの項と関連した積
は同時に発生されるので、加算器ネツトワークはラツチ
段を必要としない。
【0019】第2の実施例の変形は、対応するデイスプ
レイ変換モードをサポートするためのYUV−RGBデ
ータか、パレツト・エミユレーシヨン・モードをサポー
トするためのパレツト・エミユレーシヨン・データかを
ストアするために、関連するRAMを共用するのを可能
にする。
【0020】
【実施例】1.本発明のシステム環境 図1は本発明を適用することのできる代表的なコンピユ
ータ・デイスプレイ・システムを示す図である。
【0021】図1のシステムは中央処理装置(CPU)
10と、代表的な装置である読取専用メモリ(ROM)
11で構成されたストレージ・サブシステムと、読取り
/書込みランダム・アクセス・メモリ(RAM)12
と、デイスク・ストレージ・サブシステム13と、キー
ボード14と、デイスプレイ・アダプタ15及びカラー
・デイスプレイ装置16で構成されたデイスプレイ・サ
ブシステムとを含んでいる。このタイプのシステム環境
にあるアプリケーシヨンにおいて、変換されるべきYU
Vソース・データはこのシステムのストレージ・サブシ
ステム中にストアすることができるけれども、本発明に
おいては、YUVソース・データがデイスプレイ・アダ
プタ15中に優先的にストアされる。然しながら、通常
デイスプレイ・アダプタは少なくとも1つのYUVイメ
ージ・データをストアするのに充分な容量を持つデイス
プレイ・アダプタ自身のRAM型のストレージを持つて
いる。
【0022】2.本発明が対象とする問題点 本発明はコンピユータ・プログラムにより変換処理に柔
軟性を与えて問題を解決することに加えて、YUVフオ
ーマツトのような「自然色のイメージ」即ち自然色のカ
ラー画像により通常関連されているフオーマツトから、
コンピユータの任意のカラー・デイスプレイ装置にデイ
スプレイすることのできるRGBフオーマツトに容易に
迅速に変換することができる。
【0023】既に述べたように、すべてのフオーマツト
変換がカスケード接続の論理的加算器のネツトワークに
おいて遂行される従来の処理方法は、柔軟性に欠け、複
雑であり、多くのアプリケーシヨンに適していない。必
要とするフオーマツト変換は、従来、1つ、または、そ
れ以上のRAMのルツクアツプ・テーブル中に含まれた
定数によつてソース・データを乗算することにより行な
われている。これらの乗算演算において、ソース・イメ
ージ画素のU及びVコンポーネントを表わすソース・デ
ータが幾つかの定数と乗算される。各ソース画素のYコ
ンポーネントは、カスケード接続された加算器ネツトワ
ーク中の対応するU及びVコンポーネント用のルツクア
ツプ・テーブルから取り出されたデータと加算される。
本発明のネツトワーク中の加算器の段数は、すべての変
換関数を演算するのに必要とされる加算器の段数に比べ
て少ない。
【0024】従つて、本発明の技術は、ソース・イメー
ジ及びデイスプレイ因子の変化に対して調節を行なうた
めに、ルツクアツプ・テーブル用のRAM中に書き込ま
れたルツクアツプ・テーブルのデータが変更できるの
で、上述のフオーマツト変換を効率的に遂行して、柔軟
性の利点を与える。
【0025】図2及び図3は本発明の第1の実施例を示
す図であり、図4乃至図6は本発明の第2の実施例の幾
つかの変形を示す図である。各実施例はRAMの「小さ
い」ルツクアツプ・テーブル・ストレージ・アレイ(小
さいとは、例えば「全ページ」のソース・イメージをス
トアするのに必要なストレージ容量の大きさと比較して
小さいという意味である)と、カスケード接続された加
算器の関連ネツトワークとで構成されている。通常、上
述のアレイ及び関連した加算器ネツトワークはデイスプ
レイ・アダプタに含まれているか、または直接にインタ
ーフエースされる。各実施例において、YUVソース・
データのUVコンポーネントは、ルツクアツプ・テーブ
ル中か、あるいは1つ、または、それ以上の小さいRA
Mストレージ・アレイにストアされているテーブル中の
データをアドレスするのに用いられる。アドレスされた
データは関連した加算器ネツトワークに読み出され、そ
の加算器ネツトワークにおいて、それらのデータが組み
合わされ、そして、即時にデイスプレイ可能な画素を表
わすR、G及びBの結果を発生するために、ソース・デ
ータの夫々のYコンポーネントが加算される。
【0026】3.通常のパレツトRAMを共有して使用
した場合の第1の実施例 第1の実施例(図2及び図3)において、直並列変換回
路30は、デイスプレイ変換回路の3つの通路のうちの
1つにおいて処理するために、ソース・データを所定の
幅を持つ一連のビツト並列のデータ単位に変換し、そし
て、夫々のデータ単位を与える3つのモードのうちの1
つのモードで動作される。第1の通路は直接翻訳回路3
2(16ビツトの並列のビツト・グループで夫々のデー
タ単位を受け取る)で構成されており、第2の通路はパ
レツトRAM34(8ビツトの並列のビツト・グループ
で夫々のデータ単位を受け取る)で構成されており、第
3の通路はRAM34及びYUV−RGBバツク・エン
ド・コンバータ・ロジツク回路36(夫々が8ビツトの
並列のビツト・グループで異なつたデータ単位を受け取
る)で構成されている。3つの位置の切換えを行なうマ
ルチプレクサ40は、上述した通路の1つ(回路32か
らの出力通路か、RAM34からの出力通路か、または
ロジツク回路36からの出力通路)からの出力データ
を、図示されていないカラー・イメージ・デイスプレイ
装置と関連した、デイジタルからアナログ変換(DA
C)回路41乃至43に転送するために、その「デイス
プレイ・モード選択」信号によつて条件付けられたモー
ドで動作する。カラー・イメージのデイスプレイ装置に
デイスプレイ可能な画素を定義するRGBデータを表わ
し、マルチプレクサ40を介して転送された出力データ
は、並列24ビツト(24ビツト幅)のデータ単位で与
えられ、この並列24ビツトのデータ単位は各DACに
対して8ビツトのデータ単位に等分して割り当てられ
る。DAC41乃至43は関連する画素の赤、緑及び青
のコンポーネントの相関輝度を表わすアナログ信号に変
換する。
【0027】回路32、34及び36へ印加され、それ
らの回路から出力されるデータ単位の信号のフオーマツ
トは、関連する通路を表わすラインと交差する斜線の上
の数字で表示されている。従つて、回路32、34及び
36は、夫々16ビツト幅のデータ単位と、8ビツト幅
のデータ単位と、8ビツト幅のデータ単位とを持つ入力
を受け取ることが理解できるであろう。この場合、直接
翻訳回路32への入力はカラー属性を直接に表わし、R
AM34への入力はアドレスを表わし、そしてロジツク
回路36への入力はYUV要素の輝度コンポーネントY
を表わしている。更に、回路32、34及び36は、夫
々、24ビツト幅の出力を発生することが理解できるで
あろう。
【0028】マルチプレクサ40の3つの切換え位置は
独立した3つのデイスプレイ・モード、つまり、直接モ
ードと、パレツト・モードと、YUV−RGB変換モー
ドとに関連している。直接モードにおいて、マルチプレ
クサ40は回路32から24ビツト幅の入力信号を排他
的に受け取り、そして、DAC41乃至43にそれらの
信号を転送する。パレツト・モードにおいて、マルチプ
レクサ40はRAM34から24ビツト幅の入力信号を
排他的に受け取り、そして、DAC41乃至43にそれ
らの信号を転送する。YUV−RGB変換モードにおい
て、マルチプレクサ40はロジツク回路36から24ビ
ツト幅の入力信号を排他的に受け取り、そして、DAC
41乃至43にそれらの信号を転送する。
【0029】上述の3つのモードの各々のモードにおい
て、ソース・データは、夫々のモードに関連するフオー
ムで直並列変換回路30に印加される。
【0030】従つて、直接モードにおいて、ソース・デ
ータは、デイスプレイされるべき連続した画素のカラー
属性を直接に表わし連続した16ビツトの組のフオーム
によつて与えられる。直接翻訳回路32は、回路32の
出力において24ビツトRGB画素のデイスプレイを形
成するために、回路32が受け取つた16ビツトのデー
タ単位の各組に題して8ビツトを付加する。
【0031】パレツト・モードにおいて、ソース・デー
タは、パレツト・インデツクス関数を表わした連続する
8ビツトのデータ単位のフオームによつて与えられ、各
パレツト・インデツクス関数は、RAM34中にストア
されているRGBパレツト・データの対応する24ビツ
トのデータ単位を位置付けるのに用いられる。24ビツ
トの残りのビツト単位はRAM34から読み出されて、
対応する画素イメージを形成するためにマルチプレクサ
40を経て転送される。このモードを使用する場合に
は、パレツト・データの特別にプログラムされた(例え
ば、パレツト・モードで始動するアプリケーシヨン・プ
ログラム、または装置駆動のプログラムによつてプログ
ラムされた)テーブルがRAM34中にストアされてい
なければならない。
【0032】YUV−RGBモードにおいては、上述の
ルツクアツプ・テーブルのデータとは異なつたデータ
(パレツト・モードにおいてストアされたデータとは異
なつたデータ)のフオームが、例えば、このモードを始
動するアプリケーシヨン・プログラム、または装置駆動
のプログラムによつてRAM34中にストアされる。こ
のモードにおいて、直並列変換回路30へ印加されたソ
ース・データの連続した16ビツトの組は、ルツクアツ
プ・アドレスを表わしたRAM34に印加される8ビツ
ト・サブセツトと、YUV画素デイスプレイのY(輝
度)コンポーネントを表わす他の8ビツト・サブセツト
とを含んでいる。
【0033】連続したテーブル・ルツクアツプ・アドレ
スとしてRAMに印加される8ビツト・サブセツトは、
変換されるべきソース・イメージ中の一対の連続したY
UV画素のU及びVコンポーネントを表わしている。こ
れらの関数は、後述するクロミナンス(chrominance)
のサブ・サンプリング処理によつて発生される。関連す
るソース・イメージ画素対のU及びVコンポーネントと
関連したアドレスによつて指定された位置において、連
続したアクセス・サイクルでRAM34から読み出され
たデータは、ロジツク回路36に印加される24ビツト
の項(term)を構成する。夫々の項は、予め決められた
定数と、関連するソース画素のコンポーネント(Uまた
はV)との乗算の積を表わしている。ロジツク回路36
は、ソース・イメージ画素の各画素対のU及びVコンポ
ーネントと関連した積の分数部分をさまざまに合計し、
そして、デイスプレイ画素の対応する画素対のRGBの
属性を表わす24ビツトの出力関数を形成するために関
連する画素対のYコンポーネントを表わすソース・デー
タにその積を加算する。
【0034】ロジツク回路36(この回路の詳細は図3
を参照して後述する)はカスケード接続された加算器ネ
ツトワークと、変換の固定部分を遂行するラツチング・
バツフアとを含んでいる。然しながら、RAM34中に
ストアされているデータの変化性によつて、RAM34
及びロジツク回路36との組み合せで遂行される変換処
理は、ソース・データとか、デイスプレイ・パラメータ
などの変化に対して調節するために変更することができ
る(例えばプログラムによつて)。RAM34及びロジ
ツク回路36により遂行される完全なYUV−RGB変
換処理は下記の数式のような公知の変換式(上述のシグ
ネチツクス・フイリツプス・ハンドブツク及びハングの
刊行物を参照)によつて決められる。
【数1】R=Y+K1(128−Cr
【数2】 G=Y+K2(128−Cr)+K3(128−Cb
【数3】B=Y+K4(128−Cb) 上式において、R、G及びBはR、G及びBコンポーネ
ントを表わし、YはYUV輝度コンポーネントを表わ
し、Cr及びCbは夫々YUV要素のV及びUコンポーネ
ントを表わし、そして、Ki(i=1乃至4)は下記の値
を持つ所定の定数である(Y、Cr及びCb信号の単純な
デコード処理に対して)。 K1=1.402(10進数)または、1.01100
110(9桁で切り捨てられた2進数(bicimal)) K2=0.7141(10進数)または、1.0110
1110(2進数) K3=0.3441(10進数)または、0.0101
10000(2進数) K4=1.772(10進数)または、1.11000
1011(2進数)
【0035】上述のKの値を代入することによつて、こ
れらの定数は下記のように再表示することができる。
【数4】K1=A+(1/64)B
【数5】K2=(1/2)A+(1/64)B
【数6】K3=(1/4)A
【数7】K4=B+(1/64)A 上式において、A=1.011(2進数)であり、B=
1.110(2進数)である。
【0036】再表示された定数を差し引くことにより整
理すると、R、G及びBの上記の数式は下記のように再
表示することができる。
【数8】R=Y+A(128−Cr)+(1/64)B
(128−Cr
【数9】G=Y+(1/2)A(128−Cr)+(1
/64)B(128−Cr)+(1/4)A(128
b
【数10】B=Y+B(128−Cb)+(1/64)
A(128−Cb
【0037】より一般的に言うと、A及びBの上述の乗
算を関数FA及び関数FBを用いて再表示すると、R、G
及びBの数式は下記のようになる。
【数11】 R=Y+FA(CR)+(1/64)FB(Cr
【数12】G=Y+(1/2)FA(Cr)+(1/6
4)FB(Cr)+(1/4)FA(Cb
【数13】 B=Y+FB(Cb)+(1/64)FA(Cb
【0038】YUVデータは幾つかの異なつたフオーマ
ツトでストアすることができる。最も一般的なフオーム
はYUV24、YUV16及びYUV8のフオーマツト
である。この場合、最後の数は毎イメージ要素/画素当
りのビツトの数を表わしている。これらのフオームの
内、24ビツト・フオーム(YUV24)は自然色のイ
メージに対して可能な最も高いエンコードの品質を与え
るが、すべてのイメージに対するデータを保持するため
に、汎用メモリ及びビデオRAMの容量をより多く必要
とする欠点を持つている。自然色のカラー・イメージに
おいて、輝度(明るさ)はクロミナンス(カラー)より
も空間的に遥かに急速に変化することが分つている。従
つて、イメージ・デイスプレイ・システムにおいて、カ
ラー・イメージのクロミナンス・コンポーネントは輝度
コンポーネントよりも遅い頻度でサンプルするのが一般
的な方法である。「クロミナンス・サブ・サンプリン
グ」と呼ばれているこの技術は、殆どのテレビジヨンの
標準で用いられており、「マルチメデイア」の関連した
改良技術の分野において共通した技術である。クロミナ
ンス・サブ・サンプリング技術はイメージの性質に合致
し易いので、クロミナンス・サブ・サンプリングは自然
色のカラー・イメージを保持するために必要とされるビ
デオ・メモリの容量を減少させる長所を持つている。
【0039】クロミナンス・サブ・サンプリングによつ
て、図2及び図3の回路配列に基づいたフオーマツトで
あるYUV16フオーマツトは一対の連続画素を定義す
るために32個のビツトを必要とする。一対の連続した
画素のためのYUV16デイスプレイは、最初の16ビ
ツトがY情報の8ビツト及びU情報の8ビツトを含み、
そして次の16ビツトが8個のYビツト及び8個のVビ
ツトを含む場合、8Y8U/8Y8Vとしてデイスプレ
イすることができる。
【0040】これを背景とし、図3のYUV−RGBモ
ードの回路の通路の上述の説明を想起すると、RAM3
4及びロジツク回路36に印加されたソース・データ
は、クロミナンス・サブ・サンプリングによつて発生さ
れたYUV16データを含んでおり、ソース・イメージ
中の一対の連続画素を表わすデータの各単位が一対の連
続したアクセス・サイクルにおいてRAM及びロジツク
回路に印加されることが分る。最初のサイクルにおい
て、V(Cr)データの8ビツトはRAM34のアドレ
ス用の入力として印加され、他方、Yデータの8ビツト
はロジツク回路36に印加される(これらの16ビツト
は一対の画素の1方の画素の輝度と、同じ対の画素の両
方の画素のクロミナンスの部分とを共にデイスプレイす
る)。次のサイクルにおいて、Uデータ(Cb)の8ビ
ツトはRAM34に印加され、他方、Yデータの8ビツ
トはロジツク回路36に印加される(これらの16ビツ
トは一対の画素の1方の画素の輝度と、同じ対の画素の
両方の画素の輝度の残りのクロミナンスとを共に定義す
る)。
【0041】既に述べたように、Cr(V)及びC
b(U)コンポーネントが相次いで与えられ、次に、Y
UV−RGB変換は、これらのコンポーネントと、上述
した関数FA、FBとの乗算を2回行なうだけでよい。こ
れらの乗算を行つた後、残りの乗算(1/64、1/
8、1/4、1/2との乗算)と、輝度コンポーネント
Yの加算とは、最初の乗算結果を単にビツト・シフトす
ることと、Yを加算することとにより行なうことができ
る。従つて、変換処理は、RAM中のテーブル・ルツク
アツプにより遂行される第1の部分と、ロジツク回路3
6において遂行される第2の部分(ビツト・シフトとY
の加算)とに分割することができる。
【0042】ロジツク回路36の細部は図3に示されて
いる。LV、LU、LR、LG、LB、LY等で示され
ている並列のラツチ・バンク(ラツチ群)はすべて信号
エツジでトリガされるラツチを含んでいる。PCLKは
画素速度のクロツクであり、UCLK及びVCLKは2
つに分割された画素速度クロツクの2つの反対位相のバ
ージヨンである。通路幅は通路を表わすラインに付され
た「/」記号の上の数字で示されている
【0043】RAM34の出力(24ビツトのうちの1
8ビツト)は通路60を介して転送され、2つの9ビツ
ト通路に分割され、そして、以下に説明されるような幾
つかの組み合せになるよう加算器66乃至68に印加さ
れる。通路62及び64により転送された信号は、乗算
用関数FA及びFBと夫々関連される。RAM34への交
互のアクセスにおいて、通路62に印加された信号はク
ロミナンス因数Cr(V)及びCb(U)とFAとの積を
与え、通路64に印加された信号は、クロミナンス因数
r(V)及びCb(U)とFBとの積を与える。
【0044】通路62及び64から右に延びたライン上
の記号「MSi」(i=3、7、8)は関連した右シフト
による夫々の延長通路上に転送された「上位」ビツトの
数を表わしている。MS8は、8個の上位ビツト(垂直
の通路62、または64に夫々印加された9個のソース
・ビツトのうちの8個のビツト)が1ビツト位置だけ右
にシフトして転送されることを意味しており、この値
は、それぞれの元の項を2で割つた値となる。MS7
は、9個のソース・ビツトのうちの7個の上位ビツトが
2つの位置だけ右にシフトされ、空になつた位置に0を
挿入して転送されることを意味しており、この値はソー
ス項を4で割つた値となる。MS3は、9ビツトのソー
ス項の3個の上位ビツトが6位置だけ右にシフトされ、
空になつた位置に0を挿入して転送されることを意味し
ており、この値はソース項を64で割つた値となる。
【0045】加算器66は、Cr(V)コンポーネント
が因数である積の項の関数だけを受け取り、そして、V
CLK時間において、加算器66により発生された積の
信号はラツチ70(LV1)中にラツチされる。加算器
66は、通路62から9ビツトの項と、通路64(夫々
の通路に「MS3」の記号が付されている)で転送され
た1/64の項とを受け取る。従つて、加算器66は、
数式、FB(Cr)の1/64+FA(Cr)(Rに関する
上述の数式「11」参照)の演算結果を発生する。
【0046】また、加算器67は、Crが因数である積
の項の関数だけを受け取り、そして、加算器68はCb
が因数である積の項の関数だけを受け取る。上述した加
算器66の説明と同じ処理によつて、加算器67は、数
式、FA(Cr)の1/2+FB(Cr)(Gに関する上述
の数式「12」参照)の演算結果を発生し、加算器68
は、数式、FB(Cb)+FA(Cb)の1/64(Bに関
する上述の数式「13」参照)の演算結果を発生するこ
とが分る。
【0047】加算器67の出力はVCLK時間において
ラツチ・バンク71(LV2)の中にストアされ、加算
器68の出力はUCLK時間において、ラツチ・バンク
72(LU2)の中にストアされる。
【0048】他のラツチ・バンク73(LU1)は、U
CLK時間において、FA(Cb)の1/4の関数(Gに
関する上述の数式「12」参照)を表わす信号を受け取
る。
【0049】従つて、ラツチ・バンク70乃至73は、
Y、G及びBに関する上述の数式「11」、「12」及
び「13」中のY項を除くすべての項の情報を受け取
る。
【0050】UCLK時間において、ラツチ70の中に
保持されたデータはラツチ76の中に転送される。ラツ
チ76は、赤のクロミナンスに関連するのでLRと名付
けられる。加算器77は、ラツチ71及びラツチ73中
に保持されている項を受け取つて、それらを加算し、加
算結果は、UCLK時間においてラツチ78にストアさ
れる。ラツチ78は、緑のクロミナンスに関連するので
LGと名付けられる(Gに関する上述の数式「12」参
照)。また、UCLK時間において、ラツチ72の中の
データは、青のクロミナンスに関連するのでLBと名付
けられたラツチ79に転送される。
【0051】上述の処理動作が遂行されている間で、夫
々の画素のY(輝度)コンポーネントは、画素クロツク
PCLKによつて連続してラツチ・バンク84乃至87
で形成されたラツチのパイプラインを通してシフトさ
れ、ラツチ87中に保持されているデータは、ラツチ7
6、78及び79から夫々第2の入力を受け取る加算器
90乃至92へ印加される。従つて、Y項はUCLK時
間においてラツチ76、78及び79により受け取られ
た関数に加えられ、これらの結果は、その加算の時点に
おいて、夫々のY項と関連したソース画素の取り出され
た属性を表わす。これは、R、G及びBに対して与えら
れた上述の数式「11」、「12」及び「13」を満足
させるので、加算器90乃至92の並列の出力の各組
は、通路62及び64に印加されたデータ関数と関連し
たYUV画素に対応するデイスプレイ可能な画素R、G
及びBの属性を、4画素クロツク・サイクル早期に与え
る。
【0052】4.YUV−RGB変換を処理するRAM
に基づく第2の実施例 本発明の第2の実施例の3つの変形が図4乃至図6に示
されている。図4及び図5に示した実施例の変形におい
て、RAMの対とネツトワークとは、自然色のカラー・
イメージの独立した要素を表わすYUVソース・データ
を、デイスプレイ可能なイメージの対応する独立した要
素を表わすRGBデータに変換するために、パイプライ
ン方式で動作する。図5の回路は図4の回路のRAM対
よりも少ないRAM対を含んでいるが、図5のRAMの
幅は図4のRAMの幅よりも2倍広い。第2の実施例に
おいて、YUVフオームにエンコードされたソース・イ
メージ中の個々の画素のクロミナンスを表わすU及びV
データは、一対、または、それ以上の対のRAMルツク
アツプ・テーブルに並列に与えられる。所定の定数と夫
々のコンポーネントとの乗算の積を表わすテーブルから
読み出されたデータは、夫々の加算器ネツトワークに並
列に供給される(各RAM対のデータは並列に読み出さ
れる)。
【0053】図4の回路は、3つの加算器110乃至1
12を含む最後の加算器段にデータを供給するために、
第2の対のRAM106及び107と並列に動作する第
1の対のRAM102及び103を使用する。RAMの
各対において、一方のRAMはソースYUV画素のVコ
ンポーネントによつてアドレスされるが、他方のRAM
は同じ画素のUコンポーネントによつてアドレスされ
る。加算器110乃至112は、各ソース画素のYコン
ポーネントを、RAM106、加算器104及びRAM
107から夫々受け取つたデータに加算して、RAMを
アドレスするために用いられるU及びVデータと関連し
たソース画素に対応する即時にデイスプレイ可能な画素
の赤(R)、緑(G)及び青(B)のコンポーネントを
夫々与える。
【0054】各RAMアレイは下記の表1で決められる
2進値で表示された256個のnビツト項をストアして
いる。
【0055】
【表1】 RAM アドレス データ値 106 Cr F1(Cr)=K1(128−Cr) 102 Cr F2(Cr)=K2(128−Cr) 103 Cb F3(Cb)=K3(128−Cb) 107 Cb F4(Cb)=K4(128−Cb) 上表において、定数Kiは下記の10進値と対応するn
ビツトの2進値を持つており、 K1=1.4020 K2=0.7141 K3=0.3441 K4=1.7720 そして、結果として加算器110乃至112は下記の
R、G及びB出力を発生する。
【数14】R=Y+F1(Cr
【数15】G=Y+F2(Cr)+F3(Cb
【数16】B=Y+F4(Cb
【0056】これらの数式「14」、「15」及び「1
6」はR、G及びBに関する上述の数式「11」、「1
2」及び「13」を満足させる。
【0057】図5に示した第2の実施例の変形は2個の
RAMアレイ120及び121と、4個の加算器12
3、126、127及び128とを使用して上述のYU
V−RGBフオーマツト変換と同じ変換を行なう。加算
器123は加算器104(図4)と同じ機能を遂行し、
加算器126乃至128は加算器110乃至112(図
4)と同じ機能を遂行する。各RAMアレイは256個
のワード、即ち項をストアし、夫々の項は2nビツト幅
であり、各項は2つのnビツト2進値を表わしている。
従つて、各アクセスにおいて、アレイ120は上述した
F1(Cr)及びF2(Cr)に対応する値を出力し、ア
レイ121は上述したF3(Cb)及びF4(Cb)に対
応する値を出力する。
【0058】第2の実施例の変形を示す図6は、各要素
を図4と同じ参照数字で示した図4と同じRAMアレイ
及び加算器回路を含んでいるけれども、YUV−RGB
変換モード、パレツト・エミユレーシヨン・モード及び
ガンマ訂正モードを含む複数のモードに使用されるRA
Mアレイ及び加算器を有している。各モード動作をする
前に、夫々のモードに関連したデータがRAMアレイに
書き込まれる。RAMアレイのデータ流の通路中に設け
られた「3位置」のマルチプレクサ140乃至144が
夫々のモードと関連された位置にセツトされ、下記のよ
うに用いられる。
【0059】YUV−RGBモードにおいて、マルチプ
レクサ140及び141は、YUV画素のV/Crコン
ポーネントを表わすRAM106及び102にアドレス
用の入力を受け取り、そして、その出力(上述した関数
F3を表わす)は、マルチプレクサ142によつて加算
器104に転送され、マルチプレクサ143はソースY
UV画素のU/Cbを表わすアドレス用入力をRAM1
07に供給し、そして、マルチプレクサ144は夫々の
YUVソース・イメージ画素のYコンポーネントを表わ
すソース・データを、加算器110乃至112の夫々の
入力に転送する。従つて、このモードにおいては、この
RAMの加算器は、上述したYUV−RGB変換を遂行
するために動作する。
【0060】ガンマ訂正モードにおいて、マルチプレク
サ140及び141は、ストアされたデータ(デイスプ
レイ可能なRGB画素に対応し、ガンマ訂正された赤及
び緑のコンポーネントを表わすデータ)を加算器110
及び104へ読み出すために、データRi及びGi(夫々
赤及び緑のカラー・コンポーネントを表わすデータ)を
アドレス用の入力として夫々RAM106及び102に
与える。マルチプレクサ143は、R、G及びB画素に
対応し、ガンマ訂正された青のコンポーネントを表わす
ソース・データを読み出すために、アドレス用入力とし
てソース・データBi(対応する青のコンポーネントを
表わす)をRAM107に与える。マルチプレクサ14
2及び144は各加算器の第2の入力に「0」入力を与
える。従つて、加算器110は、デイスプレイ可能な画
素の赤のコンポーネントを表わすデータを出力し、加算
器111は、同じ画素(加算器104から受け取つた画
素)の緑のコンポーネントを出力し、そして、加算器1
12は同じ画素の青のコンポーネントを出力する。
【0061】パレツト・エミユレーシヨン・モードにお
いて、ソース・データPiは、マルチプレクサ140及
び141を経てRAM106及び102のアドレス用入
力として供給され、そして、マルチプレクサ143を経
てRAM107のアドレス用入力として供給される。こ
れは、デイスプレイ可能な画素の赤、緑及び青のコンポ
ーネントを表わすデータをRAMから出力させる。他の
マルチプレクサ142及び144は、加算器110乃至
112が同じ画素を表わすデータを出力するように、加
算器104と加算器110乃至112との第2の入力に
0の入力を供給する。
【0062】本発明の主たる目的はYUVソース・デー
タ、あるいはYIQソース・データを対応するRGBデ
ータに即時に変換するための効率的な管理を与えること
にあるのは理解されるであろう。従つて、図6に示した
実施例により、そして、この実施例のパレツト・モード
及び直接モードをサポートする、第1の実施例の素子に
よつて与えられる付加的なモード及び機能のサポート
は、夫々の回路構成の基本的なフオーマツト変換機能を
強化するのに用いることができるが、基本的なフオーマ
ツト変換機能は、これらの付加的なモード及び機能を用
いることなく効果的に使用できることを理解されたい。
【0063】注記すべき他の点としては、本発明のYU
V−RGB変換技術を適用するために、上述のRAMア
レイの代わりに、他の形式のストレージ・アレイを用い
ることができることである。例えば、読取専用メモリ・
アレイ(ROM)を上述の実施例に関連したパレツト・
ルツクアツプ・モードに対して共有することは困難が伴
うけれども、ROMをRAMの代わりに用いることがで
きる。また、ルツクアツプ・テーブルのデータはアレイ
の置換を必要とするかも知れないけれども、同等なRO
M、またはRAMアレイに比較してアクセス時間が低下
する不利点を持つてはいるが、データの変化を許容する
ために、代案として電子的にプログラム可能なROMア
レイ(EPROM)も使用することができる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、カラー・イメージ・デ
イスプレイ・システムにおいて、第1のデイスプレイ・
フオーマツトから第2のデイスプレイ・フオーマツトへ
の変換処理回路に対して、より柔軟性を持たせ、しかも
従来の回路構成よりも全体として高速度な回路構成を与
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を良好に適用することのできる通常のコ
ンピユータ・カラー・デイスプレイ・システムの環境を
説明するための模式図である。
【図2】YUV−RGB変換処理に使用するために、通
常のパレツトRAMを共有させた本発明の第1の実施例
を説明するためのブロツク図である。
【図3】図2の中で1つのブロツクとして示された「バ
ツク・エンド変換」ロジツク回路の詳細を説明するため
のブロツク図である。
【図4】YUV−RGB変換をするのに用いられる一
対、または、それ以上の対のRAMの出力が、同じ処理
に差し向けられた関連するカスケード接続の加算器ネツ
トワークに結合されている本発明の第2の実施例を説明
するためのブロツク図である。
【図5】YUV−RGB変換をするのに用いられる一
対、または、それ以上の対のRAMの出力が、同じ処理
に差し向けられた関連するカスケード接続の加算器ネツ
トワークに結合されている本発明の第2の実施例を説明
するためのブロツク図である。
【図6】カラー・パレツト・エミユレーシヨン・デイス
プレイ・モードをサポートするために、第2の実施例の
回路に用いられたRAMの共有を可能とした図4に示し
た第2の実施例の変形を説明するためのブロツク図であ
る。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU) 11 読取専用メモリ(ROM) 12、34、102、103、106、107、12
0、121、102、103、106、107 ランダ
ム・アクセス・メモリ(RAM) 13 デイスク・ストレージ装置 14 キーボード 15 デイスプレイ・アダプタ 16 デイスプレイ装置 18 バス 30 直並列変換回路 32 直接翻訳回路 36 バツク・エンド変換ロジツク回路 40、140乃至144 マルチプレクサ 41、42、43 デイジタルからアナログ変換回路 66、67、68、77、90、91、92、104、
110乃至112、123、126乃至128、110
乃至112 加算器 70乃至73、76、78、79、84乃至87 ラツ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローデリック・マイケル・ピータース・ウ エスト アメリカ合衆国 バーモント州、コルチェ スター、キャリッジ・ヒル 10

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カラー・イメージ・デイスプレイ・システ
    ムであつて、 カラー・イメージの要素を表わす第1のフオーマツトで
    エンコードされているデータに応答する第1の手段を含
    み、前記第1のフオーマツトは前記カラー・イメージ・
    デイスプレイ・システムによつて直接にデイスプレイす
    ることができないことと、 前記第1のフオーマツトとは異なり、カラー・イメージ
    をデイスプレイするための第2のフオーマツトでエンコ
    ードされたデータに排他的に応答する第2の手段を含
    み、前記第2のフオーマツト中の前記データはデイスプ
    レイされたイメージの独立した画素を含むことと、 前記第2の手段のデイスプレイ動作に対してリアル・タ
    イムの調整によつて、前記ソース・データを前記第2の
    フオーマツト中の対応するデータに変換するための、前
    記第1及び第2の手段の間に接続されたフオーマツト変
    換手段とからなるカラー・イメージ・デイスプレイ・シ
    ステムにおいて、 前記フオーマツト変換手段は、 前記第1のフオーマツトから前記第2のフオーマツトに
    前記データを変換するのに必要とされる変換処理の部分
    を遂行するための、プログラム可能なルツクアツプ・テ
    ーブルを含む少なくとも1つのRAMストレージ・アレ
    イと、 前記変換処理の他の部分を遂行するための、少なくとも
    1つの前記アレイから読み出されたデータを受け取るロ
    ジツク手段とを含むカラー・イメージ・デイスプレイ・
    システム。
  2. 【請求項2】前記第1のフオーマツトはYUVフオーマ
    ツトであり、前記第1のフオーマツトはRGBフオーマ
    ツトである請求項1記載のカラー・イメージ・デイスプ
    レイ・システム。
  3. 【請求項3】前記ロジツク手段はカスケード接続された
    論理的加算器を含む請求項2記載のカラー・イメージ・
    デイスプレイ・システム。
  4. 【請求項4】前記フオーマツト変換手段は、YUV−R
    GB変換処理をサポートするために直接にデイスプレイ
    可能なRGBカラー・データの供給源として交互に使用
    できるパレツト・ストレージRAMを含む請求項2記載
    のカラー・イメージ・デイスプレイ・システム。
  5. 【請求項5】前記フオーマツト変換手段は、 前記第1のフオーマツト中のデータの前記供給源及び前
    記パレツトRAMへの入力と、結果信号を与える出力と
    を有するロジツク回路手段を含み、該ロジツク回路手段
    は、RGBフオーマツトでデイスプレイ可能なイメージ
    の画素を直接に表示する前記出力において結果信号を発
    生するために、前記供給源により供給されたデータと前
    記パレツトRAMから読み出されたデータとを処理する
    ことと、 前記パレツトRAMに接続されたマルチプレクサ手段を
    含み、前記ロジツク回路手段の出力は、前記パレツトR
    AMか、あるいは前記ロジツク回路手段かの何れかから
    排他的に前記イメージ・デイスプレイ手段へデータを選
    択的に与えることとを含む請求項4記載のカラー・イメ
    ージ・デイスプレイ・システム。
  6. 【請求項6】前記第1のフオーマツトはクロミナンス・
    サブ・サンプリングにより発生されるデータを含むYU
    Vフオーマツトであり、前記データは隣り合つた一対の
    イメージ要素の輝度及びクロミナンス属性を共同で定義
    する独立したコンポーネントを含むことと、 前記第1のフオーマツト中の前記データは前記パレツト
    RAM中にストアされた一対の項を連続してアクセスす
    るために使用されることと、 前記ロジツク回路手段はデイスプレイ可能なイメージの
    隣り合うRGB画素を表わす連続する夫々一対の結果信
    号を発生するために、前記一対の項の各々を論理的に処
    理するように構成されていることとを含む請求項5記載
    のカラー・イメージ・デイスプレイ・システム。
  7. 【請求項7】フオーマツト変換手段は、 少なくとも一対のRAMストレージ・アレイを含み、各
    RAMストレージ・アレイの対は独立したYUVイメー
    ジ要素の対応するU及びVコンポーネントを表わすデー
    タを夫々翻訳するように構成されていることと、 前記供給源及びRAMの前記ストレージ・アレイ対の各
    々に接続されており、前記供給源のソース・データによ
    つて表示されたイメージに対応するデイスプレイ可能な
    イメージの対応するエレメントを表わすRGBの結果信
    号を発生するために、夫々の第1論理信号関数に関連し
    たYUVイメージ要素のYコンポーネントを表わす前記
    供給源によつて供給されたデータと前記第1論理信号関
    数とを処理するためのロジツク手段とを含む請求項3記
    載のカラー・イメージ・デイスプレイ・システム。
  8. 【請求項8】自然色のイメージを表わすYUVフオーマ
    ツトのデータをRGBフオーマツトでデイスプレイ可能
    なイメージ・データに変換するための回路において、 前記自然色のイメージ中の画素のU及びVコンポーネン
    トと、予め決められた定数との乗算結果の積を表わした
    情報の1つ、またはそれ以上のルツクアツプ・テーブル
    を含むRAMストレージ手段と、 前記自然色のイメージ中の連続した画素のU及びVコン
    ポーネントを表わした、前記RAMストレージ手段のア
    ドレス用データを印加する手段と、 前記アドレス用データと関連して前記自然色のイメージ
    中の夫々のソース・イメージに対応するデイスプレイ可
    能な画素のRGB属性を表わす信号を発生するために、
    前記アドレス用データに応答して、前記RAMストレー
    ジ手段から読み出された情報に応答するロジツク手段と
    を含むフオーマツト変換回路。
  9. 【請求項9】前記ルツクアツプ・テーブルは、前記デー
    タをアドレスすることのできるU及びVコンポーネント
    のすべての可能性ある値のリニヤ関数を表わすデータを
    含む請求項8記載のフオーマツト変換回路。
  10. 【請求項10】U及びVはYUV画素表示のクロミナン
    ス・コンポーネントとし、FA及びFBは予め決められた
    定数であるとして、前記ルツクアツプ・テーブルはFA
    (V)、FB(V)、FA(U)及びFB(U)を表わす
    値を含む請求項8記載のフオーマツト変換回路。
  11. 【請求項11】前記ルツクアツプ・テーブルは単一のR
    AMの中にストアされており、前記RAMは前記自然色
    のイメージ中の連続した画素の対のU及びVコンポーネ
    ントを表わすデータによつて連続したサイクルでアドレ
    スされることを含む請求項8記載のフオーマツト変換回
    路。
  12. 【請求項12】前記ロジツク手段は、RGBフオーマツ
    トでエンコードされた連続した画素の対のコンポーネン
    トを表わす結果信号を発生するために、連続した前記サ
    イクルにおいて前記単一のRAMから読み出されたデー
    タを加算するための、中間的なラツチのバンクを有する
    カスケード接続された加算器のネツトワークを含み、前
    記結果信号は前記自然色のイメージに対応するデイスプ
    レイ・イメージを発生するために通常のカラー・デイス
    プレイ装置に即時に印加可能であることとを含む請求項
    8記載のフオーマツト変換回路。
  13. 【請求項13】各RAMアレイ対の一方のアレイが前記
    自然色のイメージのUコンポーネントだけに関連付けら
    れたデータを含み、かつ他方のアレイが前記自然色のイ
    メージのVコンポーネントだけに関連付けられたデータ
    を含むように、前記ルツクアツプ・テーブルは、一対、
    またはそれ以上の対のRAMアレイ構成にストアされて
    いることを含む請求項8記載のフオーマツト変換回路。
  14. 【請求項14】RAMアレイの前記アレイ対は、YUV
    −RGB変換モード、パレツト・エミユレーシヨン・モ
    ード及びガンマ訂正モードを含むフオーマツト変換モー
    ドの任意のモードに維持するための異なつたタイプのデ
    ータ値をストアするのに使用することができることを含
    む請求項13記載のフオーマツト変換回路。
  15. 【請求項15】カラー・イメージ・デイスプレイ・シス
    テムであつて、 カラー・イメージの要素を表わす第1のフオーマツトで
    エンコードされているデータに応答する第1の手段を含
    み、前記第1のフオーマツトは前記カラー・イメージ・
    デイスプレイ・システムによつて直接にデイスプレイす
    ることができないことと、 前記第1のフオーマツトとは異なり、カラー・イメージ
    をデイスプレイするための第2のフオーマツトでエンコ
    ードされたデータに排他的に応答する第2の手段を含
    み、前記第2のフオーマツト中の前記データはデイスプ
    レイされたイメージの独立した画素を含むことと、 前記第2の手段のデイスプレイ動作に対してリアル・タ
    イムの調整によつて、前記ソース・データを前記第2の
    フオーマツト中の対応するデータに変換するための、前
    記第1及び第2の手段の間に接続されたフオーマツト変
    換手段とからなるカラー・イメージ・デイスプレイ・シ
    ステムにおいて、 前記フオーマツト変換手段は、 前記第1のフオーマツトから前記第2のフオーマツトに
    前記データを変換するのに必要とされる変換処理の部分
    を遂行するための、プログラム可能なルツクアツプ・テ
    ーブルを含む少なくとも1つのストレージ・アレイと、 前記変換処理の他の部分を遂行するための、少なくとも
    1つの前記ストレージ・アレイから読み出されたデータ
    を受け取るロジツク手段とを含むカラー・イメージ・デ
    イスプレイ・システム。
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