JPH0634869Y2 - 乾燥治具 - Google Patents

乾燥治具

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JPH0634869Y2
JPH0634869Y2 JP6508487U JP6508487U JPH0634869Y2 JP H0634869 Y2 JPH0634869 Y2 JP H0634869Y2 JP 6508487 U JP6508487 U JP 6508487U JP 6508487 U JP6508487 U JP 6508487U JP H0634869 Y2 JPH0634869 Y2 JP H0634869Y2
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JP
Japan
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nets
pipe
drying jig
net
printed wiring
Prior art date
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Application number
JP6508487U
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JPS63173375U (ja
Inventor
三男 山口
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NEC Corp
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NEC Corp
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は乾燥治具、特に流動性を有するインクを塗布し
た印刷配線板を水平状態に保持して乾燥させる乾燥治具
に関する。
[従来の技術] 従来、流動性を有するインクを塗布した印刷配線板を水
平状態に保持して乾燥させる乾燥治具は、第6図に示す
ように丸棒を格子状に交差させ、その交点を溶接した棚
網12を、キャスター13を取り付けた架台14に多段に設け
た構造のドライラック15からなり、格段の棚網12に印刷
配線板10を搭載し、このドライラック15を乾燥炉内に入
れて乾燥を行なうもの、或いは第7図に示すように断面
コ字状枠16を対面して多段に設けた構造のもので、対面
する一対の枠16,16で印刷配線板10の端部を保持し、こ
の乾燥治具17を乾燥炉内に入れて乾燥を行なっている。
[考案が解決しようとする問題点] 上述したドライラック15または乾燥治具17を用いて印刷
配線板9の乾燥を行なう場合、次の問題が生じる。すな
わち、 (ア)ドライラック15ではインクが塗布された印刷配線
板10を自動で棚網12に搭載するのは困難であり、またコ
ンベア搬送型の乾燥炉の乾燥治具として用いるには、重
量が重く体積も大きくその分の熱負荷も多くなる。
(イ)乾燥治具17は印刷配線板10の厚みが薄くなるほ
ど、下方に向って反りが発生し、乾燥温度によっては反
りが戻らなくなる。
等の欠点があった。
本考案の目的はこれら従来欠点を除去した乾燥治具を提
供することにある。
[考案の従来技術に対する相違点] 上述した従来の乾燥治具に対し、本考案は軽量化を図る
とともに、搬送ベルトの駆動による自動搭載を実現する
という独創的内容を有する。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本考案に係る乾燥治具は、支
柱(7)及びカラー(6)と、棚網(1)とを有する乾
燥治具であって、 支柱(7)は、棚網(1)を上下に複数段支持するもの
であり、 カラー(6)は、支柱(7)に支持された上下の棚網
(1)間を所定の間隔に保持するものであり、 各段の棚網(1)は、印刷配線板を支持する1対の網
(1a,1a)からなり、 1対の網(1a,1a)は、搬送ベルト(11)の挿入に必要
な空間(3)を挟んでその左右にパイプ(2c)に支持さ
れて配置されたものであり、 各網(1a,1a)は、U字状に折り曲げたパイプ(2a)
と、直線状のパイプ(2b)とからなり、 直線状のパイプ(2b)は、U字状パイプ(2a)に直交し
て接合され、直線状のパイプ(2b)とU字状パイプ(2
a)とは、格子状に組合されたものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第3図に示すように、本考案に係る棚網1は、左右に分
離した一対の網1a,1aと、該一対の網1a,1aを所定の間隔
に保って左右に平行に連設するパイプ2cとからなる。各
網1aはU字状に折り曲げた2本のパイプ2a,2aを平行に
並べ、かつ直線状のパイプ2b,2b…を2本のU字状パイ
プ2a,2aに跨らせかつ直交させて並べて格子状に構成
し、該格子状網1a,1a相互間に搬送ベルト11の挿入に必
要な空間3をあけて網1a,1aを左右に平行に並べ、一対
の網1a,1aに跨る長さの直線状パイプ2cを直交させて設
ける。第4図に示すように、相互に直交するパイプ2a,2
b,2cの重ね合せ部は溶接し、その後、第5図に示すよう
に、上下方向から押圧して偏平状に変形させ、その重ね
合せ部の厚味を1本のパイプの直径分と同じにして凹凸
をなくしてある。さらに、棚網1の角部及び左右に、孔
5を有する平板4をそれぞれ取付ける。
さらに、第1図,第2図に示すように、垂直な支柱7に
棚網1の平板4に設けた孔5を挿通させ、かつ上下の平
板4,4間にカラー6を介在させて、複数段の棚網1,1…を
上下に所定間隔をもって積み重ね、支柱7の上下端を保
持枠8により固定する。保持枠8はH形に枠組した断面
コ字状保持材8a,…と、斜め方向に補強する保持材8b,…
とからなり、保持枠8に支柱7の両端がボルト9で締着
される。
次に、本考案の乾燥治具を用いて乾燥する場合を第1図
および第2図によって説明する。
流動性を有するインクが塗布された印刷配線板10の下面
を手で支持しながら棚網1内に挿入して搭載する。自動
で搭載する場合は、乾燥治具の空間3部分に搬送ベルト
11を配置し、印刷配線板10の下面を搬送ベルト11で支持
しながら、搬送ベルト11の駆動で搭載する。そして印刷
配線板10を搭載した乾燥治具を乾燥炉の炉内に入れてま
たはコンベア搬送型の乾燥炉まで搬送して乾燥させる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、乾燥治具内に印
刷配線板の搬送機構を配置することができ、自動化が可
能となるので印刷配線板を自動で搭載できる。また、棚
網の材料にパイプを用いることにより軽量化が計れる。
さらに印刷配線板の下面を同じ高さのパイプで支持する
ことで、厚みの薄い印刷配線板でも反りの発生を防止で
きる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の乾燥治具を示す正面図、第2図は同平
面図、第3図は本考案の棚網を示す平面図、第4図,第
5図は棚網の一部拡大断面図、第6図および第7図は従
来の乾燥治具を示す正面図である。 1……棚網、1a……網、2a,2b,2c……パイプ、3……空
間、4……平板、5……孔、6……カラー、7……支
柱、8……保持枠、9……ボルト、10……印刷配線板、
11……搬送ベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支柱(7)及びカラー(6)と、棚網
    (1)とを有する乾燥治具であって、支柱(7)は、棚
    網(1)を上下に複数段支持するものであり、 カラー(6)は、支柱(7)に支持された上下の棚網
    (1)間を所定の間隔に保持するものであり、 各段の棚網(1)は、印刷配線板を支持する1対の網
    (1a,1a)からなり、 1対の網(1a,1a)は、搬送ベルト(11)の挿入に必要
    な空間(3)を挟んでその左右にパイプ(2c)に支持さ
    れて配置されたものであり、 各網(1a,1a)は、U字状に折り曲げたパイプ(2a)
    と、直線状のパイプ(2b)とからなり、 直線状のパイプ(2b)は、U字状パイプ(2a)に直交し
    て接合され、直線状のパイプ(2b)とU字状パイプ(2
    a)とは、格子状に組合されたものであることを特徴と
    する乾燥治具。
JP6508487U 1987-04-28 1987-04-28 乾燥治具 Expired - Lifetime JPH0634869Y2 (ja)

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JP6508487U JPH0634869Y2 (ja) 1987-04-28 1987-04-28 乾燥治具

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JPS63173375U JPS63173375U (ja) 1988-11-10
JPH0634869Y2 true JPH0634869Y2 (ja) 1994-09-14

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