JPH06345562A - 着色被膜を有するセメント製品およびその製造方法 - Google Patents
着色被膜を有するセメント製品およびその製造方法Info
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- JPH06345562A JPH06345562A JP13063893A JP13063893A JPH06345562A JP H06345562 A JPH06345562 A JP H06345562A JP 13063893 A JP13063893 A JP 13063893A JP 13063893 A JP13063893 A JP 13063893A JP H06345562 A JPH06345562 A JP H06345562A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
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- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/5007—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials with salts or salty compositions, e.g. for salt glazing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 美麗で剥離し難く、耐候性に優れた着色
被膜を持ち、白華現象と中性化現象を生じないセメント
製品およびその製造方法を提供する。 【構成】 金属硫酸塩水溶液またはその反応生成物
を主成分とする着色被膜を有するセメント製品。セメン
ト製品に金属硫酸塩濃度が2重量%以上、飽和濃度以下
の水溶性硫酸塩を含浸させることによる着色セメント・
コンクリート二次製品の製造方法。
被膜を持ち、白華現象と中性化現象を生じないセメント
製品およびその製造方法を提供する。 【構成】 金属硫酸塩水溶液またはその反応生成物
を主成分とする着色被膜を有するセメント製品。セメン
ト製品に金属硫酸塩濃度が2重量%以上、飽和濃度以下
の水溶性硫酸塩を含浸させることによる着色セメント・
コンクリート二次製品の製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】セメント、砂、水もしくはセメン
ト、砂、砂利、水の硬化体である各種セメント製品が建
築あるいは土木用に大量に使用されているが、最近自然
との調和、景観への関心の高まりから着色したセメント
製品が求められるようになってきた。本発明は、着色し
たセメント製品およびその製造方法に関する。併せて本
発明は、いわゆる白華現象のないセメント製品およびそ
の製造方法に関する。
ト、砂、砂利、水の硬化体である各種セメント製品が建
築あるいは土木用に大量に使用されているが、最近自然
との調和、景観への関心の高まりから着色したセメント
製品が求められるようになってきた。本発明は、着色し
たセメント製品およびその製造方法に関する。併せて本
発明は、いわゆる白華現象のないセメント製品およびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】着色したセメント製品は、顔料をセメン
ト等の原料と混合して製造する方法、セメント製品に所
定の色の塗料を塗布あるいは吹付けする方法で製造され
ている。また、セメント製品の表面に綿花状の白い粉が
吹出す白華現象の防止については、これらの製造時にシ
ラン系あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤を原料
に混合する方法、セメント製品にシラン系あるいはシリ
コン系の防水剤または撥水剤を塗布する方法が知られて
いる。
ト等の原料と混合して製造する方法、セメント製品に所
定の色の塗料を塗布あるいは吹付けする方法で製造され
ている。また、セメント製品の表面に綿花状の白い粉が
吹出す白華現象の防止については、これらの製造時にシ
ラン系あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤を原料
に混合する方法、セメント製品にシラン系あるいはシリ
コン系の防水剤または撥水剤を塗布する方法が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】顔料をセメント等の原
料と混合して着色セメント製品を製造する方法では、多
量の顔料が必要であり、着色効果を十分に発揮するため
には、セメントとして高価な白色セメントを使用しなけ
ればならない、自然な色合いの生成が難しい、等の課題
がある。
料と混合して着色セメント製品を製造する方法では、多
量の顔料が必要であり、着色効果を十分に発揮するため
には、セメントとして高価な白色セメントを使用しなけ
ればならない、自然な色合いの生成が難しい、等の課題
がある。
【0004】セメント製品に塗料を塗布あるいは吹付け
する方法は、通常有機系溶剤を多量に使用するため、作
業者の安全衛生上の管理を十分におこなわなければなら
ないのみならず、有機系の特性として耐候性に劣るとい
った課題を有する。また、水性塗料による場合もある
が、着色が鮮やかさに欠けるといった課題を有する。最
も問題となるのは、両者ともセメント製品に着色粒子が
物理的に付着しているだけであるので剥げやすいといっ
た点である。
する方法は、通常有機系溶剤を多量に使用するため、作
業者の安全衛生上の管理を十分におこなわなければなら
ないのみならず、有機系の特性として耐候性に劣るとい
った課題を有する。また、水性塗料による場合もある
が、着色が鮮やかさに欠けるといった課題を有する。最
も問題となるのは、両者ともセメント製品に着色粒子が
物理的に付着しているだけであるので剥げやすいといっ
た点である。
【0005】セメント製品の白華現象の防止のために、
セメント製品の製造時にシラン系あるいはシリコン系の
防水剤または撥水剤を原料に混合したり、セメント製品
にシラン系あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤が
塗布されている。しかしながら、これらの方法は効果が
不安定で必ずしも所期の成果が得られず、しかもこのよ
うな防水剤または撥水剤は極めて高価である。
セメント製品の製造時にシラン系あるいはシリコン系の
防水剤または撥水剤を原料に混合したり、セメント製品
にシラン系あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤が
塗布されている。しかしながら、これらの方法は効果が
不安定で必ずしも所期の成果が得られず、しかもこのよ
うな防水剤または撥水剤は極めて高価である。
【0006】本発明の目的は従来の着色したセメント製
品の欠点を克服し、剥離し難く、長期の耐候性に優れ、
しかも白華現象を生じない着色被膜を有するセメント製
品を提供することにある。
品の欠点を克服し、剥離し難く、長期の耐候性に優れ、
しかも白華現象を生じない着色被膜を有するセメント製
品を提供することにある。
【0007】更に、本発明の他の目的は、多量の顔料を
必要とせず、使用するセメントの種類が限定されず、作
業者の安全衛生上の管理が簡便であり、高価なシラン系
あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤を使用しない
着色被膜を有するセメント製品の製造方法を提供するこ
とにある。
必要とせず、使用するセメントの種類が限定されず、作
業者の安全衛生上の管理が簡便であり、高価なシラン系
あるいはシリコン系の防水剤または撥水剤を使用しない
着色被膜を有するセメント製品の製造方法を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、セメント製
品の表面に着色被膜を生成する方法として、公知方法と
は全く異なる技術思想に基づき、硫酸鉄を用いて化学的
に着色層を生成させる方法を発明した(特願平5−24
055号明細書)。さらにこの思想を発展させ、自然景
観材料に適した発色方法について種々検討した結果、硫
酸ニッケル、硫酸コバルト、硫酸クロム、硫酸マンガ
ン、硫酸銅等の金属硫酸塩の水溶液をセメント製品に含
浸させれば、各種の安定な着色被膜が得られ、硫酸ニッ
ケル、硫酸コバルト、硫酸クロム、硫酸マンガン、硫酸
銅等の金属硫酸塩の水溶液の濃度、含浸量、組合せを変
化させることによって、製品の色調を変えることができ
ることを見い出した。これらの水溶液にポリビニルアル
コール等水溶性樹脂、界面活性剤等水分散性樹脂、アル
カリ水(PH12程度の水)、酸化剤、還元剤等を少量
添加して使用することは、急激な乾燥を防ぎ、色調を濃
くすることに役立ち、また、浸透性を向上させ色素接着
強度および深さを大きくすることに役立ち、何ら本発明
に障害とはならない。さらに、セメント製品の白華現象
および中性化現象も抑制されることを見い出し本発明を
完成した。これらの水溶液に、マイカ、黒曜石粉、方解
石等の無機粉体を加えて、セメント製品の表面に接着さ
せることは、より自然景観材料に適するという利点があ
り、何ら本発明に障害とはならないことも見い出した。
品の表面に着色被膜を生成する方法として、公知方法と
は全く異なる技術思想に基づき、硫酸鉄を用いて化学的
に着色層を生成させる方法を発明した(特願平5−24
055号明細書)。さらにこの思想を発展させ、自然景
観材料に適した発色方法について種々検討した結果、硫
酸ニッケル、硫酸コバルト、硫酸クロム、硫酸マンガ
ン、硫酸銅等の金属硫酸塩の水溶液をセメント製品に含
浸させれば、各種の安定な着色被膜が得られ、硫酸ニッ
ケル、硫酸コバルト、硫酸クロム、硫酸マンガン、硫酸
銅等の金属硫酸塩の水溶液の濃度、含浸量、組合せを変
化させることによって、製品の色調を変えることができ
ることを見い出した。これらの水溶液にポリビニルアル
コール等水溶性樹脂、界面活性剤等水分散性樹脂、アル
カリ水(PH12程度の水)、酸化剤、還元剤等を少量
添加して使用することは、急激な乾燥を防ぎ、色調を濃
くすることに役立ち、また、浸透性を向上させ色素接着
強度および深さを大きくすることに役立ち、何ら本発明
に障害とはならない。さらに、セメント製品の白華現象
および中性化現象も抑制されることを見い出し本発明を
完成した。これらの水溶液に、マイカ、黒曜石粉、方解
石等の無機粉体を加えて、セメント製品の表面に接着さ
せることは、より自然景観材料に適するという利点があ
り、何ら本発明に障害とはならないことも見い出した。
【0009】本発明の要旨は、 (1)ニッケル、コバルト、銅、マンガンまたはクロム
の水溶性硫酸塩もしくはその反応生成物を主成分とする
着色被膜を有するセメント製品、および
の水溶性硫酸塩もしくはその反応生成物を主成分とする
着色被膜を有するセメント製品、および
【0010】(2)セメント製品に無水硫酸塩基準で濃
度2重量%以上、飽和濃度以下のニッケル、コバルト、
銅、マンガンまたはクロムの硫酸塩水溶液を含浸させる
ことを特徴とする、水溶性硫酸塩もしくはその反応生成
物を主成分とする着色被膜を有するセメント製品の製造
方法、である。
度2重量%以上、飽和濃度以下のニッケル、コバルト、
銅、マンガンまたはクロムの硫酸塩水溶液を含浸させる
ことを特徴とする、水溶性硫酸塩もしくはその反応生成
物を主成分とする着色被膜を有するセメント製品の製造
方法、である。
【0011】以下に本発明を詳細に説明する。本発明が
対象とするセメント製品は、種類、形状に制限はなく、
セメント、砂、水もしくはセメント、砂、砂利、水の硬
化体であり、コンクリートブロック、コンクリートパネ
ル、コンクリートパイル等のほかコンクリートあるいは
モルタルが表面に露出した建築用、土木用の建築物、構
築物である。
対象とするセメント製品は、種類、形状に制限はなく、
セメント、砂、水もしくはセメント、砂、砂利、水の硬
化体であり、コンクリートブロック、コンクリートパネ
ル、コンクリートパイル等のほかコンクリートあるいは
モルタルが表面に露出した建築用、土木用の建築物、構
築物である。
【0012】本発明のセメント製品の製造に使用する水
溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)は、工業用の化学品で良
く、所定濃度の水溶液にして使用する。金属塩として
は、ニッケル、コバルト、銅、マンガン、クロム等水溶
液中でイオンあるいはキレートを形成するものであれば
よい。
溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)は、工業用の化学品で良
く、所定濃度の水溶液にして使用する。金属塩として
は、ニッケル、コバルト、銅、マンガン、クロム等水溶
液中でイオンあるいはキレートを形成するものであれば
よい。
【0013】硫酸塩水溶液の濃度は、無水塩基準で2重
量パーセント以上、飽和濃度以下である。この場合、濃
度によって色調が異なり、濃度が低い場合ほど色調は淡
く、濃度が高くなるにつれて色調は濃くなる。濃度が2
重量パーセント未満ではほとんど着色しなくなる。
量パーセント以上、飽和濃度以下である。この場合、濃
度によって色調が異なり、濃度が低い場合ほど色調は淡
く、濃度が高くなるにつれて色調は濃くなる。濃度が2
重量パーセント未満ではほとんど着色しなくなる。
【0014】硫酸塩水溶液のセメント製品への含浸量に
ついては、セメント製品の表面状態および金属塩の種類
によって相違するが、製品表面の面積1平方メートル当
たり硫酸塩水溶液として1g〜50gである。1g未満
ではほとんど着色せず、また50gを越えても色調はと
くに濃くはならないが、着色被膜が乾燥後、再度含浸さ
せる場合はこの限りではない。
ついては、セメント製品の表面状態および金属塩の種類
によって相違するが、製品表面の面積1平方メートル当
たり硫酸塩水溶液として1g〜50gである。1g未満
ではほとんど着色せず、また50gを越えても色調はと
くに濃くはならないが、着色被膜が乾燥後、再度含浸さ
せる場合はこの限りではない。
【0015】水溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)の水溶液
のセメント製品への含浸方法については、特に制限はな
いが、塗装の場合と同様に、塗布、吹付け、あるいはデ
ィッピング等の方法が採用できる。含浸工程は1回の操
作で行っても良いし、数回に分けて行っても良い。均一
に含浸させれば均一な色調になり、また不均一に含浸さ
せる、または重ね塗りをして天然物に近似した着色被膜
を有するセメント製品を得ることも随意である。
のセメント製品への含浸方法については、特に制限はな
いが、塗装の場合と同様に、塗布、吹付け、あるいはデ
ィッピング等の方法が採用できる。含浸工程は1回の操
作で行っても良いし、数回に分けて行っても良い。均一
に含浸させれば均一な色調になり、また不均一に含浸さ
せる、または重ね塗りをして天然物に近似した着色被膜
を有するセメント製品を得ることも随意である。
【0016】水溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)のセメン
ト製品への含浸助剤としての界面活性剤や、色調を調製
するための各種塩類や酸化剤等の化学品を、本発明の目
的を損なわない範囲で水溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)
水溶液に添加しても差し支えない。
ト製品への含浸助剤としての界面活性剤や、色調を調製
するための各種塩類や酸化剤等の化学品を、本発明の目
的を損なわない範囲で水溶性硫酸塩(鉄を除く金属塩)
水溶液に添加しても差し支えない。
【0017】本発明の着色被膜の性状の詳細は不明であ
るが、セメント製品中のセメントの水和反応によって生
じた遊離Ca(OH)2 が硫酸塩と反応して金属水酸化
物と硫酸カルシウムの微小結晶を生成し、同時に生成さ
れる反応生成物と共に被膜を形成し、生成した金属水酸
化物の微小結晶が発色するため、被膜は意図した色に着
色すると推察される。
るが、セメント製品中のセメントの水和反応によって生
じた遊離Ca(OH)2 が硫酸塩と反応して金属水酸化
物と硫酸カルシウムの微小結晶を生成し、同時に生成さ
れる反応生成物と共に被膜を形成し、生成した金属水酸
化物の微小結晶が発色するため、被膜は意図した色に着
色すると推察される。
【0018】更に、セメント製品中のセメントの水和反
応によって生じた遊離Ca(OH) 2 が硫酸塩と反応し
て生成した金属水酸化物と硫酸カルシウムの微小結晶は
セメント製品の空隙を埋め、各種の反応物、反応生成物
と共に被膜を形成するので外部からの水分の浸透を抑制
する。そのためセメント製品中のアルカリ分がセメント
製品の内部から表面に溶出することが抑制され、白華現
象が抑制されると推察される。同時に、大気中のCO2
がセメント製品中へ浸透することも抑制されるので、セ
メント製品中のセメント水和物とCO2 との反応、即ち
中性化現象も抑制されると推察される。また表面硬度が
向上するのもそのためと推察される。以下に実施例を示
すが、本発明は実施例によって限定を受けるものではな
い。
応によって生じた遊離Ca(OH) 2 が硫酸塩と反応し
て生成した金属水酸化物と硫酸カルシウムの微小結晶は
セメント製品の空隙を埋め、各種の反応物、反応生成物
と共に被膜を形成するので外部からの水分の浸透を抑制
する。そのためセメント製品中のアルカリ分がセメント
製品の内部から表面に溶出することが抑制され、白華現
象が抑制されると推察される。同時に、大気中のCO2
がセメント製品中へ浸透することも抑制されるので、セ
メント製品中のセメント水和物とCO2 との反応、即ち
中性化現象も抑制されると推察される。また表面硬度が
向上するのもそのためと推察される。以下に実施例を示
すが、本発明は実施例によって限定を受けるものではな
い。
【0019】
実施例1 30×30×3cmの型枠に、普通ポルトランドセメン
ト:砂=1:2(重量比)、水セメント比W/C=0.
35(重量比)のセメントモルタルを流し込み、一昼夜
湿空養生して脱型し、更に一昼夜湿空養生した後3日間
気中養生を行って30×30×厚さ3cmのセメントパ
ネルを調製した。
ト:砂=1:2(重量比)、水セメント比W/C=0.
35(重量比)のセメントモルタルを流し込み、一昼夜
湿空養生して脱型し、更に一昼夜湿空養生した後3日間
気中養生を行って30×30×厚さ3cmのセメントパ
ネルを調製した。
【0020】このセメントパネルに濃度15重量パーセ
ントの硫酸ニッケル水溶液20ミリリットルを吹付けて
含浸させたところ、セメントパネルの表面に青緑色の被
膜が生成した。このセメントパネル表面硬度の測定結果
は硬度4と、未着色のセメントパネル表面硬度は3に比
べ向上していた。このセメントパネルを、戸外のコンク
リート製の擁壁に貼付して放置する方法で耐候性試験を
行ったが、退色もほとんど無く、1年後でもセメントパ
ネル表面の白華現象は認められなかった。また、1年間
の耐候性試験後のセメントパネルを切断し中性化試験を
行ったが中性化現象は認められなかった。
ントの硫酸ニッケル水溶液20ミリリットルを吹付けて
含浸させたところ、セメントパネルの表面に青緑色の被
膜が生成した。このセメントパネル表面硬度の測定結果
は硬度4と、未着色のセメントパネル表面硬度は3に比
べ向上していた。このセメントパネルを、戸外のコンク
リート製の擁壁に貼付して放置する方法で耐候性試験を
行ったが、退色もほとんど無く、1年後でもセメントパ
ネル表面の白華現象は認められなかった。また、1年間
の耐候性試験後のセメントパネルを切断し中性化試験を
行ったが中性化現象は認められなかった。
【0021】比較例1 実施例1と同様に調製したセメントパネルを、含浸の操
作を行うことなく実施例1と同様の1年間の耐候性試験
を行ったが、約1ヶ月で表面にかなりの白華現象が生じ
た。1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切断し中
性化試験を行ったところ、表面より約5mmが中性化し
た。
作を行うことなく実施例1と同様の1年間の耐候性試験
を行ったが、約1ヶ月で表面にかなりの白華現象が生じ
た。1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切断し中
性化試験を行ったところ、表面より約5mmが中性化し
た。
【0022】比較例2 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度1重
量パーセントの硫酸ニッケル水溶液10ミリリットルを
吹付けて含浸させたところ、着色被膜はほとんど認めら
れなかった。
量パーセントの硫酸ニッケル水溶液10ミリリットルを
吹付けて含浸させたところ、着色被膜はほとんど認めら
れなかった。
【0023】比較例3 実施例1と同様に調製したセメントパネルにエマルジョ
ン系の水性塗料を塗布し、実施例1と同様の1年間の耐
候性試験を行ったが、約3ヶ月で表面の一部に白華現象
が認められ、かつ色が黄変し、半年後に塗装面の一部が
剥離した。
ン系の水性塗料を塗布し、実施例1と同様の1年間の耐
候性試験を行ったが、約3ヶ月で表面の一部に白華現象
が認められ、かつ色が黄変し、半年後に塗装面の一部が
剥離した。
【0024】実施例2 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度20
重量パーセントに調製した硫酸コバルト水溶液を20ミ
リリットル、刷毛塗りして含浸させたところ、淡い緑色
の被膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同
様の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無
く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認めら
れなかった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパ
ネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認め
られなかった。
重量パーセントに調製した硫酸コバルト水溶液を20ミ
リリットル、刷毛塗りして含浸させたところ、淡い緑色
の被膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同
様の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無
く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認めら
れなかった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパ
ネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認め
られなかった。
【0025】実施例3 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度10
重量パーセントに調製した硫酸銅水溶液を15ミリリッ
トル、刷毛塗りして含浸させたところ、緑色の被膜が生
成した。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間
の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後
でもセメントパネル表面の白華現象は認められなかっ
た。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切
断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められなか
った。
重量パーセントに調製した硫酸銅水溶液を15ミリリッ
トル、刷毛塗りして含浸させたところ、緑色の被膜が生
成した。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間
の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後
でもセメントパネル表面の白華現象は認められなかっ
た。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切
断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められなか
った。
【0026】実施例4 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度20
重量パーセントに調製した硫酸マンガン水溶液を15ミ
リリットル、刷毛塗りして含浸させたところ、褐色の被
膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同様の
1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、
1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認められな
かった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネル
を切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められ
なかった。
重量パーセントに調製した硫酸マンガン水溶液を15ミ
リリットル、刷毛塗りして含浸させたところ、褐色の被
膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同様の
1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、
1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認められな
かった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネル
を切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められ
なかった。
【0027】実施例5 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度20
重量パーセントに調製した硫酸クロム水溶液を20ミリ
リットル、刷毛塗りして含浸させたところ、淡い緑色の
被膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同様
の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無
く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認めら
れなかった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパ
ネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認め
られなかった。
重量パーセントに調製した硫酸クロム水溶液を20ミリ
リットル、刷毛塗りして含浸させたところ、淡い緑色の
被膜が生成した。このセメントパネルを実施例1と同様
の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無
く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象は認めら
れなかった。また、1年間の耐候性試験後のセメントパ
ネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認め
られなかった。
【0028】実施例6 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度3重
量パーセントに調製した硫酸ニッケル水溶液を10ミリ
リットル、刷毛塗りした後、濃度3重量パーセントに調
製した硫酸マンガン水溶液を10ミリリットル、刷毛塗
りして含浸させたところ、淡い暗緑色の被膜が生成し
た。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間の耐
候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後でも
セメントパネル表面の白華現象は認められなかった。ま
た、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切断し、
中性化試験を行ったが中性化現象は認められなかった。
量パーセントに調製した硫酸ニッケル水溶液を10ミリ
リットル、刷毛塗りした後、濃度3重量パーセントに調
製した硫酸マンガン水溶液を10ミリリットル、刷毛塗
りして含浸させたところ、淡い暗緑色の被膜が生成し
た。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間の耐
候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後でも
セメントパネル表面の白華現象は認められなかった。ま
た、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切断し、
中性化試験を行ったが中性化現象は認められなかった。
【0029】実施例7 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度15
重量パーセントの硫酸コバルト水溶液5ミリリットルを
刷毛塗りして含浸させたところ、暗桃色の着色被膜が生
成した。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間
の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後
でもセメントパネル表面の白華現象は認められなかっ
た。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切
断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められなか
った。
重量パーセントの硫酸コバルト水溶液5ミリリットルを
刷毛塗りして含浸させたところ、暗桃色の着色被膜が生
成した。このセメントパネルを実施例1と同様の1年間
の耐候性試験を行ったが、退色もほとんど無く、1年後
でもセメントパネル表面の白華現象は認められなかっ
た。また、1年間の耐候性試験後のセメントパネルを切
断し、中性化試験を行ったが中性化現象は認められなか
った。
【0030】実施例8 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度1重
量パーセントのポリビニルアルコール水溶液に、濃度1
5重量パーセントになるよう硫酸ニッケルを添加した水
溶液5ミリリットルを刷毛塗りして含浸させたところ、
緑色の着色被膜が生成した。このセメントパネルを実施
例1と同様の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほ
とんど無く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象
は認められなかった。また、1年間の耐候性試験後のセ
メントパネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現
象は認められなかった。
量パーセントのポリビニルアルコール水溶液に、濃度1
5重量パーセントになるよう硫酸ニッケルを添加した水
溶液5ミリリットルを刷毛塗りして含浸させたところ、
緑色の着色被膜が生成した。このセメントパネルを実施
例1と同様の1年間の耐候性試験を行ったが、退色もほ
とんど無く、1年後でもセメントパネル表面の白華現象
は認められなかった。また、1年間の耐候性試験後のセ
メントパネルを切断し、中性化試験を行ったが中性化現
象は認められなかった。
【0031】実施例9 実施例1と同様に調製したセメントパネルに、濃度10
重量パーセントの硫酸ニッケル水溶液10ミリリットル
を刷毛塗りして含浸させた後、濃度3重量パーセントの
過酸化水素水3ミリリットルを吹付けて含浸させたとこ
ろ、緑褐色の着色被膜が生成した。このセメントパネル
を実施例1と同様の1年間の耐候性試験を行ったが、退
色もほとんど無く、1年後でもセメントパネル表面の白
華現象は認められなかった。また、1年間の耐候性試験
後のセメントパネルを切断し、中性化試験を行ったが中
性化現象は認められなかった。
重量パーセントの硫酸ニッケル水溶液10ミリリットル
を刷毛塗りして含浸させた後、濃度3重量パーセントの
過酸化水素水3ミリリットルを吹付けて含浸させたとこ
ろ、緑褐色の着色被膜が生成した。このセメントパネル
を実施例1と同様の1年間の耐候性試験を行ったが、退
色もほとんど無く、1年後でもセメントパネル表面の白
華現象は認められなかった。また、1年間の耐候性試験
後のセメントパネルを切断し、中性化試験を行ったが中
性化現象は認められなかった。
【0032】上記において、中性化試験は次の方法で行
った。セメントパネルを切り出し、断面にフェノールフ
タレイン1%エタノール溶液を噴霧する。アルカリ性で
あれば赤色を呈するので、呈色しない部分の表面からの
距離を測定し、中性化深さとする。中性化深さから下記
の数1によりセメントパネルの概略の耐用年数を判断す
ることができる。(岡田、六車「コンクリート工学ハン
ドブック」594頁、朝倉書店1981年刊行、日本コ
ンクリート工学協会「コンクリート便覧」804頁、技
報堂1976年刊行)
った。セメントパネルを切り出し、断面にフェノールフ
タレイン1%エタノール溶液を噴霧する。アルカリ性で
あれば赤色を呈するので、呈色しない部分の表面からの
距離を測定し、中性化深さとする。中性化深さから下記
の数1によりセメントパネルの概略の耐用年数を判断す
ることができる。(岡田、六車「コンクリート工学ハン
ドブック」594頁、朝倉書店1981年刊行、日本コ
ンクリート工学協会「コンクリート便覧」804頁、技
報堂1976年刊行)
【0033】
【数1】tR2 =7.2x2 /(w−1.76)2 t:経過年数(年)、R:中性化比率(定数)、x:中
性化深さ(cm)、w:水セメント比である。
性化深さ(cm)、w:水セメント比である。
【0034】
【発明の効果】自然との調和、景観への関心の高まり、
等の観点から、建築・土木用の着色セメント製品が求め
られるようになっている。これら製品の着色方法として
は、顔料を製造時に原料に混合する方法、塗料を製品表
面に塗布する方法が実施されているが、経済性、審美性
に問題がある。本発明の方法では、金属硫酸塩水溶液を
セメント製品に含浸させることにより、容易に着色した
製品が得られ、また、白華現象および製品の中性化が抑
制される。金属硫酸塩水溶液をセメント製品に含浸させ
ると、セメントの水和によって生じた遊離のアルカリ分
は金属塩と反応して金属水酸化物の微小結晶を生成し、
一方白華現象の原因物質である遊離の石灰分は金属硫酸
塩の硫酸分と反応して硫酸カルシウムの微小結晶を生成
し、金属水酸化物の微小結晶とともにセメント製品の空
隙を充填して、外部からの水分や炭酸ガスの浸透を抑制
するために、白華現象や中性化が抑制される。また、表
面硬度の向上も得られる。
等の観点から、建築・土木用の着色セメント製品が求め
られるようになっている。これら製品の着色方法として
は、顔料を製造時に原料に混合する方法、塗料を製品表
面に塗布する方法が実施されているが、経済性、審美性
に問題がある。本発明の方法では、金属硫酸塩水溶液を
セメント製品に含浸させることにより、容易に着色した
製品が得られ、また、白華現象および製品の中性化が抑
制される。金属硫酸塩水溶液をセメント製品に含浸させ
ると、セメントの水和によって生じた遊離のアルカリ分
は金属塩と反応して金属水酸化物の微小結晶を生成し、
一方白華現象の原因物質である遊離の石灰分は金属硫酸
塩の硫酸分と反応して硫酸カルシウムの微小結晶を生成
し、金属水酸化物の微小結晶とともにセメント製品の空
隙を充填して、外部からの水分や炭酸ガスの浸透を抑制
するために、白華現象や中性化が抑制される。また、表
面硬度の向上も得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01G 53/10
Claims (2)
- 【請求項1】 ニッケル、コバルト、銅、マンガ
ンまたはクロムの水溶性硫酸塩もしくはその反応生成物
を主成分とする着色被膜を有するセメント製品。 - 【請求項2】 セメント製品に無水硫酸塩基準で
濃度2重量%以上、飽和濃度以下のニッケル、コバル
ト、銅、マンガンまたはクロムの硫酸塩水溶液を含浸さ
せることを特徴とする、水溶性硫酸塩もしくはその反応
生成物を主成分とする着色被膜を有するセメント製品の
製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13063893A JPH06345562A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 着色被膜を有するセメント製品およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13063893A JPH06345562A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 着色被膜を有するセメント製品およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06345562A true JPH06345562A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15039047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13063893A Pending JPH06345562A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 着色被膜を有するセメント製品およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06345562A (ja) |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP13063893A patent/JPH06345562A/ja active Pending
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