JPH06345194A - カートリッジ式薬液容器及びその連結構造 - Google Patents
カートリッジ式薬液容器及びその連結構造Info
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- JPH06345194A JPH06345194A JP16598493A JP16598493A JPH06345194A JP H06345194 A JPH06345194 A JP H06345194A JP 16598493 A JP16598493 A JP 16598493A JP 16598493 A JP16598493 A JP 16598493A JP H06345194 A JPH06345194 A JP H06345194A
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- C04B41/45—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
- C04B41/50—Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with inorganic materials
- C04B41/51—Metallising, e.g. infiltration of sintered ceramic preforms with molten metal
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Abstract
て、散布準備及び種類の異なる薬液への交換を簡便かつ
確実にする。 【構成】 散布機である本体AのソケットBに着脱可能
で、装着時に開放され、取り外し時に閉鎖される摺動弁
体1を有するプラグCを備えたカートリッジ式の薬液容
器Dとする。 【効果】 予め希釈調合した薬液を収納した薬液容器D
を付けるだけで散布準備ができ、しかも薬液容器Dを外
して本体Aを洗浄し、薬液容器Aを付け替えるだけで直
ちに異なる種類の薬液散布を行うことができる。従っ
て、薬液をこぼしたり希釈量を間違えたりすることなく
散布準備ができる。また、外した薬液容器Dに残った薬
液は次回使用できるので、危険な廃棄や無駄を防止でき
る。
Description
剤、生育調整剤等の薬液の散布に用いる散布機の薬液容
器及び、散布機と薬液容器間の連結構造に関する。
体に連結して設けられており、薬液がなくなる都度、薬
剤と水を注入口より直接注ぎ込み、希釈調合して繰り返
し使用するものとなっている。
来の薬液容器の場合、薬剤と水を注入口から注ぎ込むと
きにこぼしやすく、周囲の環境を汚染しやすいばかり
か、こぼした薬剤が手等の身体や衣服に付着することに
よって安全性を損いやすい。また、薬剤と水を注入口か
ら直接注ぎ込むことによる希釈調合では、希釈量を間違
えやすく、有用植物にダメージを与えてしまうことも生
じる。従って、散布準備が面倒で確実性に欠ける問題が
ある。
散布機を洗浄する場合に、前に使用した薬液が残ってい
ても、これを取り出して保存することが困難であことか
ら、薬液を使用の都度使い切ろうとして必要以上に散布
したり、残りの薬液を洗い流してしまうことになり、環
境汚染の原因となったり薬液の無駄な消費を生んでい
る。
題点に鑑みてなされたもので、散布準備を、薬剤のこぼ
れや希釈ミスによる弊害を生じることなく簡便で確実に
行えるようにすると共に、使い残した薬液を簡単に保存
できるようにすることにより、過剰散布や不用意な廃棄
による弊害を防止し、高齢化を迎える農業従事者の負担
を軽減することを目的とする。
段を、本発明の一実施例を示す図1で説明すると、請求
項1の発明では、本体AのソケットBに対して差し込み
及び引き抜き可能でかつ薬液の流出口となるプラグCを
有し、このプラグCが、ソケットBへの差し込み時に押
し込まれて開放され、ソケットBからの引き抜き時に引
き戻されて閉鎖される摺動弁体1を内蔵しているカート
リッジ式薬液容器Dとしているものである。
ットBと、このソケットBに対して差し込み及び引き抜
き可能でかつ薬液の流出口となる薬液容器DのプラグC
とからなり、プラグC内には、プラグCの差し込み及び
引き抜き方向に押し込み及び引き戻し可能で、押し込み
時に開放されて、引き戻し時に閉鎖され、かつ内周側に
係止突起2aが突出した摺動弁体1が設けられており、
ソケットB内には、ソケットBにプラグCを差し込んだ
時に、プラグCが嵌め合わされると共に上記摺動弁体1
を押し込む連結突出部3が設けられていており、上記連
結突出部3には、ソケットBにプラグCを差し込んだ時
に押し込まれた摺動弁体1の係止突起2aと噛み合い、
しかもソケットBからプラグCを引き抜く時に摺動弁体
1を引き戻した後に摺動弁体1の係止突起2aとの噛み
合わせが解除される係止突起2bが形成されており、更
に上記連結突出部3には、摺動弁体1の開放時に薬液容
器D内と連通する位置に、空気孔4につながる空気路5
と、薬液供給口6につながる薬液路7とが開口している
カートリッジ式薬液容器Dの連結構造としているもので
ある。
の実施例を説明する。
ット、Cはプラグ、Dは薬液容器である。
体Aに対して倒立状態で連結されるもので、その薬液の
流出口となる部分にプラグCが設けられている。このプ
ラグCの設置位置は、薬液容器D内の薬液を残さず使う
ことができるよう、薬液容器Dを倒立させた時の最低部
とすることが好ましい。
っているが、ショルダー式や手提げ式更には据置式のも
のとすることもできる。
成樹脂製のタンク状の容器が適しているが、PETボト
ル状の薄肉の延伸ブロー成形容器、合成樹脂シート製の
袋、合成樹脂製の袋を紙(例えば段ボール)製の箱に収
容した、所謂BIB(バッグインボックス)を薬液容器
Dとして用いることも可能である。
ることが好ましく、残量を示す目盛りを付設しておくと
更に便利である。
脂製のタンクの口部分と同様で、通常その外周にはネジ
が切られており、そこに螺合されたキャップ(図示され
ていない)を外した後に本体Aに連結される。
で、以下、図1、図3及び図4によってこの開閉機構を
説明する。
形成されており、このプラグ内筒8の上端は薬液容器D
内に延出されている。薬液容器内に突出したプラグ内筒
8の上端部分には、適宜の間隔で切欠部9が形成されて
いる。また、プラグ内筒8の上端には、内周側に突出し
たストッパー10が形成されている。このストッパー1
0は、後述する摺動弁体1が、過度に押し込まれて薬液
容器D内へ脱落するのを防止するためのものである。
に対して差し込み及び引き抜き可能なもので、このプラ
グC内には、ソケットBに対するプラグCの差し込み及
び引き抜き方向(以下「上下方向」という)に押し込み
及び引き戻し可能な摺動弁体1が設けられている。ま
た、摺動弁体1とプラグCの内壁面(プラグ内筒8の内
壁面)間はパッキング11によってシールされている。
た鍔部12が形成されており、この鍔部12はプラグ内
筒8上端部分に形成された切欠部9内に突き出してい
る。従って、摺動弁体1は、切欠部9の下端とストッパ
ー10で規制された範囲内で上下に摺動可能となってい
る。
2aが突出している。この係止突起2aは、後述するソ
ケットBに設けられた連結突出部3の係止突起2bと係
合するものである。
下向きに受け突起13が突出されている。
ング14によってシールされて、上向きに連結突出部3
が形成されている。この連結突出部3の外周にはパッキ
ング15が設けられており、これによってシールされた
状態で前述のプラグCが嵌め合わされるものである。
ており、その上端部には、前述のプラグC側の係止突起
2aと係合する係止突起2bが形成されている。この両
係止突起2a,2bの内少なくとも一方は、両者の噛み
合い及び解除を適宜の強さに調節する上で、ゴム等の可
撓性材料で構成しておくことが好ましい。
給口6が形成されており、連結突出部3内には、空気孔
4とつながる空気路5と、薬液供給口6とつながる薬液
路7が夫々形成されている。これらの空気路5と薬液路
7とは、夫々連結突出部3から上向きに開口されてい
る。
い口状の逆止弁16が設けられている。
薬液容器Dの着脱を説明する。
で、この状態からプラグCをソケットBに差し込む。
てプラグCをほぼ半分差し込んだ状態である。プラグC
と、ソケットBの連結突出部3とがパッキング15を介
して嵌め合わされ、連結突出部3の上端は、受け突起1
3に当接している。
ている摺動弁体1は摺動されておらず、当初の位置にあ
る。
を差し込むと、図4に示されるように、プラグCが更に
深く連結突出部3と嵌め合わされると共に、連結突出部
3の上端に受け突起13が当接している摺動弁体1が上
方に押されて、プラグC内を上方に摺動する。
し込みを、連結突出部3の上端に受け突起13を当接さ
せることで行っているが、これは摺動弁体1の下端を連
結突出部3の肩部20に当接することで行ってもよい。
弁体1の押し込みは、摺動弁体1の上端がストッパー1
0に当接するまで行われる。
していたパッキング11が、プラグ内筒8上端部の切欠
部9に対応する位置まで上昇し、摺動弁体1とプラグC
間のシールが解除されて、摺動弁体1が開放される。
の空気が、空気路5から逆支弁16を介し、両係止突起
2a,2b間の隙間を通って、パッキング11でシール
されていない切欠部9から薬液容器D内に流入する。こ
れに伴って、薬液容器D内の薬液は、切欠部9から薬液
路7を通って薬液供給口6から流出し、本体Aである散
布機による散布に供されることになる。この時、逆止弁
16を設けておくと、薬液が空気路5側へ浸入するのを
防止することができる。
4の状態から、プラグCをソケットBから引き抜くこと
で行われる。
と、図3に示される状態となる。即ち、ソケットBの連
結突出部3からプラグCが引き抜かれるにつれて、連結
突出部3の係止突起2bに摺動弁体1の係止突起2aが
噛み合っていることにより、摺動弁体1は徐々に元の位
置に引き戻される。そして、再び摺動弁体1とプラグC
間がパッキング11でシールされる。
と、摺動弁体1はその鍔部12が切欠部9の下端に当接
して摺動できない状態となっているので、摺動弁体1は
摺動せず、両係止突起2a,2bの噛み合いが解除され
て、プラグCが連結突出部3から引き抜かれ、図1に示
される状態となる。
施例を説明する。
が、上下方向に摺動可能で、しかもプラグCの内面との
間をシールした状態で嵌め込まれている。
し、下端部内周側には係止突起2aが形成されている。
また、摺動弁体1の下端から中間部にかけて、適宜の間
隔で切り込み18が形成されている。この切り込み18
は、摺動弁体1の下端開口部の径を変化させることがで
きるようにするものである。
成されていて、プラグCの内周面に当接している。この
鍔部12は、プラグCの内周径より外方に突出するもの
であれば、周方向に連続するものでも断続的なものでも
よい。また、摺動弁体1の上部外周の径をプラグCの内
径より大きくしておくことでこの鍔部12の代わりとす
ることもできる。
1が形成されており、これがプラグCの内周面に形成さ
れた段部22と噛み合っている。
と概略は同様であるが、ソケットBの開口部周囲に、プ
ラグCが差し込まれたときにプラグCの外周との間をシ
ールする環状のパッキング23が設けられている点、肩
部20が上方から中心方向に傾斜して形成されている
点、空気路5及び薬液路7が、ソケットB底部を貫通し
てパイプを立てた状態で形成されており、薬液路7の上
端がフィルター19で覆われている点が主な相違として
挙げられる。
はパッキング、4は空気孔、6は薬液供給口で、夫々前
述の第1の実施例におけるものと同様の働きをなすもの
である。
ら、プラグCをソケットBに差し込むことで行われる。
んだ状態が図6の状態で、プラグCが、環状のパッキン
グ23に差し込まれると共に、パッキング15を介して
連結突出部3に嵌め合わされている。また、摺動弁体1
の下端は、連結突出部3の肩部20に当接している。
おらず、当初の位置にある。更にプラグCを差し込ん
で、摺動弁体1を摺動させて押し込んだ状態が図7の状
態である。
込むと、摺動弁体1の下端が肩部20の傾斜に沿って中
心方向に押されてその径が縮小され、摺動弁体1の下端
外周側の突き出し部21がプラグC内周面の段部22か
ら外れて、プラグCが更に深く連結突出部3と嵌め合わ
されると共に、連結突出部3の係止突起2aに摺動弁体
1の係止突起2aが噛み合う。これに伴って、下端が連
結突出部3の肩部20底部にに当接した摺動弁体1は上
方に摺動して押し込まれることになる。
1と、プラグC内周面の段部22との噛み合いは、上記
のようにして解除される時の手応えをもたらすもので、
これらを設けておくと差し込み状態が手応えで分かるの
で好ましい。
7がプラグC内から薬液容器D内へ突出し、摺動弁体1
が開放される。
空気路5、逆止弁16及び窓部17を介して空気が薬液
容器D内に流入する。これに伴って、薬液容器D内の薬
液が、窓部17、フィルター19及び薬液路7を介して
薬液供給口6から流出する。
グCをソケットBから引き抜くことで行われる。
と、図6に示される状態となる。即ち、ソケットBの連
結突出部3からプラグCが引き抜かれるにつれて、連結
突出部3の係止突起2aに摺動弁体1の係止突起2aが
噛み合っていることにより、摺動弁体1は徐々に元の位
置に引き戻される。そして、再び摺動弁体1の窓部17
がプラグC内に収納されて、摺動弁体1が閉鎖されると
共に、摺動弁体1の上部外周の鍔部12がプラグCの内
周面に当接する。
と、摺動弁体1はその鍔部12がプラグCの内周面に当
接して摺動できない状態となっているので、摺動弁体1
は摺動せず、両係止突起2a,2bの噛み合いが解除さ
れて、プラグCが連結突出部3から引き抜かれ、図5に
示される状態となる。
り、次の効果を奏するものである。
薬液容器Dを本体Aに付け替えるだけで散布準備をする
ことができる。従って、散布準備時に薬液をこぼして周
囲の環境を汚染したりたり人体を害することがないばか
りか、希釈量を間違えて有用植物にダメージを与えるこ
とこともなく、簡単かつ確実に散布準備を行うことがで
きる。
動的に開放され、取り外すと自動的に閉鎖されるので、
種類の異なる薬液の使用時には、薬液容器Dを取り外し
て本体Aを洗浄した後、新たな薬液容器Dをセットする
ことで直ちに散布を行うことができると共に、取り外し
た薬液容器D内に残った薬液も、次の散布時に当該薬液
容器Dをセットすることで使用することが可能である。
従って、使用の都度薬液を使い切る必要がなく、薬液を
使い切るための過剰散布や、残った薬液を薬液交換のた
めに洗い流してしまうことによる環境汚染や薬液の無駄
を防止することができる。
れると共に作業ミスも防止されるので、高齢化が進んで
いる農業従事者にとって大きな助けとなる。
及びソケットの状態を示す縦断面図である。
の斜視図である。
グ及びソケットの状態を示す縦断面図である。
ラグ及びソケットの状態を示す縦断面図である。
及びソケットの状態を示す縦断面図である。
グ及びソケットの状態を示す縦断面図である。
ラグ及びソケットの状態を示す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体のソケットに対して差し込み及び引
き抜き可能でかつ薬液の流出口となるプラグを有し、こ
のプラグが、ソケットへの差し込み時に押し込まれて開
放され、ソケットからの引き抜き時に引き戻されて閉鎖
される摺動弁体を内蔵していることを特徴とするカート
リッジ式薬液容器。 - 【請求項2】 本体のソケットと、このソケットに対し
て差し込み及び引き抜き可能でかつ薬液の流出口となる
薬液容器のプラグとからなり、 プラグ内には、プラグの差し込み及び引き抜き方向に押
し込み及び引き戻し可能で、押し込み時に開放されて、
引き戻し時に閉鎖され、かつ内周側に係止突起が突出し
た摺動弁体が設けられており、 ソケット内には、ソケットにプラグを差し込んだ時に、
プラグが嵌め合わされると共に上記摺動弁体を押し込む
連結突出部が設けられており、 上記連結突出部には、ソケットにプラグを差し込んだ時
に押し込まれた摺動弁体の係止突起と噛み合い、しかも
ソケットからプラグを引き抜く時に摺動弁体を引き戻し
た後に摺動弁体の係止突起との噛み合わせが解除される
係止突起が形成されており、 更に上記連結突出部には、摺動弁体の開放時に薬液容器
内と連通する位置に、空気孔につながる空気路と、薬液
供給口につながる薬液路とが開口していることを特徴と
するカートリッジ式薬液容器の連結構造。
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-
1993
- 1993-06-14 JP JP16598493A patent/JP3493366B2/ja not_active Expired - Fee Related
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