JPH063473A - 原子燃料集合体 - Google Patents

原子燃料集合体

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JPH063473A
JPH063473A JP4159499A JP15949992A JPH063473A JP H063473 A JPH063473 A JP H063473A JP 4159499 A JP4159499 A JP 4159499A JP 15949992 A JP15949992 A JP 15949992A JP H063473 A JPH063473 A JP H063473A
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潤二郎 中島
Kenji Kanamori
健児 金森
Hajime Umehara
肇 梅原
Shozo Nakamura
昭三 中村
Tadashi Mizuno
正 水野
Masatoshi Inagaki
正寿 稲垣
Tadao Aoyama
肇男 青山
Taisuke Bessho
泰典 別所
Yasuhiro Aizawa
泰博 相澤
Shinji Sakata
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】 【目的】原子燃料集合体において、圧力損失の低減と同
時にスペーサの強度を確保することにより、スペーサの
強度信頼性を向上させる。 【構成】部分長燃料棒7aの上端より上方に位置するス
ペーサ4Bにおいて、対向するバスタブ3間には燃料棒
7に対応する全ての位置に丸セル1があり、それ以外の
領域では部分長燃料棒7aに対応する位置には丸セルが
なく、部分長燃料棒7aはスペーサ4Bの丸セルのない
位置の下方にのみ配置される。他の実施例として、対向
するバスタブ3間には燃料棒7に対応する全ての位置に
丸セル1があるスペーサ4Dとスペーサ4Eとで、丸セ
ルのない位置がづれるように丸セルを除去し、これ等ス
ペーサ4D,4Eを燃料棒軸方向に交互に配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は沸騰水型原子炉の燃料集
合体に係わり、特にスペーサ構造を改良した原子燃料集
合体に関する。
【0002】
【従来の技術】沸騰水型原子炉の燃料集合体は、一般
に、正方格子状に配列された複数の燃料棒と、少なくと
も1本の水ロッドと、これら燃料棒及び水ロッドを所定
の間隔に保持する複数のスペーサとを有している。この
原子燃料集合体においては、燃料棒の一部に全長が通常
の燃料棒より短い部分長燃料棒を使用することが検討さ
れている。
【0003】従来の部分長燃料を用いた原子燃料集合体
は、例えば特開昭63−120292号公報に記載のよ
うに、部分長燃料棒の上端より上方に位置するスペーサ
と下方に位置するスペーサとで形状を異ならせており、
具体的には、部分長燃料棒の上端より下方に位置するス
ペーサには燃料棒に対応する全ての位置に丸セルが位置
する構造とし、上方に位置するスペーサでは部分長燃料
棒に対応する位置の丸セルを除く構造としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、丸
セルの一部を削除することにより圧力損失の低減を図る
ことが可能となる。しかしながら、単に部分長燃料棒位
置の丸セルを除去した場合はスペーサの強度が低下する
ことは明白であり、上記従来技術ではこの点が配慮され
ておらず、スペーサの強度信頼性が低下するという問題
があった。
【0005】本発明の目的は、圧力損失の低減と同時に
スペーサの強度を確保することにより、スペーサの強度
信頼性を向上させた原子燃料集合体を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、正方格子状に配列された複数の燃
料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、これら燃料棒及
び水ロッドを所定の間隔に保持する複数のスペーサとを
有し、前記複数のスペーサが、各々、互いに結合された
複数の丸セルと、これら丸セルの外周に位置するバンド
と、前記バンドに設けられた互いに対向する複数のバス
タブとを有する原子燃料集合体において、前記複数のス
ペーサは、対向するバスタブ間に前記燃料棒に対応する
全ての位置に前記丸セルがあり、それ以外の領域の前記
燃料棒に対応する位置の少なくとも一部に前記丸セルが
ない少なくとも1つの第1のスペーサを含むことを特徴
とする原子燃料集合体が提供される。
【0007】上記原子燃料集合体において、好ましく
は、前記対向するバスタブ間にある丸セルはその中心が
そのバスタブの中心と一致するよう配列されている。前
記対向するバスタブ間にある丸セルは隣接する2つの丸
セルの境界がそのバスタブの中心と一致するよう配列さ
れていてもよい。
【0008】また、本発明によれば、正方格子状に配列
された複数の燃料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、
これら燃料棒及び水ロッドを所定の間隔に保持する複数
のスペーサとを有し、前記複数の燃料棒が全長が短い部
分長燃料棒を含み、前記複数のスペーサが、各々、互い
に結合された複数の丸セルと、これら丸セルの外周に位
置するバンドと、前記バンドに設けられた互いに対向す
る複数のバスタブとを有する原子燃料集合体において、
前記複数のスペーサのうち前記部分長燃料棒の上端より
上方に位置するスペーサは、対向するバスタブ間に前記
燃料棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ
以外の領域の少なくとも前記部分長燃料棒に対応する位
置に前記丸セルがなく、前記部分長燃料棒は前記第1の
スペーサの前記丸セルのない位置の下方のみに位置して
いることを特徴とする原子燃料集合体が提供される。
【0009】更に、本発明によれば、正方格子状に配列
された複数の燃料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、
これら燃料棒及び水ロッドを所定の間隔に保持する複数
のスペーサとを有し、前記複数の燃料棒が全長が短い部
分長燃料棒を含み、前記複数のスペーサが、各々、互い
に結合された複数の丸セルと、これら丸セルの外周に位
置するバンドと、前記バンドに設けられた互いに対向す
る複数のバスタブとを有する原子燃料集合体において、
前記複数のスペーサのうち前記部分長燃料棒の上端より
上方に位置するスペーサは、対向するバスタブ間に前記
燃料棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ
以外の領域の少なくとも前記部分長燃料棒に対応する位
置に前記丸セルがなく、前記部分長燃料棒は少なくとも
前記第1のスペーサの前記丸セルのない位置の下方に位
置していることを特徴とする原子燃料集合体が提供され
る。
【0010】また、本発明によれば、正方格子状に配列
された複数の燃料棒と、少なくとも1本の水ロッドと、
これら燃料棒及び水ロッドを所定の間隔に保持する複数
のスペーサとを有し、前記複数のスペーサが、各々、互
いに結合された複数の丸セルと、これら丸セルの外周に
位置するバンドと、前記バンドに設けられた互いに対向
する複数のバスタブとを有する原子燃料集合体におい
て、前記複数のスペーサは、対向するバスタブ間に前記
燃料棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ
以外の領域の前記燃料棒に対応する位置の少なくとも一
部に前記丸セルがない複数の第1のスペーサと、対向す
るバスタブ間には前記燃料棒に対応する全ての位置に前
記丸セルがあり、それ以外の領域で前記丸セルがない位
置が前記第1のスペーサとずれた複数の第2のスペーサ
とを含むことを特徴とする原子燃料集合体が提供され
る。この場合、好ましくは、前記第1のスペーサと第2
のスペーサは少なくとも1つおきに前記燃料棒の軸方向
に交互に配置されている。
【0011】
【作用】原子燃料集合体では、流動振動や地震によって
荷重がチャンネルボックスから燃料棒に作用する場合、
燃料棒からチャンネルボックスに作用する場合のいずれ
も、荷重は、スペーサの外周に設けられたバンドの突起
部材であるバスタブを介して伝達される。バスタブは、
通常、正方形状のバンドの各辺に2個、対辺において対
向するように合計8個設けられている。したがって、辺
と平行な方向の荷重が作用した場合には一辺のにある2
個のバスタブが上記荷重を負担することになり、この場
合、対向するバスタブの間に位置するセルを除去するこ
とは強度信頼性上で望ましくない。すなわち、当該セル
を除去すると、前記荷重の伝達経路が阻害され、当該阻
害部位の近傍の溶接部には、セル間の変形差から、上記
引張り荷重や剪断荷重が作用すると予測されるためであ
る。
【0012】したがって、スペーサ強度を確保するため
には、バスタブ直近のセルを除去しないこと、特に対向
するバスタブ3間に位置するセルを除去しないことが重
要である。
【0013】本発明は、以上の検討に基づくものであ
り、対向するバスタブ間に位置するセル以外のセルを除
去可能なセルとし、この部分の少なくとも一部のセルを
除去することにより、スペーサの強度を損なうことな
く、圧力損失を低減することが可能となる。
【0014】対向するバスタブ間に位置するセル以外の
どのセルを除去するかについては幾つかの考えがある。
部分長燃料棒を含む原子燃料集合体にあっては、部分長
燃料棒の上端より上方に位置するスペーサについて、除
去可能なセルの位置に部分長燃料棒が配置された場合の
み当該を除去することにより、全ての燃料棒をスペーサ
で支持し、かつスペーサの強度を損なうことなく、圧力
損失を低減することができる。この場合、予め対向する
バスタブ間に位置するセルに対応する位置に部分長燃料
棒を配置しなければ、全ての部分長燃料棒に対応する位
置でセルを除去でき、圧力損失の低減が最も大きくな
る。
【0015】また、対向するバスタブ間以外の領域で丸
セルがない位置が互いにづれた第1及び第2のスペーサ
を用いてもよく、燃料棒が軸方向の複数の位置でこれら
2種類のスペーサで支持されることにより、燃料棒は必
ずいずれかのスペーサで支持される。この場合、第1及
び第2のスペーサは交互に1つおきに配置されることが
好ましく、これにより燃料棒の健全性が確保される。こ
のスペーサ構造では、丸セルのない位置は部分長燃料棒
の有無と無関係に設定できるので、部分長燃料棒を有し
ない燃料集合体のスペーサにも適用できる。
【0016】セルとバスタブの位置関係において、流動
振動や地震によって荷重がチャンネルボックスに作用し
た場合を考慮すると、荷重の円滑な伝達が達成されるた
めには、セルとバスタブの中心を一致させるか、2つの
セルの境界をバスタブの中心と一致させることが望まし
い。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。まず、本発明の第1の実施例を図1〜図6により説
明する。図1及び図2において、本実施例の原子燃料集
合体は、10×10の正方格子状に配列された複数の燃
料棒7と、燃料棒配列の中央の2×2の格子領域に配置
された1本の太径の水ロッド8Aと、水ロッド8Aの周
囲に点対称的に配置された4本の細径水ロッド8Bと、
これら燃料棒7及び水ロッド8A,8Bを所定の間隔に
保持する複数のスペーサ4A,4Bとを有している。燃
料棒7の大部分は通常長さを有する全長燃料棒であり、
その一部は全長が通常の全長燃料棒より短い部分長燃料
棒7aとなっている。部分長燃料棒7aは、図2に×印
で示すように、燃料棒配列の最外周各辺中央に隣接して
2個づつと、太径の水ロッドの周囲に点対称的に隣接し
て2個づつの合計12本が配置されている。全長燃料棒
7及び水ロッド8A,8Bの上端は上部タイプレート9
に支持され、下端は下部タイプレート10に支持されて
いる。燃料棒7,7aと水ロッド8A,8Bの周囲は図
示しないチャンネルボックスで取り囲まれ、原子燃料集
合体を完成する。
【0018】スペーサ4Aは部分長燃料棒7aの上端よ
り下方に配置され、スペーサ4Bは部分長燃料棒7aの
上端より上方に配置されている。スペーサ4Aは、図3
に示すように、燃料棒7,7aに対応する位置でこれら
燃料棒7,7aを捜通支持する多数の丸セル1と、水ロ
ッド8A,8Bに対応する位置でこれら水ロッド8A,
8Bを捜通支持する丸セル5A,5Bとを有している。
これら丸セル1及び5A,5Bは円筒形の構造部材から
なり、隣り合うセルが両者の境界で上下端をスポット溶
接されることにより互いに連結されている。これら丸セ
ル1及び5A,5Bの外周には正方形状のバンド2が設
けられ、バンド2の外面には突起部材であるバスタブ3
が設けられている。バスタブ3は、バンド2の正方形状
の各辺に2個、対辺において対向するように合計8個設
けられている。対向するバスタブ3間にある丸セル1は
その中心がバスタブ3の中心と一致するよう配列され、
バスタブ3の幅は丸セル1の直径とほぼ等しい。なお、
バスタブ3の幅は丸セル1の直径より小さくてもよい。
【0019】一方、スペーサ4Bは、図4に示すよう
に、全長燃料棒7に対応する位置でこれら燃料棒7を捜
通支持する多数の丸セル1と、水ロッド8A,8Bに対
応する位置でこれら水ロッド8A,8Bを捜通支持する
丸セル5A,5Bとを有している。部分長燃料棒7aに
対応する位置には丸セルがない。丸セル1及び5A,5
Bも円筒形の構造部材からなり、隣り合うセルが両者の
境界で上下端をスポット溶接されることにより互いに連
結されている。これら丸セル1及び5A,5Bの外周に
は正方形状のバンド2が設けられ、バンド2の外面には
突起部材であるバスタブ3が設けられている。バスタブ
3は、バンド2の正方形状の各辺に2個、対辺において
対向するように合計8個設けられている。対向するバス
タブ3間にある丸セル1はその中心がバスタブ3の中心
と一致するよう配列され、バスタブ3の幅は丸セル1の
直径とほぼ等しい。なお、バスタブ3の幅は丸セル1の
直径より小さくてもよい。
【0020】すなわち、スペーサ4Bにおいては、対向
するバスタブ3間には燃料棒7に対応する全ての位置に
丸セル1があり、それ以外の領域では部分長燃料棒7a
に対応する位置には丸セルがなく、部分長燃料棒7aは
スペーサ4Bの丸セルのない位置の下方にのみ位置して
いる。
【0021】本実施例において、スペーサ4Bに上記構
成を採用する原理は以下のようである。原子燃料集合体
のスペーサ構造において隣合うセル1は、上記のように
両者の境界で上下端がスポット溶接されることにより互
いに連結されている。したがって、当該溶接部に引張り
荷重や剪断荷重が作用すると強度信頼性は低下する。一
方、スペーサの機能は、構成部材であるセル1によって
燃料棒7の間隔を保持することにある。
【0022】流動振動や地震によって荷重が燃料棒7に
作用すると、荷重は、燃料棒7から当該燃料棒7を保持
するセル1に伝達され、更に隣合うセル間を伝達して、
スペーサの外周に設けられたバンド2の突起部材である
バスタブ3からチャンネルボックスに伝達される。すな
わち、スペーサのバンド2に設けられたバスタブ3が上
記荷重を負担することになる。一方、流動振動や地震に
よって荷重がチャンネルボックスに作用した場合、荷重
は、前述と逆の経路で各セル1に伝達される。別途、解
析した例によれば、いずれの場合もバスタブ3直近のセ
ルの応力が大きくなる。したがって、バスタブ3直近の
セルを除去することはスペーサの強度確保の上で影響が
大きく、望ましくない。
【0023】バスタブ3は、本実施例で説明したよう
に、通常、正方形状のバンド2の各辺に2個、対辺にお
いて対向するように合計8個設けられている。したがっ
て、正方バンド2の頂点を結ぶ方向の荷重が作用した場
合には隣接する辺の4個のバスタブ3が、辺と平行な方
向の荷重が作用した場合には1辺の2個のバスタブ3
が、それぞれ上記荷重を負担することになる。
【0024】両者の荷重の作用方向を比較すれば、2個
のバスタブ3が荷重を負担することになる平行方向がス
ペーサの強度に大きな影響を及ぼすことは言うまでもな
く、したがって、対向するバスタブ3の間に位置するセ
ル1を除去することは強度信頼性上で望ましくない。す
なわち、当該セルを除去すると、前記荷重の伝達経路が
阻害され、当該阻害部位の近傍の溶接部には、セル間の
変形差から、上記引張り荷重や剪断荷重が作用すると予
測されるためである。
【0025】また、前述の解析例では、バスタブ直近以
外の最外周セルの応力が特に小さくなり、更に本実施例
のように中央に太径の水ロッド5Aが配置されたスペー
サでは、水ロッド近傍に位置するセルの応力が小さくな
る。したがって、当該低応力部位のセルを除去すること
は、スペーサの強度に影響を及ぼさない。
【0026】また、セル1とバスタブ3の位置関係にお
いて、流動振動や地震によって荷重がチャンネルボック
スに作用した場合を考慮すると、荷重の円滑な伝達が達
成されるためには、セル1とバスタブ3の中心を一致さ
せるか、2つのセル1の境界をバスタブ3の中心と一致
させることが望ましい。すなわち、バスタブ3から複数
のセル1に非平衡に荷重が作用した場合、両者で変形差
が生じ、両者を連結する溶接部に剪断応力が作用すると
考えられる。当該剪断応力は、前述したように、スペー
サの強度信頼性を低下させる。
【0027】以上より、部分長燃料棒7aの上端より上
方に位置するスペーサでは、バスタブ3直近のセルを除
去しないこと、特に対向するバスタブ3間に位置するセ
ルを除去しないことが、スペーサの強度を確保する上で
重要であることが分かる。更に、予め当該位置に部分長
燃料棒7aを配置しなければ、部分長燃料棒の上端より
上方に位置するスペーサにおいて、部分長燃料棒に対応
する位置のセルを除去することが可能となる。
【0028】本実施例では、以上の検討に基づき、部分
長燃料棒7aの上端より上方に位置するスペーサ4Bに
ついて、図5に示すように、対向するバスタブ3の間に
位置するセル1a(実線)以外の位置のセル1b(破
線)を除去可能なセルとし、当該除去可能なセル1bの
位置に前記部分長燃料棒7aが配置された場合のみ当該
セル1bを除去したものである。したがって、本実施例
によれば、スペーサの強度を損なうことなく、圧力損失
を低減することができ、流動安定性の余裕増大ととも
に、高信頼性原子燃料集合体の実現が可能となる。
【0029】上記実施例の変形を図6に示す。この図6
は、9×9の正方格子状に配列された複数の燃料棒を有
し、かつ太径の水ロッドを有しない原子燃料集合体に本
発明を適用する場合の考え方を示したものである。図
中、図5に示す部材と同等の部材には同じ符号を付して
いる。
【0030】本実施例では、部分長燃料棒7a(図1参
照)の上端より上方に位置するスペーサにおいて、対向
するバスタブ3間にある丸セル1aは隣接する2つの丸
セル1aの境界がバスタブ3の中心と一致するよう配列
され、バスタブ3の幅は丸セルの直径とほぼ等しくす
る。そして、対向するバスタブ3の間に位置するセル1
a(実線)以外の位置のセル1b(破線)を除去可能な
セルとし、当該除去可能なセル1bの位置に前記部分長
燃料棒7aが配置された場合のみ当該セル1bを除去す
る。
【0031】本実施例によっても、スペーサの強度を損
なうことなく、圧力損失を低減することができる。
【0032】上記実施例の他の変形を図7に示す。この
図7は、10×10の正方格子状に配列された複数の燃
料棒を有し、かつ2本の太径の水ロッドと2本の細径水
ロッドを有する原子燃料集合体に本発明を適用した場合
の実施例を示すものである。図中、図4に示す部材と同
等の部材には同じ符号を付している。
【0033】本実施例では、部分長燃料棒の上端より上
方に位置するスペーサ4Cにおいて、図4の実施例と同
様に、対向するバスタブ3間には全長燃料棒に対応する
全ての位置に丸セル1があり、それ以外の領域では部分
長燃料棒に対応する位置には丸セルがなく、部分長燃料
棒7aはスペーサ4Bの丸セルのない位置の下方にのみ
位置している。また、2本の太径の水ロッドと2本の細
径水ロッドを採用したことに伴ってこれら水ロッドを捜
通支持する丸セル5A,5Bが配置されている。丸セル
のない位置、すなわち部分長燃料棒の配置位置は図4の
実施例と同じである。本実施例によっても、スペーサの
強度を損なうことなく、圧力損失を低減することができ
る。
【0034】本発明の第2の実施例を図8〜図10によ
り説明する。図8において、本実施例の原子燃料集合体
は、燃料棒7の軸方向に交互に配置されたスペーサ4
D,4Eを有しており、それ以外の構成は第1の実施例
と同じである。スペーサ4Dは、図9に示すように、対
向するバスタブ3間には燃料棒7に対応する全ての位置
に丸セル1があり、それ以外の領域では所定の位置で丸
セルが除去されている。スペーサ4Eも、図10に示す
ように、対向するバスタブ3間には燃料棒7に対応する
全ての位置に丸セル1があり、それ以外の領域では所定
の位置で丸セルが除去されている。ただし、スペーサ4
Dとスペーサ4Eとでは、丸セルの除去された位置が互
いに補完し合っている。すなわち、スペーサ4Dで丸セ
ルの除去された位置にはスペーサ4Eで丸セル1があ
り、スペーサ4Eで丸セルの除去された位置にはスペー
サ4Dで丸セル1がある。したがって、セル除去位置に
位置する燃料棒7は、1つ置きにスペーサ4Dまたは4
Eによって支持されることになり、当該燃料棒の健全性
が阻害されることはない。
【0035】本実施例によっても、第1の実施例と同様
の原理でスペーサの強度を損なうことなく、圧力損失を
低減することができる。
【0036】図11及び図12に第2の実施例の変形を
示す。本実施例でも、上記実施例と同様に、燃料棒7の
軸方向に交互にスペーサ4F,4Gを交互に配置してお
り、スペーサ4F及び4Gは、対向するバスタブ3間に
は燃料棒7に対応する全ての位置に丸セル1があり、そ
れ以外の領域では互いに補完し合う位置で丸セルが除去
されている。また、本実施例では、スペーサ4F及び4
Gは一方を90°回転させることによって同一形状とな
る。
【0037】したがって、本実施例によれば、設計・制
作が1つのスペーサ形状で達成できるので、より安価な
構成でスペーサの強度を損なうことなく、圧力損失を低
減することができる。
【0038】なお、図8〜図12に示す実施例では部分
長燃料棒7aを有する燃料集合体に本発明を適用した
が、丸セルのない位置は部分長燃料棒の有無と無関係に
設定できるので、部分長燃料棒を有しない燃料集合体に
対して適用しても同様の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、原子燃料集合体におけ
るスペーサの強度を確保しつつ、構成部材であるセルを
除去することが可能となり、強度信頼性の向上に大きな
効果があり、したがって流動安定性の余裕増大ととも
に、高信頼性原子燃料集合体の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による原子燃料集合体の
外観図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1に示す部分長燃料棒の上端より下方に位置
するスペーサの平面図である。
【図4】図1に示す部分長燃料棒の上端より上方に位置
するスペーサの平面図である。
【図5】図1に示す実施例の原理を説明する図である。
【図6】図1に示す実施例の変形例の原理を説明する図
である。
【図7】図1に示す実施例の他の変形例のスペーサを示
す図である。
【図8】本発明の第2の実施例による原子燃料集合体の
外観図である。
【図9】図8に示す2種類のスペーサの一方のものの平
面図である。
【図10】図8に示す2種類のスペーサの他方のものの
平面図である。
【図11】第の実施例の変形例での2種類のスペーサの
一方のものの平面図である。
【図12】同2種類のスペーサの他方のものの平面図で
ある。
【符号の説明】
1 セル 2 バンド 3 バスタブ 4A〜4G スペーサ 5A,5B 水ロッド設置用セル 7 燃料棒 7a 部分長燃料棒 8A,8B 水ロッド
フロントページの続き (72)発明者 金森 健児 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 梅原 肇 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 中村 昭三 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 水野 正 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 稲垣 正寿 茨城県日立市久慈町4026番地 株式会社日 立製作所日立研究所内 (72)発明者 青山 肇男 茨城県日立市森山町1168番地 株式会社日 立製作所エネルギー研究所内 (72)発明者 別所 泰典 茨城県日立市幸町3丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 相澤 泰博 茨城県日立市幸町3丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 坂田 信二 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正方格子状に配列された複数の燃料棒
    と、少なくとも1本の水ロッドと、これら燃料棒及び水
    ロッドを所定の間隔に保持する複数のスペーサとを有
    し、前記複数のスペーサが、各々、互いに結合された複
    数の丸セルと、これら丸セルの外周に位置するバンド
    と、前記バンドに設けられた互いに対向する複数のバス
    タブとを有する原子燃料集合体において、 前記複数のスペーサは、対向するバスタブ間に前記燃料
    棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ以外
    の領域の前記燃料棒に対応する位置の少なくとも一部に
    前記丸セルがない少なくとも1つの第1のスペーサを含
    むことを特徴とする原子燃料集合体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の原子燃料集合体におい
    て、前記複数の燃料棒は全長が短い部分長燃料棒を含
    み、前記第1のスペーサは前記部分長燃料棒の上端より
    上方に位置し、前記部分長燃料棒は前記第1のスペーサ
    の前記丸セルのない位置の下方のみに位置していること
    を特徴とする原子燃料集合体。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の原子燃料集合体におい
    て、前記複数の燃料棒は全長が短い部分長燃料棒を含
    み、前記第1のスペーサは前記部分長燃料棒の上端より
    上方に位置し、前記部分長燃料棒は少なくとも前記第1
    のスペーサの前記丸セルのない位置の下方に位置してい
    ることを特徴とする原子燃料集合体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の原子燃料集合体におい
    て、前記複数のスペーサは、対向するバスタブ間に前記
    燃料棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ
    以外の領域で前記丸セルがない位置が前記第1のスペー
    サとずれた少なくとも1つの第2のスペーサを含むこと
    を特徴とする原子燃料集合体。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の原子燃料集合体におい
    て、前記第1のスペーサと第2のスペーサが前記燃料棒
    の軸方向に交互に配置されていることを特徴とする原子
    燃料集合体。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の原子燃料集合体におい
    て、前記対向するバスタブ間にある丸セルはその中心が
    そのバスタブの中心と一致するよう配列されていること
    を特徴とする原子燃料集合体。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の原子燃料集合体におい
    て、前記対向するバスタブ間にある丸セルは隣接する2
    つの丸セルの境界がそのバスタブの中心と一致するよう
    配列されていることを特徴とする原子燃料集合体。
  8. 【請求項8】 正方格子状に配列された複数の燃料棒
    と、少なくとも1本の水ロッドと、これら燃料棒及び水
    ロッドを所定の間隔に保持する複数のスペーサとを有
    し、前記複数の燃料棒が全長が短い部分長燃料棒を含
    み、前記複数のスペーサが、各々、互いに結合された複
    数の丸セルと、これら丸セルの外周に位置するバンド
    と、前記バンドに設けられた互いに対向する複数のバス
    タブとを有する原子燃料集合体において、前記複数のス
    ペーサのうち前記部分長燃料棒の上端より上方に位置す
    るスペーサは、対向するバスタブ間に前記燃料棒に対応
    する全ての位置に前記丸セルがあり、それ以外の領域の
    少なくとも前記部分長燃料棒に対応する位置に前記丸セ
    ルがなく、前記部分長燃料棒は前記第1のスペーサの前
    記丸セルのない位置の下方のみに位置していることを特
    徴とする原子燃料集合体。
  9. 【請求項9】 正方格子状に配列された複数の燃料棒
    と、少なくとも1本の水ロッドと、これら燃料棒及び水
    ロッドを所定の間隔に保持する複数のスペーサとを有
    し、前記複数の燃料棒が全長が短い部分長燃料棒を含
    み、前記複数のスペーサが、各々、互いに結合された複
    数の丸セルと、これら丸セルの外周に位置するバンド
    と、前記バンドに設けられた互いに対向する複数のバス
    タブとを有する原子燃料集合体において、 前記複数のスペーサのうち前記部分長燃料棒の上端より
    上方に位置するスペーサは、対向するバスタブ間に前記
    燃料棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ
    以外の領域の少なくとも前記部分長燃料棒に対応する位
    置に前記丸セルがなく、前記部分長燃料棒は少なくとも
    前記第1のスペーサの前記丸セルのない位置の下方に位
    置していることを特徴とする原子燃料集合体。
  10. 【請求項10】 正方格子状に配列された複数の燃料棒
    と、少なくとも1本の水ロッドと、これら燃料棒及び水
    ロッドを所定の間隔に保持する複数のスペーサとを有
    し、前記複数のスペーサが、各々、互いに結合された複
    数の丸セルと、これら丸セルの外周に位置するバンド
    と、前記バンドに設けられた互いに対向する複数のバス
    タブとを有する原子燃料集合体において、 前記複数のスペーサは、対向するバスタブ間に前記燃料
    棒に対応する全ての位置に前記丸セルがあり、それ以外
    の領域の前記燃料棒に対応する位置の少なくとも一部に
    前記丸セルがない複数の第1のスペーサと、対向するバ
    スタブ間には前記燃料棒に対応する全ての位置に前記丸
    セルがあり、それ以外の領域で前記丸セルがない位置が
    前記第1のスペーサとずれた複数の第2のスペーサとを
    含むことを特徴とする原子燃料集合体。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の原子燃料集合体にお
    いて、前記第1のスペーサと第2のスペーサは少なくと
    も1つおきに前記燃料棒の軸方向に交互に配置されてい
    ることを特徴とする原子燃料集合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6400788B1 (en) * 1998-02-10 2002-06-04 Hitachi, Ltd. Fuel assembly
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US7156572B2 (en) 2000-10-03 2007-01-02 L'oreal S.A. Device and method for packaging and applying a substance

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