JPH06347757A - 液晶素子等の駆動方法と駆動回路及び表示装置 - Google Patents

液晶素子等の駆動方法と駆動回路及び表示装置

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JPH06347757A
JPH06347757A JP14094793A JP14094793A JPH06347757A JP H06347757 A JPH06347757 A JP H06347757A JP 14094793 A JP14094793 A JP 14094793A JP 14094793 A JP14094793 A JP 14094793A JP H06347757 A JPH06347757 A JP H06347757A
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孝 胡桃澤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ディスプレイ等のコントラストの向上や
チラツキの減少により表示品質の向上した表示装置を提
供することを目的とする。 【構成】 走査電極を有する基板と、信号電極を有する
基板間に液晶を介在させてなる液晶素子をマルチプレク
ス駆動する液晶素子等の駆動方法と駆動回路及び表示装
置において、順次複数本の走査電極を同時に選択し、そ
の選択期間を1フレーム期間の中で複数回に分けて電圧
を印加し、信号電圧波形か走査電圧波形の電圧を変えて
階調表示をする。この階調表示のための信号電圧波形を
電位変化の少ない階段波として、かつフレーム毎に配列
を変える。 【効果】 コントラストの向上、チラツキの減少、クロ
ストークの減少により表示品質が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示パネル等の駆
動方法及びそれを用いた表示装置、特に階調表示を行う
ための駆動方法および表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶素子の駆動方法の1つとし
て、電圧平均化法によるマルチプレクス駆動が知られて
いる。
【0003】この種の駆動方法は、例えば図6のような
単純マトリクス型の液晶素子等を駆動する場合、一般に
走査電極X1,X2,…,Xnを1ラインずつ順次選択して走
査電極波形を印加すると共に、その選択された走査電極
上の各画素がオンかオフかによって、それに応じた信号
電極波形を各信号電極Y1,Y2,…,Ymに印加することに
よって駆動するものである。図15はその時の駆動波形
の一例を示すもので、同図(a),(b)は走査電極波
形、(c)は信号電極波形、(d)は走査電極と信号電
極とが交差する画素に印加される電圧波形を示す。
【0004】ところが、上記のように走査電極を1ライ
ンずつ選択して駆動するものは、駆動電圧が比較的高
い。また、高速応答になるとコントラストが悪い。更に
フレーム階調を行うとチラツキが大きい等の不具合いが
ある。
【0005】そこで、駆動電圧を低くするために、順次
複数本の走査電極を同時に選択して駆動する方法が提案
されている(例えば、A GENERALIZED ADDRESSING TECHN
IQUEFOR RMS RESUPONDING MATRIX LCDS,1988 INTERNATI
ONAL DISPLAY RESEARCH CONFERENCE P80〜85参照)。
【0006】図16は上記のような駆動方法によって液
晶素子を駆動する場合の駆動波形の一例を示すものであ
る。
【0007】この例は、二値表示で、走査電極を順次3
ラインずつ同時に選択して駆動するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の駆動方法では、ある画素に選択電圧が印加され
てから、その画素に次のフレームで選択電圧が印加され
るまでの間に明るさが次第に低下してしまいコントラス
トが低下する。
【0009】また、図16に示すように走査電極及び信
号電極に印加するパルス幅が、同時に選択する走査電極
の数が増加するに従って狭くなり、波形のナマリによる
クロストークが増大して画質が悪くなる等の問題があ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】走査電極を有する基板
と、信号電極を有する基板間に液晶を介在させてなる液
晶素子等をマルチプレクス駆動する液晶素子等の駆動方
法において、順次複数本の走査電極を同時に選択し、か
つその選択期間を1フレーム期間の中で複数回に分けて
電圧を印加するようにし、信号電極または走査電極に印
加する波形の電圧を変えることによって階調表示をす
る。また、COMデータ発生回路から発生した選択パル
スデータと、同時に選択される複数本のラインの表示デ
ータを演算回路で表示データの各ビットごとに演算し、
演算結果によるデータを信号電極ドライバに転送し、C
OMデータを走査電極ドライバに転送して行き、1画面
分を走査し終わると次の選択パルスデータと表示データ
で上記の動作を繰り返し、1フレーム期間で複数回繰り
返すこと、電極波形を時分割し、階調表示ビットを割り
付け、第1の選択期間と次に選択する第2の選択期間の
隣合う期間に割り付ける表示ビットの位を同じとするこ
と、電圧波形を階段状にすること、フレーム毎に表示ビ
ットの割付けを変えること、電極ドライバに入力する電
圧を変調することを特徴とする。
【0011】また、走査電極を有する基板と信号電極を
有する基板間に液晶を介在させてなる液晶素子等をマル
チプレクス駆動して所望の表示を行う表示装置におい
て、上記の液晶素子等の駆動方法と駆動回路を備えたこ
とを特徴とする。
【0012】
【実施例】以下に、実施例に基づいて本発明による液晶
素子等の駆動方法と駆動回路及び表示装置を具体的に説
明する。
【0013】(実施例1)実施例1は、図6に示すよう
な液晶ディスプレイの信号電極に印加する電圧を変える
ことによって4階調表示をする駆動方法と回路について
説明する。
【0014】図1は、実施例1における液晶素子等の駆
動方法の一例を示す駆動波形である。同図(a)(b)
に示されているX1〜X6の走査電極波形は図6の走査電
極X1〜X6にそれぞれ印加される電圧波形を示し、V1
と−V1と0の3レベルの電位を選択する波形となって
いる。同図(c)に示されているY1の信号電極波形
は、図6の信号電極Y1に印加される波形を示し、V2〜
V5と−V2〜−V5の8レベルの電位を選択する波形と
なっている。図示されているX1からX6の走査電極波形
とY1の信号電極波形によって、図6の走査電極を3ラ
インずつ同時に選択し、1フレーム期間F1の中でt1,
t2,t3,t4の4回の選択期間を設けて、図6のX1〜
X3とY1の交点にある液晶素子を同図(d)に示されて
いる電圧波形を掛け駆動する。
【0015】同様にして選択期間t5,t6,t7,t8の4
回の選択期間を設けて、図6のX4〜X6とY1の交点に
ある液晶素子を駆動する。このように、選択期間を分散
させることにより、1フレーム中で何回も液晶素子を駆
動する。このため、駆動電圧変化に対して応答の速い高
速応答の液晶でも、コントラストの高い表示が可能にな
る。
【0016】以下に、図1を用いて階調の表示方法につ
いて詳しく説明する。
【0017】まず、フレーム期間F1の各選択期間に対
応した信号電極波形において、t1の期間を2等分して
t9とt10期間に分ける。4階調表示を行う場合、2進
法により2ビットの表示データで表し、下位ビットに対
応する信号電極波形をt9期間に印加し、上位ビットに
対応する信号電極波形をt10期間に印加する。t9期間
は−V4,−V2,V2,V4の電圧の中から1つを選び、
t10期間は−V5,−V3,V3,V5の電圧の中から1つ
を選ぶ。
【0018】各電圧レベルの関係は V2:V3 = 1:2 V4:V5 = 1:2 V2:V4 = 1:3 V3:V5 = 1:3 としている。
【0019】実際には、走査電極数200本の場合、V1=
12.0V,V2=0.54V,V3=1.07V,V4=1.60V,V5=3.20V
で良好な階調画像を得た。
【0020】次ぎにt5の期間を2等分してt11とt12
期間に分け、2ビットの表示データの上位ビットに対応
する信号電極波形をt11期間に印加し、下位ビットに対
応する信号電極波形をt12期間に印加する。t11期間
は、−V5,−V3,V3,V5の電圧の中から1つを選
び、t12期間は−V4,−V2,V2,V4の電圧の中から
1つを選ぶ。
【0021】電圧の選択方法は、走査電極に電圧V1を
印加するときをオン、電圧−V1を印加するときをオフ
とし、表示データは0をオフ、1をオンとして、走査電
極のオン、オフと表示データのオン、オフを比較し、不
一致の数によって信号電極の電圧レベルを決定する。
尚、不一致の数によって選択される電圧レベルは、表示
データの上位ビットでは不一致数0のとき−V5、不一
致数1のとき−V3、不一致数2のときV3、不一致数3
のときV5が選択され、表示データの下位ビットでは不
一致数0のとき−V4、不一致数1のとき−V2、不一致
数2のときV2、不一致数3のときV4が選択される。
【0022】t1の期間についてみると、走査電極X1,
X2,X3に印加する選択パルスはオン、オン、オフの順
番となる。信号電極Y1と走査電極X1,X2,X3との各
交点の画素の表示データは(00)(01)(10)
で、上位ビットについてみるとオフ、オフ、オンとな
り、比較すると不一致数が3となりV5が選択される。
同様にして下位ビットについてみると、不一致数が1と
なり−V2が選択される。t2の期間についてみると、走
査電極X4,X5,X6に印加する選択パルスも画素の表
示データがt1期間と同じ場合、上位ビットはV5が選択
され、下位ビットは−V2が選択される。
【0023】以上の説明から選択期間t9,t10,t11,t
12の電位は、−V2,V5,V5,−V2の順に選択される。
【0024】これに対し、選択期間t10とt11で選択さ
れる電圧が、上位ビットと下位ビットである場合には、
選択期間t9,t10,t11,t12の電位変化は、−V2,V5,
−V2,V5の順となる。この場合、信号波形は、t10と
t11間でV5+V2の電位差が生じる。この電位差によ
り、信号電極波形がナマリ、図6に図示されているX
4、X5、X6とY1の交点にある液晶素子にクロストーク
となって現れる。
【0025】本実施例では、隣合う選択期間t10とt11
で選択される表示ビットは、同じ上位ビットとしてい
る。このため、電位差がこの場合0となり、信号電極波
形にナマリが生じない。隣合う選択期間に違う表示ビッ
トの位とするよりも、同じ位とする表示の方が、信号波
形のなまりを生じにくい。このため、隣合う選択期間に
は、同じ位のビットを割り当てる。
【0026】次ぎに、フレーム期間F2の表示ビット割
り当てについて説明する。
【0027】フレーム期間F2の信号電極波形の選択期
間t13,t14の期間を各々2等分して、各々t15とt1
6、t17とt18の期間に分ける。フレーム期間F1と異な
るのは、選択期間t15,t16,t17,t18に割り当てるビ
ットを、各々上位,下位,下位,上位の順番としているこ
とである。
【0028】具体的に、図6の表示データを表示する信
号電極の選択電位を考える。フレーム期間F2では交流
駆動のため、逆極性の走査電圧波形を印加している。こ
のため走査電極のオン,オフは反転する。図6の表示デ
ータを表示する場合、選択電位変化は、選択期間t15,
t16,t17,t18の順番に−V5,V2,V2,−V5となる。
【0029】選択期間t9,t10,t11,t12の信号電極の
電位変化は、−V2,V5,V5,−V2の順に選択されてい
た。また、走査電極X1の電位は、フレーム期間F1では
V1、フレーム期間F2では−V1となっている。
【0030】フレーム期間F1での選択期間t1、t2と
フレーム期間F2の選択期間t13、t14を見ると、走査電
極X1の電位に対して信号電極波形は、立ち上がりと立
ち下がりが逆相となり、しかも同じV5+V2の電位差の
電位変化となる。このため、フレーム期間F1とフレー
ム期間F2の信号電極波形の立ち下がりと立ち上がりに
よる波形の影響が互いに相殺し合い、信号電圧波形のナ
マリによる影響を改善することができる。これにより、
クロストーク等の無い高画質な階調画像を表示できる。
【0031】次ぎに、図6の信号電極Y1上の各画素
が、上から(00)(01)(10)(00)(10)
(01)・・・の各表示データに応じた階調表示をして
いる場合を例にして、駆動回路及び表示装置を詳しく説
明する。
【0032】図3は、駆動回路のブロック図であり、フ
レームメモリ301、演算回路302、COMデータ発
生回路303、ラッチ304、走査電極ドライバ30
6、信号電極ドライバ306によって構成されている。
図4は、走査電極ドライバ305を、図5は、信号電極
ドライバ306を説明するためのブロック図である。
【0033】まず、走査電極波形の発生について説明す
る。
【0034】図3のCOMデータ発生回路303は、正
の選択か、負の選択か、非選択であるかのデータが発生
し、走査電極ドライバ305に転送する。図4のブロッ
ク図に移り、図3のCOMデータ309は、407とし
てシフトレジスタ401に入力される。COMデータ4
07は、シフトレジスタ401で、走査シフトクロック
406で同期してシフトされる。図1のt1期間の各走
査電極のデータを転送した後ラッチ信号408によっ
て、シフトレジスタ401の各データをラッチし、この
データをデコーダ403でデコードし、レベルシフタ4
04でレベルシフトした後、各走査電極と接続されてい
るアナログスイッチ405によって、正の選択はV1、
負の選択は−V1、非選択は0の各電圧が選択され走査
電極に出力される。具体的には、図1の走査電圧波形が
印加される。
【0035】次に、信号電極波形の発生について説明す
る。
【0036】同時に選択される3ラインX1,X2,X3
上の表示データ307をフレームメモリ301から読み
だす。COMデータ309は、ラッチ304でラッチさ
れ、走査電極の選択の状態を示す選択パルスデータ31
0となる。この選択パルスデータ310と表示データ3
07を演算回路302で比較し不一致数を検出する。比
較方法は、先に説明した通りである。この不一致の数を
変換データ308として、信号電極ドライバ306に転
送する。
【0037】この様にして、走査電極X1,X2,X3上
の表示データを各信号電極Y1,Y2,Y3・・・Ynごとに
走査電極に印加する選択パルスと比較し、不一致の数に
応じた変換データをつくり信号電極ドライバに転送す
る。
【0038】図5の信号電極ドライバのブロック図の説
明に移る。変換データ308は、507としてシフトレ
ジスタ501に入力される。データシフトクロック50
6に同期して変換データ507は、シフトされる。図1
のt1期間の変換データ507がシフトされた後、ラッ
チ信号508で各データがラッチ502にラッチされ、
デコーダ503によって各信号電極に印加する波形の状
態を表すデータをデコードされる。デコードされたデー
タは、レベルシフタ504をかえして、各信号電極に接
続されているアナログスイッチ505によってV5から
−V5の8つの電圧レベルの中から1つを選択して信号
電極波形を出力する。具体的には図1(c)に示される
信号電圧波形が、t1期間信号電極Y1に印加される。同
様に、他の信号電極にも電圧波形が印加される。
【0039】以上の説明から、図1のt1の期間で示す
走査電圧波形、信号電圧波形を発生する。この走査電圧
波形で、走査電極X1,X2,X3を同時に選択して、そ
れに対応した信号電極波形を信号電極Y1〜Ymに印加し
て、交点にある液晶素子を駆動する。
【0040】次に、図1のt5期間に走査電極X4,X
5,X6を同時に選択して、それに対応した信号電極波形
を信号電極Y1〜Ymに印加する。
【0041】同様にして走査電極を3ラインずつ同時に
選択しながらそれに対応した信号電極波形を信号電極に
印加していき走査電極Xnまで走査し終わると、再び最
初の走査電極X1,X2,X3に戻り、t2で示すパルスパ
ターンで順番に走査していく。この様にして、t1,t
2,t3,t4で示す各パルスパターンで4回走査するこ
とによって1フレーム期間を終了し、次のフレームでは
交流駆動のために逆極性の電圧を走査電極に印加してい
る。
【0042】上記のように、表示データを2ビットとし
て各ビットに対応した重み付けをした信号電圧を印加す
ることによって4階調表示を実現しているが、階調数は
幾つにすることも可能で、例えば、図7に示すような信
号電極波形として8階調表示することもできる。また、
同時に走査する選択電極数も3でなく、4や5などいく
つでも良い。
【0043】図7は、図1の各走査電極に印加する走査
電極波形は4階調のときと同じとして、8階調を表現す
る信号電極波形である。走査電極X1,X2,X3と信号
電極Y1の交点の各画素の表示データが上から(00
1)(010)(100)としたときを例にして説明す
る。図1の各走査電極の選択期間t1、t2、・・・、t
14を3等分して例えば、t1期間をt19,t20,t21の
各期間に分割する。表示データ3ビットのうち最上位ビ
ットに対応する波形をt19期間とし、中位ビットに対応
する波形をt20期間とし、最下位ビットに対応する波形
をt21期間とし、各期間は、各ビットに対応した重み付
けをした電圧を印加する。そして、t19期間では−V
7,−V5,V5,V7の電圧レベルから1つを選び、t20
期間では−V6,−V3,V3,V6の電圧レベルから1つ
を選び、t21期間では−V4,−V2,V2,V4の電圧レ
ベルから1つを選ぶ。
【0044】そして、各電圧レベルの関係は、 V2:V3:V5 = 1:2:4 V4:V6:V7 = 1:2:4 V2:V4 = 1:3 V3:V6 = 1:3 V5:V7 = 1:3 としている。
【0045】実際には、走査電極数200本の場合、V1=
12.0V,V2=0.31V,V3=0.62V,V4=0.92V,V5=1.23V,
V6=1.84V,V7=3.69で良好な階調画像を得た。
【0046】同様に、t5期間をt22,t23,t24の各
期間に分割して、表示データ3ビットのうち最下位ビッ
トに対応する波形をt22期間とし、中位ビットに対応す
る波形をt21期間とし、最下位ビットに対応する波形を
t24期間として各ビットに対応した重み付けをした電圧
を印加している。そして、t24期間では−V7,−V5,
V5,V7の電圧レベルから1つを選び、t23期間では−
V6,−V3,V3,V6の電圧レベルから1つを選び、t
22期間では−V4,−V2,V2,V4の電圧レベルから1
つを選ぶ。この場合、選択期間t19〜t24に割り当てら
れている表示ビットは、各々最上位、中位、最下位、最
下位、中位、最上位とし、階段的な変化とている。ま
た、次のフレームF2の選択期間t13、t14では、最下
位、中位、最上位、最上位、中位、最下位とし、階段的
な変化の波形としている。
【0047】このように、ビットの位変化の少ない順番
に列べ、選択されている画素と次に選択される画素の隣
合った選択期間に同じ位のビットを割り付けることと、
フレーム毎に下位と上位の順番を入れ換え、位相を反転
させることで、信号電極電圧のナマリを少なくし、クロ
ストークの出にくい高画質な画像を表示することができ
る。
【0048】この様な条件で、4階調表示で説明したよ
うに、表示データの各ビットごとに不一致の数によって
信号電極波形を作ることによって8階調表示をすること
ができる。
【0049】以上に説明したように、選択期間を2等分
した各期間に対応した電圧を選んで信号電極に印加する
ことによって4階調表示を可能とし、3等分することで
8階調、4等分することで16階調というように、選択
期間をいくつかに分割してそれぞれの期間に対応した電
圧を信号電極に印加することによって多階調表示をする
事ができる。また、各信号電極の電圧の比を変えたり、
選択期間の中を等分割でなく少し変えることによって各
階調における輝度を調整することができる。
【0050】特に、信号電極に印加する波形を、隣合う
選択期間で同じ位のビットに対応した電圧とし、しかも
最初のフレームと次ぎのフレームでは、表示ビットの順
番を変えることによって、波形のナマリ等を減少させ、
クロストーク等の少ない高画質な階調画像を表示するこ
とができる。
【0051】(実施例2)実施例2は、図6に示すよう
な液晶ディスプレイの電極に印加する電圧を変えること
によって4階調表示をする場合で、実施例1との違いは
走査電極波形の電圧レベルを変えることによって階調を
表示するようにしたことである。
【0052】以下に、図2を用いて実施例2について詳
しく説明する。
【0053】図2は、実施例2における液晶素子等の駆
動方法の一例を示す駆動波形である。同図(a)(b)
に示されているX1〜X6の走査電極波形は図6の走査電
極X1〜X6にそれぞれ印加される電圧波形を示し、V2
とV1と−V1と−V2と0の5レベルの電位を選択する
波形となっている。同図(c)に示されているY1の信
号電極波形は、図6の信号電極Y1に印加される波形を
示し、V3,V4と−V3,−V4の4レベルの電位を選択
する波形となっている。図示されているX1からX6の走
査電極波形と、それに対応したY1〜Ymの信号電極波形
によって、図6の走査電極を3ラインずつ同時に選択
し、1フレーム期間F1の中でt1,t2,t3,t4の4
回の選択期間を設けて、図6のX1〜X3とY1〜Ymの交
点にある液晶素子を駆動する。同様にして選択期間t5,
t6,t7,t8の4回の選択期間を設けて、図6のX4〜X
6とY1〜Ymの交点にある液晶素子を駆動する。
【0054】図2に示されているフレーム期間F1の各
選択期間に対応した走査電極波形は、t1の期間を2等
分してt9とt10期間に分けられる。4階調表示を行う
場合、2進法により2ビットの表示データで表す。表示
データの下位ビットに対応する走査電極波形をt9期間
に印加し、上位ビットに対応する走査電極波形をt10期
間に印加する。走査電極の極性は予め決めらている。本
実施例の場合、走査電極X1のt9期間はV1、t10期間
はV2となる。
【0055】V1とV2の電圧レベルの関係は V1:V2 = 1:2 としている。
【0056】一方、信号電極波形も、t1の期間を2等
分してt9とt10期間に分けられる。走査電極波形と同
様に、表示データの下位ビットに対応する信号電極波形
をt9期間に印加し、上位ビットに対応する信号電極波
形をt10期間に印加する。また、t5の期間を2等分し
てt11とt12期間に分け、2ビットの表示データの上位
ビットに対応する信号電極波形をt11期間に印加し、下
位ビットに対応する信号電極波形をt12期間に印加す
る。t9,t10,t11,t12期間は、−V4,−V3,V3,
V4の電圧の中から1つを選ぶ。
【0057】V3とV4の電圧レベルの関係は、 V3:V4 = 1:3 としている。
【0058】実際には、走査電極数200本の場合、V1=
7.6V,V2=15.2V,V3=0.84V,V4=2.54Vで良好な階調
画像を得た。
【0059】電圧の選択方法は、走査電極に電圧V1か
V2を印加するときをオン、電圧−V1か−V2を印加す
るときをオフとし、表示データは0をオフ、1をオンと
して、走査電極のオン、オフと表示データのオン、オフ
を比較し、不一致の数によって信号電極の電圧レベルを
決定する。尚、不一致の数によって選択される電圧レベ
ルは、表示データの上位、下位ビット共に、不一致数0
のとき−V4、不一致数1のとき−V3、不一致数2のと
きV3、不一致数3のときV4が選択される。
【0060】実施例1と同様に、図2(a)(b)の走
査電極波形の場合、図6の表示データを表示する信号電
圧波形は、同図(c)となり、液晶素子に掛かる電圧波
形は、同図(d)となる。
【0061】実施例1と同様に隣合う選択期間には、同
一位のビットを割り当てている。このため、異なる位の
ビットを割り当てる場合よりも電位変化が少なく、クロ
ストークが起きにくい。
【0062】また、フレーム期間F2の表示ビット割り
当てについても実施例1と同様にするため、フレーム期
間F1の選択期間t9,t10とフレーム期間F2の選択期間
t13、t14では信号電極波形は、走査電極に対して立ち
上がりと立ち下がりが逆になり、同じ電位差の電位変化
としている。このため、フレーム期間F1とフレーム期
間F2の信号電極波形の立ち下がりと立ち上がりによる
波形の影響が互いに相殺しあい各画素に印加する波形の
ナマリ等を改善することができる。
【0063】駆動回路および表示装置の構成と動作は、
実施例1とほぼ同じであるが、走査電極ドライバ306
のアナログスイッチ405を、−V2,−V1,0,V
1,V2の5つの電圧レベルを選択できる構成にすること
と、信号電極ドライバ305のアナログスイッチ505
が−V4,−V3,V3,V4の4レベルの選択で済む構成
であることが違う。
【0064】上記のように、表示データを2ビットとし
て各ビットに対応した重み付けをした走査電圧を印加す
ることによって4階調表示を実現しているが、実施例1
と同様に階調数は幾つにすることも可能である。
【0065】尚、各走査電極に印加する波形の組み合わ
せはどのようにしてもよく、例えば、走査電極ドライバ
が6個あれば走査電極ドライバごとに各組合わせの波形
を印加するようにしてもよい。この様に、各走査電極に
印加する波形の組み合わせがほぼ同数となるようにする
ことによって、表示品質を向上することができる。
【0066】(実施例3)実施例3は、実施例1に示す
ような電極に印加する電圧を変えることによる階調表示
において、同時に走査する電極の数を偶数としたもので
ある。偶数の同時走査とすることにより、選択する電圧
のレベル数を削減することができる。
【0067】表1は、同時走査する電極の数を変えてい
った場合の必要な電圧レベル数を表にしたものである。
同表では、縦に同時走査電極数、横に階調数を取ってい
る。
【0068】例えば、同時走査電極数4,階調数16の
場合には電圧レベル数は、11だが、同時走査電極数
3,階調数16の場合には電圧レベル数は、16必要と
なる。走査電極数が増加し、階調数が増加する程、奇数
よりも偶数の同時走査電極の方がより少ない電圧レベル
で済むことがわかる。
【0069】選択する電圧のレベル数が減少することに
より、信号電極ドライバのスイッチ数が減少し、製造コ
ストが減少する。また、不一致数を表す変換データのビ
ット数が減少し、駆動回路の配線も減少するため、液晶
表示装置全体の製造コストを減少する効果がある。
【0070】
【表1】
【0071】(実施例4)実施例4は、図6に示すよう
な液晶ディスプレイの信号電極に印加する電圧を変える
ことによって4階調表示をする場合の駆動方法と回路を
示している。実施例1との違いは、信号電極ドライバに
供給する電圧を変調することである。
【0072】実施例3に示したように、表示階調を増加
すると表示に必要な電圧レベルが多くなる。しかし、信
号電極ドライバに供給する電源の電圧を時分割で変える
ことにより、入力電源電圧レベル数の少ないドライバで
も所望の階調表示を行うことができる。
【0073】実施例1で示した4階調の場合について具
体的に説明する。
【0074】図8は、駆動回路のブロック図であり、図
9は、図8で示した供給電圧変調回路を説明するための
図であり、図10は、図8で示した信号電極ドライバを
説明するための図であり、図11は、供給電圧の変化を
示す波形図である。
【0075】図3と図8の違いは、供給電圧変調回路8
07を備えていることである。この供給電圧変調回路8
07は、変調信号812によって、VM1〜VM4の電圧
を変えて信号電極ドライバ806へ供給する。
【0076】図8で示した変調信号812は、図9で
は、906となり、2入力1出力のアナログスイッチ9
01〜904へ入力される。実施例1で示したV2〜V
5、−V5〜−V2の電位は、オペアンプ905によって
バッファされ、アナログスイッチ901〜904の各々
へ入力される。
【0077】アナログスイッチ901は、V4とV5の内
1つを選択しVM1として信号電極ドライバへ出力す
る。同様に、アナログスイッチ902は、V2とV3、ア
ナログスイッチ903は、−V2と−V3、アナログスイ
ッチ904は、−V4と−V5の内1つを選択して、各々
VM2、VM3、VM4として信号電極ドライバへ出力す
る。
【0078】図10の信号電極ドライバは、VM1〜V
M4を選択電圧として図11に示す電圧波形を受け取
る。同図は、図1の選択期間t1とt5に対応している。
【0079】ここで、図1のt1を2分割した選択期間
t9では、−V4,−V2,V2V4の電圧の中から1つ、も
う1つの選択期間t10では、−V5,−V3,V3,V5の電
圧の中から1つ選択できれば、4階調の表示ができる。
図11の電圧波形から、選択期間t9では、VM1はV
4、VM2はV2、VM3は−V2、VM4は−V4の電圧レ
ベルを各々選択しており、選択期間t10では、VM1は
V5、VM2はV3、VM3は−V3、VM4は−V5の電圧
レベルを各々選択している。このため実施例1で説明し
たように4階調の表示が可能である。他の選択期間につ
いても同様に、VM1〜VM4の4つの供給電源を変調す
ることで階調の表示が可能である。
【0080】以上の説明から、選択する電圧レベルが4
つの信号電極ドライバでも、供給電圧変調回路を付加
し、駆動方法を変えることによって4階調の表示ができ
ることがわかる。
【0081】また、図11の波形を見ると、割り当てる
ビットの順番が、上位から下位、下位から上位へと順番
に階段波形としている。このため、ドライバへ供給する
電圧の電位変化が少なく、ドライバでの波形のナマリを
少なくしている。このナマリは画像のクロストークとな
って現れるため、このナマリを少なくすることで、クロ
ストークの少ない高画質な階調画像とすることができ
る。実施例1で示したような8階調や、多階調の場合に
は、電位変化が大きく、階段波とすることによるナマリ
の減少はさらに効果がある。
【0082】上記のように、表示データを2ビットとし
て各ビットに対応した重み付けをした信号電極電圧を印
加することによって4階調表示を実現しているが、実施
例1と同じように階調数は幾つにすることも可能であ
る。
【0083】(実施例5)実施例5は、図6に示すよう
な液晶ディスプレイの走査電極に印加する電圧を変える
ことによって4階調表示をする場合の駆動方法と回路を
示している。実施例4との違いは、走査電極ドライバに
供給する電圧を変調することである。
【0084】走査電極の電圧を変える表示階調方法で
も、階調数を増加すると表示に必要な電圧レベルが多く
なる。しかし、走査電極ドライバに供給する電源の電圧
を時分割で変えることにより、入力電源電圧レベル数の
少ないドライバでも所望の階調表示を行うことができ
る。
【0085】実施例2で示した4階調の場合について具
体的に説明する。
【0086】図12は、駆動回路のブロック図であり、
図13は、図12で示した供給電圧変調回路を説明する
ための図であり、図14は、供給電圧の変化を示す波形
図である。
【0087】図3と図12の違いは、供給電圧変調回路
1207を備えていることである。図12の供給電圧変
調回路1207は、変調信号1212によって、供給電
圧VC1、−VC1の電圧を変えて走査電極ドライバ12
05へ出力する。
【0088】図12の変調信号1212は、図13では
1304として2入力1出力のアナログスイッチ130
1、1302へ入力される。アナログスイッチ130
1、1302は、変調信号1304に従い、オペアンプ
1303にバッファされている電圧レベル−V2,−V
1,V1,V2を選択して走査電極ドライバへ出力する。
走査電極ドライバは、図4と同じであるが、入力電圧V
1と−V1が、各々変調電圧VC1,−VC1としている。
この変調選択電圧は、図14に示すような波形である。
同図は、図2の選択期間t1とt5に対応している。
【0089】ここで、走査電極ドライバは、図2の選択
期間t9では、−V1,0,V1の電圧の中から1つ、選択
期間t10では、−V2,0,V2の電圧の中から1つ選択で
きれば、4階調の表示ができる。図14の電圧波形か
ら、選択期間t9では、VC1はV1、GNDは0、−V
C1は−V1の電圧レベルを各々選択しており、選択期間
t10では、VC1はV2、GNDは0、−VC1はV2の電
圧レベルを各々選択している。このため実施例2で説明
したように4階調の表示が可能である。他の選択期間に
ついても同様に、VC1と−VC1の2つの供給電源を変
調することで階調の表示が可能である。
【0090】以上の説明から、選択する電圧レベルが3
つの走査電極ドライバでも、供給電圧変調回路を付加
し、駆動方法を変えることによって4階調の表示ができ
ることがわかる。
【0091】また、図14の波形を見ると、割り当てる
ビットの順番が、上位から下位、下位から上位へと順番
に階段波形としている。このため、ドライバへ供給する
電圧の電位変化が少なく、ドライバでの波形のナマリを
少なくしている。このナマリは画像のクロストークとな
って現れるため、このナマリを少なくすることで、クロ
ストークの少ない高画質な階調画像とすることができ
る。実施例1で示したような8階調や、多階調の場合に
は電位変化が大きく、階段波とすることによるナマリの
減少はさらに効果がある。
【0092】上記のように、表示データを2ビットとし
て各ビットに対応した重み付けをした走査電圧を印加す
ることによって4階調表示を実現しているが、実施例1
や実施例2と同じように階調数は幾つにすることも可能
である。
【0093】上記の実施例のように、順次複数本の走査
電極を同時に選択し、かつその選択期間を1フレームの
中で複数回に分けて液晶素子を駆動するような考え方は
二値あるいは階調表示で非線形素子等(MIMなど)を
つかった液晶素子等の駆動にも応用できる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように本発明によって、高
速応答の液晶ディスプレイでもコントラストが高く、チ
ラツキが少なく、クロストークの少ない表示品質の高い
表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による液晶素子等の駆動方法の一実施
例を示す駆動波形図。
【図2】 本発明による液晶素子等の駆動方法の他の実
施例を示す駆動波形図。
【図3】 本発明による駆動回路の一例を示すブロック
図。
【図4】 走査電極ドライバの一例を示すブロック図。
【図5】 信号電極ドライバの一例を示すブロック図。
【図6】 表示パターンの説明図。
【図7】 本発明による液晶素子等の駆動方法の他の実
施例を示す駆動波形図。
【図8】 本発明による駆動回路の一例を示すブロック
図。
【図9】 本発明による駆動回路の一部の供給電圧変調
回路を示すブロック図。
【図10】 信号電極ドライバの一例を示すブロック
図。
【図11】 供給電圧変調回路から出力される電圧変化
を示す波形図。
【図12】 本発明による駆動回路の一例を示すブロッ
ク図。
【図13】 本発明による駆動回路の一部の供給電圧変
調回路を示すブロック図。
【図14】 供給電圧変調回路から出力される電圧変化
を示す波形図。
【図15】 従来の駆動方法の一例を示す駆動波形図。
【図16】 従来の駆動方法の一例を示す駆動波形図。
【符号の説明】
X1,X2〜Xn 走査電極 Y1,Y2〜Ym 信号電極 F1,F2 フレーム期間

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走査電極を有する基板と、信号電極を有
    する基板間に液晶等を介在させてなる表示素子をマルチ
    プレクス駆動する液晶素子等の駆動方法において、順次
    複数本の走査電極を同時に選択し、かつその選択期間を
    1フレーム期間の中で複数回に分けて電圧を印加するよ
    うにしたことを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  2. 【請求項2】 信号電極に印加する波形の電圧を変える
    ことによって階調表示することを特徴とする請求項1記
    載の液晶素子等の駆動方法。
  3. 【請求項3】 同時に選択する走査電極の数を偶数とす
    ることを特徴とする請求項2記載の液晶素子等の駆動方
    法。
  4. 【請求項4】 信号電極波形の電圧を変えて階調表示す
    る方法において、信号電極波形を時分割し、階調表示ビ
    ットを割り付け、第1の選択期間と次に選択する第2の
    選択期間の隣合う期間に割り付ける表示ビットの位を同
    じとすることを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  5. 【請求項5】 信号電極波形の電圧を変えて階調表示す
    る方法において、信号電極波形を時分割し、階調表示ビ
    ットを割り付ける場合、フレーム毎にビットの割付けを
    変えることを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  6. 【請求項6】 信号電極波形の電圧を変えて階調表示す
    る方法において、請求項5及び6記載の方法を両方とも
    備えたことを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  7. 【請求項7】 信号電極波形の電圧を変えて階調表示す
    る方法において、信号電極ドライバに入力する電圧を変
    調することを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  8. 【請求項8】 信号電極ドライバに入力する波形を階段
    状にすることを特徴とする請求項7記載の液晶素子等の
    駆動方法。
  9. 【請求項9】 走査電極に印加する波形の電圧を変える
    ことによって階調表示をすることを特徴とする請求項1
    記載の液晶素子等の駆動方法。
  10. 【請求項10】 走査電極波形の電圧を変えて階調表示
    する方法において、信号電極波形を時分割し、階調表示
    ビットを割り付け、第1の選択期間と次に選択する第2
    の選択期間の隣合う期間に割り付ける表示ビットの位を
    同じとすることを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  11. 【請求項11】 走査電極波形の電圧を変えて階調表示
    する方法において、信号電極波形を時分割し、階調表示
    ビットを割り付ける場合、フレーム毎にビットの割付け
    を変えることを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  12. 【請求項12】 走査電極波形の電圧を変えて階調表示
    する方法において、請求項11及び12記載の方法を両
    方とも備えたことを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  13. 【請求項13】 走査電極波形の電圧を変えて階調表示
    する方法において、走査電極ドライバに入力する電圧を
    変調することを特徴とする液晶素子等の駆動方法。
  14. 【請求項14】 走査電極ドライバに入力する波形を階
    段状にすることを特徴とする請求項13記載の液晶素子
    等の駆動方法。
  15. 【請求項15】 電極波形の電圧を変えて階調表示する
    方法において、信号電極ドライバ、または走査電極ドラ
    イバに入力する電圧を変調する回路を備えたことを特徴
    とする液晶素子等の駆動回路。
  16. 【請求項16】 走査電極を有する基板と、信号電極を
    有する基板間に液晶を介在させてなる液晶素子等をマル
    チプレクス駆動して所望の表示を行う表示装置におい
    て、請求項1、2、3、4、5、6、7、8及び15記
    載の液晶素子等の駆動方法と駆動回路を備えたことを特
    徴とする表示装置。
  17. 【請求項17】 走査電極を有する基板と、信号電極を
    有する基板間に液晶を介在させてなる液晶素子等をマル
    チプレクス駆動して所望の表示を行う表示装置におい
    て、請求項1、9、10、11、12、13、14及び
    15記載の液晶素子等の駆動方法と駆動回路を備えたこ
    とを特徴とする表示装置。
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