JPH0634525B2 - 疑似立体視機構 - Google Patents
疑似立体視機構Info
- Publication number
- JPH0634525B2 JPH0634525B2 JP58221291A JP22129183A JPH0634525B2 JP H0634525 B2 JPH0634525 B2 JP H0634525B2 JP 58221291 A JP58221291 A JP 58221291A JP 22129183 A JP22129183 A JP 22129183A JP H0634525 B2 JPH0634525 B2 JP H0634525B2
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- JP
- Japan
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- image
- images
- pseudo
- stereoscopic
- present
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N13/00—Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被写体を立体的に知覚することができる機構
に関するものである。
に関するものである。
背景技術とその問題点 上記の様な機構として、従来から、複数視点立体視機構
が知られている。例えば、2視点の立体テレビジヨンで
は、2台のテレビカメラを被写体に対して視差を有する
様に配置し、これらのカメラの夫々の映像信号によつて
2種の映像を再生し、夫々の映像を一方ずつの眼で見る
ことによつて被写体を立体的に知覚する様にしたものが
知られている。
が知られている。例えば、2視点の立体テレビジヨンで
は、2台のテレビカメラを被写体に対して視差を有する
様に配置し、これらのカメラの夫々の映像信号によつて
2種の映像を再生し、夫々の映像を一方ずつの眼で見る
ことによつて被写体を立体的に知覚する様にしたものが
知られている。
しかし、この様な2視点の立体テレビジヨンでは、被写
体の撮像、映像信号の伝送、及び映像の再生の何れをも
2チヤンネルで行う必要があり、機構が複雑であるとい
う問題点があつた。
体の撮像、映像信号の伝送、及び映像の再生の何れをも
2チヤンネルで行う必要があり、機構が複雑であるとい
う問題点があつた。
発明の目的 本発明は、この様な問題点に鑑み、機構が簡単であるに
も拘らず被写体を疑似立体的に知覚することができる疑
似立体視機構を提供することを目的としている。
も拘らず被写体を疑似立体的に知覚することができる疑
似立体視機構を提供することを目的としている。
発明の概要 本発明は、単一のモノクロ映像を表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示されるモノクロ映像に含まれ
る各カラースペクトル成分を、該カラースペクトルに応
じて、観察者の両眼同士を結ぶ方向と略一致する方向に
沿って、左右対称に移動させる一対の分光手段とを具備
することを特徴とする疑似立体視機構に係るものであ
る。
前記表示手段によって表示されるモノクロ映像に含まれ
る各カラースペクトル成分を、該カラースペクトルに応
じて、観察者の両眼同士を結ぶ方向と略一致する方向に
沿って、左右対称に移動させる一対の分光手段とを具備
することを特徴とする疑似立体視機構に係るものであ
る。
実施例 以下、テレビジヨンに適用した本発明の一実施例を第1
図〜第3図を参照しながら説明する。
図〜第3図を参照しながら説明する。
第1図及び第2図は、この実施例の構成を示している。
この実施例では、モノクロブラウン管(1)と平面鏡(2)と
が互いに斜めに対向する様に筐体(3)内に固定されてお
り、筐体(3)の開口部(3a)を通して平面鏡(2)が筐体(3)
の外部から見られる様に構成されている。
この実施例では、モノクロブラウン管(1)と平面鏡(2)と
が互いに斜めに対向する様に筐体(3)内に固定されてお
り、筐体(3)の開口部(3a)を通して平面鏡(2)が筐体(3)
の外部から見られる様に構成されている。
また、2個のプリズム(4)(5)が眼鏡等の形状に加工され
ており、しかもこれらのプリズム(4)(5)は、両眼同士を
結ぶ方向で且つ互いに反対の方向へ白色光を分光する様
に、対称の形状に加工されている。
ており、しかもこれらのプリズム(4)(5)は、両眼同士を
結ぶ方向で且つ互いに反対の方向へ白色光を分光する様
に、対称の形状に加工されている。
この様な構成の実施例によると、ブラウン管(1)上に再
生された映像からの白色光が平面鏡(2)によつて反射さ
れて筐体(3)の外部へ導かれるので、この映像を筐体(3)
の外部から見ることができる。
生された映像からの白色光が平面鏡(2)によつて反射さ
れて筐体(3)の外部へ導かれるので、この映像を筐体(3)
の外部から見ることができる。
従つて、被写体の白色の映像(6)がブラウン管(1)上に再
生されているとすると、この映像(6)からの白色光は、
上述の様な分光機能を有するプリズム(4)(5)を通過した
後、第3図の点線で示す様に分光される。つまり、例え
ば、赤色の映像(7)同士は緑色の映像(8)同士に比べて互
いに近付き、青色の映像(9)同士は緑色の映像(8)同士に
比べて逆に互いに遠ざかる。
生されているとすると、この映像(6)からの白色光は、
上述の様な分光機能を有するプリズム(4)(5)を通過した
後、第3図の点線で示す様に分光される。つまり、例え
ば、赤色の映像(7)同士は緑色の映像(8)同士に比べて互
いに近付き、青色の映像(9)同士は緑色の映像(8)同士に
比べて逆に互いに遠ざかる。
この結果、これらの色の映像(7)(8)(9)を両眼で同時に
見ると、夫々の映像(7)(8)(9)は両眼の視線の交点に位
置している様に知覚される。つまり、第3図の実線で示
す様に、赤色の映像(7)は緑色の映像(8)に比べて近付い
て見え、青色の映像(9)は緑色の映像(8)に比べて逆に遠
ざかつて見える。
見ると、夫々の映像(7)(8)(9)は両眼の視線の交点に位
置している様に知覚される。つまり、第3図の実線で示
す様に、赤色の映像(7)は緑色の映像(8)に比べて近付い
て見え、青色の映像(9)は緑色の映像(8)に比べて逆に遠
ざかつて見える。
この為に、単一視点で撮像された映像(6)であつても奥
行きがある様に感じられて、被写体が疑似的に立体的に
知覚される。
行きがある様に感じられて、被写体が疑似的に立体的に
知覚される。
なお、この実施例に於いては、赤色の映像(7)同士を緑
色の映像(8)同士に比べて互いに近付け、青色の映像(9)
同士を緑色の映像(8)同士に比べて互いに遠ざけたが、
プリズム(4)(5)の形状を調節することによつてこの関係
を逆にしてもよい。
色の映像(8)同士に比べて互いに近付け、青色の映像(9)
同士を緑色の映像(8)同士に比べて互いに遠ざけたが、
プリズム(4)(5)の形状を調節することによつてこの関係
を逆にしてもよい。
また、上記の実施例に於いては、一対のプリズム(4)(5)
で白色光を分光することによつて、映像(6)をスペクト
ルに応じて互いに反対方向へ、つまり互いに近付くか或
いは遠ざかる方向へ移動させたが、この移動の為に、プ
リズム以外の分光機構を有する他の光学装置を使用して
もよい。
で白色光を分光することによつて、映像(6)をスペクト
ルに応じて互いに反対方向へ、つまり互いに近付くか或
いは遠ざかる方向へ移動させたが、この移動の為に、プ
リズム以外の分光機構を有する他の光学装置を使用して
もよい。
また、上記の実施例に於いては、ブラウン管(1)とプリ
ズム(4)(5)との間に、ブラウン管(1)によつて再生され
た映像(6)からの白色光を反射する為の平面鏡(2)を配置
したが、これはブラウン管(1)の実在感を無くすことに
よつて被写体の立体感を強めるものであるから、必ずし
も必要ではない。
ズム(4)(5)との間に、ブラウン管(1)によつて再生され
た映像(6)からの白色光を反射する為の平面鏡(2)を配置
したが、これはブラウン管(1)の実在感を無くすことに
よつて被写体の立体感を強めるものであるから、必ずし
も必要ではない。
応用例 以上、テレビジヨンに適用した一実施例に基いて本発明
を説明したが、本発明は映画等にも適用することができ
る。
を説明したが、本発明は映画等にも適用することができ
る。
発明の効果 上述の如く、本発明による疑似立体視機構は、一対の分
光手段によって、立体視すべき映像が、観察者の両眼同
士を結ぶ方向と略一致する方向に沿って、且つ映像のス
ペクトルに応じて、互いに反対方向へ移動されるので、
観察者の大脳の視覚中枢において、各スペクトル毎の映
像が各々異なる距離に存在する様に知覚され、即ち、各
スペクトル毎の映像が順次に近付いて、または順次に遠
ざかって知覚され、これら各スペクトル毎の映像を重ね
合わせた全体の映像としては奥行きがある様に感じられ
る。この結果、単一視点で撮像した映像であつても疑似
的に立体感をもつて見ることができるので、機構が簡単
であるにも拘らず被写体を立体的に知覚することができ
る。
光手段によって、立体視すべき映像が、観察者の両眼同
士を結ぶ方向と略一致する方向に沿って、且つ映像のス
ペクトルに応じて、互いに反対方向へ移動されるので、
観察者の大脳の視覚中枢において、各スペクトル毎の映
像が各々異なる距離に存在する様に知覚され、即ち、各
スペクトル毎の映像が順次に近付いて、または順次に遠
ざかって知覚され、これら各スペクトル毎の映像を重ね
合わせた全体の映像としては奥行きがある様に感じられ
る。この結果、単一視点で撮像した映像であつても疑似
的に立体感をもつて見ることができるので、機構が簡単
であるにも拘らず被写体を立体的に知覚することができ
る。
第1図は本発明の一実施例を示す概略的な縦断面図、第
2図は同上の概略的な平面図、第3図は第1図及び第2
図に示した実施例による立体感を説明する為の概略的な
平面図である。 なお図面に用いられている符号に於いて、 (1)……モノクロブラウン管 (4)(5)……プリズム (6)……白色の映像 (7)……赤色の映像 (8)……緑色の映像 (9)……青色の映像 である。
2図は同上の概略的な平面図、第3図は第1図及び第2
図に示した実施例による立体感を説明する為の概略的な
平面図である。 なお図面に用いられている符号に於いて、 (1)……モノクロブラウン管 (4)(5)……プリズム (6)……白色の映像 (7)……赤色の映像 (8)……緑色の映像 (9)……青色の映像 である。
Claims (1)
- 【請求項1】単一のモノクロ映像を表示する表示手段
と、 前記表示手段によって表示されるモノクロ映像に含まれ
る各カラースペクトル成分を、該カラースペクトルに応
じて、観察者の両眼同士を結ぶ方向と略一致する方向に
沿って、左右対称に移動させる一対の分光手段と を具備することを特徴とする疑似立体視機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58221291A JPH0634525B2 (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 疑似立体視機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58221291A JPH0634525B2 (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 疑似立体視機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60113593A JPS60113593A (ja) | 1985-06-20 |
JPH0634525B2 true JPH0634525B2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=16764482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58221291A Expired - Lifetime JPH0634525B2 (ja) | 1983-11-24 | 1983-11-24 | 疑似立体視機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0634525B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5434620A (en) * | 1977-08-23 | 1979-03-14 | Kouichi Sasaki | Tv picture stereoscopic spectacles |
-
1983
- 1983-11-24 JP JP58221291A patent/JPH0634525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
大越孝敬著「三次元画像工学」昭47.6.30産業図書株式会社発行P.6 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60113593A (ja) | 1985-06-20 |
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