JPH06345330A - 自動ケーブル繰出し量設定回路 - Google Patents
自動ケーブル繰出し量設定回路Info
- Publication number
- JPH06345330A JPH06345330A JP13805593A JP13805593A JPH06345330A JP H06345330 A JPH06345330 A JP H06345330A JP 13805593 A JP13805593 A JP 13805593A JP 13805593 A JP13805593 A JP 13805593A JP H06345330 A JPH06345330 A JP H06345330A
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- JP
- Japan
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- cable
- signal
- unwinding
- amount
- winding
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- Pending
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- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海中等にケーブルを繰出す場合に、ケーブル
繰出し量の設定を正確かつ容易にする。 【構成】 ケーブル繰出し量信号より微分器1でケーブ
ル繰出し速度を検出し、その速度に応じた慣性によるケ
ーブルの余分巻取り/巻出し量を余分巻取り/巻出し量
計算回路2にて算出し、減算器3で希望のケーブル繰出
し量から余分繰出し量を減算することにより補正する。
これによりケーブル繰出し量が自動的にかつ正確に設定
される。
繰出し量の設定を正確かつ容易にする。 【構成】 ケーブル繰出し量信号より微分器1でケーブ
ル繰出し速度を検出し、その速度に応じた慣性によるケ
ーブルの余分巻取り/巻出し量を余分巻取り/巻出し量
計算回路2にて算出し、減算器3で希望のケーブル繰出
し量から余分繰出し量を減算することにより補正する。
これによりケーブル繰出し量が自動的にかつ正確に設定
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ケーブル繰出し量制御
装置に関し、特に航空機搭載用の自動ケーブル繰出し量
設定回路に関する。
装置に関し、特に航空機搭載用の自動ケーブル繰出し量
設定回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動ケーブル繰出し量設定回路
は、巻取りおよび巻出し信号を入力し、その時のケーブ
ル繰出し量信号を入力し、巻取り速度,巻出し速度をコ
ントロールする駆動コントロール回路5と、巻取り/巻
出し速度制御信号を入力し、巻取り,巻出し駆動を行う
駆動部6と、手動で巻取り信号を入力するスイッチ7
と、手動で巻出し信号を入力するスイッチ8と、ケーブ
ル繰出し量信号をモニタするモニタ9とから構成されて
おり、ケーブル繰出し量モニタ9を見ながら、手動でス
イッチ7,スイッチ8を操作して、ケーブル繰出し量を
設定していた。
は、巻取りおよび巻出し信号を入力し、その時のケーブ
ル繰出し量信号を入力し、巻取り速度,巻出し速度をコ
ントロールする駆動コントロール回路5と、巻取り/巻
出し速度制御信号を入力し、巻取り,巻出し駆動を行う
駆動部6と、手動で巻取り信号を入力するスイッチ7
と、手動で巻出し信号を入力するスイッチ8と、ケーブ
ル繰出し量信号をモニタするモニタ9とから構成されて
おり、ケーブル繰出し量モニタ9を見ながら、手動でス
イッチ7,スイッチ8を操作して、ケーブル繰出し量を
設定していた。
【0003】この従来の自動ケーブル繰出し量設定回路
の動作を説明する。手動によりスイッチ7もしくはスイ
ッチ8を押下すると、押下している間だけ巻取りもしく
は巻出し信号が駆動コントロール回路5に入力される。
巻取りもしくは巻出し信号を入力すると、その時のケー
ブル繰出し量に応じた巻取り/巻出し速度制御信号が駆
動部6に出力され、ケーブルがその速度に応じてケーブ
ルが巻取られるか、もしくは巻出される。押下していた
スイッチ3もしくはスイッチ4を解放すると、巻取りも
しくは巻出し信号は出力されなくなり、駆動コントロー
ル回路5からストップ信号が駆動部6に出力され、ケー
ブルの巻取りもしくは巻出しはストップする。
の動作を説明する。手動によりスイッチ7もしくはスイ
ッチ8を押下すると、押下している間だけ巻取りもしく
は巻出し信号が駆動コントロール回路5に入力される。
巻取りもしくは巻出し信号を入力すると、その時のケー
ブル繰出し量に応じた巻取り/巻出し速度制御信号が駆
動部6に出力され、ケーブルがその速度に応じてケーブ
ルが巻取られるか、もしくは巻出される。押下していた
スイッチ3もしくはスイッチ4を解放すると、巻取りも
しくは巻出し信号は出力されなくなり、駆動コントロー
ル回路5からストップ信号が駆動部6に出力され、ケー
ブルの巻取りもしくは巻出しはストップする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動ケーブ
ル繰出し量設定回路では、ケーブル繰出し量信号のモニ
タを見ながら手動でスイッチの押下,解放を繰り返して
希望のケーブル繰出し量に設定するため、希望繰出し量
とケーブルの巻取り/巻出しを止めた時のずれが大き
く、何回も巻取り/巻出しを繰り返す必要があり、希望
ケーブル繰出し量に設定するのに時間がかかるという問
題点があった。
ル繰出し量設定回路では、ケーブル繰出し量信号のモニ
タを見ながら手動でスイッチの押下,解放を繰り返して
希望のケーブル繰出し量に設定するため、希望繰出し量
とケーブルの巻取り/巻出しを止めた時のずれが大き
く、何回も巻取り/巻出しを繰り返す必要があり、希望
ケーブル繰出し量に設定するのに時間がかかるという問
題点があった。
【0005】本発明の目的は、このような問題点を解決
した自動ケーブル繰出し量設定回路を提供することにあ
る。
した自動ケーブル繰出し量設定回路を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の自動ケーブル繰
出し量設定回路は、ケーブル繰出し量信号を入力してケ
ーブル繰出し速度信号を出力する微分器と、ケーブルの
巻取りもしくは巻出し信号および前記ケーブル繰出し速
度信号を入力し、余分巻取り/巻出し量信号を出力する
余分巻取り/巻出し量計算回路と、前記余分巻取り/巻
出し量信号およびケーブル繰出し量設定値信号を入力
し、ストップ時ケーブル繰出し量信号を出力する減算器
と、前記ストップ時ケーブル繰出し量信号とケーブル繰
出し量信号を入力し、ストップコマンド信号を出力する
ストップコマンドドライブ回路と、を備えることを特徴
とする。
出し量設定回路は、ケーブル繰出し量信号を入力してケ
ーブル繰出し速度信号を出力する微分器と、ケーブルの
巻取りもしくは巻出し信号および前記ケーブル繰出し速
度信号を入力し、余分巻取り/巻出し量信号を出力する
余分巻取り/巻出し量計算回路と、前記余分巻取り/巻
出し量信号およびケーブル繰出し量設定値信号を入力
し、ストップ時ケーブル繰出し量信号を出力する減算器
と、前記ストップ時ケーブル繰出し量信号とケーブル繰
出し量信号を入力し、ストップコマンド信号を出力する
ストップコマンドドライブ回路と、を備えることを特徴
とする。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
説明する。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。この自動ケーブル繰出し量設定回路は、ケーブル繰
出し量信号を入力してケーブル繰出し速度信号を出力す
る微分器1と、ケーブルの巻取り信号、巻出し信号およ
びケーブル繰出し速度信号を入力しケーブルの余分巻取
り/巻出し信号を算出する余分巻取り/巻出し量計算回
路2と、余分巻取り/巻出し信号およびケーブル繰出し
量設定値信号を入力し、ストップ時繰出し量信号を出力
する減算器3と、ケーブル量繰出し信号とストップ時繰
出し信号を入力し、この2つの信号の示す値が等しくな
った時にケーブル駆動部をストップさせるストップ・コ
マンド信号を出力するストップ・コマンドドライバ回路
4とを備えている。
る。この自動ケーブル繰出し量設定回路は、ケーブル繰
出し量信号を入力してケーブル繰出し速度信号を出力す
る微分器1と、ケーブルの巻取り信号、巻出し信号およ
びケーブル繰出し速度信号を入力しケーブルの余分巻取
り/巻出し信号を算出する余分巻取り/巻出し量計算回
路2と、余分巻取り/巻出し信号およびケーブル繰出し
量設定値信号を入力し、ストップ時繰出し量信号を出力
する減算器3と、ケーブル量繰出し信号とストップ時繰
出し信号を入力し、この2つの信号の示す値が等しくな
った時にケーブル駆動部をストップさせるストップ・コ
マンド信号を出力するストップ・コマンドドライバ回路
4とを備えている。
【0009】図1における信号は、以下のような記号を
使って説明する。ケーブル繰出し量信号はL、ケーブル
繰出し速度信号はvL ,ケーブル繰出し量設定信号はL
O ,余分巻取り/巻出し信号はΔL,ストップ時ケーブ
ル繰出し量信号はLS ,ストップコマンド信号はSと表
記する。
使って説明する。ケーブル繰出し量信号はL、ケーブル
繰出し速度信号はvL ,ケーブル繰出し量設定信号はL
O ,余分巻取り/巻出し信号はΔL,ストップ時ケーブ
ル繰出し量信号はLS ,ストップコマンド信号はSと表
記する。
【0010】次に、本実施例の動作を説明する。
【0011】微分器1では、常にケーブル繰出し量信号
Lを入力し微分することによってケーブル繰出し速度信
号vL を余分巻取り/巻出し計算回路2に出力する。こ
の動きを式で表すと dL/dt=vL となる。余分巻取り/巻出し計算回路2では、ケーブル
繰出し速度信号vL を入力し、信号vL の関数であり、
ケーブルの巻取り/巻出しの速度の慣性によって余分に
巻取り/巻出しされるケーブル量を示す信号ΔLを出力
する。この動きを式で表すと、 ΔL=f(vL ) f(vL ):vL の関数 となる。
Lを入力し微分することによってケーブル繰出し速度信
号vL を余分巻取り/巻出し計算回路2に出力する。こ
の動きを式で表すと dL/dt=vL となる。余分巻取り/巻出し計算回路2では、ケーブル
繰出し速度信号vL を入力し、信号vL の関数であり、
ケーブルの巻取り/巻出しの速度の慣性によって余分に
巻取り/巻出しされるケーブル量を示す信号ΔLを出力
する。この動きを式で表すと、 ΔL=f(vL ) f(vL ):vL の関数 となる。
【0012】また、この余分巻取り/巻出し量計算回路
2には、巻取り信号,巻出し信号が入力しており、ケー
ブル駆動部(図示せず)が動作中は必ずそのいずれかの
信号がON状態となっている。よって余分巻取り/巻出
し量計算回路2は、ケーブルが巻取り状態の時は信号Δ
Lを負の値で、巻出し状態の時は信号ΔLを正の値で出
力することで、ケーブルの巻取り巻出しを区別して余分
巻取り/巻出し信号ΔLを出力できる。
2には、巻取り信号,巻出し信号が入力しており、ケー
ブル駆動部(図示せず)が動作中は必ずそのいずれかの
信号がON状態となっている。よって余分巻取り/巻出
し量計算回路2は、ケーブルが巻取り状態の時は信号Δ
Lを負の値で、巻出し状態の時は信号ΔLを正の値で出
力することで、ケーブルの巻取り巻出しを区別して余分
巻取り/巻出し信号ΔLを出力できる。
【0013】減算器3では、入力するケーブル繰出し量
設定信号LO から余分巻取り/巻出し信号ΔLを減算す
ることで、ケーブルの巻取り/巻出しを止める時のケー
ブル繰出し量を計算し、ストップ時ケーブル繰出し量信
号LS としてストップコマンドドライブ回路4へ出力す
る。この動きを式で表すと LS =LO −ΔL となる。ストップコマンドドライブ回路4では、ストッ
プ時ケーブル繰出し量信号LS とケーブル繰出し量信号
Lとを比較し、この2つの信号値が等しくなった時にス
トップコマンド信号をドライブする。この動きを式で示
すと となる。
設定信号LO から余分巻取り/巻出し信号ΔLを減算す
ることで、ケーブルの巻取り/巻出しを止める時のケー
ブル繰出し量を計算し、ストップ時ケーブル繰出し量信
号LS としてストップコマンドドライブ回路4へ出力す
る。この動きを式で表すと LS =LO −ΔL となる。ストップコマンドドライブ回路4では、ストッ
プ時ケーブル繰出し量信号LS とケーブル繰出し量信号
Lとを比較し、この2つの信号値が等しくなった時にス
トップコマンド信号をドライブする。この動きを式で示
すと となる。
【0014】以上のように本実施例によれば、ケーブル
繰出し量信号より微分器1でケーブル繰出し速度を検出
し、その速度に応じた慣性によるケーブルの余分巻取り
/巻出し量を余分巻取り/巻出し量計算回路2にて算出
し、減算器3で希望のケーブル繰出し量から余分繰出し
量を減算することにより補正しているので、これにより
ケーブル繰出し量が自動的にかつ正確に設定される。
繰出し量信号より微分器1でケーブル繰出し速度を検出
し、その速度に応じた慣性によるケーブルの余分巻取り
/巻出し量を余分巻取り/巻出し量計算回路2にて算出
し、減算器3で希望のケーブル繰出し量から余分繰出し
量を減算することにより補正しているので、これにより
ケーブル繰出し量が自動的にかつ正確に設定される。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、従来の
ようにケーブル繰出し量のモニタを見ながら手動でスイ
ッチを操作することによる希望繰出し量とのずれがな
く、しかも、ケーブル巻取り/巻出しの慣性による余分
巻取り/巻出し量を補正することにより、希望のケーブ
ル繰出し量に非常に近い時にケーブルの巻取り/巻出し
をストップさせることができる。
ようにケーブル繰出し量のモニタを見ながら手動でスイ
ッチを操作することによる希望繰出し量とのずれがな
く、しかも、ケーブル巻取り/巻出しの慣性による余分
巻取り/巻出し量を補正することにより、希望のケーブ
ル繰出し量に非常に近い時にケーブルの巻取り/巻出し
をストップさせることができる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来のケーブル繰出し量設定回路のブロック図
である。
である。
1 微分器 2 余分巻取り/巻出し量計算回路 3 減算器 4 ストップコマンドドライブ回路 5 巻取り/巻出しコントロール回路 6 駆動部 7,8 スイッチ 9 モニタ
Claims (2)
- 【請求項1】ケーブル繰出し量信号を入力してケーブル
繰出し速度信号を出力する微分器と、 ケーブルの巻取りもしくは巻出し信号および前記ケーブ
ル繰出し速度信号を入力し、余分巻取り/巻出し量信号
を出力する余分巻取り/巻出し量計算回路と、 前記余分巻取り/巻出し量信号およびケーブル繰出し量
設定値信号を入力し、ストップ時ケーブル繰出し量信号
を出力する減算器と、 前記ストップ時ケーブル繰出し量信号とケーブル繰出し
量信号を入力し、ストップコマンド信号を出力するスト
ップコマンドドライブ回路と、を備えることを特徴とす
る自動ケーブル繰出し量設定回路。 - 【請求項2】前記余分巻取り/巻出し量計算回路は、ケ
ーブルが巻取り状態の時は余分巻取り/巻出し量信号を
負の値で、巻出し状態の時は余分巻取り/巻出し量信号
を正の値で出力することを特徴とする請求項1記載の自
動ケーブル繰出し量設定回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13805593A JPH06345330A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 自動ケーブル繰出し量設定回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13805593A JPH06345330A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 自動ケーブル繰出し量設定回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06345330A true JPH06345330A (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=15212931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13805593A Pending JPH06345330A (ja) | 1993-06-10 | 1993-06-10 | 自動ケーブル繰出し量設定回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06345330A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819578A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 時計用文字板の製造方法 |
JPH0241366A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-02-09 | L'oreal Sa | ケラチン繊維の染色方法および染色用組成物 |
JPH0262466A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における油路構造 |
-
1993
- 1993-06-10 JP JP13805593A patent/JPH06345330A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5819578A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-04 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 時計用文字板の製造方法 |
JPH0241366A (ja) * | 1988-06-21 | 1990-02-09 | L'oreal Sa | ケラチン繊維の染色方法および染色用組成物 |
JPH0262466A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Aisin Aw Co Ltd | 自動変速機における油路構造 |
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