JPH0634876A - 合焦点検出装置 - Google Patents
合焦点検出装置Info
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- JPH0634876A JPH0634876A JP4191990A JP19199092A JPH0634876A JP H0634876 A JPH0634876 A JP H0634876A JP 4191990 A JP4191990 A JP 4191990A JP 19199092 A JP19199092 A JP 19199092A JP H0634876 A JPH0634876 A JP H0634876A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明の合焦点検出装置にあっては、ゼロク
ロス点が高周波帯域で、検出精度が悪化せずに高解像度
の光電変換素子を必要としないために、撮像光学系の1
次結像付近に1次光学系を配置し、この特性を利用して
検出したゼロクロス周波数より合焦点を検出することを
特徴とする。 【構成】第1及び第2の光学系12及び13は、撮像光
学系11のデフォーカス量に応じて多重像を構成する。
光電変換素子14は光分布像を電気信号の像に変換す
る。また、周波数検出装置15は検出像の周波数を検出
し、ゼロクロス検出装置16は上記検出像の周波数成分
よりゼロクロス点を予測検出する。デフォーカス量算出
装置17では撮像光学系11のデフォーカス量を検出
し、ここで算出したデフォーカス量に応じて、駆動装置
18が撮像光学系11を駆動する。
ロス点が高周波帯域で、検出精度が悪化せずに高解像度
の光電変換素子を必要としないために、撮像光学系の1
次結像付近に1次光学系を配置し、この特性を利用して
検出したゼロクロス周波数より合焦点を検出することを
特徴とする。 【構成】第1及び第2の光学系12及び13は、撮像光
学系11のデフォーカス量に応じて多重像を構成する。
光電変換素子14は光分布像を電気信号の像に変換す
る。また、周波数検出装置15は検出像の周波数を検出
し、ゼロクロス検出装置16は上記検出像の周波数成分
よりゼロクロス点を予測検出する。デフォーカス量算出
装置17では撮像光学系11のデフォーカス量を検出
し、ここで算出したデフォーカス量に応じて、駆動装置
18が撮像光学系11を駆動する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は合焦点検出装置に関
し、特に周波数のゼロクロス点を検出して合焦点を検出
する合焦点検出装置に関するものである。
し、特に周波数のゼロクロス点を検出して合焦点を検出
する合焦点検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より使用されている合焦点検出シス
テムとして、撮像光学系の周波数軸のゼロクロス点を検
出して合焦点を検出するものがある。このゼロクロス点
を検出して合焦点を検出する簡単な原理を図13乃至図
15に示す。
テムとして、撮像光学系の周波数軸のゼロクロス点を検
出して合焦点を検出するものがある。このゼロクロス点
を検出して合焦点を検出する簡単な原理を図13乃至図
15に示す。
【0003】図13は被写体像の周波数特性を示し、図
14(a)〜(c)はデフォーカス量に応じた撮像光学
系の周波数特性を示し、更に図15(a)〜(c)はデ
フォーカス量に応じた検出像周波数特性を示している。
これらによると、撮像光学系のデフォーカス量に応じ
て、検出像の周波数軸でのゼロクロス点が変化(デフォ
ーカスすると共にゼロクロス点がz1からz2、z3へ
と変化)することを用いて、デフォーカス量を検出し、
合焦点を検出する。
14(a)〜(c)はデフォーカス量に応じた撮像光学
系の周波数特性を示し、更に図15(a)〜(c)はデ
フォーカス量に応じた検出像周波数特性を示している。
これらによると、撮像光学系のデフォーカス量に応じ
て、検出像の周波数軸でのゼロクロス点が変化(デフォ
ーカスすると共にゼロクロス点がz1からz2、z3へ
と変化)することを用いて、デフォーカス量を検出し、
合焦点を検出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、撮像光学系
は高い解像度が要求されており、周波数軸のゼロクロス
点は非常に高周波数側に設定されている。また、デフォ
ーカス状態に於いても、像がきれいにぼける用に周波数
軸での折り返しが少なくなるように設計される。
は高い解像度が要求されており、周波数軸のゼロクロス
点は非常に高周波数側に設定されている。また、デフォ
ーカス状態に於いても、像がきれいにぼける用に周波数
軸での折り返しが少なくなるように設計される。
【0005】上記撮像光学系のゼロクロス点を検出する
場合は、被写体の周波数成分の少ない高周波数側(図1
3)で、且つ折り返し成分の少ない状態(図14)で合
焦点を検出する必要があった。このため、被写体の周波
数、ノイズの影響を大きく受けるので、検出精度が悪化
し、S/Nが悪い状態となる。また、高周波数成分を検
出できるような高解像度の光電変換素子が必要となるも
のであった。
場合は、被写体の周波数成分の少ない高周波数側(図1
3)で、且つ折り返し成分の少ない状態(図14)で合
焦点を検出する必要があった。このため、被写体の周波
数、ノイズの影響を大きく受けるので、検出精度が悪化
し、S/Nが悪い状態となる。また、高周波数成分を検
出できるような高解像度の光電変換素子が必要となるも
のであった。
【0006】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、ゼロクロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、ノ
イズの影響を受けても検出精度が悪化せず、また高解像
度の光電変換素子を必要としない合焦点検出装置を提供
することを目的とする。
で、ゼロクロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、ノ
イズの影響を受けても検出精度が悪化せず、また高解像
度の光電変換素子を必要としない合焦点検出装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、撮
像光学系と、撮像光学系の1次結像付近の位置で、デフ
ォーカスに応じて像を複数方向にシフトする光学系と、
上記撮像光学系と上記光学系を通過した被写体光を電気
信号に変換する光電変換素子と、光電変換素子から出力
される上記電気信号により像の周波数成分を検出する周
波数検出手段と、この周波数検出手段の検出周波数成分
より周波数成分のゼロクロス周波数を検出するゼロクロ
ス検出手段と、このゼロクロス検出手段より検出された
ゼロクロス周波数より上記撮像光学系のデフォーカス量
を検出するデフォーカス量検出手段とを具備することを
特徴とする。
像光学系と、撮像光学系の1次結像付近の位置で、デフ
ォーカスに応じて像を複数方向にシフトする光学系と、
上記撮像光学系と上記光学系を通過した被写体光を電気
信号に変換する光電変換素子と、光電変換素子から出力
される上記電気信号により像の周波数成分を検出する周
波数検出手段と、この周波数検出手段の検出周波数成分
より周波数成分のゼロクロス周波数を検出するゼロクロ
ス検出手段と、このゼロクロス検出手段より検出された
ゼロクロス周波数より上記撮像光学系のデフォーカス量
を検出するデフォーカス量検出手段とを具備することを
特徴とする。
【0008】
【作用】この発明の合焦点検出装置にあっては、撮像光
学系の1次結像付近でデフォーカス量に応じて像のシフ
ト量を変化させる1次光学系を配置する。そして、上記
撮像光学系と1次光学系を通過した被写体光を、光電変
換素子で電気信号に変換する。この光電変換素子から出
力される上記電気信号により、周波数検出手段で像の周
波数成分を検出すると、この検出周波数成分より周波数
成分のゼロクロス周波数を検出する。これにより、1次
光学系の特性を利用して検出したゼロクロス周波数より
合焦点を検出する。
学系の1次結像付近でデフォーカス量に応じて像のシフ
ト量を変化させる1次光学系を配置する。そして、上記
撮像光学系と1次光学系を通過した被写体光を、光電変
換素子で電気信号に変換する。この光電変換素子から出
力される上記電気信号により、周波数検出手段で像の周
波数成分を検出すると、この検出周波数成分より周波数
成分のゼロクロス周波数を検出する。これにより、1次
光学系の特性を利用して検出したゼロクロス周波数より
合焦点を検出する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。
明する。
【0010】初めに、図2及び図3を参照して、この発
明の原理の概略を説明する。図2は撮像光学系で被写体
像が横ずれする様子を示したもので、(a)は合焦状
態、(b)は少しデフォーカス状態、(c)は更にデフ
ォーカス状態である。図2(b)及び(c)は、被写体
像が2重に重なった多重像として検出される。
明の原理の概略を説明する。図2は撮像光学系で被写体
像が横ずれする様子を示したもので、(a)は合焦状
態、(b)は少しデフォーカス状態、(c)は更にデフ
ォーカス状態である。図2(b)及び(c)は、被写体
像が2重に重なった多重像として検出される。
【0011】一方、図3は撮像光学系のデフォーカス量
に応じて第1の光学系が横ずれした場合の周波数伝達特
性を示している。図3(a)は元の像に影響を与えない
特性を有し、図3(b)及び(c)は元の像の周波数に
乗算され、撮像光学系のデフォーカス量に対応して所定
の周波数にゼロクロス点(M2,M3)が発生した状態
を示している。
に応じて第1の光学系が横ずれした場合の周波数伝達特
性を示している。図3(a)は元の像に影響を与えない
特性を有し、図3(b)及び(c)は元の像の周波数に
乗算され、撮像光学系のデフォーカス量に対応して所定
の周波数にゼロクロス点(M2,M3)が発生した状態
を示している。
【0012】この発明は、第1の光学系によって発生し
た撮像光学系のデフォーカス量に応じたずれ量を、周波
数軸のゼロクロス点を検出することで検出し、1面の検
出映像より撮像光学系のデフォーカス量を検出する方式
である。また、第1の光学系で、撮像光学系のデフォー
カス量に応じてゼロクロス点を所定の周波数に設定する
ことができる。
た撮像光学系のデフォーカス量に応じたずれ量を、周波
数軸のゼロクロス点を検出することで検出し、1面の検
出映像より撮像光学系のデフォーカス量を検出する方式
である。また、第1の光学系で、撮像光学系のデフォー
カス量に応じてゼロクロス点を所定の周波数に設定する
ことができる。
【0013】また、本方式はデフォーカス量を像のずれ
に変換し、ずれ量を周波数軸で検出するので、マスク処
理等が不用であり、更に1面でデフォーカス量を検出す
るので光路差による影響もない。図1は、この発明の合
焦点検出装置の第1の実施例としての概念を示すブロッ
ク図である。
に変換し、ずれ量を周波数軸で検出するので、マスク処
理等が不用であり、更に1面でデフォーカス量を検出す
るので光路差による影響もない。図1は、この発明の合
焦点検出装置の第1の実施例としての概念を示すブロッ
ク図である。
【0014】同図に於いて、合焦点検出装置は、撮像光
学系11と、この撮像光学系11のデフォーカス量に応
じて多重像を構成する第1の光学系12及び第2の光学
系13と、光分布像を電気信号の像に変換する光電変換
素子14を有している。またこの合焦装置は、検出像の
周波数を検出する周波数検出装置15と、検出像の周波
数成分よりゼロクロス点を予測検出するゼロクロス検出
装置16と、撮像光学系11のデフォーカス量を検出す
るデフォーカス量算出装置17と、算出したデフォーカ
ス量に応じて撮像光学系11を駆動する駆動装置18で
構成されている。
学系11と、この撮像光学系11のデフォーカス量に応
じて多重像を構成する第1の光学系12及び第2の光学
系13と、光分布像を電気信号の像に変換する光電変換
素子14を有している。またこの合焦装置は、検出像の
周波数を検出する周波数検出装置15と、検出像の周波
数成分よりゼロクロス点を予測検出するゼロクロス検出
装置16と、撮像光学系11のデフォーカス量を検出す
るデフォーカス量算出装置17と、算出したデフォーカ
ス量に応じて撮像光学系11を駆動する駆動装置18で
構成されている。
【0015】このような構成に於いて、第1の光学系1
2で撮像光学系11のデフォーカス量に応じて被写体像
がずらして多重像が構成され、この第1の光学系12に
て作成された像が第2の光学系13を経て光電変換素子
14に導かれる。この光電変換素子14では、光分布像
が電気信号の像に変換される。そして、光電変換素子1
4からの信号より周波数検出装置15にて検出像の周波
数が検出され、加えて検出像の周波数成分からゼロクロ
ス検出装置16にてゼロクロス点が予測検出される。デ
フォーカス量算出装置17では、検出したゼロクロス点
より撮像光学系11のデフォーカス量を検出すると共
に、算出した撮像光学系11のデフォーカス量に応じて
駆動装置18を介して撮像光学系11を駆動する。こう
して、1面の光電変換素子にて光量を無駄にすることな
くデフォーカス量を算出することができる。次に、この
発明の合焦点検出装置をカメラに応用した第2の実施例
について説明する。
2で撮像光学系11のデフォーカス量に応じて被写体像
がずらして多重像が構成され、この第1の光学系12に
て作成された像が第2の光学系13を経て光電変換素子
14に導かれる。この光電変換素子14では、光分布像
が電気信号の像に変換される。そして、光電変換素子1
4からの信号より周波数検出装置15にて検出像の周波
数が検出され、加えて検出像の周波数成分からゼロクロ
ス検出装置16にてゼロクロス点が予測検出される。デ
フォーカス量算出装置17では、検出したゼロクロス点
より撮像光学系11のデフォーカス量を検出すると共
に、算出した撮像光学系11のデフォーカス量に応じて
駆動装置18を介して撮像光学系11を駆動する。こう
して、1面の光電変換素子にて光量を無駄にすることな
くデフォーカス量を算出することができる。次に、この
発明の合焦点検出装置をカメラに応用した第2の実施例
について説明する。
【0016】図4は、同実施例の構成を示すブロック図
である。同図に於いて、この合焦点検出装置は、撮影レ
ンズ19と、位相光学素子20と、リレー光学系21
と、例えばCCD等で構成されるセンサ22と、I/F
回路23と、FCPU24と、このFCPU24の制御
信号にてモータ25を駆動するモータドライブ回路26
と、LCD27及びカメラ全体を制御するMCPU28
で構成されている。
である。同図に於いて、この合焦点検出装置は、撮影レ
ンズ19と、位相光学素子20と、リレー光学系21
と、例えばCCD等で構成されるセンサ22と、I/F
回路23と、FCPU24と、このFCPU24の制御
信号にてモータ25を駆動するモータドライブ回路26
と、LCD27及びカメラ全体を制御するMCPU28
で構成されている。
【0017】上記位相光学素子20は、撮影レンズ19
の1次結像位置と等価に位置に、被写体像をずらして多
重像を作成するためのものである。この位相光学素子2
0は、同実施例ではマイクロプリズムを使用している
が、これに限られずに、例えば回析格子を使用してもよ
い。リレー光学系21は、こうして位相光学素子20に
より作成された多重像をセンサ22に導くものである。
の1次結像位置と等価に位置に、被写体像をずらして多
重像を作成するためのものである。この位相光学素子2
0は、同実施例ではマイクロプリズムを使用している
が、これに限られずに、例えば回析格子を使用してもよ
い。リレー光学系21は、こうして位相光学素子20に
より作成された多重像をセンサ22に導くものである。
【0018】上記I/F回路23は、FCPU24の制
御信号に応じて光電変換を行わせるベクトル制御信号を
センサ22に制御信号を送ると共に、センサ22のアナ
ログ信号を増幅、A/D変換してFCPU24に像信号
をデジタル信号として送る。
御信号に応じて光電変換を行わせるベクトル制御信号を
センサ22に制御信号を送ると共に、センサ22のアナ
ログ信号を増幅、A/D変換してFCPU24に像信号
をデジタル信号として送る。
【0019】FCPU24は、撮影レンズ19の情報
(絞り値、焦点距離(f値)情報、現在のレンズ停止位
置等)を撮影レンズ19より読取り、センサ制御の信
号、像信号をI/F回路23と相互通信する。そして、
検出像信号より検出像の周波数成分を検出し、検出周波
数よりゼロクロス点を予測検出し、更にゼロクロス周波
数より撮影レンズ19のデフォーカス量を求めてモータ
ドライブ回路26を制御する。また、合焦時にはLCD
27に合焦表示をし、加えてカメラの合焦点検出以外の
シーケンスを制御するMCPU28と相互通信を行う。
尚、モータ25は、モータドライブ回路26の制御信号
にて撮影レンズ19を駆動するようになっている。
(絞り値、焦点距離(f値)情報、現在のレンズ停止位
置等)を撮影レンズ19より読取り、センサ制御の信
号、像信号をI/F回路23と相互通信する。そして、
検出像信号より検出像の周波数成分を検出し、検出周波
数よりゼロクロス点を予測検出し、更にゼロクロス周波
数より撮影レンズ19のデフォーカス量を求めてモータ
ドライブ回路26を制御する。また、合焦時にはLCD
27に合焦表示をし、加えてカメラの合焦点検出以外の
シーケンスを制御するMCPU28と相互通信を行う。
尚、モータ25は、モータドライブ回路26の制御信号
にて撮影レンズ19を駆動するようになっている。
【0020】図5は、カメラの実装状態を示した概略構
成図である。撮影レンズ19を通過した被写体光束は、
ハーフミラー29にてファインダ30をはじめとするフ
ァインダ系と、AF(オートフォーカス)系に分割され
る。AF系は、ミラー31と、位相光学素子20と、縮
小光学系32と、AFミラー33及び2次元センサ34
より構成される。次に、同実施例の動作について説明す
る。図6は、このように構成されたカメラ側のシーケン
スを説明するフローチャートである。
成図である。撮影レンズ19を通過した被写体光束は、
ハーフミラー29にてファインダ30をはじめとするフ
ァインダ系と、AF(オートフォーカス)系に分割され
る。AF系は、ミラー31と、位相光学素子20と、縮
小光学系32と、AFミラー33及び2次元センサ34
より構成される。次に、同実施例の動作について説明す
る。図6は、このように構成されたカメラ側のシーケン
スを説明するフローチャートである。
【0021】AFシーケンスがスタートされると、ステ
ップS1にてイニシャライズ(フラグCCF等を0に設
定)され、次いでステップS2にて撮影レンズ情報(焦
点距離(f値)、絞り値、現在位置等)が読込まれる。
そして、ステップS3にてセンサの積分制御がなされ、
ステップS4でセンサからの映像信号がデジタル値とし
て読出される。
ップS1にてイニシャライズ(フラグCCF等を0に設
定)され、次いでステップS2にて撮影レンズ情報(焦
点距離(f値)、絞り値、現在位置等)が読込まれる。
そして、ステップS3にてセンサの積分制御がなされ、
ステップS4でセンサからの映像信号がデジタル値とし
て読出される。
【0022】ステップS5では、読出された映像信号よ
りフォーカスエリアに対応する領域の信号が切出され、
その領域の周波数成分が検出される。続いてステップS
6にて、検出された周波数成分からゼロクロス点の周波
数fが予測検出される。このステップS5で検出された
ゼロクロス周波数fより、ステップS7にてデフォーカ
ス量defが求められる。このデフォーカス量def
は、撮影レンズ19に対応したデフォーカス量検出テー
ブルを参照して求められる。
りフォーカスエリアに対応する領域の信号が切出され、
その領域の周波数成分が検出される。続いてステップS
6にて、検出された周波数成分からゼロクロス点の周波
数fが予測検出される。このステップS5で検出された
ゼロクロス周波数fより、ステップS7にてデフォーカ
ス量defが求められる。このデフォーカス量def
は、撮影レンズ19に対応したデフォーカス量検出テー
ブルを参照して求められる。
【0023】そして、ステップS8に於いて、検出デフ
ォーカス量defが所定値εと比較判定が行われる。
尚、εは撮影絞り値(Fno)にて決定される。ここ
で、def<εでない場合は、ステップS9に進んでフ
ラグCCFの判定が行われる。ここで、デフォーカスの
方向が未定の場合は、CCF=0となる。このステップ
S9で、フラグCCF=1でない場合は、ステップS1
0に進んでデフォーカス量defがdef1に格納され
る。次いで、フラブCCF=1に設定され、ステップS
12にて撮影レンズ19が少し駆動(レンズ駆動A:所
定の駆動量△)される。その後、ステップS3へ移行す
る。
ォーカス量defが所定値εと比較判定が行われる。
尚、εは撮影絞り値(Fno)にて決定される。ここ
で、def<εでない場合は、ステップS9に進んでフ
ラグCCFの判定が行われる。ここで、デフォーカスの
方向が未定の場合は、CCF=0となる。このステップ
S9で、フラグCCF=1でない場合は、ステップS1
0に進んでデフォーカス量defがdef1に格納され
る。次いで、フラブCCF=1に設定され、ステップS
12にて撮影レンズ19が少し駆動(レンズ駆動A:所
定の駆動量△)される。その後、ステップS3へ移行す
る。
【0024】上記ステップS9に於いて、フラグCCF
=1の場合は、ステップS13に移行して撮影レンズ1
9の駆動方向が決定される。次いで、ステップS14に
て、撮影光学系が上記デフォーカス量defに応じて駆
動される。そして、ステップS15にてフラグCCFが
CCF=0に設定された後、ステップS3に移行する。
=1の場合は、ステップS13に移行して撮影レンズ1
9の駆動方向が決定される。次いで、ステップS14に
て、撮影光学系が上記デフォーカス量defに応じて駆
動される。そして、ステップS15にてフラグCCFが
CCF=0に設定された後、ステップS3に移行する。
【0025】また、上記ステップS8に於いて、def
<εであった場合は、合焦状態と判定される。したがっ
て、ステップS16に移行して合焦表示が行われ、本シ
ーケンスが終了される。図7は、周波数検出のサブルー
チン“周波数検出”のシーケンスを示したものである。
<εであった場合は、合焦状態と判定される。したがっ
て、ステップS16に移行して合焦表示が行われ、本シ
ーケンスが終了される。図7は、周波数検出のサブルー
チン“周波数検出”のシーケンスを示したものである。
【0026】サブルーチンプログラム“周波数検出”が
スタートされると、ステップS21にて、フォーカス領
域の信号の読出しが行われる。具体的には、データがD
(i,j)に格納される(但し、i,jは0<i≦m,
0<j≦mの乗数の整数)。次いで、ステップS22に
て、データが1次元化データE(i)に投影変換され
る。
スタートされると、ステップS21にて、フォーカス領
域の信号の読出しが行われる。具体的には、データがD
(i,j)に格納される(但し、i,jは0<i≦m,
0<j≦mの乗数の整数)。次いで、ステップS22に
て、データが1次元化データE(i)に投影変換され
る。
【0027】この後、ステップS23で、上記E(i)
データにて周波数検出が、FFT(Fast Four
ier Transform)処理にて行われる。そし
て、ステップS24にて、検出周波数成分がF(k)に
格納され、本シーケスが終了される。ここで、kは1〜
m/2の整数であり、1が最低周波数に対応し、m/2
が最高周波数に対応する。図8は、ゼロクロス点予測検
出のサブルーチンプログラム“ゼロクロス点検出”のシ
ーケンスを示したものである。
データにて周波数検出が、FFT(Fast Four
ier Transform)処理にて行われる。そし
て、ステップS24にて、検出周波数成分がF(k)に
格納され、本シーケスが終了される。ここで、kは1〜
m/2の整数であり、1が最低周波数に対応し、m/2
が最高周波数に対応する。図8は、ゼロクロス点予測検
出のサブルーチンプログラム“ゼロクロス点検出”のシ
ーケンスを示したものである。
【0028】サブルーチンプログラム“ゼロクロス点検
出”がスタートされると、ステップS31にてイニシャ
ライズがなされ、ステップS32にて検出周波数F
(1)が変数MINに格納される。そして、ステップS
33で変数Kに2が格納された後、ステップS34に於
いて,検出周波数F(k)の大きさがδ(δは所定値)
と比較判定される。
出”がスタートされると、ステップS31にてイニシャ
ライズがなされ、ステップS32にて検出周波数F
(1)が変数MINに格納される。そして、ステップS
33で変数Kに2が格納された後、ステップS34に於
いて,検出周波数F(k)の大きさがδ(δは所定値)
と比較判定される。
【0029】このステップS34に於いて、F(k)<
δでないと場合、次のステップS35に於いてF(K)
とMIN値の比較が行われる。ここで、F(K)<MI
Nの場合は、ステップS36に進んで変数MINにF
(K)が格納され、更にステップS37で変数Kがイン
クリメントされた後、ステップS34に戻る。
δでないと場合、次のステップS35に於いてF(K)
とMIN値の比較が行われる。ここで、F(K)<MI
Nの場合は、ステップS36に進んで変数MINにF
(K)が格納され、更にステップS37で変数Kがイン
クリメントされた後、ステップS34に戻る。
【0030】一方、上記ステップS35にてF(k)<
MINの場合、ステップS38に移行してF(k)とF
(kー2)の大小比較が行われる。この比較結果によっ
て、ステップS39またはステップS40に進んで、そ
れぞれゼロクロス点fが1次式にて予測検出される。
MINの場合、ステップS38に移行してF(k)とF
(kー2)の大小比較が行われる。この比較結果によっ
て、ステップS39またはステップS40に進んで、そ
れぞれゼロクロス点fが1次式にて予測検出される。
【0031】また、上記ステップS34にて、F(k)
<δの場合は、ほぼゼロクロス点として判定され、ステ
ップS41に移行してf=kとされる。その後、本シー
ケンスが終了される。図9は、撮影レンズ19の駆動方
向を決定するサブルーチンプログラム“レンズ駆動方向
決定”のシーケンスを示したものである。
<δの場合は、ほぼゼロクロス点として判定され、ステ
ップS41に移行してf=kとされる。その後、本シー
ケンスが終了される。図9は、撮影レンズ19の駆動方
向を決定するサブルーチンプログラム“レンズ駆動方向
決定”のシーケンスを示したものである。
【0032】サブルーチンプログラム“レンズ駆動方向
決定”がスタートされると、ステップS51に於いて、
検出デフォーカス量def,def1の大小比較が行わ
れる。ここで、def>def1の場合、ステップS5
2に移行してレンズ駆動Aと逆方向に設定される。一
方、上記ステップS51で、def>def1でない場
合は、ステップS53に移行してレンズ駆動Aと同方向
に設定される。これらの後、本シーケスが終了される。
決定”がスタートされると、ステップS51に於いて、
検出デフォーカス量def,def1の大小比較が行わ
れる。ここで、def>def1の場合、ステップS5
2に移行してレンズ駆動Aと逆方向に設定される。一
方、上記ステップS51で、def>def1でない場
合は、ステップS53に移行してレンズ駆動Aと同方向
に設定される。これらの後、本シーケスが終了される。
【0033】同実施例によれば、1面センサにて光量を
ロスすることなくデフォーカス量を検出することができ
るので、高速合焦点検出が可能となる。また、デフォー
カス量をずれ変換し、このずれ量を周波数軸で検出する
ので周波数検出時のマスク処理が不用になる。
ロスすることなくデフォーカス量を検出することができ
るので、高速合焦点検出が可能となる。また、デフォー
カス量をずれ変換し、このずれ量を周波数軸で検出する
ので周波数検出時のマスク処理が不用になる。
【0034】更に、同実施例では、周波数検出に於いて
FFTを用いたが、各周波数の成分が検出できる方式で
あればFFTにとらわれる必要はない。また、図7に示
されるサブルーチンでは、画像を1方向に1次元投影を
行ったが、2方向に1次元投影をしてもよい。また、投
影しない状態で処理してもよい。
FFTを用いたが、各周波数の成分が検出できる方式で
あればFFTにとらわれる必要はない。また、図7に示
されるサブルーチンでは、画像を1方向に1次元投影を
行ったが、2方向に1次元投影をしてもよい。また、投
影しない状態で処理してもよい。
【0035】尚、上述した実施例では、撮影レンズを駆
動して2面を検出しているが、図10に示されるよう
に、2次結像位置に位相光学素子を光路差を設けた位置
に配置し、2つの光路差を有する像より検出してもよい
ものである。また、上述した実施例の位相光学素子を、
図11、図12に示されるもので置換えてもよいもので
ある。
動して2面を検出しているが、図10に示されるよう
に、2次結像位置に位相光学素子を光路差を設けた位置
に配置し、2つの光路差を有する像より検出してもよい
ものである。また、上述した実施例の位相光学素子を、
図11、図12に示されるもので置換えてもよいもので
ある。
【0036】例えば、図11に於いては、フィルム等価
面近傍に像を伝達するコンデンサレンズCLが配置さ
れ、セパレータレンズSL1、SL2にて撮影光学系の
異なった瞳の情報のみが抜出され、ミラーM1、M2、
M3、M4にてセンサ35上に多重像が構成される。こ
こで構成される多重像は、合焦時には像ずれのない像が
構成されるようにする。
面近傍に像を伝達するコンデンサレンズCLが配置さ
れ、セパレータレンズSL1、SL2にて撮影光学系の
異なった瞳の情報のみが抜出され、ミラーM1、M2、
M3、M4にてセンサ35上に多重像が構成される。こ
こで構成される多重像は、合焦時には像ずれのない像が
構成されるようにする。
【0037】また、図12(a)は、フィルム等価面近
傍に像を伝達するコンデンサCLが配置され、セパレー
タレンズSLと絞りマスクFMにて、異なった瞳の情報
のみがセンサ35に導かれるようになっている。図12
(b)は、上記絞りマスクFMの一例を示したものであ
る。
傍に像を伝達するコンデンサCLが配置され、セパレー
タレンズSLと絞りマスクFMにて、異なった瞳の情報
のみがセンサ35に導かれるようになっている。図12
(b)は、上記絞りマスクFMの一例を示したものであ
る。
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ゼロク
ロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、ノイズの影響
を受けても検出精度が悪化せず、また高解像度の光電変
換素子を必要としない合焦点検出装置を提供することが
でき、広視野の場合でも簡単な構成にて高速に合焦点を
検出を行うことが可能となる。
ロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、ノイズの影響
を受けても検出精度が悪化せず、また高解像度の光電変
換素子を必要としない合焦点検出装置を提供することが
でき、広視野の場合でも簡単な構成にて高速に合焦点を
検出を行うことが可能となる。
【図1】この発明の合焦点検出装置の第1の実施例とし
ての概念を示すブロック図である。
ての概念を示すブロック図である。
【図2】この発明の原理の概略を説明するもので、撮像
光学系に於いて被写体像が横ずれする様子を示した図で
ある。
光学系に於いて被写体像が横ずれする様子を示した図で
ある。
【図3】この発明の原理の概略を説明するもので、撮像
光学系のデフォーカス量に応じて第1の光学系が横ずれ
した場合の周波数伝達特性を示した図である。
光学系のデフォーカス量に応じて第1の光学系が横ずれ
した場合の周波数伝達特性を示した図である。
【図4】この発明の合焦点検出装置をカメラに応用した
第2の実施例の構成を示すブロック図である。
第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図5】カメラの実装状態を示した概略構成図である。
【図6】第2の実施例でカメラ側のシーケンスを説明す
るフローチャートである。
るフローチャートである。
【図7】周波数検出のサブルーチン“周波数検出”のシ
ーケンスを示したものである。
ーケンスを示したものである。
【図8】ゼロクロス点予測検出のサブルーチンプログラ
ム“ゼロクロス点検出”のシーケンスを示したものであ
る。
ム“ゼロクロス点検出”のシーケンスを示したものであ
る。
【図9】撮影レンズ19の駆動方向を決定するサブルー
チンプログラム“レンズ駆動方向決定”のシーケンスを
示したものである。
チンプログラム“レンズ駆動方向決定”のシーケンスを
示したものである。
【図10】この発明の第3の実施例で、2次結像位置に
位相光学素子を光路差を設けた位置に配置した例を示し
た図である。
位相光学素子を光路差を設けた位置に配置した例を示し
た図である。
【図11】この発明の第4の実施例として位相光学素子
を置換えた例を示した図である。
を置換えた例を示した図である。
【図12】この発明の第5の実施例として位相光学素子
を置換えた例を示した図である。
を置換えた例を示した図である。
【図13】ゼロクロス点を検出して合焦点を検出する簡
単な原理図で、被写体像の周波数特性を示した図であ
る。
単な原理図で、被写体像の周波数特性を示した図であ
る。
【図14】ゼロクロス点を検出して合焦点を検出する簡
単な原理図で、デフォーカス量に応じた撮像光学系の周
波数特性を示した図である。
単な原理図で、デフォーカス量に応じた撮像光学系の周
波数特性を示した図である。
【図15】ゼロクロス点を検出して合焦点を検出する簡
単な原理図で、デフォーカス量に応じた検出像周波数特
性を示した図である。
単な原理図で、デフォーカス量に応じた検出像周波数特
性を示した図である。
11…撮像光学系、12…第1の光学系、13…第2の
光学系、14…光電変換素子、15…周波数検出装置、
16…ゼロクロス検出装置、17…デフォーカス量算出
装置、18…駆動装置、19…撮影レンズ、20…位相
光学素子、21…リレー光学系、22…センサ、23…
I/F回路、24…FCPU、25…モータ、26…モ
ータドライブ回路、27…LCD、28…MCPU、2
9…ハーフミラー、30…ファインダ、31…ミラー、
32…縮小光学系、33…AFミラー、34…2次元セ
ンサ。
光学系、14…光電変換素子、15…周波数検出装置、
16…ゼロクロス検出装置、17…デフォーカス量算出
装置、18…駆動装置、19…撮影レンズ、20…位相
光学素子、21…リレー光学系、22…センサ、23…
I/F回路、24…FCPU、25…モータ、26…モ
ータドライブ回路、27…LCD、28…MCPU、2
9…ハーフミラー、30…ファインダ、31…ミラー、
32…縮小光学系、33…AFミラー、34…2次元セ
ンサ。
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 合焦点検出装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、撮像光学系のゼロクロス点が高周波帯域で、被写体
の周波数、ノイズの影響を受けても検出精度が悪化せ
ず、また高解像度の光電変換素子を必要としない合焦点
検出装置を提供することを目的とする。
で、撮像光学系のゼロクロス点が高周波帯域で、被写体
の周波数、ノイズの影響を受けても検出精度が悪化せ
ず、また高解像度の光電変換素子を必要としない合焦点
検出装置を提供することを目的とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】このような構成に於いて、第1の光学系1
2で撮像光学系11のデフォーカス量に応じて被写体像
がずらされて多重像が構成され、この第1の光学系12
にて作成された像が第2の光学案13を経て光電変換素
子14に導かれる。この光電変換素子14では、光分布
像が電気信号の像に変換される。そして、光電変換素子
14からの信号より周波数検出装置15にて検出像の周
波数が検出され、加えて検出像の周波数成分からゼロク
ロス検出装置16にてゼロクロス点が予測検出される。
デフォーカス量算出装置17では、検出したゼロクロス
点より撮像光学系11のデフォーカス量を検出すると共
に、算出した撮像光学系11のデフォーカス量に応じて
駆動装置18を介して撮像光学系11を駆動する。こう
して、1面の光電変換素子にて光量を無駄にすることな
くデフォーカス量を算出することができる。次に、この
発明の合焦点検出装置をカメラに応用した第2の実施例
について説明する。
2で撮像光学系11のデフォーカス量に応じて被写体像
がずらされて多重像が構成され、この第1の光学系12
にて作成された像が第2の光学案13を経て光電変換素
子14に導かれる。この光電変換素子14では、光分布
像が電気信号の像に変換される。そして、光電変換素子
14からの信号より周波数検出装置15にて検出像の周
波数が検出され、加えて検出像の周波数成分からゼロク
ロス検出装置16にてゼロクロス点が予測検出される。
デフォーカス量算出装置17では、検出したゼロクロス
点より撮像光学系11のデフォーカス量を検出すると共
に、算出した撮像光学系11のデフォーカス量に応じて
駆動装置18を介して撮像光学系11を駆動する。こう
して、1面の光電変換素子にて光量を無駄にすることな
くデフォーカス量を算出することができる。次に、この
発明の合焦点検出装置をカメラに応用した第2の実施例
について説明する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】サブルーチンプログラム“周波数検出”が
スタートされると、ステップS21にて、フォーカス領
域の信号の読出しが行われる。具体的には、データがD
(i,j)に格納される(但し、i,jは0<i≦m,
0<j<nで2の乗数の整数)。次いで、ステップS2
2にて、データが1次元化データE(i)に投影変換さ
れる。
スタートされると、ステップS21にて、フォーカス領
域の信号の読出しが行われる。具体的には、データがD
(i,j)に格納される(但し、i,jは0<i≦m,
0<j<nで2の乗数の整数)。次いで、ステップS2
2にて、データが1次元化データE(i)に投影変換さ
れる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、撮影レ
ンズのゼロクロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、
ノイズの影響を受けても検出精度が悪化せず、また高解
像度の光電変換素子を必要としない合焦点検出装置を提
供することができ、広視野の場合でも簡単な構成にて高
速に合焦点を検出を行うことが可能となる。
ンズのゼロクロス点が高周波帯域で、被写体の周波数、
ノイズの影響を受けても検出精度が悪化せず、また高解
像度の光電変換素子を必要としない合焦点検出装置を提
供することができ、広視野の場合でも簡単な構成にて高
速に合焦点を検出を行うことが可能となる。
Claims (1)
- 【請求項1】 撮像光学系と、 撮像光学系の1次結像付近の位置で、デフォーカスに応
じて像を複数方向にシフトする光学系と、 上記撮像光学系と上記光学系を通過した被写体光を電気
信号に変換する光電変換素子と、 光電変換素子から出力される上記電気信号により像の周
波数成分を検出する周波数検出手段と、 この周波数検出手段の検出周波数成分より周波数成分の
ゼロクロス周波数を検出するゼロクロス検出手段と、 このゼロクロス検出手段より検出されたゼロクロス周波
数より上記撮像光学系のデフォーカス量を検出するデフ
ォーカス量検出手段とを具備することを特徴とする合焦
点検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191990A JPH0634876A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 合焦点検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4191990A JPH0634876A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 合焦点検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0634876A true JPH0634876A (ja) | 1994-02-10 |
Family
ID=16283787
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4191990A Pending JPH0634876A (ja) | 1992-07-20 | 1992-07-20 | 合焦点検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634876A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133642A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Tokyo Institute Of Technology | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理プログラム |
-
1992
- 1992-07-20 JP JP4191990A patent/JPH0634876A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009133642A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Tokyo Institute Of Technology | 画像処理装置、撮像装置及び画像処理プログラム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010327 |