JPH0634843U - 金型鋳造設備における金型開閉装置 - Google Patents

金型鋳造設備における金型開閉装置

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JPH0634843U
JPH0634843U JP6862092U JP6862092U JPH0634843U JP H0634843 U JPH0634843 U JP H0634843U JP 6862092 U JP6862092 U JP 6862092U JP 6862092 U JP6862092 U JP 6862092U JP H0634843 U JPH0634843 U JP H0634843U
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JP
Japan
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mold
die base
closing device
rectangular plate
supporting member
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Application number
JP6862092U
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English (en)
Inventor
烈 辻
元康 田中
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Sintokogio Ltd
Original Assignee
Sintokogio Ltd
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Publication date
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  • Casting Devices For Molds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予熱された金型をダイベースの所定位置に容
易にして精度高く取り付けることができる金型鋳造設備
の金型開閉装置を提供する。 【構成】 垂直割金型を取り付けるダイベース１の金型
取付け面１ａの下部中央に、長方形板状の支持部材２を
水平状に固着し、この支持部材２の上面中央部には長方
形板状を成しかつ縦断面が台形状を成す位置決め部材３
を水平状に装着して、背面に支持部材２および位置決め
部材３とに嵌合可能な凹み４を形成した垂直割金型５
を、支持部材２上に載せるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、金型鋳造設備において垂直割金型を開閉する金型開閉装置の改良に 関する。
【０００２】
【従来の技術】
金型鋳造設備の金型開閉装置においては、垂直割金型を、ダイベースの所定位 置に正確に取り付ける必要があり、そのため、従来は、金型取付け面に２本のガ イドピンを水平方向へ所要の間隔をおいて突設するとともに、金型の背面に２個 のブッシュを、前記ガイドピンと同一の間隔をおいて嵌着して、ブッシュをガイ ドピンに嵌入することにより、金型の位置決めを行っている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このようような従来のガイドピン・ブッシュ方式では次のような問題 があった。すなわち、金型を予熱してダイベースに取り付けているが、注湯によ る金型のさらなる加熱によって金型とダイベースとの間に大きな温度差が生じ、 この結果、金型がより多く熱膨張して金型が歪み、製品に寸法不良や、ぐいちが 生じ、しかも、予熱の仕方によっては、ガイドピンとブッシュの間隔が一致せず 、ガイドピンのブッシュへの嵌入が不可能になる。また、一方のブッシュに長孔 を設けても、前記温度差に対応できるのは水平方向の一方向だけで、上下方向に はほとんど対応することができない。さらに、金型を吊った状態でダイベースに 取り付ける際、金型がガイドピンに当たらないようにするとともに、金型を上下 方向と水平方向の２方向へ移動させてガイドピンをブッシュに嵌入する必要があ り、非常に手間暇がかかる。 本考案は、上記の問題を解消するためになされたもので、予熱された金型をダ イベースの所定位置に容易にして精度高く取り付けることができる金型鋳造設備 の金型開閉装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案における金型開閉装置は、垂直割金型を取 り付けるダイベースの金型取付け面の下部中央に、長方形板状の支持部材を水平 状に固着し、この支持部材の上面中央部には長方形板状を成しかつ縦断面が台形 状を成す位置決め部材を水平状に装着したことを特徴とする。
【０００５】
【作用】
このように構成した装置は、背面に前記ダイベースの支持部材および位置決め 部材に嵌合可能な凹みを形成した金型を、予熱しかつ吊り上げたのちダイベース の金型取付け面に沿って下降させ、前記支持部材上に載せると、金型は、位置決 め部材の傾斜した側面と金型の凹みの内面との嵌合によって水平方向の位置を調 節され位置決めされたのち、支持部材によって上下方向の位置決めをされ、これ により、金型は最終的に所定の位置に位置決めされることになる。
【０００６】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説明する。主要部の側面図である図１ に示すように、金型開閉装置の一方のダイベース１における金型取付け面１ａの 下部中央に、長方形板状の支持部材２が水平状に固着してあり、この支持部材２ の中央部には、長方形板状を成しかつ縦断面が台形状を成す位置決め部材３が水 平状に固着してある。
【０００７】 このように構成したものは、背面に前記ダイベース１の支持部材２および位置 決め部材３に嵌合可能な凹み４を形成した垂直割金型５を、予熱しかつ吊り上げ たのちダイベース１の金型取付け面１ａに沿って下降させ、前記支持部材２上に 載せると、金型５は、位置決め部材３の傾斜した側面と金型５の凹み４との嵌合 によって水平方向の位置を調節され位置決めされたのち、支持部材２によって上 下方向の位置決めをされ、これにより、金型５は最終的に所定の位置に位置決め されることになる。
【０００８】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案は、垂直割金型を取り付けるダイベース の金型取付け面の下部中央に、長方形板状の支持部材を水平状に固着し、この支 持部材の上面中央部には、長方形板状を成しかつ縦断面が台形状を成す位置決め 部材を水平状に装着したから、背面に所定の凹みを形成した金型を、予熱しかつ 吊り上げたのちダイベースの金型取付け面に沿って下降させ、前記支持部材上に 載せるだけで、金型の凹みと位置決め部材等とを相互に嵌合させて金型をダイベ ースの所定位置に自動的にして容易かつ確実に、しかも精度高く位置決めするこ とができるなどの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案のー実施例の主要部を示す側面図であ
る。
【図２】図１のＡ矢視図である。
【図３】本考案の装置に取り付ける垂直割金型の背面図
である。
【符号の説明】
１ ダイベース １ａ 金型取付け面 ２ 支持部材 ３ 位置決め部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 垂直割金型を取り付けるダイベース１の
    金型取付け面１ａの下部中央に、長方形板状の支持部材
    ２を水平状に固着し、この支持部材２の上面中央部には
    長方形板状を成しかつ縦断面が台形状を成す位置決め部
    材３を水平状に装着したことを特徴とする金型鋳造設備
    における金型開閉装置。
JP6862092U 1992-09-04 1992-09-04 金型鋳造設備における金型開閉装置 Pending JPH0634843U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175019A1 (ja) * 2013-04-22 2014-10-30 本田技研工業株式会社 鋳造用金型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014175019A1 (ja) * 2013-04-22 2014-10-30 本田技研工業株式会社 鋳造用金型
JP6033955B2 (ja) * 2013-04-22 2016-11-30 本田技研工業株式会社 鋳造用金型

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